【試合詳細】10・15 アクトレスリング後楽園ホール公演 【AWGシングル】青野未来vs朝陽 澄川菜摘&惡斗vs茉莉&入江彩乃 皇希&後藤智香vs岩井杏加&蓮 夏葵&なる&かなみっくvsMARU&ブルドーザー轟&キラ☆アンvs山中絵里奈&荒幡寧々&福永莉子 グレート朝子vsMUSCLE CHIAKI
『ACTwrestling 後楽園ホール公演』
日程:2023年10月15日(日)
開始:11:45
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:640人
▼Opening Fight - 01 Single match
○天職ゆい
4分27秒 天鵞絨ドライバー→片エビ固め
●山下真奈
▼Opening Fight - 02 3x3 Tag match
才原茉莉乃/●石川はるか/研菜々美
9分44秒 メイルストロムボム→片エビ固め
○汐月なぎさ/アレン/青葉ちい
▼Tag match
[てっぺん☆]○松井珠紗/山田奈保
11分19秒 MKD→エビ固め
[update+]未依/●水嶋さくら
▼3way 3×3team Tag match
夏葵/○なる/かなみっく
12分24秒 おくるみプレス→体固め
山中絵里奈/●荒幡寧々/福永莉子
※もう1組は[蛇道衆]MARU/ブルドーザー轟/キラ☆アン
▼Single match
●グレート朝子
7分33秒 狼煙→エビ固め
○MUSCLE CHIAKI
▼Tag match
[The Royal]皇希/○後藤智香
9分53秒 喉輪落とし(仮)→体固め
[IES-アイズ-]●岩井杏加/蓮
▼Tag match
○澄川菜摘/惡斗
15分22秒 ダイビング・ダブルニードロップ→片エビ固め
茉莉/●入江彩乃
▼AWG Single Championship Point match
【王者】○青野未来
17分37秒 バックドロップ→片エビ固め
【挑戦者/てっぺん☆】●朝陽
※青野が5度目の防衛に成功。
青野が朝陽からAWGシングル王座を防衛し「貴女は外敵じゃなくて仲間」と抱擁!惡斗がアクトレスを一時離脱しアメリカでプロレスラーとして本格復帰へ!BBJから“エリナ様”こと山中絵里奈が降臨!
第0-1試合
始まるなり真奈がドロップキックでコーナーに押し込みエルボー連打からコーナーに振って串刺しエルボーからのエルボー連打。だがゆいが押し戻してエルボーで返し、エルボーの打ち合いからゆいがフロントネック。切り返した真奈がリストを取ってひねっていき、バックを取るとフルネルソンフェイスバスター。
真奈がロープに飛んで低空ドロップキックからフォールも2。
真奈はボディスラムを狙うが、ゆいが逆にボディスラムからフォールも2。
ゆいはノーザンライトスープレックスからフォールも2。
ゆいは逆エビ固めで捕らえるが真奈はロープを掴みブレイク
ゆいはロープに飛んでラリアットも、真奈が避けてドロップキック。だがすぐさまゆいがドロップキックでふっ飛ばしフォールも2。
ゆいはリバースゴリースペシャルで捕らえ、これを離すと天鵞絨ドライバーを狙うが、切り返した真奈が飛びつきエビ固めからのジャパニーズーレッグクラッチホールドも2。
真奈はエルボー連打も、ゆいがボディへの平手打ちからコーナーに振って串刺しドロップキック。フォールも2。
ゆいは天鵞絨ドライバーで突き刺しこれで3カウント。
第0-2試合
先発は茉莉乃とアレン。アレンがガットショットからコーナーに振ってラリアットも、避けた茉莉乃がガットショット。だがアレンがヘッドロックで捕らえてグラウンドに持ち込むも、茉莉乃が抜けて足を刈ってフォールも、切り返したアレンの足を刈ってフォールも1。両者タッチ。
はるかにつっこんだちいがエルボーも、はるかはふっ飛ばしてエルボー。エルボーの打ち合いからはるかがコーナーに振って串刺し攻撃も、足を伸ばしたちい。これをキャッチしたはるかがエルボーからセカンドロープに寝かせて串刺しボディスプラッシュ。さらにロープに飛ぶが、ちいがスクールボーイも2。ちいは再度スクールボーイも2。ちいはなぎさにタッチ。
なぎさはストンピングからチョップ連発。さらにちいと両脇からリストをひねると、アレンがカサ攻撃を狙うがなぎさが「今日は凶器ダメ!」と奪っていく。アレンがなぎさのかわりにリストを取ると、なぜか菜々美や茉莉乃たちも混ざって記念撮影。
これを離すとはるかが菜々美にタッチ。
菜々美がドロップキック連発からガットショットを叩き込み投げようとするが、切り返したアレンがDDT。
アレンはボディスラムからフォールも2。
アレンはちいにタッチ。
ちいは変形ストラングルホールド。これを離すとロープに飛ぶが、菜々美はカニバサミで倒して低空ドロップキック連発。菜々美はコーナーに叩きつけて茉莉乃にタッチ。
茉莉乃はロープに振ろうとするが、ちいがガットショットも茉莉乃がロープに振って背負い投げ。さらにどんぐりクラッシュから水車落しを狙うが、ちいが丸め込むも2。
ちいはガットショットからアレンが走り込んでフェイスバスター。ちいがボディスラムからフォールも2。ちいはアレンにタッチ。
アレンはフロントネックで捕らえ、回転してからのDDT。
アレンは変形バタフライロックからストンピング。さらにミドルキックから延髄斬りも、避けた茉莉乃がロコモーション外道クラッチも2。
茉莉乃はリバースして投げ捨てるとフォールも2。
茉莉乃ははるかにタッチ。
はるかはセントーン連発からフォールも2。
アレンはエルボーからフェイスバスター。コーナーに登ってダイビングフェイスバスターからフォールも2。
アレンはなぎさにタッチ。
なぎさはストンピングからサソリ固め。はるかはロープを掴みブレイク。
なぎさはストンピングからロープに飛ぶが、はるかがスパインバスターからロープに飛んでヒッププレス。フォールも2で返されるとすぐさまセントーンからフォールも2。
はるかはボディスラムでコーナーしたにセットし、リバーススプラッシュからフォールもアレンがカサでカット。
アレンが延髄斬りからなぎさがコードブレイカー。さらに投げようとするが、はるかがバックドロップを狙うも、なぎさがメイルストロムボムで3カウント。
