【試合詳細】12・29 アクトレスガールズ後楽園ホール公演 【AWGシングル王座】青野未来vs茉莉 朝陽&松井珠紗vsMARU&岩井杏加

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『ACTwrestling 後楽園ホール公演』
日程:2023年12月29日(金)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:580人

▼3x3Tag match
山田奈保/なる/●天職ゆい
11分31秒 ブロッサムアーチホールド
[update+]○水嶋さくら/汐月なぎさ/かなみっく

▼Battle Royal
【退場順】
蓮燦(4分19秒 茉莉乃のテールクラッチ)→青葉ちい&才原茉莉乃(5分14秒 未依のだぶるちょこころね)→研菜々美(8分9秒 寧々&アン&未依の合体カンパーナ)→[BE∀STZ REBELLION]荒幡寧々(10分33秒 アンのハイキック→体固め)→[蛇道衆]キラ☆アン(10分58秒 未依のくまちゃんちょこころね)
○グレート朝子
11分31秒 OTR
[update+]●未依

▼Tag Point match
[蛇道衆]●MARU/岩井杏加
11分37秒 反則
[てっぺん☆]○朝陽/松井珠紗

▼4x4Tag match
山中絵里奈/○夏葵/後藤智香/福永莉子
11分38秒 キューティースペシャル
CHIAKI/●アレン/CatMASK calico/ブルドーザー轟

▼Single match
[The Royal]○澄川菜摘
11分57秒 蒼魔刀→エビ固め
[The Royal]●皇希

▼AWG Single Championship Point match
【王者】●青野未来
16分28秒 疾風迅雷
【挑戦者】○茉莉
※初代王者が7度目の防衛に失敗。茉莉が第2代王者へ

茉莉が“絶対王者”青野未来を倒しAWGシングル王者へ!蛇道衆とてっぺん☆によるアクトレスガールズ初のハードコアマッチが決定!グレート朝子が「WHERE IS MY PAPA?I AM CHOJO!」

オープニング

 和風の衣装に身を包んだアクトレスガールズとキッズダンサーたちが『宵々古今』『Love Riddle』に乗ってダンスパフォーマンスを披露。
 曲間のセンターダンスではメインで闘う青野未来と茉莉が踊らずに睨み合った。

第1試合

 アップデートは『可愛くてごめん』にあわせてキッズダンサーとともに入場しダンス。

 先発はなるとさくら。ロックアップからリストの取り合いとなり、なるがヘッドロックで捕らえるとグラウンドに持ち込むが、さくらがヘッドシザースで抜けるとロープに飛ぶ。なるがかわしてドロップキックも、ブリッジして避けたさくらが拍手を受けると両者タッチ。

 奈保がなぎさにガットショットからロープに振ろうとするが、切り返そうとしたなぎさにスタナーからローリングネックブリーカードロップ。
 コーナーに振ってトレイン攻撃から奈保がフォールも2。
 奈保はゆいにタッチ。

 ゆいは投げようとするが、耐えたなぎさがエルボー連打から逆水平チョップ連発。さらにコードブレイカーからかなみっくとさくらが出てきてダブルのフライングクロスチョップを叩き込みアップデートポーズ。
 なぎさはかなみっくにタッチ。

 ゆいがエルボーからリバースゴリースペシャルで捕らえるが、なぎさが逆水平チョップ連発でカット。
 かなみっくはクロスアーム式の大外刈りから倒立プレス。さらにロープに飛ぶが、ゆいはガットショットで迎撃しボディスラム。フォールも2。
 ゆいは奈保にタッチ。

 奈保は低空ドロップキックからフィギュアエイトもなぎさがカット。
 なぎさは奈保をロープに振ってバッククラッカー。さらになぎさがコーナー下にセットし、かなみっくがダイビングサマーソルトドロップ。フォールも2。
 かなみっくがロープに飛ぶが、奈保がドロップキックで迎撃すると、ダブルアームフェイスバスター。フォールも2。
 奈保がコーナーに上るとダイビングフォアアームを叩き込みフォールも2。
 奈保は投げようとするが、かなみっくが切り返してmic mic knifeも2。奈保はなるにタッチ。かなみっくもさくらにタッチ。

 なるはドロップキックからDDT。さらに投げようとするが、耐えたなるにかなみっくがエルボー連打からさくらとともにダブルの大外刈り。さらにかなみっくがさくらを踏み台にしての倒立プレスを投下し、さくらがコーナーに上るとダイビングクロスボディアタック。フォールもレフェリーが見ておらずカウントが遅れ2。
 さくらがコーナーに上るが、なるがドロップキックからリングに転がし、ロープに飛ぶと強烈なスピアー。フォールもなぎさがカット。
 なるはゆいにタッチ。

