【試合詳細】6・25 スターダム国立代々木競技場第二体育館大会 林下詩美&上谷沙弥&AZM&レディ・C&妃南&天咲光由vs刀羅ナツコ&渡辺桃&スターライト・キッド&鹿島沙希&琉悪夏&吏南 【アーティスト】ジュリア&テクラ&桜井まいvs岩谷麻優&葉月&コグマ 【ゴッデス】MIRAI&壮麗亜美vs白川未奈&マライア・メイ
『STARDOM SUNSHINE 2023』
日程:2023年6月25日(日)
開始:16:00
会場:東京都・国立代々木競技場第二体育館
観衆:1,715人
▼6人タッグマッチ 15分1本勝負
[STARS]羽南/○飯田沙耶/向後桃
7分13秒 ノーザンライト・スープレックス・ホールド
月山和香/水森由菜/●さくらあや
▼パッション注入マッチ 15分1本勝負
[7Upp]○高橋奈七永(フリー)
11分59秒 クロスフェイスロック
●HANAKO
▼シングルマッチ 15分1本勝負
[God‘s Eye]○朱里
7分50秒 白虎
[Club Venus]●ジーナ
▼6人タッグマッチ 15分1本勝負
中野たむ/○なつぽい/KAIRI(フリー)
14分41秒 フェアリー・ストレイン
舞華/鈴季すず(フリー)/●星来芽依(フリー)
▼ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
【王者組/God‘s Eye/THE NEW ERAS】MIRAI/●壮麗亜美
16分4秒 グラマラス・ドライバーMINA→片エビ固め
【挑戦者組/Club Venus/ROSE GOLD】○白川未奈/マライア・メイ
※第27代王者が3度目の防衛に失敗。白川&マライアが新王者となる。
▼アーティスト・オブ・スターダム選手権試合 ケージマッチ 時間無制限エスケープルール
【王者/Donna Del Mondo/バリバリボンバーズ】○ジュリア/テクラ/桜井まい
16分47秒 エスケープ
【挑戦者/STARS】●岩谷麻優/葉月/コグマ
※第30代王者組が初防衛に成功。
<エスケープ順>
テクラ→葉月→桜井まい→コグマ→ジュリア
▼Queen’s Quest vs 大江戸隊全面戦争 ケージマッチ ルーザー・リーブ・ユニット 時間無制限エスケープルール
[Queens Quest]○林下詩美/上谷沙弥/AZM/レディ・C/妃南/天咲光由
23分26秒 エスケープ
[大江戸隊]刀羅ナツコ/渡辺桃/スターライト・キッド/●鹿島沙希/琉悪夏/吏南
※鹿島が大江戸隊を離脱。
<エスケープ順>
吏南→妃南→AZM→天咲光由→渡辺桃→スターライト・キッド→レディ・C→琉悪夏→上谷沙弥→刀羅ナツコ→林下詩美
QQが金網マッチの全面戦争を制し詩美と上谷が仲直り!敗れた鹿島が大江戸隊を追放!クレイジーな金網戦を制しDDMがアーティスト防衛!白川&マライアが悲願のゴッデス戴冠!
第0試合
先発は羽南と月山。羽南のロックアップをスカした月山が低空ドロップキックから前回り受け身とのトレイン攻撃。さらに月山が倒立すると、水森とさくらが月山の足を持って羽南に叩きつけ3人で「ヤー!」とポーズを決める。
月山が羽南をコーナーに振って走りこむが、羽南はブーメランクロスボディで迎撃しフォールも2。羽南は向後にタッチ。
羽南と飯田が月山を走らせ、向後がカニバサミで倒して羽南がランニングニー。さらに飯田に向後と羽南がおぶさり、3人分の体重でボディプレス。フォールも2。
月山と向後はエルボーの打ち合い。向後がロープに振るが、月山がドロップキックを叩き込み水森にタッチ。
水森はエルボーからエプロンの羽南にもエルボーを打ち込もとするが、羽南は蹴りつけてから向後とともにコーナーに振り走り込む。だが水森は向後をショルダータックルで倒し、羽南にドロップキックを打ち込むとそのまま向後に落下しボディプレス。さらにロープに飛んでボディプレスを狙うが、向後は剣山で迎撃すると投げようとするが、水森が逆にボディスラムからロープに飛んでスライディングラリアット。
水森はボディスラムを狙うが、向後が逆にボディスラムから619。フォールも2。
向後は飯田にタッチ。
飯田は逆水平チョップ連発でロープに押し込みマシンガンチョップ。水森もチョップで返しロープに飛ぶが、飯田が避けるとロープに飛びジャンピングダブルチョップからエルボードロップ。フォールも2。
飯田がロープに飛ぶと、月山がエプロンから羽交い締めに。そこへ水森がロケットパンチから一緒に前転してからのショートレンジ・ラリアット。さらにコーナーに登りトロピカルヤッホープレス。フォールも2。
水森はさくらにタッチ。
さくらは串刺しドロップキックから月山がアームブリーカードロップ。さらにさくらがブラジリアンキックからフォールも羽南がカット。
さくらがハイキックも、避けた飯田がラリアット。これを避けたさくらが前後からのハイキックを叩き込みフォールも2。
さくらは三角絞めで捕らえるが向後がカット。
さくらはエルボー連打からロープに飛ぶが、向後がドロップキックで迎撃し、羽南が払い腰。さらに飯田がスライディングバックエルボーからフォールも2。
飯田はコーナーに上るが、水森と月山が足を掴んで動きを止めるが、羽南と向後がこれをカットすると飯田が飯田ロケットをさくらに発射。フォールしようとするがさくらが切り替えして丸め込むも2。
飯田がラリアットからノーザンライト・スープレックス・ホールドで3カウント。
第1試合
試合前にHANAKOが握手を求めると、奈七永も「お願いします!」と声を張り上げながら両手で応じる。
