【試合詳細】6・12 新日本プロレス大阪城ホール大会 【IWGP世界ヘビー級】オカダ・カズチカvsジェイ・ホワイト 【USヘビー級】SANADAvsウィル・オスプレイ 【NEVER無差別級】タマ・トンガvsカール・アンダーソン 【KOPW】鷹木信悟vsタイチ 【IWGPタッグ】バッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズvsジェフ・コブ&グレート-O-カーン

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『DOMINION 6.12 in OSAKA-JO HALL』
日程:2022年6月12日(日)
開始:14:00
会場:大阪府・大阪城ホール
観衆:6,068人

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
●天山広吉/マスター・ワト/田口隆祐
10分31秒 アルティマ
[UNITED EMPIRE]○アーロン・ヘナーレ/フランシスコ・アキラ/TJP

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
[L.I.J]高橋ヒロム/内藤哲也/●BUSHI
8分4秒 CRII→片エビ固め
[BULLET CLUB]石森太二/○エル・ファンタズモ/エース・オースティン

▼スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負
[CHAOS]○矢野通
4分5秒 林真理子に捧げるNU3
●ドク・ギャローズ

▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組/BULLET CLUB/HOUSE OF TORTURE】“キング・オブ・ダークネス”EVIL/高橋裕二郎/○SHO
9分26秒 ショックアロー→片エビ固め
【挑戦者組/鈴木軍】ザック・セイバーJr./エル・デスペラード/●金丸義信
※王者組が4度目の防衛に成功

▼IWGPタッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組/BULLET CLUB】バッドラック・ファレ/●チェーズ・オーエンズ
11分52秒 ツアー・オブ・ジ・アイランド→片エビ固め
【挑戦者組/UNITED EMPIRE】○ジェフ・コブ/グレート-O-カーン
※ファレ&チェーズが初防衛に失敗。コブ&オーカーンが新王者となる。

▼AEW暫定世界王座戦 進出者決定戦 60分1本勝負
○棚橋弘至
12分40秒 ハイフライフロー→片エビ固め
[CHAOS]●後藤洋央紀
※棚橋がAEW暫定世界王座戦進出者となる

▼『KOPW 2022』争奪戦 鷹木式10分無制限ピンフォールマッチ 10分勝負
【KOPW2022保持者/L.I.J】○鷹木信悟
10分0秒 11-10
【挑戦者/鈴木軍】●タイチ
※鷹木がKOPW2022の防衛に成功

▼NEVER無差別級選手権試合 60分1本勝負
【王者/G.O.D】●タマ・トンガ
16分27秒 ガン・スタン→片エビ固め
【挑戦者】○“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン
※タマが初防衛に失敗。アンダーソンが新王者となる。

▼IWGP USヘビー級王座決定戦
[L.I.J]●SANADA
12分48秒 ストームブレイカー→片エビ固め
[UNITED EMPIRE]○ウィル・オスプレイ
※オスプレイが第16代IWGP USヘビー級王者となる

▼IWGP世界ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【王者/CHAOS】●オカダ・カズチカ
36分4秒 ブレードランナー→片エビ固め
【挑戦者/BULLET CLUB】○ジェイ・ホワイト
※オカダが5度目の防衛に失敗。ジェイが新王者となる

ジェイがオカダを制してIWGP世界ヘビー級戴冠を成し五冠グランドスラム達成!オスプレイがUSヘビー級、アンダーソンがNEVER無差別級、コブ&オーカーンがIWGPタッグ王座戴冠!棚橋がAEWでモクスリーとの暫定王座戦へ!

第1試合


 UNITED EMPIREのセコンドには、元WBA世界スーパーライト級&元WBO世界ウェルター級王者の世界2階級制覇王者を成し遂げたジェシー・バルガスが付く。そして正規軍のセコンドに付いたのは、なんと2020年に引退した中西学。
 TJPとワトの対面でゴングが鳴ると、軽やかなリストの取り合いからTJPが低空ドロップキックで先制。ワトもロープワークで翻弄しティヘラで場外に放り出してノータッチ・トペ・コンヒーロ。さらにワト&田口がTJPへの連携攻撃から天山にタッチ。
 天山はTJPに真モンゴリアンチョップを連打。田口&ワトも参加してモンゴリアントライアングルを形成していき、田口にタッチ。
 田口はTJPに突っ込んでいくが、TJPがロープを下げて場外に放り出しアキラが場外でティヘラで追撃。タッチを受ける。
 アキラ&TJPは連携して低空ドロップキックを入れ、サーフボードストレッチで痛めつけてヘナーレにタッチ。
 ヘナーレはジェシーの掛け声を受けながら左右のボディブローを連打していき、2人はハイタッチを交わす。
 再びTJPにタッチが回ると、セントーン・アトミコ、田口のヒップアタックをアトミックドロップで迎撃と小気味良い動きを見せるが、田口が三角飛び式ミサイルヒップを見舞ってワトにタッチ。
 ワトはフロントハイキックからゼロ戦キック、ジャンピングハイキックからスワンダイブ式エルボースマッシュ。さらに田口のヒップアタックからワトがジャーマン・スープレックス・ホールドを決めるがアキラが必死のカット。田口&ワトがトレイン攻撃を狙うが、TJPがうまくいなし、TJPのカミカゼからアキラのファイヤーボール、TJPのマンバスプラッシュと入るが天山が必死のカット。さらにTJP&アキラが合体攻撃を狙うが田口がカットし、ワトが回転エビ固め。これをキックアウトしたTJPはローリングソバットを見舞ってコーナーまでふっ飛ばし、顔面ウォッシュを見舞っていくが、田口がスワンダイブ式ミサイルヒップ。アキラがこれをカットするものの、ワトが風車式バックブリーカーで排除。両者タッチ。
 天山とヘナーレの対面となると、ショルダータックルでのぶつかり合いからエルボー合戦に。天山がヘッドバッドで怯ませて真モンゴリアンチョップを連打も、TJP&アキラのダブルトラースキックがヒット。2人を田口&ワトが排除し、天山が串刺しラリアットからブレーンバスター。さらに真モンゴリアンチョップを連打も、ヘナーレが左右のボディブローを連打し、ランペイジからアルティマでギブアップを奪った。

