【試合詳細】8・4 Sareee-ISM新宿FACE大会 Sareee&KAIRIvs彩羽匠&中島安里紗 桃野美桜vs高瀬みゆき ジャガー横田&田中きずなvs伊藤薫&狐伯 星いぶきvsChi Chi

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『Sareee-ISM ~Chapter II~』
日程:2023年8月4日(金)
開始:19:00
会場:東京都・新宿FACE
観衆:561人(超満員札止め)

▼シングルマッチ 10分1本勝負
○星いぶき(アイスリボン)
9分22秒 ランニング・ダブルニーアタック→片エビ固め
●Chi Chi(Evolution)

▼タッグマッチ 20分1本勝負
ジャガー横田(ディアナ)/●田中きずな(WAVE)
19分21秒 ノーザンライト・スープレックス・ホールド
伊藤薫(伊藤道場)/○狐伯(WAVE)

▼シングルマッチ 30分1本勝負
○桃野美桜(Marvelous)
20分4秒 JKボム
●高瀬みゆき(フリー)

▼スペシャルドリームタッグマッチ 30分1本勝負
[Kareee]○Sareee/KAIRI(フリー)
27分38秒 リストクラッチ裏投げ→体固め
彩羽匠(Marvelous)/●中島安里紗(SEAdLINNNG)

SareeeがKAIRIとのタッグ初戦で快勝!中島から直接勝利でSEAdLINNNG王座戴冠へ弾みをつけKAIRIとの一騎打ちを熱望!

第1試合


 ボブ・サップとSareeeのナレーションによるオープニングムービーから大会開始。
 ゴングが鳴ると、リストロックからヘッドロックの応酬。いぶきが腰投げでテイクダウンするとChi Chiがヘッドシザースで抜けてクリーンブレイク。

 離れて見合った瞬間にいぶきが突っ込んでいってドロップキック。ヘアホイップでコーナーに叩きつけて顔面をグリグリと踏みつけてから顔面ウォッシュ。さらにキャメルクラッチで固めながら鼻をつまみ上げ、Chi Chiが「顔はやめて!」と叫ぶといぶきが向きを変えて会場四方に記念撮影タイムを設けて恥辱を与える。

 いぶきは逆エビ固めで絞り上げ、Chi Chiをロープにくくりつけてドロップキック。さらにコーナーに振っていくが、Chi Chiがブートで止めてミサイルキック。Chi Chiはエルボーを放っていくが、いぶきが強烈な逆水平チョップで反撃し「ババアに負けてたまるか!」と咆哮。20歳のいぶきにババア呼ばわりされたChi Chiは「私が、ババア……?!」と心底傷ついた様子。
 Chi Chiは怒りのエルボー連打でコーナーに詰めていくが、いぶきがリバースしてマシンガンチョップ。さらに腕固めで捕らえ、Chi Chiがロープを掴んでブレイクすると、いぶきは貫通ビッグブート。

 いぶきが2発目を発射するも、Chi Chiがかわしてスクールボーイ。さらに卍固めで絞り上げてからコーナーに振って串刺しブート、ギロチンドロップと連撃。ロープに飛ぶもいぶきがトラースキックで迎撃しDDT。

 いぶきがロープに飛ぶも、Chi Chiもトラースキックで迎撃し、ビッグブートからショットガンドロップキック。さらにノーザンライト・スープレックス・ホールドを狙うが、いぶきが振り払って顔面を蹴り上げ、フィッシャーマンズ・スクリューからバズソーキック。さらにランニング・ダブルニーアタックを叩き込んで3カウントを奪った。

第2試合


 4人それぞれ握手を交わし、ジャガーと狐伯の対面でゴング。しかし、すぐにジャガーが「伊藤、出てこい!」と挑発し、ジャガーと伊藤が対峙する中で試合開始。
 ロックアップで組み合っての力比べに圧勝した伊藤がエルボーを叩き込んで狐伯にタッチ。
 狐伯はジャガーにエルボー連打も、ジャガーがサミングで怯ませ、髪を掴んで押し倒す。伊藤が救援に向かうも、ジャガーは2人を場外に放り出してエプロンからのウルトラタイガードロップ。きずなにタッチ。
 きずなは狐伯にドロップキックを見舞いエルボー合戦を挑むが、狐伯がパワーでも手数でも勝り、ボディスラムで叩きつけて伊藤にタッチ。
 伊藤はきずなに串刺しラリアットから逆エビ固め。これはジャガーがカットするも、狐伯がジャガーを排除。伊藤はきずなをキャメルクラッチで固めながら顔面を歪めて恥辱を与え、再び逆エビ固めに捕らえるがジャガーがまたもカット。伊藤が狐伯にタッチ。
 狐伯がきずなに弓矢固めからロープにくくりつけてドロップキック。さらに首4の字固めで絞り上げて伊藤にタッチ。
 伊藤はきずなにボディスラム2連打から逆エビ固め。これをジャガーにカットされると狐伯にタッチ。

