【試合結果】2・21 新日本プロレス後楽園ホール大会 矢野通&天山広吉&オカダ・カズチカ vsタイチ&鈴木みのる&飯塚高史 ウィル・オスプレイ&棚橋弘至vsデイビーボーイ・スミスJr.&ランス・アーチャー
『NEW JAPAN ROAD ~飯塚高史引退記念大会~』
日程:2019年2月21日(木)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1726人(札止め)
▼タッグマッチ 20分1本勝負
●上村優也/獣神サンダー・ライガー
7分48秒 450°スプラッシュ→片エビ固め
[BULLET CLUB]○ロビー・イーグルス/石森太二
▼8人タッグマッチ 20分1本勝負
タイガーマスク/○トーア・ヘナーレ/本間朋晃/真壁刀義
11分35秒 TOAボトム→片エビ固め
●辻陽太/成田蓮/中西学/小島聡
▼タッグマッチ 20分1本勝負
●海野翔太/永田裕志
13分45秒 バタフライロック
[CHAOS]○YOSHI-HASHI/石井智宏
▼タッグマッチ 30分1本勝負
[CHAOS/ROPPONGI 3K]○SHO/YOH
12分12秒 3K→片エビ固め
[鈴木軍]エル・デスペラード/●金丸義信
▼タッグマッチ 30分1本勝負
○田口隆祐/後藤洋央紀
10分54秒 エビ固め
[鈴木軍]●TAKAみちのく(フリー)/ザック・セイバーJr.
▼タッグマッチ 30分1本勝負
○ウィル・オスプレイ/棚橋弘至
12分50秒 オスカッター→片エビ固め
[鈴木軍]●デイビーボーイ・スミスJr./ランス・アーチャー
▼飯塚高史引退試合 6人タッグマッチ 60分1本勝負
矢野通/○天山広吉/オカダ・カズチカ
22分14秒 ムーンサルトプレス→体固め
[鈴木軍]タイチ/鈴木みのる/●飯塚高史
飯塚高史の引退試合で天山の想いは届かず!狂乱坊主のまま姿を消し無人のリングで引退式が行われ場内困惑!因縁のデスペ&金丸に勝利した3Kを鷹木&BUSHIがKO!田口がヘビー級王座に挑戦希望?!
第1試合
先発はライガーと石森。タイチがバックを取るがリストの取り合いへ。ライガーがカニバサミで倒してサーフボードで捉えるが石森は逃れて距離を取る。
手4つをライガーがタックルで倒しカンパーナを狙うが、耐えた石森にキャメルクラッチ。石森はロープを掴みブレイク。両者タッチ。
ロックアップからロビーがヘッドロックで捕らえショルダータックルも上村は受け切る。ロビーはガットショットからロープに飛んで走り込むが、上村はエルボーで迎撃し投げようとするも、着地したロビーが後頭部にラリアット。ロビーはコーナーに押し込み石森にタッチ。
石森はガットショット連発からフロントネックで捕らえる。逃れた上村がチョップを打ち込んでいくが、石森はガットショットからくび投げで倒しネックツイスト。
石森はナックル連発からロープに飛んで、上村のドロップキックをスカす。上村は石森をロープに振ってドロップキックを叩き込みライガーにタッチ。
ライガーは掌底で倒し、ロビーも掌底で倒すと石森に再度掌底を狙うが、避けた石森が走り込むもライガーは風車式バックブリーカーからロメロスペシャル。そのままドラゴンスリーパーで捉える。これを離すと背中にエルボー連打。石森がバックを取るが、ライガーがロープに突き飛ばすも石森はハンドスプリングオーバーヘッドキック。両者タッチ。
ロビーがエルボー連打も上村もエルボー連打。上村はロープに飛んでショルダータックルで倒していき、3発目をロビーがラリアットで迎撃しようとするが避けた上村がショルダータックルで倒す。
上村はエルボー連打からコーナーに振って串刺しドロップキック。更にスパインバスターから逆エビ固め。ロビーはロープを掴みブレイク。
上村は逆エビ固めを狙うがロビーは丸め込むが2。
上村はエルボー連打もロビーはソバット。上村のガットショットをキャッチして変形KUBINAGEで倒しフォールもライガーがカット。
ロビーは450°スプラッシュを投下し3カウント。
<試合後コメント>
石森太二&ロビー・イーグルス
イーグルス「ニュージャパンプロレスリングに戻ってこられて嬉しいよ。(後から戻ってきた石森のベルトを見て)……おっ、新しいベルトだね!」
石森「獣神サンダー・ライガー、おもしれぇな、やっててな。まずな、あの男、ライガー。新日本ジュニアをリボーンするためには俺はライガー超えをしなければならない。そのためにはこれから、ありとあらゆる手を使って色々動いていくよ」
