復活したMEN'S CLUBが王座防衛を果たしかつてのメンバーたちが再集結?!

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 19日、東京都・新木場1stRINGにてTTTプロレスリング『CREATION 6』が開催。【MEN’S CLUB】MEN'Sテイオー&ツトム・オースギ&バナナ千賀がインディー統一6人タッグ王座の初防衛に成功した。

 6人タッグ王座のベルトは、シングル・タッグのベルトに比べて絶対数が少ないことから3人以上のユニットが他団体へと乗り込んで獲りに行くケースが多い。その歴史を紐解けば、インディー団体のベルトであっても意外なビッグネームが戴冠しているケースが多々見られる。

 現在TTTが誇るインディー統一6人タッグ王座を戴冠しているのは、【MEN’S CLUB】MEN'Sテイオー&ツトム・オースギ&バナナ千賀。
 限定的に復活することはあるMEN'S CLUBだが、6人タッグ王座を獲得すべくテイオーを中心に再集結。6月の新宿FACE大会で見事戴冠を果たし、テイオーも「MEN'S CLUBでベルト獲ったの初めてなの。実は誰もベルト獲れてない。っていうか挑戦したこと無いんだよね。十何年ぶり偉業を達成してるんだよ(笑)」と喜びの声を上げていた。

 今回、MEN'S CLUBの初防衛戦の相手として立ちはだかったのは、政岡純&木下亨平&神崎ユウキというインディー界屈指のイケメントリオ。ジュニアの粋を極めた新旧イケメンタッグ同士の王座戦が実現した。


 テイオーは、オースギとはラブラブな師弟愛を育んでいるものの、千賀に対しては「あの人誰?」と遠巻きにコミュニケーションを避けるなど弟子の中でも思い入れには個人差がある様子。
 親からの愛を受けられずに捨て鉢になった千賀が1人で吶喊して3人がかりで袋叩きにされてしまうが、見かねたテイオーが救援に入り敵全員をアームドラッグでちぎっては投げちぎっては投げの大立ち回り。テイオーが味方まで手に掛けようとすると、あろうことか千賀がテイオーをアームドラッグで放り捨てて得意顔。味方からの信頼も失ってしまう。
 政岡&木下のスピーディな好連係から神崎の空中殺法で一気に千賀を潰しかかるが、テイオーが千賀を武器として投擲する形で救出。千賀も盟友・オースギとのプランチャ編隊飛行を決めるなどアシストし、最後は師弟3人の合体ミラクルエクスタシーを決めて初防衛を飾った。

 一夜限りの復活かと思われていたMEN'S CLUBがまさかの王座戴冠を果たし、勢いに乗って元メンバーの再集結をほのめかしている。かつてのMEN'S CLUBのメンバーは皆若手であったが、現在は皆それぞれの場所で結果を残した重鎮となっており再集結が実現すればプロレス界の勢力図が動くことは間違いない。
 インディープロレス界の激震の震源地となるであろうTTTのリングに今後も注目していきたい。

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