 狐伯はきずなにヘアホイップからコーナーで顔面踏みつけ。きずなはエルボー連打で反撃も、狐伯が再びコーナーに叩きつけて串刺しドロップキック。さらに逆エビ固めで捕らえ、きずながロープに伸ばした手に伊藤がフットスタンプと容赦なし。伊藤は、きずなが自力で生還することは不可能と判断したか、ジャガーの待つコーナーに叩きつけてタッチさせる。

 伊藤はジャガーに串刺しラリアットからブレーンバスターを狙うが、持ち上げられたジャガーが急角度DDTで切り返す。ジャガーがエルボーを打ち込んでいくが、伊藤は喉輪で動きを止め、狐伯と2人でダブルのショルダータックル。

 代わる狐伯がジャガーに向かっていくが、ジャガーがサミングで怯ませコーナーに振るが、振り返した狐伯が串刺しドロップキックを連打。さらにブレーンバスターからコーナーに詰めていくが、ジャガーがコーナー上から踵落としを見舞い、バックドロップ。さらにロープに振るが、狐伯がスライディングキックで足払いをかけ、顔面への低空ドロップキック。伊藤にタッチ。

 伊藤はジャガーにラリアットからセントーン。さらに裏投げを狙うがジャガーがアームドラッグで切り返し、そのまま組み付いて卍固めを狙う。伊藤は決まり切る前に腰投げで切り返し狐伯にタッチ。

 狐伯と伊藤は2人でジャガーをロープに振って合体ドロップキックを狙うが、ジャガーがかわして同士討ちさせ、伊藤に卍固め。きずなにタッチ。

 きずなは、伊藤に怒涛のドロップキック8連発も、伊藤はビクともせず。きずながエルボー連打から「上げるぞ!」と無謀なボディスラム宣言も、伊藤が軽々と持ち上げてボディスラム。伊藤はエルボー連打からロープに振っていくが、きずなが飛びついて回転エビ固めを狙う。伊藤は倒れず耐え、非情なヒップドロップ。これはジャガーが踵落としでカット。
 伊藤が投げようするが、きずなは首固めで切り返し、腕十字に捕らえる。伊藤がブレイクするときずながロープに飛ぶが、伊藤がカウンターのラリアット。

 伊藤はコーナーに上ってダイビング・フットスタンプを狙うが、きずなが死んでしまうと思ったか、ジャガーが「まあまあ」といった動作でなだめにかかる。伊藤も自身の必殺技の殺傷力を理解しているのか自らコーナーから降りる。その後、伊藤は強引に2人を場外に放り出し、リング内からのドロップキック。狐伯にタッチ。

 狐伯はコーナーに上っていくが、ジャガーがカットし雪崩式ブレーンバスター。きずながドロップキックから脇固めに捕らえるが、伊藤がカット。伊藤はジャガーにパワーボムを狙うが、ジャガーがフランケンシュタイナーで切り返す。

 ジャガーがきずなを持ち上げて合体ドロップキックを見舞い、きずながスクールボーイで金星を狙う。これを耐えた狐伯がノーザンライト・スープレックス・ホールドを狙うが、きずなが回転エビ固め。更にブレーンバスターを狙うが、狐伯が逆にブレーンバスターで叩きつけ、スライディングキックで追撃。続けて狐伯がノーザンライト・スープレックス・ホールドで叩きつけて3カウントを奪った。

第3試合


 試合前に2人は握手を交わすも、ゴングとともに桃野がドロップキックで奇襲。先読みしていた高瀬がかわして自爆させ足を止めてのエルボー合戦へ。高瀬がロープに飛ぶと桃野がカニバサミで倒してスライディングキックを発射も、高瀬がかわしてスライディングラリアットを発射。桃野もこれをかわし、互いに同時にエルボーを振りかぶるも2人同時にすんドめしながらクリーンブレイク。
 