イーグルス「僕の役割はサポートすること。ここにいる石森太二、そしてBULLET CLUBをサポートすることだ。そのためなら僕はいつでもどこでもジュニアの選手たちを倒していく。それが僕の役割だ」
第2試合
先発は真壁と辻。ロックアップからリストの取り合い。辻がエルボーも真壁はアームロックで捉えて倒す。立ち上がった辻がバックエルボーで逃れてカニバサミで倒すも、すぐに真壁はリストを取っていくが、辻は切り替えしてヘッドロックからショルダータックル。受けきった真壁がラリアットも、避けた辻がショルダータックルで倒す。だが立ち上がった真壁がすぐさまボディスラムで叩きつける。辻はタックルでコーナーに押し込み成田にタッチ。真壁もタイガーにタッチ。
成田はガットショットからロープにエルボーで倒し込みエルボー連打。さらにストンピング連発からフロントスープレックスを狙うが、耐えたタイガーが膝蹴り連発からロープに飛ぶも成田はエルボーで迎撃しフロントスープレックスを狙う。だが耐えたタイガーにチョップからロープに飛ぶも、タイガーはソバットで迎撃しローリングソバット。タイガーは掌底から本間にタッチ。
本間はチョップを打ち込んでいき、ロープに振ってバックエルボーで倒すとフォールも中西がカット。本間はヘナーレにタッチ。
ヘナーレはボディブローから逆水平チョップ連発。コーナーに振っていき、倒れた成田を引き起こしてダブルチョップからフォールも2。
成田はコーナーに押し込むがヘナーレの背中に真壁がタッチ。
真壁はエルボーを打ち込んでいくが、成田もエルボー連打で返すも真壁はエルボーで迎撃。真壁はボディスラム2連発から逆片エビ固め。これは辻がカット。真壁は本間にタッチ。
本間はストンピングからチョップでコーナーに押し込み、逆コーナーに振ると走り込むが、成田は足を伸ばしてカットし走り込むも本間はモンキーフリップからフォールも2。
本間は投げようとするも、着地した成田にバックエルボーからロープに飛ぶが、成田はドロップキックで迎撃し小島にタッチ。
小島はマシンガンチョップからいっちゃうぞバカヤローエルボードロップ。フォールも2。
小島はエルボー連打からローリングエルボー。さらにコジコジカッターから投げようとするが、本間がブレーンバスターで迎撃。だが中西がスピアーを叩き込み、ラリアットで倒すと小島とともにダブルショルダータックル。カットに来た真壁にも二人でエルボーからロープにフルが、真壁はダブルラリアットで鯨鯢し、本間が小島に小こけし。本間はヘナーレにタッチ。
ヘナーレはエルボー連打からコーナーに振って串刺しラリアット。さらにサモアンドロップを狙うが、着地した小島がガットショットからDDT。小島は辻にタッチ。
辻はドロップキックから串刺しジャンピングエルボー。さらにラリアットを避けてショルダータックルで倒す。
辻は逆エビ固めもタイガーがミドルキック連打で迎撃。
成田がタイガーをドロップキックで場外に落とし、辻がヘナーレとエルボー合戦。辻がエルボー連打もヘナーレはヘッドバッド。さらにロープに飛んでラリアットでなぎ倒し、トーアボトムからフォールし3カウント。
真壁刀義
「いいじゃねぇか!辻!久々にあの新弟子のクソ野郎共が燃えてきたじゃねぇか!ああいいうよ、シチュエーションだ!ああいうシチュエーションをもっと増やしてくれ!そしたらよ、もっとギトギトにやってやるよ!おう新日本プロレスは甘くねーんだ、わかっただろテメェら!アァ?だからこそおもしれぇんだよアイツらが噛み付いてくるとよ!イキが良いじゃねぇか!言いてぇことはよ、それだけだよ!」
タイガーマスク
「ヤングライオンの成田、辻も、翔太もみんなすごく良くなってるし、ドンドン来てもらいたいね。そのかわり、ドンドンドンドン潰すんで。僕の今年のテーマは“元気”なんで。元気があれば僕はドンドン暴れます!」
本間朋晃
「成田、辻、イキが良いな!俺の大好物だ。大好きだお前らみたいなやつよ。でも俺はお前らの元気に負けねぇからな。なんでかって?俺はお前らよりも後輩だからよ。去年デビューしたからさ。だから俺は負けない。元気でもすべての面で負けたくない。誰にも負けない。あと一つ、今日は飯塚高史の引退試合。別に関係ねぇけど、全く関係ねぇけど、昔の旧知の仲間としてひとこと言いたい。……お疲れ様でした」
トーア・ヘナーレ
