35度を超える猛暑日の東京で路上プロレスが復活!コロナを乗り越えた商店街での激闘に3年ぶりの大喝采!

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 25日、東京都・新宿三丁目末広通り商店会特設会場にて、3年ぶりの『新宿三丁目末広通り商店会プロレス』が行われた。

 新宿三丁目末広通り商店会プロレスとは、同商店会会長の石川国由氏が音頭を取って行っている商店街活性イベントの一環であり、公道にリングを立てて行われるオールスタンディング形式のプロレス大会。
 商店会プロレスは令和の世に1990年代のインディープロレスの魂を語り継いでいる現TTTプロレスリング代表のガッツ石島がプロデュースしており、昔プロレスを見ていた人にも馴染み深い戸井克成や黒田哲広といったベテラン勢の出場、西口プロレスの面々によるコミカルなプロレスなど、初めてプロレスを見る人を含む老若男女が幅広く楽しめる大会を展開している。

 商店会プロレスは年1~2回のペースで定期的に開催されてきたが、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大を期に開催を自粛。今回は2019年以来3年ぶりの商店会プロレスが復活した。

 東京都観測史上最速で35度を超す猛暑日を記録したこの日、熱々になったリングマットやロープに苦戦しつつも選手たちは激闘。
 メインイベントではTTT認定インディー統一タッグ王者の【“最高”ミステリー】黒田哲広&マスクドミステリーのコンビが登場し、プロレスリングBASARAの人気チーム【スパーキー】SAGAT&瀧澤晃頼と対戦。
 熱々のキャンバスやコーナーマットで相手の背中を灼くという猛暑日の屋外リングならではの攻防が繰り広げられる中、“伝統芸能”とも呼ばれる黒田の哲っちゃん足殺しが炸裂し観衆は大盛りあがり。スパーキーの2人も必殺技のビッグマックを狙うものの不発となり、最後はミステリーが瀧澤をチョークスラムで沈めた。

 大会エンディングに登場した石川国由会長は、3年ぶりの商店会プロレスが大盛況に終わったことに感謝の言葉を述べ、日程は未定ながら今年中の次回大会の開催を発表。年2回の商店会プロレス復活の狼煙を上げた。

 プロレスに限らず、大勢の観衆を集めてのイベントはコロナ禍に突入してから大きな制約を受けてきた。しかし災厄に見舞われてから約2年半、1人1人の感染症予防対策が実を結び、ようやく普段どおりの日常を取り戻しつつある。

 この日の会場には、熱心なプロレスファンの他にも、新宿に遊びに来た親子連れやお年寄りが多くリング周辺に集まり、盛り上がりを聞きつけた通りすがりの人々も集まってきて終盤になるに連れて観衆は続々と増えていった。

 商店会プロレスのようなオープンな場で行われる無料のプロレス大会は、プロレスの裾野を広げていくことにつながる。会場には初めてプロレスを見るという子供も数多く訪れており、この出会いが将来のプロレス界の風景を変えることも有り得る。大きな団体のビッグマッチだけではなく、こうした草の根運動もプロレスの発展には必要不可欠だ。

 3年前の前回大会では、ラグビーワールドカップのために来日していた外国人観光客も大勢観戦していた。このまま世界中のコロナ禍が収束していき、国際色豊かな老若男女が大きな声援を送りながらプロレスを見られる世の中が戻ってくることを切に願いたい。

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