【試合詳細】9・20 GLEAT新宿FACE大会 T-Hawk&エル・リンダマン&ジュンジェvs石川修司&青柳優馬&青柳亮生 KAIRI&高橋奈七永&細川ゆかりvsMICHIKO&ジャナイ・カイ&柊くるみ 河上隆一&クワイエット・ストーム&関本大介vs鈴木鼓太郎&ハートリージャクソン&佐藤恵一
『G PROWRESTLING Ver.60 -MAX VOLTAGE-』
日程:2023年9月20日(水)
開始:18:30
会場:東京都・新宿FACE
観衆:359人
▼タッグマッチ 20分1本勝負
頓所隼/●飯塚優
8分32秒 ラリアット→片エビ固め
[やんず家]鬼塚一聖/○神野聖人(BASARA)
▼タッグマッチ 20分1本勝負
[BULK ORCHESTRA]KAZMA SAKAMOTO/●チェック島谷
10分16秒 マッドスプラッシュ→片エビ固め
[やんず家]伊藤貴則/○児玉裕輔(フリー)
▼スペシャルシングルマッチ 20分1本勝負
○井土徹也
9分43秒 アームロック
●ジャック・カートウィール
▼タッグマッチ 20分1本勝負
[シーラカンズ]●カズ・ハヤシ/田中稔
8分23秒 ファイヤーバード・スプラッシュ→片エビ固め
○渡辺壮馬/進祐哉(フリー)
▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
河上隆一/○クワイエット・ストーム(フリー)/関本大介(大日本)
12分46秒 50cm腕ラリアット→片エビ固め
[BLACK GENERATION INTERNATIONAL]鈴木鼓太郎(フリー)/ハートリー・ジャクソン(フリー)/●佐藤恵一(フリー)
▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
○KAIRI(フリー)/高橋奈七永(フリー)/細川ゆかり
17分54秒 インセイン・エルボー→片エビ固め
●MICHIKO/ジャナイ・カイ/柊くるみ(プロミネンス)
▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
T-Hawk/エル・リンダマン/●ジュンジェ
17分12秒 スプラッシュ・マウンテン→片エビ固め
○石川修司(全日本)/青柳優馬(全日本)/青柳亮生(全日本)
G-REX戦を控えた“GLEATvs全日本”の全面対決は石川が勝利!最初で最後のGLEAT降臨を果たしたKAIRIが涙のインセイン・エルボー!やんず家が濃いめ固め多めの大暴れ!
第1試合
この日30歳の誕生日を迎えた伊藤がマイクを取り、やんず家4人によるオープニングトークから対戦相手を呼び込んで試合開始。
頓所と鬼塚の対面でゴング。ロックアップからバックの取り合い、リストの取り合いからテイクダウンの奪い合いとなりクリーンブレイクから両者タッチ。
飯塚がヘッドロックからショルダータックル、ミドルキックも神野が倒れずショルダータックルで倒して鬼塚にタッチ。
鬼塚が飯塚の胸板にチョップを連打していくが、飯塚がソバットからミドルキックを打つこんで頓所にタッチ。頓所は飯塚とダブルのバックエルボーから丸め込んでジャベに捕らえるも神野がカット。頓所は鬼塚のドロップキック、ミサイルキックをすかして自爆させつつロープに飛ぶが、鬼塚が三度目の正直のドロップキックをクリーンヒットさせて神野にタッチ。
神野はダブルラリアットで2人まとめてなぎ倒し、頓所をスリーパーホールドで絞り上げてからアイアンクロー。そのままアイアンクロー・スラムを狙うが、頓所が着地してロープに飛びドロップキックを見舞って飯塚にタッチ。
飯塚はソバットか前蹴り、バックブローからサッカーボールキック。頓所がミサイルキックで追撃し、2人でトレイン攻撃を見舞っていき頓所のスイングDDTから飯塚のバズソーキックがヒットも鬼塚がカット。飯塚がエルボー連打からロープに飛ぶが、神野がバックエルボーで止めてコーナーに叩きつけブレーンバスター。 頓所がカットするも、鬼塚と神野がダブルのフラップジャックで排除し、神野が飯塚をラリアットで叩き伏せて3カウントを奪った。
セコンドに付いていた伊藤&児玉もリングに上って鬼塚&神野の勝利を称える。この勢いのままに第2試合の開始を宣言し、対戦相手を呼び込む。
第2試合
今一度伊藤の30歳の誕生日を祝うコールが為され、島谷が「おめでとう!30歳の初試合、クリーンに行こうか!」と笑顔で握手を求める。伊藤がこれに応じると、バルクが奇襲。KAZMAの「じょぉーがい乱闘ォーッ!」の掛け声とともに場外乱闘となる中でゴング。