「今日戦った辻たちヤングボーイズ、それから吉田。俺はアイツらみたいな道場ボーイじゃないんだ。お前らとはレベルが違うんだ。お前らの首を掻っ切ってやる。辻、お前の胸板にチョップを叩き込んで、首にも叩き込んでやる。俺の気持ちとしてはもうお前らはとっくに超えている。これからは後藤洋央紀、お前を狙っていくからな」
第3試合
先発は永田と石井。ロックアップから石井がロープに押し込み逆水平チョップ。永田がロープに押し込むが、石井はチョップで迎撃し、永田がエルボーを打ち込んでいきエルボー合戦へ。永田がエルボーからビッグブーツも、着地した石井が投げようとするも永田が耐えて脇固めを狙うが、石井は回転して逃れてにらみ合う。
永田のローキックと石井のエルボーの打ち合い。永田がローキック連打からストンピング連打。永田は海野にタッチ。
海野と永田がダブル攻撃を狙うが、石井は永田をエルボーで倒し、海野のエルボー連打からのショルダータックルをショルダータックルで迎撃。石井はYOSHI-HASHIにタッチ。
海野のエルボー連打にYOSHI-HASHIはエルボーからロープに飛ぶ。だが海野は追走ショルダータックルからロープに飛んでショルダータックルで倒す。海野はストンピングからコーナーでエルボー連発。逆コーナに振って走り込むが、YOSHI-HASHIはショルダータックルで迎撃。
YOSHI-HASHIはストンピングからコーナーに叩きつけて石井にタッチ。
石井とYOSHI-HASHIはダブルのショルダータックルから逆片エビ固め。永田はミドルキックでカット。そのまま場外乱闘へ。
YOSHI-HASHIが海野にチョップから、石井がリングに戻りチョップ連発。
石井はブレーンバスターからフォールも2。石井はYOSHI-HASHIにタッチ。
YOSHI-HASHIはストンピング。海野は立ち上がりチョップ連発。YOSHI-HASHIはチョップ一発で倒しフォールも2。YOSHI-HASHIは石井にタッチ。
石井は顔面を蹴りつけていき、立ち上がった海野がチョップを打ち込んでいく。前に出ながら受けきっていった石井がヘッドバッド。引き起こしてコーナーでチョップ連発。海野はエルボー連打でコーナーに押し込むが、石井は体勢を入れ替えてエルボー連打。海野もエルボー連打も、石井はチョップとエルボーを交互に打ち込み、逆コーナに振って走り込むが、海野は足を伸ばしてカットしミサイルキック。海野は永田にタッチ。
永田はミドルキックを打ち込んでいくが、耐えた石井をコーナーに振って串刺しビッグブーツ。首投げからサッカーボールキック連打も、石井は胸を突き出し受けきるとヘッドバッド。石井がミドルキックを膝立ちの永田に打ち込み、立ち上がった永田とエルボー合戦。石井がロープに飛ぶが永田はビッグブーツ。受けきった石井がバックドロップからロープに飛ぶが、永田はエクスプロイダーで迎撃し、ラリアットを放った石井の腕をキャッチし脇固めから白目式腕固めを狙うがYOSHI-HASHIがカット。
ビンタの応酬から永田がロープに飛ぶが石井がパワースラムで迎撃。石井はYOSHI-HASHIにタッチ。
YOSHI-HASHIは串刺しチョップから走り込むが、永田はキチンシンクで迎撃し海野にタッチ。
海野はエルボー連打からランニングエルボー連発。YOSHI-HASHIはエルボーで迎撃しエルボー合戦へ。YOSHI-HASHIはロープに振ってエルボーも、避けた海野がランニングエルボーで倒し串刺しバックエルボーからブレーンバスター。フォールも2。
海野は逆エビ固めも、石井がヘッドバッドで迎撃。海野がエルボー連打も受けきった石井がロープに飛ぶが、海野はドロップキックで迎撃。
YOSHI-HASHIがエルボーからロープに飛ぶが、永田がビッグブーツで迎撃し、コーナに振って海野が串刺しバックエルボー。永田も串刺しビッグブーツから海野がミサイルキック。フォールも石井がカット。
海野はフィッシャーマンを狙うが、YOSHI-HASHIが切り返すも海野が丸め込むが2。
YOSHI-HASHIはチョップからロープに飛んでラリアット。避けた海野がジャーマンスープレックスホールドも2。
海野はフィッシャーマンを狙うが、耐えたYOSHI-HASHIにエルボーからロープに飛ぶが、YOSHI-HASHIはトラースキックからフォールも2。
YOSHI-HASHIはバタフライロックで捕らえ海野はギブアップした。
<試合後コメント>
海野翔太
「……諦めません!もっともっと、挑んでやる!」
永田裕志
