爆弾系女子が爆発し王座挑戦決定!王者は「もっとそのメラメラした気持ちぶつけてきてほしい」
13日、大田区産業プラザPiOにてアクトレスリング『ACTWRES ICHIBAN!! SERIES~ACTWRES SQUARE ONE~』が開催。メインイベントで勝利した“おっとり?はんなり? 爆弾系女子”石川はるかがベルト挑戦を表明した。
石川は元JDスターの女子プロレスラーMARUが主催する劇団に役者として出演したことで茉莉と知り合い、約1年半のトレーニングを積んで2022年5月にアクトレスガールズでプロレスデビュー。
役者としては「役に入り込みすぎてしまう」と語る石川だが、その感情の爆発力から出る表現力はかなりのもの。普段とのギャップから“おっとりはんなり爆弾系女子”の異名を取っている。
だが石川は自分自身を表現する事がリング上では難しいのか、いい試合はするものの一歩引いたポジションに甘んじたまま2年以上が経過。この日はメインイベントに師匠の茉莉とのタッグで出演し、AWG王者の夏葵&福永莉子と対戦した。
試合は茉莉がサポートに周り、王者の夏葵を相手に石川が互角の勝負へ。だが夏葵がフラップジャックで反撃すると福永とのサンドイッチサッカーボールキックを叩き込む。これを受けきった石川は福永にリバーススプラッシュやセントーンを投下して圧殺していき、莉子は蒼天カサドーラ(=ニ回転カサドーラ)で逆転を狙うも、これを返した石川がブロックバスターホールドから豪快な投げ捨てバックドロップで叩きつけ3カウントを奪った。
勝利した石川は茉莉に向き合うがなかなかうまく言葉が出ず、自分の顔をひっぱたいて気合を入れると「茉莉さん、私は茉莉さんと闘いたいです。そのKINGベルトに、挑戦させてください!」と挑戦表明。
これを聞いた茉莉は嬉しそうにマイクを持つと「いっつも静かなはるかが珍しいね。まあでもこんだけ人数がいるアクトレスガールズでどんどんどんどんアピールしないと、チャンスも掴めないので、いいよ。もっとそのメラメラした気持ち、ぶつけてきてほしいと思ってたんで。ただ、アンリがデビューして10戦。そこに感化されて軽い気持ちで言ってみたなら、私は、全力で叩き潰しに行くので、それなりの覚悟持ってきてください。このベルト、重てえぞ」と向かい合ってベルトを掲げ、はるかは一礼して茉莉と向かい合った。
KING王座戦は次回1月24日の新木場1stRING公演が濃厚だが、同日には夏葵の持つAWGベルトに新人トーナメントを優勝したアンリが挑戦する。火のついた石川が王座戦で爆発し、AWG王座戦に負けない試合を見せてくれることを期待したい。