ゴングが鳴ると、ロックアップでの力比べとなり、奈七永が押し込んでクリーンに離れる。再びロックアップで組み合い、今度はHANAKOがロープに押し込み、離れ際にエルボー連打。そのままエルボー合戦へと発展し、ヘッドロックの奪い合いからリストの取り合いへ。HANAKOがショルダータックルでぶつかっていくも奈七永は倒れず耐え、逆にショルダータックル一発で長身のHANAKOを軽々吹き飛ばす。
奈七永はリバース・インディアン・デスロックで足を固めながら髪を掴み、続けてニークラッシャー、ヘアホイップと連撃。奈七永は「どうしたどうしたオイオイオイオイ!」と発破をかけながら両手を広げてHANAKOに好きなようにエルボーを打たせていき、ロープに飛んだHANAKOをサイドバスターで叩きつける。
奈七永はコーナーでマシンガンチョップを見舞い、さらに串刺しラリアットを狙うが、HANAKOがショルダータックルで迎撃し、串刺しデスバレーボムから串刺しボディスプラッシュ。さらにボディスラムから逆エビ固めを狙うが、ターンオーバーする前に奈七永が慌ててロープを掴む。
HANAKOはストンピングの猛連打からビッグブートを発射するが、奈七永がキャッチして足を刈り、お返しのストンピング猛連打からサッカーボールキック。さらにラリアットを発射も、これををかわしたHANAKOが腰へのエルボーからランニングダブルニーアタック。続けて逆片エビ固めに捕らえるが、奈七永はなんとかロープへ。
HANAKOは「上げるぞ!」と担ごうとするが、奈七永がバックを取ってスリーパーホールド。そのままグラウンドで胴締め式に移行するが、HANAKOは長い脚を伸ばしてロープブレイク。奈七永はバックドロップからコーナーに上って冷蔵庫爆弾を発射も、HANAKOはこれをかわして自爆させ、ロープに飛んで顔面へのランニング・ビッグブート。
HANAKOはブレーンバスターを狙うが、暴れて着地した奈七永がエルボー合戦へと持ち込み、ゴツリと音が響く強烈なエルボーでHANAKOを何度もダウンさせる。奈七永がロープに飛ぶが、HANAKOが追走式ボディスプラッシュからブレーンバスター。HANAKOがアルゼンチン・バックブリーカーを狙うが、奈七永が着地し、首相撲からのニーリフト連打。HANAKOは膝立ちになりながらもエルボー連打で粘りを見せるが、奈七永は「もっとちょうだいよぉ~!」と絶叫。HANAKOがさらにエルボーを放っていくも、奈七永はショルダータックルでふっ飛ばし、顔面への張り手から延髄斬り。さらにクロスフェイスで激しく絞り上げると、HANAKOは無念のギブアップ。
<試合後コメント>
高橋奈七永
「HANAKO、デビューしたばっかりで、3ヶ月位?本当に花が咲いたばかりの新しいお花ちゃんを摘むのは楽しいねぇ!楽しいよ!やっぱね、背がデカい。私が闘ってきた中で一番背が高い!デカい!足が長い!素晴らしい素質を持っている。だから、もしHANAKOにその気があるんだったら、私とタッグを組んでもいいんじゃないの?強い・デカい、本物の強さがあるプロレスを教えてあげてもいいんだぞ?!今日、試合後、リング上で『今日の試合は何点だった?』と私は聞いた。そしたらアイツは『70点』って答えたんだ!それが高いんだか低いんだかは分からない。ただ次会うときは80点……いや、100点で!そんなHANAKOと会いたいな。ありがとうございました。パッション!
HANAKO
「体力とか力とか、気持ちでも全然、何一つ勝てなくて……ダメダメだったんですけど、でも、『またやろう』って言ってくださったので、もっともっと成長して、また奈七永さんに挑戦したいです。ありがとうございました」
第2試合
ロックアップからバックの取り合いが展開されるも、腕力に勝るジーナが叩きつけるようにグラウンドに持ち込み、豪快なショルダータックル。さらにもう一発を狙うが、朱里はアームドラッグからのスリーパーホールドで秒殺を狙う。
朱里は串刺しニーリフトからハーフハッチ・スープレックス、さらにロープに飛ぶが、キャッチしたジーナが何回回したかわからなくなるほどの高速大回転再度バスター。さらに投げっぱなしダブルアーム・スープレックス、スウィンギング・スパインバスターと連撃し、逆水平チョップ連打でコーナーに詰めてマシンガンチョップ。
朱里も負けじとカサドーラ式フェイスクラッシャーやサッカーボールキックの連打で反撃していき、アンクルホールド。ジーナは前転して脱出し、朱里のサッカーボールキックをキャッチして強烈なエルボー。朱里もエルボーで返して足を止めての打ち合いとなり、ジーナが打ち勝って朱里にヒザをつかせ、ギロチンホイップからエプロンに落ちた朱里にハイキック。さらに三角跳び式延髄斬りからハングマンDDTで突き刺し、ファイヤーマンで担いでいくが、着地した朱里がロープに飛んでメサイアDDT。さらにランニングニー、マフラーホールドと畳み掛けるもジーナはロープへ。
朱里はスピンキックを放つも、ジーナはこれをキャッチして上下逆さまに担いで変形リバースネックブリーカー。さらに担ごうとするが、朱里がコードブレイカーからハイキック。続けてマフラーホールドから白虎に捕らえると、ジーナはたまらずタップ。
<試合後コメント>
朱里
「ジーナと初のシングルマッチ。ジーナは今日で一旦日本ラストの試合だったので、その選手と今日は初なんですけど、シングルマッチが出来たのは嬉しかったです。パワーもすごくあるし、また日本に来て、また熱く試合したいので、ジーナ、待ってるよ!」
ジーナ&月山和香
ジーナ「私は日本が大好きです(※日本語で)!また絶対に日本に、そしてスターダムに戻ってきてまた朱里さんと闘いたいと思います!」
月山「次に帰ってきたときは朱里さんにシングルマッチで勝つって!Club Venusももっともっと大きくなって、世界を獲りに行きます!」
