【試合詳細】10・9 新日本プロレス両国国技館大会 【IWGP世界】SANADAvsEVIL 【IWGPジュニア】高橋ヒロムvsマイク・ベイリーvsリオ・ラッシュ 【NEVER】タマ・トンガvsデビッド・フィンレー 【NEVER6人】オカダ・カズチカ&棚橋弘至&石井智宏vsアレックス・シェリー&クリス・セイビン&ジョシュ・アレキサンダー 【STRONG無差別級タッグ】アレックス・コグリン&ゲイブ・キッドvsヒクレオ&エル・ファンタズモ

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『カンタン酢 Presents DESTRUCTION in RYOGOKU』
日程:2023年10月9日(月・祝)
開始:17:00
会場:東京都・両国国技館
観衆:5,002人

▼10人タッグマッチ 20分1本勝負
○田口隆祐/タイガーマスク/矢野通/YOSHI-HASHI/オスカー・ロイベ
8分14秒 オーマイ&ガーアンクル
●香取貴大(イーグル)/政岡純(フリー)/拳剛(フリー)/須見和馬(DDT)/正田壮史(DDT)

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
[Just 5 Guys]タイチ/DOUKI/○X=上村優也
7分57秒 かんぬきスープレックス・ホールド
[HOUSE OF TORTURE]●高橋裕二郎/SHO/金丸義信

▼シングルマッチ 30分1本勝負
[G.O.D]○タンガ・ロア
8分15秒 OJK
[BULLET CLUB]●チェーズ・オーエンズ

▼8人タッグマッチ 30分1本勝負
[L.I.J]○内藤哲也/鷹木信悟/辻陽太/BUSHI
7分44秒 デスティーノ→エビ固め
[UNITED EMPIRE]ジェフ・コブ/グレート-O-カーン/HENARE/●カラム・ニューマン

▼IWGPジュニアタッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組/BULLET CLUB】クラーク・コナーズ/○ドリラ・モロニー
13分28秒 Full Clip→片エビ固め
【挑戦者組/JET SETTERS】●KUSHIDA/ケビン・ナイト
※王者組が2度目の防衛に成功。

▼7番勝負最終戦 6人タッグマッチ 30分1本勝負
永田裕志/○海野翔太/マスター・ワト
14分10秒 デスライダー→片エビ固め
[STRONG STYLE]鈴木みのる(パンクラスMISSION)/エル・デスペラード/●成田蓮

▼STRONG無差別級タッグ選手権試合 30分1本勝負
【王者組/BULLET CLUB WAR DOGS】ゲイブ・キッド/●アレックス・コグリン
13分12秒 スーパーサンダーキス'86→片エビ固め
【挑戦者組/G.O.D】ヒクレオ/○エル・ファンタズモ
※王者組が初防衛に失敗。ヒクレオ&ファンタズモが新王者となる。

▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組】オカダ・カズチカ/○棚橋弘至/石井智宏
15分40秒 ハイフライフロー→片エビ固め
【挑戦者組】●アレックス・シェリー/クリス・セイビン/ジョシュ・アレキサンダー
※王者組が3度目の防衛に成功。

▼NEVER無差別級選手権試合 60分1本勝負
【王者/BULLET CLUB】●デビッド・フィンレー
19分39秒 DSD→エビ固め
【挑戦者/G.O.D】○タマ・トンガ
※王者が2度目の防衛に失敗。タマが新王者となる。

▼IWGP ジュニアヘビー級選手権試合3WAYマッチ 60分1本勝負
【王者/L.I.J】○高橋ヒロム
17分53秒 TIME BOMB II→片エビ固め
【挑戦者/CHAOS】●YOH
※もう1人は【挑戦者】マイク・ベイリー
※王者が6度目の防衛に成功。

▼IWGP 世界ヘビー級選手権試合ランバージャックデスマッチ 60分1本勝負
【王者/Just 5 Guys】○SANADA
28分1秒 デッドフォール→体固め
【挑戦者/HOUSE OF TORTURE】●“キング・オブ・ダークネス”EVIL
※王者が4度目の防衛に成功。

SANADAがEVILの卑劣残虐ファイトをはねのけIWGP世界ヘビー級王座防衛で1・4の内藤戦へ!ヒロムがIWGPジュニア防衛も石森が襲撃!Just 5 Guys新メンバーは上村優也!

第0試合


両軍入場して正田がアイアンマンのベルトを掲げながら矢野を挑発。正田が背を向けた瞬間に矢野がスクールボーイを仕掛け、拳剛らが慌ててカットし矢野を袋叩きにする中でゴング。

 正田&須見のDDTコンビが矢野に突っ込んでいくが、矢野がひらりとかわして2人の髪を引き倒しタイガーにタッチ。
 タイガーが正田にミドルキック、ソバットと叩き込んでいくが、正田もミドルキックで応戦。さらに串刺し二段蹴りを狙うも、これをかわしたタイガーがタイガー・スープレックスを狙う。これを振り払った正田がコンビネーションキックからドロップキックを見舞い両者タッチ。
 201cmのオスカーと163cmの須見の対面に。須見がエルボー連打も、オスカーは意に介さずチョップ一発でなぎ倒す。須見はコーナーからティヘラを狙うが、オスカーがキャッチしてボディスラムを狙う。須見が着地してドロップキックもオスカーは倒れず。政岡も加わってダブルドロップキックもオスカーは倒れず。ならばと香取も加わってトリプルドロップキックでようやくふっ飛ばして政岡にタッチ。
 政岡はオスカーの指へのフットスタンプからフェイント混じりの低空トラースキック。さらにトラースキックを発射も、これをキャッチしたオスカーがボディスラムで叩きつけてYOSHI-HASHIにタッチ。
 YOSHI-HASHIは4人を同時に相手取って無双。政岡に強烈な逆水平チョップを見舞っていき、政岡、須見をロープにぶら下げて串刺しドロップキック。YOSHI-HASHIがロープに振ろうとするが、政岡はサミングからロープを使ったチンクラッシャー。さらに振り子式セントーンを見舞って拳剛にタッチ。
 拳剛はコーナーに上ってダイビング・フットスタンプを発射も、YOSHI-HASHIが回避してエルボー合戦へ持ち込む。拳剛がケンカキックからブレーンバスターで叩きつけ両者タッチ。
 田口と香取の対面となり、香取がスピードで翻弄しドロップキック。さらにオクラホマロールからゆりかもめに捕らえる。さらに正田がブラジリアンキックから三角蹴り、政岡がトラースキック、須見がフットスタンプ&ケブラーダ、拳剛がDDT、香取がブレーンバスターと猛連撃。
 香取がバックドロップを狙うが田口が振り払う。香取がうさちゃんを投げ渡し、受け取ろうとした田口に延髄斬りを発射。田口はこれをかわしてオーマイ&ガーアンクル。回転して外した香取が再びうさちゃんをパス。今度は受け取った田口がレフェリーにパス回ししようとしたところを香取がスクールボーイも、田口はうさちゃんを奪い取りつつキックアウト。田口が高々とうさちゃんを放り投げてパスすると、香取が上を向いて受け止めようとする。その隙に田口がヒザへの低空ドロップキックを見舞い、そのままオーマイ&ガーアンクルに捕らえてギブアップを奪った。

<試合後コメント>
政岡純&香取貴大&拳剛
政岡「オレは新日本プロレス初参戦! オイ、対戦相手、そしてこれを見ているオマエら、(※KFCジュニアのベルトを見せながら)FREEDOMSチャンピオンの政岡じゃ! どう映ったかな? また呼ぶ価値あるんちゃうか? オレはいつでも仕上げて待ってるぞ」
香取「(※ウサギのぬいぐるみを、汚いものをつまむように見せながら)見ました、試合? ケツの、ケツの方にぶち込んでしましたよね? 試合で負けることよりもマジで屈辱的なんですよ。だから、今度来る時は田口、いや新日本にこれ以上の屈辱を味わわせてやるよ、きったねえの! マジで」
拳剛「オレはもう今日はYOHくんの応援に来ただけだから。このあとタイトルマッチでしょ? 絶対チャンピオンになってください、YOH選手。この後、応援団も来るんで、一生懸命応援してきます。今日はありがとうございました」
政岡「オイ、最後にここで宣言しとくぞ! 1年後、いや数カ月後、誰も想像しない位置にオレが行ったるからな。ここで宣言しといたるわ! 見とけ、オラ!」

正田壮史&須見和馬
須見「(※正田と一緒にやってきて)今日、初の新日本……」
正田「(※ここで突然矢野が浅見レフェリーと一緒に現われて、アイアンマンヘビーメタル級のベルトを持つ正田をスクールボーイで丸め込んできたので)ウワッ……」
矢野「(※正田がカウント2でキックアウトすると)チクショー! (※と叫んで退散)」
正田「(※立ち上がって)……あっぶねえ! まだ…まだ終わってなかったんかい! ウ~ワ~、ビックリした。(※気を取り直して須見に向かって)今日はありがとう」
須見「来月11月。僕らDDTも両国があるんで、そこでももっともっと僕たちが盛り上げられるように頑張りたいなって、改めて思いました。今日はありがとうございました」
正田「ええコメント。今日はとりあえずこのベルトを守れて良かったです。(※先程矢野がやって来た方向を確認して)……もういないかな? ヨシ! 次、もしチャンスがあるんだったら、これよりも凄いベルトを持って、新日本に戻ってくるんで、皆さん、この顔を覚えておいてください。ありがとうございました」
須見「ありがとうございました」

タイガーマスク&田口隆祐&オスカー・ロイベ
タイガー「(※矢野がバックステージで正田を丸め込み、アイアンマンヘビーメタル王座奪取を狙ったシーンを見ていて)試合よりも面白かったね、今ね?」
田口「はい。どこでも狙えるし……」
タイガー「あ、そう? こういうところでもいいんだ。じゃあ今度、(※笑いをこらえきれず、ちょっと吹き出しながら)チャンスがあったら……。何やってるのかと思ったら……。なるほどね、そういうのもあるんだ」
田口「はい」
タイガー「じゃあ、僕から(コメント)言っちゃいます……。まぁ第0試合ということで……試合は(第)0だろうが、(第)1だろうが、やはり僕たちは一切関係ない。リングに上がれば、相手がいれば叩き潰す。まぁ今日の対戦相手は他団体の……ごめんなさい、正直名前はいまだにちょっとわかんないですけど、最後リング上でね、あのぅ~、えーっと、拳剛選手ですかね、彼が近づいてきて、今度やろうじゃねぇかみたいなことをね、言ってきたんでね、いやぁ面白いなと……。まぁ、そういう選手もいるんだなと今日思ったし、あのぅ、みんな素晴らしい技術を持ってる選手だなと僕は思ってるしね。ただまだ、新日本の選手のレベルには来てないと思ってます。ただほんとにあのぅ、みんな向こうのチャンピオンみたいなんで、まぁ素晴らしいというか、あのぅ面白かったです。やってて面白かったですね」
ロイベ「ガンバリマス。アリガトゴザイマシタ(※とだけ言って、1人控室に向かう。タイガーもそのあとを追う形で控室へ)」
田口「(※1人残されて)まぁやって、やっててそうですね、やって面白かったんで、はい。やっぱり、素晴らしい選手が集まったということでしょうね。まぁカピー(香取)とは、前もやりましたけれども、ウサギね。ウサギの扱いがまだ、私の方が上でしたかね。日ごろからバニーちゃんで鍛えてる分だけ若干、ウサギの扱いが慣れていたかもしれないです。まぁそうですね、バニーちゃん特訓必要なら、カピーも私のところに来て……。講習料、向こう持ちで、お願いします。バニーちゃん特訓したければ、ご連絡お待ちしています。面白かったです、はい。面白かったです……」

