【試合詳細】10・3 アクトレスリング新木場公演 夏葵&汐月なぎさvs入江彩乃&荒幡寧々 澄川菜摘&岩井杏加vs未依&水嶋さくら MARUvsワイルド・バニーvs茉莉

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『ACTwrestling Step9 新木場公演』
日程:2022年10月03日(月)
開始:18:45
会場:新木場1stRING
観衆:150人

▼Single match
○なる
7分29秒 ミサイルキック
●山田奈保

▼3Way match
○MARU
6分37秒 バニーのエビ固めを切り返す→エビ固め
●ワイルド・バニー
※もう1人は茉莉

▼Tag match
青野未来/○松井珠紗
11分43秒 ラ・マヒストラル式後方エビ固め
●CHIAKI/皇希

▼Tag Tournament Semifinal Point match Tag
[Bright Rock]○澄川菜摘/岩井杏加
10分22秒 ダイビングダブルニードロップ→片エビ固め
[#3139]未依/●水嶋さくら

▼Tag Tournament Round2 Point match Tag
[おさつま]○入江彩乃/荒幡寧々
10分31秒 ビッグブーツ→エビ固め
[真夏の汐風]●夏葵/汐月なぎさ

風香新体制のアクトレスリングで団体の方針に異を唱えた入江彩乃と福永莉子が惡斗を呼び込みユニット結成!元STARDOMタッグ王者と元AWGタッグ王者が過去の栄光を捨て去り後楽園ホールでシングル戦へ!キラ☆アンのデビューが決定!

オープニング

 アクトレスガールズの選抜メンバーが黒の衣装に身を包みリングに登場。『Love Riddle』でダンスパフォーマンスを行った。

第1試合

 ロックアップから山田がヘッドロック。なるがボディにエルボーで逃れ、リストの取り合いからなるがアームホイップで投げ捨てる。
 山田が走り込むが、スカしたなるがロープに山田の足をかけ、コーナー上で変顔ををさせていく。さらに頭を叩くと、走り込んで串刺しドロップキック。さらになるはボディスラムで叩きつけ、アンクルホールドで捕らえる。山田はなんとかロープを掴みブレイク。
 なるはロープに足を絡めてのアンクルホールドも、これがレフェリーに注意されると足へのドロップキック。さらにロープに振ろうとするが、耐えた山田が首投げからロープに飛んで顔面に低空ドロップキック。
 山田は逆エビ固めを狙うが、耐えたなるをそのままフォール。2で返したなるを逆エビ固めで捕らえるが、なるはロープを掴みブレイク。

 エルボー合戦から山田がエルボー連打でコーナーに押し込み、顔面を膝で押しつぶすがレフェリーに注意される。逆コーナーに振って串刺しドロップキック。さらにエースクラッシャーからヘッドハンター。フォールも2。

 山田はロープに飛ぶが、追走したなるがバックを取り、逃れようとした山田にDDTから横入り式エビ固め。これを切り返した山田がフォールも2。
 山田はサムソンクラッチも2。
 山田は光の輪も2。

 山田はロープに飛ぶが、なるはドロップキックで迎撃し、スピアーからフォールも2。

 なるはコーナーに登るとミサイルキック。これで3カウント。

なる「ご来場いただきましてまことにありがとうございます。3ヶ月ぶりの新木場公演、第1試合勝ったのは私だー!奈保、ありがと。これで、私達の代の成長が今後のアクトレスガールズの成長になると思うので、新世代の皆!上がってきて!(藤本こあら、後藤智香、才原茉莉乃、みあ朝子、蓮燦、アレン、轟もよ子がリングへ)そして、かなみっく!」
(リングサイドに金光くみが駆け寄る)
金光「はい!」
なる「いつも、練習とお手伝い頑張ってくれて、アクトレスガールズの一員だね!10月31日後楽園ホールがありますけど、準備はできますか!?」
金光「はい!できます!」
なる「おぉ!」
金光「やるぞー!」
なる「代表!10月30日、公式にかなみっくデビューいいですか?OK?OKやったー!」
金光「やったー!」
なる「それともう一人話聞いてたんだけど」
(リングにキラ☆アンが登場)
キラ☆アン「10月30日後楽園ホール出たいです」
なる「おぉ!代表、キラ☆アンさんもいいですか?OKやったー!代表からOKも出たということで、10月30日、後楽園ホール、かなみっくデビュー戦と、アクトレスガールズとしてキラ☆アンさんがデビュー決定致しました~!うちらももっともっと頑張っていきましょう!(みんなで手を繋ぎ一礼しながら)応援よろしくお願いしま~す!」