第3試合
ゴングが鳴るとともに芽依がKAIRIへドロップキックを放っていくが、KAIRIはすべてギリギリで回避し、一旦場外へエスケープ。エプロンに上がってきたKAIRIが握手を求めると、舞華らが「ダメだ!大人を信じるな!」と警告も、純真な芽依がこれに応じてしまい、KAIRIがロープを使ったアームブリーカー。さらにダイビングフットスタンプでの追撃を狙うが、芽依はかわして超速ロープワークで翻弄しつつ多彩な丸め込みでKAIRIを幾度もカウント2.9まで追い込んでいく。さらにロープに飛ぶが、たむがエプロンからキックを見舞って動きを止め、meltearの連携にKAIRIが必死に食らいつく形でのトリプル連携。KAIRIがなつぽいにタッチ。
なつぽいは芽依にヘアホイップからロープに飛んでいくが、芽依がカウンターのドロップキック。すずにタッチ。
すずはなつぽいをロープにくくりつけて串刺しランニングニーから後頭部へのランニングニー。さらに串刺し攻撃を狙うが、なつぽいがかわしてドロップキックを見舞い、ダイビング・クロスボディを発射も、すずがブリッジでかわす離れ業を見せ、新世代軍でトレイン攻撃。さらにすずがロープに振っていくが、なつぽいがアームドラッグでいなして顔面への低空ドロップキック。KAIRIにタッチ。
KAIRIはすずにヘッドシザースホイップからインターセプター。リング上を行進して串刺しスライディングDを見舞ってコーナーに上っていくが、すずが髪を掴みながら場外に飛び降りるカッター攻撃。場外戦を終えてすずがKAIRIをリングに投げ入れるとすずがケンカキック連発。KAIRIがカットラスもすずが避けてエルボーからドルフィンバスター。フォールも2。
すずは舞華にタッチ。
舞華はショルダータックルで倒し、再度ショルダータックルからコーナーに振ろうとするがなつぽいがカット。
なつぽいとKAIRIがコーナーに振ろうとするが、舞華は逆に二人をコーナーに振るとまとめて串刺しラリアットから、まとめて担いでバックフリップ。
舞華はKAIRIを引き起こすが、KAIRIがエルボーを打ち込むとエルボーの打ち合いへ。舞華はエルボー連打。KAIRIが振りかぶるが、舞華は腕を巻き込んでブレーンバスターを狙うもKAIRIはDDTで切り返す。
KAIRIはロープに飛んでスライディングDを狙うが、避けた舞華がバックを取るも、KAIRIは耐えると足を刈って倒し、後頭部にスライディングD。KAIRIはたむにタッチ。
たむはロープにもたれかかる舞華にバイオレットシューティング。さらにソバットからロープに飛ぶが、芽依が追走ドロップキックから舞華に振り、舞華が担ぐとそこへ芽依がドロップキック。そのまま舞華はサイドバスターで叩きつけ、ロープにもたれさせるとラリアット。さらにロープに飛んでラリアットからフォールも2。
舞華は炎華落としを狙うが、たむが着地すると舞華はエルボーからロープに飛ぶ。たむは追走バックエルボーからロープに飛ぶが、舞華も追走ラリアットからロープに飛ぶ。たむはバックをとって投げ捨てジャーマンからロープに飛ぶが、舞華もカウンターのパワースラム。たむはスピンキックを叩き込み、タイガースープレックスを狙うが、耐えた舞華が左ストレート。両者ダウン。両者タッチ。
芽依がなつぽいにドロップキック、スカしたなつぽいと同時にロープに飛び、なつぽいのクロスボディと芽依のボディアタックが相打ち。芽依がドロップキックでロープにもたれさせ、エプロンからドロップキックからロープに走りドロップキック。フォールも2。
芽衣はコーナーに登るが、なつぽいがエルボーからデッドリードライブで落とし、コーナーに上るとダイビングクロスボディ。そのまま回転して切り返しあうと芽衣がフォールも2。
芽依は走り込むが、たむがハイキックからKAIRIとともにカカト落とし。さらになつぽいがバックラッシュでフォールも2。
なつぽいはコーナーに登るが、舞華がエルボーからコーナーに登り雪崩式ブレーンバスター。KAIRIがコーナーに登り舞華にダイビングフォアアーム。すずがKAIRIにミサイルキックからたむにハイキックも、避けたたむが投げ捨てタイガースープレックス。すぐに立ち上がったすずがたむにテキーラショットを叩き込む。
なつぽいと芽依がエルボーの打ち合いから、なつぽいがバックを取るも芽依はこれを切り返して足を刈ってジャックナイフもたむがカット。
なつぽいはエルボーからバックを取りジャーマンスープレックスホールドも2。
なつぽいはリストクラッチ式ジャーマンを狙うが芽依が丸め込むもたむがカット。
たむとKAIRIが出てきてすず・芽依・舞華を同士討ちさせると、それぞれトラースキックとカットラス。なつぽいが芽衣をフェアリー・ストレインで3カウント。
<試合後コメント>
KAIRI&中野たむ&なつぽい
KAIRI「いやぁ~ギリギリだったね♪」
なつぽい「ギリギリでした!」
たむ「でもいいんじゃない?このトリオも!」
なつぽい「でもすごく楽しかった!チョロぽいから3獲りました!妖精を甘く見ちゃいけないよ?」
たむ「チョロぽいってなに?」
なつぽい「チョロぽいはチョロぽいだょ?7・2が近づいてるね。いやあ、KAIRIさんにもちょっと心配をおかけしちゃったんですけど、もう私はホントにこの試合にすべてをかけてるし、この試合がプロレス人生で無くてはならない試合だって本気で思えているので、今のなつぽいを思い切りぶつけるだけなので、当たり前にサオリから3獲って、このスターダムでやって来たことがこういうことなんだぞ、ここまで輝けるようになったんだぞって見せつけたいと思います」