 ゆいはボディスラムからフォールも2。
 ゆいは俵投げからフォールも2。
 さくらがロープに飛んでクロスボディアタックからキルスイッチを狙うが奈保がカットしスタナー。さらになるとともにダブルのローリングネックブリーカードロップから、ゆいが天鵞絨ドライバーで叩きつけフォールも2。
 ゆいがエルボーも、避けたさくらがロープに飛んで側転で翻弄し笑顔120%スクールボーイも奈保がカット。
 なるがミサイルキックでふっ飛ばし、ゆいとさくらがエルボーの打ち合い。さくらがバックを取ってキルスイッチからブロッサムアーチホールドで3カウント。

第2試合

 まずはアンと蓮燦からスタート。アンがローキックからバックの取り合いへ。アンがリストを取ってからコーナーに振って串刺しラリアットも、避けた蓮燦がガットショット連発から手を握ってコーナーに駆け上がるとロープ渡り。
 ここで茉莉乃が入場し、ロープを揺らしていくと蓮燦がエプロンに落下。すぐにリングに戻った蓮燦と茉莉乃がアンをトップロープからエプロンに落とし、蓮燦がロープに飛ぶと茉莉乃が払い腰で叩きつけフォールもアンがカット。
 ここでちいが入場。

 アンが茉莉乃にボディスラムからカカト落とし。蓮燦がアンの背後からスクールボーイも、ちいが蓮燦に、茉莉乃がちいに、アンが茉莉乃にスクールボーイも2。
 4人で手4つも、ちいが切ってアンをコーナーに振ってトレイン攻撃。そこへ未依が入場。

 3人でトリプルドロップキックをアンに叩き込もうとするが、ハイキックで牽制したアンの背後から未依がくまちゃん往復ビンタ。これでくまちゃんの胴体が吹っ飛んで生首状態に。未依は茉莉乃たちをくまちゃん生首で叩きつけ、生首を茉莉乃に持たせて3人まとめてドロップキックで倒す。
 アンがくまちゃんを場外に投げ捨て、動揺した未依の背後からちいがスクールボーイも2。
 茉莉乃、蓮燦、ちいで未依にストンピング連打から、茉莉乃がボディスラムで叩きつけ、蓮燦がちいにコンプリートショット。さらに茉莉乃にもコンプリートショットから未依に前方回転エビ固めも、未依が切り返すが2。
 未依は蓮燦にスピンキックを叩き込むが、ちいが未依の顔面をコーナーに叩きつけ茉莉乃が蓮燦をテールクラッチで捕らえると3カウント。蓮燦失格。
 ここで朝子入場。

 ちいと茉莉乃がエルボーの打ち合いから、茉莉乃がちいを担いでリバース。だがすぐにちいがサムソンクラッチも2。
 ちいは茉莉乃に逆さ押さえ込みを狙うが、未依が二人まとめてひっくり返しフォールこれで3カウント。ちいと茉莉乃失格。

 未依の背後から朝子が忍び寄り、未依が驚くとブリッジして挑発。だがそこへアンがカカト落としを叩き込み、未依とともにコーナーに振って未依が串刺しドロップキック。だがアンが未依に首4の字を仕掛け、朝子がアンに首4の字の数珠繋ぎに。
 そこへ菜々美が入場し数珠繋ぎになり絞り上げるが、寧々が入場し次々ストンピングで痛めつけていく。

 寧々はロープに飛ぶが、菜々美がカニバサミで倒すとDDT。フォールも2。
 菜々美はロープに飛ぶが、寧々はチョークで捕らえるとそのまま大外刈りで叩きつけ、コーナーに振って串刺し攻撃。
 だが菜々美が避けるとアンが走り込み串刺しエルボーから、未依も走り込みコーナーに駆け上がるとブーメランフットスタンプ。フォールもアンがカット。

 アンはハイキックを未依に叩き込み、スリーパーで絞り上げるが寧々が二人まとめて丸め込むが2。
 菜々美が3人にストンピング連打からロープに飛ぶが、トリプルビッグブーツの洗礼を受けるとアンと寧々がそれぞれ足を持ち、未依がキャメルクラッチの状態から担いで合体カンパーナ。これで菜々美はギブアップ。菜々美失格。

 寧々とアンと未依でエルボーの打ち合い。アンが集中砲火をあびるが、次々ハイキックで反撃もガードした寧々がブレーンバスター。そこへ朝子が安全式ムーンサルトからフォールも2。
 朝子は安全式シャイニングウィザードも、打ち終わりに未依が朝子にフットスタンプ。寧々がアンにセントーンからフォールも未依が寧々を横入り式エビ固めも2。

