「ハゲとお年寄りはプロレス界にいらない!」MEN'S CLUB新メンバーの若きイケメンレスラーがターザン後藤の後継者が持つベルト狩り宣言!

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 14日、東京都・新木場1stRINGにてTTTプロレスリング『CREATION 8』が開催。神崎ユウキがMEN'S CLUBへ電撃加入し、TTTの至宝挑戦が決まった。

 6人タッグ王座のベルトは、シングル・タッグのベルトに比べて絶対数が少ないことから3人以上のユニットが他団体へと乗り込んで獲りに行くケースが多い。その歴史を紐解けば、インディー団体のベルトであっても意外なビッグネームが戴冠しているケースが多々見られる。

 現在TTTが誇るインディー統一6人タッグ王座を戴冠しているのは、【MEN’S CLUB】MEN'Sテイオー&ツトム・オースギ&バナナ千賀。
 限定的に復活することはあるMEN'S CLUBだが、6人タッグ王座を獲得すべくテイオーを中心に再集結。6月の新宿FACE大会で見事戴冠を果たし、テイオーも「MEN'S CLUBでベルト獲ったの初めてなの。実は誰もベルト獲れてない。十何年ぶり偉業を達成してるんだよ」と喜びの声を上げていた。

 そんなMEN'S CLUBの姿に異を唱えたのは、TTTの新鋭・神崎ユウキ。
 神崎は全日本プロレスの練習生としてデビュー戦の日取りまで決まるも、急性硬膜下血腫で倒れてしまいレスラーとしての道を一度は断念。その後は役者としてMAKAIに所属していたが、プロレスラーとしての夢を諦めきれず10月1日付TTTへ入団。

 イケメンレスラーとして女性人気が高い神崎は美意識が高く、かつてイケメン揃いと言われたMEN'S CLUBの中に薄毛の千賀がいることが許せない様子。「ハゲはイケメンじゃない!俺がMEN'S CLUBに勝ってアンタを追放してやる!」と目の敵にし、怨霊&新納刃をパートナーに王座挑戦表明を行った。

 プロレス界ではよく見られる“ハゲ煽り”だが、千賀は自身の薄毛に真剣に悩んでおり、自毛植毛治療を受けるべくファンから募金を募っている状態。非常にセンシティブな問題に踏み込んできた神崎に対し、千賀も怒りを露わにしていた。


 試合はノータッチルールで行われ、常に6人がリング内外でスピードファイトを展開。
 神崎と千賀は互いを強く意識して激しい殴り合いを展開していき、怨霊&刃が神崎を徹底サポートしたことで形勢は神崎に傾く。
 そんな中、なぜか千賀に厳しいテイオーが神崎に加勢し、2人でショルダータックルを決めてMEN'S CLUBポーズ。オースギがテイオーに倣ったことで一時は5vs1で千賀が袋叩きにされていく展開に。
 このままでは本当に負けかねないと気付いたテイオーが本気を出して3人を相手に無双して一気に逆転し、オースギ&千賀とともに神崎へ合体ミラクルエクスタシー。神崎は根性のキックアウトを見せ千賀へ必殺のフロッグスプラッシュまで決めるが、怨霊が噴射したエクトプラズムが誤爆し視界を失ってしまう。
 この隙を見逃さなかった千賀が神崎をラ・マヒストラルで丸め込んで3カウントを奪った。

 手痛い敗戦を喫してうなだれる神崎に対し、テイオーがマイクを取って「いいねぇ!神崎ぃ!いいねぇ~!まあ、防衛しちまったから(千賀の)追放は出来ねえんだけどさ。MEN'S CLUBで待ってるよ」と神崎のMEN'S CLUB加入を宣言。憧れのMEN'S CLUB加入を果たした神崎は大喜び。


 この日のメインイベントでは、ガッツ石島が伊東優作を制してTTTの至宝・インディー統一無差別級王座の防衛に成功。その後、ガッツは神崎をリングに呼び出して次期挑戦者に指名した。
 これを受けた神崎は「まさかこういう形で挑戦が出来るとは思っていなかったので、ビックリしたのが本音ですけど、僕は今日試合をして、もう1回このプロレス界でトップを目指すって気持ちが強くなったので、もってこいのチャンスです!なので、挑戦するだけじゃなくて、しっかりベルトを獲ります!ガッツさん!僕は貴方にすごく感謝をしています。でも、もう貴方はお年寄りです!だから僕がベルトを獲ってTTTを引っ張っていきます!」とコメント。
 さらに「ハゲとお年寄りはプロレス界にいらないんですよ」とつぶやいた。

 10月14日は、神崎が全日本時代にドクターストップを受けて一度レスラー人生を断念した日だという。それから丸6年が経ったこの日、神崎はMEN'S CLUB加入および団体の至宝挑戦権を掴み取るという最高のリスタートを切った。
 “夢は諦めずに努力し続ければ叶う”の精神を体現しつつある神崎ユウキの今後の活躍に注目していきたい。

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