親子プロレスラーの成長物語に幕!望月成晃&望月ジュニアらのM3Kが発展的解散でそれぞれの道へ!

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 7日、東京都・後楽園ホールにてDRAGON GATE『TRUTH GATE 2024』が開催。M3Kが発展的解散を果たした。

 望月ジュニアは、練習生時代は“江藤成春”の名で過ごし、望月成晃が復活させたユニット【M2K】のメンバーにデビュー前から抜擢されたことで大きな話題を呼ぶ。デビュー戦前には望月の口から江藤の正体が実の息子・望月リョートであると明かされ、望月が3人集まった【M3K】として始動。後に“望月ジュニア”と名を改め、オープン・ザ・トライアングルゲート王座を戴冠するなど活躍。維新力さんを父に持つ二世レスラーである飯橋偉進(現:ISHIN)とのライバルストーリーを展開してきた。

 マサアキはジュニアに対して過剰なまでに世話を焼く“親バカキャラ”となり、さらなる人気を獲得。M3Kはオールドファンだけではなく、新たなファンも数多く獲得してきた。
 しかし、1月の後楽園ホール大会ではM3Kでトライアングルゲート王座に挑戦するも王座奪取に失敗。さらにジュニアの海外遠征も発表されたことからM3Kは解散することとなった。

 この日は、“M3Kファイナル”と題された最終試合&ジュニアの壮行試合として望月マサアキ&望月ジュニアvs望月ススム&神田ヤスシのタッグマッチが実施。


 試合が始まると、マサアキが序盤から張り切って神田&ススムを1人で相手取る大立ち回り。しかし、2人がマサアキを捕らえて「ジュニア!」と呼びかけると、ジュニアは思わず3人でマサアキに合体攻撃を叩き込んでしまう。
 ジュニアが「あぁっ!いつものクセで!」とうろたえると、神田&ススムはその隙を見逃さずジュニアへ集中攻撃。マサアキも思うところがあるのか「自分で返せ!」と助けに行かずに見守る。
 それでもジュニアが自力でチャンスを作るとマサアキも加勢して親子でダブルサッカーボールキックを叩き込むなど猛攻。しかし、神田&ススムが「お父さん!」と呼びかけるとマサアキは思わずいつものクセでジュニアに3人で合体攻撃を叩き込んでしまう。

 最後はススムとジュニアの一騎打ちの構図となり、ジュニアが急角度ジャーマン・スープレックスからジャンピングニーを発射。これをジャンボの勝ち!で撃ち落としたススムがそのままジャンボの勝ち!の2連発を叩き込んで3カウントを奪った。

 試合後、マイクを取ったマサアキは「発展的解散なんでね。俺も今年デビュー30周年、親バカをキッチリ卒業して個人として、なにかしら勝負に出たいと思います」と決意表明。
 ススムは昨年のKING OF GATEでディアマンテ(現:ルイス・マンテ)との試合が実現できなかった心残りを語り、現在ルイスが持つオープン・ザ・ドリームゲート王座へ挑戦表明。神田はマサアキにゴリ押しされて腹を括り、決死の減量を宣言しつつ豹が持つオープン・ザ・ブレイブゲート王座へ挑戦表明。親世代はそれぞれ頂点獲りに向けて動き出した。

 ジュニアは「神田さんはいつも僕に優しくアドバイスしてくれたり、ススムさんは僕とコソコソ親父の悪口言ったりして、本当に楽しかったです!僕のデビューから一緒に付き合ってくださりありがとうございましたッ!そして、今月から自分は海外遠征に行かせていただきます。必ず成長して、必ずこのDRAGON GATEに返ってくるので、皆さん帰ってきたときにはまたよろしくお願いします!ありがとうございました!」と深々と一礼。ファンは大歓声でジュニアを送り出した。

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