 寧々が未依をコーナーに振って走り込むが、未依がハイキックからロープを使ったスタナー。さらにくまちゃんフォールも2。
 未依は寧々のバックをとるが、切り返した寧々がネックハンギングボムからフォールもアンがカット。
 アンは寧々にカカト落としからハイキック。さらに脇固めからフォールし3カウント。寧々失格。

 未依がアンのバックをとりくまちゃんバスターからくまちゃんちょこころねで3カウント。アン失格。

 未依が勝利したと思いトップロープに登って客席にアピールするが、朝子が後ろから突き飛ばすと、ロープを掴んでなんとか耐えた未依の手を外して落下させる。これで未依がOTRで失格し、朝子が一人残りで勝利となった

朝子「YES、YOU(奈々未を指差し)、NO、YOU(寧々を指差し)、NO、YOUYOUYOU(次々選手を指さして)NO、YOU NO、YOU NO、YOU!YOUYOUYOU COME ON!(指名された未来がしぶしぶリングへ)YOU、(首を掻っ切るポーズで挑発)THANK YOU。WHERE IS MY PAPA?I AM CHOJO!THANK YOU」

<試合後コメント>
グレート朝子
「ME BE COOL(首を掻っ切るポーズをしてアピールして去っていった)」

第3試合

 先発は朝陽と杏加。ロックアップから朝陽がロープに押し込むが、杏加が切り返して髪を掴んでロープに押し込む。さらにエルボーからロープに振っていくが、ショルダータックルのぶつかりあいとなり、朝陽がロープに飛ぶとMARUがエプロンから蹴りつけ杏加がドロップキック。杏加は髪を掴んでMARUの足に朝陽の顔面を叩き込もうとするが、朝陽が切り返して杏加の顔面を叩き込む。両者タッチ。

 珠紗がガットショットからロープワークの攻防。MARUがサムソンクラッチも2。
 MARUがドロップキックで場外に転がし場外戦へ。南側客席まで移動しての場外戦でてっぺんが蛇道衆を同士討ちさせると、朝陽が杏加をリングに戻す。

 朝陽がロープに振ってフェイスバスター。さらに弓矢固め式のアームバー。朝陽がこれを離してコーナーに叩きつけるも、切り返した杏加がエルボーから顔面を踏みつける。
 朝陽がお返しとばかりにエルボーから顔面を踏みつけ、レフェリーが注意するとキャメルクラッチ。そこへ珠紗がロープを往復しての低空ドロップキックを叩き込み、サンドイッチドロップキック。朝陽がロープに飛んで低空ドロップキックから619を発射し珠紗にタッチ。

 珠紗はロープに飛んでスライディングクロスボディ。フォールも2。
 珠紗はロープに飛ぶが、避けた杏加が丸め込むも朝陽がカット。
 珠紗は走り込むが杏加はスタナーで迎撃し、デスバレーボムからフォールも2。
 杏加がコーナーに登るも、珠紗がエルボーから正面に上り雪崩式ブレーンバスターで叩きつける。
 珠紗はMKDからフォールもMARUがチェーンを投げつけてカット。
 杏加はイスを受け取り珠紗のボディに叩き込み、さらに珠紗にもたせてイスごとドロップキックで吹っ飛ばす。杏加はMARUにタッチ。

 エルボー合戦から珠紗がビンタ。珠紗は朝陽にタッチ。

 朝陽が走り込むもMARUはスピアーからフォールも2。
 MARUはマフラーホールドも珠紗がカット。コーナーに振って珠紗が串刺し攻撃も、MARUが避けて走り込んできた朝陽も避けると、杏加がエプロンから2人の動きを止めてMARUがまとめて串刺しスピアー。
 MARUはイスをリング中央にセットすると、朝陽を座らせてチェーンで往復ブローを連打。ぐったりとする朝陽を見てロープに飛ぶが、珠紗が場外から足を掴んでコケさせるとエプロンに登るが、杏加が場外から珠紗の足を掴んで落下させ、MARUがチェーンで絞首刑に。これは朝陽がドロップキックでカット。さらに場外に落下した蛇道衆へ朝陽がコーナーからのプランチャを投下する。

 リングに戻り、てっぺんでMARUにダブルミサイルキックから朝陽がリストクラッチ式スープレックスも杏加がチェーンでカット。
 MARUがチェーンでの首投げ連発からそのままスリーパーもレフェリーが注意。
 MARUはコーナーに上ると、杏加が朝陽の上にイスをのせ、そこへのダイビングフットスタンプ。さらにマフラーホールドで捕らえるが珠紗が低空ドロップキックでカット。
 珠紗はエルボー連打からロープに飛ぶが、杏加がエプロンからスタナーで迎撃し、MARUが珠紗の脳天にイスを叩き込む。
 MARUは朝陽もイスで殴りつけ、さらにレフェリーにもイス攻撃。これでレフェリーが反則をとり蛇道衆の反則負けとなった。