島谷が「なぁ~にが誕生日じゃ!」といたぶっていくが、伊藤は怒りのボディスラムからサッカーボールキック。児玉にタッチ。
児玉は「誕生日でいいだろ!祝え!誕生日を!」と伊藤にひざまずかせてからセントーン・アトミコ。児玉がロープに飛ぶも、エプロンからKAZMAが捕縛。そのままガチムチトレインへと移行し、KAZMAのフットスタンプから島谷がその場飛びムーンサルト・プレス。バルクの2人がダブルショルダータックルで追撃しガチムチポーズ。KAZMAにタッチ。
KAZMAはサッカーボールキックからクロスフェイス。さらにロープに振るが、児玉がハンドスプリングエルボーで一矢報いて伊藤にタッチ。
伊藤が出てくるとKAZMAがサミング。2人で伊藤をロープに振って行くが、伊藤がミドルキックで蹴散らして島谷にパワースラム。KAZMAには串刺しビッグブートからフロントスープレックスを見舞い、ジャーマン・スープレックスを狙っていく。KAZMAがロープに捕まって耐え、「ちょっと待って!」からの延髄斬り。島谷にタッチ。
島谷がダイビング・クロスボディを見舞い、伊藤のハイキックをかわしてチェック掌底。さらにロープに飛ぶが、伊藤が前蹴り、水面蹴り、サッカーボールキックと連撃。児玉にタッチ。
児玉がマンハッタンドロップからやんず家の前掛けを見せつけると島谷は精神的大ダメージを受けるも、フランケンシュタイナーで切り返してKAZMAとトレイン攻撃。KAZMAの延髄斬り+島谷のラリアットから島谷のフィッシャーマン・バスター。これは伊藤がカット。児玉はエルボー連打からロープに飛ぶが、島谷のカウンターのドロップキックが顔面に突き刺さる。島谷は逆打ちを狙うが、児玉が振り払ってコーナーに振ると伊藤が飛び込んできて串刺しニールキック。カットに来たKAZMAを伊藤がバックドロップで叩きつけて排除し、島谷にブレーンバスター。そこへ児玉がマッドスプラッシュを投下して3カウントを奪った。
第3試合
ゴングが鳴るとロックアップからバックの取り合い、リストの取り合いに。ジャックが得意の側転で軽やかに抜けていくと、井土がコーナーへと詰めていく。ジャックは側転や180度の前後開脚などしなやかな動きでことごとく回避していき、測点から組み付いての人工衛星ヘッドシザース。場外に逃れた井土をプランチャで追撃する。
ジャックはさらにジャンピングハイキックからトップロープとエプロンを使ったドラゴンフラッグを行い、そのまま619のように足を刈る回転蹴り。さらにひねりを加えたセントーン・アトミコを放つも、下から井土がキャッチして腕十字。さらに腕へのドラゴンスクリュー、腕へのローキック、ヒジへのエルボースタンプ連打からオーバーヘッドキックと一点集中攻撃を展開。
井土がコーナーに振っていくと、ジャックがロンダートからコーナーに飛び乗りムーンサルト・プレスを発射。井土は再び下からキャッチして腕十字も、ジャックがなんとかブレイク。
井土はロープに振ってエルボーを発射も、ジャックがバク転でかわして延髄斬り。さらに側転しながらのパワースラムで叩きつけサッカーボールキックで追撃しその場飛びムーンサルト・プレス。ジャックは井土の攻撃を側転でかわしながらロープに走るが、井土がヒップトスで迎撃しつつそのまま腕十字へ。ジャックが回転して抜け、側転、バク転で攻撃をかわしつつ組み付いて河津掛け。そのまま腕十字に入る意趣返しを見せるが、井土はロープを掴んで場外へエスケープ。ジャックがサスケスペシャルで追撃する。
ジャックがコーナーに上って行くが、井土がデッドリードライブで叩き落してコーナーに詰める。ジャックはトップロープのバウンドを利用した延髄斬りから串刺しラリアット。さらに追撃を狙うが井土が追走してビッグブートを見舞い、サッカーボールキック。ジャックはこれをキャッチし、側転式ドラゴンスクリュー。ジャックはG2Sを狙うが井土が着地してジャーマン・スープレックス。さらにバズソーキックを発射もジャックがかわし、ロープの反動を使ったブルーサンダーボム。
ジャックはエプロンから「ソクテン!」と叫びながらの奈落式側転デスバレーボム。続けてシューティングスタープレスを投下もカウント2。ならばと再びコーナーに上ってひねりが多い変形カンクーン・トルネードを発射も井土が回避し、腕へのサッカーボールキック。さらに飛びついてチキンウィング・アームロックに捕らえるとジャックはたまらずタップアウト。
