プリプリ王者・渡辺未詩が2026年イッテンヨンでの鈴芽との防衛線に向け王座死守宣言!「このベルトを持って3・29両国国技館に立って多くの人を幸せにしたい」
- 2025-12-24
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東京女子プロレスが12月21日、東京・東京たま未来メッセで『せ~の、メリークリスマス!2025』を開催した。大会開始前、2026年イッテンヨン(1月4日)後楽園ホールで行われるプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合(王者=渡辺未詩vs挑戦者=鈴芽)の公開調印式及び記者会見が実施され、渡辺が王座死守を宣言した。
このタイトル戦は11・9後楽園で決まったが、その後、マッチャが12・13タイ・バンコク大会での挑戦を熱望。これを渡辺が受諾したため、王者がタイで敗れた場合はノンタイトル戦になるとアナウンスされていた。タイ大会で渡辺が防衛に成功し、当初の予定通り、この一戦がプリプリ王座となることが正式に決定した。
両者、調印書にサインを入れた後、意気込みを述べた。挑戦者の鈴芽は「初めてプリンセス・オブ・プリンセスのベルトに挑戦します。私がこのプリンセス・オブ・プリンセスのチャンピオンにずっと思っていることは、団体全員を引っ張ってくれるチャンピオンなんです。それを強く感じたのは、自分がインターナショナル、タッグのベルトを獲って、チャンピオンとして立った時でした。その時のプリンセス・オブ・プリンセスのチャンピオンの存在があまりにも大きくて。それが未詩さんと瑞希さんでした。そんな2人のこのベルトをかけたタイトルマッチが今年2回ありました。それを見て私はいつかその領域にいけるんだろうなって考えたんです。当たり前のようにすごいものって思っていたこのベルトが自分のなかで実像になったというか。私の世界とつながった感覚があったり。その2人と同じ領域にいきたいからこそ、私はこのベルトに挑戦を決めました。憧れた東京女子プロレスで、もう一度憧れを持ったこのベルトにイッテンヨンで挑戦します。そして未詩さんはこのベルトを持っている時も、そうじゃない時もずっとみんなで一緒に引っ張ってきてくれた存在で。私はそこで一緒にみんなを引っ張りたいってずっと思っていたから。そんな存在になれるように私はあなたに勝ちにいきます!」とベルト獲りに意欲を見せた。
迎え撃つ渡辺は「先週私はタイでマッチャ選手に防衛を無事にしてきて、今回しっかり約束を守る形で鈴芽戦に臨むことができます。4度目の防衛戦になると思います 。ここからもっともっと強く輝いて、マッチャと戦ったことで、日本中もっともっと今すごく熱く思っているところです。鈴芽とは年齢が一つ違いで、入ったのが1年違いで、すごく自分のなかでプライベートなところとしても、近いものが多いので。たくさんいろんな話をしたり、もっとこうしたいね、東京女子のこういうところが好きだねとか…。たくさんずっと前から話している、好きをぶつけ合っているところがあります。ここでイッテンヨンで鈴芽と大好きな東京女子プロレスで、大好きを試合でぶつけ合えるっていうのはすごくうれしく思っています。でも私はプリンセス・オブ・プリンセスなので絶対に負けません。イッテンヨンが終わったら、(3月29日の)両国国技館が見えてきます。前回の両国国技館で私は1度目のプリンセス・オブ・プリンセスになったので、次必ずまたこのベルトを持って両国国技館に立って、 さらにその先の夢、もっといろんな多くの人を幸せにしたい。そのためにはもっともっと大きな会場、夢の一つである会場、(日本)武道館やさいたまスーパーアリーナや、もっといけば東京ドーム。そういうところに私たちの大好きな東京女子プロレスは幸せを広げていけると思っています。なので絶対に負けません。私たちの好きをぶつけ合いましょう」と必勝を期した。
お互いの印象について、鈴芽は「私は世界で一番嫌いな技がジャイアントスイングです。それは本当に警戒していかなきゃいけないなって思っている。私のことをすごく知っているからこそ、戦い方とかもすごく分かられてしまっているんですね。だからこそ、この前哨戦期間で自分の技が未詩さんの相手に通じるっていうのを確認できてきていることは、すごく自分にとっていいことだし、未詩さんの想像しない部分もぶつけていきたいなって思っています。知られていることも警戒するという点かなって思っています」と話した。
渡辺は「鈴芽のことを知っている分、私も知られているなという部分が多い。今回前哨戦3回くらい当たっているんですけど、毎度いろんな角度から、いろんな刺し方をされているなと。こう刺してきたり、いっぱいしてくるんです。だからそれで知った部分、逆にまだ隠している刺し方いろいろあると思うので。前哨戦いっぱいやったから警戒もできるし。でも逆にできないし。当日もっと刺されないように警戒したいなと思う。鈴芽とは2019年とかに初めて一緒に某夢の国に行ったんです。その時から鈴芽は私のことを“未詩さんがとってもプリンセスです!”って言ってくれるんです。2019年の超先取り。そこから、私のことをプリンセスって、一番最初に思ってくれてたんですよ。今では皆さんも知れ渡っているかと思うんですけど…。だからこそ今私がずっと進化しているプリンセス・オブ・プリンセスだってところを鈴芽に見せつけたいと思います」と語った。