珠紗「ふざけんなよ!こんな勝ち方しても嬉しくねーんだよ!」
朝陽「おい、蛇道衆てめーら、そんなに凶器が使いたいんだったら、1・25蛇道衆プロデュース公演、お前らの得意なハードコアマッチでしてやるよ」
MARU「ハードコアマッチ?お前らにそんな覚悟あんのかよ!おい待て、じゃあ、1月25日、蛇道衆プロデュース公演で、メイン、メインは(杏加じゃなく)キラ☆アンだけど、アクトレスガールズ初の、ハードコアマッチやろうじゃねーかよ!松井、お前とはその前にあるよな?1月12日、シングルマッチ、絶対お前に勝ってやるから覚悟しとけよ!」
杏加「朝陽!タッグ変えたり?この戦いのオチがわからない。さんざん好きな事言ってくれますね?私は、すっっげぇクソほど悩んで頑張ってきてるんです。今そういう時期なんです!あなたにもそういう時期、ありましたよね?まず、朝陽、お前に勝つ事を、私のこの行動のオチにしてやるよ!」
朝陽「拍手がないようなので、あんまり期待されてないようですが」
珠紗「まあ、こんな勝ち方でも勝ちは勝ちということで、帰れ!」

 蛇道衆が殴りかかり、乱闘で退場となった。

<試合後コメント>
松井珠紗&朝陽
珠紗「今年2023年最後の闘いということで・・・煮えきらない」
朝陽「不完全燃焼だよねこんなん」
珠紗「そう。実はね、この試合ポイントマッチだったんですよ。王座戦と同じポイントマッチでやって、まあ、勝ったんで、勝ったんですけど、でも、なんか、違うよね?」
朝陽「きれいなやつでね」
珠紗「そう。こういう勝ち方がしたかったわけじゃない」
朝陽「今日が試合納めだよでも」
珠紗「え?」
朝陽「あははは(苦笑)」
珠紗「ちょっと1月まで年末ってことにします」
朝陽「そうだね」
珠紗「なんでね、蛇道衆、1月25日の興行で、ハードコアで、まあ相手杏ちゃんがじゃなくてキラ☆アンだけど」
朝陽「いいよ」
珠紗「決まったんで、そこで、改めてね、清々しく勝って」
朝陽「てっぺんらしく」
珠紗「てっぺんらしく、この気持ちを払拭したいと思います」
朝陽「私はその杏ちゃんに対して、思うことっていうかめちゃくちゃ悩んでるのはわかるんですよ。私もそういう時期めちゃくちゃあったし、でもまあ、なんだろうな?団体の運営、いやそういうことじゃなくて、なんか、言われた事をそのまましてるとどんどん自分見失っちゃうんじゃないかなって、思いついたこともそうだけど、貫いてった先にあるものがなければ、貫いてく意味ってないと私は思ってるので、なんかすごい自分を探してるんだなって、その途中なんだなっていうのはわかったし、でも今日の試合は蛇道衆の岩井杏加として戦ってくれたのかなと、そういう風に熱い何かを感じました。まあいつどこでシングルが組まれるかわからないですけど、私が余裕で勝って、杏ちゃんをそっちに」
珠紗「落とさせねーぞと」
朝陽「そうそうそう落とさせねーぞということで、はい。ありがとうございました」

MARU&岩井杏加
MARU「いやー、負けたけど、全然負けたと思ってない。な?」
杏加「全然。マジで朝陽覚えとけ」
MARU「朝陽とシングルやれば?」
杏加「マジやってほしいっす」
MARU「組んでもらったほうがいいよ、ほんとに。いや1月25日、蛇道衆公演、ちょっと岩井はあんまり関係ないけどハードコア、アクトレスガールズ初のハードコア。まあ、そっち専門で私はやってきたので、思い知らせてやります。まあその前に、松井とはシングルマッチありますが、試合後あんなにめちゃくちゃ来ると思わなかったからちょっとマジで12日のシングルもボコボコにしてやりたいと思います」
杏加「ちゃんとした蛇道衆として25日、興行出るので、ちょっと岩井これからどうなっていくか、皆さんよく見といていただけると嬉しいです」
MARU&杏加「シャー!」

第4試合

 先発は轟と絵里奈。ロックアップから絵里奈がロープに押し込み、ロープに振っていくと轟はロープワーク。絵里奈はブリッジしてスカすが、轟がコーナーに振って串刺し攻撃を狙う。絵里奈は足を伸ばしてカットし、コーナーに振って走り込むが、轟が足を伸ばすも短すぎて当たらない。
 絵里奈は長い足をアピールすると、轟は悔しがりながらCHIAKIにタッチ。絵里奈も夏葵にタッチ。