<試合後コメント>
UNITED EMPIRE
ヘナーレ「シンニホン・プロレスのファン、俺が見えるか? オマエらオタクがネットで『ヘナーレはいっつも負けてる。ヘナーレはELPにも負けた』って言ってるのを見たぞ。(6.3武道館『BEST OF THE SUPER Jr.』最終戦で)反則一切なしでかかってきたあいつに負けたのは紛れもない事実だ。あいつを甘く見くびっていた俺の過ちのせいで負けた。でも俺はこの2か月で世界を飛び回って新技をいくつか開発した。その一つは今日披露した、 ULTIMATE CLUTCH(※日本語表記は『アルティマ・クラッチ』)。俺がUNITED EMPIREに入ったばかりの頃、俺のゴールはこのマットで我がもの顔をしてるセンパイたちの首を片っ端から狩っていくことだった。だがあいつらはNEW DAYをビビってる。英語圏のファン、教えてやる。日本のファンは“ニュージャパン”ではなく“シンニチ”って呼ぶんだ。そして“シンニチ”の意味は“NEW DAY”。でも試合を見るたびにリングに上がってるのは代わり映えのしない年寄り、クソジジイだ! 今日、俺はあのULTIMATE CLUTCHで俺の真価を証明した。UNITED EMPIREは上昇している。そして俺たちのチームには次期IWGPジュニアタッグチャンピオンがいる」
アキラ「アーロン、お前の言う通りだ。今日のワトはマジでピリピリしてる様子だった。アイツに何があったんだか知らねえけど」
TJP「どうしたんだろうな」
アキラ「だけどわかってるか、ワト? 6月20日のコーラクラン・ホール大会までに、お前と楽しむ時間はたっぷりある。オマエのタイトルを懸けて、メインで対決する日だ」
TJP「今日、オマエらファンはFIREBALL(アキラ)、THE PUBLIC ENEMY(TJP)、THE WEAPON(へレーナ)の試合を目撃した。そして、俺たちにはスペシャルゲストがいた。グレート-O-カーンとジェシー・バルガスに感謝だ。彼(バルガス)は(ボクシング=WBA世界スーパーライト級、IBO世界スーパーライト級、WBO世界ウエルター級=の)世界チャンピオンだ! 俺は彼が今日、俺たちに幸運をもたらしてくれたんだと思ってる。俺たちが敵を研究するのを、彼が手助けしてくれたんだ。次回、FIREBALLとTHE PUBLIC ENEMYがアイツら(6 or 9)と対戦するときには、ヤツらのアクセサリー(ベルト)を俺たちが獲ってやる」
ジェシー・バルガス「俺は今日、良いタイミングでコーナーにいたぜ! これがEMPIREだ、ベイビー! みんな、行くぜ!」

田口隆祐&マスター・ワト
――IWGPジュニアタッグ戦に向けての前哨戦という感じでした。
田口「ジュニアタッグに向けて……そうですね、ハイ。相手が強いなというのはわかりました。強いですね、ハイ……っつうかちょっと、勢いが向こうの方にあるから、その……こっちもちょっとペースを上げていかないと、(タイトルマッチで)いかれちゃいますね。ウン、いかれちゃうから……。まずいね、これは……」
ワト「(※遅れてコメントスペースに入ってくる。流血した頭部を少し気にしながら)こっからやってやるよ。やってやるよ。ふざけんなよ。アキラ、ずいぶんイキがいいようやな。しっかりと、武道館(6.3)、今日、オマエらがやったことすべてやり返してやるよ。絶対、このベルトは渡さねぇ。何があっても守ってやるよ。血が出ようが、関係ねぇよ」
田口「今、こっちが6かな? こっちが6で、あっちが9かな? しかし、簡単にひっくり返すことはできるからね。あのね、“物事が変わるのは一瞬”っていうね、いい言葉があるからね。すごい名言があるんで……。一瞬ですよ、一瞬。まぁ僕らの場合は、六十九瞬かな? 六十九瞬……。69が瞬なのかはわかんないけど……。まぁひっくり返ったりひっくり返ったり……あ、どうなんだろ? 結局、元に戻んのかな?」
ワト「それか分かれて6と9……」
田口「ひっくり返んのかな?」
ワト「6と9……6回目と9回目……」
田口「でもそれがな……8だった場合はダメですね」
ワト「そうですね」
田口「8回目になったら……わからんなぁ……コメントって難しいね」

――(※引き揚げようとするのを呼び止めて)あと、中西(学)さんがセコンドについてましたけど……」
田口「中西さん……『(BEST OF THE)SUPER Jr.』の時に『ホーッ!』ってやったじゃないですか。たぶん、それです。それで呼ばれたんだと思います」

――(田口選手が)呼んだわけじゃない?
田口「呼んだわけじゃないんですけど、そこが届いて今日ようやく……ハイ、レスポンス……」

――じゃあ、中西さんから来たってことですね?
田口「そうですね。僕があれ(『ホーッ!』)やったのが、今日なんか、中西さんが会場に来る……」

――あぁ、なるほど……。
田口「きっかけになったってことですね。なんか……ハイ。まぁ……」
ワト「タイトルマッチはしっかりと……」
田口「第69世代ということで、私たちは……ハイ……」
ワト「防衛して、中西さんとともに喜びたいなと……」
田口「天山さんは?」
ワト「もちろん天山さんもです。もちろんです。天山さん、中西さんと4人で……」
田口「4人で……」
ワト「乾杯したいと……」
田口「そういうことです……」
ワト「思います」
田口「何かありますか、ほかに? 大丈夫ですか?」

第2試合


 L.I.Jの奇襲をBULLET CLUBが迎撃する形で試合開始。BCの3人が内藤に狙いを定め、早速の合体攻撃で袋叩きにしていく。ファンタズモが内藤のTシャツをめくって背中を顕にし、石森が背中をひっかく攻撃。ファンタズモもたっぷり溜めてから背中を引っ掻いて攻撃。エースにタッチ。
 エースもアクロバットな動きからどこからともなくステッキを取り出して内藤の背中に攻撃。首4の字固めで捕らえながら石森にタッチ。
 石森はネックツイストから背中ひっかき。しかし内藤に背中ひっかきからバックエルボー、スライディングキックで反撃しヒロムにタッチ。
 ヒロムは石森にティヘラ。さらに飛び込んできたエースに串刺しラリアットからショットガンドロップキックで石森へとぶつけていく。さらにヒロムは串刺しラリアットから低空ドロップキックと続け石森とエルボー合戦を展開。石森のジャンピングニー、ヒロムのトラースキックとヒットしていき互いにラリアット。石森がショットガンドロップキックで仕返しし、両者タッチ。
 BUSHIとファンタズモの対面となると、BUSHIがミサイルキックからセカンドロープからのティヘラ。さらに垂直にDDTで突き刺しコードブレイカーを狙うも、ファンタズモが振り払ってサドンデス。これは内藤がカット。ファンタズモのスピニング・ネックブリーカーにエースがコーナーから飛び込む旋風脚を合わせる合体攻撃が決まり、最後はファンタズモがBUSHIをCRIIで沈めた。

<試合後コメント>
BULLET CLUB
ファンタズモ「(オースティンと石森と一緒に、ファンタズモウォークをしながらコメントスペースに現われて)オー、イエー! 俺たちは今日アンチに、なぜエース・オースティンはBULLET CLUBにとってパーフェクトな人材なのか分からせてやった。よく聞け、BULLET CLUBのジュニアであるクリス・ベイ、エース・オースティン、タイジ・イシモリ、そしてエル・ファンタズモは全員がスター選手だ。TOO SWEETだぜ、ベイベー!」
オースティン「アンチが多いなんて。笑えるぜ…。Twitterで『なんでエース・オースティンがBULLET CLUBに?』なんてコメントを読むのが大好きなんだ。何が疑問なんだ? BULLET CLUBは絶対的な存在で、最強の人間しかいない。俺らが最強で、TOO SWEETなのさ」
石森「俺の立ち位置はどこだ? ジュニアトップはヒロム、デスペ、俺か? なあ? 確かにトップがコロコロ変わるのは、そういう団体は面白くない。ブレにブレまくってる。まあ、今年の『SUPER Jr.』、決勝に行けなかった俺が棚に上げるけど、俺が狙うのはジュニアの頂点。高橋ヒロム、エル・デスペラードのさらに上だ! 俺はあいつらと潜ってきた修羅場が違うんだよ。格が違う! (思いっきり巻き舌で)レ~~~~~ヴェルが違うんだよ。いいか? 俺が、(腰に巻いてあるIWGPジュニアのベルトを叩きながら)このジュニアチャンピオンの俺が、さらに凄い世界、その上を見せてやる。そして、あいつらのその下の世代も全部を、俺がぶっ壊す!」
ファンタズモ「その通りだ、ベイベー! (6.21)コーラクエンホールのメインイベントでこのボーンダディがIWGPジュニアのベルトをヒロムからしっかり防衛してくれる。ヒロムは『WRESTLE KINGDOM』(対デスペラード)の敗北に続き、今度はコーラクエンホールでイシモリに破れる。大事なとこでしくじるのはデスピーじゃねぇ、ヒロム、お前だ!」
オースティン「BULLET CLUBは、全てのベルトを死守する」

