【試合詳細】3・20 アイスリボン後楽園ホール大会 【ICE×∞】春輝つくしvsSAKI 藤本つかさ&志田光vs星ハム子&真琴 【トライアングル】真白優希vs石川奈青vs海樹リコ
『アイスリボンマーチ2022』
日程:2022年3月20日(日)
開始:11:30
会場:後楽園ホール
観衆:456人
▼タッグマッチ20分1本勝負
ラム会長(666)/●咲蘭
10分56秒 ポテリング
○安納サオリ(フリー)/尾﨑妹加(フリー)
▼シングルマッチ15分1本勝負
○山下りな(フリー)
8分26秒 ラリアット→片エビ固め
●松下楓歩
▼3wayタッグマッチ20分1本勝負
チェリー(フリー)/●キク
7分50秒 キューティースペシャル
○清水ひかり(COLOR'S)/櫻井裕子(COLOR'S)
※もう一組は星いぶき&朝陽
▼シングルマッチ15分1本勝負
○トトロさつき
10分29秒 動くこと雷霆の如し→エビ固め
●網倉理奈(COLOR'S)
▼トライアングルリボン選手権試合 15分1本勝負
【王者】○真白優希
7分43秒 シャインホワイトインスペース→片エビ固め
【挑戦者】●石川奈青
※もう1人は【挑戦者】海樹リコ(SEAdLINNNG)
※第44代王者が初防衛に成功
▼スペシャルタッグマッチ30分1本勝負
[マッスルビーナス]藤本つかさ/○志田光(AEW/MAKAI)
17分5秒 魂のスリーカウント→エビ固め
●星ハム子/真琴(フリー)
▼ICEx∞選手権試合 30分1本勝負
【王者】○春輝つくし
15分45秒 ハルカゼ
【挑戦者】●SAKI(COLOR'S)
※第33代王者が5度目の防衛に成功
つくしがSAKIからICE×∞王座を防衛もトトロが襲撃!志田光がアイスリボンに凱旋し定期参戦へ!真白がトライアングル王座防衛も半狂乱!?本間多恵が5月4日に復帰を発表
オープニング
オープニングに先立ち本間多恵から挨拶。
本間「後楽園ホールにお越しの皆様、そして、配信を見てくださっている皆様、こんにちは~!はい、女子プロレスラー、トラブル前にホウレンソウ、特攻隊長本間多恵です。この度皆様にご報告をさせていただきたいと思います。5月4日、アイスリボンさんの横浜武道館大会で、復帰させていただきます!復帰する場所として、そして本日もこのような時間をいただきましたアイスリボンさんには感謝しています。あリがとうございます。5月4日、アップデートした本間多恵を、たくさんたくさんたくさん、沢山の方々に見て頂けたら幸いです。皆さん、よろしくお願いします!」
続いて選手入場式。選手を代表して石川が挨拶。
石川「アイスリボン後楽園ホール大会にお越しの皆さん、そして配信をご覧のみなさん、こんにちわー!はいありがとうございます。今日自分は、同期の真白優希の持つトライアングルのベルトに挑戦します。真白とは何度か対戦をして、その中で今まで勝ったことがありません。でも、今日タイトルマッチで自分が勝って、今までの実力をはらしたいと思っておりますので応援よろしくお願いします!」
<本間多恵コメント>
――復帰の発表がありましたが
「そうですね、もうあの、欠場って決まって、でも自分はプロレスラーとしてもまだまだリングに立ちたいって決まった時に、5月4日のアイスリボンさんの横浜武道館を目標に結構リハビリをしてきたっていうのがありますので、毎回とてもお世話になっている場所で沢山の人達にアップデートした本間多恵を見て頂けたらなって気持ちでこの場所を決めさせていただきました」
――怪我の様子はいかがでしょう?
「すごく順調ですね。今ちょうど半年ちょっと過ぎたんですけど、術後も順調で、リハビリもトレーナーの人にもいい感じだと言われてますので、でもまあ、この復帰が決まってからの時間が一番大事になってくると思うので、自分に厳しく、でも楽しみながら頑張りたいと思います」
――5月4日以降は本格的にプロレスに復帰し色んな団体に出場する予定ですか?
「はい。お声をかけていただければ、色んな所で新しいアップデートした本間を見ていただければなって、そうなるように頑張っていきたいなと思います」
――改めて復帰への意気込みを
「そうですね、とりあえず待たせてしまっていますので、おかえりって!そしてこれから、たくさんたくさん一緒に楽しい時間を過ごしていただけるように、笑顔の、ハッピーな復帰戦にしたいなと思っています」
第1試合
入場した安納と尾崎は、客席に居た本間を強引に引っ張り出してセコンドにつけさせアクトレスガールズ一期生トリオへ。
先発は尾崎とラム。ロックアップをスカしてラムが中指を立てるが、尾崎が「なんで私に!いつも組んでるじゃないですか!」と中指を掴んで抗議。
尾崎は怒って頭を叩くと、ラムは足を刈って倒し、バックエルボーを叩き込むが受けきった尾崎がヘッドロックからグラウンドへ。ラムはヘッドシザースでこれを抜けると、尾崎も頭を抜いて距離をとる。両者タッチ。
咲蘭のドロップキックを避けた安納がストンピングからコーナに叩きつけヘアーホイップ。さらにコーナーで顔面を踏みつけ、これを離すとロープに振ってカニばさみから鎌固め。安納はこれを離して尾崎にタッチ。
尾崎は顔面を踏みつけ、レフェリーに注意されるとボディスラム。
尾崎はキャメルクラッチで捕らえるがラムがカット。
尾崎はストンピングを叩き込み、咲蘭は必死に膝立ちでエルボーを打ち込んでいく。尾崎はエルボーからコーナーに振るが、咲蘭は串刺し攻撃を狙った尾崎を丸め込むが2。咲蘭はラムにタッチ。
ラムはランニングクロスボディアタックからコーナーに登り、走り込んできた尾崎にラムちゃんカッター。
ラムは串刺し攻撃を狙うが、避けた尾崎が串刺し攻撃。ラムは足を伸ばしてカットしエースクラッシャーからフォールも2。
ラムはバックを取るが、尾崎が切り返すも丸め込み合戦へ。
ラムがロープに飛ぶが、尾崎はカウンターのアルゼンチン・バックブリーカー。咲蘭が蹴りつけカット。
