【試合詳細】8・5 アイスリボン道場マッチ 星ハム子&弓李vsAKARI&柳川澄樺 みなみ飛香&ひなた&海乃月雫vs星いぶき&杏ちゃむ&咲蘭 神姫楽ミサvsYappyvsYuuRI 松下楓歩vsしのせ愛梨紗
『アイスリボン1293』
日程:2023年8月5日(土)
開始:14:00
会場:埼玉県・アイスリボン道場
観衆:42人
▼シングルマッチ 10分1本勝負
○松下楓歩
5分29秒 逆片エビ固め
●しのせ愛梨紗
▼トライアングルリボン 15分1本勝負
○神姫楽ミサ(JTO)
7分5秒 片エビ固め
●Yappy
※もう1人はYuuRI(ガン☆プロ)
▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
○みなみ飛香(フリー)/海乃月雫/ひなた(フリー)
14分59秒 ブロックバスターホールド
星いぶき/杏ちゃむ(信州ガールズ)/●咲蘭
▼タッグマッチ 20分1本勝負
●星ハム子/弓李
12分44秒 ジャパニーズレッグロールクラッチ
AKARI(PURE-J)/○柳川澄樺(JTO)
8・26後楽園のリボンタッグ戦は真琴&星ハム子、AKARI&Yappy、柳川澄樺&神姫楽ミサの3WAY戦へ!飛香といぶきがバチバチにヒートアップ!
第1試合
前回の道場マッチでタッグを組んだ楓歩としのせがシングルマッチで対戦。しのせの教育係でもある楓歩は試合前、しのせが「お願いします。」と握手を求めるも「声が小さい!」とダメ出し。しのせが声を張り、ようやく楓歩が握手に応えた。試合はロックアップから腕の取り合い、ヘッドロックを取った楓歩がしのせの腕を取っての首投げからサッカーキックを叩き込み、カバーもカウント2。コーナーになんどもしのせを叩きつけた楓歩はコーナーでしのせを踏みつけ、はりつけドロップキックからカバーもカウント2。すぐに起き上がらないしのせに檄を飛ばしながら蹴りを入れる楓歩。起き上がったしのせがエルボー連打も「もっと打って来い!」としのせをあおり、エルボー1発でしのせを倒す。再度、エルボーで反撃に出たしのせは楓歩のエルボーをかわしロープに飛ぶとカウンターのドロップキックをヒットしカバーもカウント2。ボディスラムを狙うしのせだが、こらえた楓歩がしのせをボディスラムに決め、逆エビ固めを狙う。すぐにロープに逃げるしのせ。引きおこした楓歩がコーナーに振っての串刺しエルボー。ロープに飛んだ楓歩にしのせがカウンターのタックルを決めマットに倒す。起き上がってきた楓歩にクロスボディを決め、さらにタックルでカバーもカウント2。キックアウトした楓歩が反転してしのせの腕を決めに行く。前転で逃れようとするしのせを上から押しつぶして楓歩がカバーもカウント2。楓歩がドロップキックをヒットもしのせがスモールパッケージでカバーもカウント2。楓歩が反転してカバーもカウント2。しのせが逆さ抑え込みも狙うも楓歩がこらえてエルボー。しのせがコーナーからクロスボディでカバーもカウント2。続けてしのせがカバーもカウント2。しのせがエルボー連打。楓歩がしのせのバックに回ってエビ固めもカウント2。そのまま逆エビ固めへ。ロープに逃げようとするしのせを中央に戻し、逆片エビ固めで強烈にエビ反り、しのせからギブアップを奪った。
第2試合
ICE×∞王者のYuuRIがトライアングル戦に登場。対戦相手のYappyはトライアングル戦での勝ち星がなく、神姫楽もトライアングル戦が苦手と公言しており、勝敗予想が立てにくい一戦でもあった。開始早々、YuuRIと神姫楽が共闘。Yappyをコーナーに振り、神姫楽が串刺しラリアット、YuuRIが串刺しエルボーを決め、ダブルのエルボードロップ。さらに2人でYappyをロープに振ろうとするが、こらえたYappyがYuuRIをタックルで吹っ飛ばし、神姫楽にはエルボーの反撃に出る。YuuRIを担ぐもバックに逃れたYuuRI。そのYuuRIのバックに神姫楽が回ると、Yappyが切り返して神姫楽のバックへ。YuuRIがYappyのバックに回り込む。