――試合後、石井選手とリング上でやり合うシーンが有りました
「普通のことですよ。別に普通にやればああなる。もし周りがこういう流れになって驚いてるなら、年取ったから俺が一歩引いてると勝手に思ってたからじゃないですか。もちろん石井も含めてね。別に年取ったからって、身体が故障して老いたからって、別にビビってるわけじゃない。石井のやつ、『胸を貸す』なんて調子こいたこと言ってたから、サンドバッグとして借りましたよ。ケリごたえのある胸板だったり背中だったりするんで。残念ながらローキック専用のサンドバッグですけどね。もうちょっとタッパがあればミドル、ハイと出来るんだけど。今、新日本の道場がウエイトマシーンが入りすぎてサンドバッグが無くなっちゃったからしょうがない、試合で蹴れるから伊原道場行かなくても試合してれば良いローキック専用のサンドバッグがありますから。楽しませてもらいますよ。これから、沖縄の先もあるだろうし、どんどん(試合を)組んでくれよ、石井と。俺が老けたかどうか見てもらえば良いおよ。俺が老けてるかどうか知らしめてやりますよ。俺はまだまだ健在ですから」
第4試合
先発はYOHとデスペ。デスペはガットショットからエルボーを打ち込みチョップから髪を掴んでロープに振ろうとするがYOHの背中にSHOがタッチしデスペに連携攻撃。さらに金丸にダブルドロップキックから、交互にストンピングを落としSHOがストンピング連打。
膝立ちでチョップを連発するデスペにSHOがストンピングからエルボーを打ち込みロープに飛ぶも、デスペはロープをたるませ場外に落下させるとそのまま場外乱闘へ。
金丸がエプロンに寝かせたSHOの側頭部に場外を走り込んでのドロップキックからデスペがフォールも2。デスペは金丸にタッチ。
金丸はストンピング連発からDDT。フォールも2。金丸はデスペにタッチ。
デスペはネックブリーカードロップからストンピング。さらにフェイスロックからチンロック。これを離すと金丸にタッチ。
金丸とデスペはコーナーに振ってそれぞれ串刺しラリアットから金丸がリバースDDT。フォールも2。
金丸はキャメルクラッチもYOHがカット。
金丸はSHOを踏みつけデスペにタッチ。
SHOはチョップを打ち込んでいくが、デスペはボディスラムで迎撃し投げようとするも、SHOはブレーンバスターで迎撃。
デスペはストンピングからロープに振っていくがSHOはスピアー。SHOはYOHにタッチ。
YOHはバックエルボー連発からガットショット。デスペがロープに振るがYOHがジャンピングバックエルボーから串刺し攻撃。デスペが足を伸ばしてカットし走り込むが、YOHはトラースキックからデスペのビッグブーツをキャッチし開脚させると顔面に低空ドロップキック。
YOHは投げようとするが、切り替えしたデスペがサミングから走り込むも、バックエルボーで迎撃したYOHが走り込むもデスペはスパインバスターで迎撃。デスペは金丸にタッチ。
金丸は串刺しビッグブーツ。YOHはエルボーも金丸はビッグブーツ2連発。キャッチしたYOHがドラゴンスクリューからSHOにタッチ。
SHOは串刺しラリアット。金丸がコーナーに振るがSHOは走り込んでラリアット。SHOがバックを取るが金丸は耐える。SHOはロープに飛ぶがデスペがエプロンから蹴りつけ、金丸が串刺しビッグブーツからコーナーに振って串刺しラリアット。デスペが担いで金丸のドロップキックと合体サイドバスターから金丸がディープインパクト。フォールもYOHがカット。
金丸はムーンサルトを投下するが、避けたSHOにビッグブーツ。エルボー合戦から金丸がサミング。ロープに飛んでビッグブーツも、避けたSHOが投げ捨てジャーマン。
YOHとともにコーナーに振ってSHOが串刺しラリアットからYOHがSHOを踏み台にしてのジャンピングバックエルボー。3Kは合体攻撃を狙うが、着地した金丸が同士討ちさせて走り込むが3Kはダブルのジャンピングニーで迎撃。SHOがバッククラッカーからYOHがドロップキック。3Kは3Kを狙うが、デスペがスピアーで迎撃。YOHとデスペがエルボー合戦から、YOHがドロップキックで場外に落としプランチャ。金丸がSHOにウィスキーを噴射するが、避けたSHOがラリアットでなぎ倒し、パワーボムを狙うが着地した金丸がビッグブーツからロープに飛ぶが、YOHが走り込み3K。これで3カウント。
試合後、鷹木とBUSHIが現れる。
