【試合結果】3・14 Beginning新木場大会 【AWG】安納サオリvs関口翔 SAKI&清水ひかり&さくらんボニータvs本間多恵&高瀬みゆき&有田ひめか 堀田祐美子vs谷ももvs未依
『Actwres girl‘Z ACT37』
日程:2019年3月14日(木)
開始:18:45
会場:東京都・新木場1stRING
観衆:未発表
▼シングルマッチ 15分1本勝負
○松井珠紗
5分9秒 ジャパニーズレッグクラッチホールド
●林亜佑美
▼シングルマッチ 15分1本勝負
○青野未来
5分48秒 39ロック
●入江彩乃
▼3WAYマッチ 20分1本勝負
○谷もも
8分57秒 回転エビ固め
●未依
※もう一人は堀田祐美子
▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
○SAKI/清水ひかり/さくらんボニータ
19分29秒 カワイルドバスター→体固め
●本間多恵/高瀬みゆき/有田ひめか
▼AWGシングル王者選手権試合 シングルマッチ 30分1本勝負
【王者】○安納サオリ
12分3秒 ドラゴンスープレックスホールド
【挑戦者】●関口翔
安納が関口の挑戦を退けて王座防衛し因縁の世志琥を次期挑戦者に指名?!BeginningvsColor’sの対抗戦はSAKIが本間を沈め勝利!未依が堀田と谷を翻弄するも敗北!
オープニング
アクトレスガールズたちのダンスパフォーマンスが行われ、お忍びでやってきたという成田童夢がリングに上がり挨拶を行った。
童夢「成田童夢です!以前、私の父、成田隆史はどうやらリングの上に上がったと聞きまして、私も登らなきゃいけないなということで登ったわけなんですけど、今回ですね、このアクトレスガールズ初めて見ます。今後アクトレスガールズと私がもしもコラボ出来たらと考えていますので、是非是非楽しみにして頂ければと思います!ということで、お忍びじゃないんですけど、お忍び出来ましたんで皆さん是非楽しんでください!」
第1試合
両者握手を交わしてからゴング。両者「わっしょ~い!」と気合を入れながらリングを周り、林が首投げ連発からヘッドロック、胴絞めと移行するも松井は連続フォールで切り返し、そのまま足を取って逆片エビ固めへ。林はロープへ。
続けて松井はロープに振っていくが、林はカウンターのドロップキック。松井はエルボーでやり返し、林もエルボーで応戦。劣勢となった林は連打からロープに走ってドロップキック、さらにボディスラムを狙うが、松井がスモールパッケージ。カウントは2。松井はカニバサミから低空クロスボディ、クロスボディと続けてフォールも2。松井はボディスラムからフォールも2。ならばと逆エビ固めで腰を落とすが、林は「わっしょい!わっしょい!」の掛け声で気合を入れながらロープエスケープ。
ロープに捕まる林へ松井が走り込むが、林はカニバサミで松井をロープにもたれかからせると背後からドロップキック。さらにコーナーエルボーからロープに振って串刺しドロップキックを狙うが、これを回避した松井が逆に串刺しバックエルボー、ドロップキックと畳かかけ、さらに林をロープに振っていくが、林は松井の足の間をくぐって足を取り、ジャックナイフ。これを返されると回転エビ固めを繰り出すが、松井も反転させてフォール。林がこれを返すと松井は横入り回転エビ固め、レッグロールクラッチと続け、そのまま3カウントを奪った。
第2試合
両者しっかり握手を交わしてからゴング。
ロックアップから青野が押し込むが、入江が反転させて連続エルボー。これを振り払った青野はバックを取っていき、取り返そうとする入江の腕を取ってフライング・メイヤー。そこからリストロックに移行していく。入江もハンマーロックに取り返しヘッドロックに移行、さらにグラウンドに持ち込みローリング式の逆エビ固めに持ち込む技術の成長を見せるが、位置が悪く青野はすぐにブレイク。
