3・19両国でのミサヲVS高木、天満VS愛野の姉妹対決が決定!ミサヲ「あなたに引導を渡してやる!」

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 東京女子プロレスが2月23日、東京・両国KFCホールで「Tokyo Joshi 2022 Winter」を開催。3月19日、東京・両国国技館でのハイパーミサヲVS高木三四郎の一騎打ち、天満のどかVS愛野ユキの最初で最後の姉妹対決が決定した。

 この日、ミサヲは第3試合で小橋マリカと対戦。小橋のフロント・ネックロックに苦しんだミサヲだが、スプレー攻撃で流れを変えると、ハイパミ・リターンズをズバリと決めて、粘る小橋を仕留めた。

 試合後、オープニングでミサヲとの対戦が発表された高木がリングインすると、ミサヲは「このカードが決まったとき、正直残念だった。8年前の高木三四郎だったら、とてもうれしかったけど、8年前のあなたと闘いたかった。14年8月DDTの両国である人を見て、私もプロレスラーになりたいと思った。当時社長なのにハチャメチャなことをやってて、会場から怒られるってことをやってた。それがその当時の高木三四郎だったんです。今のあなたは数字が気になってるだけの普通の社長じゃないか。確かに経営者としては成功した。だけどプロレスラーとしての評判はガタ落ちだ。3・19両国で、あなたにあこがれてプロレスラーになった女があなたに引導を渡すんですよ」と宣戦布告。

 高木は「今や東京女子は急成長、上り調子ですよ。こんな私でいいんだろうか、50肩で肩が上がりません。こんな俺でいいのか悩みましたけど、3・19両国のために、少しでも数字が上がるのであれば・・・。そういう経営者目線で受けました。だけどな、俺はまだまだ現役のプロレスラー。オマエに引導を渡されるほど落ちぶれてない。言ったことを後悔するんじゃないぞ。両国は経営者としてじゃなく、プロレスラー高木三四郎として、テメェの前に立ちはだかってやる。次の日にDDTの両国があるけど、そんなの関係ねぇ。両国に怒られてもいい。お互いにメチャメチャな試合をしようじゃないか」と臨戦態勢。

 バックステージでミサヲは「私があこがれた高木三四郎はもういない。私が引道渡して、高木三四郎のプロレス人生に終止符打ってやる。次の日、DDTの25周年大会があるけど関係ない。前日に終わらせてやる。一番でたらめなのはハイパーミサヲだ!」と意気込んだ。

 高木は「正直最初聞いたとき、自分が上がるようなところではないだろうなって断ろうかと思った。リングでああやって挑発されて、“数字のことしか見てないだろ”って言われると心外だし。プロレスラー高木三四郎としての何かが芽生えた。そういう気持ちを奮い立たせてくれたのは感謝してますよ。ただ敵に回したらどうなるか、アイツはリングで知ることになる。実際に俺はやるから。本当にこの試合が東京女子の両国大会のなかで、一番WRESTLE UNIVERSEで視聴数取れる試合する。メチャクチャ視聴数取るでたらめな試合してやる」とコメント。

 また、セミファイナルでは中島翔子と爆れつシスターズ(天満、愛野)がトリオを結成し、らく、原宿ぽむ、荒井優希(SKE48)組と激突。試合は爆シスが必殺の合体技・爆れつブルドッグを原宿にさく裂させて、愛野が3カウントを奪取した。

 姉の天満は「やり残ししたくないことがあって、タッグのベルトにも挑戦もしたかったよ。ほかにもやりたいことがあって。ユキ! 姉ちゃんと両国で試合しよう! もう決めたから。やるしかないじゃん」と呼び掛けた。これに対し、愛野は「常日頃から、“お姉ちゃんと闘えないか?”と言われたら、“イヤです”と言ってきた。でも今の自分があるのはお姉ちゃんがいてくれたから。だから今持ってる私の全部の力をもって、お姉ちゃんを倒します」と受諾し、両国でのシングル戦が決まった。

 なお、4月17日、両国KFCホール大会で卒業する小橋が、その直前の同10日、東京・新木場1stRINGで開催されるスピンオフ興行「TJPW INSPIRATION」(第4弾)でアブドーラ・小林(大日本プロレス)とコンビを結成し、アントーニオ本多、SAKI組と激突することが決定した。小橋はプロレス入り前、ファンだった小林とのタッグを熱望していたが、卒業目前に悲願が実現。東京女子と大日本の選手との異色のタッグに注目が集まる。

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