YOSHI-HASHI「今日もこのタッグのベルト、オレが1人で2本持って入場してるけど、もう1人のタッグチャンピオンのゴッチャンも、いい感じで回復してると思うし、これからの、今から始まる(本戦の)第0試合の(第1試合の言い間違い? )Xがゴッチャンでないことをオレは信じてるし。このベルト持ったまんま、『WORLD TAG LEAGUE』3連覇。このベルト持ったまま優勝して(1.4東京)ドームへ行く。それが今の目標だから。今日、(対戦相手が)普段あんま対戦してない人たちだったけど、また違った刺激になったし、まぁいろんなもん吸収して、オレたちは次のタッグリーグ3連覇、いくから。以上」

第1試合


 予告されていたJust 5 Guysの新メンバー“X”の正体は、なんとIMPACTへ海外遠征に出ていた上村優也。2年ぶりの新日本マット登場となった。
 H.O.Tの奇襲で場外乱闘となる中でゴング。リング上でSHOがタイチをいたぶっていくが、タイチが喉輪で圧倒。裕二郎がカットして2人でタイチに向かっていくが、タイチは裕二郎にフロントハイキック、SHOにジャンピングハイキックを見舞って窮地を脱出。
 そこへ金丸がタイチの前に立ちはだかり、タイチの手が止まる。金丸がサミングからロープに振ろうとするも、タイチは回し蹴りで排除。さらにSHOにサッカーボールキックから喉輪で自軍コーナーに押し込み、DOUKIにタッチ。
 DOUKIはSHOにボディスラムからフットスタンプ。さらにSHOを場外に放り出してトペを狙うが、金丸が場外から足を引いてカット。H.O.Tのセコンドに付いていた東郷がDOUKIをいたぶり、金丸が場外ボディスラム。さらに金丸がブレーンバスターで叩きつけ、裕二郎にタッチ。
 裕二郎はギロチンドロップ、エルボードロップ、ヘッドドロップと連撃。SHOにタッチ。
 SHOは「Xがナンボのもんじゃ!」と上村を挑発しながらDOUKIにサミング。さらにジャーマン・スープレックスを狙うが、DOUKIが脱出してトラースキックから延髄斬り。上村にタッチ。
 上村は金丸、SHOをアームドラッグで放り捨て、裕二郎にはダブルチョップ。さらにSHOにフライングフォアアームを叩き込み、コーナーに上がっていく。場外から東郷が突き落とし、H.O.Tが全員で上村を囲む。
 H.O.Tのトレイン攻撃から裕二郎がフィッシャーマン・バスター。さらに金丸が押さえつける中でSHO&裕二郎がトーチャーツールを振りかぶる。この窮地をDOUKIが救出し、タイチがダブルアックスボンバーで2人まとめてなぎ倒す。場外に逃れた2人にDOUKIがラ・ケブラーダで追撃。

 タイチは裕二郎に「くたばれ!」とジャンピングハイキック。続けて上村が串刺しドロップキックを叩き込み、コーナーに上ってダイビング・クロスボディ。さらにヤングライオン時代からの必殺技であるかんぬきスープレックス・ホールドで3カウントを奪った。

<試合後コメント>
SHO&タイチ
SHO「(※KOPWのベルトを持って現われて)何がXじゃ、オイ! 誰が来たところでよ、オレたちゃHOUSE OF TORTUREには1ミリも響かねえんだよ。それによ、KOPWはよ、もうこのオレのものになってるからよ(※と言ったところで、突然タイチのマイクスタンドが飛んできて、タイチ自身も近寄ってきたので)オオ、なんで来てんだ、この負け犬、オラッ! オメエ、負けただろうが! ふざけんな、負けとるやろうが! オマエ、何言っとんじゃ!」
タイチ「あんなんで勝ったと思ってんのか、テメエ、この野郎!」
SHO「当たり前だ!」
タイチ「テメエの力じゃねえだろうが、オラッ!」
SHO「オレが獲ったんだよ! これはオレのもんだよ、この野郎! ふざけんな、バーカ!」
タイチ「初めてだもんな、シングル。楽しいよな?」
SHO「ざけんなよ! 負けたくせに何言ってんだ、この野郎!」
タイチ「テメエが勝ったわけじゃねえだろう」
SHO「オレが勝ったんだよ!」
タイチ「テメエ、逃さねえからな」
SHO「どうせ今日のメインでオマエら負けんだよ! オマエら終わりなんだよ!」
タイチ「もう一回じゃねえ。やり直しだ、テメエ。誰が認めんだ、コラッ!」
SHO「全員が認めてるだろう。オイ、認めただろう!?」
タイチ「テメエら、今日のメインで終わんだよ。どうせ終わんだよ」
SHO「終わるのはオメエらだ! ふざけんな、この野郎!」
タイチ「オメエだけ生かしてやるよ。オメエだけ生かしてやる。逃さねえためにな。オイ、今日のメイン、決着ついたらテメエ、それ挑戦するぞ。挑戦じゃねえな。やり直しだ」
SHO「オオ、負けたらやってやるよ。負けるわけねえのによ。負けたら考えといてやらぁ。オレたちゃメインも勝つんだぞ」
タイチ「メイン、負けたらオマエ、分かってんだろうな? やり直しだ」
SHO「負けるわけねえだろうが、オマエらなんかに」
タイチ「やるんだな、コラッ!?」
SHO「ああ、やったろうやないか」
タイチ「ヨシ分かった。やるんだな?」
SHO「負けたくせによ!」
タイチ「こっち5人だからな。これが最後だ」
SHO「オイ、ふざけんな、オマエ!」
タイチ「分かったか? (※語気を強めて)分かったか、コラッ! やるんだな、コラッ!? やるんだな?」
SHO「負けるわけねえじゃねえか」
タイチ「メインでよ、オマエ、ガタガタ言わしてやるから待っとけ。いいか?」
SHO「(※タイチが去ると)どうせアイツらメインで終わりだよ。挑戦できねえよ。どうせアイツら負けるからよ、ワハハハハ!」

Just 5 Guys
タイチ「(※改めてメンバーたちと一緒に現われて、拍手をしながら)OK! お帰り、優也!」
上村「ありがとうございます。約2年間、アメリカに行って、試合をして、生活をして、今新日本プロレスに帰ってきました。上村優也です。初めましての方もいるかもしれないですし、ご無沙汰してますの方もいるかと思います。一つだけ言いたいことは、僕はIWGP世界ヘビー級のベルトを巻いて、世界一のレスラーになります。僕からは以上です」
タイチ「見ての通り、Xは優也だ。なんだ、文句あるか? オレたちと意見が合ったから、今ここにいる。でも別に5人揃ったからって、仲良しこよしじゃねえ。いつも通りだ。方向性が違えば出てくし、方向性が合えば5人揃うし、6人、7人、8人にだってなるし。別にSANAやんの横にいるから、オレの横にいるから彼はそれでいいわけじゃないんだよ。常にトップを狙ってんだよ。そのトップを狙ってるところで、今ここがテメエの居場所として見つけたから、ここにいるんじゃねえか。それでいいじゃねえかよ」
DOUKI「まあタイチが言った通りだ。オレたちは別によ、仲良しこよし、結束だ、信頼だ、そんなのはどうだっていいんだよ。オレたちがたまたまよ、同じ方向を向いていた。それはチーム結成の時から言ってたことだ。(※上村に向かって)オマエはオマエでチームを利用すればいいし、オレはオレでジュニアのトップに行くためにこのチームを利用する。ただそれだけだ。同じ方向、向いているってだけだ」
タイチ「そうだ、そうだ。全員利用すればいいんだよ。オマエは自分の力でトップ上がりゃいいんだよ。それだけだよ」
TAKA「まあよ、数あるユニットから、優也自身がここを選んだってことだよ。言ったよな? オレたち結成当時に新日本プロレスの景色を変える、世界を変える。これからまだまだこの景色、このJust 5 Guysが変えていくからよ。この後もタップリとEVIL、HOUSE OF TORTURE、キッチリと落とし前つけさせてもらうぞ」
タイチ「メインイベント覚悟しとけよ。オレらしっかり5人揃えたからな。5vs5でまずはアイツら片付けるからな。話はその次だ。待ってろ、テメエら。今日で終わりだ。優也も加わったし、今日までだ、好き勝手やってるのは。待っとけ、この野郎!」
上村「(※最後に一人残り、カメラに向かって)Yuya will be No.1 in the world!」

金丸義信
「オイ、X、上村! テメエはよ、選択ミスだよ。オレが言うんだから間違いねえよ。あんなとこ行ってもな、一歩も成長しねえぞ、オイ。よく考えろ。残念だったっていうことになるぞ」

高橋裕二郎
「(※床を這いながら現われて)あのクソグリーンボーイが! 今日はよ、ただのビギナーズラックだよ。オイ、新日本、アイツとオレでシングルマッチ組めよ! 分かったか、オマエら!」

第2試合


 ゴングを待たずに乱闘となるも、ロアがショルダータックルの連打からスイング式のバスター。さらに619を狙うが、チェーズがキャッチしてネックブリーカードロップで切り返す。場外に逃れたロアへリング内からのドロップキックを見舞ったチェーズは、リングに戻してマウントナックル連打から首絞め攻撃。止めに来たレフェリーを突き飛ばすと場内からはブーイング。
 チェーズがCトリガーを放つとロアが回避も、チェーズは振り向きざまの急所打ち。さらに古傷の右ヒザへスピニング・トゥーホールドなどのサブミッションで集中攻撃。ロアもラリアットを放つが、チェーズがフロントハイキックで顔面を打抜きCトリガーを発射。ロアはこれをカウンターのスピアーで迎撃する。
 ロアは演舞のようなボディブロー&地獄突きの連打から逆水平チョップ。さらに串刺しラリアットからコーナーに上ってミサイルキック。さらにロアが619からセントーン・アトミコ。さらにエイプシットを狙うが、チェーズが後方回転エビ固めで切り返す。チェーズはトペ・レベルサを狙うが、ロアがキャッチしてそのままジャーマン・スープレックス。
 チェーズが場外に逃れると、ロアは追っていって鉄柵へのアトミックドロップを狙うが、着地したチェーズがトラースキックからジュエルヘイスト。ロアがリングに戻るタイミングでCトリガーを叩き込み、エルボー合戦へと誘う。打ち勝ったチェーズがCトリガーを狙うも、ロアがかわして延髄斬り。さらにスピアーを発射も、チェーズがCトリガーを顔面に突き刺すカウンター。さらに必殺のパッケージ・パイルドライバーを狙うが、クラッチを切ったロアが組み伏せてOJK(※クロスフェイス)でタップを奪った。