続けて入江は胴絞めからサーフボードストレッチ、さらに青野の背に足を当てて吊り上げていき、さらに蹴飛ばしてキャメルクラッチへ。これは青野が入江の足と足の間を抜けて抜け出すと、青野はスラムから逆エビ固めに持ち込もうとするが、入江は回転エビ固め。さらに入江はドロップキックも青野は倒れず。さらに二発目を放つも倒れず、青野は「しっかり蹴れ!」と檄。入江はもう一発ドロップキックも、青野が耐えて逆にドロップキック。さらにコーナーに振って青野串刺しドロップキック、ミドルキックからフォールも2。入江は「ナメんな!」とエルボー連射も、青野はエルボー一発でなぎ倒していくが、入江はバックスライド、スクールボーイなどの丸め込み技を連発。これはすべて返されたが、さらにドロップキックで追撃。続けてボディスラムを狙うが、これは青野が逆に投げ返し、ロープに走る入江に追走ラリアット。さらにニークラッシャーからアキレス腱固め、足を持ったままローリングしてサソリ固めへ捕らえる39ロックに移行して絞り上げると入江はたまらずタップ。
第3試合
谷と未依が二人並んで堀田に握手を求め、堀田は二人の握手に応じてからゴング。
未依は「堀田さん!お願いします!」と対戦相手に立候補。谷はタッグマッチのようにエプロンへ出る、一見ハンディキャップマッチのような様相から試合開始。
未依は交互に片手を上げて堀田をおちょくりながら手4つを仕掛けていくが、堀田は圧倒的なパワーで未依の腕を絞り上げる。すると谷が助力に入り、交互に堀田へ串刺しドロップキック。谷と共闘の約束を交わした未依は、谷に堀田を押さえさせ背後からドロップキック、谷とともにサンドイッチ低空ドロップキックと連撃。
続けて未依は、谷が堀田にボディスラムを狙うのをコーナーまで戻って水を飲みながら応援。堀田がこらえてハンマーパンチからのボディスラム、キャメルクラッチと続けて谷を痛めつけ未依を睨みつけると、未依は迷いなく谷を裏切って両手をロックされている谷の髪を掴みながら顔面に靴底を押し付けていく。
「話が違うだろーが!」とキレる谷、キョトンとして未依に「あ、そっち?」と問いかける堀田。未依は堀田と半ば強引に握手を交わして共闘を約束すると二人で未依をロープに振ってダブルチョップから未依がフォール。さらにおてんばダッシュから変形ジャックナイフでフォールも2。
これを返した谷は怒り心頭。ボディスラムを狙う未依のバックを取ってバッククラッカーで反撃すると、堀田に共闘を求め、堀田が谷を持ち上げてそこから谷が未依へドロップキック。続けて谷が逆エビ固めで痛めつけ、未依がロープに逃げようとするとリング中央まで引きずって逆片エビ固め。それでも未依はロープブレイクし、堀田に助けを求める。
しかし、堀田の答えはキャメルクラッチ。絞り上げられる未依の顔面を、谷がお返しとばかりに踏みつけていく。
なんとかこれをロープに逃れた未依は怒って堀田の前に立ちふさがるが、堀田が睨みを効かせながら詰め寄っていくと及び腰で後ずさり。未依は堀田にカニバサミを狙うが堀田は倒れず。未依は谷に半ば強引に共闘させ、二人でのカニバサミで堀田を倒すと、二人でリングを周りながら未依がおてんばダッシュ、谷がダブルニードロップで堀田を集中攻撃。続けて、谷が堀田を起こして未依がコーナートップからダイビングクロスボディを放っていくが、谷が未依をどかして堀田をフォール。
これに未依が「話が違うだろーが!」と逆ギレし、二人でエルボーで打ち合っていくが、呆れた堀田が二人の頭を叩いてコーナーに振り、二人まとめての串刺しラリアットを狙う。しかし未依だけこれを回避し、谷に串刺しラリアットを放った堀田の背後からスクールボーイ。堀田にこれを返されると未依は谷をモンキーフリップで放り投げてフットスタンプからフォールも2。未依は谷を押さえつけ、堀田を呼び込んでラリアットを打たせると、自分はコーナーに上ってセカンドロープからのダイビングフットスタンプ。これを返されると未依は再び谷を背後から押さえつけ「堀田さん!もう1度お願いします!」と攻撃を促す。
しかし谷は未依をプッシュして堀田にぶつけると、尻もちを付いた未依に蒼魔刀からフォールも堀田がカット。谷は正面から組み付いて回転エビ固め。未依はこれを反転させてフォールするが、これをキックアウトした谷が改めて正面から回転エビ固めを決めるとこれで3カウント。