オープニング
和風の衣装に身を包んだアクトレスガールズが『宵々古今』『Love Riddle』に乗ってダンスパフォーマンスを披露し公演スタート。
第1試合
先発は奈保とさくら。ロックアップからリストの取り合い。奈保がヘッドロックで捕らえグラウンドに持ち込むが、さくらがヘッドシザースで抜けて距離を取る。ドロップキックの相打ちから奈保が低空ドロップキックでふっ飛ばし、ロープに振っていくがさくらが避けてクロスボディアタック。さらにガットショットからボディスラムで叩きつけていくが、奈保が下からサムソンクラッチも2。
両者タッチ。
未依がクマちゃんをフルスイングして往復ビンタ。だが珠紗はガードするも、未依はクマちゃんを持たせてクマちゃんごとドロップキック。
未依とさくらはロープに振って未依のクマちゃん攻撃とさくらのフライングクロスチョップの同時攻撃。ポーズを決めてからコーナーに振ってさくらが串刺し攻撃を狙うが、珠紗がガットショットで迎撃し、走り込んできた未依もまとめてフェイスバスター。
珠紗と奈保はサンドイッチドロップキックを未依に叩き込み、珠紗がロープを往復して低空ドロップキック。コーナーに登るが、さくらがエルボーで動きを止め、未依がハイキックからリングに投げ捨ててコーナーに登る。さくらも横に登りダブルのダイビングフフットスタンプを投下するが、珠紗が避けると未依が走り込んでスリングブレイド。
未依は投げようとするが、珠紗がガットショットからフィッシャーマンスープレックスホールドも2。
珠紗は奈保にタッチ。
奈保はフィギュアエイトもさくらがカット。
未依がリストを取ってから後頭部にカカト落し。さらにセカンドロープからのダイビングフットスタンプを投下し、さくらがそこへ未依を踏み台にしてのフットスタンプ。未依が走り込んでクマちゃんフォールも2。
未依はスピンキックからさくらにタッチ。
さくらは飛びつきスクールボーイも2。再度スクールボーイを狙うが奈保が丸め込むも2。
奈保は光の輪からフォールもさくらが切り返すが2。
エルボーの打ち合いからさくらがエルボー連打。奈保がドロップキックからスタナーを叩き込み、コーナーに登るとセカンドロープからのダイビングフォアアーム。
奈保はダブルアームフェイスバスターからフォールも2。
奈保は珠紗にタッチ。
珠紗はスライディングクロスボディからフォールも2。
珠紗は脇固めも未依がカット。
珠紗はボディイスラムを狙うが、未依が胴締めフロントネックで耐える。だが力づくで珠紗は投げ捨て、ストンピングからコーナーに振って串刺し攻撃を狙う。だがさくらがブーメランクロスボディで迎撃し、ロープに飛ぶが珠紗がエルボーで迎撃しフォールも2。
さくらがロープに飛んでスライディングクロスボディからフォールも2。
さくらはストンピングから鎌固めで捕らえるが奈保がカット。
奈保と珠紗がロープに飛ぶが、未依がまとめてクロスボディで倒し、さくらと未依がコーナーに登ると、それぞれにダイビングクロスボディ。さくらは珠紗にキルスイッチからフォールも2。
さくらはロープに飛ぶが、珠紗が追走ニーからコーナーに登りミサイルキックからフォールしようとするも、さくらが笑顔120%スクールボーイも奈保がカット。
未依が奈保をバスターも、珠紗が未依をドロップキックで叩き出し、さくらにグリーンキラーからフォールも2。
珠紗はMKDで突き刺し3カウント。
奈保「さくら~!前回の横浜で、後楽園で奈保さん珠紗さんと戦います。勝ちますって大口叩いたのに残念だったねー!さくら、未依さんに頼らずともアップデート強くしたいって言ってたよね?私はね!てっぺんの2人にね、ずっと頼りっぱなしではいかんのですよ!だから、先輩がいなくても自力で勝てるようになるのが、今後のうちらの課題なんじゃないかな?calico~!calico!てっぺんに入りますか?てっぺんで戦ってみたくないですか?もうそこのくすぶってるところからいい加減抜け出してそろそろ上を目指したいんじゃないの?」
calicoはてっぺんのTシャツを来てリングへ。
calico「興味あるに決まってんでしょー!よろしく!(奈保と握手)」
奈保「よろしくね!さくらもアップデートでいいやつ探しといて!珠紗さん!見といてくださいね~!よろしくお願いしまーす!いきますよ~せーの、てっぺん!」
<試合後コメント>
てっぺん☆
松井「後楽園ホール、ありがとうございました!」
山田「ありがとうございました!」
松井「後楽園ホールでてっぺん☆が勝利して景気のいいスタートで。今日のメインは朝陽なので、朝陽がメインでしっかり最後締めてベルトを取るって弾みが私たちで付いたんじゃないかなと思います!」
山田「頑張ってほしいっすね!」
松井「ホントね(笑)」
山田「てっぺん☆で青野未来さんのベルトかけてって話ずっとしてますからね。私は今回、ずっと同期のさくらちゃんとずっと闘って、さくらちゃんももう少しで一皮むけるタイミングではと声をかけさせていただきました。で!私だけだと面白み足りないなと思って、今回はcalicoを抜粋させていただきました」
松井「抜粋?!(笑)」
山田「猫と2回ほど闘っているんですけど、キャリアを重ねていくごとに新しい一面が見えてくるの面白いなって。これはただの猫じゃなくて化け猫になるなと思いまして。これからのcalicoに注目していきたいと思いまして。快くお声がけを受けていただき感謝いたします」
Calico「興味しか無いねえ!てっぺん☆には!てっぺん☆が一番面白いユニットだと思ってるんで」
松井「嬉しい!ちなみにさ、そのてっぺん☆のTシャツって、毎興行『呼ばれるかもしれない』って準備してたの?」
Calico「してた!」
松井「マジか(笑)」
Calico「してたよ!ずっと入りたかったもん。自分でAmazonでポチった。密かに毎回リング下に、こう……いつでも受けられるように」
松井「ごめんね、遅くなっちゃって(笑)」
Calico「全然大丈夫。タイミングが今だっただけだよ」
山田「次のcalicoを楽しみにしてますんで」
松井「これからのてっぺん☆もよろしくお願いします!」
――今日闘ってみてさくらさんはどうだった?