 CHIAKIがヘッドロックで捕らえるが、両者ロープワークの攻防でスカしあうと、夏葵がブーメランアームホイップからドロップキック。
 夏葵は莉子にタッチ。

 莉子はケンカキック。受けきったCHIAKIにエルボー連打も、CHIAKIは「もっとこい!」と挑発。莉子はビンタを叩き込み、CHIAKIは髪を掴んでエルボーからロープに飛ぶが、スカした莉子がカサドーラも2。
 莉子のハイキックを避けたCHIAKIがボディスラムを狙うも、莉子が胴締めフロントネックで絞り上げるが、CHIAKIは力任せに担いでボディスラム。フォールも2。
 CHIAKIはcalicoにタッチ。

 calicoとCHIAKIが莉子をロープに振り、CHIAKIがエルボースマッシュからcalicoがドロップキック。CHIAKIがケンカキックを叩き込み2人で客席にアピール。
 calicoは莉子の背中をひっかき、投げようとするが莉子が腕を掴んで丸め込みながらバズソーキック。莉子は絵里奈にタッチ。

 絵里奈は串刺しジャンピングニーから串刺し腰振りブロンコバスター。さらにXファクターからBBJチームでアピール。轟たちが出てきてカットするが、アレンとCHIAKIを夏葵と絵里奈が中央に振って同士討ちさせるとサンドイッチジャンピングニー。calicoが混ざると2人に背中を叩かれ、絵里奈がロープに飛んでピープルズギロチンドロップ。フォールもcalicoがひっかき攻撃でカット。
 calicoがブラジリアンキックから後ろ回し蹴りを叩き込み轟にタッチ。絵里奈も智香にタッチ。

 アレンが傘攻撃から轟のバット攻撃とサンドイッチ。智香をコーナーに振って轟が串刺しボディスプラッシュで潰し、リングに転がるとCHIAKIが側転ダブルニードロップ。
 起き上がった智香とエルボー合戦も、CHIAKIが打ち勝ちロープに飛ぶ。だが智香がラリアットで迎撃しフォールも2。
 智香は投げようとするがCHIAKIが逆に担ぐも、着地した智香がロープに飛ぶとCHIAKIへ絵里奈がダイビング・ライダーキックを発射。さらに智香がチョークスラムで叩きつけフォールも2。
 智香は夏葵にタッチ。

 夏葵は投げようとするが、耐えたCHIAKIの顔面に膝蹴り。夏葵はコーナーに登るもCHIAKIがエルボーから正面に登るが、夏葵は蹴り落とすとダイビングフットスタンプを投下する。
 避けたCHIAKIが走り込んできた夏葵にパワースラムからフォールも2。
 アレンが傘攻撃からcalicoが旋風脚、calicoが轟に夏葵を振ると轟はボディスプラッシュで弾き飛ばし、CHIAKIがロコモーションフィッシャーマンバスター。フォールも智香がカット。
 CHIAKIはアレンにタッチ。

 アレンがダイビングフェイスバスターからフォールも2。
 アレンは延髄切りも、夏葵が避けるとフットスタンプ。さらにサッカーボールキックからロープに飛ぶが、轟が出てきてボディアタックで吹っ飛ばすと投げ捨て十三不塔。轟がロープに飛ぶも莉子がエプロンから髪を掴んで動きをとめるが、CHIAKIが夏葵にスピアーからアレンがDDT。フォールも智香と絵里奈がカット。
 絵里奈がアレンにライダーキックから智香がCHIAKIをチョークで捕らえてからのジャイアントスイング。
 夏葵がアレンにハイキックもアレンが延髄切りで返し、DDTからフォールも2。
 アレンは膝立ちでエルボーを連打するが、夏葵はロープに飛んでランニングニー。さらにキューティースペシャルで叩きつけ3カウントを奪った。

第5試合

 菜摘が走り込みドロップキック。コーナーに振ろうとするが、逆に皇希が振るも菜摘はドロップキックで迎撃しスリーパー。皇希はボディへのエルボーで逃れるも、菜摘がロープに飛ぶが皇希がリープフロッグからバックを取る。菜摘は切り返すも皇希がヘッドロックからグラウンドに持ち込むが、菜摘はヘッドシザースで抜けて距離を取る。

 手4つを要求した皇希に菜摘がローキック連発。皇希のエルボーもスカすとボディに膝蹴り連発からミドルキックも、キャッチした皇希が逆エビ固め。
 これを離すと皇希はロープに飛んでビッグブーツ。さらにロープに飛んで顔面にビッグブーツからボディスラム。さらに170cmプレスからフォールも2。