 手4つでの力比べから桃野がコーナーに押し込んで顔面踏みつけ。さらにフェイスロックから後頭部への低空ドロップキック。高瀬の頭をエプロンに出し、場外を駆けて地対空ドロップキックを発射も、リング下に散らばっていた紙テープで滑ってしまい空振り。桃野は「滑ったじゃねーか!」と逆ギレしながら高瀬の首を紙テープの束で絞め上げる。

 桃野がリングに放り込んでコーナーに振るが、高瀬がミサイルキックで迎撃。高瀬が串刺しラリアットからコーナーに上ってダイビング・ギロチンドロップを狙うが、桃野が地対空ドロップキックで止めてデッドリードライブ。さらにロープに飛んでクロスボディを発射も、高瀬がキャッチしてシュミット式バックブリーカー。さらに変形サーフボードストレッチ、極楽固め、ロープにくくりつけて背中へのドロップキックと背中への集中攻撃。

 さらに高瀬は花道でのボディスラムから北側客席に桃野を叩き込むなどと大暴れ。
 高瀬は桃野をコーナーに桃野をぶら下げて串刺しドロップキック。さらに逆エビ固めで捕らえ、ロープを掴んだ桃野の顔面にランニングニーを発射するが、桃野がかわして顔面にキック。
 桃野はダイビングクロスボディ、顔面へのスライディングキック、貫通ドロップキック、ミサイルキック2連発と猛攻。さらにフロントネックロックで絞り上げるが、高瀬がぶっこ抜いてブレーンバスター。桃野は叩きつけられながらも首のクラッチを外さず再びフロントネックロック。

 高瀬がロープブレイクすると、桃野がロープに飛んでJKボムを狙う。高瀬はこれを熨斗紙で切り返し、大畠式逆エビ固め。さらにカミカゼからダイビング・ギロチンドロップ。再び逆エビ固めも桃野がロープを掴む。

 高瀬がコーナーに上っていくが、桃野は雪崩式アームドラッグで切り返し、ダイビング・ボディプレスを発射も、高瀬が剣山で迎撃。
 高瀬はラリアットを発射も、桃野がかわしてバックを取りジャーマン・スープレックス。高瀬も即座に起き上がってラリアットを叩き込み、両者大の字になってダブルダウン。

 ふらふらと起き上がった2人はエルボー合戦を展開。高瀬が逆水平チョップ&エルボーで猛連打してラリアット。さらに投げようするが、桃野がカサドーラで切り返してフットスタンプを発射。これをかわした高瀬がレインメーカー式エルボーバッドからラリアット。2発目を狙うが桃野がカウンターのランニングエルボー。桃野がロープに飛ぶが、高瀬がパワースラムで迎撃しスライディングラリアット。
 高瀬がえびす落としを狙うが、桃野がカサドーラで切り返してフットスタンプ3連打。桃野がJKボムを狙うが、高瀬が再び熨斗紙で切り返す。桃野は叩きつけられながらも十字架固めでクラッチするが、高瀬も十字架固めで切り返しシーソーゲームを展開。

 エルボーの打ち合いから高瀬がヘッドバッドを見舞うが、桃野もゴツリと音が響く強烈なヘッドバッドで反撃。桃野がショットガンドロップキックからジャーマン・スープレックス、最後はJKボムを決めて3カウントを奪った。

第4試合


 Sareee&KAIRIと彩羽は互いに笑顔で握手を交わすが、中島は殺気むき出しの目で3人をにらみつける。Sareeeと彩羽の対面でゴングが鳴ると、割れんばかりのSareeeコールが起き彩羽は苦笑い。
 
 ロックアップでSareeeが押し込んで離れ際にエルボー。手4つからグラウンドでの首の取り合いになり、上を取った彩羽がサッカーボールキック。彩羽がロープに飛ぶもSareeeがドロップキックで迎撃。Sareeeにタッチ。

 KAIRIと彩羽の7年ぶりの対面。手4つからリストロックの応酬となり、彩羽がミドルキックを放つもKAIRIがキャッチ。エルボーを振りかぶりつつそっと足を下ろすと、彩羽が逆足でソバット。2人同時にロープへ走りドッグファイトを展開も、彩羽がショルダータックルでふっとばす。