<キラ☆アンコメント>
キラ☆アン
――アクトレスガールズでデビューが決まりました
キラ☆アン「デビューって言い方なんか変な感じですね(苦笑)今回アクトレスガールズで再デビューということで、自分が今までやってきた事のプロレスっぽいものは全部一回捨てて、ほんとに新人として新しい気持ちでデビューする気持ちでやろうと思ってます。なので、今までとは違う新しいキラ☆アンを見に来てほしいので、よろしくお願いします」

――またリングにあがろうと思った経緯は?
「実はちょっといったん辞めてたのは体調とかの面があって、色々入院したりとか病気したりとかしてて、それが治るまではできないなと思ってたんですけど、体調が最近良くなってきて、コロナも落ち着いてきたのでそろそろちゃんと動きたいなと。やっぱ闘いたいなと思ってやることにしました」

――アクトレスガールズにはどのようなイメージをお持ちでしょうか?
「ここは、自分も元々アクトレスガールズとは全く別でずっとお芝居をやってきたので、舞台も映画もそうですし、やっぱり自分で脚本書いたりもそういうことずっとやってきたので、近い思想を持ってるなと思って。やっぱり芝居もやれるしプロレスもやれるって思って、だったらここしかないんじゃないかなと思いました」

第2試合

 茉莉が握手を求めるが、MARUは握らずに代わりにバニーが握る。

 試合が始まるとMARUはバニーに近づいていくが、バニーは場外に降りてスルー。茉莉がMARUの背中にエルボーを打ち込みロープに振るが、MARUはドロップキックもスカした茉莉とグラウンドの攻防へ。
 バニーはセコンドのように応援を続けると、茉莉がフロントネックもMARUがヘッドシザースで逃れ、茉莉はこれを抜けるとフロントネックもMARUは回転して逃れ睨み合う。

 さも参加していたように一緒に睨み合うバニーだったが、MARUと茉莉は無視して手4つを狙うが、覗き込んだバニーに茉莉が前蹴り。
 避けたバニーが、手4つに入ろうとするMARUと茉莉の周りをチョロチョロすると、MARUが「邪魔だ!」とミドルキック。
 MARUと茉莉が手4つの体勢になるが、周りでウロチョロするバニーに茉莉が殴りかかるが、バニーが避けるとMARUが茉莉の背中にエルボーからロープに振るも、バニーが茉莉をMARUに振ってショルダータックルをさせる。
 動揺する茉莉をバニーはMARUに叩き込もうとするが、かわした茉莉がバニーの尻を蹴り上げ、MARUとともに連続ミドルからダブルのブレーンバスターの体勢。耐えたバニーが二人の足を連続で踏みつけ、MARUを茉莉に叩きつけて茉莉をフォールもMARUがカット。

 MARUがバニーをマフラーホールドで捕らえると、そのバニーへ茉莉がトラースキックを叩き込むが、バニーはその勢いで回転してMARUをフォールも茉莉がカット。

 茉莉はバニーの背中にサッカーボールキック連発から、ロープに飛んでレッグラリアート。さらにMARUがバニーにドロップキックから、茉莉がバニーをサイドバスターで叩きつけフォールもMARUが茉莉の足を掴んで引きずり降ろし、代わりにバニーをフォール。お互い交互に足を掴んでカットを続けるが、業を煮やして二人でバニーをフォールも2。