未依はカウント2で肩を上げたとレフリーに反論し、谷と険悪な雰囲気になるが、堀田が仲裁に入り未依と谷が次回大会でシングルマッチを行い決着を付けることに。
未依は“あっかんベー”をして谷を挑発しながら退場していった。
第4試合
BeginningvsColor‘sの対抗戦とも言えるこの試合、ボニータを除く5人はそれぞれの選手とゴング前に握手。
本間と清水のマッチアップでゴングが鳴ると、手4つから腕の取り合い、これを制した本間がアームホイップ。二発目を狙ったところを清水が側転で回避しドロップキック。ここに高瀬と有田が入ってきて清水をロープに振るが、清水はカウンターのクロスボディ。これを高瀬と有田がキャッチするが、SAKIとボニータが入ってきて清水をプッシュしてなぎ倒すと有田を捕まえて3人で「We are Color’s!」のポーズを決める。これを本間と高瀬がカットし、本間と高瀬が清水を捕まえて3人で真似してポーズを取ろうとするが、清水の上に乗った有田がデカかったため崩れてしまい失敗。これでチームワークにほころびが生まれたところをColor’s勢が襲いかかり全員に入り乱れた場外戦に発展。
最初にリングに戻ったのは高瀬と清水。高瀬は清水をチョップでコーナーに押し込みマシンガンチョップ。ここにボニータが入ってきて高瀬を清水に重ねてマシンガンチョップ。本間が入ってきてボニータを高瀬に重ねてマシンガンチョップ。SAKIが入ってきて本間を高瀬に重ねてマシンガンチョップ。そこへ有田が入ってきてSAKIに串刺しラリアットを狙うが、これを回避して本間へ誤爆させ、SAKIが有田にスクールボーイも2。
SAKIは有田にカンパーナから解放してロープに走るが、有田はショルダータックルで迎え撃つ。SAKIもショルダータックルでぶつかって行き、二人は何度もショルダータックルで互角の戦いを展開。SAKIは有田のショルダータックルをガットショットで止めるが、ふらついた有田が再び走り込んでショルダータックルでSAKIをなぎ倒すと逆片エビ固めへ移行するが、SAKIはロープへ。有田はランニングニーを放つが、SAKIはこれを回避して足を取りサソリ固めに捕らえるが、なんと有田は足の力だけでSAKIを吹き飛ばし、アルゼンチンバックブリーカーに捕らえようとするが、SAKIが回転エビ固めで切り返そうとする。これを倒れず耐えた有田だったが、有田の前から清水がクロスボディでぶつかっていき、倒れた有田をSAKIがエビ固めでフォールも2。
ここにボニータが入ってきてランニングネックブリーカー、ドラゴンスリーパーからのリバースDDTと続けてロープに走るが、リングの下から高瀬がボニータの足を引いて倒すアシスト。有田は串刺しラリアットを狙うが、これを回避したボニータはエルボーで打ち据えてロープに走るが、有田が追走ニー。さらにランニングニーからアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げ、そのままトップロープ越しにボニータを場外に放り捨てようとするが、これを妨害されるとバックフリップに切り替えて高瀬にタッチ。
高瀬はボニータをコーナーに振って串刺しドロップキックからミサイルキック。さらに串刺しラリアットからセカンドロープからのジャンピングエルボー。さらにロープに振ろうとするが、ボニータは振り返し際に腕を取ったまま高瀬の顔面にソバットから低空ドロップキック。清水にタッチし続けてSAKIと清水を呼び込んで高瀬にトレイン攻撃。
清水は高瀬にPKからグラウンドでコブラクラッチ。そのまま立ち上がった高瀬は清水の首をとって前に投げ、走り込んでクロスボディで飛んできた清水をラリアットで撃ち落とす。高瀬はカミカゼからセカンドロープからのギロチンドロップと続けていくが、清水はこれを回避。それでも高瀬は逆水平でコーナーに追い込んでいくが、清水はセカンドロープとトップロープの間をくぐり抜けて攻撃をかわしてミドルキック。続けてコーナーに走るが、高瀬がパワースラムでカウンター。本間にタッチ。