 菜摘はすぐに脇固めで捕らえるが皇希はロープに足を伸ばしブレイク。

 菜摘はロープの反動を使ったダブルニードロップから、エプロンを走り込んで顔面にランニングニー。さらにロープを使った卍固めもレフェリーが注意しブレイク。

 菜摘は串刺しニーも、避けた皇希が後頭部にショートレンジラリアットから串刺しビッグブーツ。
 さらにロープに飛んでラリアットも、避けた菜摘が走り込むが皇希はラリアットで迎撃。フォールも2。

 皇希は引き起こしてカナディアンで担ぐが、菜摘が丸め込むも2。

 菜摘はドロップキックからロープに飛ぶが、皇希が追走ラリアット。
 エルボー合戦から皇希がエルボーを巻き込んでのパワースラムからフォールも2。

 皇希はカナディアンで担ぐが、着地した菜摘がハイキックからブレーンバスターで投げ捨て串刺しダブルニー。
 さらにコーナーに上りセカンドロープからのダイビングダブルニードロップ。再度コーナーに登るが、起き上がった皇希がエルボーから担ぐとカナディアン・フェイスバスター。フォールも2。

 菜摘はロープに飛んでPKも、避けた皇希が丸め込んでからロープに飛んでビッグブーツ。さらに引き起こして起き上がりこぼし式のショートレンジラリアットを連発し、フォールも2。

 皇希はバックドロップからフォールも2。

 皇希はコーナーに登りアメジスト・バタフライを投下するが、避けた菜摘がトラースキックからフォールも2。

 菜摘は蒼魔刀からフォールも皇希が切り返すが2。

 菜摘は再度蒼魔刀で3カウント。

<試合後コメント>
澄川菜摘&皇希
――初シングルでしたが
菜摘「皇希は入ってから最初から試合されてた選手だし、自分がロイヤルに加入させたのもそういうスター性があるからこそロイヤルにいるべきだと思ってますし、ロイヤルにいる間に周りにも認めてもらって、いつベルトをとってもおかしくない選手だと思ってもらえるように、一緒に組んでやってたんですけど、こうやって今日初めて対戦して、お互いコンディションが完璧ではない中ではあったんですけど、そういうのも今出せるお互いの今までの経験みたいなものは出せたと思いますし、まだまだ私も立場を任すだけじゃなくて、自分ももっともっとまだまだ引っ張っていけるように、精進していきたいなと改めて思いました」
皇希「そうですね、菜摘さんがおっしゃってくれたように、周りの人からも期待は多分されていて、でも菜摘さんも皇希がこれから頑張っていかなきゃいけないんだよっていうのはずっと言ってくれてて、だからこそ、今日勝たなきゃいけなかったんじゃないかなって、思っている部分もあって。でも、まだまだ自分も今日の試合全然納得いってないですし、まあまた来年、もっともっと、菜摘さんを越して、またベルトに挑戦して、自分がアクトレスガールズのトップになれるようにもっともっと頑張ります」
菜摘「まだまだとらせません!はい、頑張りましょう」

第6試合

 お互いローキックとミドルキックの牽制。
 リングを周り、茉莉がタックルからグラウンドの攻防へ。未来がインディアンデスロックで捕らえるが茉莉がロープを掴みブレイク。

 未来はニークラッシャーから背中にサッカーボールキック。
 茉莉はガットショットから首投げで倒し、お返しとばかりに背中にサッカーボールキック。
 未来もガットショットから首投げで倒しサッカーボールキック。茉莉も同じくやり返し、サッカーボールキック連発からPK。これをキャッチした未来が足へのエルボーからローキックをスネに叩き込んで倒し、39ロックで捕らえるが茉莉はロープを掴みブレイク。

 未来は足へのストンピングから串刺し攻撃を狙うが茉莉が阿吽で迎撃しレッグラリアート。フォールも2。

 茉莉はオモプラッパで捕らえるが未来はロープを掴みブレイク。

 茉莉が担ごうとするが、耐えた未来が背中にエルボー連打からミドルキック連打で倒し、ロープに飛んでラリアット。巻き込んだ茉莉が担ぐとバックフリップで叩きつけフォールも2。

 茉莉がコーナーに振ろうとするが、逆に振った未来が串刺しドロップキックから串刺し低空ドロップキック。フォールも2。

 未来はロープに押し込みエルボー。ロープに飛ぶが、茉莉が足を伸ばしてカットすると、ロープに押し込み背中にミドルキック連打。ロープに飛ぶが未来はカウンターのパワースラムからロープに飛んでボディへパントキック。
 膝立ちの茉莉の顔面を蹴りつけた未来がバズソーキック。茉莉は場外へ転がるも、未来が追って場外乱闘へ。
 客席に叩き込みあいエルボー合戦も、未来がエクスプロイダーで床に叩きつける。茉莉もお返しとばかりにボディスラムで床に叩きつけリングへ戻る。