たむ「なっちゃんの隣でいつも話聞いてたから、正直、サオリちゃんとなっちゃんの試合見るの怖いけど、2人が悔いなくリングを降りてくれることを私は願ってる。私も、7・2、しっかり白いベルトをMIRAIから守り抜きます。やっとやっと戻ってきた私の体の一部のような大切なベルト、MIRAIには渡せない。MIRAI、あんたのスッカスカの魂、私が捻り潰して上げる。ただ王子様が迎えに来きてくれるのをだんまり待ってるあんたは一生灰被ったままだよ。そして私が、岩谷麻優が出来なかった二冠チャンピオンとして史上初の功績を残してスターダムの歴史を創ります」
KAIRI「今こうやって2人の決意を聞いて、いつもSNSでも見てるけど、2人の気持ち、みんなに届いてると思う。2人なら、絶対大丈夫。どこに行っても2人のことを思ってるから」
(※KAIRIが1人で先に去る)
なつぽい「(※たむへ)がんばろ!7・2、絶対笑って終わろうね!」
たむ「約束する」
なつぽい「ばいぽい♪」
たむ「ばいぽいってなにぃ~?」
第4試合
先発は白川とMIRAI。白川のタックルをMIRAIが切ってバックの取り合い。グラウンドの攻防から白川がヘッドシザースもMIRAIが抜けるとガットショットからロープに振ろうとする。逆に白川が振るとマライアがビッグブーツ。さらにマライアのビッグブーツと白川の連携攻撃からポーズを決めるが、MIRAIは二人の足を刈って倒すとマライアを場外に落とし、白川がロープに振るもMIRAIはショルダータックルで倒す。
MIRAIはストンピングから髪を掴んで引き起こしフロントネックで捕らえ壮麗にタッチ。
壮麗はボディスラム連発からフォールも2。
壮麗はストンピングからMIRAIにタッチ。
MIRAIと壮麗は交互にチョップを打ち込んでいき、ロープに振ってダブルのダブルチョップで倒す。フォールも2。
MIRAIはレッドインクも白川はロープを掴みブレイク。
MIRAIはストンピング。白川は起き上がるとエルボー連打も、受けきったMIRAIが強烈なエルボー。MIRAIはロープに飛ぶが、白川はカウンターのネックブリーカードロップからマライアにタッチ。
マライアはスリングブレイドからチョップ連打。コーナーに振ろうとするが、MIRAIが逆に振って走り込むもマライアは飛び越えてからMIRAIをコーナー上に座らせてビンタ。マライアはコーナーへ走り込むと、倒立して雪崩式フランケンからコーナーに登るも、エプロンから壮麗がチョップでリングに落とし、MIRAIと壮麗がダブルのブレーンバスターを狙う。これをマライアがDDTで切り替えしてフォールも2。
マライアはダブルアームの体勢も、耐えたMIRAIがバックを取っていく。だがマライアが巻き投げると低空ドロップキックからロープに飛ぶが、壮麗が走り込みカミカゼからMIRAIがリバーススプラッシュ式セントーン。フォールも2。
MIRAIはミラマーレで捕らえるが白川がカット。
壮麗が白川をダブルチョップで迎撃し、MIRAIがマライアを担ぐも、マライアは着地してビッグブーツからロープに飛ぶ。MIRAIはこれをラリアットで迎撃し、ロープに飛ぶとが、マライアはラリアットを巻き込んでダブルアームスープレックス。マライアは白川にタッチ。MIRAIも壮麗にタッチ。
壮麗がショルダータックルで倒すが、立ち上がった白川がロープに振って低空ドロップキック。避けた壮麗がショルダータックルで倒し逆エビ固め。白川はロープを掴みブレイク。
壮麗はロープに飛ぶが、白川は低空ドロップキックで迎撃し、足4の字を狙うが壮麗が下から蹴りつけるとMIRAIがエプロンから羽交い締めに。壮麗が走り込むと白川が避け、マライアが壮麗にビッグブーツを叩き込み、白川とともにダブルのネックブリーカードロップ。白川はコーナーに登るが、壮麗がエプロンからエルボーを叩き込みチョップ。そのまま担ぐと、場外のマライアに向けて白川を投げ捨てる。
壮麗は白川をリングに投げ入れると、担いで旋回式デスバレーボム。フォールも2。
壮麗はアルゼンチンで担ぎ、そのままコーナーに叩きつけると逆さ吊りに。そこへ串刺しボディスプラッシュからフォールも2。
壮麗は引き起こすが、白川が突き飛ばしてローリングエルボー。さらにエルボーも、巻き込んだ壮麗がブレーンバスター。すぐに立ち上がった白川がバックブローを叩き込むが両者ダウン。
白川は壮麗をロープに押し込みドラゴンスクリュー。さらに足4の字で捕らえ、カットに来たMIRAIにマライアが変形胴締めフロントネック。壮麗が動かなくなりフォールも2で肩をあげ、そのまま必死にロープを掴みブレイク。
白川はカカト落としから投げようとするが、MIRAIが背後からドロップキックでカット。
壮麗とMIRAIはダブルのフェイスバスターからフォールもマライアがカット。
壮麗はドクターボムからフォールも2。
壮麗はアバランシュホールドを狙うが白川が丸め込むが2。
マライアがミサイルキックから肩車し、白川がコーナに登り合体ダイビングフェイスバスター。フォールもMIRAIがカット。
マライアがMIRAIを投げ捨てジャーマンから、白川が壮麗にインプラントDDTを狙う。切り返した壮麗を強引にバックドロップから延髄斬りを叩き込み、インプラントDDTからフォールも2。
白川はグラマラスドライバーMINAで突き刺し3カウントを奪った。
白川とマライアがリングをあとにすると、たむがリングへ。
たむ「MIRAI!酷いざまじゃん。来週のタイトルマッチ、だいじょぶそう?そこにいる朱里ママに、魂の込め方、ちゃんと教わってきまちたか~?横浜武道館で、あんたのスッカスカの魂、捻り潰してあげるよ」