高橋ヒロム
「(ジャケットを床に放り捨てて)新日本プロレスがピンチの時、新日本プロレスの後楽園大会がお客さんが入らなくてガラガラだった時、いつも助けていたのはIWGPヘビー級選手権試合だった。新日本プロレスをあの時代に救ってたのは、後楽園ホールを超満員札止めにしてたのは、IWGPヘビー級選手権試合だった。6月21日、後楽園ホール大会、IWGPジュニアヘビー級選手権試合、対石森、意地でもどんなにカッコ悪いやり方だったとしても、絶対に超満員札止めにしてやる。この後楽園ホールが満員になるかならないかで、この先の新日本プロレスの運命は大きく変わると思う。後楽園ホールでIWGP戦をやるということはそういうことだと思っている。俺たち新日ジュニアが救ってやるよ。もう『コロナのせいで…』なんて言いたくねえし、言わねえよ。絶対に満員の中試合をして、その中で勝つのは、石森を超えるのは、この俺だ。俺がIWGPジュニアヘビー級チャンピオンになってやる。(少し考え込む仕草をしながら)う~ん、やっぱりやるべき相手は…まあいいか。超満員札止めだ」

内藤哲也
「さすが『BEST OF THE SUPER Jr.』を闘ってた選手たちはコンディションがいいね。普段当たることがない選手たちと試合が出来て、俺は凄い楽しかったよ。まあ、背中はめちゃめちゃ痛かったけどさ。『BEST OF THE SUPER Jr.』を3連覇した男がいて、KOPWを持っている男がいて、今日、復帰して早々、USヘビー級王座に挑戦する男がいて、置いていかれている感じを凄く感じますよ。それはBUSHIも感じているでしょう。彼は彼なりにいろいろ考えてんじゃない? 俺もここから一気にトップギアに持っていきたいと思っていますよ。ではでは、次は木曜日、栃木県総合文化センターでまたお会いしましょう。アディオス!」

第3試合


 矢野が消毒液を噴射して威嚇していくと、ギャローズがガットショットを叩き込み消毒液を矢野の頭から浴びせかける中で試合開始。
 矢野は「ごめんなさぁ~い!」と命乞いしながらリングの下に逃げ込もうとするが、ギャローズが引っ張り出してこれを阻止し、場外でナックルを連打し場外鉄柵に叩きつける。矢野も鉄柵に叩きつけて仕返しし、リングに戻って素早くコーナーマットを外す。
 矢野はコーナーマットを投げつけて油断を誘いボディスラムを狙うが、ギャローズは振り払ってボディブローを連打。そして金具むき出しのコーナーに叩きつけようとするが、矢野が回避して自爆させ、ギャローズの頭をぺちりと叩いた上でヒゲを掴んで挑発しマンハッタンドロップ。しかし圧倒的な身長差からギャローズの股間にはヒットせず、ノーダメージのギャローズが顔面にビッグブートを叩き込みギャローズフォール。もう一発を狙うが、矢野がレフェリーを引っ掴んで視界を妨げ、急所蹴りからの丸め込みで試合を決めた。
 3カウントを聞いた瞬間に矢野は脱兎のごとく逃げ出し、怒り狂ったギャローズは矢野を追いかけて退場していった。

<試合後コメント>
矢野通
「許して。許して。許して……デカくて、怖い。怖い! 怖い! 怖い! 怖いけど、怖いけど、最後の技は、NU3。NU3。林真理子さん、見てますか? 日大の威信を、僕が守りますよ! デカいヤツは、どっからでもかかってこい! ビッグバンキラーだぁぁぁぁ!」

ドク・ギャローズ
「あのクソヤロー! ヤノ! ヤノ! 日本で恥をかかされたのは、これで2度目だ! 次に日本に戻ってくる時には、その首をもぎ取ってやる! 俺を辱めるヤツは誰だって逃がさねぇ! 前回言った通り、オマエがやってることは、アメリカのクソみたいなテレビのお笑いレスリングの方がお似合いなんだ! ニュージャパンには相応しくない! オマエのせいでBULLET CLUBが恥をかかされてたまるか! 次はお前を殺してやる!」

第4試合


 挑戦者組が入場する中、背後から王者組が追いかけてきて花道で奇襲。場外乱闘が展開される中、鈴木軍が優勢に反撃していき金丸がリングでSHOに足4の字固めを決めたところで試合開始のゴング。
 金丸が匠の足攻めでHOT3人を同時に相手取ってそれぞれに足4の字固めを決めていく中、SHOは命乞いして油断を誘い、EVILがリング外から足を引いて金丸を場外で暴行。
 EVILと金丸の対面となり、東郷がコーナーマットを外し金具むき出しになったコーナーにたたきつけてから裕二郎にタッチ。
 裕二郎は金丸をロープにくくりつけてからのビッグブートからロープに飛ぶが、金丸がカウンターの低空ドロップキックでヒザを撃ち抜きタッチを求める。これをSHOが妨害してタッチを阻止すると、EVILがHOTの数珠つなぎ式コブラツイスト。裕二郎にタッチ。
 裕二郎はスライディングキックを見舞ってSHOにタッチ。
 SHOは顔面かきむしりからロープに飛ぶが、金丸がカウンターのドロップキックを叩き込み、またもタッチを妨害に来たEVILらをデスペラード&ザックが排除。デスペラードのニークラッシャー+金丸の低空ドロップキックの合体攻撃から金丸が足4の字固め、これにザックがネックツイストを合わせる流れるような合体攻撃を決めていく。
 EVILがレフェリーの気を引く中、裕二郎が金丸の首をステッキで絞めてカット。これを排除に来たザックへEVILがフィッシャーマン・バスター、デスペラードがEVILにスピアー、裕二郎がデスペラードへ指への噛みつきからラリアット、EVILがザック、デスペラードを金具むき出しのコーナーに叩きつけていくが、デスペラードがEVILにスパインバスターで一矢報い、全員が大の字に。
 金丸はSHOにサムソンクラッチからの延髄斬り、コーナーに上ってムーンサルト・プレスを決めるもカウントは2。ならばと金丸はタッチアウトを狙うも、エプロンで東郷がウイスキーを口に含んでいるのを発見するとSHOを解放して東郷へビッグブート。
 SHOは金丸にミドルキック。東郷が気を引いている間にSHOは右脚のレガース内になにか凶器を仕込んだのか、金丸は異常なダメージを負い動けなくなってしまう。SHOはショックアローで突き刺して3カウント。終わってみればHOTが試合開始から金丸に一度もタッチを許さない完封勝利での防衛を成した。

<試合後コメント>
HOUSE OF TORTURE
EVIL「(東郷含めた4人で現われ、缶ビールが用意されたテーブルにチャンピオンの3人が座ると、それぞれ缶ビールを手に持ち)よ~し」
SHO「これで分かったろ? 楯突く相手は次はちゃんと選べよ。オイ、こういう目に遭うぞ? 分かったやろうな?」
裕二郎「かんぱ~い!(と言って、缶ビールを一気に飲み干す)。ああ(と満足げなため息をつき)、今日はよ、HOUSE of TORTUREが鈴木軍を一気飲みだ」
EVIL「オイ、いいか? これはよ、当たり前の結果だよ。全ての頂点はHOUSE of TORTUREの物だ。俺らが何も考えてないと思うか? 全員潰してやるよ。よく覚えておけ」