 彩羽と中島が小競り合いを展開しつつもKAIRIにトレイン攻撃を見舞い、KAIRIをロープにくくりつけて2人で顔面踏みつけ。Sareeeがドロップキックで救出し、KAIRIと2人で彩羽にダブルドロップキック。場外へ逃れた彩羽&中島へ、KAIRIがプランチャ。Sareeeのプランチャで続き、観衆に向けて2人で手を掲げてアピール。

 Sareeeは中島にドロップキックを連打し、ジャーマン・スープレックスを狙う。中島はこれをカサドーラフットスタンプで切り返し、Sareeeの顔面をメチャクチャに踏みつける。彩羽にタッチ。

 彩羽はSareeeにボディスラムからボディプレス。中島にタッチ。
 中島はSareeeと真っ向からのエルボー合戦を展開し、打ち勝った上でサッカーボールキックから顔面に靴底がめりこむスライディングキック。これを見た彩羽は「うっわ、えっぐぅ……」とドン引き。

 代わる彩羽はSareeeにブレーンバスターからフォールも、KAIRIがカット。中島にタッチ。

 中島はSareeeをコーナーに詰めて腹へのニーリフト猛連打。Sareeeはぐったりと座り込む。さらに中島が串刺し攻撃を狙うが、Sareeeがコーナーに飛び乗ってミサイルキック。KAIRIにタッチ。

 KAIRIは中島をティヘラで放り捨ててロープに飛ぶが、エプロンから彩羽がミドルキック。中島&彩羽が2人でKAIRIをロープに振るが、KAIRIがまとめてインターセプター。KAIRIはリング上を行進してから中島に串刺しスライディングD。さらにエプロン上での投げ技を狙うが、中島が振り払って顔面へのビッグブート。場外へ落下したKAIRIにエプロンからのミサイルキックを見舞い、リングに放り込んでコーナー上からのミサイルキックで追撃。彩羽にタッチ。

 彩羽はKAIRIにサッカーボールキックを連打し、笑みを浮かべながらダウンしたKAIRIの顔を覗き込む。彩羽はさらにサッカーボールキックを放つも、KAIRIがキャッチして足払いをかけ、踵落としで追撃。
 KAIRIはチョップ連打で彩羽をコーナーまで詰めていき、マシンガンチョップ。さらに串刺しエルボーを放つが、彩羽が回避して串刺しソバット。さらにロープに飛んでランニングミドルからハイキックを発射も、KAIRIがかわしてカットラスを発射。彩羽はこれを両腕でガードしブレーンバスターを狙うが、KAIRIが急角度DDTで切り返してSareeeにタッチ。

 Sareeeは彩羽にミサイルキック2連発から投げようするが、振り払った彩羽がステップキックからの水面蹴り、サッカーボールキックから顔面へのスライディングキック。続けて高速ブレーンバスターからサソリ固め。カットに来たKAIRIを中島がアンクルロックで捕らえる。

 彩羽はジャーマン・スープレックスを狙うが、Sareeeがカサドーラフットスタンプ。彩羽は即座に組み付いてジャーマン・スープレックスで叩きつけるが、Sareeeは雄叫びを上げながら即座に起き上がって彩羽にジャーマン・スープレックス。さらにロープに振るが、彩羽がフライング・ニールキック。
 彩羽はSareeeを外道クラッチで捕らえ、KAIRIがカットに来ると上体を起こしてバックを取りジャーマン・スープレックス・ホールド。Sareeeをレッグクラッチホールドで、KAIRIをジャーマンでフォールする形になるが、2人同時にキックアウト。中島にタッチ。

 中島は、ハーフダウン状態のSareeeの側頭部にミサイルキック。さらに、彩羽が「うわぁ」とドン引く左右のエルボー猛連打から顔面をビンタで張り飛ばし。ジャーマン・スープレックス。
 中島はコーナーに上っていくが、KAIRIが追いすがる。中島はKAIRIを突き飛ばして宙吊りにし、お株を奪うマリンスパイク。さらに彩羽がSareeeをブレーンバスターで叩きつけてセットし、中島がSareeeにダイビング・フットスタンプ。

