「朱里さんの金魚のフンになりたいです!」鹿島沙希が恩人・朱里に号泣土下座でGod’s Eyeへ電撃加入!

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 2日、神奈川県・横浜武道館にて、スターダム『STARDOM MidSummer Champions 2023〜真夏の王者たち〜』が開催され、鹿島沙希が朱里の舎弟となった。

 鹿島は大江戸隊のトリックスターとして活躍し、勝っても負けても美味しい独自の地位を確立。フキゲンです★とのタッグ【チーム東スポ大好き!】でのコミカルな試合や、電光石火の起死回生で丸め込んで格上からもあっさり勝利する試合など様々な顔を見せてファンを魅了し、今年5月にはついにハイスピード王座を戴冠。悲願のシングル王座戴冠を果たして歓喜の涙を流していた。

 しかし、先月25日に行われた大江戸隊vsQueens Questの金網戦での全面対抗戦、敗者ユニット強制離脱マッチで鹿島が敗れて大江戸隊を離脱することが決定。
 呆然とする鹿島に対し、リーダーの刀羅ナツコは「ユニット抗争!我ら大江戸隊のプライドだろ!お前が弱いせいで!ここにいる全員が恥をかいた!お前なんて、いらねーよ!」と叫び、吏南を除く大江戸隊全員で集団リンチ。“離脱”ではなく“追放”という形でユニットから排除した。

 これを受けた鹿島は、「『これが答え合わせかな』って自分の中で思った。金網戦が決まってから、控室で他のメンバーは『金網どうやって出ようか』『どうしよう』『こうなったら助け合おう』って作戦会議ずっとしてたよ。もちろん聞こえてた。でも、この金網戦までに、誰1人として沙希に金網の話をしてきた人はいなかった。今日の金網戦に限らず、今までも色々ね……やっぱ、陰口とか色んなことが耳に入ってきちゃうんだ。でも、今まで、気付かないふりをしてやってきたんだけど、やっぱそれの答えが今日だったのかなって、自分の中で繋がった闘いだった。負けて悔しいとかよりも、スッキリしたよ」と寂しげな笑みを浮かべて追放を受け入れた。

 この日、鹿島のハイスピード王座に挑戦したのはフキゲンです★。
 フキゲンは鹿島の王座戴冠直後に挑戦を表明しており、当時は同門対決およびパートナー対決という構図として見られていたが、一転して因縁対決となった。


 試合前に鹿島が握手を求めるも、フキゲンの答えは「デース★」。
 フキゲンがスピーディな動きで翻弄するも、鹿島が的確に捉えて起死回生。これを返されると鹿島がロープに飛ぶも、大江戸隊のセコンド陣に場外に引きずり出されて袋叩きにされる。
 その後、フキゲンは東スポソードを振りかぶるも、鹿島の脳天に振り下ろすには葛藤があるのか、どうしても手が寸前で止まってしまう。鹿島は「叩けよ!来いよ!」と叫び、奪った東スポでフキゲンを殴打。フキゲンも東スポを取り戻して殴打し、雪崩式ブレーンバスターからムーンサルト・プレスを発射。これをかわした鹿島は、大江戸隊の面々の妨害を巧みにかいくぐって起死回生でフキゲンを仕留めた。

 この結末に納得がいくわけもなく、吏南を除く大江戸隊がリングになだれ込んできて鹿島を再び集団リンチ。ナツコがフキゲンに東スポを渡すと、フキゲンは迷いを見せながらも鹿島を殴打。
 すると、God’s Eyeの朱里&壮麗亜美がリングに飛び込んできて鹿島を救出。ナツコは「こんなに弱い奴助けてどうするつもり?ああ、God’s Eyeももう終わりだなあ」と捨て台詞を残して退散。

 鹿島は、「し、しししし朱里さん……助けてくれてありがとうございます!この先もずっと守って欲しい!だからGod’s Eyeに入れてくださぁい!」と号泣しながら土下座。
 朱里は拍子抜けといった様子で「ホントにぃ?」と訝しむが、鹿島は「はい!朱里さんの金魚のフンになりたいです!」と即答。
 朱里が「わかった!わかったよ!今日から鹿島沙希はGod’s Eyeの一員だぁ~!」と宣言すると、鹿島は「ああっ!これで朱里と闘わずに済む!」と歓喜の声を上げた。

 バックステージに戻った鹿島は、「朱里が仲間になったって沙希もう怖いものないよ。このスターダムで、このリングでプロレスやっていく上で、何も怖いものがない。だって沙希今日から、朱里の金魚のフンだもん。ずっと着いて歩くよ沙希。これで誰が来てもいつ襲われても大丈夫。ただちょっとあの変なポーズはやりたくないな。やったあ~安心した~!」と笑顔で語り、軽い足取りで去っていった。

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