 茉莉とMARUはエルボーの打ち合いになり、MARUのエルボーと茉莉のローキックの打ち合いへ。茉莉がローキック3連発から担ぐが、着地したMARUに茉莉がハイキック。再度担いだ茉莉がバックフリップから側転ボディプレスを投下しフォールも2。

 茉莉はロープに飛ぶが、避けたMARUがミスティカ式フェイスバスターからフォールも2。

 MARUはコーナーに振るが、バニーが茉莉に走り込むも茉莉は阿吽で迎撃。
 MARUが走り込むと茉莉は阿吽で迎撃しようとするが、MARUはキャッチしエプロンに落とすとバニーが茉莉にエルボー。ロープを掴んで場外に落ちるのを耐えた茉莉だったが、MARUがスピアーを突き刺し茉莉は場外に落下する。

 そのMARUの背後からバニーがスクールボーイも2。バニーは担ぐが、着地したMARUがスクールボーイも2。
 MARUはサムソンクラッチも、これを切り返し丸め込み合戦になるが、これをMARUが制して3カウント。

MARU「バニー、今のオマエはそんなもんか?このままでいいのかよ?バニー、このままじゃ、よくないよな?(バニーに襲いかかりマスク剥ぎを狙うが、セコンドがMARUを引き剥がす)期待しているよ!」

第3試合

 先発は松井と皇希。松井がドロップキックも、避けた皇希がハイキック。かわした松井がスクールボーイも2。
 皇希がエルボーからロープに飛ぶが、追走した松井が走り込むも皇希はミドルキックで迎撃しフォールも2。
 松井は青野にタッチするかにみせて、皇希がCHIAKIにタッチするとCHIAKIに走り込みエルボー。さらにフロントネックで捕らえ、青野がチェンジを要求するのを無視してCHIAKIを青野に叩きつけて場外に落としていく。
 松井はロープに飛んでCHIAKIにフライングクロスボディからフォールも、1で返したCHIAKIがロープに飛んでショルダータックル。吹っ飛んだ松井の背中に青野がタッチ、

 青野はドロップキックからコーナーに振って串刺しドロップキック。
 青野はさらに低空串刺しドロップキックを顔面に叩き込み、背中にサッカーボールキック。立ち上がったCHIAKIがガットショットから首投げで倒しサッカーボールキックを前後から叩き込む。フォールも2。
 CHIAKIはロープに飛ぶが、青野はカウンターのボディスラムからロープに飛んでPK。フォールも2。
 青野は投げようとするが、耐えたCHIAKIにソバットからロープに飛ぶが、CHIAKIはスピアーで迎撃し皇希にタッチ。

 皇希はケンカキック連発からビッグブーツ。フォールも2。
 皇希は投げようとするが、青野が耐えると逆にボディスラム。
 青野はサソリ固めもCHIAKIがカット。
 青野をロープに振り、皇希のビッグブーツとCHIAKIのショルダータックルの同時攻撃から皇希が逆エビ固めも、松井がCHIAKIを皇希に叩きつけてカット。
 皇希はケンカキックから投げようとするが、青野がミドルキックからハイキックを叩き込んでロープに飛ぶも、皇希はカウンターのアバランシュホールドも2。
 皇希がロープに飛んでラリアットも、避けた青野がショートレンジラリアット。フォールも2。
 青野は松井にタッチ。

 松井はダイビングクロスボディからフォールも2。
 松井は顔面に膝蹴り連発からロープに飛ぶが、皇希は追走ラリアットからロープに飛んでビッグブーツ。皇希はCHIAKIにタッチ。