第4試合
稔と進の対面でゴング。ロックアップからバックの取り合い、腕の取り合いからヘッドロックの奪い合い。クリーンブレイクから両者タッチ。
カズと壮馬の対面となると、互いに攻撃をかわしあうスピーディーな攻防から壮馬がティヘラで先制。さらにロープに走るがカズが風車式バックブリーカーで迎撃しサッカーボールキック。
代わる稔がサッカーボールキック。タッチを受けたカズがサッカーボールキック。稔が「俺ももう1度やりたい!」と悪乗りしていき、サッカーボールキックから即タッチする流れを数往復。カットに来た進は稔がサッカーボールキックで撃退。稔が壮馬をコーナーに詰めていくが、壮馬がムーンサルトアタックで迎撃。進にタッチ。
進が稔にスライディングキックからDDT。エルボー合戦を制してコーナーに振っていくが、稔が追撃をかわして飛びつきヒザ十字。これは即座に壮馬がカット。稔がエルボーを放っていくが、進がかわしてブレーンバスター。続けてフロントクラッシュを狙うが、稔が振り払って延髄斬り。両者タッチ。
カズが再びサッカーボールキックの流れに持ち込もうとするが、壮馬はすぐ起きてエルボーで迎撃。さらにBKを狙うカズの顔面にスライディングキックを見舞って反撃も許さず。進が援護に入り、壮馬のスタナーから2人でサンドイッチ式延髄斬り。さらにフィッシャーマンドライバーを狙うが、カズが変形バックドロップで切り返しトラースキック。さらに稔が延髄斬りで追撃しカズがBK。ファイナルカットを狙うも壮馬がサムソンクラッチで切り返し、進の回転エビ固めから壮馬がドロップキック。壮馬がトペ・スイシーダで場外の稔に飛んでいき、進がカズにフロントクラッシュ。続けて壮馬がファイヤーバード・スプラッシュを投下して3カウントを奪った。
第5試合
田村ハヤトの欠場により急遽出場となった関本はBULK ORCHESTRAのTシャツを着てまるで新メンバーのように登場。
先発は関本とジャクソン。巨漢同士のショルダータックルのぶつかり合いはジャクソンが制するも、関本が即座にドロップキックで反撃。両者タッチ。
河上と恵一の対面となり、河上が観衆からの「リーダー!」コールを受けてドヤ顔を浮かべていると恵一が背後からサミング。そのままロープに振るも河上がショルダータックルで倒してバルクポーズも、恵一がスクールボーイで転がしてから顔面への低空ドロップキック。ロープに飛ぶも、ストームがエプロンから捕獲し、そのまま関本も加えてガチムチトレイン。続けて河上のセントーン、ストームのボディプレスと連撃が決まり、関本もボディプレスを放つもタメが長すぎてかわされてしまう。河上は「しっかりしてよ!関本さん!」とダメ出し。
河上がコーナーに振って串刺し攻撃を狙うと恵一がひらりと回避。河上も同じ動きを真似してドヤ顔を浮かべロープに飛ぶも、BGIのセコンドに付いていた石田凱士が場外から足払い。そのまま全員入り乱れた場外戦へ。
河上と鼓太郎の対面となり、鼓太郎がマンハッタンドロップ。河上が怒りのエルボー連打も、鼓太郎はレフェリーの隙を突いて急所蹴り。自らもまるで急所蹴りを受けたかのようにのたうち回ってレフェリーを撹乱しジャクソンにタッチ。
ジャクソンはボディスラムからセントーン。さらに串刺しスプラッシュからパイルドライバーを狙うが、河上がショルダースルーで切り返し両者タッチ。
関本と鼓太郎の対面となり。ロックボトム。カットに来た恵一をボディスラムで投げ落とす大暴れ。さらに関本が鼓太郎に串刺しタックルからアトミックドロップ。続けてアルゼンチン・バックブリーカーも恵一がカット。ここでバルクが総出で鼓太郎にトレイン攻撃を見舞い、河上&関本のサンドイッチラリアットからストームがスライディングクロスボディ。ストームがラリアットを発射も、鼓太郎は両手でガードし、ボディエルボー、アッパー掌底、ローリングエルボーと見舞って恵一にタッチ。
恵一は膝への低空ドロップキックからゼロ戦キック。さらにストームのラリアットをかわしたところにジャクソンが串刺しスプラッシュを放つアシストを見せ、鼓太郎のファンネルから恵一がトラースキック。カバーに入るも、関本がぶっこ抜いてジャーマンを見舞う豪快なカット。救援に来たジャクソンは河上がラリアットでなぎ倒し、ビットで飛んできた鼓太郎を関本&河上がキャッチしてそのままダブルのバックドロップ。
ストームが恵一に垂直落下式ブレーンバスターからラリアットを見舞って3カウントを奪った。
第6試合