尾崎はエルボードロップからフォールも2。
尾崎は安納にタッチ。
安納はミサイルキックからフィッシャーマンを狙うが、耐えたラムがエルボー。エルボーの打ち合いから安納がサミング。ロープに飛ぶが、ラムがスクールボーイからの低空ドロップキック。ラムは咲蘭にタッチ。
咲蘭はドロップキックからフォールも2。
咲蘭は投げようとするが、安納が逆にボディスラム。フォールも2。
安納はコーナーに登るが、ラムが足を掴んで動きを止めると咲蘭とともにデッドリードライブ。
咲蘭はボディスラムで叩きつけフォールも2。
咲蘭はコーナーに上り、近づいてきた安納を蹴りつけ胴締めスリーパー。これは尾崎がカット。
尾崎と安納は咲蘭をロープに振ってダブル攻撃を狙うが、咲蘭は安納を突き飛ばして尾崎に叩きつけると、咲蘭は安納にクリスト式の胴締めスリーパー。カットしようとした尾崎をラムがクリストで捕らえる。安納はロープを掴みブレイク。
咲蘭は安納の背中にドロップキック。フォールも2。
咲蘭はコーナーに上りダイビングクロスボディアタックからフォールも2。
咲蘭はロープに飛ぶが、安納はビッグブーツで迎撃しバックをとる。だが咲蘭はカサドーラも2。
咲蘭は走り込み首固めも2。
咲蘭はでんでんむしも尾崎がカット。
咲蘭はロープに飛ぶが、安納が追走エルボーからフィッシャーマンスープレックスホールドも2。
安納はバックを取るも、耐えた咲蘭の背中にエルボーからロープに飛ぶが、咲蘭はドロップキックで迎撃しフォールも2。
咲蘭はさらんらっぷを狙うが、安納がポテリングで3カウント。
<試合後コメント>
安納サオリ&尾崎妹加 with 本間多恵
安納「おめでとう」
本間「ありがとう!まだだけどね」
尾崎「復帰決定ね」
本間「はい。(突然連れていかれたことに)てかびっくりしたよ!何やってんだよ!」
尾崎「すいません。いやせっかくいるし」
安納「なんかちょっと歩いてたら白いの見えて、ああ居るじゃんて」
尾崎「その服かっこいいから」
安納「5月4日に復帰するの?」
本間「そうです。5月4日です」
安納「私出るのかな?」
本間「あ・・・」
安納「妹加出るの?」
尾崎「妹加、出る」
安納「あぁそう。私呼ばれてないんだけど、どうなんだろう?カードとか」
尾崎「え?どうなんだろう。せっかくならねって思うけどね」
安納「でもあなたとはあれだよ?わたし前の団体卒業してから、3年ぐらい。一回もあたってないから」
本間「そうなんですよ~」
尾崎「へーやってないんだ」
安納「やってないですよ、やりたかったんですけど」
本間「そんなやってない!?」
安納「2019年だから」
尾崎「あーそんなやってない」
安納「私は5月4日出るかわからないけど、出れたらなんか、関われたらいいよね。って勝手に言っとこっかな」
本間「是非!よろしくお願いします!嬉しいかもそしたら」
安納「その時は、横に並んでるか対戦なのかどっちかちょっとわかんないからね」
本間「妹加はいらっしゃいますもんね」
尾崎「基本的にレギュラーなんで。じゃあもしかしたらここ3人の」
安納「いや私は知らないよ?出ないかもしれないから」
尾崎「アイスさんのご厚意でもしかしたらOKだったら組んでもらえるかもしれない。言っておいたらね、もしかしたら。みんなみたいと思うからさ」
安納「わかんないよ、誰も見たくないかもしれないし(笑)」
本間「あははは(笑)」
尾崎「見たくないことないよ!」
安納「とにかくあと2ヶ月、良い最強のアップデートした本間多恵を」
本間「アップデートした本間多恵を届けるんで」
安納「じゃあアンイストールしてあげるわまた」
本間「やめろ!」
尾崎「縁起でもない!」
本間「一応ダウンロードしてくれ!」
第2試合
ロックアップから松下がロープに押し込もうとするが、山下が逆にロープに押し込むも体勢を切り返しあい山下がクリーンブレイク。すぐに松下が走り込みエルボー連打でロープに押し込むも、山下がロープに振るが松下はドロップキック。避けた山下に松下は再度ドロップきっくも、これも受けきった山下は顔面にケンカキックを打ち込む。
膝立ちでエルボーを連打する松下の顔面にエルボーを打ち込んだ山下は、髪を掴んで捻りヘアーホイップ。ぐったりする松下の顔面を踏みつけていくがこれはレフェリーが注意。
山下はボディスラムからフォールも2。
山下は顔面を蹴りつけ、松下は膝立ちでエルボー。さらにエルボーを連打した松下に、山下は「強いじゃね―か!」とエルボーを返して吹っ飛ばす。
松井はコーナに振って串刺しドロップキックからロープに飛んでドロップキック。スカした山下がボディを蹴り上げ、コーナーに叩きつけると串刺しラリアットからフォールも2。
山下がサソリ固めで捕らえ、松下はなんとかロープを掴みブレイク。
山下はロープにもたれかかる松下の後頭部にランニングニーからフォールも2。
エルボーの打ち合いから山下がケンカキック連発。髪を掴んで引き起こし、首投げからロープに飛んで顔面に低空ドロップキック。フォールも2。
山下はエルボー連打からロープに飛ぶが、避けた松下がロープに飛んでショルダータックルで倒す。
松下はボディスラムからフォールも2。
松下は投げようとするが、耐えた山下がガットショットからDDT。
エルボーの打ち合いから松下がエルボー連打。山下がロープに飛ぶが、松下がカウンターの首固めも2。
松下は横入り式エビ固めも山下が潰してフォールも2。
松下が逆さ押さえ込みを狙うが、耐えた山下がエルボーから投げようとするも松下が逆にブレーンバスターからフォールも2。
松下は投げようとするが、山下が逃れてトラースキック。さらにランニング・トラースキックからフォールも2。
山下はロープに飛んでラリアットでなぎ倒しフォール。これで3カウント。
<試合後コメント>
松下楓歩
――初シングルで完敗だと思いますが試合を終えてどうですか?