 CHIAKIは髪を掴んで引き起こすも、松井がエルボーを打ち込みエルボー合戦へ。
 CHIAKIがエルボー連打でひざまずかせ、ロープに飛んで顔面に低空ドロップキック。CHIAKIは投げようとするが、切り返した松井が脇固め。CHIAKIはロープを掴みブレイク。
 松井はコーナーに登るが、皇希がエルボーで動きを止めるとエプロンに引きずり落とし、ビッグブーツからCHIAKIがスピアーを下半身に打ち込む。その反動でリングに戻った松井へ皇希がラリアットからCHIAKIがフォール。これをカットしようとした青野だったが、CHIAKIが避けると松井をボディプレスのように潰してしまう。
 松井は青野の髪を掴んで「ふざけんなよ」とキレるが、皇希が青野をランニングサッカーボールキックで蹴り飛ばし、CHIAKIが松井をコーナーに叩きつける。
 皇希とCHIAKIは松井を逆コーナーに振ってトレイン攻撃を狙うが、松井はCHIAKIを避けると髪を掴み、走り込んできた皇希皇希にネックブリーカーとCHIAKIへのフェイスバスターをまとめて行う。
 松井はCHIAKIに大外刈りからクリップラークロスフェイス。CHIAKIはロープに足を伸ばしブレイク。
 松井はスライディングクロスボディからフォールも2。
 松井はコーナーに登りミサイルキックからフォールも2。
 松井は投げようとするが、耐えたCHIAKIが逆にフィッシャーマンバスターからスイング式サイドバスター。さらに側転ダブルニーを投下しフォールも2。
 CHIAKIはフィッシャーマンスープレックスホールドも青野がカット。
 皇希が青野をラリアットでなぎ倒すが、すぐに立ち上がった青野が皇希にラリアットを打ち込み、もつれ合いながら場外へ。
 松井とCHIAKIがエルボーの打ち合いからCHIAKIが担ぐも、松井が丸め込むが2。
 松井はマヒカ・デ・イオで3カウント。

青野「まあ珠紗は、よくわからないですけど、なんか思うところがあるんでしょう。この後、セミとメイン、タッグトーナメントです!どちらもポイントマッチとなります。皆さん応援して是非盛り上げましょー!」

第4試合

 先発は岩井と水嶋。バックの取り合いから水嶋がヘッドロック。水嶋がロープに飛んでドロップキックも、岩井は受けきってショルダータックル。岩井は澄川にタッチ。

 澄川は逆エビ固めで捕らえ、水嶋は必死にロープを掴む。
 澄川は首投げからロープに飛んでサッカーボールキック。澄川は岩井にタッチ。

 岩井はショルダータックルでなぎ倒し、ロープに飛んで再度ショルダータックルからフォールも2。
 エルボーの打ち合いから、岩井がガットショットを叩き込みボディスラム。フォールも2。
 水嶋はロープに飛んでドロップキックを打ち込み未依にタッチ。

 未依はクマちゃんを振り回して岩井を滅多打ちに。岩井はキャッチするが、未依はクマちゃんごとドロップキックで吹っ飛ばす。
 未依はコーナーに振ろうとするが、逆に振った岩井が走り込むが、避けた未依がモンキーフリップからフットスタンプ。フォールも2。
 未依と水嶋はダブル攻撃を狙うが、岩井は二人まとめてスタナーで迎撃し、澄川が走り込むと岩井がホイップして澄川のダブルニーを未依のボディに投下させる。さらに岩井がダイビングニードロップも、未依が避けて自爆させるとコーナーに登り、走り込んできた岩井にブーメランフェイスバスター。
 未依はロープに飛ぶが、澄川がエプロンから蹴りつけ、岩井がラリアットでなぎ倒す。岩井は澄川にタッチ。

 澄川はロープの反動を使ったダブルニードロップからキックも、避けた未依がガットショットからラリアットを狙うも、これを丸め込んだ澄川が脇固め。これは水嶋がカット。
 未依のエルボーを澄川はビッグブーツで迎撃し、ロープに飛んで走り込むが未依は避けるとトラースキック。未依は水嶋にタッチ。