細川が握手を求めるも、MICHIKOはその手を蹴り上げて拒否。怒りの細川が奇襲をかけて乱闘となる中で試合開始。
MICHIKOに対し、KAIRI&奈七永が細川を担ぎ上げて放つ合体ドロップキック、細川のドロップキック、奈七永のサッカーボールキック+KAIRIのスライディングDと連撃が決まる。KAIRIはさらにチョップ連打。MICHIKOがロープに飛ぶと、KAIRIの「奈七永さん!」の呼びかけに合わせて奈七永がエプロンからミドルキック。すかさずKAIRIがヘッドハンターを見舞う鉄壁の連携。場外に逃れたMICHIKOをフライング・カブキエルボーで追撃してから細川にタッチ。
細川はストンピング、ランニングストンピングと連撃してロープに飛ぶも、場外からくるみが足を引いて妨害。MICHIKOがボディスラムで叩きつけてくるみにタッチ。
くるみは細川にボディスラム。ジャナイにタッチ。
ジャナイは細川にボディスラム。MICHIKOにタッチ。
MICHIKOは細川にボディスラム。くるみにタッチ。
くるみは細川にボディスラム。ジャナイにタッチ。
MICHIKOは細川を担いでスクワットしてからのボディスラム。
代わるくるみがエルボー連打。丸め込もうとする細川をぶっこ抜いてボディスラム。細川がクロスボディを発射も、くるみがキャッチしてボディスラム。さらにボディスラムを狙うが細川がスクールボーイ。くるみが起き上がるまでの隙に奈七永にタッチ。
奈七永とくるみの師弟対決となり、エルボー合戦からショルダータックル合戦。ジャナイが援護に入って2vs1となるも、奈七永は2人にビンタを見舞っていき、まとめてフェイスクラッシャー。奈七永がバックドロップを狙うも、くるみが振り払ってトラースキック。くるみがロープに飛ぶも、奈七永がバックを取ってジャーマン・スープレックス。奈七永がラリアットを狙うも、くるみが追走スプラッシュ。くるみがラリアットを狙うと、奈七永がカウンターのラリアット。さらにラリアットを発射も、くるみがブラックホールスラムで迎撃。ジャナイにタッチ。
ジャナイはエルボー連打からミドルキック連打。ロープに飛ぶも奈七永がショルダータックルで倒し、串刺しラリアットを狙うもジャナイが回避してミドルキックからトラースキック。さらにミドルキックを放っていくも、奈七永がキャッチしてドラゴンスクリュー。さらに足4の字固めに捕らえる中で細川がフットスタンプ、KAIRIがエルボードロップ。奈七永が足4の字固めを解いてボディプレスからバックドロップを狙うが、くるみがエプロンから捕縛。奈七永はジャナイのキックをくるみに誤爆させ、KAIRIが援護のエルボー。さらに奈七永が串刺しラリアットからバックドロップ。さらに奈七永がブレーンバスターを狙うも、ジャナイが着地してフェイント混じりのブラジリアンキック。両者タッチ。
細川とMICHIKOの対面となり、細川がエルボー連打もMICHIKOが「効いてねーよ!」とビッグブート。さらにパイルドライバーを狙うも細川が丸め込みで粘りに粘る。MICHIKOがジャーマンを狙うも細川がサムソンクラッチで切り返し、KAIRIにタッチ。
KAIRIはティヘラからインターセプター、串刺しスライディングDからマリンスパイクを狙うが、MICHIKOが起き上がって雪崩式ブレーンバスターでの切り返しを狙う。ここで奈七永が救援に入り、奈七永のパワーボム+KAIRIのフライング・カブキエルボーの合体攻撃。さらに細川との合体イカリも決めるがくるみがカット。
KAIRIはカットラスを発射も、MICHIKOが回避して髪を掴んでのネックブリーカー。ジャナイのステップキックからMICHIKO&くるみのダブルブート、MICHIKOのフィッシャーマンドライバーが決まるもカウントは2。
MICHIKOがコーナーに上っていくが、奈七永が雪崩式ブレーンバスターで切り返す。そこへすかさずくるみが奈七永にダイビング・ボディプレスを見舞い、KAIRIにはインプラント。MICHIKOがパイルドライバーで突き刺すも、奈七永が必死のカット。
MICHIKOが羽交い締めにする中でジャナイがハイキックを発射も、これがMICHIKOに誤爆。すかさず奈七永がジャナイをラリアットでなぎ倒し、奈七永とKAIRIが合体エルボードロップ。細川が場外プランチャで露払いをする中、KAIRIがMICHIKOにカットラスからインセイン・エルボーを見舞って3カウントを奪った。
KAIRIは最後となる新宿FACEのリングに感謝の気持ちを捧げ、目に涙を浮かべながら観衆とハイタッチを交わして退場していった。