<試合後コメント>
タンガ・ロア
「オマエのことが倒せて、本当にうれしいよ。しかもこの場所、リョーゴクホールで。(フィニッシュ技は)ジャドーサンへのお祝いだ。でも、この場所に来て思い出した。オマエとオレはBULLET CLUB時代、親友だったよな。でも(BULLET CLUBを)追い出されて、オレは大人になった。今のBULLET CLUBはバカばっかり。バカな若いボーイズばっかりだ。オマエはそのバカなヤツらと、まだつるんでるつもりか? あんなヤンチャ小僧の面倒をいつまで見てるつもりだ? G.o.Dはそこから出たことで成長して大人になった。そして自分たちのスタイルを作った。チェーズ、オマエはまだBULLET CLUBを必要としてるのか? オマエもBULLET CLUBを出るべきだ。そしてG.o.Dに来ればいい。いやG.o.Dでなくとも、どこかほかのユニットに入るべきだ。もうBULLET CLUBはガキのもの、バカな男たちのものになってしまった。オマエは賢く、しっかり物事を考えられる大人であることを願うよ」

チェーズ・オーエンズ
「(※着ていたTシャツを脱いで)タンガ・ロア、オマエの顔が嫌いだ! 言いたいことはそれだけ!」

第3試合


 辻とオーカーンの対面でゴングが鳴ると、オーカーンが低空タックルで倒しバックを取りながら支配。辻が結ってきた髪を掴んで引き回し、ネックブリーカードロップならぬヘアブリーカードロップ。さらにロープに振っていくが、辻がティヘラで放り捨て、お返しのヘアブリーカードロップ。さらに後ろで腕を組みながら「フン!」と踏みつけフォールで意趣返し。BUSHIにタッチ。
 BUSHIが突っ込んでいくが、オーカーンがモンゴリアンチョップ連打から「フン!」と玉座。HENAREにタッチ。
 HENAREはBUSHIにエルボー連打で倒し、コブにタッチ。
 コブは「BUSHIが小さくて見えない」とアピールしつつ踏みつけていき、その場飛びムーンサルト・プレス。さらにBUSHIの腕をクロスするポーズを真似て挑発していくが、BUSHIがダイビング・クロスボディで反撃。これはコブにキャッチされるも、ティヘラに切り替えて放り捨て鷹木にタッチ。
 鷹木が串刺しラリアットを見舞っていくと、ニューマン&オーカーンがカットに来るも鷹木が2人を蹴散らしコブへ龍魂ラリアットを発射。これを耐えたコブがブレーンバスターを狙うが、鷹木が逆にブレーンバスターで叩きつけ、カメラに向かって「キタキタキターッ!」と咆哮。内藤にタッチ。
 内藤は鷹木と2人でダブルのヒップトスを狙うが、コブがダブルラリアットでなぎ倒し、内藤の低空ドロップキックをかわしてデッドリフト式のバックドロップ。ニューマンにタッチ。
 ニューマンは超高速ロープワークで内藤を翻弄しランニング・ビッグブート。さらに内藤の攻撃をかわしてトレイン攻撃を主導し、ダイビング・ラリアット。ニューマンは旋風脚を発射も、辻がカットしてトラースキック。鷹木がパンピングボンバーを叩き込み、内藤がジャックナイフも帝国がカット。内藤はデスティーノを狙うが、ニューマンがボディブローで脱出。そこへBUSHIが飛び込んできてコードブレイカーを叩き込み、2人で合体スイングDDTを狙う。ニューマンは着地するも、BUSHIがトペ・スイシーダで帝国の救援を絶ち、内藤がデスティーノでニューマンを仕留めた。

<試合後コメント>
BUSHI
「この通り、コンディションはバッチリだよ。この長かったシリーズを終えて、次に待ってるのはロンドン。そしてロンドンから帰ってきたら、次のシリーズ『SUPER Jr. TAG LEAGUE』があるんだよ。まあそろそろ連絡が来る頃だろうなと思うけど、みんな誰が来ると分かってると思うけど、あえて言わせてもらうよ。お楽しみに」

鷹木信悟
「(※拍手をしながら現われて、異様なテンションで)DESTRUCTION! いい雰囲気だな。最高だよ。オレたちもノリノリで試合ができた。最後キッチリ内藤が決めてくれた。今日もいろいろあったみてえだな。第1試合ではJust…なんちゃらGuysにXが登場したみてえだ。Xと言えば、Xと言えば、ちょうど5年前だ。ここ両国国技館でロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのパレハとして、鷹木信悟は登場した。アレからちょうど5年だ。5年だ。いろいろあったけどな、5年間あっという間だよ。だが、オレにはまだまだやらなきゃいけないことが山程あるからよ。これからも新日本プロレスの、いやプロレス界のてっぺん目指して、我が道を驀進していく。それと今週末、土曜日だ。イギリス、ロンドンで…なんだっけ? ロイヤル…『Royal Quest』? そこで何のタイトルもかかってない、鷹木信悟vs石井智宏が発表されている。それの意味を、オレはしっかり考えてるからな。ノンタイトルで鷹木vs石井、これぞ日本のプロレス、これぞ鷹木信悟のプロレスというものを、ロンドンだけじゃねえ。全世界にアピールしてやるよ」

辻陽太
「今日は新日本プロレスにとって大事な歴史の1ページとなっただろう。上村が帰ってきた。それはオレにとっても重要なピースの一つだ。話は変わるが、グレート-O-カーン、オレはオマエのことレスラーとして面白いと思っている。なぜか分かるか? オマエのその見てくれ、弁髪、ヒゲ、どれをとっても一級品だと思う。特にグレート-O-カーンが負けた暁には東スポが放っておかない。これはレスラーにとっても大事なことであるだろう。オマエとリングの上で向き合っていると、何かが生まれる気がする(※と言って、ニヤリと笑ってから控室へ)」

内藤哲也
「(※権利証トートバッグ片手に現われて)やっと今日、2024年1月4日、東京ドーム大会のメインイベントで対戦する相手が決定するわけで、もう待ちくたびれちまったぜ。SANADAとEVILによるここまでの前哨戦。Just 4 Guys(※本人発言ママ)のXはいったい誰なのかっていうことで興味を引いてきたけど、そのXが上村だと判明してしまった今、この後のタイトルマッチで二人がいったいどんな闘いを、どんな試合を、そしてどんなタイトルマッチを見せるのか? チャンピオン・SANADAとチャレンジャー・EVILのお手並み拝見だぜ、カブロン!」

グレート-O-カーン
「まず内藤、余に2敗してるくせに顔じゃねえんだよ。テメエがいくら会社の文句言おうがな、今回の東京ドームはどう見たって、会社にプッシュされたおかげだろう。テメエがいくら文句言ったってな、もう耳に入ってこねえんだよ。2敗している余を倒してからにしろ。オイ、鷹木! テメエもだ。まぐれ起こしたからってよ、調子乗んじゃねえぞ。そっから、辻だ、辻、オイ! ただの三つ編みでよ、何アピールしてんだよ? 顔じゃねえだろう、テメエが一番! テメエ、イギリスでよ、余が作ったリージョンにいて、何やったんだ、オイ! 無敗記録作ったのか? シングルかタッグのチャンピオンになったんか、オイ! 新しいユニット作ったか、オイ! 中途半端にメキシコに行って、中途半端に帰ってきて、それで余に噛みつこうなんて100年早えよ。まあそれを分からせてやるよ。余の足元まで追いつけたらな、闘ってやるよ。(※突然、辻が目の前を横切ったので)見たか、あのアピール? 余にかまってほしくて必死じゃねえか! まるでご主人さまが、何年かぶりに帰ってきた子犬のように、走り回って……(※と言っていると、またもや辻がニヤリと笑みを浮かべながら横切って行ったので)ホラ、また前を横切っていきやがった、ワハハハハ……! アイツ、笑ってるけどよ、あの笑顔の下は涙ダラッダラだろうな。もう一回言ってやるよ。テメエは何成し遂げた? 帰ってきてからも負け続けて、イギリスでも何もできない。メキシコでもなんもできてない。中途半端なのは髪型だけにしとけ!」

ジェフ・コブ
「今日のこの試合の結果については、何も言い訳をするつもりはない。ただオレたちの新加入のアイツ(※カラム・ニューマン)は日々より強くなり、賢くなり、そしてより良いレスラーになっている。今日の過ちはもう繰り返さない。UNITED EMPIREがどこに向かっているか? 未だにグッズのベストセラーであることは変わりはないが、リングの中では何が行なわれているのか? 『SUPER Jr. TAG』、『POWER STRUGGLE』、たくさんのシリーズが待っているが、オレたちは自分たちがやるべきことをやり続けるだけ。前進あるのみ。新日本プロレスは分かってないんだ。これは短距離競走ではなく、マラソンだとオレたちは捉えている。だから、オレたちのこの一歩一歩をしっかりと見ていってくれ」

HENARE
「みんなドラマチックにいろいろとコメントするのが好きみたいだな。オレはストレートなタイプで、自分が思ったこと、そして自分の目で見たことしか言葉にすることができない。今回は1カ月に及ぶ長い長いツアーだった。移動日と試合日で1日も休みすらなかった。しかし、次、来月…いや違う。もう10月だから今月、オレにとっては大きな試合が待っている。そう、例の無差別級だ。エディについて、みんな『気をつけろ』だの『オマエを壊しに来る』だのと言われているが、オレは誰にも倒されない。オレはストリートでもリングの上でも、誰にもノックアウトされたことがないんだ。ここまでいいウォームアップができた。そして、これからロンドンでの6人タッグマッチを挟んでの試合なので、こちらもいいウォームアップになるだろう。エディ、オレはよくいるアメリカ人プロレスラーとは違う。オレ自身、しっかりと闘い抜くことができるということを、オマエとの試合で見せてやるよ。オマエのことは『G1』で見た。オレの方が上だな。(※カメラに自分の手を見せながら)オレのこのナックルを見てみろ! オレはストリートなんて怖くないんだ!」