 エプロンに上がった未来へ茉莉がスライディングキック。未来がリングに戻ると茉莉はストンピングから担ぐが、着地した未来にハイキックから旋回式サイドバスター。フォールも2。

 茉莉は担ぐとフロントフリップからフォールも2。

 茉莉は熨斗紙を狙うが未来が切り返して逆さ押さえ込みからロープに飛んでラリアット。フォールも2。

 未来はロープに押し込んでエルボーを叩き込み、ロープに飛んでラリアット。フォールも1。

 茉莉はハイキックから熨斗紙で叩きつけフォールも1。

 茉莉はハイキックも、すぐに未来がバックドロップ。ハイキックの相打ちから両者ダウン。

 膝立ちでエルボーの打ち合いから未来がロープに飛ぼうとするが、茉莉がバックを取って担ぎ上げると旋回式バックフリップ。さらにバズソーキックからフォールも2。

 膝立ちでエルボーの打ち合いから茉莉が熨斗紙を狙うが、未来が切り返すとブレイク・ダウンで叩きつけフォールも2。

 未来がロープに飛んでラリアットも、茉莉が避けるとそのまま逆のロープの反動をつけて後頭部にラリアット。
 コーナーに登りミサイルキックを突き刺しバックを取るが、耐えた茉莉にダブルアームスープレックス。フォールも2。

 未来はスタイルズクラッシュで叩きつけフォールも2。

 茉莉は熨斗紙からロープに飛んで疾風迅雷で3カウント。

茉莉「ベルト取ったぞー!ベルトが、あるべき場所に来ました。それだけです。ただ、こうやって、全力で全てを・・・(言葉につまる)・・・全力で全てを注ぎたいと思える環境があって、全力で一緒に、前に進んでいきたいって思える仲間たちがいて、そして、ずっとずっと、信じて、私についてきたみんな、いるのは、当たり前ではありません。本当に、ありがとうございました!!未来さん、絶対王者と言われた青野未来から、ベルトを奪うことができて、本当に光栄です。そして、今年1年、チャンピオンとしてアクトレスガールズを全力で引っ張ってくれて本当にありがとうございました。(未来と握手)今年1年、未来ちゃんはお疲れだと思うんで、私が荷物を軽くしといてあげました。よかったら、しめくくりに、みんなにご挨拶お願いします」

未来「応援してくださったみなさん、本当にごめんなさい。10ヶ月、ベルトとともに成長させてもらい、ベルトは私の一部でした。ベルトのない青野未来に価値があるのかわかりません。でも、アクトレスガールズはこれからもっともっと大きくなるし、もっともっと明るい未来があるから、ベルトがなくても、アクトレスガールズを引っ張れるような青野未来になれるように頑張ります。年明け、1月2日3日は、全日本プロレスさんのリングにアクトレスガールズが上がらせていただきます。いただいた、おっきなチャンスを!絶対につかめるように、頑張っていくのでよかったらこれからも応援お願いします!」

茉莉「それでは今日出場した全員上がってください。試合してないメンバーもよかったらあがってください。今年1年、アクトレスガールズを応援してくださり本当にありがとうございました。それでは!強く!優しく!あなたに一生懸命!アクトレス~ガ~ルズ~」

<試合後コメント>
茉莉
――第2代AWG王者となりました
「無事勝てて正直ホッとしてるのが一番なんですが、リングの上でも言ったんですが、あるべきところにベルトが来たと思っています」

――プロレス時代も含めてシングルベルトは初めて
「そうですね、プロレスラーのルールもアクトレスリングのルールももちろん、ベルトを戴冠させていただくのは初めてです」

――これまで茉莉さんはベルトに興味がないのではないかという声もあった。アクトレスリングのベルトだから挑戦してとったと
「私はアクトレスガールズの生え抜きではなくて、プロレスラーからアクトレスガールズになったメンバーなんですけど、やっぱり、アクトレスガールズっていうコンセプトを邪魔しているメンバーだと自分では思ってるので、やっぱりどこかアクトレスガールズとしては自信が持てない部分が今まであったんですけど、でもこのアクトレスリングのベルトを今日巻くことができて、ようやく本当のアクトレスガールズになれたなという思いがあります」

――来年はアクトレスガールズの代表として見られるわけですが、チャンピオンとしてどのように表現していきたいですか?
「アクトレスリングとしての、すごく特殊なルールのあるベルトなので、色んな魅力に特化したメンバーが40人近く集まっているのでみんながそれぞれの魅力でベルトをほしいと思って、まあ渡さないですけど色んな魅力で色んな輝きで戴冠できる、エンターテイナーとしての最高峰のベルトにしたいと思います」

――ポイントマッチの勝敗を分けた決定的な部分はどこだったのでしょうか?
「総合ポイントと運以外の合計ポイントしか聞いていなくて、どれが決め手というのは正直わかっていないんですが、私が把握してる部分では運で私がだいぶ巻き返して、最後差をつけて勝たせていただきました」

