「女だてらによくやってるよ」大仁田厚をウナギ・サヤカが電流爆破!絆を深めた2人はシングルでの電流爆破で決着戦へ!

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 6日、千葉県・幕張メッセにて全日本プロレス『#ajpwサマーアクションシリーズ2023~#ajpw湾岸MANIAx~』が開催。大仁田厚とウナギ・サヤカが電流爆破戦を行って絆を深めた。

 かねてより古巣である全日本プロレスの窮状を憂いていた大仁田は全日本に電流爆破を持ち込むことを宣言し、今年2月には全日本マット史上初の電流爆破マッチでのアジアタッグ王座戦を強行。ヨシ・タツとともに王座戴冠を果たし、「俺たちは防衛戦を電流爆破以外受けるつもりは全くない!」との宣言を有言実行して電流爆破戦で5度の防衛を重ねてきた。

 スターダムから飛び出してプロレス界を股にかけた“査定”の旅を行っているウナギ・サヤカは全日本プロレスにも上陸中。ZERO1の火祭り参戦など男女の垣根を超えた活躍を見せているウナギは、全日本で暴れ回る大仁田を査定することを宣言。「大仁田とやるとなったら電流爆破しかねーよなあ?!」と電流爆破戦での激突を要求した。

 この試合は、“幕張メッセ大炎上!トルネードバンクハウスメガトン電流爆破デスマッチ”と題され、大仁田厚&佐藤光留&ミス・モンゴルvsウナギ・サヤカ&SAKI&ヨシ・タツの6人タッグ形式で実施。

 大仁田がリングインするなり革ジャンを投げつけて場外戦となる中でゴング。大仁田はウナギを執拗にいたぶっていき、本部席でのテーブルパイルドライバーを狙うもウナギがなんとか脱出。
 リングに戻ったウナギが起動スイッチを押してSAKIが光留の脳天に電流爆破バットを振り下ろすも、これはコーナーポストに誤爆。ウナギ&SAKIが軽妙な連携でモンゴルを追い込んでいく中、大仁田が有刺鉄線爆破ボードをリングに持ち込む。
 大仁田はウナギを有刺鉄線爆破ボードにブレーンバスターで叩きつけようとするが、ヨシ・タツがカットし大仁田をボディスラムで叩きつけて豪炎の中に沈める。そんな中でウナギが電流爆破バットを大仁田に叩き込み、あと一歩のところまで追い込む。
 ウナギがSAKIと2人で大仁田に集中攻撃をかけるが、モンゴルが決死のダブルラリアットで救出。なおも迫るウナギだったが、大仁田が顔面に毒霧を噴射。完全に視界を失ったウナギに大仁田&光留が電流爆破バットのサンドイッチ攻撃を食らわせ、ウナギの敗北で試合は終わった。


 試合後、大仁田はウナギを助け起こし頭から水をかけて健闘を称える。
 マイクを取った大仁田は「女性だけど!女性だけど!女性だけど!こんだけ頑張ってるんです!ウナギ!ウナギ!ウナギ!もう1回!もう1回!ウナギとシングルやらせてください!」と一騎打ちを要求。
 ウナギが「大仁田厚、私も同じこと言おうと思ってたとこだよ!」と啖呵を切ると、大仁田は笑顔でウナギの頭を撫でてから「また会おうぜ!また会おうぜッ!」と握手を交わした。

 バックステージに戻った大仁田は「女だてらによくやってるよ。女性が男性と組む時代。最初僕がやったときはブーイングの嵐だったけど、いつの間にか時が経って女性が男子の中で堂々とやれる時代が来たということですよ」と目を細める。
 対するウナギはボロボロの状態で現れるも、「大仁田厚の爆破なんて全然怖くねーよ!私が2023年、女子プロレスだけじゃなくプロレス界を一番すべてをかけて打ち上げます。今日のお祭りはまだまだ第一章です。次の大仁田厚との電流爆破、私のすべてをかけて大仁田厚を査定してやるよ!」とギラギラした目で睨めつけながら吼えた。

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