第4試合


 WAR DOGSがゴンズを待たずに奇襲。ナイトに集中攻撃をかけてダウンさせ、KUSHIDAをロープに振るもKUSHIDAがハンドスプリングエルボーで迎撃。場外へ逃れた2人へナイトがKUSHIDAを踏み台にトペ・コンヒーロ。
 KUSHIDAがモロニーをコーナーに叩きつけて額へのエルボースタンプを連打。KUSHIDAがロープに飛ぶとコナーズが足払いを狙うが、これを回避したKUSHIDAがスライディングキックで撃退。KUSHIDAのアシストからナイトがボディプレスを見舞う。
 ナイトがアームロックに捕らえながらグラウンドに転がし、腕へのボディプレスからスライディングショルダータックル。KUSHIDAにタッチ。
 KUSHIDAはエプロンからの延髄斬りからグラウンドでのカンパーナなどジャベで痛めつけてロープに飛ぶが、コナーズが横から飛び出してきてタックルでふっ飛ばす。
 代わるコナーズが逆水平チョップを連打していき、串刺しスピアーからモロニーにタッチ。
 モロニーは逆水平チョップ連打から喉輪でコーナーに押し込み顔面にツバを吐く。モロニーは背中を踏みつけながらのサーフボードストレッチ。なんとかひっくり返して丸め込み、延髄斬りを見舞ってタッチを求めるも場外からコナーズがナイトを引きずり落としてタッチを妨害。KUSHIDAがロープに飛ぶもコナーズが足を引いて転ばせる。モロニーgロープに飛ぶとナイトが足を引いて転ばせ、KUSHIDAが腕へのサッカーボールキックを見舞ってナイトにタッチ。
 ナイトはモロニーにスワンダイブ式のラリアット、コナーズにホップアップ式ドロップキック。2人の追撃をジャンプで飛び越えてオーバーヘッドキック。さらにモロニーへトペ・レベルサのように飛んでいきつつ旋回してクロスボディ。KUSHIDAがコナーズを肩車し、ナイトの地対空ドロップキック&KUSHIDAの山嵐の合体攻撃。
 ナイトがスパイクDDTを狙うが、コナーズが着地したところにモロニーがトラースキック。コナーズのスピアー&モロニーの足へのラリアットのサンドイッチ攻撃。モロニーがフットスタンプで追撃も、KUSHIDAがカットしてモロニーにマサヒロタナカ。コナーズがKUSHIDAにパワースラム。
 コナーズとナイトがエルボー合戦を展開し、ヘッドバッドが相打ちに。ナイトがホップアップ式スパインボムで叩きつけ、両者タッチ。
 KUSHIDAが腕へのミドルキック連打からクロスボディ。さらにオーバーヘッドキックからヒップトスで叩きつけてからの低空ドロップキック。KUSHIDAがモロニーを肩車しナイトがドロップキックを狙うが、コナーズがキャッチして肩車。ナイトがリバース・フランケンシュタイナーでコナーズを突き刺し、KUSHIDAがモロニーに雪崩式フランケンシュタイナーを狙う。モロニーがキャッチして雪崩式パワーボムを狙うが、その上からナイトが飛びついて雪崩式フランケンシュタイナー。ナイトがスパイクDDTで突き刺してKUSHIDAがフォールもコナーズがカット。
 ナイトがコナーズをアームロックに捕らえて押さえる中、KUSHIDAがモロニーにエレファントキックからハンドスプリングエルボーを発射も、キャッチしたモロニーがドリラ・キラ。あまりにもえげつない角度で突き刺したため場内からは悲鳴が上がる。
 ナイトが慌てて救援に来るも、モロニーがホップアップしたところにコナーズが空対空スピアーを突き刺して撃墜。身動きが取れないKUSHIDAにFull Clipを決めて3カウントを奪った。

 WAR DOGSの2人はベルトを男性器に見立てて振り回したり、尻を拭いたり、サーフボードに見立てながら踏みつけたりと凌辱の限りを尽くして退場していった。

<試合後コメント>
クラーク・コナーズ&ドリラ・モロニー
コナーズ「(※イスに座るなり、用意されていた缶ビールの栓を開け)乾杯だ、モロニー」
モロニー「オス」
※手にした缶ビールを合わせてともに一口飲んだ後で……
コナーズ「このツアー『DESTRUCTION』、その言葉通り、破壊がすべてだった。顔が合ったヤツをぶっ壊してきた。引退するその時まで、オレたちはそれを続ける。今回、最終的にオレたちは、ケビンとKUSHIDAを破壊することができた。オレたちは有言実行の男たちさ。それ以外、なにものでもない」
モロニー「彼らに敬意を払って言うかもしれないけども、オレたちは全部の力を使ってないよなぁ。半分ぐらいしか出してなかったんじゃないか。このとんでもないツアーは約3週間にも及ぶ長いものだった。その間、オレはここが地元だと思って闘ってきた。ニュージャパンのオフィスには感謝している。この『DESTRUCTION』ツアーを闘ってきたが、一人ひとり全員が“ブルーマン”だった。まぁなんか1人、血で紫になったヤツもいたがな」
コナーズ「ああ、(ブルーに血が混じって)パープルだったな」
モロニー「そうそう。でも黒だろうと白だろうと、色は関係ない。オレたちはジュニアタッグ・チャンピオンであることに変わりない。最高のジュニアタッグチャンピオンだ。このベルトを過去に持った男たち、タイガーマスク、(モーターシティ)マシンガンズ、ヤングバックスなどいたが、オレたちほどじゃない。ここにいるオレたちは、たった今、あらゆるものを破壊し、ベルトを持つ最高の男になったのだ! それがわからないヤツは誰であろうと叩きのめしてやる!」
コナーズ「そうだ、わかるか? オレたちは本物。THAT'S A DOG FOR REAL」

KUSHIDA&ケビン・ナイト
ケビン「クソッ! (※と叫び、壁を殴りつける)。初戦から振り返って、もう何週間もたった。BULLET CLUBを相手に、オレたちはまだ100%を出せてなかったとしても、なにも言い訳をすることはない。それがJET SETTERSだ。一つ闘い、一つ負けた。今日はBULLET CLUBにすべて持っていかれた。爆発するところを間違った。だが、JET SETTERSはこれで終わりではない。オレたちは地に落ちたままではない。オレたちは常に飛び立つ。次の目的地は『SUPER Jr. TAG LEAGUE』。そこに照準を絞り、さらに高く飛んでいく。オレたちはJET SETTERS、空飛ぶ男たちなんだ。あのベルトを狙っていく。次のトーナメント(『SUPER Jr. TAG LEAGUE』)も、オマエたちをターゲットにするということだ。JET SETTERSの次の目的は『SUPER Jr. TAG LEAGUE』決勝戦にコマを進め、トロフィーを獲ること。そして『WRESTLE KINGDOM』での再戦にこぎつけ、ベルトを狙いたい。KUSHIDA、大丈夫ですか?」
KUSHIDA「強い敵だ。いやぁ、They are Strong。彼らは強かった。もちろん認めてるし、チャンピオンであることに間違いはないでしょう。オレたちは、センターにね、新日本プロレスの中央に持っていきたいんですよ。このIWGPジュニアタッグ選手権、ビッグマッチの中にあるこの試合っていうのは、オレたちのテリトリー、JET SETTERSの庭。(※ケビンに向かって英語で)聞いてくれ。オレにはプランがあるんだ。あいつらがチャンピオンであることは構わない」
ケビン「ええ、問題ないです」
KUSHIDA「庭なんだよ、庭。
これがオレたちの庭であり、ここがオレたちの闘う場所だ。このね、風通しのいい、自由な雰囲気の、若い者たちの広場のようなね、IWGPジュニアタッグ選手権っていうブランドを、オレは世界のトップクオリティーまで持っていきたい。そのためにも次のシリーズ、ジュニアタッグリーグ……負けて落ち込んでられないよ。世界は広くて狭い。狭くて広いんだ。ケビン、I want you give you another Japanese new word(オマエに新しい日本語を教えてあげよう)」
ケビン「OK」
KUSHIDA「“NEVER GIVE UP”(という意味の言葉だ)」
ケビン「ネバー・ギブアップですね」
KUSHIDA「It's、アキラメナイ」
ケビン「アキラミナイ」
KUSHIDA「あきらめない」
ケビン「アキラメナイ。……絶対……」
KUSHIDA「ゼッタイ……」
KUSHIDA&ケビン「(※声をそろえて)アキラメナイ!」

第5試合


 海野と成田、ワトとデスペラード、永田とみのるとそれぞれ深い因縁がある相手と対峙する6人タッグマッチ。
 ワトとデスペラードの対面でゴングが鳴るとヘッドロックの取り合いからデスペラードがショルダータックル。さらにアームドラッグの応酬からワトがドロップキック。場外に逃れたデスペラードにトペを狙うがデスペラードが回避。ワトもこれを読んでリング内でポーズを取って挑発。両者タッチ。
 永田とみのるの対面に。ゴツゴツとしたエルボー合戦はリング内に収まらず場外に転がりでながらの殴り合いに。リングに戻ると交互にサッカーボールキックを受け合う意地と意地のぶつかり合いを展開。再びのエルボー合戦から張り手合戦となり、両者同時に倒れ込んでタッチへ。
 海野と成田の対面に。互いにロープへ走り成田がビッグブートで先制も海野はすぐにフライングフォアアームで反撃。海野がヒップトスを狙ったところを成田がコブラツイストで捕らえ、場外に放り出すとみのるが追撃。成田も鉄柵への串刺しビッグブート。場外ではみのると永田が殴り合いを再開。成田が海野を打撃で圧倒しみのるにタッチ。
 みのるがボディブロー連打。デスペラードにタッチ。デスペラードがビンタ。成田にタッチ。成田は3人で海野の顔面を踏みつけ、ロープに振ってランニングネックブリーカードロップ。さらにハーフハッチ・スープレックスを狙うが、海野が振り払ってカウンターのバックエルボーから低空ドロップキック。タッチを求めるが、みのる&デスペラードがカット。海野は2人にダブルドロップキックを見舞い、成田に串刺しバックエルボーからフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド。さらにミサイルキックからトライデントからイグニッションを狙うが、キャッチした成田がコブラツイスト。海野がロープに手を伸ばすと、成田がジャーマン・スープレックス・ホールド。成田はダブルリストアームサルトからフロントスープレックスを狙うが、海野が暴れて脱出してイグニッション。さらにスイングDDTで突き刺すとみのるがカット。
 みのると永田がエルボーで殴り合い、永田がエクスプロイダーを狙うもみのるがスリーパーホールド。さらにゴッチ式パイルドライバーを狙ったところを永田がエクスプロイダー。ワトが飛び込んでくるもデスペラードがスパインバスターからバックドロップ。続けてギターラ・デ・アンヘルを狙うが、ワトが投げっぱなしジャーマンからバズソーキック。引き起こすもデスペラードのロコ・モノが突き刺さり、6人全員が大の字に。
 成田が張り手、海野がエルボーで撃ち合っていき、成田が延髄斬りからフロントスープレックスを狙う。海野がこれを回転エビ固めで切り返し、キックアウトされた瞬間に組み付いてデスライダーで突き刺し3カウントを奪った。

 試合後に海野が握手を求めるが、成田は「いいか!俺はオメーには負けねえからな!」と吼えつつ握手を交わした。
 すると、この光景を見たワトがデスペラードに握手を求める。デスペラードは戸惑いつつもワトの人差し指をつまんで握手(?)も、ワトがガッチリデスペラードの手を握りしめる。
 この流れで永田とみのるも握手するのではと場内がざわつくが、みのるは「お前なんか大ッ嫌いだ!」とビンタ。永田もビンタで張り返すが、直後に握手。「えーっ?!」と場内が驚きの声を上げるも、実はすぐに振り払ってもう一発ビンタ。その後はさらっとグータッチを交わして去っていった。