松井「さくらはものすごくいいんだけど、受けがいい。で、そこから一個抜けないなって。多分半年くらい前からさくらは受けがいい。打たれ強い。それ以上はどこにあるんだろうっていうのは思っていて。でも負けず嫌いで負けん気がメチャクチャ強いことは今回対峙して伝わったので、そこに磨きをかけて。打たれ強いだけじゃなくてほんとに強くなってくれればいいと思いました」
第2試合
先発は夏葵たちが握手を求めるが、ビーリベも蛇道衆も無視。しかたなく3人で握手して試合開始。
先発は夏葵、莉子、轟。夏葵と莉子が轟にガットショットからロープに振るとうつ伏せになるが、轟はおてんばダッシュ気味に2人を踏みつけて往復し、2人のハイキックを貫いてダブルラリアット。
真横で飛びはねてから、出てきたアンが莉子に、轟が夏葵にヒッププレスから蛇道衆ポーズ。轟はMARUにタッチ。
MARUは夏葵と莉子をコーナーに振って串刺しスピアーも夏葵たちが避けて自爆。莉子が串刺しドロップキックから夏葵が串刺しジャンピングニー。莉子がサッカーボールキックから夏葵もサッカーボールキックを叩き込み、サンドイッチドロップキックと連撃。夏葵はなるにタッチ。
なるがMARUにドロップキック。莉子は寧々にタッチ。
なるがMARUと莉子にドロップキックも、着地したところに寧々がセントーンを投下。寧々はガットショットからアルゼンチンで捕らえるがMARUがカット。
MARUはミスティカを寧々に叩き込みマフラーホールドも、なるが蹴りつけてカット。
なるがMARUをロープに振り零戦キックからフォールも2。
なるはかなみっくにタッチ。
かなみっくは寧々とMARUにドロップキックも、寧々とMARUはサミングからダブルのブレーンバスター。MARUがフォールも寧々がカット。
寧々のラリアットを避けてMARUがロープに飛んでスピアーからフォールも2。
MARUはアンにタッチ。
アンは寧々にハイキック。さらにかなみっくにもハイキックを叩き込む。アンは転がると絵里奈にタッチ。
夏葵となるがアンにエルボーからダブル攻撃を狙うが、アンがロープに飛ぶも莉子が場外から足を掴んで倒す。
絵里奈がなると夏葵にドロップキックを叩き込み、アンにパラダイスロック。
轟が竹刀でカットし、MARUが莉子にチェーン攻撃。さらに轟がまとめてモンゴリアンチョップで寧々と莉子を蹴散らし、絵里奈にMARUがチェーン攻撃。
MARUがコーナーに上るが絵里奈がハイキックで場外に叩き落とす。だがその背後からアンがミドルキックを叩き込み投げようとするが、絵里奈がボディに膝蹴りからコーナーに振って串刺しバックエルボー。さらに足を刈って倒し、串刺し腰振りブロンコバスター。
絵里奈はフェイスバスターからフォールも2。
絵里奈はエルボー連打も、アンは回し蹴りから踵落としで反撃。
かなみっくを呼び込むと、かなみっくがエルボー連打から絵里奈を振り、アンはラリアットでなぎ倒す。
かなみっくはアンを突き飛ばすとエプロンの夏葵がハイキック。
かなみっくは絵里奈にmic mic knifeも2。
かなみっくはロープに飛ぶが、絵里奈がカニバサミからプラチナムロックで捕らえるもアンがカット。
かなみっくがアンに大外刈りから、絵里奈がピープルズエルボー。かなみっくと一緒にフォールも2。
絵里奈は莉子にタッチ。アンもMARUにタッチ。かなみっくも夏葵にタッチ。
夏葵がMARUにドロップキックも、莉子が夏葵にサッカーボールキック。莉子はMARUにスリーパーも松井がカット。
なるがMARUにドロップキック。かなみっくがMARUに倒立プレスから夏葵がフットスタンプ。フォールも2。
夏葵と莉子がお互いハイキックの打ち合いから莉子が避けてロープに飛ぶと丸めこむが、切り返した夏葵が走り込んできたMARUをジャンピングニーで迎撃するが、莉子がハイキックからフォールも2。
アンが莉子にサイドバスターからMARUと夏葵でサンドイッチ低空ドロップキック。寧々がMARUにドロップキックから夏葵にラリアットを叩き込み、莉子は寧々にタッチ。
寧々はMARUにソバットから夏葵にブレーンバスター。フォールも2。
夏葵に絵里奈がシャイニングウィザードを叩き込み、寧々がロープに飛ぶがMARUが走り込みスタナーで迎撃。夏葵はなるにタッチ。MARUも轟にタッチ。
なるは寧々にエルボー連打から轟にエルボー連打。ロープに飛ぶも、轟はショルダータックルで迎撃し、寧々がなるにネックハンギングボム。フォールも2。
寧々がコーナーに登るがMARUがチェーンナックルで落し、轟がなるにセカンドロープからのダイビングボディプレス。フォールも寧々がカット。
轟は寧々をロープに振って竹刀攻撃から、低空クロスボディアタック。フォールも2。
轟がロープに飛ぶが、莉子と絵里奈が場外から足を掴んで引きずり落とし、なるが寧々に低空ドロップキックから丸め込むもアンがカット。
なるが寧々にボディスラムからかなみっくがサマーソルトドロップ。さらに夏葵がダイビングフットスタンプを投下し、なるがおくるみプレスを投下し3カウント。
<試合後コメント>
夏葵&なる&かなみっく
夏葵「今日はホントにあまり経験のない、3人タッグの3WAYということで。しかも対するはエリナさん率いる……W所属になって今回初めてリングに上っていただいたエリナさんとビーリベ。もう片方は蛇道衆(笑)ヒール、ヒールに囲まれた試合になっちゃいました。メチャクチャでしたね(笑)なにかやってくるとは思ったんだけどね。怖かった~。でも実はこの3人でちゃんと組むって初めてで。だからすごい新鮮なチームだったんですけど、多分チームワークは一番良かったと思います」
なる「一番良かったですよ。最後もね、ちゃんと決まったね」
夏葵「かなみっくはどう?」
かなみっく「ずっと不安だったぁ~。鼻水がずっと止まんなくて~」
夏葵「秋花粉でね(笑)セコンドにずっとティッシュを置いてね(笑)」
かなみっく「頑張りました!頑張れたと思います!」
なる「私はこの3人で組めるのが。夏葵と組んだこと無くて」
夏葵「そーなんですよぉ~」
なる「かなみっくとはあったんですけど、(夏葵とは)無くて。しかもウチの場合、もうちょっとで2周年ってことでコスチュームも新しくさせてもらって。で!この3人で組んで勝てて、もう最高ですね!楽しかったです!」
夏葵「もしよかったら今度はタッグで色々組み合わせでね。久しぶりにThe Royalとは違うメンバーで出場させてもらったんですけど、すっごい楽しかったです!」
なる「勝ててよかったね!」
夏葵「いい第2試合で」
なる「今後なんかやられるかもしれない(笑)」
夏葵「帰り道はみんな背後に気をつけて帰ります(笑)」
山中絵里奈&荒幡寧々&福永莉子