――今日会場で茉莉さんへの声援が大きく聞こえました。ファンからのポイントも大きかった
「そうですね。自分だけがただトレーニングだけして強さを求めても手にできるベルトではないので、もちろんプロレスラー時代から支えてきてくださった皆さんがいて取れたベルトだと思ってます」

――これから目指されるべきてっぺんになったわけですが、下の人たちに言いたい事は
「みんな、やっぱり上にあがりたいって気持ちは全員持ってるんですけど、悪い意味で良い子ちゃんな子が多いので、やっぱちょっと謙虚すぎるというか、なんかもっと、ガツガツ、来てくれたらいいなと思います」

――では改めて今回の勝利に繋がったファンの皆様へメッセージをお願いします
「プロレスラーから、アクトレスガールズに入って、その後もさらに新体制に変わったり、どんどんどんどん変わっていく中で、新しく知ってくれたみんなにも、プロレスラー時代から応援してくれたみんなにも、ようやく、ベルトを巻いた姿を見せる事ができました。信じてついてきてくれて、本当にありがとうございました!」

青野未来
「いやー・・・そうですね、うん、ほんとに、10ヶ月ですけど、アクトレスガールズのチャンピオンの青野未来っていうのをすごく、私はそれがあったから成長できたのかなと思っていて、いつの日にか絶対王者と呼んでもらえるようになり、そういうのは全部ベルトのおかげだなっていうのはすごくあったので、ほんとに、ちょっと悔しいだけじゃない、なんだろう?喪失感というか、あとは、うん、ほんとにベルトのない青野未来に、価値あるのかなっていうのはずっと思っていて、ずっとそれはでも防衛戦重ねるたびに、戦う前にいつもベルト失ったら私の価値ってなんだろうっていうのをずっと思いながらやってきてたので、(涙を流しながら)うん、そうですね、すごく、ちょっと、切り替えられるのかなっていうのもありますね。はい」

――茉莉さんに対しては
「旧体制からずっと戦ってきて、先輩でもあるし、だけど、私は茉莉さんに負けないぐらいアクトレスガールズを引っ張ってきたっていうのもあったので、うん、茉莉さんがでもアクトレスガールズをすごく大事に思ってる気持ちも、大きくしようと思ってる気持ちもわかっていたので、茉莉さんを超えてこそ真のチャンピオンだなっていうのがあったから、ほんとに負けたくない相手だったんですよね。ほんとに負けたくなくて、でもやっぱり、勝てなかったですね。茉莉さんが、これからアクトレスガールズをチャンピオンとしてどうしていきたいのか、まだわからないですけど、でも、私が見守るんじゃなくて、やっぱりまたいつか、チャンピオンに返り咲きたいなとは思います」

――最後リング上で会話を交わしていましたが
「そうですね、ありがとうございましたっていう話と、今まで守ってくださってありがとうございましたって言ってくださって、あといつもなんか、茉莉さんと、茉莉さんがふざけるのでいつも、だからちゃんとああやって向き合ったの初めてですねって言われて、確かにそうだなと思って。リング上でああやって2人で話とかしたことないし、なんか、初めての感じではあったんですけど、でもなんかちょっと覚えてないです。私がちょっと悔しくて、そのへんの気持ちがついていけてないのもあります」

――今まで目指されるべき立場で1人で頑張ってきて、現在ユニットにも入っていないので1人っきりになるわけですが今後来年に向けて誰かと組んでいきたいや新しいものを目指していきたいだとかはありますか?
「そうですね、全然考えてなかったんですけど、まあ確かになんか今まで結構1人の存在だったんですけど・・・えー、ユニットとかもなんか、今ほんと全然考えてないので、なんかそういう一緒にやりたいって人がいたら、私ももっとやりたいと思えたらやりたいと思うし、でも、来年に向けてはやっぱり全日本さんのリングに上がるので、アクトレスガールズとしても大きなチャンスになると思うし、そこを私はいつまでも落ち込んでられないので、新たなリングでアクトレスガールズと青野未来をしっかりアピールしていきたいなとは思います」

――1月2日に全日本プロレスのリングに登場が予告されているグレート朝子から宣戦布告を受けましたが
「いやです~すごく。あれ宣戦布告?言ってる意味がよくわからなかったんですけど」

――首を掻っ切るポーズをされていましたが
「いやです~すごいいやですなんか。何回か見たことあるんですけど試合とかは。ちょっと、未知すぎて、あんまり、外で見てるだけがいいと思ってたので。あれは新春の一発目ってことですよね?もうベルトもないし、グレート朝子に絡まれて、ちょっと、2024年が怖くなりますね。怖いです」

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