 中島はSareeeの顔面をガンガン踏みつけてロープに飛ぶが、KAIRIが場外から足を引いて転ばせる。そこへSareeeが「お返しだ!」とダイビング・フットスタンプを突き刺し、KAIRIとの合体マリンスパイクからSareeeがダイビング・フットスタンプ。

 Sareeeが中島を鎌固めで捕らえ、KAIRIが中島の腕をイカリのような形で絞る合体サブミッション。これを彩羽がカットし、KAIRIにジャーマン・スープレックス。

 Sareeeは中島の顔面を情け容赦無く蹴り上げていくと、中島がムクリと起き上がって強烈なエルボー。足を止めてのエルボー合戦となり、中島は両手を広げてSareeeのエルボーを受け切る余裕を見せつつキャッチしてドラゴン・スープレックス。Sareeeも雄叫びを上げながら立ち上がってリストクラッチ式バックドロップ。

 両者髪をつかみ合いながらエルボーで殴り合っていくが、Sareeeがキャッチして脇固め。そのまま変形羽折固めに持ち込むも彩羽がカット。
 Sareeeはロープ際に座り込む中島の顔面に貫通ドロップキック。2発目を狙ってロープに飛んだところへ彩羽が飛び込んできてハイキック。カットに来たKAIRIにもトラースキックを見舞って撃退。

 中島はSareeeに二段階式ジャーマン・スープレックス・ホールド。さらに投げようとするが、Sareeeが振り払ってローリング・ソバットで側頭部を刈り取る。ガクリと座り込んだ中島へKAIRIがスライディングDを叩き込み、Sareeeがダイビング・フットスタンプを発射。

 しかし、中島が回避し、待ち受けていた彩羽がハイキックで着地狩り。中島がエルボーを、彩羽がハイキックを幾度も打ち込んでいく地獄のサンドイッチ攻撃から中島がドラゴン・スープレックス・ホールド。

 これを返された中島がD×Dを狙うが、Sareeeが必死の抵抗。そこへ彩羽が飛び込んできてハイキックを発射も、これが中島に誤爆。

 Sareeeが中島に裏投げを、KAIRIが彩羽にカットラスを同時に叩き込む必殺技競演から、KAIRIがインセイン・エルボー。最後はSareeeがリストクラッチ裏投げで本当に脳天からぶっ刺して3カウントを奪った。

Sareee「これで前哨戦、1勝1敗。あんなに人のことボロクソに言っといて、今日の結果はなんですかね?8月25日、SEAdLINNNG後楽園ホール大会。私がコイツと1vs1でSEAdLINNNGのベルトかけて闘うんで、ここにいる皆さんは必ず見に来てください。私がベルト巻くところ、是非応援に来てください。(中島へ)さっさと帰れよ!」

中島「元気そうで安心したよ」

(※中島がベルトを掲げながらSareeeにメンチを切り、突き飛ばして去っていく。彩羽もその後を追おうとする)

Sareee「匠!まだ帰んないで!彩羽匠、私の最高のライバル。彩羽匠とまたこのリングで会えてメチャクチャ嬉しかったよ。次は是非シングルでよろしくお願いします。これからも同志として女子プロレス界をもっと盛り上げていきましょう!ありがとうございました!」

彩羽「お帰りなさい、Sareeeさん!シングルマッチ……ですか。もうちょっと待ってもらっていいですか?久々に見て、こんなに同じレスラーがドン引き出来る試合ができる人が日本に戻ってきたっていうのが……ちと、まだ、受け入れられなくて……。ちょっと一旦待って!色々整理して、最高の状態でシングルやりましょう。ホントに久々にSareeeさんのプロレス見れて嬉しかったです。ライバルとして本当に最高です!お帰りなさい!(※Sareeeと握手)……KAIRIさん、7年ぶりでしたね。なんか……なんか……なんか、全く昔の宝城カイリとは違くて……ちょっと、整形しました?KAIRIさん、久々に試合できて楽しかったです(笑)ちょっと、アゴがシュっとなったりしてません?」

KAIRI「元々だよ!!!」
彩羽「元々ですか、すみません(笑)ありがとうございました~(笑)」

(※彩羽が去っていく)