激しいバックの取り合いからYuuRIにバックを取られたYappyが神姫楽のバックを取り、神姫楽を前方に浴びせ倒すと、YuuRIにスタナーを決めながら、倒した神姫楽にギロチンドロップを決める。神姫楽を場外に出したYappyはYuuRIにヒップアタック、雷電ドロップでカバーもカウント2。YuuRIの蹴り足をキャッチしたYappyがエルボーを落とし、テイクダウンさせると膝固め。ロープに逃れたYuuRIはYappyの飛び込みの開脚ヒップアタックをかわすと619、サッカーキック、PKでカバーもカウント2。Yappyにコーナーに振られたYuuRIがコーナー2段目からミサイルキック。ロープに飛んだYappyをエプロンに立った神姫楽がカウンターのエルボー。振り返ったYappyにYuuRIがサイドキックを決める。そのYuuRIを神姫楽が丸め込むがカウント2。神姫楽がラリアット、突進しての正面ドロップキック、串刺しラリアット、タックルと一気に畳みかけてYuuRIをコーナーに振る。ロープを飛び越えてエプロンに逃れたYuuRIは飛び込んできた神姫楽にエルボーを入れ、カウンターのネックブリーカードロップでカバーもカウント2。コーナーに神姫楽を追い込んだYuuRIが神姫楽を肩車で担ごうとするが、そのバックからYappyがYuuRIを襲い、逆に神姫楽をファイヤーマンズキャリーで担ぐと、飛び掛かってくるYuuRIに神姫楽を振り回して迎撃すると神姫楽をエアプレーンスピンでぶん回す。神姫楽がバックに回り込み回転エビ固めでカバーもカウント2。さらに丸め込みを連発もYappyがしのぐ。Yappyがファイナルカットでカバーもカウント2。さらに神姫楽に開脚ヒップアタック、ギロチンドロップでカバーもカウント2。Yappyがファイヤーマンズキャリーから神姫楽を前方に落とす。カバーもカウント2でYuuRIがカット。さらにYuuRIがYappyに低空ドロップキック。YuuRIと神姫楽がYappyを2人でロープに振るも返ってきたYappyが2人をクローズラインで吹っ飛ばす。YappyがYuuRIにエルボー、アックスボンバーを決め場外に落とすと、続けて神姫楽にチョークスカルスラムを決めるが、倒された神姫楽が下からYappyを抱えて反転すると、そのまま押さえ込みカウント3を奪取した。
第3試合
7月17日横浜リボンで復帰&再デビューを果たした飛香とひなたが道場マッチに参戦。「プロレスでハッピー」に独自の見解を持つ海乃とのトリオを結成した。対するはいぶき&咲蘭の師弟タッグに杏ちゃむが加わった異色トリオ。いぶきは7月30日利府リボンで限定復帰の藤本からフォール勝ちを奪い、この日も入場式で年内にICE×∞王座を腰に巻くことを宣言。と同時に飛香にも宣戦布告と勢いに乗っている。またこの6人タッグは6人中4人がキッズレスラー出身というレアな一戦でもあった。ゴングと同時にいぶきチームが奇襲攻撃。3人で同時ドロップキックを決める。試合は咲蘭vs海乃でスタート。咲蘭がドロップキックを狙うもかわした海乃が咲蘭の背中を両手でパチーンと叩くとボディシザーズから腕への噛みつき、髪を掴んだりと反則し放題。さらに反転してカバーもカウント2。海乃がボディブローを連打。コーナーに追い込み、ボディスラムからカバーもカウント2。2発目のボディスラムをこらえた咲蘭が手の甲へのフットスタンプ、エプロンでの手の甲へのヒップドロップ。咲蘭が低空ドロップキックをヒットし杏ちゃむに交代。咲蘭、いぶきを呼び込み、串刺し3連発のアイストレインから海乃をキャメルクラッチ。そこにいぶきと咲蘭がサンドイッチドロップキックを海乃に決め、杏ちゃむがアームバー。ロープに逃れた海乃がエプロンでの片足ドロップキックからカバーもカウント2。代わったひなたがドロップキック3連発からカバーもカウント2。ひなたが杏ちゃむを弓矢固め。エルボー合戦から杏ちゃむがフィッシャーマンズ・スープレックスでホールドもカウント2。杏ちゃむがコーナーを背にひなたの飛び込みにトーキックを決めフロントチョークに持ち込むと咲蘭がひなたの横っ腹にドロップキック。杏ちゃむがカバーもカウント2。杏ちゃむが正面からのサッカーキック2連打から正面ドロップキックを顔面にヒットしカバーもカウント2。