福永「今回は、ベストボディ・ジャパンプロレスから山中絵里奈さんが来てくださって。蛇道衆はちょっとフられたので、私たちビーリベの方で今回一緒に参戦していただきました。どうもありがとうございました!」
山中「ありがとうございました!やっぱりビーリベの皆さんは華やかでスタイリッシュで。ちょっと蛇道衆のみなさんとは意識が相容れないかしらと思ったんですけど、こちらで一緒に試合をさせていただいて私の選択は間違いじゃなかったなと思っております」
福永「蛇道衆の中にエリナさんいたら浮きまくりですもんね。絶対入らないほうがいいですよ。私たちで正解です!」
山中「なんだっけ?トンコツ?香る……?ちょっと私よく分からなくて」
福永「今回はホントに3WAYだったんですけど、蛇道衆にメチャクチャ邪魔されて」
荒幡「邪魔された~」
福永「ブルドーザー轟、覚えてろよって感じで」
山中「最後、そうね。重かったわ」
福永「何も出来なかった」
山中「どうしても助けに行きたかったんだけど、何が起こってるかも見させてもらえない感じで重圧を感じました」
福永「今回、エリナさんが入ったので、絶対ビーリベ勝ちたかったんですけど、また次回」
山中「また次回。でもお2人も強くてすごくいい選手なので、いつか対角でもリング上でお会いする機会があったらそれはそれで嬉しいかなと思っています」
荒幡「……私一言も喋ってない(笑)」
福永「ごめん、すごい喋ったわ(笑)」
荒幡「でもベビーたち、あんなちっちゃくてもあんな最後やられたら……」
福永「最後見れてなかったのよ」
荒幡「アイツら全員飛びやがった……しかもその前の轟のせいでもうクタクタ。もうあの人とやりたくない……」
山中「寧々さん動きっぱなしでしたもんね」
福永「ちょっとアレかな。ヒールに触発されちゃったのかな。ベビーも」
荒幡「アイツらも許さない。次会ったときはもっとボコボコにしてやりたいと思います」
山中「カワイイ顔をぐしゃぐしゃにしてあげましょう」
福永「泣かせたいですね」
山中「そうね」
――エリナ様は、BBJのリングとこのアクトレスリングのリングでどこに違いを感じたか
山中「やっぱり、女の子ばっかりなのでちょっとナメてたかもしれないですね。普段は男性と拳を交えているので、きっとみんな細くてかわいくて、きっと技も軽いであろうと思っていたんですけど、全然芯を食う攻撃をバシンバシンといただけて目が覚めましたし、今日は特にキラ☆アンさんと対戦させてもらうシーンが多かったですけど、一発一発が重くて。『これがアクトレスリングか』と思い知った日でもありました」
――BBJでは女子王座を獲るなど頂点を極めたが、アクトレスリングでも頂点を極められそうか
山中「もちろん。そこを目指して頑張っていきたいなと思っております」
第3試合
試合が始まるなり朝子はリング外に。場外カウントにあわせてCHIAKIが腕立て伏せ。
朝子は15でリングに戻るが、CHIAKIは少し疲れを見せる。
朝子がリングを周り、CHIAKIの手を取り握手。距離を取るとロックアップからCHIAKIがロープに振るも、朝子はCHIAKIを避けていくが、CHIAKIはスピアーで倒すとマッスルポーズ。
手4つでCHIAKIが潰すが、朝子はこれに耐える。だがCHIAKIはロープに飛んで低空ドロップキックでふっ飛ばし、ロープに飛んでランニングケンカキック。さらに背中にのってマッスルポーズ。
CHIAKIは踏みつけフォール。これを離すと逆エビ固めで捕らえ、これを離すとロープに飛んで側転ダブルニー。これを避けた朝子がぐるぐるエルボー。CHIAKIがエルボーから低空ドロップキックで場外に落とし、コーナーに登りプロテインを一気飲み。
リングに戻った朝子をCHIAKIがフィッシャーマンで投げようとするが、耐えた朝子が毒霧攻撃からコーナーに登り、安全式ムーンサルトからフォールも1。
朝子はストップ・シャイニングウィザードも、受けきったCHIAKIがストンピング連打。ロープに飛んで側転ダブルニーを背中に突き刺し、アルゼンチンで担ぐとアティテュード・アジャストメント。フォールも2。
CHIAKIは狼煙で3カウント。
CHIAKIは肉体言語でアピール。
calico「通訳します。ありがとうマッソォ~」
朝子「マッソ~マッソ~マッソ~?サンキュー!」
<試合後コメント>
グレート朝子
「……?……(ダブルピース)……ッ!……???……GREAT!GREAT!GREAT!Two、Two、Two~~~~~Thank you!」
MUSCLE CHIAKI
「……(ダブルバイセップス)……(サイドチェスト)……(右腕を上げる)……(虚空を見上げてからcalicoとエルボータッチ)……(マッスルなお兄さんとエルボータッチ)…………Nice MUSCLE!……(満足そうにうなずく)……(バックダブルバイセップス)……Thank you!(満面の笑みでダブルバイセップス)」
第4試合
先発は皇希と杏加。ロックアップから皇希がヘッドロックで捕らえグラウンドに持ち込むが、杏加がヘッドシザースで逃れると皇希がガットショットからロープに振りショルダータックルの相打ち。皇希のラリアットを避けた杏加がスクールボーイから低空ドロップキックも皇希が避けて距離を取る。両者タッチ。
エルボーの打ち合いから蓮がエルボー連打。智香がロープに振ろうとするが、蓮が逆にロープに振ると、杏加がエプロンからロープへのスタナーから蓮がDDT。フォールも2。
蓮が低空ドロップキックから投げようとするが、逆に智香がボディスラムで叩きつけてフォールも2。
智香はストンピングから皇希にタッチ。
皇希はケンカキックからロープに飛んでランニングケンカキック。さらにボディスラムから170cmプレスを狙うが、蓮が剣山で迎撃してスクールボーイ。これを皇希が切り返そうとするが、蓮はゆりかもめで捕らえる。これは智香がカット。
蓮は杏加にタッチ。
杏加は低空ドロップキックを皇希に叩き込み、コーナーに飛ぶが皇希が追走ラリアットからフォールも2。
皇希はロープに振ってパワースラムからフォールも2。
皇希はコーナーに登るが、杏加がエルボー連打。だが智香が杏加にアトミックドロップから、皇希とともにロープに振ろうとするも、杏加はショルダータックルで迎撃しまとめてスタナー。
杏加はロープに飛んで皇希にギロチンドロップ連発。フォールも智香がカット。
智香は杏加を担ぎ、皇希が杏加の腕を掴んで一本背負い。
皇希は起き上がりこぼし式のラリアット連発からフォールも2。
皇希は智香にタッチ。
智香はケンカキックから担ごうとするが、耐えた杏加が卍固め。これは皇希がカット。
杏加はファイナルカットからコーナーに登るが、智香がエルボーも杏加が蹴りつける。智香は負けじとエルボー連打から担いでリング中央まで連れて行くとジャイアントスイング。
