「私が原因なのかな」とジュリアが苦悩!?古巣・アイスリボンの因縁深きタッグマッチが決定!

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 1日、東京都・後楽園ホールにてスターダムの後楽園ホール大会が開催され、プロミネンスがスターダムのリングへ乱入した。

 プロミネンスとは、2021年末を以てアイスリボンを退団した世羅りさ、柊くるみ、宮城もち、藤田あかね、鈴季すずの5名で結成されたデスマッチ&ハードコアユニット。全員フリーランスながらユニットとして活動をともにしていく形式であり、男子団体・女子団体を問わず幅広く参戦している。

 4月の本旗揚げ戦を前にマットプロレスでプレ旗揚げ戦を行ったばかりのプロミネンスだが、29日のスターダム名古屋大会に突如現れ元アイスリボンのジュリアに宣戦布告。
 ジュリアは「アンタたちはプロレスでハッピーじゃなかったの?」と鼻で笑うが、すずは「お前が私を裏切ってからあの団体、どんどんどんどんボロが出て今じゃあの始末だよ!」と激高し、世羅も「あんな団体出てきてやったんだよ。ここに宣戦布告してやる。3月の両国国技館大会、ぶっ潰してやるよ!」と啖呵を切っていた。

 この日のセミファイナルでは、“Donna Del Mondovs”朱里&舞華&ひめか&MIRAIvs"大江戸隊”渡辺桃&吏南&琉悪夏&フキゲンです★の8人タッグマッチが実施。
 序盤から大江戸隊がラフファイトで優勢を掴んでいくもののDDMが堅実なコンビネーションで逆転していき、最後はひめかが吏南をJPコースターで沈めて勝利した。


 試合後、リング上で勝ち名乗りを上げるDDMの元へプロミネンスが乱入し、世羅が「オイ!両国まで待てねーよ!お前らぶっ潰したいからさ、今すぐ試合させろよ」と臨戦態勢に入ると、朱里が進み出て「世羅りさ、久しぶり~!試合したい?だったら、次の後楽園でやってやるよ」と応戦の構え。
 さらにテクラがあかねとの対戦を熱望したことから、今月21日の後楽園ホール大会で朱里&テクラvs世羅りさ&藤田あかねのタッグマッチが行われることが決まった。

 朱里と世羅の最後の対戦は、2020年9月20日のアイスリボン後楽園ホール大会。2019年からアイスリボンにレギュラー参戦していた朱里が、世羅が持っていたFantastICE王座にノーロープ・アイスリボン式ランバージャックルールで挑み、世羅が場外に飛び込む奈落式羅紗鋏(変形シュバインバスター)で朱里を突き刺し勝利。
 テクラとあかねの最後の対戦は、2021年11月13日のアイスリボン大田区総合体育館大会。テクラの持つWUW王座にあかねが挑み、見事王座を奪取していた。
 この2試合は朱里とテクラがそれぞれアイスリボンで最後に行った試合であり、いずれも敗北に終わった試合だ。

 スターダムのリングで雪辱を狙う朱里は、「両国大会、そしてDonna Del Mondoを潰すんだったっけ?だったら先にプロミネンスを潰してやるよ!」と殺気立って世羅に襲いかかり、両軍が乱闘を繰り広げて会場は騒然となった。

 バックステージに戻った世羅は、『スターダムでもハードコア&デスマッチの試合を求めるか?』と聞かれると、「別にそのスタイルしかやらないよってわけじゃないので。あちらがそれを所望するなら受けて立ちますけど、スターダムに乗り込んだからにはスターダムのルールで、つまり通常ルールで我々だってカチこむつもりでいるんで、それは持ち込むつもりはないです」と郷に従う旨を語る。

 一方、この抗争の中心にいるジュリアは、「スターダムに乗り込んできたってことは私が原因なのかな?責任感を感じてます、今回のことは」と物憂げな表情で語るも、「私は1人でスターダムに乗り込んできたけど、奴らは来れなかった。そして今、こうやって私には仲間がいる。ここの信頼関係は固いものだと思ってるから、一致団結して両国の前にぶっ潰します。そして両国、私は朱里との大事なタイトルマッチもあるんで、それは絶対邪魔させない。返り討ちにしてやる!」と、スターダムの一員としてプロミネンスを迎撃する姿勢を見せた。

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