KAIRI「ちょっと、これ以上心身ともにダメージ与えるのやめてくれる?も・と・も・と!!……えー、改めまして、本日はこんなに暑い中、こんなに沢山の人がSareeeちゃんの興行に来て下さって、本当に本当に私も嬉しい。ありがとうございました!知ってるかも知れませんが、私達WWEでやってたんですけど、Sareeeくんと私はちょうどコロナ禍でタイミングがギリギリ合わなくて、組んだことも闘ったこともありませんでした。でも、今日こうして色んなめぐり合わせでタッグが組めて、私も今日は皆さんと一緒に『Sareee-ISMとはなんなのか』を体感したかったんです。やっぱり、スゲーよ。こんなにふわふわしてて、私よりも多分天然で!」

Sareee「いやいやいや!それは負けますよ!!」

KAIRI「そうだね(笑)匠もSareeeちゃんも天然だよ、私よりね(笑)でもリングではこうしてSareeeちゃんの負けん気の強さを体感できたんで。みんなも楽しかったですよね?!やっぱり、アメリカのプロレスと違って、日本はこうして日本のプロレスの良さが絶対にあると思うし、私もSareeeちゃんも大好きなので、これからもいっぱい届けて行ってね」

Sareee「はい!頑張ります!」

KAIRI「今日、この試合勝ったら……ちょっと伝えたいことがあると決めてました。ここではちょっと言えないけど」
Sareee「なんですかそれ?!」
KAIRI「でも、今日はSareeeちゃんがしっかり締めてもらって。後日、ちゃんとお伝えします」

Sareee「みなさん!本日はSareee-ISM Chapter I……Chapter II。こういうとこ、こういうとこがね(笑)Chapter II!こんなに前回と同じく超満員札止めのお客様が入って下さって、本当に嬉しく思います!それは、今日参戦してくださった選手の皆さん、そして今日ここに来てくださっている皆さん、そしてそして、今回私の隣に立ってくださったKAIRIさん。本当に今日はありがとうございました!私はKAIRIさんに今日この日本の女子プロレス、そしてなによりもSareeeのプロレスをこうやって隣で感じていただいて、とても本当に嬉しく思います。これからもKAIRIさんがどんな発表をされるのか私もわからないんですけど、私、この女子プロレス界、もっともっともっと輝いていくように、私が輝かせてみせます!これからも皆さん、Sareeeに付いてきてください!そして今日私が勝った中島安里紗と、8月25日のSEAdLINNNG後楽園ホール大会でタイトルマッチをやります。私が必ずこの腰にあのベルトを巻いてみせますので、そちらも楽しみにしててください!KAIRIさん、一緒に締めてもらっていいですか?そして、昨日から同じ新宿でアントニオ猪木さんのアントニオ猪木展というのがオープンしてます。京王デパートで?京王百貨店で!やってますので!そちらも本当に猪木さんに皆さん元気をもらえると思うので。私も一昨日元気をもらってきました。ということで、『1!2!3!ダー!』で締めてもいいですかね?皆さん一緒にお願いします!行くぞ~ッ!1!2!3!ダーーッ!!」

<試合後コメント>

中島安里紗&彩羽匠
中島「(誤爆を)2回は流石にねーわ。2回はわざと。前回SareeeをSEAdLINNNGでボコボコにして、今日はやられたけどSareeeが元気だってことが分かってよかったんじゃないですか?ここでさんざん調子に乗らしておいて、8月25日、しっかりガッツリ奈落の底まで落としてやろうと思います」
彩羽「なかじまさんときょうタッグがくめてうれしかったです」
中島「思ってないだろ?!」
彩羽「…………あのっ」
中島「すぐ返せよ!『思ってる』って!!」
彩羽「…………あのっ、今回Sareeeさんとね、『Sareeeさんお帰りなさい!』って気持ちなんですけどね」
中島「そんなん思ってやってっから負けんだよお前よォ!」
彩羽「そういう気持ちにさせてくださいよ、久々の試合で」
中島「関係ねーよ!ぶっ潰しに行けよ!しっかりよォ!」
彩羽「こんなえげつない、この野蛮人に勝てる人っていうのが帰ってきたってことですよね!」
中島「うるせぇなあ!オメーのせいで負けてんだろーがよ!!ま、シングルでしっかり勝って、このベルトね、キッチリ防衛して。お前(彩羽)、お前次来いよ?!防衛戦よぉ!(※彩羽が頭を抱えてうなだれる)Sareeeぶっ潰して次はコイツだよ!」
彩羽「人気者だなあ(笑)」
中島「2人ともチョーシ乗りやがってクソガキがよッ!イマドキかよ!」