智香はラリアットでなぎ倒し、皇希とロープに振ろうとするが、杏加が同士討ちさせフォール。
蓮が智香を蹴りつけて髪を掴んで動きを止めると、杏加と合体フェイスバスター。杏加はコーナーに登りダイビングニードロップ。フォールも皇希がカット。
蓮が皇希にコンプリートショットから、杏加とともにロープに振ろうとするが、皇希は同士討ちさせるとまとめてバックドロップ。智香が杏加にチョークスラムを狙うが、杏加が丸め込むも2。
杏加は顔面に膝蹴りを叩き込み、ロープに飛ぶが智香はチョークスラムで迎撃しフォール。これで3カウント。
<試合後コメント>
皇希&後藤智香
後藤「今回のこの後楽園の試合は、私からIES、岩井杏加、喜屋武ねえとの試合を1回させてもらって、丸め込みぐるんちょで1、2、3取られてしまったので。今、IESがノリにノっているところで負けたままではいられないという思いで試合をさせてくれと、新木場でお願いしました。そして、勝ったぞ~!ありがとうございました!新しい皇希さんとの連携技も出せて。どうですか?決まってましたね?」
皇希「決まってましたね」
後藤「いっぱい練習させていただきました!このままの勢いでロイヤルが強いんだというのを、もっともっと見せていけたらなと思っています。ありがとうございました!」
皇希「今回は智香が杏ちゃんに挑みたいっていうので声かけてもらって。前も何回も『皇希さんお願いします』っていうのは言ってくれてて、頼りにしてくれてるんだなってのは感じてて。それはすごく嬉しい反面、今までどうしても頼ってくれてる部分があって、どうしても『こっちこっち!皇希さん皇希さん!』ってなっちゃうことが多かったんで、今回は智香にも頑張ってもらいたくて。大きい技とかも智香が主軸になってやれるものを今回、風香さんにも提案してもらって、『智香、一緒にやろう』って。ホントだったら前までの私だったら『やめとこう』って言ったかもしれない技もあるし、そっちで行こうって言ってたかもしれないけど、この後楽園という大きなステージで智香に1個、もう1個頑張ってもらいたいなというのが、こないだの3WAYと未来さんとのシングル見て、『コイツならやれる。頑張ってくれる』という期待があったので、期待通り、頑張ってくれました。と、私は思っています」
後藤「これからももっと頑張ります!」
第5試合
先発は菜摘と茉莉。組み合うとグラウンドの攻防となり、菜摘が上を取って腕ひしぎを狙うが、茉莉が抜けるとグラウンドの攻防に。菜摘が再度腕を取るも、茉莉はクラッチを切らずに回転して潰しフォールも2。茉莉は彩乃にタッチ。
菜摘が走り込んでドロップキック。すぐに立ち上がった彩乃がロープに飛ぶが、菜摘が追走するが彩乃がコーナーに振って惡斗を要求。菜摘は惡斗にタッチ。
エルボーの打ち合いから惡斗がバックエルボーを叩き込んでロープに飛ぶとドロップキック。
惡斗は彩乃にサーフボードストレッチから、菜摘がそこへサッカーボールキック。
コーナーに振ろうとするが、彩乃が逆に2人を振ってまとめて串刺しドロップキック。ロープに飛んでまとめてネックブリーカードロップから、惡斗を巻き投げて逆エビ固め。これを離すと河津落としからお主の耳にドロップキック。だが避けた惡斗がロープに飛んでフェイスバスターからフォールも2。
惡斗は担ぐが、着地した彩乃がスタナーから茉莉にタッチ。
茉莉はサッカーボールキック連発で倒し、ロープに飛んでスライディング・レッグラリアート。フォールも2。
茉莉はオモプラッパで捕らえるが菜摘がカット。
茉莉はロープに飛ぶが、惡斗はドロップキックで迎撃しコーナーに登るとミサイルキック。フォールも2。
茉莉はローキック連発からハイキックも、惡斗がキャッチしてマフラーホールド。そもまま大蛇で絞るが彩乃がカット。
惡斗はコーナーに登りミサイルキックも、茉莉が避けると彩乃がケンカキック。茉莉がボディスラムから彩乃がお主に耳にドロップキックと茉莉のソバットでサンドイッチ。茉莉がその場飛びボディプレスからフォールも2。
茉莉は熨斗紙を狙うが、切り返した惡斗がコンプリートショットから投げようとするが、着地した茉莉がブラジリアンキックから熨斗紙。フォールも1。
惡斗がACTΩからフォールも1。
惡斗は菜摘にタッチ。
菜摘は串刺し攻撃を狙うが、茉莉が阿吽で迎撃しようとするも菜摘がキャッチして引きずり落とし、串刺しダブルニーからコーナーに登る。だが茉莉がエルボー連打から担ぐが、着地した菜摘は走り込むも茉莉が阿吽で迎撃し、そこへ彩乃がランニングケンカキック。茉莉が菜摘にバックフリップから側転ボディプレス。フォールも2。
茉莉は熨斗紙を狙うが、菜摘が切り返して脇固め。茉莉はロープに足を伸ばしブレイク。
菜摘は投げようとするが、逆に茉莉が担いでフロントフリップからフォールも2。
茉莉は彩乃にタッチ。
彩乃はケンカキックからロープに飛んでランニングケンカキック。フォールも2。
彩乃はコーナーに登るが、菜摘がエルボー連打から担いでパワーボム。菜摘は髪を掴んで引き起こし、ハイキックを狙うが彩乃が避けると茉莉がショルダータックルからレッグラリアート。
エルボーの打ち合いから彩乃がビッグブーツも、菜摘はエルボーで返してハイキック。ロープに飛ぶが、彩乃がリバース・ランヒェイも2。
彩乃は北海ドーンからフォールも惡斗がカット。
惡斗はカットに来た茉莉と彩乃をまとめてコンプリートショットから、コーナーに登り彩乃にミサイルキック。茉莉が惡斗にハイキックも、惡斗が茉莉にハイキック。リングで全員ダウン。
彩乃が菜摘を引き起こすが、菜摘はボディに膝蹴り連発からロープに飛んでケンカキック。避けた彩乃に再度走り込んだ菜摘がケンカキックを叩き込んでフォールも2。
菜摘はフィッシャーマンスープレックスホールドも2。
菜摘は蒼魔刀からフォールも彩乃が切り返すが2。
菜摘はケンカキックから惡斗とともにダブルのフェイスバスター。菜摘がコーナーに登りダイビングダブルニードロップを投下。フォールし3カウント。
菜摘「澄川菜摘勝ちました~!ありがとうございます!自分はまだ、次のメインのベルト戦?私はまだ一回も挑戦に名乗りを上げてないんですけど、去年の10月ここ後楽園で、現チャンピオンの青野未来と、ちょうど一年前にシングルして、そしてシングルトーナメントでも準決勝ぐらいであたって、2度対戦しています。だから、次に闘うときには必ず、実績をコツコツ残してから挑戦に名乗りを上げようと思っていました。そして、今回、発売されたアクトレスガールズグラフィティ、表紙を飾ることができました~!ありがとう~ありがとうございます。あとはNumberWEBでも取材していただいたり、ちょっとじわじわ澄川菜摘の波が来てると思うんですよ~!ありがとうございます。ということで、今日はこうやって同期と久々にタッグを組めて、今旧体制の頃から活躍してくれてたメンバーに勝つことができたので、そろそろ自分もベルトに名乗りを上げる時期かなと思っているので、次のメイン戦をしっかり見届けたいと思います。久々に戦った惡斗、なにか一言ください」
