元WWEのSareee&KAIRIが奇跡のタッグ結成!KAIRIが「時期が悪かった」とSareeeのWWE時代を評価
- 2023-6-19
- ニュース
- Sareee-ISM
19日、東京都・猪木元気工場にて、8月4日に新宿FACEで開催される『Sareee-ISM ~Chapter II~』の開催発表&カード発表記者会見が行われた。
Sareeeはジャガー横田や井上京子が所属するディアナの若きエースとして君臨していた選手であり、24歳という若さでWWE入団が決定。2021年にWWE(NXT)でSarray(サレイ)としてスーパースターデビューを果たした。
今年3月にWWEとの契約を満了して帰国し、同年5月16日に新宿FACEにて『Sareee-ISM』を開催して日本復帰。ライバルの橋本千紘との大熱戦を展開し、「私が日本の女子プロレス界を変えて見せる」と決意を新たにした。
まずは大会概要および全4試合の対戦カードが発表。Sareeeのタッグパートナーは“X”とされた状態で会見が始まるも、会場にXが来ているということでSareeeが紹介。
革ジャンで顔を隠しながら出てきたXが素顔を明かすと、なんとその正体は元WWEのKAIRIであったことが判明。
SareeeとKAIRIは同時期にWWEに所属していたものの、コロナの影響もありアメリカでは一度も顔を合わせることは無かったという。
KAIRIは5月のSareee日本復帰大会でもお祝いの花を贈っており、「私も行ってたからすごく分かるんですけど、本当に試合以外のことでまず生活に慣れるのはもちろん、人間関係づくり、今までプロレスで、日本で築き上げてきたものすべてを捨てて、どうなるか分からない覚悟で行く勇気。その挑戦する勇気、私は本当に尊敬します。そして、こうして1人で興行をするっていう勇気、それは本当に心を打たれますし、私も少しでも協力したいなと思ってオファーを受けました」と参戦の経緯を語った。
そして、SareeeのWWE所属時代の評価を求められると、「私もコロナ禍に入った瞬間をWWEで体感している1人なんですけど、すべてが大きく、大きく変わった時期でして。私たちの時期は、ほぼ毎日試合のない時期はリング練習をやってたりとか色んな時間が設けられたんです。Sareeeちゃんが行った時期っていうのは、コロナで試合数もすごく限られたり、流れがストップしちゃった時期だったんですね。だから、正直測れないというか。Sareeeちゃんもホントはもっともっと試合したかったと思いますし。私がWWE行ったときは、たまたまウーマンズ・エボリューションって言って、女子をもっともっと盛り上げようっていう時期で、トーナメントとかがあったんですけど……やっぱり、時期がね、どうしても……」とタイミングの悪さを惜しんだ。
その後、2人は噛み合っているようで噛み合っていない絶妙なトークを展開しながら仲睦まじく談笑。
「KAIRIの試合を生で見たことがない」と言うSareeeに、KAIRIが「あるよぉ!小波さんとの試合のとき、なんかツイートしてくれてた」と反論してSareeeが必死に思い出そうとしたり、KAIRIが「私は本当にタッグマッチが好きで」と語りだしたところにSareeeが「そうなんですね。自分逆でタッグマッチがあんま好きじゃなくて」と返してKAIRIが困惑したりと、笑いに包まれながら会見は進行。KAIRIは「タッグマッチの面白さを私が教えてあげる」と初タッグに向けて気炎を上げた。
そして、会見もたけなわといったところでSareeeが彩羽匠から『SareeeさんとKAIRIさんって話噛み合うんですか?お互い天然だから噛み合わなそう。会話が成り立たなそう』と言われていたことを暴露。KAIRIも「メッチャ失礼じゃない?彩羽ァ!お前覚えとけよ(笑)」とカメラ越しに彩羽にメッセージを送り、会見は大盛り上がりのうちに終わった。
『Sareee-ISM ~Chapter II~』
日程:2023年8月4日(金)
開始:19:00
会場:東京都・新宿FACE
▼シングルマッチ 10分1本勝負
星いぶき(アイスリボン)
vs
Chi Chi(Evolution)
▼タッグマッチ 20分1本勝負
ジャガー横田(ディアナ)/田中きずな(WAVE)
vs
伊藤薫(伊藤道場)/狐伯(WAVE)
▼シングルマッチ 30分1本勝負
桃野美桜(Marvelous)
vs
高瀬みゆき(フリー)
▼スペシャルドリームタッグマッチ 30分1本勝負
Sareee/KAIRI(フリー)
vs
彩羽匠(Marvelous)/中島安里紗(SEAdLINNNG)