(※中島が荒々しく去る)

彩羽「シングルマッチ見たいなって思いましたよ。こんな、同じレスラーとしてドン引きさせる試合ができるのはあの2人くらいだと思います。ホントに、Sareeeさん、何回も言いますけど、お帰りなさい。そして、7年ぶりにKAIRIさんと試合をさせてくれて本当にありがたいと思ってます。まず中島戦に目が行ってると思うので、終わっていい感じのときにシングルマッチやりたいです。最高のライバルです。Sareeeさんがいるからまたこれから女子プロレス界、盛り上げられると思います。本当にありがとうございました」

Sareee&KAIRI
Sareee「KAIRIさん、今日は隣に立っていただいて本当にありがとうございました!」
KAIRI「こちらこそありがとう!」
Sareee「無事に今日は、あの悪魔からダイビング・エルボーからの変形の裏投げで私が勝てて。私達、ドリームタッグってだけじゃないことを証明できたと思うのでメチャクチャ嬉しいです!本当にありがとうございました!」
KAIRI「私達も決してアメリカに遊びに行っていたわけじゃなくて、アメリカのプロレスも学びながら、それを今回はお互いが日本のプロレスを愛してるから、それを取り入れながら。今日の試合は特に、“日本の女子”って感じの試合で。エルボーの打ち合いとかアメリカは無いけど、今日はホント強かったね(笑)ただ、Sareeeちゃんもリングに上がると豹変するタイプだなって」
Sareee「いや、KAIRIさんもそうだと思いますよ(笑)あのチョップ、スゴかったです」
KAIRI「ありがとう(笑)今日はサポートに回るつもりだったけど、やっぱり、チェンジ迷ったけど、Sareeeちゃんに託してよかったし、やっぱ強いよ。心も体も。これから日本の女子プロレスを担っていけると思うから。ずっと応援してます」
Sareee「ありがとうございます!今日は本当にたくさんのお客さんの前で、KAIRIさんとドリームタッグを組めて、そしてなおさら、結果も出せて、今日は最高の1日になりました。忘れられない1日になって本当に嬉しかったです。ありがとうございます」
KAIRI「楽しかったね~。ありがとう!」
Sareee「是非次、対戦できたら嬉しいです!」
KAIRI「私も今日は自分エルボーしなかったけど、打ち合いやりたいって思った。闘うときはバチバチにやりましょ?」
Sareee「絶対負けません!」
KAIRI「(苦笑)」
Sareee「なんですかなんですか(笑)」
KAIRI「いいのよいいのよ、私そういうの大好きだから(笑)プロレスは闘いなんでね」
Sareee「そうです!」
KAIRI「楽しかった~。バッチリだったね、初めてなのに」
Sareee「バッチリでした!どうでした、皆さん?」
KAIRI「噛み合ってたよね?会話は噛み合わないのに(笑)」
Sareee「会話はま~ったく噛み合わないですね、やっぱり(笑)」
KAIRI「でもやっぱ、阿吽の呼吸ってやつが」
Sareee「そうですね」
KAIRI「楽しんでね」
Sareee「じゃあKAIRIさん、売店行かないと。みんな待ってる」
KAIRI「また発表をお待ち下さい」
Sareee「発表があるって言ってましたけど、なんですか?」
KAIRI「簡単には言えないよ」
Sareee「辞めちゃうとかやめてくださいよ?これから……」
KAIRI「大丈夫。また追って、会見を開かせていただくのでよろしくお願いします」
Sareee「ありがとうございました!」

(※KAIRIが先に退席)

Sareee「皆さん、本当に今日はたくさんの記者の方に来ていただいて、本当にありがとうございました!今日は最高の一日になりました。『中島安里紗、覚えとけよ』って感じですね。8・25は私が必ずアイツのベルトを獲りたいと思います。今日は本当にありがとうございました!Sareee-ISM ChapterIIIはまだ決まってないんですけども、また出来たらなと思います。これからもこの女子プロレス界、私がもっともっと輝かせてみせますので、皆さん期待してください!ありがとうございました!」

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