たむが髪を掴んで引きおこすが、MIRAIはショートレンジラリアットでなぎ倒し膝で潰す。
MIRAI「ちょうしにのんなよ!調子にのんのもいいかげんにしろよこのやろう!来週、お前を終わらせてやるよ。以上!」
MIRAIはリングをあとに。倒れたままのたむがマイクを持つ。
たむ「まだ上手く喋れてねーじゃねーか!」
<試合後コメント>
白川未奈&マライア・メイ
(※マライアが感極まって感涙しているのを白川が笑顔で讃えながらコメント開始)
白川「マライアが私を強くしてくれて、Club Venusの仲間が私を強くしてくれて、今日はClub Venus、チームの為に闘おうと決めていました。(※同内容をマライアに通訳)」
マライア「私がスターダムに来て7ヶ月、Club Venusで未奈たちと一緒に闘ってきて、やっとやっとチャンピオンになれたの!」
白川「このインターナショナルなタッグは誰の挑戦でも受ける!がんばろ!ここからまたトップまで這い上がっていきます!とりあえず、なんでこのベルトがこんなに大きくて腰に巻けないのかわからないから、腰に巻けるかわいいベルトに改造したいと思います。Club Venus,no.Today ROSE GOLD is here!……そうだ!思い出した!7・2、横浜武道館のカード、私とマライアと、あと朱里と壮麗で出てて。7・2って白のタイトルしか無いんじゃないですか?私は防衛戦してもいいと思いますけど、会社はどう思うかわからないけど、私はタイトルマッチに変更でもいいですよ?タイトル戦1個しかないでしょ?そしたら、ちゃんみながタイトルマッチしてあげる♪」
中野たむ
「MIRAIのプロレスは好きだよ。でも、この白いベルトは感情のベルトなの。スターダムを象徴するベルト。やっと私のもとに戻ってきた。私の体の一部みたいなベルトだった。あんたと心の奥底から湧き上がる感情の、魂の打ち震えるような試合がしたい。そのうえで、必ず防衛して、私が二冠チャンピオンとしてスターダムの歴史を創り上げます。あんたのスカスカの魂、私が捻り潰してやるよ。覚悟しとけ」
第5試合
コグマと葉月が金網戦を嫌がる岩谷を担いで入場。
試合が始まるとスターズが走り込むが、岩谷が逆走し金網を登り、バリバリボンバーズが急いで引きずり落とし、スターズが岩谷の背中をバシバシと攻撃。バリバリボンバーズがスターズをロープに振ってそれぞれにドロップキックを突き刺し、さらにロープに持たれかかるスターズにケンカキック。バリバリボンバーズが金網を登るが、桜井が引きずり落とされ葉月とコグマが人質に。ジュリアとテクラがてっぺんまで登るが、悩んだ末に桜井を助けに戻る。
スターズがバリバリボンバーズをロープに振っていき、うつ伏せになってからそれぞれロープを走らせ、アームホイップから低空ドロップキック。さらに顔面ウォッシュから桜井に合体フェイスバスター。葉月がセントーンから岩谷がフットスタンプ、コグマがボディプレスから葉月がコーナー上に座らせ、岩谷が走り込むがジュリアがドロップキックで迎撃。
テクラがコグマと葉月をまとめてスピアーで倒し、岩谷にトレイン攻撃。岩谷はジュリアをコーナーに振るが、桜井が岩谷をコーナーに振りジュリアがドロップキック。さらに桜井とジュリアが岩谷を担ぎ、テクラがコーナーから飛び込み合体バッククラッカー。
それぞれコーナー上に登るが、葉月がテクラにデッドリードライブからコーナーに登るも、テクラが正面に登る。葉月がエルボーで逆さ吊りにするが、テクラが力づくで元に戻るとスパイダーブレーンバスター。そのまま金網を乗り越えて脱出する。
ジュリアと桜井がコグマをロープに振ってダブルドロップキック。さらにサンドイッチシャイニングケンカキックから金網を登るが、岩谷と葉月がスピアーで落とす。
桜井をコーナー上に乗せると、岩谷が走り込みコグマと葉月がホイップしてドロップキックを桜井に突き刺させる。葉月が金網を登るがジュリアが足を掴んで正面に登り、金網上でエルボーの打ち合い。葉月が打ち勝ち、ジュリアがリングに落下。葉月はコーナー上に登ると、リングに向けてダイビングセントーンを投下。葉月はそのまま反対コーナー側の金網を登って脱出。
コグマと岩谷が桜井をロープに振るが、ロープを掴んでタイミングをずらした桜井が、コグマと岩谷にまとめてDDT。さらに二人まとめてSTFで捕らえ、ジュリアが脱出しようとするが、葉月が場外からカラーボールを投げつけていき、さらに風船を目の前で割ってジュリアの脱出を阻止。
桜井がコーナーに登り、岩谷とコグマにまとめてミサイルキックを発射し、ジュリアとともにコーナーに登るとダブルのダイビングエルボードロップを岩谷に投下。
ジュリアと桜井は金網を登るが、コグマが桜井をリングに落とし、葉月がカラーボールと風船で場外からジュリアを牽制。
ジュリアはコグマをインディアンデスロックで捕らえ、カットに来た岩谷にエルボーからフロントネックロック。桜井がそのすきに金網を登り、なんとか脱出。
ジュリアとコグマがエルボーの打ち合いも、岩谷がジュリアの背中にサッカーボールキック。
岩谷とコグマにジュリアが交互にエルボーからロープに飛ぶが、コグマがDDTから岩谷がトラースキック。さらに岩谷がコグマをカサドーラで投げ捨てジュリアにボディプレスで投下させると、コグマと岩谷はコーナーに登りサンドイッチミサイルキック。
コグマが金網に登り、その間に岩谷がジュリアにムーンサルト。コグマは金網上からのプランチャを投下して脱出。