 水嶋はダイビングクロスボディを投下し、ロープに飛んでのドロップキック2連発。フォールも2。
 水嶋は逆打ちを狙うが、耐えた澄川がそのままコーナーに下がって潰して逃れる。
 岩井が出てきて河津落としから澄川が逆エビ固めも、未依がクマちゃんを振り回してカット。
 カットに来た岩井もクマちゃんで殴りつけて迎撃すると、澄川にガットショットからカカト落とし。未依は四つん這いになり、水嶋が未依を踏み台にしてのフットスタンプを投下しフォールも2。
 水嶋は逆打ち式のサムソンクラッチも2。
 水嶋がストンピングを落としていき、立ち上がった澄川にエルボー連打。澄川はボディに強烈な膝蹴りからロープに飛んでランニングニー。フォールも2。
 澄川はダイビングダブルニードロップを投下し3カウントを奪った。

澄川「しゃー!ブライトロック、勝ちました!この勢いで、決勝進みたいんですけど、逆ブロックが?なんか決勝まで時間かかってるみたいなんで、ちょっと今日は先に、個人的に思ってたこと言わせていただきたいと思います。キョウちゃんちょっと座っててもらっていいですか?青野未来さん、いますか?青野未来。(青野がリングサイドへ)未来さん、今日の、今日の珠紗の試合、見てましたけども、なんで珠紗があの態度か分かりますか?未来さんのことは、アクトレスガールズ皆認めてます。だから新生アクトレスガールズのエースと言われても皆なにも文句言いませんでした。だけど、珠紗のマイクから5ヶ月、なにか変えようとしましたか?未来さん。私は10年前に、両国国技館で、タッグのベルトを取った事があります。でも、いつまでも、そんな過去の事を自分の代表的な経歴にしたくありません。もしこのまま、何も動か無いなら、私が、エースのイメージを変えます。10月30日後楽園、私とシングルで、どっちが新生アクトレスガールズのエースにふさわしいか、証明しませんか?代表、いいですか?(代表は「風香に聞いて」と言うが)いいということなので、どうですか?」
青野「(リングに上がり)珠紗が、あんな態度で、菜摘さんも好きなこと言ってますけど、私に主張主張って、人任せにしてるのは自分たちなんじゃないですか?菜摘さんが10年前、前の団体でベルトを巻いた。私はこのアクトレスガールズで去年タッグベルトを巻いていました。アクトレスガールズへの思いが強いのは、今までもこれからも私です。10月30日後楽園ホール、菜摘さんの輝かしい経歴ごと倒して、私がエースだと胸張って主張できる自信を、あなたからいただきます(澄川が差し出した手を握り、握手をしてからリングを去る)」
澄川「ということで、10月30日は、澄川菜摘と青野未来のシングル、決定したということでいいですね?この調子で、ブライトロックが優勝もらいますんで、そして10月30日私が勝利いただきますんで、応援よろしくお願いします」

第5試合

 先発は荒幡と夏葵。バックの取り合いからリストの取り合い。夏葵がヘッドロックからグラウンドに押し込むが、荒幡はこれを逃れて距離をとる。夏葵がロープに飛んでドロップキックを打ち込み汐月にタッチ。

 汐月は低空ドロップキック連発から足4の字。荒幡はロープを掴みブレイク。
 汐月はロープに振ろうとするが、耐えた荒幡に夏葵がエプロンから蹴りつけ、夏葵と汐月がダブルのガットショットから汐付きのミドルキックと夏葵の水面蹴りで倒しダブルのエルボードロップ。
 汐月は投げようとするが、逆に荒幡がボディスラムで叩きつけ、二度三度とボディスラムから入江にタッチ。

 入江はネックブリーカードロップからフォールも2。
 入江はコーナーに叩きつけ、ヘアーホイップから再度ヘアーホイップを狙うが、汐月がガットショットからお返しにヘアーホイップ。さらに顔面を膝で押しつぶすがレフェリーが注意。
 汐月はフェイスバスターからキャメルクラッチで捕らえるが、これは荒幡がカット。
 荒幡は汐月に首投げから入江がお主の耳にドロップキック。入江は荒幡にタッチ。