エル・デスペラード
「試合中だ。1回キャッチに成功しているミドルキック。確かにSHOのミドルキックは危ねえよ。危ねえのは知ってんだ。だけどな、1回キャッチに成功している、試合中に目の前でだぞ? 直前に成功しているそのキックをキャッチして、なんでノブさんがあんななんだよ? おかしいだろ? 試合中…あの状況でチェック出来るレフェリーは誰だ? 無理か。人数増やすしかねえか? なんかまたチープなトリックでも使ったんだろ。そうじゃなきゃな、あの状況でノブさんがひっくり返されるなんてあり得ねえんだよ」

ザック・セイバーJr.
「あいつらに吸われる酸素がもったいない! HOUSE OF DxxKHEADS! 全く無駄だ、無駄! ふざけやがって。やっとあのベルト(NEVER6人タッグ)の価値が上がり始めたところだったのに。ゴトー、イシイ、YOSHI-HASHI、確かに信じ難いが、あいつらによってベルトの価値は間違いなく高められた。なのにこれでまたゴミに逆戻りだ。あの連中はゴミ同然だ。ゴミっていえば、文句を言いたいことがある……。センシュウ、ブドーカン後のコメントで密かにヒントをあげるつもりで、『ファイナル・カウントダウン』を歌った。だから歌詞の“Are we heading to VENUS?”を“Are we heading to CHICAGO?”に変えた。それなのにお前らゴミは俺の美声をまんまとカットしやがった! こうなればもう真っ向から名前を出すぞ! AMERICAN DRAGON (※ブライアン・ダニエルソン)! OLD DRAGON BOLLOCKS! (※BLACKPOOL COMBAT CLUBをもじってバカにした言い方で)BLACKPOOL “COUNTRY CLUB”の連中とゴルフで忙しいのは分かるが、世界最高のテクニカルレスラーが誰なのかハッキリさせようじゃないか! いや、今ここで教えてやる! 俺に決まってんだろ!」

第5試合


 チェーズとオーカーンの対面でゴングが鳴ると、堅実なグラウンドレスリングを展開。オーカーンが低空タックルでなぎ倒し、カットに来たファレに一本背負い。しかしオーカーンのがら空きの後頭部へチェーズがランニングニーを叩き込み、一気に優勢に。
 代わるファレはチェーズとともにオーカーンの上に乗っかって踏みつけ、さらにサーフィンのようにポーズを取りながらオーカーンを踏みつけてコブを挑発してからチェーズにタッチ。
 チェーズが引き起こそうとするとオーカーンはアイアンクロー。チェーズはロープに足をかけての丸め込みもレフェリーが気付いてカウントを途中でやめるとファレにタッチ。
 ファレはオーカーンにエルボー連打から串刺しスプラッシュを放つもオーカーンが回避しモンゴリアンチョップ連打。カットに来たチェーズもモンゴリアンチョップで蹴散らし、オーカーンがファレを足払いで転ばせてからボディプレス。コブにタッチ。
 コブはチェーズをラリアット、バックエルボー、フロントスープレックスで排除し、ファレの巨体を軽々とボディスラムで叩きつける。さらに150kg超のファレをぶっこ抜きブレーンバスターで投げようとするも、振り払ったファレがショルダータックル。チェーズにタッチ。
 チェーズはジャンピングエルボーからのショートレンジラリアット、さらにロープに振ろうとするが、コブがアスレチックプレックスで切り返す。これはファレがカットに入りチェーズとのコンビネーション攻撃。コブは1vs2の状態で奮戦も、チェーズがジュエルヘイスト。オーカーンがカットに入って1vs2の状態で奮戦も、ファレがカウンターのラリアットで吹き飛ばしてしまう。この間に回復できたコブはチェーズにカウンターのエルボーを決め、コーナーに上ったチェーズに足払いをかけて落下させる。さらにツアー・オブ・ジ・アイランドを狙うが、着地したチェーズがCトリガー2連打。さらにパッケージドライバーを狙うが、コブがショルダースルーで切り返す。すかさずファレが救援に入り、チェーズとの合体デスバレーボムを決めて逆転を許さず。さらにファレがグラネードを狙うがオーカーンがカットしファレをラリアットで場外に排除。オーカーンはコーナーに上っていたチェーズに雪崩式フロントスープレックスを見舞い、コブがツアー・オブ・ジ・アイランドで叩きつけて3カウントを奪った。

 試合後、ベルトを掲げるコブ&オーカーンだったが、突如ロッキー・ロメロがリングに飛び込んできて2人を襲撃。しかしオーカーンが即座に応戦してベルトで殴打するとエリミネーターで叩きつけてKO。

<試合後コメント>
グレート-O-カーン
「(※用意されていたイスにどっかと腰かけ)勝利の美酒といきてぇところだがよぉ、こっちは腹立ってんだよ。前回、このベルトを支配した時、『女子供を助けたからベルトが獲れた。よかった。おめでとう』だ、コノヤロー! あ、“お無礼をお許しください”」じゃすまねぇ無礼だぞ、コノヤロー! まだ、余がリングで、こんな(※用意されていたテーブルを蹴飛ばして)しょっぺぇバックステージコメントで言ってることがまだわかんねぇか、オイ? プロレスラーはな、リングが一番なんだよ。あぁ? そんなに、リングの外で起きたことが大事か? コノヤロー。あぁ? SNSも、テレビ出るとか、そんなのは権力を、プロレスラーという権力、魅力、力を知らしめただけだ。そして、このリングに、愚民、帝国民、集めるためにやってんだろ、オイ! それを、殺虫剤かけられたゴキブリみてぇによ! 必死こいてるとはいえ、あの卑怯なことしかできない負け犬2人に対しても、『日本に長くいたから(ベルトを)獲れてうれしい』とか、そんなバカにした言葉、ほざいてんじゃねぇぞ。いいか、これ(ベルト)は実力で獲るもんだ! 人気投票で獲るわけじゃねぇ。人気投票といえば、テレ朝で『プロレス総選挙』やってたな。実力で! 6月12日! 実力で、IWGP第95代タッグチャンピオンになった余を祝え! そして、余に投票しろ。そんなに、ツラや、華や、そういったものが好きならよ。(※静かな口調になって)ぜひ投票しろや。余の実力はほんもんだ。(※ベルトを掲げて)この、実力を、アメリカの、なんつったかな? あの怠け者が創った団体、そこを支配してやるよ」

