「ファイター同士なのでリングかケージで決着付けてほしい」クレベル・コイケとピットブル兄弟の“乱闘騒ぎ”について榊原信行CEOが見解を発表
9日、9月24日に埼玉県・さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.44』についての記者会見が実施。クレベル・コイケとピットブル兄弟の乱闘騒動について榊原信行CEOが説明を行った。
7月30日に開催された『超RIZIN.2』では、クレベルとピットブル兄弟との乱闘騒ぎが起きたことが話題になった。
パトリシオの試合後にクレベルが大きなリアクションを取ったことを「パトリシオの敗北を大喜びした」と解釈したパトリッキーが会場内でクレベルを突き飛ばして挑発。その後クレベルがピットブル兄弟のロッカールームへと乱入してパトリッキーに蹴りを見舞ったということが報じられている。
双方の言い分が食い違う部分もあり真相は不明ながらもクレベルは「乱闘があったことは事実」としている。
この日の会見では、『RIZIN.44』でクレベル・コイケvs金原正徳の試合が行われることが発表。
質疑応答に移る前にマイクを取った榊原CEOは、「クレベル選手に出場してもらう上で避けては通れない、7月30日の乱闘騒動について。先般も磐田まで行ってクレベルと『さわやか』でハンバーグ食べながら色んな話をして。起きたことは起きたことで、本当にピットブル兄弟とクレベルが揉めました。実はリングサイドで少しいざこざがあって、バックヤードに戻ってから記者の皆さん、ファンのみんなもそういうことがあったことはご存知だと思いますけど、クレベルからも謝罪を受けてますし、ピットブル兄弟からも謝罪を受けています。ある意味喧嘩両成敗。その中で傷害事件になるようなことが起きたりとか、なにかとんでもない怪我が起きちゃったってことじゃなくて、ファンのみんなも興奮したと思いますけど、感情が高ぶるなかで闘う者同士の意地もあればプライドもあれば、同じブラジルの血を引く者同士の中での思いもあったのかもしれませんけど、少し……少しなのか、激しくなのか、揉めました。この先、お互いファイター同士なのでね、勝負事で決着をつけるとしたら、公の舞台でリングなのかケージなのか、どこか闘う舞台で正々堂々闘って決着付けてほしいなと思います。敢えて我々からペナルティを課すことでも無いですし、クレベルのそういう強い思い、激しい思い、自分に対して色々、ピットブル兄弟から色々思うところがあると思いますが、そういうものも含めて9月24日の試合の中でしっかり、金ちゃんとの試合で表現してもらえたら良いかなと思います」とファンに向けて説明。
その後、「このトラブル、揉めたことの質疑応答を今日受けるとおかしくなっちゃうんで、それは今日の質疑応答では控えていただいて」と乱闘騒動についての話を幕引き。クレベルは心機一転して試合に臨むことになった。
『RIZIN.44』
日程:2023年9月24日(日)
開始:14:00(予定)
会場:埼玉県・さいたまスーパーアリーナ
<新規発表カード>
▼RIZIN MMAルール 5分3R 66.0kg
クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)
vs
金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)
▼RIZIN MMAルール 5分3R 120.0kg
スダリオ剛(HI ROLLERS ENTERTAINMENT/PUREBRED)
vs
トッド・ダフィー(American Kickboxing Academy)
▼RIZIN MMAルール 5分3R 120.0kg
シビサイ頌真(パラエストラ東京/巌流島)
vs
ヤノス・チューカス(GK1 striking/GB topteam)
▼RIZIN MMAルール 5分3R 61.0kg
中島太一(ロータス世田谷)
vs
岡田遼(パラエストラ千葉)
▼RIZIN MMAルール 5分3R 66.0kg
摩嶋一整(毛利道場)
vs
横山武司(teamセラヴィー/スウェルズ柔術ジム)
▼RIZIN MMAルール 5分3R 66.0kg
中原由貴(マッハ道場)
vs
白川陸斗(トライフォース赤坂)
▼RIZIN MMAルール 5分3R 71.0kg
スパイク・カーライル(Kings MMA Anaheim/Treigning Lab)
vs
堀江圭功(ALLIANCE)
<既報カード>
▼RIZIN MMAルール 5分3R 66.0kg
牛久絢太郎(K-Clann)
vs
萩原京平(SMOKER GYM)