YOH「おいおい、誰かと思えばBUSHI鷹木じゃねーか。でも、うっすらね、うっすら、来ると思ってた。これはね、俺らとしても好都合なんだよ。大田区またなくても、今すぐタイトルやってやってもいいんだぜ!」
鷹木とBUSHIがリングに走り込み乱闘から、鷹木がYOHをバンピングボンバーでなぎ倒し、BUSHIがSHOにバッククラッカー。鷹木は再度パンピングボンバーでYOHを場外に落とすと、SHOにリベリオンを叩き込む。
鷹木「おい3K!どうやら、私服でも俺たちがつえーみたいだな。俺たちが何しに来たかって、それもちろん、お前らわざわざ大阪まで来てくれたよな?わざわざ俺たちが近所から後楽園に来てやったんだよ!」
BUSHI「おい田中小松、お前らにいい風吹くわけねーだろうが!こんどのな、大田区で、お前ら、返り討ちにしてやるよ。エンセリオ!マ、ジ、デ!」
<試合後コメント>
エル・デスペラード
「勢いってのはすげぇもんだな。ああ?あんだけの大観衆の前で啖呵切って強くなったと思っちゃった?試合もやらねぇで。お前らはよ、金曜ロードショーでジャッキー・チェンやってたらそんな中学生いっぱいいるんだよ。強くなっただけだ、気持ちだけな!お前らの中でよ」
ROPPONGI 3K
YOH「いい風吹かないって?吹かないんだったら起こせば良いんだよ。俺らはさ、新日本の生え抜きだから不甲斐ないよ。実際不甲斐ないよ。でもさ、自分らから風起こしていかないと。大田区ではね、きっと俺たちの夢が叶う、いい風が吹くから」
第5試合
TAKA「ウェルカムトゥー、ザックセイバーターイム。ザック・セイバー・ジュニア、TAKAみちのく対、後藤洋央紀、田口隆祐。この試合勝つのは、誰ですかーなんて聞くまでもなく余裕で勝利するのはブリティッシュヘビーウェイトチャンピオン、ヒーイズ、サブミッションマスター、ザック・セイバー・ジュニアーーー!!後藤、田口、ザックのサブミッションホールドにもがけ、苦しめ、泣き叫べ。ユージャストタップアウト。ギブアップしやがれ。お前ら即席タッグなんて、10分で仕留めてやるよ。カモン、オーバーヒア!」
先発は後藤とザック。グラウンドの攻防からザックが指を極めていくが、逃れた後藤が手4つへ。ザックがリストを捻って蹴りつけロープに飛ぶも、後藤はショルダータックルで迎撃し田口にタッチ。ザックもTAKAにタッチ。
手4つをおちょくる田口にTAKAがガットショットから膝蹴り連発。田口はエルボー連打もTAKAはサミングからロープに飛ぶ。田口はヒップアタックで迎撃し、後藤が羽交い締めにして田口がヒップアタックもTAKAが避けて同士討ち。
田口はザックを羽交い締めにすると後藤がラリアットも、ザックが避けて同士討ち。
TAKAが田口にチョーク攻撃からザックがタッチ。
ザックが背中にエルボーから尻にエルボー。ザックはインディアンデスロックから弓矢固め。そのままフォールも2。ザックはTAKAにタッチ。
TAKAは膝蹴りも田口はチョップ連打からロープに振ろうとするがTAKAは切り替えしてグラウンドになるとジャストフェイスロックを狙うが田口はロープへ。
TAKAHはコーナーに振ってタイナーからフォールも2。
TAKAはランニングニ―からフォールも、返されるとジャストフェイスロック。カットにきた後藤をザックが脇固めから羽折り固め。田口はなんとかロープへ。TAKAはザックにタッチ。
ザックはチョップからヒップアタックも、キャッチしたザックがボディシザース。田口は反って何度もフォールしていくが、返したザックの反動を利用して逃れた田口がヒップアタック。田口は後藤にタッチ。
後藤はショルダータックルもザックはエルボースマッシュからロープに飛ぶが、後藤は追走ラリアットからカットに来たTAKAをブレーンバスターでザックに叩きつける。
後藤はザックをコーナーに振って村正。さらにバックドロップを狙うがザックは空中で切り替えして潰すとアームロック。後藤はロープに足を伸ばしブレイク。
ザックはストンピングからエルボースマッシュ。腕へのオーバーヘッドも後藤は逆の腕でラリアット。両者タッチ。
田口のヒップアタックを避けたTAKAが走り込むも田口はヒップアタックで迎撃。田口はヒップバッドからランニングヒップバッド。田口が羽交い締めにして後藤がラリアット。ロープに振ってダブルのショルダータックルから後藤がPK。さらに田口が走り込んだところを後藤が巻き投げてTAKAに叩きつけるとざんまいポーズ。ザックがそこへ走り込み後藤をコブラツイスト。カットに来た田口もスリーパーで捉えると、TAKAが田口にスーパーキックからフォールも2。