 荒幡はストンピングから引き起こすが、汐月はガットショットからロープに飛ぶも、荒幡はエルボーで迎撃し逆エビ固め。汐月はロープを掴みブレイク。
 荒幡はロープに振ってラリアットも、避けた汐月が逆水平チョップからロープに飛んでドロップキック。汐月はボディスラムで叩きつけ夏葵にタッチ。

 夏葵はセカンドロープからのダイビングフットスタンプからフォールも2。
 夏葵はミドルキック連打でロープに押し込み、走り込むが荒幡はエルボーで迎撃。エルボーの打ち合いから荒幡がガットショットを叩き込みエルボーで吹っ飛ばす。夏葵は起き上がるとハイキックも、避けた荒幡がアルゼンチンで担ぐ。これは汐月がチョップでカット。
 荒幡は夏葵に串刺しエルボーからボディスラム。ロープに飛んでセントーンを投下しフォールも2。
 荒幡はブレーンバスターからフォールも2。荒幡は入江にタッチ。

 入江は夏葵の背中を踏み越えると、エプロンの汐月にエルボーから夏葵に走り込むが、夏葵はスクールボーイも2。
 夏葵はタッチしようとするが、髪を掴んで阻止した入江が河津落としで叩きつけフォールも汐月がカット。
 汐月と夏葵は入江をコーナーに振ろうとするが、入江が夏葵をコーナーに振り、続けて汐月も同じコーナーに振ると二人まとめて串刺しドロップキック。さらにロープに飛んで二人まとめてネックブリーカードロップ。
 入江は夏葵の髪を掴んで立たせると、夏葵はローキックからハイキックを叩き込み、さらにロープに走ろうとするが入江は髪を掴んで引き倒す。さらに入江が蹴りつけ、荒幡がそこへセントーン。だが汐月が荒幡にバッククラッカーを叩き込み排除するが、入江が汐月をドロップキックで蹴散らす。
 夏葵が入江にエルボー連打からミドルキック。ロープに飛んでランニングエルボーから、コーナーに振って串刺しジャンピングニー。リングに転がしロープに飛ぶとフットスタンプを投下しフォールも2。
 夏葵はシャイニング・ウィザードからフォールも荒幡がカット。
 夏葵はコーナーに登るが、突如膝の怪我で欠場中の福永莉子がエプロンに現れ夏葵の動きを止める。入江が走り込みエルボーから正面に登り、雪崩式スタナーからビッグブーツを叩き込み3カウントを奪った。

入江「夏葵ちゃん、こんな勝ち方になってごめんね。団体にもガンガン押されてて、一生懸命に頑張ってる夏葵ちゃんを盛り上げようと思ったんだけどさ、私はもう皆と足並み揃えるのは辞めるから。リング上で仲良しこよしのプロレスが見せたいわけじゃないから。私は辞める」
福永「正直、新体制になって、全然進化しない今の自分と、そしてアクトレスガールズに不満がいっぱいです。でも、今こんな(膝の半月板損傷)なっちゃって、明日から手術なんですけど、怪我をして戻ってくる場所が、夏葵ちゃんを一番に押し出すアクトレスガールズ!私は嫌なんで。だから、今日、ここに来ました。ここに、呼びたい人がいます。入ってきてください!」
(惡斗が入場口に登場する)
福永「彩乃さん、そして、惡斗さん、プロレスとか、ヒールチックな事じゃなくて、私達の道は、これから、私達で!作っていきませんか!?」
惡斗「OK。おい、MARU、MARUどこ行った?オイMARU!キャストならリングの上あがれよ!(MARUがリングに上がる)さっきはうちのバニーがどうも。暴れたい?結構暴れたいらしいから、いいぜ、アタシが相手になってやる。10月30日の後楽園。まあでも、せっかくこうやってユニットできたばかりだから、彩乃とアタシ、そしてお前とお前のパートナーで、後楽園、思う存分暴れようじゃない!期待してるから。以上」