<試合後コメント>
デスペラード「(※成田に向かって)なんか勝ち負け自体はこっちが負けて終わっちまったけど、スッキリしたみたいだな」
成田「スッキリはした。だけど、リングでも言った! アイツには絶対負けない! 一番はこれだ。だが、いつまでもいがみ合っているわけにもいかない。いいだろう。海野翔太、オマエとやってやるよ。この7番勝負、ただいがみ合ってやっていたわけじゃねえんだよ。オマエの凄さ、オマエの負けの認めなささ、十分分かった。だったら一緒にやってやろうじゃねえか。(※永田とワトと一緒にやって来た海野に向かって)オイ、一緒にやるぞ!」
海野「一緒にやるんだな、オイ! この7番勝負、無駄にさせないぞ。ただ、意地を張って、ムキになっていがみ合っているわけじゃないんだ。同期のオマエに負けたくねえっていう気持ちは一生変わんねえ。ただ、一緒にやんのも面白いんじゃないか?」
成田「やってやるよ(※と言って海野と握手し、先に控室へ)」
永田「(※海野と成田が去った後、鈴木の前にやって来て)知り合って40年、闘い始めて40年、まあ殴り合ったのはプロに入ってからでちょうど20年。そこだけ訂正します。絶対、この男とは交わるとは思わなかった。不思議な感覚ですね」
鈴木「オマエには負けねえよ。オマエだけには負けねえよ。オマエにだけは負けねえよ! 1万回誰かに負けようと、オマエだけには負けないんだよ。今も心は変わっちゃいねえ。今もオマエのことは大嫌いなまんまだ。だけどな、1カ月毎日殴り合ってみろよ。(※ニヤニヤと笑いながら)1回ぐらいいいだろう、握手しても」
永田「不思議な感覚だね」
鈴木「それとよ、このシリーズ、オマエが言ってた“ストロングスタイル”。オマエが“ストロングスタイル”がどうこうとかな、いろいろ言ってたよな? それは分かんねえ。それは分かんねえよ。だけど、オマエの分かんねえこと、オレは知ってんだよ。それは間違いねえんだよ。間違いねえんだよ!」
永田「じゃあ、それを側で感じて、理解させてもらおうじゃねえか」
鈴木「あん、オマエが持ってる“ストロングスタイル”、オレが持ってる、オレの心の中にあるこの“ストロングスタイル”を合わせたら、強えんじゃねえか? オマエよ、すぐ50何歳とかよ、最年長とかよ、すぐ言いやがるけどよ、関係ねえぞ。強えヤツが強えんだよ! 行くぞ! (※と言って先に控室へ)」
永田「(※しばらく唇を震わせて、目頭を押さえ、目を拭ってから)……プロレスに入って31年、こんなこともあるんですね。まあ、だから辞められないですよ(※と言って控室へ)」
ワト「(※永田たちが姿を消し、デスペラードも立ち去ろうとするのを見て)デスペさん!」
デスペラード「はいはい、ありがとうございました~(※と言って、引き上げようとする)」
ワト「(※なおもデスペラードを呼び止めて)デスペさん! デスペさん!」
デスペラード「(※渋々立ち止まって)はいはい、何でしょう?」
ワト「デスペさん!」
デスペラード「なんだ、オマエ? 急にどうした?」
ワト「分かったんですよ」
デスペラード「何が?」
ワト「このシリーズ組んで、闘って、オレたち闘って、分かったことがあるんですよ」
デスペラード「うんうん」
ワト「アナタの、デスペさんの試合の組み立て方が僕の手に入れば、強くなれるんですよ」
デスペラード「オォ……オレのメリットはどこにあんの? オレのメリットは?」
ワト「メリットはこれで、しっかりとした本隊に入ったってことです」
デスペラード「オォォ、そういう言い方するか。卑怯者め」
ワト「だからオレと、いや自分と組んでください(※と言って、手を差し出す)」
デスペラード「もういいよ、握手はさっきしたから」
ワト「もう一度!」
デスペラード「もういいって」
ワト「もう一度、お願いします」
デスペラード「なんか変なもんでも食べたのか、オマエは?」
ワト「食べてはいないです」
デスペラード「食べてはない。どっか打ちどころが悪かったかな? ごめんな」
ワト「打ちどころも悪くないと思います」
デスペラード「まあちょっと考えさせてください(※と言って、先に姿を消す)」
ワト「デスペさん! ……大丈夫です。オレがなんとかもう一度握手してみせます」

第6試合


 コグリンの入場中、まだ場内照明が暗い中でゲイブがリングに飛び込んで奇襲。ゲイブがファンタズモを鉄柵越しに観客席へと放り込み、ヒクレオに狙いを定める。
コグリンがヒクレオの足を鉄柱に叩きつけ、レッグロックで絞り上げてからゲイブにタッチ。
 ゲイブも足攻めを引き継ぎ、ヒザへのエルボードロップからニーロック。ゲイブは罵倒しながら踏みつけていくが、ヒクレオが強烈なチョップ一発で流れを変えショルダースルー。ファンタズモにタッチ。
 ファンタズモはコグリンにブーメランアタック、場外のゲイブにプランチャ、リング内のコグリンにトペ・アトミコからのライオンサルト。しかしプレスされたコグリンが下からキャッチして持ち上げ、場外へと放り捨てる驚異的パワーを見せる。
 代わるゲイブは強烈な張り手一発でダウンさせ、コグリンとともに顔面踏みつけ。ファンタズモもエルボーで反撃するが、ゲイブが顔面かきむしりで怯ませコグリンにタッチ。
 コグリンはゲイブとともに2人でロープに振るが、ファンタズモはゲイブを場外に放り出しコグリンにはフランケンシュタイナー。ヒクレオにタッチを求めるが、ゲイブが場外から足を引いて妨害。コグリンがファンタズモを自軍コーナーに連れ帰り、ダブルのバックドロップを狙うがファンタズモが着地し2人の攻撃を誤爆させてヒクレオにタッチ。
 ヒクレオはゲイブにヒップトス、コグリンにやり投げからラリアット。さらに2人まとめてチョークスラムを狙うが、WAR DOGSが振り払ってロープに振る。ヒクレオがダブルラリアットでなぎ倒し、コグリンに串刺しビッグブートを発射もコグリンがかわしてバックドロップ。さらにコグリンが120kgのヒクレオをぶっこ抜いてのサイドスープレックスで叩きつけ逆片エビ固め。続けてコグリンがブレーンバスターを狙うが、振り払ったヒクレオがパワースラム。ファンタズモにタッチ。
 ファンタズモはコグリンにサドンデスを狙うがゲイブがカット。ならばとファンタズモのスピニング・ネックブリーカー+ヒクレオのビッグブートの合体攻撃。ゲイブがカットしタッチを受ける。
 ゲイブはコーナー上からファンタズモをフロントネックロックで絞首刑にし、コグリンが肩車したところへゲイブがダイビング・ラリアットを見舞うダブルインパクト。さらに2人でダブルのマッスルバスターを見舞い、ゲイブがコーナーに上がるもヒクレオが喉輪で捕獲。ファンタズモがサドンデスを発射もコグリンが回避。そこへゲイブがラリアットを放つもこれがコグリンに誤爆。ヒクレオがゲイブに張り手を放ち、ゲイブが顔面にツバを吐いて応えるともう一発張り手。ファンタズモがコグリンにサドンデスを叩き込み、ヒクレオがゴッドセント。さらにファンタズモがヒクレオと手を繋いでトップロープに立ってから放つサンダーキス'86で3カウントを奪った。 

<試合後コメント>
ヒクレオ&エル・ファンタズモ
ファンタズモ「ワンワン! やったなぁ。(ベルトのバックルに貼りつけてある)このシールを剥がしてやろうぜ。(※と言って剥がそうとするが、なかなか剥がれない)なんだろこれ! 新しいベルトが必要じゃん! (※ようやく剥がれて)やったぞやったぞ、何をやったんだ?」
ヒクレオ「まず第一歩だな」
ファンタズモ「初ストロング・ブルーベルト・チャンピオン! (※ヒクレオが立ち上がって、上下のコスチュームのブルーの部分をパチパチと叩く)。乾杯しようぜ」
ヒクレオ「カンパイ!
ファンタズモ「やった! (※ここでスタッフから袋を渡される)エッ? なに? プレゼント? (※袋から手紙を出してまずは表書きを読み上げる)『この試合の勝者へ』。(※手紙を広げて)『ストロング無差別級タッグ選手権勝者へ。この手紙を読んでいるのがWAR DOGSではありませんように。超絶イケてる長身イケメンのG.o.Dでありますように。君たちと早く闘いたいです。モンスター・ソースより』」
ヒクレオ「(※ファンタズモが手紙を読みあげている間、袋の中身を一つずつ出す。中身はモンスター・エナジー・ドリンクと小袋に入った調味料)モンスター?」
ファンタズモ「モンスター? タコベル・マイルド? 何これ? モンスター? モンスター・ソース! 何これ? ん、聞き覚えあるな?」
ヒクレオ「タコベル? タコベルって誰???」
ファンタズモ「タコベルじゃない! モンスター! あいつらだ。ランス・アーチャー! タコベルはアレックス・ゼイン! あいつらタッグ・チャンピオンシップをオレたちとやりたいのか!? ラスベガスで? ここに全部書いてある。なんだこれ! (※と言って手紙を投げ捨てる。そして気を取り直して)まず今日はカンパイしよう。ついにWAR DOGSを倒した! ゲリラズ・オブ・デスティニーが、あいつらの毛だらけの玉を引っこ抜いて袋詰めして、冷凍庫に入れて凍らせて、ミキサーでなめらかにして、環境に優しくいただくぜ。なんだよ? オマエ、ミキサー持ってないの? オレはいいの持ってるぜ。いいの買えよ。それにしてもやったな! ありがとう! ありがとう! みんなありがとう! (※撮影している某カメラマンに向かって)デブっちょ、オマエはオレとKENTA、どっちが好き? オレの味方なら首を縦に振って。オー、オマエいいやつだな。ほら(※と言って缶ビールを渡す)」
ヒクレオ「オマエデブじゃないよ」
ファンタズモ「そうだな。オマエデブじゃない。骨太なだけさ。さぁ、カンパイだ。飲めよ! 一気にだ! ほら、飲んで! オマエ、KENTAが言ってた通り最高だな! フー! 残りのビールはタマに残しておいてやろうぜ(※と言って立ち去ろうとするが、ベルトを手にして)てか、新しいタッグタイトルのベルト作ってくれよ! ダイジョーブ? 聞いてる? オーケー」

ゲイブ・キッド&アレックス・コグリン
ゲイブ「(※しばらくぼう然としたまま長い沈黙が続く)……………………ハハ、ハハハ、ハハハハ、ハハハハハ……(※と不敵に笑いながら去っていくも)クソッ! どうしてだ! なぜだ! クソッ! (※何度も大声で叫びながら、ゆっくり控室へ向かっていった)」
コグリン「(※つぶやくように)もう2度と、こんなことは繰り返さない……」

