カイリ・セインの元パートナー翔月なつみこと澄川菜摘がプロレス復帰!

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 6日、東京都・新木場1stRINGにてアクトレスガールズ『ACT55 新木場大会』が開催され、澄川菜摘(翔月なつみ)がプロレス復帰を果たした。

 翔月なつみこと澄川菜摘は女優を目指して上京し、舞台でプロレスラー役を演じたことがきっかけとなって2012年1月にスターダム3期生としてプロレスラーデビュー。
 同期の宝城カイリ(現:カイリ・セイン)とともにデビューから1年3ヶ月でゴッデス・オブ・スターダム王座(※タッグ王座)を戴冠するなど将来が期待されていたが、腰の負傷から2013年7月にスターダムを退団して事実上の引退状態となり、2015年に惜しまれつつ正式引退。一時は女優業からも離れていたが、2019年から復帰。そして今回はプロレスラーとしても復帰することになった。

 澄川の復帰戦の相手は、この試合がデビュー戦の“なる”。
 なるはアクトレスガールズが手掛ける舞台『アクトリング』にて宇宙海賊シェルオルに属するアド役で出演しており、今年8月のアクトレスガールズ後楽園ホール大会では“アクトリング提供公演”という形でフルムーンプレス(※丸まった状態で飛び、空中で身体を広げて放つムーンサルト・プレス)を披露するなど高い運動能力を見せていた。

 試合が始まると、澄川は腕に狙いを定め、ハンマーロックで組み伏せてからの脇固め、ロープを使っての腕固めと正攻法もラフも交えた多彩な一点集中攻撃を見せる。
 なるも澄川の蹴り足を取って足へのファイナルカットからアンクルロックに持ち込むといった起点を見せるものの、腕のダメージからガードが下がったなるの側頭部に澄川のハイキックが叩き込まれ、澄川がとどめのダイビングダブルニードロップを突き刺して復帰戦を勝利で飾った。


 試合を終えた澄川は「もっともっと直せる部分がいっぱいあったのかなと思うんですけど、アピールはだいぶ覚えてて、現役の時を思い出したかなって感じでした。自分はまだまだ技術的にももっと伸ばせるところがありますので、体力とかを伸ばしていって、前の団体でやっていたときに出来なかったような技とかも挑戦していって挑んでいけたら良いなと思ってます」と今後も精力的に選手活動を続けていくという意気込みを語った。

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