「なんか自分の中では、今キャリア4ヶ月ぐらいですけど、それを全部出せたかなとは思ってます」
――差はあったと思いますが
「最後あんなに山下さん元気だったので、すごい悔しいです」
――試合中攻撃されて気持ちが凹んだり反撃しずらい場面はありましたか?それとも思いっきり向かっていけましたか?
「半々ぐらいですね」
――改めて後楽園ホールでシングルをしてみていかがでした?
「後楽園で始めてシングルをさせていただいて、緊張しましたし相手も山下さんで試合一回もしたこと無くて、なんかセコンドとか山下さんの試合とか見てきたつもりだったんですけど、でも、完敗ですね。はい」
――気持ちが折れちゃう場面もありましたか?
「ないです」
――いつかまたやりたい気持ちは
「はい絶対やりたいですねシングルで。リベンジしたいです」
――シングルとして強くならないといけないという気持ちが大きい?
「はい」
――強豪とシングルをやっていきたいですか?
「はい」
――シングルで強くなる糸口や反省点は
「なんですかね・・・反省ばかりです今日は」
(山下が乱入)
山下「お前試合終わってホッとしてんじゃねーよ!お前、後楽園の初めてのシングル終わってホッとしてるような顔してんぞこの野郎。おい、家に帰るまでが試合だよ。お前とはまた絶対やってやるからな!お前が言わないなら私から社長に言ってやる。お前のことガッチガチにぶっ潰して鍛えてやるよ。お前楽しみにしとけこの野郎。覚えとけ。そんだけだ!」
(山下は控室へ歩き出す)
松下「・・・です」
山下「(遠くから)ですじゃねーよ!」
――今言われてどのような気持ちですか?
松下「自分から指名してやりますよ!社長にカード組んでもらいます。です!」
第3試合
朝陽は藤本つかさのコスチュームで登場。
先発はチェリーと櫻井と朝陽。手4つからチェリーを左右から絞り上げていくが、これを抜けたチェリーとそれぞれ丸め込み合戦も2。全員タッチ。
いぶきとキクがガッツリ組み合うが、清水が割って入りいぶきにヘッドロック。そのまま走り込んできたキクを蹴りつけていくが、いぶきが切り返して清水にヘッドロックからキクを蹴りつけ、清水にココナッツクラッシュからキクにボディプレスを投下しフォールも清水が足を掴んでどかしてフォール。いぶきも清水をどかしてフォールも2。
キクがクロスボディアタックで二人まとめて倒しチェリーにタッチ。
チェリーは次々ボディブローから2人まとめてどっこいしょ。フォールも2。
チェリーは清水をいぶきに叩きつけ、2人まとめてフットスタンプからフォールも2。清水は櫻井にタッチ。
櫻井はチェリーにバックエルボーから、清水とともにロープに振ってダブルのドロップキック。「ウィーアーカラーズ!」とポーズをきめるが、その背中にいぶきと朝陽がドロップキック。
朝陽といぶきは櫻井をロープに振ってダブルのネックブリーカードロップからフォールも清水がカット。
清水が朝陽を、櫻井がいぶきをロープに振るが、いぶきと朝陽はそれぞれルーテーズプレスで迎撃しいぶきは朝陽にタッチ。
朝陽はチェリーにネックブリーカードロップから櫻井にルーテーズプレス。ロープにもたれかかった2人をまとめて619からフォールも清水がカット。
朝陽をコーナーに振ってトレイン攻撃からカラーズが朝陽をロープに振るが、朝陽は櫻井を清水に突き飛ばして同士討ちさせると櫻井にドロップキック。朝陽はいぶきにタッチ。
キクとチェリーが走り込んで蹴りつけ、いぶきと櫻井を中央に振ってぶつけるとそれぞれに熟女でドーン。チェリーはキクを2人に叩きつけてフォールさせるが2。
キクはロープに飛ぶが、櫻井がショルダータックルで迎撃。いぶきも担いでボディスラムで叩きつけると清水にタッチ。
清水はキクにサッカーボールキック。いぶきにもサッカーボールキックからロープに振るが、キクがいぶきにドロップキック。キクは清水にガットショットからボディスムでいぶきに叩きつけ、レッグドロップからいぶきをロープに振ってダブルのボディブロー。さらにチェリーがバックキックを顔面に叩き込みキクがスイングネックブリーカーからフォールも朝陽がカット。
リングでは次々選手がスイッチし、いぶきが清水にチョップ連発も清水が延髄斬り。ロープに飛ぶが、いぶきはコードブレイカーからダブルチョップでなぎ倒しフォールも2。
いぶきはロープに飛ぶも清水はレッグラリアートで迎撃しフォールしようとするが、キクが丸め込んでスイングネックブリーカー。キクがいぶきにもスイングネックブリーカーからロープに飛ぶが、清水がトラースキックで迎撃しフォールも2。
清水はキューティースペシャルで3カウント。
試合後にいぶきがベルトを掲げ、27日の大阪大会で対戦する清水が目の前に立ち睨みつけた。
<試合後コメント>
清水ひかり&櫻井裕子
――前哨戦を終え最後いぶき選手と睨み合っていましたが
清水「はい、そうですね。もうもらったも同然かなと思ってます。今日から前哨戦やってるし、この前哨戦で自分が勝てたことが、直接いぶき選手からのピンフォールはできなかったですけど、どんな状況でも勝ちを残すっていうのがプロレスラーの結果だと思うので、必ずタッグベルトとります」
櫻井「絶対とってください!」
清水「ありがとう!」
星いぶき&朝陽
いぶき「負けても勝ってもないね」
朝陽「微妙だね。間に合わなかった、あともうちょっとでいけそうだったけど」
いぶき「チェリーさんになんか頭ぶつけられてなんかもう、あー!だめだー!」
朝陽「昨日勝ったんで」
いぶき「連勝できると思ったのに」
朝陽「昨日よかったよね」
いぶき「良かったと思う」
朝陽「タイミングも良かったね」
いぶき「これからもね、切磋琢磨して組んでいけたらいいね」
朝陽「ほんとに。まだティーンズのうちに組みたいので」
いぶき「一年もないからね」
朝陽「そうなの~」
いぶき「今楽しもう、ティーンズで」
――朝陽選手は藤本選手のマッスルビーナス時代のコスチュームですが
朝陽「このコスチュームは自分のおじが、昔にクリスマスイベントの時に出品されていてそれをおじが持っていて、自分がデビューしてそれを受け取ってつっかだらけのアイスリボンの興行で着させていただいたんですけど、藤本さんに許可をいただいて、これから大切に着用します」
――改めてティーンズとしてという話がありましたが、10代のうちに成し遂げていきたいという気持ちが強いですか?