第7試合


 棚橋とアレックスの対面でゴングが鳴ると、ロックアップからリストの取り合い。互いにテイクダウンを奪いつつクリーンブレイク。コーナーに詰めていくアレックスに対し、棚橋はブーメランアタックで迎撃。両者タッチ。
 石井とアレキサンダーがゴツゴツとエルボーで殴り合い、アレキサンダーがビッグブート。さらに石井のラリアットをスライディングでかわして足を取りアンクルロック。石井も下から足首を取り返すが、すぐふりはらったアレキサンダーがショルダータックル。両者タッチ。
 オカダとセイビンの対面となり、ロックアップからリストの取り合い。セイビンがテクニカルな切り返しからアームドラッグで放り捨ててオカダコールを煽る挑発。オカダはロックアップでコーナーに押し込み串刺し攻撃を狙うが、セイビンがコーナーに上ってダイビング・クロスボディ。オカダはエルボー連打からロープに飛ぶが、アレックスとの連携で撃退。カットに来た棚橋も2人で撃退。石井が1vs2での打撃戦を挑むも、モーターシティ・マシンガンズがサンドイッチラリアット。さらに2人でエプロンから場外のオカダに空対地トラースキックを放ち、アレキサンダーがリング内からロープ越しの低空クロスボディ。
 モーターシティ・マシンガンズがオカダをロープに振ってダブルチョップ。
 代わるアレキサンダーがオカダの腕を踏みつけつつナックル連打。オカダもビッグブートを放つもアレキサンダーがキャッチしてエルボー。さらに串刺し攻撃を狙うがキャッチしたオカダがリバースネックブリーカー。石井にタッチ。
 石井とアレキサンダーがショルダータックルでぶつかり合い、石井が打ち勝ってなぎ倒しアレックスを場外に排除してセイビンにショルダータックル。アレキサンダーに串刺しラリアットから逆水平チョップを連打。アレキサンダーもエルボー&チョップで反撃しロコモーション式ジャーマン・スープレックスを3連発。アレキサンダーがワンツーエルボーからナックルを叩き込み、自らの立てたヒザへパワーボムで叩きつける。アレキサンダーがC4スパイクを狙うが石井がショルダースルーで切り返しヘッドバッド。アレキサンダーがセイビンにタッチ。
 セイビンは石井にミサイルキックを見舞いブレーンバスターを狙うが、石井が逆に垂直落下式ブレーンバスターで突き刺して棚橋にタッチ。
 棚橋はセイビンにフライングフォアアームからサンセットフリップ。引き起こすもセイビンがチンクラッシャーで切り返し、アレックスと2人でサンドイッチ延髄斬り。棚橋はセイビンのビッグブートをアレックスに誤爆させ、セイビンにドラゴンスクリュー。カットに来たアレキサンダーはオカダがフラップジャックで撃退。3人で囲んでアレックスを囲んで合体DDT。棚橋はスリングブレイドを狙うもアレックスがかわしてローリングエルボー。オカダが飛び込んできてビッグブート。アレキサンダーもビッグブートで撃退するも、モーターシティ・マシンガンズがおなじみのドロップキックコンビネーションでオカダを蹴散らし、アレックスがシェルショックを狙う。棚橋はこれをかわしてアレキサンダーのエルボーをアレックスに誤爆させ、石井がアレキサンダーにラリアット。さらにセイビンにオカダがドロップキックを見舞って救援を断つ。
 棚橋はアレックスのシェルショックをかわしてツイスト・アンド・シャウト。さらにスリングブレイドからコーナーに上ってハイフライフロー。これで3カウントを奪った。

<試合後コメント>
棚橋弘至&オカダ・カズチカ&石井智宏
棚橋「今日は僕がシェリーから獲りましたけども、IMPACTのリングでシングルで負けてるから。これだけじゃまだ腹の虫が治まらないから。シェリーはまだ逃さない。そしてNEVER6人タッグも継続して、全力でやっていきます」
石井「棚橋がリベンジしたってことで、オレもリベンジしたいヤツが一人いる。しかも、(※NEVER6人タッグのベルトに触れて)これかけて」
オカダ「やりましょう!」
石井「先シリーズ、2回もフォール負けしたザックだ。ザックも先シリーズ、このNEVERのベルトのことを口にしてっからよ、アイツも断る理由ねえだろう。オイ、ザック、あと二人用意しとけ。相手はTMDK、大丈夫?」
オカダ「やりましょう! まあこの6人タッグのベルトっていうのは正直、どのタイトルよりもレベルの高い闘いをしていると思いますんで。この3人が揃ったらそりゃそうですよね。今日の闘いも見て分かる通り、世界中のトップクラスがこのベルトに挑戦してきて闘ってる。本当に世界トップクラスの闘いをしているという自負はあるんで。まあ、TNAのことさんざんボロクソに言ってたけど、今のこういったオカダ・カズチカがあるのはTNAのおかげだと思いますんで、またTNAのリングに戻ってもいいじゃないかと。また昔のTNAを思い出して、またやっていきたいと思います。とりあえず次はTMDK」
石井「ヨシッ!」
オカダ「やりましょう!」
棚橋「ヨシッ!」
オカダ「ありがとうございました!」
棚橋「(※一人だけ残って)10月の両国はいろいろ思い出すね。なんか両国の天井を見上げて思った、思いっきり頑張らないとなって」

アレックス・シェリー&クリス・セイビン&ジョシュ・アレキサンダー
セイビン「あそこで行われたのは、物語の始まりと物語の中盤、両方についてだったと思う。オレたち3人対イシイ、オカダ、タナハシが織り成す物語の始まりだ。そしてオマエ(※シェリー)とタナハシとの物語は中盤に差し掛かっている。オマエたちは1対1でやり合ってるな。それについてどう思う?」
シェリー「オレが2015年に新日本プロレスを去った時、やり残したことがたくさんあった。そして8年後、タナハシとレスリングをやって、いや、タナハシとただレスリングをやるだけじゃない。タナハシを倒すことはそのうちの一つだ。そしてオレはそうした。タナハシは“エース”だから、それについては誰も驚かないな? ヤツは新日本プロレスの“魂”だ。ヤツは今夜オレを倒した。だからタナハシ、もしオマエが3度目の試合をやりたいならば、いつでも喜んでやってやる。もしオレの世界タイトルをかけたいならばそうしてもいいぞ。さて、日本デビューを果たしたIMPACTレスリングの今後について話すとしよう。ジョシュ・アレキサンダーから話そう」
ジョシュ「今回初めて日本に来た。長年やりたいと思っていたことだ。オレは世界最高のレスラーの一人とされているが、最高のレスリングが行なわれている場所には来たことがなかった。今夜は勝利でデビュー戦を飾れると思ったが、明らかにそうはいかなかった。イシイ、オマエは頭突きでオレの頭をカチ割りたかったのか? これで終わりじゃないぞ。オレは戻って来る。オマエのホームグランドでやってやるし、オマエがアメリカに来れば、オレたちはアメリカでやってやる。どちらでも構わん。オレの血を取り戻してやる。そしてオカダ、IMPACTレスリングについてオマエが言うべきことをオレが忘れていると思うな。オレが代表する場所、オレたちを象徴する場所、オレたち皆が愛する場所だ! オレたち皆がレインメーカーに対してやり残したことがあると思う」
シェリー「クリアーにしておこう。オレたちのホームはオマエたちのホームだ。新日本プロレスの全てのレスラーよ、IMPACTのリングはそこにある。だが新日本プロレスもオレのものだ。だからオレが戻りたい時には戻って来る。そうするからな……!」
セイビン「(※カメラに向かって投げキスをしてそのまま退場)」

第8試合


 先に入場したタマがフィンレーを待ち受けているも、フィンレーは中々入場してこない。タマが訝しんでいると、いつの間にかぬるりとリングに入ってきたフィンレーが背後からベルトで殴打しマウントナックルでタコ殴りに。
 ようやくゴングが鳴ると同時にフィンレーがスピアーでなぎ倒しマウントナックル連打。場外に放り捨てて鉄柵に幾度も叩きつけ、リングの下から取り出したイスで滅多打ちに。さらにリングの下から取り出したテーブルをセットしパワーボムで叩きつけようとする。タマは必死で脱出するも、フィンレーは再び鉄柵に叩きつけ場外マットを剥がして硬い床の上へのパワーボムを狙う。タマは着地して逆にリバースDDTで硬い床に突き刺していく。
 タマはフィンレーをリングに放り込みナックル連打。さらに裏投げ連発から串刺しスプラッシュ、裏投げ。フィンレーは命乞いで油断させて顔面への噛みつき攻撃も、タマが場外に放り出してプランチャ。今度はタマが場外で鉄柵を使った大暴れ。しかしフィンレーも突っ込んできたタマを担ぎ上げて豪快に鉄柱へと投げつける荒々しい攻撃。
 フィンレーはタマをリングに戻してスライディングエルボー。さらにブルーサンダーボムからガットレンチフェイスバスター。フィンレーがパワーボムを狙うが、タマは振り払ってラリアット。タマはジャケットを脱ぎ捨ててデスバレーボムからシュプリームフローを狙うが、フィンレーが場外に突き落とす。
 フィンレーはエプロンから先程セットしたテーブルへのパワーボムを狙うが、タマがエプロンでのショルダースルーで切り返す。フィンレーが突き飛ばして鉄柱にぶつけ、テーブルへのパワーボム。さらにリング内でのパワーボム、さらにINTO OBLIVIONを狙うもタマがガン・スタンで切り返す離れ業を見せる。
 両者膝立ちになりながら張り手を撃ち合っていき、タマが猛連打でダウンを奪う。さらにタマがDSDを、フィンレーがINTO OBLIVIONを狙う攻防が展開され、タマがコーナーからガン・スタンを発射。これをキャッチして振り払ったフィンレーがヘッドバッドを見舞いパワーボムを狙うも、タマが高角度後方回転エビ固めで切り返してガン・スタン。さらにDSDを狙うがフィンレーが耐える。ならばとタマはスタイルズクラッシュで叩きつけ、DSDで突き刺して3カウントを奪った。

<試合後コメント>
タマ・トンガ
「オレはこれをずっとやってきた。絶対にあきらめない。NEVER GIVE UPの精神で続けてきた。何度も倒されてやられてきたけど、それでも必ず起き上がってきた。そしてそれ以上にやり返してきた。決してギブアップしなかった。ずっとずっと。そして今、ここにいる。もう引退してしまったオマエら、オレはこれを人生をかけてやってきたんだ。死んでもやり抜くという気持ちでやっている。それがオマエたちとオレの違いだ。プロレスこそがオレの人生のすべてだ。いまオレはNEVERのチャンピオンになった。ひとこと言わせてもらう。フィンレー、オマエにはこれからまだまだチャンスはあるだろう。まだまだ成長もするだろう。これからも勝ったり負けたりするだろう。ただ、もうちょっと謙虚になった方がいいな。さぁ、次の相手を選べるとしたら、誰がいいかな。候補はたくさんいる。でも、『G1』から考えてると彼だ。シンゴ(タカギ)だな。どうだ? 彼とはまだ終わってない。せっかくならオマエとやりたい。オマエもIWGP世界ヘビー級のベルトを獲ったことのある男。オレはここにいる。せっかくだから、このベルトを懸けてリマッチはどうだ? オマエはそれにふさわしいヤツだ。そして、オレたちでまだ終わっていないことを終わらせようじゃないか。オレたちの闘いは日本でこそふさわしい。シンゴ、どう思う?」

デビッド・フィンレー
※フィンレーは荒っぽくインタビュースクリーンを放り投げたり、イスを叩きつけたりと大荒れ。
それを外道が「オマエが悪いんじゃない」となだめるも、フィンレーは荒れ狂ったまま。そのまま控室に向かうと、それを追う外道が「タマ、おぼえとけ」と一言残して去っていく