 入江と福永を連れて惡斗はリングを去る。それを睨みつけた後、MARUもリングを降りる。
 かわりにみあ朝子がリングへ駆け上がり、
朝子「(マイクが入っていないのに気づかず地声で)夏葵ちゃん!夏葵ちゃん!夏葵ちゃん大丈夫!?夏葵ちゃんの努力はみんな知ってるから!夏葵ちゃん!力になるから!一緒に(アレンがリングに上がりマイクを指摘)OFFになってました・・・夏葵ちゃん、夏葵ちゃん!一緒に、立ち向かって、行きませんか!(頭を下げて握手を求める)」
蓮燦「(朝子のマイクを奪って)そうよ夏葵~。私達と一緒に、あーんな奴ら、ボッコボコにしちゃいましょ?」
(アレン、朝子、後藤、蓮燦が手を合わせて夏葵にマイクを渡す)
夏葵「・・・お気持ちだけで、大丈夫です。えー、後楽園ホールが終わって、久しぶりの東京公演。新木場で、夏の汐風でやっとタッグトーナメント初戦でやっていけるって思ったんですけど、負けてしまって、大事な試合で」

CHIAKI「(リングに上って夏葵からマイクを奪い)夏葵、さっき散々好き勝手言われてるのに、そんなことしか言えないんだ?アクトレスガールズには、いつまでも青野未来がいて、松井珠紗がいて、それで満足してる?あたしももう、夏葵の後ろにいるつもりはないから。バチバチにやりあって、新世代の可能性みつけませんか?」
夏葵「私も、CHIAKIは、実力にあった評価をもらってないと思ってる。だから、直接対決で、リアルな今を決めませんか?10月23日、大阪公演、坂口さん!大阪公演CHIAKIとやってもいいですか?はい、うん、うんといただきました!ということでCHIAKI、大阪公演よろしくお願いします。なんか今日ね、第1試合から色々おこって、正直、流れについていけてないです。でも、私はアクトレスガールズとして、皆さんと一緒に、皆さんと一緒に見たい景色があります。だから、私が、アクトレスガールズが、絶対に、絶対にそこに連れていきますので、これからもアクトレスガールズを信じて、応援よろしくお願いします!はい、ということで、しめます!今日出演した方、セコンドも上がってください!勝ち進んだおさつまの荒幡さんもどうぞ。上がってこない人は、いいです。えーと今日、10月30日後楽園ホール公演、デビューが決まったお二人、前に来ていただいて、最後の挨拶かなみっく覚えてる?」
金光「(弱々しく)はい」
夏葵「キラ☆アンさんも一緒にお願いします。それでは皆さん最後の挨拶一緒にお願いします!せーの」
全員「強く!優しく!あなたに一生懸命!アクトレス~ガールズ~!」

<試合後コメント>
福永莉子&入江彩乃&惡斗
入江「リング上で喋った事が全てかって聞かれたらまだまだいっぱいあると思うんですけど、まあ、団体がプッシュしたい子とか、お気に入りの子とかだけが輝くのも違うなって思うし、全員で輝いてほしいなって思うし。リング上でただ仲良しこよししてるだけじゃ面白くないかなって。ずっと考えてた事ではあるので、これからは、こうやって変えていきたいメンバーでアクトレスガールズを、もっといい方向に変えるためのユニットだと思うので、私達でいい方向に変えていけるように頑張っていきたいなと思います」
福永「私も、元々アクトレスガールズ初めて、去年女子プロ脱退して新しく新生やってくにあたって、やっぱりアクトレスガールズ大きくしたいって思ってスタートさせたのに、もう今10ヶ月目に入って、じゃあ何が変わったんだって思って。そんな時に私も今怪我をして欠場中なんですけど、すごいもどかしい気持ちがどんどんどんどん出てきて、時間なんてあっという間だし限られた時間の中で、やっぱり変えていかないといけないと思って。でも今の私の力だけじゃ変えることは難しいので、同じ思いの先輩方、仲間、これから集めてアクトレスガールズを率先して変えていきたいなって思って今日、ヒールだけど、ヒールじゃない」
惡斗「私達は私達の正義のもと闘う」
福永「ヒールに見えてもいいんですけどね」
惡斗「まあ、求められたのでアタシが来たみたいな感じ(笑)求めてもらったのと、やっぱりね、言ってるように仲良しこよしっていうのはこの団体のいいところではあるだろうけど、生ぬるいよね。だからこそ、かき乱す役目っていうのは大事なので。それをね、今を変えていきたいというメンバーで集まっていって、正規軍ではないよね。いつもの状態のメンバーと、私達は変えていきたい革命軍みたいな感じだと思う。このメンバーでさらにこれから暴れたい、変えていきたいというメンバーを入れていって、勢力としてね、かき乱していきたいと思います」
福永「私もすぐに戻ってくるんで」
惡斗「待ってる(笑顔)」