朝陽「20代とかより10代のほうが未来があると言い切れる気がして。だよね?」
いぶき「確かに。未来は10代のほうがたくさんあるし。10代のうちに色々と経験していこうね」
朝陽「ごめんよ」
いぶき「こっちもごめんよ」
第4試合
ショルダータックルのぶつかりあいをトトロが制して倒し、コーナーに押し込むと顔面をロープにおしつけていく。
これを離すと逆コーナーでもロープに押し込みレフェリーが注意。
トトロは網倉をロープにぎわに押し込み背中に乗る。これを離すとボディスラムから背中を踏みつけて乗り越え、その背中にどっしりと座って変形STF。これを離してロープに飛んでボディプレスも、避けた網倉が背中へのワープレス。仰向けにしてワープレスを狙うが、下から蹴り上げてトトロがカット。再度ワープレスを狙うもこれも下から蹴り上げカット。3度目もきまらず、「怒ったー」とエルボー連打でコーナーに押し込んだ網倉だったが、トトロが切り返してエルボー連打。網倉も切り返してエルボー連打から足を刈って倒し、ブロンコバスターから背中に乗って踏み潰す。
トトロがロープに振って串刺し攻撃を狙うが、避けた網倉が串刺しボディスプラッシュから低空ドロップキック。ロープに飛んでセントーンを投下しフォールも2。
網倉は投げようとするが、トトロがリバースするとセントーンからボディプレスを投下。フォールも2。
トトロは担ごうとするが、耐えた網倉が強烈なチョップ。さらにマシンガンチョップからダブルチョップを叩き込みロープに飛ぶも、トトロは追走ラリアット。トトロがロープに飛ぶが網倉も追走ショルダータックルから走り込むが、トトロがカウンターのボディスラム。網倉はすぐに立ち上がりローリングダブルチョップで倒すとボディプレスを投下。フォールも2。
トトロのエルボーと網倉のチョップの打ち合い。網蔵がチョップ連打からダブルチョップも、受けきったトトロが強烈なエルボーからロープに飛ぶが、網倉がダブルチョップからロープに飛びショルダータックルで倒す。
網倉はボディプレスからフォールも2。
網倉はコーナーに上りダイビングセントーンを投下。フォールも2。
網倉は投げようとするが、耐えたトトロがカミカゼからフォールも2。
トトロはセカンドロープからのフォーリントトロを投下しフォールも2。
トトロは担ぐも、耐えた網倉にクロスボディアタックからフォールも2。
トトロはヒッププレスからフォールも2。
トトロはエルボーからロープに飛ぶが、網倉が丸め込みからのヒッププレスを投下しフォールも2。
網倉はサンセットフリップからフォールも2。
網倉はコーナーに上るが、トトロがチョップから担ぐと動くこと雷霆の如しで叩きつけ3カウントを奪った。
第5試合
石川が真白に走り込んでドロップキックも真白が避ける。そこへ海樹が走り込みドロップキックも、これも真白が避けるが、海樹が「避けてんじゃねーよ」とロープに振って顔面にドロップキック。海樹と石川が髪を掴んで罵り合い、海樹がロープに振ると真白があわせてサンドイッチドロップキック。海樹がダブル攻撃を真白に要求すると、石川をリングに叩きつけ、海樹は真白も叩きつける。これに怒った石川が海樹にショルダータックル連発からフォールも2。
石川がロープに飛ぶが、真白が場外から足を掴んで引きずり落とし、ストンピング連打からリングに戻ると海樹とエルボー合戦から丸め込むも2。
再度スクールボーイも石川が走り込み真白にスクールボーイ。その石川へ海樹がスクールボーイも2。
真白は海樹に逆さ押さえ込みを狙うが、石川が足を刈って倒し2人まとめて丸め込むも2。
石川はコーナーに上り2人まとめてクロスボディアタックを狙うが、真白が避けて海樹だけ潰してフォールも真白が蹴りつけてカット。
真白と石川がエルボーの打ち合いから真白が丸め込もうとするも石川が潰してフォールも2。
真白が走り込むも石川が丸め込むが2。
石川は側転からのヘッドシザースクラッチ。これを切り返した真白がフォールも2。
真白は走り込むが、石川がカウンターのバックドロップからフォールも2。
石川はダブルアームスープレックスからフォールも海樹がカット。
海樹がロープに飛んで石川にドロップキック連発。コーナーに登り、ダイビングクロスボディアタックからフォールも2。
海樹はノーザンライトスープレックスホールドも真白が低空ドロップキックでカット。
真白は石川をコーナーに振ろうとするが、石川が逆に振るも真白はブーメランクロスボディで潰してフォールも2。
海樹が真白にドロップキックから髪を掴んで引き起こし、エルボー連打からコーナーに振ろうとするが、真白が役に振って走り込むも、石川が真白にスクールボーイも2。
石川はロープに飛んでショルダータックルからフォールも2。
石川はロープに飛ぶが、真白はドロップキックで迎撃しストンピング連打。海樹が真白にエルボー連打からロープに振るが、真白がショルダータックルで迎撃しフォールしようとするも海樹が切り返して丸め込むが2。そこへ石川が飛び込み2人まとめて丸め込むが2。
海樹が石川の背中にエルボーから担ごうとするが、石川はリバースしてフォールも真白がカット。
真白は海樹をコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、海樹がブーメランクロスボディアタック。さらにそこへ石川がドロップキックを合わせる。
真白は走り込んできた石川にドロップキックから変形のパワースラムで叩きつけフォールも2。
真白はコーナーに登るが、足を掴もうとした海樹を場外に蹴り落とし、石川にShine White in Spaceを投下し3カウントを奪った。
試合後も海樹と真白は髪を掴んで乱闘を続け、引き剥がされた真白は石川の顔面も蹴りつけリングを後にした。
<試合後コメント>
真白優希
「(体育座りになって号泣し続ける)撮ってんじゃね~よ!うわぁぁぁぁ!」
――・・・その涙はなんの涙なのでしょうか?