惡斗「菜摘との同期タッグ勝ったぞ~!こんな日に、声かっさかさでごめん。私からも一つ、報告がある。今年4月に、色々知れたことがあり、8月に青野未来と戦って、あれ私?まだまだ体動くなと思いつつ、ちょっと、世界に飛び立とう。いきなりで悪いが、急遽、準備期間も兼ねて、今日この後楽園ホールで、しばらくアクトレスガールズ休むことにした。ありがとう。だけど、これで、私が、いなくなったことにより、アクトレスガールズの試合で一つ席が空くってことだ。ここでどの若手が抜きん出るのか楽しみでしょうがない。そして、今日は同期の菜摘、ここで復帰したのも菜摘と戦って、そして休む日になった今日菜摘とタッグで戦えて、そして対戦相手には茉莉と、彩乃、戦いたかった2人と戦えて、このカードを組んでくれた風香さんに感謝する。まだまだまだまだ、アクトレスガールズはでっかくなってく。私惡斗と、アクトレスガールズから、まだまだてめーら目を離すなよ!以上!」
惡斗が茉莉と握手しようとするが、茉莉が手を伸ばさずに惡斗が顔をはさんで目を合わせる。
泣きながら茉莉は立ち上がってマイクを持ち。
茉莉「すいませんこれあの、いつぞやのドッキリでも何でもなくすいません。決まっているシナリオでもなく今私が勝手にマイクとって話てます風香さんすいません。えーやだ~。世界に行って、満足したとか言っていなくならないでくださいね。枠はとっておかないけど、でも絶対に帰ってきてください(惡斗が茉莉を抱きしめる)惡斗勝ち逃げすんなよ!待たねーから、待たねーから勝ち逃げすんだよ!」
惡斗「わかった~!」
茉莉「以上!風香さん、坂口さんごめんなさい!」
<試合後コメント>
茉莉&入江彩乃
入江「やっぱり、もとから生え抜きとしてアクトレスガールズでやってきて、アクトレスガールズの意地っていうのは多分、一番持っていると思うので。でもやっぱり、アクトレスガールズは、アクトレスガールズに入った時点でみんなアクトレスガールズなので、そこに2人もアクトレスガールズっていうものに愛情を持って、好きでアクトレスガールズで活動して頂いてるんだなって今日対峙してみてすごく思ったので。なんか、難しいな。仲良くはしないですけど、一緒にアクトレスガールズをもっと盛り上げていけたらなって思うのと、私的にはBE∀STZ REBELLIONっていうユニットの中で惡斗さんの存在ってすごく大きくて。やっぱりBE∀STZ REBELLIONみんなが惡斗さんを大好きで、すごく惡斗さんを慕っているユニットでもあるので、いない間ユニットのリーダーとしてビーリベを守って、惡斗さんの帰りをずっとずっと待っていようと思います。……以上ォ!(笑)(※惡斗の口調を真似て)」
茉莉「惡斗さんのことは先に聞いてはいたんですけど、やっぱりホントにいなくなっちゃうんだ、行っちゃうんだって、ずっと今日の今日まで思ってて。さっきマイクで聞いて、『ホントなんだ』って、すごい頭の悪いこと言っちゃって(笑)アクトレスリングって、公演って書いてあるとおり、当たり前に今日リングの上に見せる、試合と言っているものに関しても、マイクで喋るセリフとかも全部決まっているんですけど、どうしてもいいたくなって、マイクを取ってしまいました。今日の試合が固まるまで色々あったっていうか、決まってる舞台の中でアドリブみたいなことを勝手に入れるのもおかしんですけど、どうしてもあの場でいいたくて言ってしまいました。決まってるっていうのは難しいねえ」
入江「難しいですね……。あの瞬間、私たちの感情が動いてしまったのが大きかったですね。難しいですね」
茉莉「あとでもう1回謝りに行ってきます。ちょっとリングでも言ったんですけど、枠は開けとかないし、惡斗さんのことは待たないけど、勝ち逃げすんな!ACT Ωで首もげるかと思った。やってやんなきゃね。彩乃もだよ!」
入江「はい!自分もそうですね。リーダーを任されたからには、いない間に私も成長して、『彩乃にリーダー任せてよかった』ってコメントとともに帰ってきてもらうのがいいと思います」
茉莉「こんなにビーリベが大きくなったらちょっとリーダーに帰りたいなって」
入江「あ~そうですね、そうですね、そこまで思わせたいです」
茉莉「私のビーリベですけど!って(笑)」
入江「言わせたいと思います(笑)」
惡斗&澄川菜摘
惡斗「まあ、同期の菜摘とね」
澄川「今回、旧体制の茉莉さんと、この前現チャンピオンに挑戦してきた彩乃と闘うってことで、相手に不足はなかったと思いますし、なんか自分たちも、ホント当時、スターダムのときとかも組んだこともないし、ホントに久々に一緒の試合ってことで。ほとんど無いよね?」
惡斗「2回、2回あるよ」
澄川「2人で?2人ではないでしょ?タッグでは無いので。新鮮な気持ちでやれたのもあるし、思い切り相手にも不足はないから出来た部分もあるので、もっとベストな状態でお互いやりたかったのもあるけど、今出せるものは全部出したので。惡斗が今回これで1回お休みってことになったんですけど、最後にできてよかったと思いますし、また帰ってきたときに、またこうやって組む機会があれば、彩乃に挑戦したいって言ってもらいたいなって思います」
惡斗「同期タッグってことで……すみません、こんな大事な日に声がカスカスで申し訳ないんだけど(笑)アクトレスガールズに入ったときも菜摘が対角にいて、1回休みってなったときに今回は隣りにいて。終わりと締めに必ずいるタイプだよね(笑)スターダムのときの引退も対角にいて闘って」
澄川「そうだっけ?」
惡斗「一緒に……違うか?」
澄川「そうね」
惡斗「ごめんね(笑)そんな感じでやれたことと、個人的なのだと、アメリカに前回4月に『エンターテイメントプロレス、スゲーな!』っていうのも含めてもっとやりたいなって。ホントに行ってみてもっと学びたいことがいっぱい出来て、8月に未来さんと闘って『バチバチ楽しいな!』っていうのも含めて、まだまだ色んな、私も年齢が上の方なので、残り少ない選手生命というか、その間で自分のやりたいことをやらせてもらいたいなっていうので、急遽お休みをいただくことになりました。戻ってきた時に自分の枠がないくらいの活気あるアクトレスガールズだってことを期待して。自分は自分でレベルアップして戻ってこようと思います。以上ッ!」
――アクトレスガールズは一時休業という形?