第7試合
先発はT-Hawkと石川。ロックアップでの押し込み合いは石川が競り勝つも、T-Hawkは離れ際に張り手。さらに膝への低空ドロップキックから逆水平チョップも石川はビクともせずショルダータックル一発で吹き飛ばす。両者タッチ。
ジュンジェと亮生の対面となると、亮生が中国拳法風味の構えを取って挑発し、向かってきたジュンジェをいなしてドロップキック。怒りのジュンジェが本物の中国拳法で亮生をふっ飛ばして両者タッチ。
リンダマンと優馬の対面となると、ショルダータックルのぶつかり合いに。なんとかリンダマンが制してみせるとT-Hawkにタッチ。
T-Hawk&リンダマンがダブルのバックエルボーを見舞い、T-Hawkが首投げから後頭部への攻撃を見舞うと見せかけて石川にエルボー。すかさずリンダマンが優馬の後頭部に低空ドロップキック。優馬はエルボー連打で反撃も、T-Hawkが逆水平チョップ。リンダマンに代わるも、優馬がボディスラムで叩きつけ、そのまま全員入り乱れた場外戦へ。リングに戻すと、優馬がスイング式フロントネックロックで振り回して石川にタッチ。
リンダマンはエルボー連打も、石川は腹部へのニーリフト一発でリンダマンをダウンさせ冷たい目で見下ろす。
代わる亮生がリンダマンの攻撃を読み切ってその場飛びムーンサルト・プレスを見舞い、ハウザーインパクトを狙うもリンダマンがエクスプロイダーで切り返して両者タッチ。
T-Hawkと優馬の対面となるも、T-Hawkは優馬を無視して石川に突撃。青柳兄弟が2人でT-Hawkを排除にかかるも、兄には逆水平チョップ、弟にはホップアップ式スパインボム。さらに突っ込んできた石川を場外に放り出すと、すかさずリンダマンがトペ・コンヒーロで追撃。
T-Hawkと優馬のエルボー合戦が展開され、T-Hawkが逆水平チョップに切り替えて優位を掴むも優馬がロックボトムで反撃。石川にタッチ。
石川はT-Hawkに串刺しラリアットからダイビングフットスタンプ。さらにファイヤーサンダーを狙うが、T-Hawkは着地してウラジゴクを狙う。これを振り払い、T-Hawkの逆水平チョップ、石川のエルボーの打ち合いに。これは石川が優位に進めるも、T-Hawkがブレーンバスターで投げきりジュンジェにタッチ。
ジュンジェは石川に串刺しラリアットからスライディングエルボースマッシュ。さらにラリアットを連打も石川はビクともせず、逆にラリアット。青柳兄弟のトレイン攻撃から石川がランニングニー。これをT-Hawkがケルベロスでカット。排除に来た優馬にリンダマンがミサイルキック、亮生がリンダマンに旋風脚。T-Hawkが亮生にウラジゴク、リンダマンが亮生にジャーマン・スープレックス。リンダマン&ジュンジェが石川を2人でロープに振るも、石川はダブルラリアット。
T-Hawkが突っ込んでいって逆水平チョップや右ストレートを叩き込み、ケルベロスを発射も、これをキャッチした石川がファイヤーサンダー。亮生が場外のリンダマン&T-Hawkをケブラーダで足止めし、石川がラリアット、ランニングニー、スプラッシュ・マウンテンの猛攻でジュンジェから3カウントを奪った。
石川「オイ!T-Hawk!10月9日、後楽園で俺がそのベルト獲って、もっとGLEATな、ビッグなベルトにしてやるよ」
T-Hawk「石川修司、初めて今日マトモにお前とリング上でぶつかり合ったけど……今までで一番当たりが強かったぞコノヤロー。石川、オイ!見た目もそう、今んとこ結果もそうだけどよ、誰がどう見ても俺が絶対に不利だよ。だけどよ!そんな不利な状況、絶対無理と言われる状況をひっくり返すのがプロレスラーであり、この俺T-Hawkなんだよ!石川さん、10月9日、GLEAT後楽園ホール大会、俺は何度も言うけど、本気の石川修司を見たい。当日はよろしくお願いします」
(※全日本勢が退場していく)