「うるさいうるさい!うるさい!!!!(暴れながら控室へ)」
石川奈青
「(泣きながら)なんか、すごい悔しかったんですけど、自分よりもっと真白が泣いてるの今見ちゃって、なんか、余計、悔しいですね。自分のことだけでそんな精一杯泣けて。羨ましいですよね。ベルト持ってて、先輩にも可愛がられて、色んな取材も受けてて、それで、防衛戦の試合が納得できないって自分の事だけでそんないっぱいいっぱいになれる強さが自分にはないんだなって。自分も、悔しくて涙は出るんですけど、やっぱり、ああやって自分の事だけを考えられないし、リングの上で3カウント聞いた時も、自分のことよりも応援してくださる皆さんの事とか、先輩とか家族の顔が一番に浮かんでしまうし、でもそれでも、同期で闘えて、悔しいけど次は絶対自分がもっかい挑戦して絶対に獲りたいなって思いました」
※海樹はノーコメント
第6試合
先発は藤本とハム子。ロックアップからハム子がヘッドロックも藤本が切り返してヘッドロック。ロープに飛ぶがハム子がアームホイップで返すと藤本もアームホイップで返しお互い足を刈ってフォール合戦。藤本のサッカーボールキックを避けたハム子がセクシポーズで挑発する。両者タッチ。
ロックアップから志田がロープに押し込みクリーンブレイク。
再度ロックアップから真琴がロープに押し込みクリーンブレイク。
ガットショットの相打ちから志田がヘッドロックも、真琴がボディにエルボーから突き飛ばすが志田がショルダータックルで倒しフォール。ブリッジして抜けた真琴がビッグブーツからストンピング連打。ロープに飛ぶが、志田が風車式バックブリーカーで迎撃し藤本にタッチ。
藤本は卍固めで捕らえ、真琴はロープを掴みブレイク。
藤本はそのまま正面ロープにくくり、ロープに飛ぶと背中にドロップキック。
志田も出てきて真琴を羽交い締めにすると「マッスルビーナス!」とポーズを決める。
真琴はこれを逃れると2人まとめてロープへのフェイスバスターからロープを蹴り上げ、藤本にマウントをとりダブルチョップからフォールも2。真琴はハム子にタッチ。
藤本はハム子を担いでスクワットしてからのボディスラム。藤本は志田にタッチ。
志田のエルボーを避けたハム子がセクシーポーズ。久々の精神攻撃に志田は頭を抱える。
お客さんからの拍手を無視して志田がうんざりしながらハム子を蹴りつけるが、ハム子はコーナーに振って串刺しボディスプラッシュから真琴が串刺しエルボー。さらにハム子が串刺しボディスプラッシュを叩き込み、真琴とともに「お・し・り・だー!」。
ハム子は「サービスしろよ!」とブルドッキングヘッドロックからフォールも2。
ハム子は真琴にタッチ。
真琴は首投げからサッカーボールキック。さらにダブルニードロップを投下しフォールも2。
真琴はロープに飛んでビッグブーツも、避けた志田が髪を掴んでコーナーに叩き込みナックルパート。
そこへ藤本が走り込み、志田がホイップして真琴への串刺しドロップキック。
真琴をエプロンに寝かせた志田が顔面へのランニングニーを叩き込み、藤本が椅子を手渡すとハム子に叩き込んでから椅子を設置し踏み台にしてのジャンピングニー。ハム子と真琴はこれを避けると、藤本と志田を同士討ちさせまこハムバーガーでサンド。
リングに戻り、ハム子と真琴がダブル攻撃を狙うが、避けた志田がハム子をお姫様抱っこして真琴を蹴らせると、真琴の上にハム子を投げ捨てる。
志田は藤本にタッチ。
藤本は真琴にミサイルキックから串刺し低空ドロップキック。
藤本はインフィニティを狙うが、耐えた真琴がビッグブーツからロープに飛ぶが、藤本は追走してカサドーラ・フットスタンプからサッカーボールキック。さらにロープに振ろうとするが、真琴はチョップ連発からビッグブーツ。さらにカカト落としからWWニーを投下しフォールも2。
真琴はネックハンギングボムを狙うが藤本はフランケンで丸め込むが2。
藤本は背中へのサッカーボールキック連発からPKを狙うも、真琴はスピア―で迎撃しダブルアームスープレックス。フォールも2。
真琴はハム子にタッチ。
ハム子はドロップキックからロープに飛ぶが、追走した藤本を避けたハム子がカサドーラも2。
ハム子は腹ウォッシュも、藤本はボディへチョップから膝蹴り連発。ダブルチョップからロープに飛ぶが、ハム子はボディアタックで迎撃しシャイニング腹ザード。フォールも2。
ハム子はバックフリップからフォールも2。
ハム子はコーナーに登るも、志田がナックルから正面に登り、雪崩式ブレーンバスターから藤本とともにサンドイッチサッカーボールキック&ランニングニー。フォールも2。
志田と藤本がコーナーに登り、ダブルのミサイルキックからフォールも真琴がカット。
藤本は志田にタッチ。
志田は滞空時間の長いブレーンバスターから再度投げようとするが、真琴がカットしダブルのブレーンバスターを狙う。耐えた志田がそれぞれにエルボーからロープに飛ぶが、ハム子がカウンターのデスバレーボムからフォールも2。
ハム子がコーナーに登り、真琴が志田にネックハンギングボムからハム子がそこへダイビングボディプレスを投下。フォールも藤本がカット。
ハム子と真琴は藤本をロープに振るが、藤本は2人にドロップキック。だが真琴が避けてブレイジングキックを叩き込むも、志田が真琴にジャンピングニー。全員ダウン。
ハム子と志田がエルボーの打ち合い。志田がエルボー連打からハム子がロープに飛ぶが、志田が膝蹴りで迎撃、改めて膝蹴りからボディスラムもハム子が丸め込むがこれは切り返し合うも2。
ハム子がコルバタ式のスクールボーイも藤本がカット。
ハム子は担ぐが、耐えた志田がエルボーからロープに飛ぶが、志田が延髄斬りで迎撃し藤本がドロップキック。真琴にもドロップキックから志田がハム子をファルコンアローで突き刺しフォールも2。
志田は魂のスリーカウントを狙うが、真琴がスピアーで迎撃。藤本が真琴にインフィニティ。藤本と志田はハム子に走りこむが、ハム子はダブルラリアットで迎撃しフォールも1。
志田はブラジリアンキックからフォールも2。