惡斗「11月に分かるんですけど、11月に向こうの方が来てくれてってのがあるんですけど、アクトレスガールズなので、プロレスラーに戻るってことに……うまく言えないなあ……」
――アクトレスガールズには所属したまま?
惡斗「所属ですけど、もしかしたら一回退団して、戻ってきたら再入団になるかもしれないし」
――所属のままアメリカに行く可能性もあると
惡斗「それは、話をしてから決めます」
――アメリカにはしばらく滞在して活動したい?
惡斗「可能なら……まあ、向こうとの話次第です」
――「アメリカでプロレス本格復帰」という言い方でいいのか
惡斗「海外行くので、いいです。プロレスラー復帰で」
――それだけ前回のアメリカが刺激になった?
惡斗「そうですね。楽しかったです。やっぱ、向こうで学べることはまだまだあるなと知れたので、レベルアップしてきたいと思いました」
――向こうの団体で、話し合っている団体でがあると
惡斗「まあ、オファーは頂いてます」
――この話を聞いて澄川さんはどう思うか
澄川「そうですね。私たちはエンタメを持っ強くしていきたいというのももちろんありますから、WWEさんとかもたくさん参考にさせていただいてますし、色んなことがあってパフォーマンスはそこまで出来てないんですけど、そこにつながる何かをちょっとずつ出来る人から学んでいったらいいのかなと思います」
惡斗「逆輸入してきてね、やっていこうと思います」
――アメリカ行きは無期限?
惡斗「今のところは」
第6試合
未来がミドルキックも朝陽がエルボーからバックを取る。リストの取り合いから朝陽がヘッドロックで捕らえ、未来がヘッドシザースも朝陽も切り返してヘッドシザース。
未来が抜けると足へのサッカーボールキックからロープに飛んでラリアット。避けた朝陽がフェイスバスターを狙うが、突き飛ばして自爆させた未来がサッカーボールキックも、避けた朝陽がスクールボーイ。お互い切り返し合うが2。
朝陽はドロップキックも、すぐに未来は立ち上がる。
未来のローキックと朝陽のエルボーの打ち合い。朝陽がエルボー連打からロープに飛んでランニングエルボーで倒す。
朝陽がコーナーに振ろうとするが、逆に未来が振って串刺しドロップキック。再度走り込み低空串刺しドロップキックからフォールも2。
未来はサッカーボールキック連発。朝陽はエルボー連打も、未来はミドルキック。朝陽はネックブリーカードロップからフォールも2。
朝陽は投げようとするが、未来が切り返すも朝陽は丸め込むが、未来は切り返すとドロップキックをガードしようとする。だが朝陽はタイミングをずらして低空ドロップキックから、正面ロープにくくると、ロープに飛んで背中にドロップキック。
朝陽は619からヘッドシザースでエプロンへのDDT。
エプロンでエルボーの打ち合いから朝陽がエルボー連打。さらに低空ドロップキックを叩き込むが、立ち上がった未来がミドルキック連打。だが朝陽はキャッチすると足への断崖式ファイナルカット。
場外戦となり、朝陽が鉄柱に叩き込んでランニングエルボー。青野もエルボー連打でお返しし客席に叩き込む。さらに首投げからサッカーボールキックを叩き込む。朝陽はお返しとばかりに裏拳からノーザンライトスープレックス。
カウント19でリングに戻ると、朝陽がストンピング連打。だが未来がロープに振ると、朝陽はエプロンに。走り込んできた未来にロープを使ったスタナー。
朝陽はフライングクロスチョップからフォールも2。
朝陽は腕ひしぎで捕らえ、そのまま変形腕4の字。これは未来がロープに足を伸ばしブレイク。
朝陽がロープに飛ぶが、未来がパワースラムで迎撃しフォールも2。
未来はロープに飛んでボディへのパントキック。朝陽を引き起こすが、朝陽はコードブレイカーから後頭部への619。フォールも2。
朝陽はコーナーに登りミサイルキックからリストクラッチ式ノーザンライトスープレックスホールドも2。
朝陽はサンシャインも2。
朝陽はコーナーに昇るが、未来がエルボー連打から強引に投げ捨てジャーマン。両者ダウン。
朝陽はロープに飛ぶが、未来はラリアットでなぎ倒しバッファロースリーパー。朝陽はロープに足を伸ばしブレイク。
未来はバックを取るが、逃れた朝陽がエルボー。避けた未来がジャーマンも、すぐに立ち上がった朝陽がジャーマン。両者ダウン。
未来がラリアットからダブルアームスープレックス。フォールも2。
未来はロープに飛んでスライディングラリアットからフォールも2。
未来はロープに飛んでラリアットも、避けた朝陽がスクールボーイも2。
朝陽は走り込むが、未来はラリアットで迎撃。未来はロープに振ってラリアットからフォールも2。
未来はスタイルズクラッシュからフォールも2。
未来はエルボーからバックドロップ。フォールし3カウント。
未来「5度目の防衛に成功しましたー!朝陽、ねぇ、朝陽には、色々言われて、正直ほんとにうんざりして、この試合も、楽しみとか、ワクワクとか、そんなんじゃなくて、あなたに、否定されたことを認めないために、私は守りたいとさらに思いました。あなたに、私の気持ちがどれだけ伝わったかはわからない。でも、一つだけ私はあなたに言いたい。朝陽は、外敵じゃない。アクトレスガールズで、今一緒にいる。もちろんライバルだし、これからもずっとわかりあいたくないけど、あなたは、仲間です。だから、これからもよろしく」
朝陽「青野未来は、いや、仲間って言ってくれて、すごく嬉しい。ありがとう
。でも・・・私は、同期の青野未来が、ずっとベルトを巻き続けることで、それは、アクトレスにとっても、ある意味の危機なんじゃないかなって思ってます。だからまた絶対、挑戦するから。絶対王者の青野未来で居てください。負けた人間が、何も言えるわけないんだけどさ、ポイントマッチで自分の実力で勝ったんだから。もっと嬉しそうな顔しなよ!」