第9試合


 挑戦者の1人であったリオ・ラッシュが体調不良により欠場となり、盟友・YOHが挑戦することに。YOHは10・7でヒロムから勝利を収めており、緊急登板したYOHが王座戴冠を果たすことも十分あり得る。

 ゴングが鳴ると3者じりじりと距離を詰めて行くが、ベイリーが2人を同時に相手取って無双。YOHをミドルキックで倒し、ヒロムのヒロムちゃんボンバーを受けつつ低空ドロップキックを回避。YOHが飛び込んできてヒロムをカニバサミで倒して低空ドロップキックを発射もヒロムが回避。ベイリーがヒロムに低空ドロップキックも回避。距離を取ってにらみ合う。
 ヒロムは「グッドラック!」と2人の方を叩いてエプロンに避難して高みの見物を決め込む。2人はにらみ合うも、ベイリーがビッグブートでヒロムを場外に落とし、YOHがプランチャで追撃。さらにベイリーが三角跳びプランチャも、YOHがベイリーにプランチャ。
 YOHはヒロムをリングに入れてファルコンアロー。ベイリーがカットし、ヒロムにヒップアタックから串刺しビッグブート、さらにリバーススプラッシュ式ダブルニードロップ。これはYOHがカット。
 YOHはベイリーとヒロムを奪い合い、互いに突き飛ばす小競り合いに。ヒロムが「うるせーんだよテメーら!」と突っ込んでいくと、YOH&ベイリーが息ぴったりのダブルミドルキックで迎撃。2人でカバーを奪い合い、再び言い争いに。1vs1で決着を付けるべくヒロムを場外に放り出す。
 YOHとベイリーがエルボー合戦を展開し、ベイリーがソバット、カカト落とし、ミドルキックと連撃。さらにその場飛びシューティングスタープレスからバズソーキックを発射も、YOHがかわしてスクールボーイ。返したベイリーがマシンガンキックも、キャッチしたYOHがドラゴンスクリュー。YOHは串刺しバックエルボー。2発目を狙ったところにヒロムが飛び込んできてベイリーに串刺しヒロムちゃんボンバー。カットに来たYOHにベイリーを被せてティヘラの形で投げさせ、YOH、ベイリーに往復串刺しヒロムちゃんボンバー。さらにベイリーをショットガンドロップキックで吹き飛ばしてYOHにぶつけ、YOHに低空ドロップキック。場外に逃れたベイリーにはエプロンからの空対地ショットガンドロップキック。エプロンに上がってきたYOHにはサンセットフリップパワーボムを見舞っていく。
 ヒロムはベイリーにダイナマイト・プランジャー。さらに「終わりだ!」とTIME BOMBを狙うが、ベイリーが着地してウラカン・ラナ。キックアウトしたヒロムにバズソーキックからその場飛びムーンサルト式ダブルニードロップ。さらに竜巻旋風脚を見舞ってコーナーに上っていくが、YOHが突っ込んできたため飛び越えてリングに着地。そこへヒロムが組み付いてフロントスープレックスでYOHにぶつけていく。
 ヒロムがベイリーにTIME BOMBを狙うが、YOHがドロップキックでカット。ベイリーがYOHをビッグブートで、ヒロムがベイリーをショットガンドロップキックで排除。YOHはヒロムにドロップキックも、ベイリーがYOH、ヒロムにトラースキック。ベイリーはYOHに竜巻旋風脚。ヒロムにも竜巻旋風脚。ベイリーがコーナーに上ってヒロムへアルティマウエポンを狙うが、YOHがロープを揺らすとベイリーが足を踏み外してコーナーに股間を痛打。
ヒロムはコーナーに追いすがり雪崩式ブレーンバスターを狙うが、YOHは裏摩周の形で2人まとめて叩きつける。YOHはヒロムをラリアットでなぎ倒し、ベイリーにはドラゴン・スープレックスを狙う。ベイリーは巻投げで切り返しアルティマウエポンを発射も、かわしたYOHがトラースキックからドラゴン・スープレックス・ホールド。これはヒロムがカット。
 ヒロムはYOHに名も無きヒロムロールからヒロムちゃんボンバー。さらにヒロムがTIME BOMBを狙うが、YOHがリバース・フランケンシュタイナーからスタナーとリオ・ラッシュを思わせる連撃からファルコンアロー式牛殺し。YOHはコーナーに上ってファイナルアワーを見舞うもベイリーがカット。
 ベイリーはYOHにバズソーキックを発射も、YOHがかわして走る。ベイリーはグリーン・ティー・プランジで迎撃しバズソーキックからハイキック。コーナーに挙げてフラミンゴドライバーを狙うが、YOHが着地してレインメーカー式ジャンピングニーからDIRECT DRIVEも、ヒロムのカットが間一髪で間に合う。
 ヒロムとYOHの対面となり、ヒロムがヒロムちゃんボンバーを発射もYOHがトラースキックでカウンター。YOHがDIRECT DRIVEを狙うがヒロムがトルネードクラッチのように丸め込みつつ、ファイヤーマンで担いだ状態で立ち上がりTIME BOMB。これを2で返されると、ヒロムがヒロムちゃんボンバー連打からTIME BOMB IIで突き刺して3カウントを奪った。

 王座を防衛したヒロムがコーナーに上ってベルトを掲げていると、突然場内が暗転。
 明かりが戻るとリング中央には頚椎の負傷で欠場していた前王者・石森太二が立っており、ヒロムの振り向きざまにジャンピングニー。さらにブラディークロスを狙う素振りを見せるが、ヒロムがKO状態であったため乱暴に解放。

石森「ヒロム、あの日の続き、このIWGPジュニアをかけてもらってお願いしようか。TIME BOMBの時間は終わりだ!」

<試合後コメント>
高橋ヒロム
「(※祝杯用の席に座って)まずは6度目の防衛、おめでとうございます。これからロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのメンバーが続々と来るんで、ちょっと待ちましょうか。(※しばらく待ったが誰も来ないので)はい、ということで乾杯に移ります(※と言って、缶ビールを手に持つ)。高橋ヒロム、IWGPジュニアヘビー級タイトル6度目の防衛おめでとうございます! ありがとうございます! (※報道陣の拍手を見て)拍手ありがとうございます(※と言って、缶ビールを飲む)。アーッ! 効いたぜ、オイ! さあ、リオ・ラッシュ、体調不良仕方ない。マイク・ベイリー、当日、今日来たのか? まあそれもね、新日本プロレスのミスだろう。それかもしかしたらね、新日本プロレスはこのオレの味方なのかもしれないね。わざわざ相手が不利になるように当日入りっていうふうにした……いやそのへんは詳しくは知らないよ。ただね、急遽変更のカード、そしてYOHが入る。そして当日入りのマイク・ベイリー、オレが負けるわけないだろう! そして、最後に来た石森太二。あの男とやるまでは絶対負けるわけにはいかないと思ったよ。『SUPER Jr.』、オレも嫌だったなぁ、あの終わり方は。全然勝った気なんてしないよ。あの日の続きやろうって言ったな。あの最後のヒザの一発、それだけで伝わってきましたよ。石森選手、いやチワワ様、お帰りなさい。望むところですよ。やりましょう。そして、やっぱマイク・ベイリーともちゃんとシングルマッチでケリをつけないと。今日来たお客さん、みんな納得しないでしょう。石森さん、オレは今年の1月4日、アナタから直接獲ってないんですよ。4WAYマッチで直接アナタから獲れてない。アナタから直接獲らないと、オレはこのベルト、ずっと巻けないままなんですよ。腰に巻けないまま6度目防衛し続けたんです。だから、アナタからちゃんと勝って、7回目防衛して、このベルトをついにオレの腰に巻きたいですね。アァ、そしてマイク・ベイリーともやりたいしね。やらなきゃいけない人いるですよ。“いるですよ”って言っちゃった。まあオレのこのシリーズ22試合、今日までで。ヤバいって! 本当にヤバいって、この22試合は! 濃厚すぎるよ。でも、この22試合やって、オレの中でのMVPは田口隆祐選手ですね。あの人のおかげでオレは最後までモチベーションを保てたよ。リオ・ラッシュは欠場、マイク・ベイリーは来ない。どうしようかな? どうやって盛り上げよう? どんな方法があるんだ? そんな時にいたんですよ、変態イタコおじさんが。だからオレはね、田口さんといずれかやりたいよね。いやあ、もう休みます! ヒロムちゃんは秋休みに入りたいと思うところですが、この後10月15日、約束していた男、みちのくプロレス、フジタ“Jr”ハヤト選手と矢巾町、みちのくプロレスが旗揚げした地でシングルマッチを行ないます。ハヤト選手と約束したんですよ。チャンピオンのまま、お互いチャンピオンのままやりましょうと。ハヤトさん、約束守りました。オレはIWGPジュニアヘビー級チャンピオンとして、10月15日、アナタの前に立ちます。フジタ“Jr”ハヤト選手、もっと真っ向から闘ってください。その上で新日本プロレスの強さ、IWGPジュニアヘビー級の強さ、そして新日ジュニアの強さ、お見せいたします。皆さん、待ってますよ。矢巾で待ってます。矢巾で会いましょう! (※最後に缶ビールをもう一度飲んで)アァァーーーッ! (※と叫んでから退出)」

YOH
「(※這いつくばりながら現われて)アァァ…アァァ…アーーーッ! 挑んでいくしかねえだろう。登ってくしかねえだろう。それしかできねえんだよ。(※立ち上がってカメラに向かって大声で)当たって砕けろだ、バカ野郎! クソーッ!」

マイク・ベイリー
「(※高いテンションの日本語で)ヒロムクン! モットーッ! YOHセンシュトノシアイ、ホシイデハナイ! リオ・ラッシュトノシアイ、ホシイデハナイ! イシモリ・タイジトノシアイ、ホシイデハナイ! マイク・ベイリート、ヒロムクンダケ。(※英語に戻して)まだまだやることはいっぱいある。まずはホームのIMPACTに帰って、10月21日、ウィル・オスプレイを倒す。1vs1だ1 そこでオレは誰でも倒せるということを証明しなくちゃいけない。IWGPジュニアヘビー級のタイトルマッチ、次はヒロムくんと1vs1だ! ヘッド・トゥ・ヘッド! 1vs1! オマエとオレ! モットーッ! (※また日本語になり)ハイ、アリガトウゴザイマス。シツモンガアレバ? ダイジョーブデース。アリガトウゴザイマス(※と言って、控室へ)」

石森太二
「(※祝杯用の席にやって来て)何だこれ? (※と言って、並んでいた祝杯用の缶ビールを払い除ける)。高橋ヒロム、久しぶりだな。オマエはなんやかんやで楽しくやってるみたいだけど、オレのこと憶えてるか? オレは忘れてねえぞ! あの日のことを。(※サングラスを外して)石森太二を忘れてもらっちゃ困るぜ! あの日の続き、IWGPジュニアをかけてもらって、オレとやるぜ」

第10試合


 ランバージャックデスマッチ形式で行われるこの試合は両軍セコンドをフルメンバーで引き連れて登場。
 EVILの選手コール時には途中でSHOがリングアナからマイクを奪い「なぁ~にがチャレンジャーだ。嘘ついてんじゃねーぞ!第8代IWGP世界ヘビー級チャンピオン!“キング・オブ・ダークネス”EVIL!」とコール。SANADAも上村を含めたJust 5 Guysのフルメンバーで臨み、5vs5の構図に。