TAKAは投げようとするが着地いた田口がガットショットもTAKAが延髄斬り。田口も延髄斬りからケツイェを叩き込みフォールも2。
田口はどどんを狙うが、TAKAが丸め込むも田口が切り替えしてフォールし3カウント。
<試合後コメント>
後藤洋央紀
「俺たちは、即席じゃない。1度や2度の誤爆?それがどうしたんだ。そこからが2002年組だよ。まあ久々のタッグ結成にはなったけども、今日は田口だからこそ、こういう結果になったと思います。まあどっちにしろ、こっからでしょうね」
田口隆祐
「久しぶりに、後藤洋央紀とタッグを組んで、流石、もう、自然とぴったり息が合いますよそりゃあ。こんだけ、ざんまい(ポーズ)も決められたし。文句ないですよ、ハイ。若手の頃はね、タッグも組んでましたし、Apollo555でね、6人タッグトーナメントも2連覇してますしね、後藤洋央紀とのタッグは。即席?即席って言ってましたけどね、TAKAみちのくが。即席なんてもんじゃなくて歴史は深いですよ、彼とのタッグは。急に組まれても、あの……若干連携の失敗は有りましたけども。ジュニア他のタイトルマッチ破れて、また出直しですけど、一歩踏み出す勇気をTAKAみちのく、タイチ、タカタイチがくれましたんで。はい。『3月31日に新木場に来い』ってことなんで、翔太と二人で新木場に乗り込みたいと思います。1歩1歩……1歩じゃないんだ、0歩からのスタートじゃない、68歩進んだ状態からの69歩、69歩目をタカタイチで踏み出させてもらいますよ。69歩目。ジュニアのタイトル、負けちゃったからちょっとタイミング逃しましたけど、次のヘビー級チャンピオンは69代でしょう?はい。69代でしょう?やりたいなぁ~」
第6試合
先発は棚橋とランス。ロックアップからランスがコーナーに押し込みクリーンブレイクからエアギター。
手4つは棚橋が手が届かず、ガットショットからヘッドロックで捕らえショルダータックルも、受けきったランスがヘッドロックからロープに飛ぶ、リングにうつ伏せになった棚橋の背中にストンピング。ランスはラリアットも、避けた棚橋がバックを取るが、エルボーで逃れたランスがスミスにタッチ。棚橋はオスプレイにタッチ。
ロックアップもスミスは突き飛ばして吹っ飛ばす。スミスはヘッドロックからショルダータックルで倒し、再度走り込むがオスプレイが避けていきヘッドシザースホイップ。走りこむがロープの反動をつけて中央に戻ったところをスミスがドロップキックで吹っ飛ばす。スミスはボディスラムからエルボー。膝蹴りからランスにタッチ。
KESはダブルのボディスラム。オスプレイは左右のエルボーからロープに飛ぶが、ランスはショルダータックルで吹っ飛ばす。ランスはフォールも2。
ランスはコブラクラッチも、オスプレイはボディブロー。ランスはコーナーに押し込みエルボーからスミスにタッチ。
スミスはブレーンバスターからフォールも棚橋がカット。
スミスはロメロスペシャルからランスがオスプレイの胸にチョップを打ち込む。スミスはマフラーホールドもオスプレイは丸め込むが2.
オスプレイはハンドスプリングオーバーヘッドキック。スミスはランスにタッチし、ランスはチョークスラムを狙うがオスプレイは延髄斬りから棚橋にタッチ。
棚橋はエルボー連打。ランスはコーナーに振って走り込むが、避けた棚橋がボディブローからチンクラッシャー。棚橋は走り込むも、足を伸ばしてカットしようとしたランスの蹴りをキャッチしドラゴンスクリュー。
ランスはチョークスラムを狙うが、棚橋はビンタからロープに飛ぶが、ランスはブラックホールスラムで迎撃しスミスにタッチ。
スミスは膝蹴りからロープに振ってランニングニ―からロープに飛んでギロチンドロップ。フォールも2。
スミスは投げようとするが、棚橋はツイスト・アンド・シャウトで迎撃。棚橋はオスプレイにタッチ。
オスプレイは串刺し攻撃を狙うが、避けたスミスに延髄斬りからトップロープでの619。オスプレイはスワンダイブラリアットからソバット。さらにストームブレイカーを狙うが、耐えたスミスがエルボーからロープに飛ぶも、オスプレイは延髄斬り。耐えたスミスがぶっこ抜き投げ捨てジャーマンから、タイガースープレックスも着地したオスプレイがロビンソン・スペシャル。オスプレイはオスカッターも、キャッチしたスミスが投げようとするも、着地したオスプレイにスミスがバックエルボー。オスプレイは背後からトラースキックを叩き込み走り込むが、スミスがホイップしランスがアバランシュホールド。スミスがコーナーに登りランスが担がせると、雪崩式アバランシュホールドで叩きつけてフォールも棚橋がカット。