――惡斗としては久々の登場(2021年12月に一夜限りの復帰)ですけども今後はアクトレスガールズとして上がっていく?
惡斗「そうですね、惡斗としてね、正直アクトレスに関わっていくと決めた中で引っ掻き回す役割はアタシしかいないんだろうなって。大きなこと言った(笑)まあ、こん中で莉子にも彩乃にも求めてもらってるし、風香さんが団体を変え始めてから色々活気立ってるので、まあ師匠である風香さんにも『かき乱してよ』って言われたらそりゃあいいですよってなるしかないですよね。まあ一応、私事だけど、スターダムの(ロッシー)小川さんにも顔だしてきて、頑張れよって言ってもらえたんで、こっちのアクトレスガールズを大きくしてくので、やっていきたいと思います。以上」

――入江さんはおさつまのタッグは解散に?
入江「まだ、次が準決勝なので・・・別に寧々ちゃんの事が嫌いになったとかそういうのはないんですけど、難しいな。タッグは仲良しであるべきだと思うんですけど、なんだろう?それをリング上で、愛情とかはあるからそれが出るのは当たり前なんですけど、私達がやりたいのは仲良しこよしじゃないんで。(タッグリーグが)終わるまでは全うしようとは思うんですけど、仲良しこよしがやりたいわけじゃないというのは変わらないので」
惡斗「むしろ私についてこいみたいな感じだね」
入江「そうですね。寧々ちゃんが今どういう気持ちでいるのかはわかんないですけど、まあ、頑張ることに代わりはないので、優勝目指して頑張りたいと思います」

――福永さんは自分が戻ってきたときにはどのようなアクトレスガールズに変えていきたいですか?
福永「まあやっぱり、今のアクトレスガールズ、知らない人が見たらプロレス団体みたいな感じだと思うんですよ。だけどやっぱりプロレス団体じゃないので私達は。こういう、エンターテインメントプロレスなので、やっぱりそこを一緒にされたらやってること違うし、自分たちで、今のアクトレスガールズ自体は違うことをやってるのに、やっぱりこう、だからこそプロレスと同じじゃ『じゃあ何が違うの?』ってなるだろうし。プロレスの常識とかそういうものは何も関係なく、新しい団体にもっともっと大きくしていきたいですね。やっぱり新日本とかスターダムとか皆名前がしれてるじゃないですか?ファンじゃない人にも。やっぱりそれぐらいの団体にしていかないとやってる意味がないので、大きくしていきたいだけですね」

――それには夏葵路線では不満があると
福永「そうですね。あからさまですし。まあなんか、それでもいいとは思うんですけど、でもなんだろう?団体として一緒に中でやってる人たちは面白くはないですよね。好き嫌いとかじゃなくて、ただ単にお客さんから見てそれで面白いの?アクトレスガールズって。夏葵ちゃんがスターになる団体って・・・いいキャストいっぱいいるのに、自分たちでそれを勝ち取りに行ける団体じゃないとダメだなって。スターになりたかったら自分で掴むことができる団体じゃないと。大人の事情みたいなのにね」
惡斗「弱肉強食。スターになりたいなら自分で勝ち取りにいけってことだから。そのための一つの手段として、アタシ達は集まって自分たちが輝けるぜって感じだよ」
福永「先輩後輩関係なく、やる勢いでやっていきたいと思います。自分もこれから」

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