代わったいぶきが串刺しボディアタック、ネックブリーカードロップからライトニングスパイラルを狙うが、こらえたひなたが右ハイキック。ブレーンバスターを狙うがいぶきがこらえる。ひなたがエルボー連打からフィッシャーマンズ・スープレックスでホールドもいぶきの足がロープにかかりフォールは取れず。代わった飛香がいきなりダイビングボディアタック2連発からコーナーに上ってのミサイル式はりきりキックでカバーもカウント2。飛香がエルボーを連打。いぶきが逆水平チョップで応戦。飛香が思わず膝を衝き「マジか…。」とつぶやく。起き上がった飛香が再びエルボーに出る。いぶきのチョップとの打ち合いへ。さらにいぶきが顔面を蹴り上げ、グランドでの変形卍固めへ。ロープに逃れた飛香に飛び込みニーを決めいぶきがカバーもカウント2。飛香がカウンターのはりきりキックを決めれば、いぶきもカウンターのボディアタック。飛香がはりきりキックからファイヤーマンズキャリーを狙うがいぶきが逃れる。いぶきをロープに追い込み、バックから飛び込んだ飛香がジャパニーズ・レッグロールクラッチもカウント2。飛香がカミカゼでカバーもカウント2。いぶきがダブルチョップで飛香を吹っ飛ばすが、飛香が必殺のブロックバスター。ホールドに入る前にいぶきが起き上がり、トラースキック。2人がダブルダウン。先に起き上がったいぶきが飛香の横っ腹にドロップキック。代わった咲蘭がエルボー連打からドロップキックでカバーもカウント2。咲蘭がおんぶスリーパー。ロープに逃れた飛香が咲蘭の飛び込みをカニばさみで倒し、ロープ際に追い込むと、そこに海乃とひなたが連続ドロップキックを決め、飛香がその場飛びのボディプレスでカバーもカウント2。いぶきがコードブレイカーのアシスト。咲蘭がダイビングフットスタンプでカバーもカウント2。両チームがリングで入り乱れ、咲蘭が飛香を丸め込むも海乃が反転させる。飛香が抑え込みもカウント2。飛香がブロックバスターでホールドしカウント3を奪取。
復帰後、飛香がアイスリボンでの初勝利を飾ったが、この試合で最もヒートしたのがいぶきと飛香の攻防。試合後も飛香をリング下から指差していたいぶき。2人の続きも楽しみだ。
第4試合
8月26日後楽園ホール大会でリボンタッグを懸けて対戦するハム子とAKARIの前哨戦がこの日のメイン。ハム子と弓李は2018年4月28日『880』大会以来、5年4か月ぶりのタッグ結成。試合は弓李vs柳川でスタートも腕の取り合い、アームホイップの仕掛け合いで、すぐにコーナーに戻り、ハム子vsAKARIへ。AKARIがタックル、アームホイップ、低空ドロップキック、ボディスラムの先制攻撃からカバーもカウント2。代わった柳川がダブルニーでカバーもカウント2。ハム子が柳川をコーナーへ。エプロンから弓李が抑え込み、ハム子がコーナーに上がっての腹ウォッシュ。代わった弓李がハム子といっしょに柳川の腕に噛みつき食事タイム。続けて弓李が柳川に股裂きからの前屈を決めるが、柳川は余裕の表情。ハム子が柳川の背中に乗っかってもペタンと胸をマットにつける柔軟性をアピール。その余裕の表情をみたハム子がセクシーポーズを決めると柳川が顔を苦痛にゆがめダメージを受ける。すかさず弓李が柳川をコーナーに追い込むとチョーク攻撃、コーナーに上がってのナックルパンチ連打にエプロンからハム子も加勢。弓李が柳川に腕4の字。さらに耳を掴んだり、変形腕十字に持ち込む。ロープに逃れた柳川の顔面に飛び込みニーを決めた弓李はフィッシャーマンズ・スープレックスを狙うが、こらえた柳川がボディスラム。AKARIと2人で弓李をロープに振り、カニばさみからのサンドイッチ低空ドロップキック。代わったAKARIがコーナーでの変形スリーパーからミサイルキックでカバーもカウント2。弓李がAKARIの飛び込みを切り返してグランドでのアームバー。しのいだAKARIに弓李がダイビングボディアタック、ネックブリーカーでカバーもカウント2。代わったハム子がタックルを決める。コーナーにAKARIを追い込むもAKARIが顔面への蹴りで反撃。さらにトーキックでカバーもカウント2。