「マジかよ!なにかの間違いだろ?!」パンチ富永が元ドリームゲート王者を倒して12年越しの王座戴冠で漢泣き!

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 6日、東京都・後楽園ホールにてDRAGON GATE『THE GATE OF VICTORY 2023』が開催。YAMATO&ドラゴン・キッド&パンチ富永がオープン・ザ・トライアングルゲート王座を戴冠した。

 オープン・ザ・トライアングルゲート王座(6人タッグ王座)は土井成樹&箕浦康太&ミノリータが保持していたが、ミノリータが前十字靭帯断裂の負傷から欠場に入ったため王座を返上。
 同王座の次期王者決定トーナメントが開催され、この日はその決勝戦として【D’Courage】菊田円&吉岡勇紀&ドラゴン・ダイヤvs【GOLD CLASS】箕浦康太&Ben-K&土井成樹vs YAMATO&ドラゴン・キッド&パンチ富永の3WAYマッチが勝ち残り式で行われた。


 この大一番に抜擢されたパンチはとんでもないハイテンションで力を漲らせるも、「お前1人だけ場違いなんだよ!」とD’Courage&GOLD CLASSから袋叩きにされてしまう。YAMATO&キッドはそんなパンチのアシストに徹し、ボコボコにされながらも逆転を諦めないパンチの姿に場内からは大・パンチコールが沸き起こる。乱戦の中でYAMATOが全知全能のフランケンシュタイナーでBen-Kを沈め、D'Courageとの決勝戦へ。

 決勝戦でもパンチはD'Courageに3vs1でいたぶられ、現ドリームゲート王者の菊田に必殺のパンチクラッチをパワーボムで切り返された上にラリアットまで被弾して大ピンチに。
 YAMATO&キッドの献身的なサポートは光り、最後はパンチvs吉岡の1vs1の構図に。吉岡の猛攻をなんとかしのぐも虫の息になってしまったパンチだったが、バトルフックを放って試合を決めに行った吉岡に飛びついて渾身のパンチクラッチ。これで3カウントが入ると、場内は割れんばかりの大歓声に包まれた。

 大・パンチコールが沸き起こる中、YAMATOは「マジかよお前?!マジで言ってんの?!なにかの間違いだろ?!」とパンチの勝利が未だに信じられない様子。
 パンチは喜びの雄叫びを上げ、「12年プロレスやってきて、初のトライアングルゲートのベルトです。もう絶対手放さずに、キッドさんとYAMATOさんと一生持っときます!」と漢泣き。2018年3月にブレイブゲート王座を戴冠して以来、約5年半ぶり2度目の王座戴冠に喜びを隠せない様子だ。


 YAMATOは「私はドリームゲート5回、ツインゲートは10回くらい?トライアングルはあまり縁がなかったもんで。パンチ、これはお前にくれてやるよ。お前がこの勝利をお前の力で掴んだんだ」と自身のベルトをパンチに渡し、キッドもそっとパンチの首にベルトをかけたことでパンチが突然三冠王になったような格好に。
 普段いじられキャラのパンチは真っ直ぐな称賛を受けて戸惑っている様子であったが、YAMATOは「お前も12年か。俺の2個後輩だな。もっと自信持てコラ!」と激励のビンタを見舞った。

 そんな中でYAMATOが「この試合には今をときめく令和新世代が4人もいた。アイツらが束になってもパンチから勝つことは出来なかった!T.N.Revolución?アイツどこ行ったんだよ!華々しく凱旋帰国して勝手に自爆して怪我したってか?俺は若い奴らにこのリングを任せるために一歩引いてたんだぞ?まだまだ俺が必要か?」と演説していると、シュン・スカイウォーカーらZ-Bratsの面々が登場。
 シュンが「あんな低能な弱者を倒してこんな大喜び。お前がいる場所がDRAGON GATEだもんなあ?YAMATOみたいな弱い老いぼれが中心にいるリングがDRAGON GATEだもんなあ?DRAGON GATEって素晴らしいなあ!DRAGON GATE万歳!ビバ・DRAGON GATE!傑作だよ!」と嘲笑したことから両軍が乱闘に。

 そんな中で突然ディアマンテことルイス・メサが登場してシュンをラリアットでなぎ倒す。新たな争いが勃発したことから、これを引き際と見たYAMATOらは退場。両軍のトライアングルゲートを巡る闘いは次なるリングに持ち越されることになりそうだ。

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