タグチジャパンの田口隆祐&ACHがスーパーJrタッグトーナメント決勝進出!「新商品宣伝のためにも決勝勝って優勝」
30日、新日本プロレス『Road to POWER STRUGGLE』にて「Super Jr. Tag Tournament 2017準決勝戦」が行われた。
セミファイナルでは、タグチジャパンの田口隆祐&ACHが鈴木軍のエル・デスペラード&金丸義信と対戦。鈴木軍が急襲し試合が始まると、ACHが二人まとめてフェイスバスターで迎撃し田口が串刺し攻撃連発。ACHが回れと指示し続けたため、田口はタイムを要求し膝をつく。ならばとACHがコーナーに登り尻を出すが、金丸が田口の顔面を尻に叩き込み蹴散らすと場外乱闘へ。リングに戻った金丸はニーリフトからウイスキー瓶攻撃も、避けたACHをデスペが羽交い締めにし金丸がウイスキーを噴射。しかしACHが避けてデスペに誤爆させると、田口が金丸にブレーンバスターからデスペにヒップアタックを叩き込み、オヤァイと叫んでケツイェ。ACHがそこへファイヤーバードスプラッシュ。トドメに田口のどどんとACHのフェイスバスターの合体技“スーパー69”で3カウントを奪った。
試合後ACHは「今日は勝てたけれど、この時間を使って一つ伝えなければならないことがある。自分が日本に発つ一日前に、29歳のいとこが心臓発作を起こして亡くなりました。そんなことがあって、このツアーを本当に出来るか不安だったんだけども、田口選手と一緒にいることで、友達の存在、そして自分が必要なときに手助けしてくれる人がいるということに気付いて、しっかりと勝ち上がることも出来ました」と心境を吐露。
田口は「去年ACHは石森選手とファイナリストですから。準優勝!今年もまた決勝まで来て、今年は去年よりさらに上だということを証明しないといけない。タグチジャパンとしても、このトーナメント優勝して……新商品が出ますから。新商品宣伝のためにも決勝勝って優勝して、ジュニアタッグ!田口隆祐!ACH!スーパー69!」と明るく一本締めで優勝を祈願した。