ジェフ・コブ
「O-カーンがコメントしてる間に1人でビールを飲んじまった。ブドーカンでも言ったが、BULLET CLUBは時代遅れだ。今日、オーサカジョー・ホールでその言葉の意味をしっかりとわからせてやった! BULLET CLUB、オマエらが口を開けば、語るのは過去の栄光ばかり。だが今夜、勝ったのは俺たちだ! それからロッキー・ロメロ、アメリカにいたんじゃなかったのか? 俺とO-カーンに(AEWでのROHタイトルマッチを)邪魔されたことを根に持ってるようだな。それから今週、ウィル・オスプレイ、オージー・オープンとヘナーレが(forbidden)ドアを押し破ったぞ! FTR、偉そうにベラベラ言ってるようだな。『もっとベルトが欲しい』とかほざいてるが、俺たちのベルトに挑戦したければ、まずはAEWのタッグベルトを獲ってみやがれっていうんだ! ベルトが欲しいんだろ? だけど俺たちだってそうだ! ロッキー・ロメロとトレント・バレッタ、オマエらも俺たちのベルトを狙ってるのか? リベンジしようってか? BULLET CLUBにも言ったが、欲しいのなら取りにきやがれ! 俺とグレート-O-カーンはいつだってオマエらの相手になって、自信を持ってベルトを防衛するぞ。FTRでもROPPONGI VICEでも……あ、(ROPPONGI) 3Kか? チーム名はどうでもいいが……CHAOSの野郎だ。まぁそれはそうと、UNITED EMPIREが再びIWGPタッグチャンピオンに返り咲いた。今日はこれからさらなる宝が入ってくる。そして今月末にもまたベルトが増える。それに俺たちがその気になれば、ROHのタッグベルトだって獲ってやる。AEWのタッグベルトもいいな。俺たちが望めば、ベルトはなんでも手に入る。(※用意されていた缶ビールを手に取り)ま、これから祝杯だ。ガンバッテ」

ロッキー・ロメロ
「UNITED EMPIRE、オマエらはAEWのマットでROPPONGI VICEの問題に首をつっ込んできた! だから、同じことをしに来てやったんだ。グレート-O-カーンとジェフ・コブ、あの2人のモンスターに立ち向かうのなんて怖くもなんともない! IWGPタッグ王座獲得、おめでとうさん。だがな、ROPPONGI VICEとUNITED EMPIREとFTRとの抗争は、まだ終わっちゃいない!」

第6試合


 バックの取り合い、リストの取り合い、ヘッドロックの奪い合いと堅実な立ち上がりから棚橋がエルボーを連打して先に仕掛け、ブーメランアタックを狙うも後藤が棚橋を場外へと叩き落とす。さらに場外ではラリアットで追撃し、リングに戻ってからもエルボーバッド、エルボースタンプで首に狙いを定めて集中攻撃し、村正からブルドッギング・ヘッドロック。さらにチンロック、頭頂部へのエルボースタンプからスリーパーホールド。
棚橋は振り払ってフライングフォアアーム、サンセットフリップ。さらにスリングブレイドを発射も、後藤がキャッチしてコーナーに叩きつけ串刺しラリアット。棚橋は低空ドロップキックからのドラゴンスクリューを狙うが、後藤は振り払ってバックドロップ。2発目を狙ったところで棚橋がドラゴンスクリュー。
 エルボーの打ち合いから後藤が張り手も、棚橋がかつて後藤のアゴを折ったこともあるドラゴン張り手で反撃。棚橋がスリングブレイドを狙うと後藤がキャッチして牛殺し。さらにGTWを狙うが、棚橋はゼロ距離スリングブレイドでの切り返しを見せる。棚橋が突っ込んでいくが、後藤はこれをかわし、棚橋の足をロープにかけて「せーの!」と掛け声をかけながらの1人GYR。
 後藤はミドルキックからGTRを狙うが、棚橋もサムソンクラッチでの切り返しを狙う。後藤はこれを上から潰してフォールも、キックアウトした棚橋がドラゴン張り手からスリングブレイド。さらにハイフライアタックからハイフライフローの黄金パターンを決めてカウント3を奪った。

<試合後コメント>
棚橋弘至
「やるべきことがある。人に頼りにされる。団体に代表を、『行ってこい』と任される。こういったことがどれだけ嬉しいことか、今回のAEWの挑戦で身に沁みました。USヘビーを失って、もう1回もう1回って思うけど、『G1』も今日発表されてあるけど、『棚橋がいいんだ』と、『お前に来てほしい』と。何度でも何度でも立ち上がれます。これは少しずつ状況が良くなってますけども、今のプロレス界、日本、世界、エンターテインメント全般に言えることだから。プロレスも絶対に諦めず、今まで以上の新しい形を作っていきますよ。その第一歩、日本でもアメリカでもこうして行き来して、試合が出来て、今まで通りじゃないかと。棚橋、しょっちゅう外国に行っているけど大丈夫なんだと。まあ、気をつけることは前提にして、このコロナで固まって固まって、小さくなって苦しくなった心を、少しずつでも少しずつでもいいから俺は解きほぐしてやりたい。そして、心からプロレスを楽しめるその日まで、俺は諦めないから。信じてついてきてください」

後藤洋央紀
「棚橋弘至、AEWに負けんじゃねえぞ! お前は新日本プロレスを、ストロングスタイルを代表して出るんだからな。しかし、相変わらず俺の未来は見えねえな。言っとくけど、暗くて見えないんじゃねえぞ? 明るすぎて見てないだけだ」

第7試合


 ゴングとともに鷹木がエルボー、タイチがローキックを打ち込んでいき、逆水平チョップの打ち合いからともに喉輪で締め合う肉弾戦と発展。「死ね!」「お前が死ね!」と罵倒し合いながら打ち合っていき、鷹木が仰向けに倒れ込んだタイチを引き起こそうとしたところでタイチが首固めで2カウント奪取。鷹木はバックスライドで1ポイント取り返し、さらに右ストレートのフェイントから首固めで2ポイント。3-2で鷹木がリード。
 鷹木は串刺しラリアットからブレーンバスター、フォールに入って2ポイント奪い3ポイントリードした鷹木がスリーパーホールドで時間を消費し、セントーンを発射もタイチが回避。鷹木は追走ニーリフトからDDT、スライディングラリアットと見舞い、フォールに入って2ポイントリード。鷹木が7-2でリードの展開。
 鷹木はバックドロップを狙うが、タイチはジャンピングハイキックで反撃し、ステップキックからそばっと、バズソーキックと連撃してフォールし2ポイント。7-4となりタイチが反撃の狼煙を上げる。
 タイチはサッカーボールキック連打。鷹木はパンピングボンバーでの逆転を狙うが、これをかわしたタイチがデンジャラスバックドロップ。フォールに入り2ポイント奪取。7-6となり、タイチが1点差にまで追い上げる。
 タイチはアックスボンバーからパンタロンを脱ぎ捨てて天翔十字鳳を狙うが、鷹木が串刺しラリアットからラスト・オブ・ザ・ドラゴンを狙う。これを着地したタイチがハイキック、ジャンピングハイキックと連撃しブラックメフィストを狙うが、鷹木がグラウンドコブラで3ポイント奪取。残り試合時間2分で鷹木が10-6でリードを広げる。
 タイチはアックスボンバー、鷹木はパンピングボンバーで打ち合っていき、タイチがカウンターのエルボーから天翔十字鳳を発射も、鷹木が回避してパンピングボンバー。フォールし1ポイント奪取。残り1分で11-6で鷹木がリード。
 鷹木はワンツーエルボー連打からグーパンチも、タイチが下手投げからタイチ式外道クラッチで3ポイント、直後のエビ固めで1ポイント奪って11-10にまで猛追するもここで10分経過のゴング。最後の1秒まで目が離せないスリリングな試合を見せた。