岩谷はエルボー連打からドラゴンスープレックス。さらにトラースキックも、立ち上がったジュリアがバックドロップ。ジュリアはシャイニングケンカキックからグロリアスバスターを狙うが、岩谷がドドンパで切り返しコーナーに上る。ジュリアが正面に登ると雪崩式ダブルアームスープレックス。さらに走り込むが、岩谷はカウンターのツームストンパイルドライバーで突き刺す。両者ダウン。
岩谷が金網を登るが、ジュリアが岩谷の顔面を金網に叩き込んで落下させると、コーナーに登りミサイルキック。
ジュリアはグロリアスドライバーから金網を登ろうとするが岩谷が足を掴んで動きを止める。
ジュリアは手を蹴りつけて逃れると膝蹴りからグロリアスバスター。金網を登るが、岩谷もこれを追い、ジュリアはフロントネックで捕らえると岩谷が絞首刑状態に。ぐったりとした岩谷をジュリアがリングに蹴落とし脱出に成功。
これによりバリバリボンバーズの勝利となった。
ジュリア「最近気づいたんだけど、今年30歳になるんだけど、だんだん高いところが苦手になってきたみたいです。どうも、ジュリアです。ひとまず、あー、初防衛戦、金網マッチ、決まったとき、より、日が近づいていくうちに、どんどんどんどん、ぶっちゃけ不安になってきてしまって、だけど、今日、防衛できたのは、テクラと桜井、私達三人バリバリボンバーズの絆が、とても強かったからなんじゃないかなと思ってます。ありがとう。ありがとう、テクラ、サンキュー。そしてちょっと、話変わるんですけど、ちょっと個人的な話をさせてください。7月、4日と、5日、皆さん、この日何があるかご存知ですか?(客席「ECW?ストロング?」)そう、新日本プロレスでストロングの大会があるんですね。そこで私、前々から、ちょっとチャレンジしてみたいことがあるんですよ。そう、外国に行ってみたいなっていう。なので、ここに、宣言しておきます。中継どれ?おい、新日本プロレスさん、ストロングの、興行に、ジュリアを出せ。そこに、ウィロー・ナイチンゲールを呼べ!おい、また1つ新しい目標ができました。ぜひ、皆さん、見守っててください。アリベデルチ、あと、おマイクをたのんまっせ」
桜井「代々木大会におこしの、庶民の皆様ごきげんよーう!ドンナデルモンドが、初の金網マッチ、アーティスト、初防衛いたしましたわ!ありがとう。この、金網の高さ、私が、今まで、行った、ニューヨークの、エンパイアステートビルや、パリの、エッフェル塔よりも高く感じましたわ!私達は、今夜、叙々苑で、網焼きを、お最高級なお肉を頂きますが、あなたたち庶民は、富士そばで、コロッケそばでも食べなさい。叙々苑、叙々苑」
ジュリア「(桜井に)ありがとうございまーす」
桜井「それじゃ、ごめんあそばせ」
<試合後コメント>
バリバリボンバーズ&向後桃
ジュリア「うあ~……うあ~……高いとこ、意外とダメだわ。初防衛戦、なんとか終われたよ……。テクラ、外から助けてくれてありがとう。桜井、本当にありがとう。最後マジでやべーって思ったけど、金網の外から見えた2人の顔を見たら、すごい突然力が出たっていうか。つまりは、私たちが今までこれだけ積み上げてきた時間は、しっかり私にとって熱い絆で結ばれてきたってことじゃないかなーって、今日の金網戦で実感しました。良かった。岩谷もビビってたけど、油断は1ミリもしてなかったから。ある?2人は?」
テクラ「ケージマッチ、メチャクチャたのしかった。でも怖かったねー、ちょっと」
桜井「あと2人がすごく引っ張ってくれて、最後にジュリアが『逃げろ』って言ってくれて。ジュリアのおかげ。テクラもありがとう!」
ジュリア「でもさ、桜井がエスケープして2人をまとめ上げてくれてる間に出れなかったから、ごめんね。今日は叙々苑でいいかな?」
桜井「美味しいお肉食べにいきましょ♪」
ジュリア「あとはリムジンパーティーでもしようかね。初防衛のお祝いということで。桜井のおごりで(笑)ありがとうございました~♪」
(※一旦退席するも、ジュリアだけ慌てて戻ってくる)
ジュリア「ああ!そうそうそう!そうだそうだ!ちょっと1つあるのよ。さっきリング上でも言った、STRONG王座にこの私が挑戦してやるっていうこと。なに?今のチャンピオン、なんとかゲール?なんとかチンゲール?AEW所属だってねえ。今度AEWの女子王座、トニー・ストームに挑戦するんだってね。知ってるよ。でもさあ、ニュージャパンのベルトでしょ?ニュージャパンで防衛戦しなくていいの?日本でやんなくていいの?なんかニヤついた外国人が持ってるよりも、ジュリアがもった方がベルトに権威がつくんじゃねーかって話。なので、私はこのベルト、まずはこの日本で挑戦させてもらうから。ナイチンゲール、日本で待ってるよ」
(※突如、向後桃が乱入)
向後「ちょっと待って」
ジュリア「おう、なんだよなんだよ」
向後「言いたいことがある。ナイチンゲールは、貴女が思うよりもずっとずっといい選手です!」
ジュリア「あぁ?」
向後「アメリカで闘った私が誰よりも分かってる。彼女は本当に強い。本当に強いから」
ジュリア「で?」
向後「身体だけじゃなくて心も強いの!」
ジュリア「ああ。だから?」
向後「STRONGの女子のベルトを手に入れてもそこで満足すること無くAEWのベルトにチャレンジする、常に上を目指す彼女の姿勢を私は尊敬する!」
ジュリア「あぁ」
向後「なんちゃらゲールとか……もっと彼女に敬意を持って!」
ジュリア「テメーは一生尊敬でもして挑戦者で終わってればいいだろ。テメーは、私たちになぁ~んにも知らせがないSTRONG王座?日本にいる私たちが知らない間にトーナメントが始まってさ、なんにも知らされて……」
向後「闘ってもいないくせに!(※ジュリアを突き飛ばす)」
ジュリア「(※向後の髪を掴んで)じゃあ、テメーは向こうでアイツに勝ったの?負けてんじゃねーかよ!」
