小橋建太が鈴木みのる&秋山準に逆水平チョップでチーム200kgに助太刀!男女の壮絶シバき合いに場内は大熱狂!
- 2023-6-15
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14日、東京都・後楽園ホールにて、小橋建太プロデュース興行『Fortune Dream8』が開催され、小橋建太が鈴木みのる&秋山準に逆水平チョップを炸裂させた。
Fortune Dreamとは、小橋建太がプロデュースする大会であり、他では見られない珠玉のカードが並ぶ他、逆水平チョップやラリアットに自信を持つ選手たちによる壮絶な肉弾戦が見られることから年1回の開催にも関わらず毎回高い注目度を誇る大会。
また、Fortune Dreamでは小橋が大物選手たちとのトークバトルを実施することが定番となっており、これまでには長州力、天龍源一郎、佐々木健介、豊田真奈美、蝶野正洋、前田日明、川田利明&田上明と対戦。
今大会ではスタン・ハンセンとのトークバトルが行われ、若手時代からハンセンにひどい目にあわされてきた小橋の歴史を振り返るとともに、ハンセンから小橋に伝授された“ラリアットの極意”が明かされるなど、大盛り上がりを見せた。
今大会のセミファイナルでは、Fortune Dream初となるミクスドマッチ、鈴木みのる&秋山準vs橋本千紘&優宇の試合が実施。女子最強とも名高いチーム200kgと、2006年3月にGHCヘビー級王座をかけて闘った際には200発を超えるビンタ合戦を展開した秋山とみのるの禁断のタッグが激突するこの試合には話題が集まっていた。
試合は、序盤から優宇がみのるに強気な打撃戦を挑んでいき、橋本と秋山が重厚なレスリング戦を展開。男子勢がじわじわとチーム200kgを追い込んでいき、場外戦でさらにいたぶろうとしていく。
みのるが橋本を放送席まで連れ込み、「小橋!来い!」と橋本へのチョップを要求するも、小橋は拒否。しかし、一瞬の隙を突いて橋本がみのるを羽交い締めにすると、小橋がみのるの胸板に強烈な逆水平チョップ。さらに優宇が秋山を羽交い締めにして突き出すと、秋山の胸にも逆水平チョップを叩き込んで見せ、場内は大・小橋コール一色に。みのるが「テメー!今年も裏切りやがったな!覚えとけ!」と捨て台詞を吐くと、場内は大爆笑に包まれた。
コミカルな一面も見せたこの試合だが、終盤には男女関係ない真っ向からの打撃戦が展開。みのるが橋本に情け容赦ないエルボーを打ち込み、秋山が顔面にランニングニーを突き刺すと、会場には歓声よりも「うわっ……」という一歩引いた声が響く。
しかし、チーム200kgは折れずに吶喊。優宇が逆水平チョップの猛連打でみのるを追い込み、合体ダイビング・ボディプレスからダブルのチョークスラムを決め、橋本がラリアットをクリーンヒット。さらにオブライトを狙っていくが、素早くバックを取ったみのるがゴッチ式パイルドライバーで突き刺して勝利を奪った。
試合を終えたみのるは、「俺にとっちゃ秋山と同じコーナーに立って、一緒に戦うなんて、毛嫌いしてた。嫌だったんだよ!そしたら一緒戦ったらよ、こんな刺激的だった!」と笑みを浮かべつつ、「正直強え。ちゃんと強え。真っ向から行ったんだ。スカすことなく、誤魔化すことなく、真っ向から。まあ、そもそも俺は男とか女とか関係ない。年も関係ない」とチーム200kgを高く評価。
そして、「組むのか、闘うのか。ただ、俺はまた必ず、お前と同じリングに立つことになる。あっちが痛え、こっちが痛え、とかジジイみたいなこと言ってんじゃねえよ」と秋山とリング上で再会する予感を口にしつつ、「若い世代、二十歳そこそこのな。"世代交代"とかどこの団体でも言ってんだろう。『年寄りは早くどけ』違うよ。『どいてください』も『どけ』じゃないよ。お前らが弱いからいけねえんだよ。全ての団体のヤングボーイたちよ、お前らが弱すぎるんだよ。『どけ』じゃない。力づくでどかしてみろ。どかねえぞ。俺たちは強いと不敵に笑った。
なお、全試合終了後に大会を総括した小橋は、「チーム200kgに最初、鈴木は橋本選手にこう持っていって、それはチョップする訳にはいかないので。でも体勢入れ替えたから。『これはチョップしないといけないな』って。チーム200kgも目立ったし、まあ頑張りが目立ったっていうのもありますよ。もし、それが見えなかったら、チョップはしなかったと思うよ。まあ手を出しちゃいけないかもわかんないけど、それは鈴木の吸引力でしょう。鈴木みのるの吸引力というか。それが俺の手を動かしましたよ。チーム200kgというか、鈴木みのるの雰囲気だよ」と久々のチョップの感触を振り返りつつこの試合を高評価。
来年もFortune Dreamの開催を宣言している小橋だが、このミクスドマッチが大絶賛されていることを受け、再びミクスドマッチを組む可能性を示唆した。