未来「嬉しいよ!めちゃくちゃ嬉しいから!嬉しい!朝陽に勝てて嬉しい!またやろう!(握手)」
蛇道衆がリングへ。
MARU「ちょっとまったー!蛇道衆だ。青野未来、防衛おめでとう。10月25日、次は私とだ。お前はたしかに強い。でもその日勝つのは私だ。なぁ10月25日、蛇道衆プロデュース公演、チケット残り20枚~!こいつがボコボコにされたいの見たい奴は今日売店でチケットを買え!シャー!」
未来「ありがとうございます。次は、蛇道衆のボスMARUさんとです。私は今5度目の防衛に成功し、さらに強くなったので、いくらでもかかってこいよって感じなんで、私のまらさらに強くなる姿是非見に来てください。それでは皆さん、リングに上がってください。次の後楽園ホール公演は12月29日、年末です。2023年、ほんとにみんなすごくどんどん成長しているので、年末に是非アクトレスに今年の集大成見に来てください。よろしくお願いします。それでは、いつもの締めをしたいと思います。最後にアクトレスガールズと言ったら小指を一緒に上げてください。それでは!強く、優しく、あなたに一生懸命。アクトレス~ガールズ~」
<試合後コメント>
朝陽
「ありがとうございました。アクトレスに来たのが正式には9月からになるんですけど、4月の蒲田公演から『青野未来が頂点のピラミッドを崩す』って言ってきたんですけど、今元々の点の、タイトル戦はポイントマッチなんですけど、私と未来ちゃんの差が元々6点差あって。そこを、今回サイコロじゃなくてトランプだったんです。1~5までのを、5部用意して自分で1枚ずつ引いてっていうので。私が5,4,3,2,1で、未来ちゃんが4,1,4,1,3みたいので。2点差で負けました。うーん……。でも6点差っていうのが今までの挑戦者の中で一番未来ちゃんに近いって代表に言われて、じゃあこれはワンチャンあるだろと思ったんですけど、ベルト欲しいとか巻きたいとかって気持ちはあるんですけど、てっぺん☆組んで、逆に負けたことをポジティブに考えると、てっぺん☆組んでやるよって言ってて、今日巻かなくて正解だったのかなとも思います。ただ、それに対して、応援してくださるお客さんがすごくエールを送ってくれたりとか、今日ベルトを巻くって信じてくれたお客さんがたくさんいると思うんですよ。そこがほんとに申し訳ないと思う反面、これからも朝陽に期待してほしいなと思います。私はね、自分の試合に満足する時が来るまではずっと続けるので。チャンスはいくらでも転がってるし、まだまだてっぺん☆と闘っていきたいなって、上を目指して闘っていきたいと思います」
――満足するためにどのような要素が必要だと思うか
「なんかこう、分かんないんですよ。毎回『ああすればよかった』って後悔があるんですけど、それが全く無くなったときですかね。試合が終わって後悔とか不甲斐なさを感じなくなったら、多分満足してるって。イコール楽しいってことなんで、辞めるかなって思いますね。今日の試合は全く満足してないので、試合内容、自分のことで納得してないことはいっぱいあるので、まだまだこれからやっていきたいと思います」
――まだまだ伸びしろがあると
「はい。そうですね。ポイントマッチだからといって、私が未来ちゃんに抱いている感情はリアルなので。リング上で見せているものはポイントマッチとはいえ、リアルな感情でリアルな闘いをしているのには変わりはないと思っているので。ポイントマッチはプロレスの概念を覆すためにも面白いのかなって私は感じてます」
青野未来
「5度目の防衛で、朝陽ちゃんといつかやるだろうなと思っていたのが。朝陽はずっとこのアクトレスガールズのリングに来てから、青野未来青野未来ってずっと言い続けて。それが段々……批判してるつもりは無いのかも知れないけど、私はすごく今までやってきたことを全部否定するような言葉とか、愛のない言葉だなっていうのをすごく感じていて。だからあんまり、今までと違ったんですよね。気持ちが。ベルトを守るっていうのが。もちろん今までも守りたい気持ちだったし、それは私を応援してくれる人たちに向けてであったり、アクトレスガールズをもっともっと盛り上げたいって気持ちでやってたんですけど、今回はプラス、自分自身がこれまでやってきたことを全部、『“何もしなかった青野未来”なんていないぞ』というのを証明したかったので。それが少しでも伝わっていたらいいなと思います」
――そういった心境の中で、同期で付き合いも長い朝陽さんとの試合そのものはどう感じたか
「やっぱり、試合したら、信頼はやっぱりあるし。リングの上で。楽しかったし、熱くなれたし、うん。試合したらそれは感じられました」
――次から次へと挑戦表明を行う人が出てきている状況について
「次はまだ無いんですけど、裏で聞いてたら菜摘さんも意識してるとか。皆がそうやってこのベルトに挑戦したいって思ってくれるのは、私としてはすごく嬉しくて。自分にもどんどんプレッシャーがかかるし、もっともっとこれ以上強くなっていかなきゃいけないなって気持ちもあって。このベルトがあることでこのアクトレスがもっともっと盛り上がっていったらいいなと思っています」
――トップどころの挑戦者が一周した感じもあるが、王者として思うことは
「茉莉さんとかも元々アクトレスで一緒なので。そこを乗り越えたらまた変わる気がしますね。この5試合、ポイントマッチってすごい変な緊張感というか、イヤなんですよ。すごい。イヤっていうのは、ポイントマッチがイヤというよりは、やっぱ運で覆されてしまうかも知れないっていう怖さが。そこはどうやって運を味方にできるか分からないので。さらに、菜摘さん、茉莉さんの持ってるポイント数を私は知らないですけど、まあ高いでしょう。高いと思うので、そこは私も自分のポイント上げていかなきゃって思うし、あとは、ファンの人からも応援されるチャンピオンでいたいなとは思います」