志田はバックを取り、藤本がそこへビーナスシュート。志田は投げ捨てジャーマンから魂のスリーカウントを叩き込み3カウントを奪った。
志田「日本のプロレスおもしれー(笑)アイスリボン、おもしれー。このあと、つっかが、何を皆さんにお伝えするのか、知ってます。でも、だからこそ、私は、ここに、未来を見せに来ました!だから、この一言だけ言わせてください。ただいま~!」
藤本「おかえり。志田ちゃんが帰ってきてくれました。ほんとに、救世主です。心の底からありがとう。えー、発表にありましたとおり、3月15日に、えー、無事、結婚することができました。ありがとうございます。そして、もう一つ、ここで、ファンの皆さんの前でご報告があります。わたくし藤本つかさ、5月4日の横浜武道館大会で、いったん、休業させていただきます。これは、プロレスを長くやりたい。そのための休業です。どうやら、私は、自分で、辞める決断はできなさそうです。一生プロレスラーで居たい。その準備期間としてオヤスミをいただきます。なので、5月5日以降は、アイスリボンの会場に、当たり前のようにスタッフとして居ます。アイスリボンを盛り上げる一員としてココに居ます。なので、セコンドのみんな、私が帰ってくる場所、守っててね。そして、志田ちゃん、真琴さんも、5月4日の横浜武道館大会、やっぱり、2人には同じ空間に居てほしいです。ぜひ参戦していただきたい。志田ちゃん日本に帰ってきて欲しい。スケジュールいかがですか?」
志田「実を言うと明日アメリカに帰るんですよ。でも、5月4日、あけてます」
真琴「私もその日はあけてます!」
藤本「ハム子さんはあいてるよね?」
ハム子「5月4日あいてます!」
藤本「志田ちゃんが未来を見せに来ましたと言いました。アイスリボンにはまだまだたくさんの未来があります。そんな未来を、一緒に皆さんと見続けていただきたいなと思います。もちろん、私の復帰もアイスリボンの未来です。マッスルビーナスまた組むことも、アイスリボンの未来です。皆さん、一緒にその空間に、一緒に居ていただけたら嬉しいです。4人で、懐かしの4人で。このあと、まだ試合がありますけれども、これからの未来に乾杯したいと思います。ありがとうございました!」
<試合後コメント>
藤本つかさ&志田光
藤本「ミサイルキックがドンピシャだったね(笑)」
志田「すごいね」
藤本「これがマッスルビーナスです」
志田「初めて見る人もいると思うんですよ。8年もやってないと。そういう人たちにも、女子プロ界最高峰のタッグということが伝わったんじゃないでしょうか。それを見せました・・・ご結婚おめでとうございます」
藤本「ありがとうございます(苦笑)」
志田「やっぱりつっかが休業に入るって、団体としても大きな一つの転機だと思うんですけど、だからこそそれで、一区切りっていうのも、わからなくはないけどそうじゃないじゃないですかプロレスって。その後、どんどん、未来があって、つっかが抜けたから誰が頑張るんだろう?つっかにとっても、休業が終わりじゃなくて、じゃあこれから藤本つかさの名前はどうやって伝わっていくんだろうとか、そういう事も含めて、未来。私はそういう未来を一緒に味わいたくて来ました。今日のマッスルビーナスも過去を振り返るタッグじゃなくて、未来を見せるためにやりました。希望を感じてくれたんじゃないかと思う。未来の希望を。大変な状況続いてますけど、未来の希望っていうのももっともっと体現しながら、私は日本でももっとプロレスやっていきますよ」
藤本「まだ志田と対戦したことない若手いっぱいいると思うんですよ。そして、ほんとは今日対戦したい子もいっぱいいた。咲蘭なんて私にLINEして『自分が対戦したいです』って言ってきました」
志田「え~!?」
藤本「だから、志田ちゃんと対戦したことない若手たちが対戦して、私が復帰した時にはまた、志田ちゃんのエキスを知った若手たちと、若手じゃないかその頃は、はい、また試合できる楽しみができました。一旦休業という形ですけど、これは本当に長くプロレスを続けていくための準備期間だと思っていただければ嬉しいです。幸いなことに、旦那さんは『辞めたいなら辞めてもいいし、一生レスラーいたいなら一生レスラーでもいいよ』と言ってくれてるので(苦笑)はい」
志田「旦那さんだって!(笑)」
藤本「ね(苦笑)」
志田「旦那さんだって!」
藤本「なので」
志田「ヤバ!(笑)」
藤本「うるさい」
志田「幻聴みたいなんか」
藤本「あはは(苦笑)なので!とりあえず一旦休業して、ちょっと主婦っぽいことをしとこうかなって思ってます。はい」
志田「すごい」
藤本「ほんとに、未来しかないって思いますよ。まだまだ、たくさんの芽がありますし、まだ出てない芽もいっぱいありますから!私1人がいなくなったところで、そんなね、アイスリボン終わったとか、アイスリボン解散だとか、そんなことはない!安心してください。いっぱいいます」
――休業の決め手は結婚ですか?
藤本「そうですね、やっぱり結婚を機に試合を外れて、ちょっとスタッフ業務っていうのも、スタッフが足りないというのがアイスの今のその補充すべき点なので、そこをちょっと強化したいなというのはあります」
志田「休業でもしないと誰も信じてくれないんだと思います」
藤本「あははは(苦笑)そんなことないですよ~」
――広い意味での身体的健康上の理由は関係ない
藤本「全くないですね!痛いところないしテーピングしてるところもないし膝なんて一回も怪我したこと無い綺麗なままだし、あえて言えば痣がちょっと治りにくくなったぐらい?かな?」
――おやすみはいつぐらいまでとか考えてたりは
藤本「そうですね、もうちゃちゃっと帰ってきたいんですけど(苦笑)こればかりはちょっとまだわからないですかね~はい。その時が来たら」
――気持ちの中でなにがあったらというのもない
藤本「今回志田ちゃんが今だって思った、その感覚に近いです。もしかしたら、私が復帰する居場所がないぐらい、アイスのみんな、若手たちが活躍しているかもしれないし、そこがちょっとどうなのかって楽しみもあります。でも私もアイスの未来なので」
――5月4日にまた志田さんと何かというのも考えてらっしゃいますか?