リンダマン「おい、えらそーにしてんじゃねーぞ。たしかにとんでもない外敵だったな。だけど、10・9後楽園ホールは、必ずT-Hawkが石川修司を倒してくれると俺は信じてます。ファンの皆さんもそうですよね?!10・9はGLEATvs強敵だけど、おい!しれっとしてたな。青柳優馬!お前も三冠ヘビーのベルト持ってるみたいだけどな。俺もテメーんとこの世界ジュニアのベルト持ってんだよ。いいか、俺は自分からジュニアなんて名乗ったこと無い。俺は無差別級だからよ、次、世界ジュニア防衛したあとは、青柳優馬、テメーの三冠が俺のターゲットだ。楽しみにしとけよコラ。まあ、外の話は正直どうでもいい。T-Hawk、ジュンジェ、大変だったね。今日ここはGLEATのリングだ。GLEATの話が一番大事だなオイ!10・9、色々発表があったみたいだけど、もちろん石川修司とのG-REXタイトルマッチに勝ってくれることを信じてるし、この俺も今日欠場した田村ハヤトと組んで、メキシコからSBK&TAKUMA組を迎え撃たないといけねーからよ。アイツらにはしっかりこのGLEATのリングの恐ろしさ、そしてアイツらが見てきた世界中のどこのリングにもないGLEATの素晴らしさを叩き込んでやろうと思ってるんで、皆さん楽しみにしていてください。とは言ってもだ。やっぱり10・9の主役は、G-REXチャンピオンのT-Hawkだよなあ!まあまあ繋いだから、そろそろマイク任せてもいいよなあ?!GLEATの命運は、10・9の命運はT-Hawkにかかってる。この新宿FACEもガッチリ締めてやってくださいよ。いいですか?」
T-Hawk「リン、そしてジュンジェ。そしてお客さんもそうだ。さっきもマイクで言ったけど、石川修司は誰がどう見ても強敵だ。みんなも俺が絶対的不利だって思ってると思う。俺も今ちょっと若干思ってるよ、正直。だからこそよ!俺はあんまこんなこと言いたくねーけど、10月9日、GLEAT後楽園ホール大会は、みんなの応援の力を貸してくんねーかな!ちょっとよ!ちょっとでいいから!あとは俺が頑張るからよ!マイクでちんたら語るのはあんまり好きじゃねー。だったら10月9日、後楽園ホールで俺は結果で語るからよ。そんときはみんな、GLEATERS、後楽園ホールに来てくれるよなオイ。今日の盛り上がり最高だったぜ!次、10月9日後楽園ホール大会は、今の2倍3倍10倍で俺に力を貸してくれい!それでは最後に!精一杯のパワーでみんなで一緒にGLEATする準備、出来てるか新宿!OK、それでは10月9日、GLEAT後楽園ホール大会も、みんなで一緒にGLEATしようぜ!」
<大会後コメント>
石川修司&青柳優馬&青柳亮生
優馬「俺ら今日はいらなかったな今日」
亮生「いらなかったねえ」
石川「チャンピオン、兄弟がいたおかげで楽しく……楽しくじゃねーか(笑)お前危ないよ、危ない!(笑)」
優馬「なに言ってんスか。俺たち全日本プロレスは“明るく楽しく激しく”でしょう」
石川「何割くらい激しく行ってた?」
優馬「10割!」
石川「おぉ(笑)でも、T-Hawkと前哨戦で闘えて、チョップの痛みは分かってるけど、もう当日は俺のエルボーでガッチリ来いって言って、行って後悔するようなエルボーブチ込んでやろうと思ってるんで。その方がね、面白い試合になると思うんで。最後に俺があのベルト獲って、俺がもっとGLEATでビッグなベルトに輝かそうと思ってます」
青柳「石川さん獲っちゃったら全日本のリングでねえ、三冠とG-REXのダブルタイトルマッチやっちゃいますか!」
石川「おぉ!(笑)」
優馬「全部俺が巻いちゃう!オイ、GLEAT!(試合が)終わってからのほうが一番元気じゃねーか?もうちょっと試合にその元気、ハッスルを試合にぶつけてくればどうなんだ?お前らラッパーじゃねーんだ。プロレスラーだろうが!言っとくけどな、プロレスはな、全日本プロレスが一番なんだぞ。オイ、GLEATども!いくらGLEATしようGLEATしようと言っても無駄だからな。全部この石川修司が持っていくからな。俺じゃないぞ」
石川「中国拳法の亮生、言ってやれ」
亮生「(※中国拳法風の構えから)そういうことだぁ!」
T-Hawk&エル・リンダマン&ジュンジェ
リンダマン「よーし。強烈でしたね、全日本プロレス。青柳亮生、青柳優馬、そしてG-REX次期挑戦者、石川修司。最後ちょっと惜しかったけどガッチリ行かれましたからね。まあ、リング上で言った通り、僕はT-Hawkを信じてるし、みんなは不利と思うかもしれないけど、そういうの全部跳ね返してきたのが#STRONGHEARTSであり、T-Hawkだから。そこは信じてますよ。まあもちろん人のことばっかり言っててもしょうがない。俺はSBK、TAKUMA、お前にしっかり狙い定めてるからよ。今日田村ハヤトがいなかった。いつまで欠場するか俺もわかんないよ。だけどな、田村ハヤトがいようがいまいが必ずお前たちに言わせて見せる。必ず『GLEATのリングが世界で一番素晴らしい』って、お前らにバックステージでうなだれながら口から話てやるからよ。つってもT-Hawkですから。あとはT-Hawkですね」