 ゴングが鳴るとEVILがトーキックからヘッドロック、ショルダータックル。SANADAもドロップキックでやり返してEVILを場外に蹴り出すが、J5Gの面々がすぐにリングに放り込む。SANADAがさらにロープに振るも、EVILは場外へ脱出。H.O.Tの面々がEVILを守って休ませようとする。
 SANADAは逃げ惑うEVILを捕まえてサードロープにくくりつける形でパラダイロックで固め、低空ドロップキック。さらに串刺しバックエルボーからロープに飛ぶが、EVILがロープを引き下げて場外に放り出し、H.O.Tの面々がSANADAを袋叩きに。
 EVILが本部席からマイクを奪って「SANADA、ギブアップだって言ってみろ!」と迫るが、SANADAは「イヤだね」と即答。EVILはSANADAをリングに戻し、いつの間にかコーナーマットが外されていた金具むき出しのコーナーにSANADAを叩きつける。さらに、EVILがSANADAを場外に放り出し、H.O.Tがすぐにリングへ戻すという流れを繰り返した後に連続体固めでSANADAのスタミナを奪っていく。
 SANADAはチョップ連打で反撃していき、EVILを金具むき出しのコーナーにたたきつけてバックドロップ。さらに低空ドロップキック、ドロップキックと連撃していくと、東郷&金丸がリングに入ろうとする。SANADAはロープを蹴り上げて股間を痛打し、2人をパラダイロックで固めてドロップキックでまとめて排除し、場外のSHO、裕二郎にそれぞれプランチャ。
 その隙にEVILはベルトを持って客席にまぎれて逃亡。J5Gの面々が全力で追っていってリングに連れ戻すと、EVILは命乞い。SANADAは油断せずに急所打ちをかわして河津掛けからエルボー連打。さらにロープに飛んでローリングエルボーを発射も、EVILがレフェリーをひっつかんで盾に。SANADAのローリングエルボーがレフェリーにヒットしてしまい、海野レフェリーが失神。
 無法地帯となり、場外でSANADAをH.O.Tが袋叩きに。リング内で5人でSANADAを囲んでトレイン攻撃を見舞い、裕二郎&金丸がSANADAを宙吊りにする中で東郷が股間へのダイビングチョップ。サブレフェリーの坂本レフェリーがカウントを叩くも、SANADAが2で返すと場外へ放り出されてしまう。
 SHOがSANADAにショックアロー。サードレフェリーが駆けつける中でEVILがフィッシャーマン・バスターからダークネス・フォールズを狙うが、SANADAが着地してコーナーに飛び乗りミサイルキック。さらにTKOからドラゴンスリーパー。さらにシャイニング・ウィザードを発射も、これをかわしたEVILがScorpion Deathlock。SANADAがなんとかブレイクすると、EVILが引き起こしてダークネス・フォールズ。さらにEVILを狙うが、SANADAが振り払う。EVILはラリアットを連打していくが、SANADAがかわしてマジックスクリュー。さらにSkull Endに持ち込むと会場にゴングの音が鳴り響く。
 SANADAは決着が付いたと思い技を解除してしまうが、先程のゴングは東郷が勝手に打ち鳴らしたもので試合は終わっていない。SANADAがレフェリーに詰め寄っているところをEVILが突き飛ばし、ぶつかってしまった3人目のレフェリーまで失神。
 東郷がSANADAにナックルを連打すると、DOUKIが飛び込んできてアームドラッグで場外に排除しトペ・スイシーダ。SHOがトーチャーツールを持ってリングに上ってくると、タイチが天翔十字鳳からブラックメフィスト。金丸がタイチにウイスキーミストから角瓶攻撃。TAKAが金丸にスーパーKからみちのくドライバーII。裕二郎がTAKAをケインで殴り飛ばすと、上村が裕二郎にかんぬきスープレックス、EVILに延髄斬り。そこへSANADAがEVILにシャイニング・ウィザードを叩き込む。さらにラウンディング・ボディプレス2連発からカバーも、東郷がレフェリーの足を引いてカウント妨害。
 EVILがSANADAに急所打ちを見舞い、東郷が持ち込んだイスをSANADAの脳天に振り落とす。この悲惨な光景に野上アナが「IWGPの歴史に泥を塗る!」と絶叫する中、EVIL&東郷がマジックキラー。
 ようやく復活してきた海野レフェリーがカウントを叩くと思いきや、EVILの眼前で両手の中指を付きたてカウントを拒否。EVILが海野レフェリーに詰め寄る中でSANADAがオコーナーブリッジ。返したEVILがラリアットでなぎ倒し裏EVIL。さらにEVILを狙うが、SANADAが掟破りの逆EVIL。
 SANADAは後頭部へのシャイニング・ウィザード、正面からのシャイニング・ウィザード、デッドフォールと連撃して3カウントを奪った。

 勝利したSANADAには、この試合の特別解説を務めていた師匠・武藤敬司からIWGP世界ヘビー級のベルトが贈られる。
 その後、1・4でSANADAに挑戦することが決まった内藤哲也がリングインし、マイクを取る。

内藤「ブエナス・ノーチェス!両国!きっと会場のお客様は、ギフトではなく大合唱を求めていることでしょう。2024年1月4日、東京ドーム大会のメインイベント。4年前の東京ドーム大会では出来なかったドームでの大合唱、皆様楽しみにお待ち下さい。どうせこのあと、『帰ってもらっていいですか?』って言うんでしょ?そう言われる前に先に帰るよ。じゃ、SANADA、そして会場のお客様、またお会いしましょう。アディオス!」

 内藤が去っていき、SANADAがマイクを取る。

SANADA「会場の皆さん。皆さんご存じの方も多いと思うんですけど、18年前、2005年。新日本プロレスの入門テストがありました。そのときに受かったのが内藤哲也。そのときに落ちたのがSANADA。そして今、18年後。落ちたSANADAがチャンピオン。受かった内藤哲也がチャレンジャー。これ、夢ありませんか?内藤さん、1月4日、楽しみにしてるよ。両国の皆さん、アレ、やりますか?ギフトやりませんか?Just 5 Guys、新たなメンバーが入りました。優也です。これからのJust 5 Guys、ご期待ください。あと、今日集まってくれた皆さんの声援や拍手、そしてこの景色。一生忘れません。あと、Just 5 Guysのメンバー、そして今日解説にSANADAをプロレス界に入れてくれた武藤さんもいて、今日はすべての方々に感謝申し上げます。ありがとうございます。1月4日、東京ドームまでSANADAはますます驀進します!おい両国!シーユーネクストタイム!」

<試合後コメント>
Just 5 Guys
タイチ「いやぁ、疲れちゃった。メッチャ疲れた……」
※タイチの音頭で乾杯。いったんは「今日はやめとこうぜ」と言いながらも、「でも……やる」と残り4人がSANADAの頭からビールをかける。一段落したところ
SANADA「今日の対戦相手のEVILなんですけど、長年組んでたんで知ってはいたんですけど、やっぱり改めてすごいなと。ただ次やるときは、ベルト盗んだって、反則なしでやりましょう。新生JUST 5 GUYSの優也です(※と改めて紹介する)。何かあれば……」
上村「一つ僕がJUST 5 GUYSに入る条件として、タイチ選手、SANADA選手、DOUKI選手、僕、若手のころシングルマッチで負けてるので、いつでもいいんでリベンジをさせてください。それが僕の条件です」
タイチ「優也、隣にいるからって、別に仲間じゃないよって。いつでもチャンスあれば、オレらにかかって来い……かかって来いっていうのもおかしいけどな。いつでも、別にやってやるよ。SANAやん、別にいつだって狙ってるから」
上村「チャンピオンが同じチームにいるからって、僕がチャレンジできない、そういうルールはないと思うんで。東京ドームで防衛してもらって、その次、僕が実績作って、SANADAさんとタイトルマッチしたいと思います」
タイチ「いいね」
SANADA「やりましょう」

――SANADA選手、防衛おめでとうございます。まさに5人でつかんだ勝利の部分もあると思うんですが、どうでしょうか?
SANADA「そうですね。途中、前哨戦21試合あって、途中で結構、途中ですか後半戦ですか、1人裏切られてピンチだったんですけど……」
タイチ「1人裏切った上に1人休みやがって……オレか? すいませんでした」
SANADA「まぁ、でも無事に新生JUST 5 GUYSができて。前のJUST 5 GUYSより変化もあって、進化もしてるんじゃないかなと思うんで、いまとなってはすごいよかったです、続けていただいて」
タイチ「そうだよ。金丸いなくなってよかったじゃん。優也でよかったじゃん。そうなるのは当たり前だしな。まぁそうなってな……」

――そして、久々にベルトが手元に、チャンピオンでありながら戻ってくる形でしたが、どうですか、また戻ってきて?
SANADA「いやぁ、結構ね、2カ月ぶりに返ってきたら、すっごいボロボロになっちゃって……」
タイチ「腐ってんじゃん、ほら。なんか……」
SANADA「裏が剥げちゃって。これはちょっと、会社の方に言って……僕はベルトに恋してるんで。修理出します」

――最後終盤、スリーカウント取る目前ですが、シャイニング・ウィザード連発もありましたが、最後、勝利に向けてどんな思いがありましたか?
SANADA「いやもう、ここでSANADAが負けたら、JUST 5 GUYS全体が、優也が帰ってきたばっかりなのに、一気に下がるなぁって思ったんで、何がなんでも、そういう気持ちが強くて、最後、勝てたんじゃないかなと思っております」

――そしてそのベルトを、放送席にもいた武藤敬司さんから受け取りましたが、そのあたりどんな思いがありますか?
SANADA「いやぁ、まさかでしたね。泣きそうになったんですけど、我慢しました」

――「驀進します」という言葉もありました。
SANADA「なんか浮かんで出てきました。申し訳ございません、勝手に使って」
タイチ「すぐカネ取られるっからな。『カネよこせ』って」

――そして闘い終えて すぐに内藤選手、リングに上がってきました。「夢がある」とも表現してましたが、いよいよ1.4近づいてきましたが、どうでしょう?
SANADA「いやちょっと今、終わったばっかりなんでね。明日、たぶん会見あるんですよね? そこまでちょっとゆっくり休んでいいですか? 恐れ入ります」

――本当に激闘お疲れさまでした。
SANADA「あと、皆さん……」
TAKA「まぁ、長かったHOUSE of TORTUREとの闘い、いろんなことあったけど、金丸義信がいなくなったり、タイチが休んだり。いろんなことあったけど、結果的にあれがあったから、あいつらとやったから、オレたちはまた強くなれた。で、優也も加わって、これからまだまだここの景色は、オレたちの手によって変わるから。当然、東京ドームラストも、オレたち5 GUYSで締めることになるでしょう。まぁ、まだ1年たってないけれども、まだまだこれからこの新日本プロレスの景色を変えるのは、オレたち5人組、JUST 5 GUYS!」
SANADA「じゃあ今日、いっぱいしゃべったんで、帰ってもらっていいですか……」

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