向後「ウィローをナメんなよ!(※再び突き飛ばす)」
ジュリア「ナメてねーよ。……なに泣いてんだよ」
向後「泣いてねーよ!」
ジュリア「なんだよその顔は」
向後「なんちゃらゲールとか、そういう敬意のない発言するから!(※再び突き飛ばす)」
ジュリア「コイツ、メンタル弱すぎねーか?(※向後をスリーパーホールドに捕らえながら)テメー!私に噛み付いてきたってことがどういうことか分かってっか?!オイ!ジュリアが禁断の扉開いてやるよ!(※ベルトを拾い上げ、向後を蹴飛ばして荒々しく去る)」
STARS
(※ぐったりとした岩谷をコグマ&葉月が両脇から支えながら登場)
葉月「負けたぁ~。獲れなかったけど、ウチらのクレイジーさはまた1個も2個も上の段階に行ったんじゃないかなと。麻優さんも負けずによく頑張った!」
岩谷「……(力なくうなずく)」
コグマ「私に『飛べ!』って。『麻優が残るから飛べ!』って言ってくれて。さすがSTARSのリーダー!」
葉月「また挑戦しよう。何度でも何度でも挑戦して、ユニットの象徴のベルトをSTARSに持って帰りましょう!ホントにヤバかった……」
第6試合
乱戦で試合開始。リング中央でレディと上谷がキッドを担いで金網に叩きつけ、AZMと上谷がロープに振り、詩美とレディがフラップジャックから上谷とAZMがダブルのドロップキック。さらにQQ5人で桃にドロップキックから、詩美と上谷が天咲に金網を登らせるもキッドと鹿島が阻止。ナツコと琉悪夏がレディにダブルのショルダータックルから、ナツコが妃南を担いでAZMに叩きつける。さらに妃南、レディ、AZMをコーナーに振ってまとめて大江戸隊がトレイン攻撃。琉悪夏とナツコが机をセットし、レディを寝かせる。キッドが詩美にドロップキック、桃が詩美にトラースキックからそれぞれに蒼魔刀を叩き込み、琉悪夏がレディにダイビングボディプレスを投下し机ごと圧殺。
脱出しようとした琉悪夏にAZMが金網に登り琉悪夏を蹴りつけ、天咲が琉悪夏に雪崩式DDT。
天咲はカットに来た鹿島にも飛びつきDDTから、ロープに飛ぶが吏南が払い腰からロープに飛んでケンカキック。
鹿島が天咲にビッグブーツから、再度走り込むが妃南が鹿島に払い腰、吏南と妃南がそれぞれのユニットメンバーを次々払い腰で叩きつけていき、残った妃南と吏南がエルボー合戦。妃南がエルボー連打からロープに飛び、吏南が追走してビッグブーツ。避けた妃南がネックブリーカードロップから払い腰。
金網を登ろうとした妃南にナツコがボックス攻撃を叩き込み、詩美がボックスごとドロップキック。桃が詩美にビッグブーツから次々スイッチしていくと、吏南が金網を登るが詩美が足を掴む。だが吏南がこれを蹴落として金網を登り、妃南も金網を登ると両者脱出。
AZMがキッドを押さえてロープに振ろうとするが、キッドは走り込んできたAZMを飛び超えるもAZMが足を刈って低空ドロップキック。避けたキッドが走り込むがAZMはカウンターのブレーンバスター。
AZMはコーナーに振ろうとするが、逆にキッドが振って走り込みロープ駆け上がり式のドロップキック。さらにロープに飛ぶが、AZMは落ちてたボックスを手に取りキッドにボックス攻撃からロープに飛ぶ。だがナツコが蹴りつけると、キッドがイスをAZMにもたせイスごとドロップキック。
キッドはAZMをロープに振るが、詩美がホイップして金網を登らせると、詩美がキッドを振っていき、キッドがAZMを追って横に登る。
レディがキッドの足を掴み、そのままチョークスラムでリングに叩きつけるとそのすきにAZMが金網に登るが、AZMはリングのキッドに向けてダイビングフットスタンプ。そのまま逆コーナー上の金網を乗り越えて脱出。
天咲がロープに飛んでナツコにドロップキック。再度ドロップキックもナツコは担ぎ、丸め込もうとした天咲にギロチンドロップも、天咲が避けると詩美がスリーパー。レディが鹿島と桃をまとめてコブラツイスト。上谷が琉悪夏を鎌固めで捕らえ、天咲がそのすきに脱出。
上谷がナツコを、レディが琉悪夏をロープに振ってそれぞれにビッグブーツからそれぞれにネックブリーカードロップ。
レディが琉悪夏にクロスアームバックブリーカーも桃がバット攻撃でカット。上谷と詩美にもバット攻撃から、ナツコのパイプと桃のバットのサンドイッチ攻撃を詩美に叩き込む。
桃が上谷を担いでナツコにもたせ、ナツコはイスへの摩利支天で叩きつける。
桃は金網を乗り越えて脱出。
鹿島がロープに飛んで上谷にコルバタからケンカキック。さらにキッドが上谷を転がし、鹿島とダブルのフェイスバスター。
レディがキッドと鹿島にまとめてネックブリーカードロップから、キッドをコーナーに振ろうとするが、キッドが逆に振って走り込むがレディはショルダースルーでエプロンに落としビッグブーツ。コーナーに登ろうとするが琉悪夏が突き飛ばして落とし、レディはチョップからロープに飛ぶが琉悪夏は追走ラリアットから担ぎ、キッドとともに合体ブレーンバスター。
キッドはイスを持ち出し、レディの脳天に叩き込むと金網を登る。キッドは脱出せずにリングのレディに向けてムーンサルトを投下。すぐに金網を登り脱出する。
琉悪夏がラダーをコーナーにセットし、ナツコがそこへレディを叩き込む。ぐったりと座り込んだレディにナツコがキャンボールもレディが避けるとラダーに自爆。
詩美が琉悪夏をヘッドロックで捕らえ、上谷がラダーをコーナーにセットしナツコを押し込み、詩美が琉悪夏を振ってまとめて串刺し攻撃。上谷も串刺しドロップキックから、レディが琉悪夏とナツコにまとめて河津落としでラダーに叩き込むが自らも大ダメージ。
詩美がレディ・Cを肩車して金網を登らせ、レディ・Cは脱出に成功。