T-Hawk「ホントに、ジュンジェも俺もリンもそうだけど、なんだあの石川修司ってのは。まあだけどよ、まあ……ちょっと今回ばかりはよ、俺もちょっと強気一辺倒で行けねえわ、悪い。今回ばかりはGLEATERS、プロレスファン、みんなの力をちょっとだけ借りるよ。必ず俺はみんなをハッピーにして、それを何倍にしてリング上で、結果で返すからよ。全部俺に任せとけや。10月9日、GLEAT後楽園ホール大会、GLEATしようぜ!しゃあっ!」
リンダマン「ネクストチャンスだ!」
ジュンジェ「ハイ……」
BLACK GENERATION INTERNATIONAL
石田「オイ!今日はバルクにやられたけど、アイツらより、壮馬&進よりもG-INFINITYにふさわしいのは俺等BGIやろコラ。10・9後楽園は俺等BGIとメキシコのBG、真っ向勝負やなおい。俺はフラミータとしっかりやりあって、俺等BGIが他の奴らと違うってとこを見せつけて、年末に向けてしっかりやってくからな。お前ら楽しみにしとけよ」
ジャクソン「どんなことがあろうとこのBGIがナンバーワンだ!」
やんず家
伊藤「おいいいか?やんず家の全勝やオイ!こないだの札幌では俺と鬼やんの浪速のVシネタッグがG-INFINITY挑戦したけどな、結果は残念やったけど組みたてにしては中々ええ味出てたぞ。これからもっともっと味が濃くなって、極められて、やんず家はもっともっといいユニットになってくからな。なあ鬼やん」
鬼塚「大将、それよりも……みなさん!今日は我らの大将、30回目の誕生日ですよ!ヤッター!大将、おめでとうございます!これから大将も30になったことですし、我々もまだまだいきましょうよ。もちろん後楽園もそうですけど、来月の大阪では神やん玉やん決まってますから、我々まだまだいきましょうよ」
伊藤「せやな。俺も30になって、これからもっとな、脂乗ってええ味出してくからな。その味をやんず家でどんどん貢献していきたい。まあ今日はもうええわ。さんざん祝ってもらったからな。今日は俺の誕生日は横のどんぶりに置いといて、来月の10・9!俺等仁義なきGLEATが決まったなオイ。俺と鬼やんの浪速のVシネタッグvsヤンキー二丁拳銃、どっちの仁義がマシマシか、勝負や!楽しみにしといてくれや」
飯塚優&頓所準
飯塚「今回の負けに限った話じゃないし、いい流れに乗るって簡単なことじゃないけど、それでもしっかりチャンスを見極めてこれからも虎視眈々と闘い続けます」
頓所「同世代が前に前に進んで、俺は……こんなとこで止まってられないんだよ!やるって!前に進むって!進むんだよ!今日も俺はな、GLEATしてんだ!」
渡辺壮馬&進祐哉
進「しゃあ!シーラカンズ、攻略したぞ。俺らが狙うは、G-INFINITY。1つも落とせないね」
壮馬「落とせないですね。SAITO BROTHERSがトーナメントでも挑戦者決定戦でもやれって言ってましたけど、俺らはいつでも準備できてるんで。誰と闘ってもそれを超えて、必ずSAITO BROTHERSが持つG-INFINITYにたどり着くから」
進「しゃあ!ギア上げてこう!」
井土徹也
「ジャックとのシングル、無事にタップアウトで勝利することが出来ました。言葉は通じないし、国も違えど、同世代と闘えるのはすごく嬉しいです。ジャックもこれからいろんな団体、めちゃくちゃ嫉妬するくらいいろんなアイデアだったり身体能力がすごくて、いろんな団体これから上がって活躍すると思いますが、まだまだ俺は闘っていきたいんで、またここ、GLEATのリングで再開して闘えることを俺は願ってます。そして!俺はこのGLEATのこの世代で必ず突っ走って、突き抜けて、そしてこのGLEAT、登り坂に、俺を中心に、いや、俺が先頭に立って登り坂にしてみせます」
BULK ORCHESTRA
河上「勝ったぞォーッ!ホイッ♪ホイッ♪ホイッ♪ホイッ♪ヴァーーッ!!今日はよ、ハヤト、欠場しちまったがな、このリーダーのプロレスの師匠・関本大介が……いや、ガチ本大介が来てくれたぞォ~ッ!」
KAZMA「ニューメンバーでしょ、ニューメンバー」
河上「ニューメンバーだ!」
島谷「ホントに?」
河上「いつか入れるぞ!転んでもただでは起きないのがBULK ORCHESTRAだよ!ハヤトもな、必ず復活して、10・9、SBK、TAKUMAのあの2人、必ず!必ず!必ず!ボコしてくれるからな!なあ、ストーム!」