<試合後コメント>
鷹木信悟
「危なかったねぇ! 危なかった。最後、1点差? 2点差?」

――1点です。
「1点差! 10分無制限ピンフォールマッチって俺が提案してて、負けたら格好がつかないからね。あぁ、でも10分、きつかったなぁ。こんなはずじゃなかったよ。やってて、時間のプレッシャーってスゲェな。しっかり練習してきて、10分にすべてを出そうと思ったけど、相手もいるし、時間のプレッシャーもあって、メチャメチャ息あがったね。まぁこれも一つ! KOPWがプロレスの幅を広げたんじゃないか? まぁ今日、インターバル中に発表があったな。KOPWもいいが、とりあえずタイチとは、2連勝してんだ。とりあえず、これでいったん終わりだ。たった今から俺は! 鷹木信悟は、“G1モード”に突入する。4年連続4回目の出場。当然だと思ってない。当たり前のこととは思ってない。俺は昨年、IWGP世界ヘビー(のベルト)も巻いた。NEVERも巻いた。KOPWも保持してるが、リーグ戦やトーナメントではまだ優勝したことねぇんだよ、なぁ? “鷹木信悟ここにあり”ってとこを見せるんだったら、ここしかねぇだろ。特に今年の夏は! (※コメント取材している記者の顔を見て)なぁ岡本、わかるだろ? 俺にとって30代! 最後の夏だ。30代最後の夏らしく、(※缶ビールを開けて)最高の思い出作ってやるよ(※ビールを一口飲んで引き揚げていく)」

タイチ
「はぁ……こんなの初めてだ。な、最後、俺が攻めてたよな? なぁ、俺が攻めてただろ、最後? 攻めてたのに負けたってなんだよ? 俺が優勢だったんじゃないの? 上になってたの俺じゃねぇの? なんで俺が負けた? そんなのある?」

――逃げ切られてしまったという……。
「うるせぇな、コノヤロー。なんだ、このなんともいえねぇ気持ち、なんだ? なぁ、負け惜しみかもしんねぇけど、ルールでは負けたかもしんねぇけど、気持ち的に今日は鷹木に負けたっていう気がしねぇんだよ。ルールに負けた、それだけだ。鷹木に負けたって思えねぇから、なんかスッキリしねぇな。あと引くぜ、こんなの。10分? まだまだできるぜ。鷹木、俺とオマエ、10分じゃ足りねぇの、誰だってわかってんだろ。でもやっぱり、効くよ。いつものオマエよりエンジン全開だったな、最初っから。効いた……。鷹木、ハハーン鷹木、ハハーン、オマエが言ってた意味わかったよ。精神的にも肉体的にも追いつめられるルール……これがその答えだな。わかったよ。精神的にきたよ、今。負けた気がしないのに負けてる。トロフィー獲れなかった。ハハーン、そういうことか……。これは精神的にこたえるね。初めだこんなの。レスラー人生、レスラー人生50年の中で(※この瞬間、寄り添っていたあべみほがびっくりした表情を見せ、何度か後ろからタイチの顔を覗き込もうとする動きを見せる)初めてだ、こんな経験。鷹木にやられたな……。ルールに負けた。KOPWに負けた。だが、鷹木に負けたとは思ってねぇぞ、今日は。鷹木、KOPW、ひとまずオマエに任せるからな。オマエと俺が唯一意見一致してんのは、あのトロフィーの新調と、もしくはベルトに交換することだ。もう少し、こんだけのものを俺と鷹木が見せてきたんだ、もう少しいいものを用意しろよ。それだけの条件整ったとき、もう1回考えてやる。もっかい獲りにいってやるよ。(※つぶやくように)チキショー……はぁ、だけど鷹木、KOPW、KOPWをここまで、大阪の、大阪城ホールのここまで上の試合で組まれるようになったきっかけは、俺だったってことを忘れんなよ、オマエら。俺抜きでKOPW語んなよ、、これからも。はぁ、チクショー……あぁ、なんだこら? 精神的にきてんな……。俺のYouTube視聴者に、YouTubeチャンネルの視聴者に、合わせる顔がねぇよ。もう生配信はできねぇかもしんねぇな、この精神状態じゃ。はぁ……次、生配信すんのは、ちょっとこの精神状態もとに戻んの、時間かかんな……」

第8試合


 タマがリングインするなりドロップキックで奇襲し、コーナーに詰めてストンピング&ナックル連打。さらにラリアットで場外に叩き出し、花道へと追い立てて殴りつけていくものの、アンダーソンは花道でのボディスラムからガン・スタンを狙うが、タマがスーパーマンパンチで花道の下へと叩き出し場外ブレーンバスター。
 タマがアンダーソンをリングに放り込み、自身もエプロンに上がったところでギャローズが介入の素振りを見せ、そちらに目を奪われたタマへアンダーソンがロープを使ったガン・スタン。さらにギャローズがタマをチョークスラムでエプロンに叩きつける。
 タマが場外カウント18でなんとかリングに戻ると、アンダーソンがマウントナックル連打。さらにセントーンから頭頂部へのナックル連打、噛みつき攻撃からスリーパーホールド。再び場外へと放り出すと、ギャローズが投げようとするがタマのセコンドの邪道が妨害し事なきを得る。
 リングに戻ったタマは素早いロープワークからのクロスボディを決め、エルボー合戦へと持ち込み、ラリアットで制す。タマはナックル&逆水平チョップ連打からドロップキック。ジャケットを脱ぎ捨て、串刺しクロスボディからコーナーに上っていくが、アンダーソンはタマのダイビング攻撃をかわしてスパインバスター。さらにガン・スタンを狙うがタマがDDTで切り返し、マットを叩いて観衆を煽ってからガン・スタンを発射。アンダーソンはこれをかわして後頭部へのジャンピングブートからパワーボム。さらに担いでいくがタマはトンガンツイストで切り返し、満身創痍のエルボー合戦へ。
 タマは串刺しスプラッシュを狙うが、アンダーソンはこれを回避してリバース・ガン・スタン。さらにアンダーソンがマットを叩いて観衆を煽り、タマとのガン・スタンのかけあいを制してバーナードライバー。さらにガン・スタンを狙うもタマがSRCで切り返し、シュプリームフローもカウントは2。さらにDSDの体勢に入ると、たまらずギャローズがリングイン。タマはギャローズにガン・スタンをクリーンヒットさせるも、その振り向きざまにアンダーソンがタマに本家ガン・スタンを叩き込み、これでカウント3。アンダーソンが弟分のタマからNEVER無差別級王座を奪取した。

<試合後コメント>
カール・アンダーソン&ドク・ギャローズ
ギャローズ「(アンダーソンと一緒にコメントブースに現れると、置かれている缶ビールを見て)サッポロ(ビール)はお前(アンダーソン)のスポンサーになるべきだ。なんたって、お前は日本プロレス界のレジェンドなんだから」
アンダーソン「(日本語で)ノム、フタツ、オネガイシマス! 1本はここにいる友(ギャローズ)のために。チアーズ(と言って、コメントブースに用意された席につき、缶ビールを手に取る)」
ギャローズ「凄い試合だった」
アンダーソン「(日本語で)サッポロ、ダイスキ!」
ギャローズ「サッポロはGOOD BROTHERSのスポンサーになるべきだ」
アンダーソン「(缶ビールを飲むと、日本語で)オイシイ。タマ・トンガ……、あいつは良いレスラーだ」
ギャローズ「凄く良いレスラーだけどバカだ」
アンダーソン「タマ・トンガは強い。今日は驚くほどタフな試合だった」
ギャローズ「凄まじかったな」
アンダーソン「あいつが今のタマ・トンガになる前、俺はあいつのセンパイ(日本語)だった」
ギャローズ「(日本語で)ハイ」
アンダーソン「タマ・トンガは俺のコウハイ(日本語)だった」
ギャローズ「タマチャン」
アンダーソン「タマチャンは、(日本語のアクセントで)ザ・マシンガンから多くを学んだ」
ギャローズ「あいつは今日、(日本語のアクセントで)リスペクトを学んだ」
アンダーソン「今日の俺の試合は最高だった。俺は大勢の観客の前でしか、あんなことはしない。ファンが5000人、6000人いればもっと頑張るし、2~300人しかいなければ気楽にやる。新日本プロレスでも、AEWでも、IMPACTでも、WWEでも、どこからの挑戦でも受けて立つ。俺のNEVERのベルトに挑んで来い」
ギャローズ「ワオ! 挑戦者募集だ、ベイベー!」
アンダーソン「ビールをもう1本もらおう」
ギャローズ「お前には飲む資格がある」
アンダーソン「支払いは俺が。(日本語で)レシート、オネガイシマス」
ギャローズ「(日本語で)オネガイシマス」
アンダーソン「(帰り際に日本語で)マシンガン、チャンピオン、スゴイヨ。ジャアネ。(英語に戻して)タマ・トンガはクソ野郎だ」