上谷が琉悪夏にエルボー連打。ロープに振ろうとするが、逆に振った琉悪夏に上谷がニールキック。
上谷が琉悪夏を担ごうとするが、耐えた琉悪夏にソバットからロープに飛ぶが、琉悪夏はネックハンギングボムからボックスを持ち出し、上谷の脳天に振りかぶるも詩美がボックスを奪う。詩美は琉悪夏に振りかぶるが、琉悪夏が避けると上谷の脳転にボックスが誤爆し、そこへナツコが走り込みまとめてフェイスバスター。鹿島と琉悪夏が金網を登るが、場外からAZMが消化器攻撃でカット。詩美は鹿島に雪崩式コウモリ吊り落としを叩き込み、その間に琉悪夏が脱出。
上谷はナツコにエルボーから詩美に振り、詩美がエルボーから上谷がビッグブーツ。詩美と上谷でキラーボムから詩美がラダーをコーナーにセットし、上谷がそれを登り上谷が乗り越える。
詩美もラダーを登るがナツコがラダーを突き飛ばし、詩美をリングに投げ捨てるとマウントエルボー連打。その間に上谷は脱出。
お互いマウントエルボーの応酬からラリアットの相打ち連発。走り込んだ詩美にナツコがチェーンナックルを顔面に叩き込み、イスをセットしてデスバレーボム。
ナツコが金網を登るが、詩美がその背中にチェーンナックルからイスへのバックドロップ。
詩美が金網を登るが、ナツコが足を掴んで動きを止めると横に登る。金網上でのエルボーの打ち合いになり、キッドがパイプをナツコに渡すとナツコは詩美の顔面にパイプ攻撃。鹿島が詩美をセットし、ナツコは金網上からのスワントーンボム。ナツコはすぐに金網を登り脱出。
鹿島が急いで金網を登るが、詩美が足を掴んで動きを止め、投げ捨てジャーマン。
鹿島は立ち上がって走り込むが、詩美はトーチャーラックボムで叩きつける。
詩美は金網を登り始めるが、場外から桃と上谷が金網を登り、桃が上谷にバットを渡して裏切りを促す。しかし上谷はバットで桃を殴って場外に落とし、詩美に手を伸ばすと詩美はその手を握り金網を登る。見つめ合う二人が一緒に乗り越えて脱出に成功。
これにより鹿島が大江戸隊脱退が決定した。
ナツコ「おーい!ふざけんなお前(倒れる鹿島に大江戸隊がストンピング連打)何負けてんだよ!何負けてんだよ!ユニット抗争!我ら大江戸隊の!プライドだろ!お前が弱いせいで!ここにいる全員が恥をかいた!お前なんて、いらねーよ!うるせー!私が決めたことが全てなんだ!お前は、強制追放だ!」
QQがリングになだれ込み乱闘に。
ナツコ「詩美!詩美!詩美!私は、私は!今日お前には負けてねーんだよ!忘れんじゃねーぞ今日の日のことをよ!ぜってぇ借り返してやるわ!」
大江戸隊は鹿島を置いてリングをあとに。
AZM「おい鹿島沙希!お前には、ベルト取られて、散々だったけど、大江戸隊抜けて今日、どうすんだよ?AZM先輩と、組んじゃう?」
鹿島は無言でリングをあとに。
詩美「今日、こうやって、クイーンズクエスト、誰ひとり欠けなく残れたのは、みんなの、クイーンズクエストのおかげです。ありがとう。上谷、ずっとごめん」
上谷「普段は、恥ずかしくて言えないけど、尊敬してるし、大好きだし、これからも、隣に居させてください」
詩美と上谷は抱き合い、そのまま上谷が押し倒すと、クイーンズクエストがそこへ覆いかぶさる。
詩美「やっぱり、何回考えても、私は、クイーンズクエストのみんなが大好きなんです。AZM、妃南、レディ、光由、そして上谷、みんな、ずっと信じててくれてありがとう。もう、絶対に、リーダーとして、失望させないから、これからもクイーンズクエスト、みんなでスターダムのトップとりにいくので、みんなも信じてついてきてください。今を信じて?明日に輝け?誰を信じるかは、自分で決めろ!Bow down To the Queens!」
<試合後コメント>
Queens Quest
詩美「もう、金網とか、敗者ユニット強制追放とか絶対やりたくない!これからもQueens Questで、このみんなでずっとやっていきたいって思いました。ホントにみんなのおかげで最後まで助けられて、不甲斐ないリーダーだけど、これからもQueens Quest、絶対にスターダムのトップまで、いや、女子プロレスのトップまで引き上げるんで、みんな信じて付いてきてください。上谷も、ずっとごめんね」
上谷「こちらこそ、ホントにホントにごめんなさい。やっぱり、今日試合をして、今までのことだったりが走馬灯のように蘇っていって、やっぱり信じて付いていくべきものは1つだなと、Queens Questが改めて大好きなんだなと再確認した1日でした」
鹿島沙希
「(※力なく座り込んでうなだれながら)なんでだよォーッ!おい!(※ケロリとした表情になって)……ってなったらさあ、面白いよねえ?みんなが見たかったのはこれかな?それとも林下詩美のヒールターンなのかな?沙希は今日のこの金網戦、負けて脱退は事実だけど、マイクで言われたように強制追放。『これが答え合わせかな』って自分の中で思った。なんだろうねえ。金網戦が決まってから、控室で他のメンバーは『金網どうやって出ようか』『どうしよう』『こうなったら助け合おう』って作戦会議ずっとしてたよ。もちろん聞こえてた。でも、この金網戦までに、誰1人として沙希に金網の話をしてきた人はいなかった。(※涙声で)だから沙希はね、ママに電話してね、作戦会議立ててたよ。昨日も一昨日も。今日の金網戦に限らず、今までも色々ね……やっぱ、陰口とか色んなことが耳に入ってきちゃうんだ。でも、今まで、気付かないふりをしてやってきたんだけど、やっぱそれの答えが今日だったのかなって、自分の中で繋がった闘いだった。負けて悔しいとかよりも、スッキリしたよ。うん。今日から無所属だねえ、沙希。どうしよっかな。ロッシーと組んじゃおっかな!」