ストーム「OH YEAH BABY!SAITO BROTHERS、DOOM?DOOM、ナニ?DOOM!KAZMA!G-INFINITY!ネクストチャレンジャー!DOOM is カミング!Me,KAZMA、ボキーッ!Yeah!」
河上「10・9、後楽園ホール楽しみにしとけよ!GLEATの中心はいつでも俺たちBULK ORCHESTRAだァーッ!なぜだか分かるか?」
島谷「なぜなら?」
ストーム「なぜなら?」
KAZMA「なぜなら?」
河上「なぜなら!この俺達が今世紀最大のガチムチバディ集団!バルッ……」
(※ストームが全員を押しのけて前に出て)
ストーム「オーーーケストラーーッ!!せーのっ!イン・ユア・フェイス!」
カズ・ハヤシ&田中稔
稔「行かれましたね」
カズ「行かれましたねぇ……すみません……」
稔「なんかテンション低いじゃないっすか(笑)」
カズ「いやぁ~……ただね、あの2人が自信を持ってやってる感が非常に良かったです。僕は、あの行動は、ハイ、認めますよ、ハイ」
稔「GLEATの将来のこと考えたら若者の躍進は喜ばしいことですけども、まだまだ俺等2人合わせて100歳タッグ、チーム・ワンハンドレッド!まだまだ若者の芽を摘み取っていきますからね」
カズ「そうですね。プロレスは甘くないってことをウチらが見せないといけないわけですからね」
稔「あと、次は名古屋。ここ(※2人の間)にガラガラ声が入りますよ」
カズ「この2人の間に本間くんが入りますよ。あれ?本間くん、やってました?一緒に」
稔「僕はやってましたよ」
カズ「ホントっすか」
稔「元々キレイな声してましたからね。(※裏返ったような高い声で)オツカレサマデス!みたいな声してましたよ」
カズ「……えっ、じゃあアレ、ビジネスガラガラ声なんすか?」
稔「アレ、ビジネスガラガラ声ですよ」
カズ「あぁ、そうなんすか」
稔「僕は彼の映像をガンガン見て、スピードラーニング効果で聞き取れるようになってますから。特にテーマ無く喋ってしまいました!帰ります!」
<大会総括>
吉野正人コミッショナー
「第1試合からメインまでお客さんのノリが、すごく熱い熱が持続したというか、持続どころか第1からメインまでどんどん上がっていくのを本部席で見ていて感じました。第1、第2に関しては、やんず家が絶好調ということでね。こないだの札幌ではタイトルは取れなかったですけど、それでも勢いを落とすこと無く乗りに乗ってて。横で(伊藤が総括を)聞いてますけど、ノリやんの誕生日ということで(※伊藤が「あざす!」と返事)。第3試合は井土選手とジャック選手のシングルマッチだったんですけど、この試合に限って言えば井土選手がジャック選手をよく研究していたなと。彼は空中技がものすごい美しいし滞空時間が長いので、その滞空時間を利用して関節技に結構繋げていたなと。この試合に関しては井土選手の研究勝ちかなというところですね。第4試合では渡辺壮馬選手と進祐哉選手。カズ・ハヤシ&田中稔組に勝ったというのは大きな勲章だと思いますので、これから2人がこんだけやってくれるかっていうのをお客さんも楽しみだと思うし、コミッショナーとしても楽しみです。第5試合は急遽田村ハヤト選手が病欠になってしまったんですけど、前日にも関わらず関本選手が快く代打で出てくれたんですけど、ホント、ホームラン級の活躍をしてくれましたので、関本大介選手、ありがとう!ということで。セミファイナル、これはなんといってもKAIRI選手がGLEATしてくれたというのがものすごく、GLEATにとっても大きいですね。高橋奈七永選手も出てくれたこともあって、この2人が組むと七海里って言うんですかね。活動休止前ってところで、スケジュールもかなりタイトな中でGLEATのリングを選んでくれたことに感謝しています。メインはT-Hawk選手と石川選手の、10・9のG-REX選手権も目前なんで、今日はね、石川修司の強さを見せられたなと、T-Hawk選手が。本番は、T-Hawk選手もマイクで言ってましたけど、お客さんの力も借りてね、サイズもかなり違いますけど、石川修司を弾き返すのかと。そういうところも注目なので。10・9も今日いくつかカードが発表になってましたんで、まだこれ、すごい、1日になるんじゃないかなと思います。10・9に関しては、メキシコからSBKとTAKUMAn2人が来ますけど、彼らがどういう試合をするのかっていうのにも注目したいですね。今日はホントに第1試合からメインまで見させてもらいましたけど、すごく熱くていいリングだなと、改めて思いました。以上です」