タマ・トンガ
「悔しい。NEVER無差別級王者としての初防衛戦で王座から陥落した。だが、世界のみんな、勘違いするんじゃねえぞ。特にお前、カール、お前だって俺がお前に勝てるだけの力があるってもう分かってるんだろう。それは事実だ。このポジションにあまりくつろぎすぎるなよ」

第9試合


 手4つからグラウンドへのテイクダウン、SANADAのドロップキックから場外へのプランチャと一連の流れが10秒以内に起こる目まぐるしい立ち上がり。
 SANADAがパラダイスロックを狙うもオスプレイが蹴り上げて回避し、SANADAのリープフロッグをキャッチしてスタンガンからビッグブート。さらにスピニング・バックブリーカーからネックロック。さらにSANADAの古傷の左目をえぐる顔面かきむしりも、SANADAが低空ドロップキックでヒザを撃ち抜く。
 SANADAはランニングエルボー、アームドラッグ、アトミックドロップからパラダイスロック。オスプレイは腕を抜いて脱出し、突っ込んできたSANADAに回転エビ固め。SANADAは下から足をキャッチしてパラダイスロックに固め、たっぷり溜めてから低空ドロップキック。さらにTKOを狙うがオスプレイは着地してハンドスプリング式オーバーヘッドキック。場外へ逃れたSANADAへコークスクリュー式ムーンサルト・プレスと呼べる荒業を敢行。
 さらにオスプレイはスワンダイブ式フォアアームからステップキック。SANADAはアゴ先をかちあげるエルボースマッシュから「カモン!」と珍しく感情を顕に。エルボー合戦からオスプレイがハイキックを叩き込み、オスカッターを発射も、これをキャッチしたSANADAがドラゴンスリーパーを狙う。これを振り払ったオスプレイが延髄斬りからサイレントウィスパー、オスカッターと連撃。さらにストームブレイカーを狙うが、SANADAがこれをウラカン・ラナで切り返し、オスプレイのパワーボムを切り返す変形TKOからタイガー・スープレックス・ホールド。さらにラウンディングボディプレスを発射もオスプレイが剣山で迎撃し、ヒドゥンブレイド。再びストームブレイカーを狙うが、SANADAはオコーナーブリッジで切り返す。これを返したオスプレイがヒドゥンブレイドからストームブレイカーで叩きつけて3カウントを奪った。
 USヘビー級王座のベルトはジュースが持っているため腰に巻くことは叶わず、オスプレイは新王者となったにも関わらず不満を顕にしながら退場していった。

<試合後コメント>
ウィル・オスプレイ&グレート-O-カーン
オスプレイ「(※USヘビー級のベルトの代わりに自身が保持しているブリティッシュヘビー級のベルトをテーブルの中央に置き、報道陣に向かって)一つ教えてくれ。ベルトが懸かってたんだよな? オイ、答えろよ。なんのベルトを懸けて闘ったんだ? おい、答えろ! オイ、そこのカメラマン! なんのベルトが懸かったチャンピオンシップだった? USヘビー級のベルトだよな! なのになんでベルトがここにないんだ? 今、俺の手元にあるのはブリティッシュヘビー級のベルトだけだ! “TWO BELTS BILLY GOAT”になったばかりだっていうのに! あの腰抜けのROCK HARDジュース・ロビンソンは現れなかった。病気が発覚したのだって日本に来た直後のことだろ? 手術が必要なことぐらい会社は前もって予測できなかったのか? なんでもっと早くあいつからベルトを取り上げなかったんだ? 考えたらわかることじゃないのか? まぁ、俺はもうとっくの前からこの会社の運営は揃いもそろって大バカだって気づいてた! だからホテルの予約さえも間違う。そのせいで俺たちは2日連続で当初の予定とは違うホテルに泊まらされた! この会社はボロボロだよ。だがこのボロボロの会社を救えるのは俺たちUNITED EMPIREだけだ! いいか、よく聞け。俺は招待も受けず、自ら『AEW DYNAMITE』に乗り込んだ。俺は躊躇することなく飛行機に乗って、メンバーのみんなとオーランドまで向かう。そこにオマエ(ジュース)が住んでるのは知ってる。ジュース・ロビンソンがどの家に住んでるのかわかるまで、手当たり次第に住人を訪ねて聞き回る。そして招待なんかされてなくてもオマエの家に乗り込む。赤のレザーで覆われた俺のベルトを取り返す。それから、オマエには昔貸した金をまだ返してもらってない。それじゃ(メンバーたちに)ボーイズ、これから空港に向かおう。今日、俺たちのチームにはIWGPタッグチャンピオンとUSヘビーチャンピオンが誕生した。もうすぐIWGPジュニタッグのベルトも増える。俺はこれまで『NEW JAPAN CUP』優勝、『BEST OF THE SUPER Jr.』優勝、IWGPジュニア(シングル)王座戴冠、NEVER無差別級王座戴冠、IWGP世界ヘビー級王座戴冠を達成してきたわけだが、今日でUSヘビー級王座戴冠が追加された。残る宝はあとひとつ……UNITED EMPIREが『G1 CLIMAX』制する。じゃあボーイズ、飛行機の時間があるから行こうぜ」
オーカーン「(※ほかのメンバーは引き揚げるも立ち止まって)最後に、いいてぇことがある。ジェシー・バルガスが来たらよ、UNITED EMPIREはさらにデカくなる。連合帝国と同盟を結びたいスポーツ選手、芸能人、政治家、会社の社長がいたら、余にコンタクトをよこせ」