藤本「はい。同じ空間に居てほしいですし、それがまあ、ね、どういう意味かはあれですけど、やっぱり組むだけじゃなくて対戦もしたいし。ね?もうちょっと早く帰ってきてよ!」
志田「今だと思ったのが今だったので、すいません。楽しかったな~」
――志田選手は今後日本での試合は多くなっていくんですか?
志田「はい。アメリカと日本で同時に活躍してる人って今までいないと思うんですよ。ちょうど日本に入国する時の待機期間もなくなりましたし、今誰もやっていない日本とアメリカ同時に活躍していくというのを私は挑戦していきたいなと思います」
――次は5月でそこからはタイミングがあえばと
志田「魔界公演が今年は2ヶ月に一回あるので、そこには絶対帰ってくる予定なので、ホント頻繁に。今回も滞在4日ですし、ほんとスケジュールさえあえばいつでも来るつもりでいます」
――久しぶりのアイスリボンの試合はいかがでしたか?
志田「いやーしんどかったですね~いやすごいですよ日本の女子プロレスってほんとに。アイスリボンて懐かしさもあって、ほんと自然に試合中顔が笑ってしまう、緩んでしまうというのもあったんですけど、やっぱりハム子さんも真琴さんも、それこそつっかも私が知らない技とかあったりして、なんかこう、まだ、まだまだ、負けてらんないな、負けたくないなって思いがさらに強くなりました」
――今回の参戦は今のアイスリボンの力になりたいという思いからですか?
志田「これを言うと、まあ、誤解されるというかあんまりいい響きじゃないと思うんですけど、正直アイスリボンの力になりたいっていう思い、ではなくて、つっかが大丈夫かな?つっか大変な思いしてるんだろうな、その隣に居たいなっていう、ほんとに個人的な、いわば職権乱用のような気持ちできました」
――それは5年前の参戦の時とは違う思いで
志田「全く違います!5年前の参戦の時はただいまなんて言うつもりもなければ、つっかとも多分全く話してないので。あの時は本当に、今だとは思えなかったので、はい。今回ほんとにスーッと心の中で全てが落ちて戻ってきた感じですね」
――気になる若手はいますか?
志田「いぶき気になるんですよ~正直あの、その、横浜文体に出た時に、どんな選手いるかなと見た時にいぶきと尾崎妹加いいなって思ったんですけど」
――未来という点ではマッスルビーナス時代の藤本選手のコスチュームで朝陽選手が試合をしてましたが
藤本「はい(苦笑)」
志田「ね!びっくりした!」
藤本「マッスルビーナスの時着てた衣装懐かしい。なんか、朝陽はやっぱり朝陽で思うところがあるのかなとか、あえて言葉では言わないけど、私の衣装を着ることでアイスリボン任せてくださいって伝えてるのかなって思いました」
第7試合
ロックアップからSAKIがロープに押し込むがクリーンブレイク。
再度ロックアップからSAKIがヘッドロックで捕らえ、切り返したつくしが投げ捨てグラウンドの攻防からSAKIの手を踏みフットスタンプ。さらに正面ロープにくくり背中へのドロップキックを叩き込む。
つくしは投げようとするが、SAKIが逆にブレーンバスターからロープに飛んでケンカキック。
SAKIはつくしをコーナー上に寝かせて串刺しジャンピングニーから顔面を踏みつけリバーススプラッシュ。
避けたつくしに顔面ウォッシュから髪を掴んでロープに振るが、つくしはコルバタで投げ捨て場外に蹴り落とすとコーナーからのプランチャを投下する。
そのまま場外戦となり、SAKIが鉄柱に叩きつけてビッグブーツから、つくしを抱えて鉄柱へ背中を叩きつけるとそのままバックフリップ。
リングに戻り、SAKIが顔面を蹴りつけブルズ・アンヘリート。これを離すと背中へのリバーススプラッシュから仰向けにしてのリバーススプラッシュ。フォールも2。
SAKIは担ごうとするがつくしが空中で体勢を切り返して潰しフォール。2で返されるとフットスタンプからフォールも2。
SAKIは投げようとするが、耐えたつくしがフロントネックロック。SAKIは力任せに振りほどこうとするが、つくしが旋回式DDTで突き刺し飛び出せ元気。
つくしはミサイルキックからフォールも2。
つくしはロープに飛ぶが、SAKIはカウンターのみちのくドライバーIIからフォールも2。
SAKIは顔面を踏みつけていき、コーナー下にセットするもつくしが正面に駆け上がりビンタ。さらに雪崩式フランケンからフォールも2。
つくしはコーナーに上るが、SAKIが正面から蹴りつけると雪崩式ブレーンバスター。ダブルダウン。
つくしのエルボーとSAKIのビッグブーツの打ち合い。つくしがエルボー連打からロープに飛ぶが、SAKIが追走ビッグブーツから膝蹴り連発。ロープに飛んでのランニングケンカキックから側頭部へのランニングニー。フォールも2。
SAKIはつくしをコーナーに座らせるが、つくしはヘッドバッドから突き飛ばして逆さ吊りにすると断崖式フットスタンプからスライディングクロスボディアタック。フォールも2。
つくしはバックをとるが、切り返したSAKIがパワー「ズ」ラム。
SAKIは担ごうとするが、耐えたつくしを担いで背後に投げ捨てるとロープに飛んでのビッグブーツ連発。フォールも2。
SAKIはつくしをハーフネルソンボムで叩きつけフォールも2。
SAKIはコーナーに登りダイビングダブルニーを投下するが、つくしが避けてフランケンで丸め込むも2。
つくしは丸め込もうとするが、切り返したSAKIがビッグブーツからロープに飛んでビッグブーツ。フォールも2。
SAKIは担ごうとするが、つくしが丸め込むも2。
つくしはラ・マヒストラルも2。
つくしはハルカゼで3カウント。
つくし「5度目の防衛成功しました。SAKIさんあなたが強いことわかってるから挑戦表明受けたんですよ?アイスリボンのことを、何も知らないって言ってたけど、私はあなたにアイスリボンのことをもっともっと知ってほしい。アイスリボンには、若手がたくさんいます。その若手がこのリングでトップになりたい、強くなりたい、勝ちたい、汗水流して一生懸命このリングで戦ってるんですよ。私は、5月4日までだけど、短い時間だけど、SAKIさんに、アイスリボンのことをもっと知ってもらって、一緒にこのリングを盛り上げていってほしいなって思ってます。ありがとうございました」