キラーボムを狙うが、オスプレイが耐えると棚橋がランスにスリングブレイド。オスプレイはスミスにその場飛びスパニッシュフライからフォールも2。
オスプレイがオスカッターを叩き込み3カウント。
<試合後コメント>
棚橋弘至
「プロレスには醍醐味があって、小さいレスラーが大きいレスラーに向かっていく。とても燃えるシチュエーションだけど、やってる俺達にしたら大変なシチュエーションでもある。でも今日の闘い方、オスプレイにはその攻略法、ヒントが有る。He is awesome!!」
ウィル・オスプレイ
「ジーザス!ヒザがちょっと痛いけど、このカードで戦えたことは光栄なことだ。俺はNEVERの無差別級のチャンピオンだ。俺もスイッチブレード並みの切れ味を持っているだろう?スイッチブレードことジェイ・ホワイトはマディソン・スクエア・ガーデンでIWGPヘビー級の防衛戦をやるようだが、旗揚げ記念日はどうなんだ?棚橋、オカダ、そして俺も其の挑戦者候補なんじゃないか?ジェイ・ホワイトは俺の友達でもあったが、俺は彼と闘いたい。俺はCHAOSに忠誠心を持って戦っている。俺もスイッチブレードのような切れ味を持っている。それでアイツを倒したい。マディソン・スクエア・ガーデンでどちらがチャンピオンでいるのか、俺はもうジュニアヘビー級の枠を超えた、無差別級のチャンピオンだ。ジェイ・ホワイト、旗揚げ記念日にお前はどうなるんだ?俺が挑戦権を掴んだら受けてくれよ。そのときに彼と会いたいね」
第7試合
井上亘と野上慎平アナが登場し、飯塚引退試合がスタート。客席で暴れて入場した飯塚は、野上アナを襲撃しシャツを破いていく。
天山「飯塚さん、今日で引退するんですよね?最後に、もう一回、元に戻ってください。飯塚さん!」
飯塚がリングに走り込み天山を蹴りつけ試合開始。そのまま場外乱闘へ。
リングに戻ると飯塚がストンピング連打から背中にハンマーブロー。コーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、天山はショルダータックルで迎撃し「飯塚―!」と叫ぶ。
天山はモンゴリアンチョップ連発で倒し、ヘッドバッドから矢野にタッチ。
矢野はチョーク攻撃を逃れてひげを引っ張る。飯塚はレフェリーを追いかけ回すが、矢野は飯塚の後頭部を叩くも、飯塚はチョーク攻撃。これは天山がカット。矢野はオカダにタッチ。
オカダはエルボーからロープ際にセットしスワンダイブ・サンセットフリップ。
オカダはコーナーに叩きつけて天山にタッチ。
天山はヘッドバッドからモンゴリアンチョップ。ストンピングからナックルを叩き込み、ロープに飛ぶが鈴木がエプロンから蹴りつけぶら下がり腕ひしぎ。これを離すと飯塚が場外に投げ捨て場外乱闘へ。
カウント19で戻った天山に飯塚はストンピングから鈴木にタッチ。
鈴木はサッカーボールキック連発からアームバー。さらに指も極めていくと、これを離すとハンマーロックで捕らえタイチにタッチ。
タイチはガットショットから天山を捕らえ、飯塚が天山の頭に噛み付く。
飯塚は再度頭に噛みつき、カットに来た矢野の頭にも噛み付く。続けてオカダにも噛み付くと、反則カウントを取るレフェリーを追いかけ回す。
天山の頭に噛みつき、モンゴリアンチョップにも噛み付くとタイチにタッチ。
タイチと鈴木はエプロンから腕を固定し噛み付く。
タイチはモンゴリアンチョップからロープに飛ぶが、天山はマウンテンボムで迎撃し矢野にタッチ。
矢野はコーナーを外すが、タイチがガットショットからコーナーマットを奪おうとするが、矢野は突き飛ばしてロープに飛ぶがタイチはコーナーマットで殴り飛ばす。
タイチはコーナーを外そうとするが、なかなとれないうちに矢野がコーナーマットで殴りかかり、金具がむき出しのコーナーにタイチが振るも矢野は耐える。タイチはソバットからパンタロンを脱ごうとするが、矢野がキャッチし動きを止めるとパンタロンを脱がす。矢野はコーナーに振って延髄斬りから鈴木にタッチ。
矢野はマンハッタンドロップからオカダにタッチ。
オカダはコーナーに振ってラリアット。さらに串刺しバックエルボーからガットショットを叩き込みDDT。フォールも2。