第10試合


 ジェイが観衆へ「オカダコールを声に出せ」と声援が禁止されている観衆を煽っていく中で試合開始。
 ロックアップでの押し合いからジェイが逆水平チョップを連打していくが、オカダはスイングネックブリーカーから首へのエルボースタンプ連打から側頭部への低空ドロップキックと首に照準を絞った様子。外道が介入の素振りを見せてオカダの気をそらし、ジェイがDDTを決め、「オーカーダ!オーカーダ!」と観衆へオカダコールを声に出すよう要求も、観衆は手拍子でオカダにエール。
 ジェイはエプロンの垂れ幕を剥がしてオカダの首を絞めあげ、逆水平チョップの連打から執拗な連続体固めでオカダのスタミナを奪っていく。キレたオカダは顔面への強烈なビンタからビッグブートを見舞い、ランニングエルボーからランニングバックエルボー。さらに串刺しバックエルボーからDDT、フラップジャックから場外に逃れたジェイを場外鉄柵に叩きつけた上で串刺しビッグブート。背後から外道が殴りかかると、オカダは外道も鉄柵に叩きつけ、鉄柵を飛び越えてのクロスボディで2人まとめてなぎ倒す。オカダは場外パイルドライバーを狙うが、ジェイはオカダをタックルで鉄柵に叩きつけ、さらに鉄柵へのブレーンバスター。
 オカダが場外カウント18でリングに戻ると、ジェイは串刺しバックエルボーからブレードバスター、さらにオカダを挑発しエルボーをキャッチしてのコンプリートショットからジャーマン・スープレックス。続けて裏投げのフェイントからのニーリフト、さらにトップロープ越しのバックドロップで再び場外へと叩き出し鉄柵に幾度も叩きつけ、エプロンへのゴードバスター。リングに戻して裏投げで叩きつけSSSを狙うが、オカダがバックエルボーで脱出。ならばとジェイはコーナーに上げて雪崩式裏投げを狙うが、オカダはエルボーで叩き落としてミサイルキック。さらにダイビングエルボードロップからレインメーカーポーズ。オカダはレインメーカーを狙うが、ジェイがドラゴンスクリューを連発しそのままOTOから放送席の棚橋を挑発しながらのテキサスクローバーホールド。ジェイは逆水平チョップの連打も、オカダがドロップキックで反撃の狼煙。
 オカダはマネークリップでギブアップを迫るも、ジェイがオカダをレフェリーにぶつけて昏倒させ、外道がイスを投げ込むもオカダは冷静にイスを場外に蹴り出してジェイにマネークリップ。再び外道が介入の素振りを見せるとレフェリーはそちらに気を取られ、ジェイが急所蹴りで脱出。
 ジェイは敢えて場外に出て間をとる余裕を見せるも、リングに戻ると激しいエルボー合戦を展開。オカダが打ち勝って吼え、ショートレンジ式レインメーカーを発射も、ジェイがかわしてSSS、レッグロックスープレックスホールド、クロスアーム式ブラディサンデー、掟破りのショートレンジ式レインメーカーも、オカダも同じ技で反撃。オカダは旋回式ツームストーン・パイルドライバーからローリングラリアット。さらにドロップキックから開脚式ツームストーン・パイルドライバーからレインメーカーを発射も、これをかわしたジェイがブレードランナーを決め、これで3カウントを奪った。

 これにより、ジェイはシングル五冠王のグランドスラム(IWGPヘビー級王座、IWGPインターコンチネンタル王座、IWGP USヘビー級王座、NEVER無差別級王座、IWGP世界ヘビー級王座)を達成。BULLET CLUBの面々がリングに集合し、缶ビールで祝杯。
 ジェイは観衆へ「お前らなにか言ってみろよ!お前らなにか言ってみろよ!カモン!(笑)」などと激しく挑発。頑なに拍手での応援を続けてきたファンも感情が溢れて思わず声を上げてしまう場面も。ジェイが「俺がナンバーワンだ!俺がチャンピオンなんだ!俺の時代だ!スイッチブレードとともに呼吸しろ!」とベルトを掲げて大会を締めた。

<試合後コメント>
BULLET CLUB
ジェイ「(BULLET CLUBのメンバーを引き連れて現れると、報道陣に向かって)なぜ誰も拍手しない? 久々の俺の(日本のリングでの)シングルマッチだぞ。プロレス界は俺を中心に回っているんだ。もちろん、俺1人で全部やってきたとは言わない。だが俺の存在がなければGOOD BROTHERSがBULLET CLUBにも戻って来ることはなかった……。俺なしでは、UNDENIABLE……違ったな。INEVITABLEか……。いや、どちらの言葉もお前(オースティン)にピッタリくる表現だ。俺がいなければエース・オースティンがBULLET CLUBに入ることは出来なかっただろう。こいつはスターだがな! 俺がいなければ100%元に戻ってはいないとはいえ、今日ファンが声を出して応援することは出来なかっただろう! だからファンのみんな、そしてバックステージの報道陣、どういたしましてだ!」
ファンタズモ「(拍手をしながら)ほら! 声援をくれ!」
ジェイ「サンキュー。いいか、IWGP USヘビー級、インターコンチネンタル、IWGPヘビー級、NEVER無差別級、そしてIWGP世界ヘビー級、このベルトを全制覇したのは俺だけだ。まだ30歳にも達していないのにこの快挙だ! これで俺とレインメーカー、オカダの成績は4-1に更新された。あいつはファンから最強って呼ばれてるんだろ? だが俺は4回、あいつに勝った上でこのベルトを巻いている! つまり最強はこの俺だ!(と叫んで、テーブルの上の缶ビールを叩き落とす。1本が破裂し、中からビールが溢れると、ファンタズモがそれを拾い上げて嬌声を上げながら飲もうとするが、下から穴が空いているので床に溢れてしまう)。BULLET CLUBによる逆襲だ! ハングマン、用心することだな。大物気取ってるが、お前の友達が新団体を設立しなければスターにはなれなかったくせに。ここ(新日本)ではスターになれなかったよな。俺たちの勝敗を憶えているか? SWITCH BLADEは2-0でお前に勝ち越してる! お前は一度だって俺から勝てたことがない。それからアダム・コール、『オーエン・ハート・ファウンデーション・トーナメント』優勝おめでとう。素晴らしいよ。『Forbidden Door』が間近に迫ってきた。みんなBULLET CLUBとしてどうしたい?」
アンダーソン「AEWにSWITCH BLADE並みの実力者はいるか? 答えはノーだ(他のメンバーたちも一緒に『ノー!』)。AEWにGOOD BROTHERS並みの奴らはいるか? ノーだ!(他のメンバーたちも一緒に『ノー!』)。AEWにBULLET CLUB並みの奴らは? ノー!(他のメンバーたちも一緒に『ノー!』)。AEW、最強の選手を連れて来てみろ。俺たちが気にすると思うか? 答えはノーだ(他のメンバーたちも一緒に『ノー!』)」
ジェイ「オカダとケニー(・オメガ)はファンから拝められてるな。個人的にケニーに恨みはないが、俺がIWGP USヘビーのベルトをあいつから奪ったこと憶えているか? そうしたらあいつはどうした? 出ていった。それが俺がプロレス界の中心人物であるという紛れもない証拠だ。実際ケニー・オメガが俺に負けて醜態を晒すこともなければ、ヤングバックスと逃げるように去ってAEWを設立することもなかっただろう。 AEWがなければ現在の姿のモクスリーの試合を見ることもなかった。そしてブライアン・ダニエルソンとCMパンクの復活もなかった。それから、ハングマン・ペイジが(AEWの)トップに登りつめることもなかっただろう。ブリット・ベイカーがリングに上がってることもなかっただろうし、アダム・コールに至っては、未だに日の目を浴びることがなかったと思う。だから、AEWのファン、そしてAEWとレスラーたち、どういたしまして!」
BULLET CLUBのメンバーたち「サンキュー、ジェイ!」
アンダーソン「ジェイは世界最高のレスラーだ」
ジェイ「サンキュー!」
ファンタズモ「扉は開かれたが、AEWの奴らはどこにいるんだ?」
ジェイ「今日のこのオカダからの勝利も含めて、俺の数々の偉業を見れば、俺が世界トップだって認めざるを得ないだろう。BULLET CLUBにカンパーイ! TOO SWEET!(と言って、メンバーたちとTOO SWEETを決める)」
ファンタズモ「チャンピオンに質問は? なしか? OK!」
ジェイ「オカダ、目を覚ました時、あまり自分を責めるんじゃないぞ。今日お前はやっと、俺の進化とお前は少しも成長していないという事実を実感した。明日からはようやく自分も生まれ変わらないといけないと思い始めるのかもしれない。俺は成長したお前で、また俺の前に現れてくれるのを楽しみに待ってるぞ」

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