エルボー合戦からハム子が腹アタック、シャイニング腹ザードでカバーもカウント2。AKARIがブレーンバスターも起き上がったハム子が飛び込みラリアット。AKARIも飛び込みラリアットで返し、両者がダウン。代わった柳川が片足ドロップキック、串刺しジャンピングニー、ネックブリーカーでカバーもカウント2。サーフボードから自らブリッジしての股裂きも弓李がコールドスプレーを持ってリングインし柳川の顔面に噴射。さらに弓李が仰向けて柳川の両足を押さえ込み、ハム子が飛び込みラリアット。そのままハム子がカバーもカウント2。ロープに飛んだハム子にエプロンからAKARIが蹴りを入れ、柳川がコンテンポラリーキック。AKARIが619を決め、柳川が飛び込みダブルニーでカバーもカウント2。柳川が1010でカバーもカウント2。弓李がアシストに入りコードブレイカーからフィッシャーマンズ・スープレックス。ハム子が飛び込みラリアットでカバーもカウント2。ハム子がブロックバスターでカバーもカウント2。ハム子がダイビングボディプレスも柳川がかわす。柳川がハム子を丸め込むもカウント2。AKARIがハム子の顔面に低空ドロップキック。柳川がダメージの残るハム子をジャパニーズ・レッグロールクラッチに決め、なんとカウント3を奪取。ハム子とAKARIの前哨戦が終わってみれば柳川の勝利で幕となった。
柳川「リボンタッグ王者のハム子に勝ったぞーっ!今年、ベルトを巻くという目標があるんで、諦めてないからな!8月26日、後楽園、勝った方と、次、私たち『1111』、挑戦させてください!」
※Yappyがリングに上がる、
Yappy「いいよ!やってやるよ。」
柳川「ありがとう!」
ハム子「おい!26日はむこまこが防衛するんだよ!次?次って言ったらさあ、9月3日の蒲田大会。真琴さんが海外に行っちゃってて参戦できないから、17日の成増だったら、挑戦受けてもいいですよ。」
柳川「17日…は私がサウナのAufgussの世界大会でドイツにいるんですよ。だから、その次、24日のSKIP…。」
神姫楽「そうだーっ!誕生日です!」
柳川「そのSKIP大会で挑戦させてください。」
柳川&神姫楽「お願いします!」
Yappy「いいよ!SKIPで!」
ハム子「24日は真琴さん、他団体参戦が決まってんの。」
柳川「なんでよ、チャンピオン。むこまこが防衛したら、私たち、挑戦できないじゃないですかー。それで盛り上げられると思ってるんですか?」
ハム子「真琴さんはいろんな団体に、海外にアイスリボンのベルトを持って行って、チャンピオンをアピールしてくださっているんです。」
柳川「私だってAufgussでドイツに行くんです。ベルトを持って行ったら、プロレス以外のことでも世界に発信することができるんです。わかった!わかった!私、9月にドイツに立つから、8月26日の後楽園、挑戦者変更で!」
Yappy「ふざけるな!挑戦者は決まってるよ!」
ハム子「リボンタッグのベルト、モテモテだねえ。だったらさあ、2チームでかかってきたら?」
柳川「え?」
ハム子「リボンタッグ選手権、3WAYのリボンタッグ選手権にしてあげます。どうですか?」
Yappy「いいねえ!」
ハム子「私、チャンピオンなんで決定させていただきます。8月26日、後楽園ホール大会、リボンタッグ選手権試合は3WAYで行います。むこまこvs『1111』vs…(AKARIとYappyに)あなたたち、タッグチーム名決まってるの?」
AKARI&Yappy「はい、ブラックファイヤーです!」
ハム子「じゃあ、8月26日、後楽園ホール大会、チャンピオンチームむこまこvs挑戦者、ブラックファイヤーvs『1111』決定します。」
柳川&神姫楽「やったーっ!」
※8月26日後楽園ホール大会のリボンタッグ選手権は真琴&星ハム子vsAKARI&Yappyから真琴&星ハム子vsAKARI&Yappy vs柳川澄樺&神姫楽ミサの3WAYに変更され、最後は3チームがリング上でポーズを決めアピール。最後はメインでハム子を下した柳川が「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で大会を締めた。