SAKI「カラーズで、この後楽園ホール大会でやるなんて、今は全く考えて無くて。こんなに早く後楽園ホールのメインイベントに立てるとは、思ってませんでしたでも私は、仲良しこよししにココに来たんじゃないんですよ。今日そのベルトが私を選ばなかったことはよくわかりました。アイスリボンのベルトは卒業が大好きなんですね。卒業式を終えたあの赤いベルト。あのベルト、来週誰を選ぶか、楽しみにしてます。ありがとうございました」
(カラーズはリングを去る)
つくし「ほんと、ひねくれものですねSAKIさんは。無事に、5度目の防衛をしたということで、次、挑戦する」
(トトロが背後からラリアットで襲撃)
トトロ「おい、ベルト持っての引退?そんなの、させるわけないやろ。そのベルト、挑戦させてください」
つくし「いいですよ。もちろん。そうですよね?あなたが、一番、このベルト、巻きたいって言ってましたもんね?やりたかったですよ。是非、次の後楽園にしますか?」
トトロ「すぐほしいんで、3月27日のわたしの地元、大阪176BOXでよろしくお願いします。私、いままで、大阪で挑んだベルト戦全部負けてる。チャンピオンとして、凱旋したその日に、ベルト無くしてる。そんな大阪、地元でチャンピオンになるところを見て欲しい。だから3月27日の大阪で挑戦させてください。お願いします」
つくし「またベルト巻けなくて恥ずかしい思いをさせてしまうと思うけど、それでもいいんだったら是非地元凱旋でやりましょう。よろしくお願いします」
(トトロは握手をスカす)
つくし「決定です。恥ずかしい思いをしないように頑張ってくださいね。みなさん見に来てくださいよろしくお願いします。ていうことで、今日引退の一二三レフェリーリングに上ってきてください!そしてアイスリボンのみんなも上がってきてください!一二三さん、今日で引退ということで、ちょっと真白こっちきて!一二三さん、レフェリーお疲れさまでした。ありがとうございました!みんなからのプレゼントです(一二三にプレゼントが渡される)一言お願いします」
一二三「本日はアイスリボン後楽園ホール大会にご来場まことにありがとうございました。アイスリボンのレフェリーを引退いたします。先輩たちにここまでご指導いただきましてありがとうございました。そして後輩たちへ。君たちの笑顔が私の支えでした。ほんとにありがとう。お客さんも本当にありがとうございました。家族にもありがとうございました。観客として同じ目線でアイスリボンを応援していきたいと思います。ありがとうございました」
つくし「それでは一二三さんも一緒に最後しめましょう。そして他団体の方も上がってきてください!志田さんも上がってきてくださ~い!最後一緒にみんな一緒に円陣になってもらってしめましょう!いきます!プロレスでハッピー(まだ円陣が組めてなかったためストップが入る)怒られちゃった。みなさん大丈夫ですか?OK?はいいきます!プロレスでハッピー!アイスリボン!」
<試合後コメント>
春輝つくし
「無事に5度目の防衛を成功することができました。今回も、タイトルマッチは前哨戦1回しかできなくて、ほんとにお互いわからないまま、どういう技をやるのか、研究はしてきたんですけど触れたことがない相手だったので、ほんとにどう作戦を練ろうか、苦戦した相手でしたね。やっぱりファンの期待もすごい多くて、SAKIさん今度こそベルト巻くんじゃないか?つくしに勝つことができるんじゃないかとか、ほんとに色んな声はあったんですけど、ほんとに身体で触れてみて強い相手だなって思いました。はい。まだまだシングルしたこと無い、タイトルマッチしたこと無い相手がまだまだ12年間プロレスやってきてるけど、まだまだたくさんいるんだなって思いました。ほんとにメインの後のマイク、本音なので、せっかくこのアイスリボンに上がってきてくれたんだから、カラーズの皆で上がってきてくれたんだから、一緒に、今のね、若手たち、アイスリボンの若手たちも、あの2人に負けて悔しい思いをしてるので、アイスリボンのリングを一緒に盛り上げてほしいなって思ってます。はい」
――引退発表してから初のタイトルマッチでしたが心のなかで思うところはありましたか?
「引退発表してから、タイトルマッチが初めてだったんですけど、やっぱりもう引退発表した時からずっと言ってる、このベルトを持ったまま引退したいっていう思いがあるんで、次の最後の目標ですね。その目標を、夢を叶えて、アイスリボンの歴史に残したいと思っています。もうようやくですよね、トトロさんが挑戦表明してくれて。SAKIさんのマイクが悔しかったのかわかんないですけど、ようやくアイスリボンの選手が来てくれたって。遅いよって!もう時間ないんだよ、いっぱいやりたい相手がいるんだよって思っていたなか、トトロさんがこう名乗りを上げてくれて。だけど!地元凱旋だけど!恥ずかしい思い、させてあげますよ。ベルトを守りきって、これを持ったまま、大事なものを持ったまま、自分は引退します。はい」
――自分よりでかい選手との対戦が続きますが
「トトロさんとタッグマッチで当たった時に、コーナーからのセントーンで、物を(口から)出してしまって(苦笑)本当に、恐怖と言ったらそこですね!あのセントーンは二度とくらいたくない。二度とくらわずに引退したいっていう思いがあるので、ほんとに見てるより多分すごい迫力があって、体重も重いし。だけど、丸め込みを武器に今日もハルカゼで勝ったし、そういう技もいっぱい持ってるので、大丈夫かなと思います」
――では丸め込みで
「セントーン以外は全部受け止めてやりたいなと思ってます!」
――同じ日に藤本選手が休業に入りますが
「5月4日ですよね?今日発表されたんですね?なんか結婚を、発表する前に、聞いてて。ようやくつっかさんが結婚するんだ!まだ嘘なんじゃないかって信じてない部分もあるんですけど、休業、5月4日自分の引退と重なって、ドロップキッカーズらしいなって思うので、つっかさんに引退を見送られるより、一緒に?つっかさんは休業なのでこれから先もプロレス人生あると思うんですけど、なんか同時に重なったのも運命なのかなと思うので、5月4日、アイスリボンのすごい輝いてるリングを見せたいなと思ってます」
――藤本選手とシングルマッチは
「シングルマッチやりたいですね。後楽園もあるし、つっかさんの地元利府リボンもあるし、まだまだね、アイスリボンは続いていくので、どっかの機会を見つけてシングルしたいなと思ってます」