鈴木とオカダはエルボーの打ち合い。オカダがエルボー連打からエルボーの打ち合い。鈴木が強烈なエルボーを打ち込み、コーナーに振って串刺しビッグブーツからPK。フォールも2。
鈴木は顔面を蹴りつけ、オカダは立ち上がるとエルボー。エルボー合戦からオカダがエルボー連打。エルボースマッシュからロープに飛ぶが、鈴木は避けてタックルからバックを取ってスリーパー。鈴木はゴッチ式の体勢も、オカダはリバース。オカダはエルボースマッシュ連発から、ロープに飛んでビッグブーツ。再度ロープに飛ぶが、鈴木はビッグブーツで迎撃し飯塚にタッチ。
飯塚はオカダに噛みつき、串刺し攻撃もオカダは足を伸ばす。飯塚は靴を噛みカットすると、タッチロープを使ったチョーク攻撃を狙うがオカダはリバースネックブリーカードロップで迎撃。
オカダはダイビングエルボードロップを投下し、レインメーカーポーズからレインメーカーを狙うが、バックエルボーで逃れた飯塚にエルボースマッシュ。ロープに振ってドロップキックも、飯塚はロープを掴んでスカすとスリーパー。逃れたオカダがレインメーカーを狙うが、切り替えした飯塚の背中にドロップキック。さらにロープに振ってドロップキックからレインメーカーも、飯塚は避けるとカニバサミから膝十字。オカダはロープを掴みブレイク。
飯塚はブリザードを狙うが、オカダは耐えてヘビーレイン。オカダは天山にタッチ。
天山はショルダータックルで倒し、モンゴリアンチョップ連発からガットショット。コーナーに振って串刺しラリアットからブレーンバスター。天山はロープに飛ぶが、マンハッタンドロップで迎撃した飯塚がコーナーに振って鈴木軍がトレイン攻撃。飯塚がスリーパーで捕らえていくが矢野がカット。
鈴木が羽交い締めにし、飯塚がアイアンフィンガーフロムヘルを狙う。天山は「飯塚!思い出せ!」と叫び飯塚に訴えると、飯塚はアイアンフィンガーを打ち込むも、天山が避けて矢野が急所攻撃。オカダがツームストンパイルドライバーから天山がダイビングヘッドバッド。天山は飯塚をゆすっていき、胸に友情Tシャツを置く。天山はコーナーに登りムーンサルトを投下しフォール。これで3カウント。
大飯塚コールで苦しむ飯塚は、天山と握手して正気に戻ったかと思えば頭に噛み付く。さらにイス攻撃から、鈴木軍がリングに現れ鈴木とスミスが天山を羽交い締めにし、飯塚がアイアンフィンガー・フロム・ヘル。
タイチ「おい飯塚、飯塚待てこの野郎!ほんとに引退するのかどうなんだよ。最後ぐらい自分の口ではっきり言えこの野郎!」
鈴木みのるがゴングを持ち、10カウントゴングを叩き鈴木軍はリングを去った。
リング中央に置かれたアイアンフィンガーをタイチがそっと手にし、それをマイクスタンドにはめてバックステージへと消えた。
誰もいないリングに飯塚コールが起き続け、リングアナが無人のリングに最後の飯塚のリングコールを行った。
<試合後コメント>
天山広吉
「あぁ……マジで最後の最後くらい……飯塚さんよぉ。言うこと聞いてくれって。どんだけ、どんだけ言ってもあのザマ。今日もね、一瞬……いや、もっと長い瞬間、あの人の気持ちが動いてたのがわかった。でも完全に、完全に今日は覆された!あぁ!マジで、あいんなにあいつらの絆、結束が硬いとは思わんかった。最後の最後にあの飯塚高史がもとに戻って、もう1回、もう1回、引退なんて言わんでもう1回カムバック……今日見たでしょ?昔の飯塚のスリーパーやらブリザードやら!あんないいもん持ってんねん!チキショーだよ!まあね、本人が辞めるって言ってるんやったらしょうがないですけど、もったいない!もう1回、もう1回夢見たかった。飯塚高史ともう1度、プロレスに友情があるのかどうか。……あぁ!上手く行きそうで行かない!しょうがないです。これが彼のね、プロレス道の、悪党の生き様かは知らないけど。あぁ、クソッ!最後に大どんでん返しを待ってたけど、上手いこといかないッス。あんだけ、あんだけ誘ってもアカンねん!まあ、今日で飯塚高史は最後。引退。どんな形であれ引退したんやから、もう二度と俺の前に姿現すなよ。まさか、どっかで闇討ちするようなことはないやろうけど、次に現れるときには元の飯塚に戻って欲しいね。だったら、だったらもう1回でも何回でもやってやる!……とにかく、33年ですか、まだまだ全然行けると思うのにね。これで終わってしまうのは残念やと思います。まあ、彼の生きざまを思う存分見せてもらいました、ご苦労様でした。ありがとうございました」