本間は清水にミサイルキックからフォール。フォールを返した清水の腕を取って脇固めに移行するが、これはボニータがカットし、SAKIが本間へビッグブート。アシストを受けた清水はサッカーボールキックからPKを狙うが、これを回避した本間がスクールボーイ。これを後転して起き上がった清水はロープに走ろうとするが、ダッグした本間につまずいて転んでしまい攻撃の流れが止まる。先に起きた本間がエルボーを放ち、ブレーンバスターを狙い合ってから清水がボディスラムで叩きつけSAKIにタッチ。
SAKIはランニングブートで本間を吹き飛ばしてカワイルドバスターを狙うが、ボニータがカット。ここに高瀬、有田も加わって2vs3のブレーンバスター合戦が始まるが、横から入ってきた清水が下から蹴り上げてこれを制すると、本間へSAKIがマンハッタンドロップ、清水がミドルキック、SAKIがブレーンバスターと畳み掛け、リバーススプラッシュを狙うが、コーナーに上るSAKIに有田が追いすがり、そのまま担いでアルゼンチンバックブリーカー。SAKIが着地すると本間も加勢に入り、2人でSAKIをロープに振っていくが、跳ね返ってきたSAKIは2人の頭を掴みながらロープを踏み台にジャンプしてダブルのフェイスクラッシャー。さらに本間へビッグブートを放っていくが、本間はこれをキャッチしてアンクルロック。決まり切る前から回避行動に移っていたSAKIはすばやくロープへ。
本間はSAKIの足をロープにくくりつけて高瀬と有田に押さえさせると、その足へドロップキック。SAKIは本間に起こされるタイミングで本間のバックを取るが、本間は足の間からSAKIの足を取りヒザ十字へ、SAKIが腹ばいにロープを目指すと裏アキレス腱固めに移行。これはボニータと清水がカットするが、高瀬と有田が2人を蹴散らし、3人でSAKIへトレイン攻撃。そして高瀬と有田がSAKIを押さえつけ本間がミサイルキックを放つが、SAKIが回避したため本間&有田に誤爆。ここでボニータがダブルリストアームサルト、清水がダイビングフットスタンプ、SAKIがリバーススプラッシュと続けてフォールに入るも、高瀬がカット。
SAKIはカワイルドバスターを狙うが、着地した本間はスクールボーイ、これを清水がSAKIごとニードロップで押しつぶしてカット、清水を有田がショルダータックルで吹き飛ばし、ボニータが熟女でドーン!、高瀬がボニータへドロップキック、本間がボニータへドロップキック、高瀬がSAKIにラリアット、本間がミサイルキックからのタイガースープレックスを狙うが、SAKIは本間のアシストに来た高瀬も一緒にブレーンバスター。
高瀬と有田が救出に来るも、ボニータがランニングネックブリーカーで2人まとめて蹴散らすと、SAKIが本間をカワイルドバスターで叩きつけてカウント3を奪った。
第5試合
試合前に安納が握手を求めると、関口はそれに応じるフリをしてエルボーで奇襲してゴング。そのままコーナーに押し付けて息もつかせぬエルボー速射。さらに関口が対角コーナーに振って突撃するが、安納はひらりと飛んでエプロンへ出てこれをかわすとロープ越しにショルダーアタック、リングに戻ってロープワーク合戦を制すると膝立ちの関口の顔面にトラースキック。さらにグラウンドのヘッドロックでしつこく絞り上げていき、なんとかこれを脱出した関口がドロップキックを放ってもこれを回避してヘッドロックで絞り上げる執念を見せ、ロープブレイクした関口がロープを背に座り込めば顔面にブートを入れていく徹底ぶり。
続けて安納がロープに走るが、関口はこれを待ち受けて払腰でカウンター。続けてドロップキックを4連発放ち、スリーパーホールドで反撃開始。体勢を変えながら執拗なスリーパーホールド、安納をコーナーを背に座らせての顔面ブートと安納にやられたことをしっかりやり返す姿勢を見せる。安納がこれを抜け出して関口の髪を掴んでロープに押し付け、ハンマースルーするが、関口はドロップキックで蹴散らし、今後は関口が安納の髪を掴んだまま場外に出て安納の顔面をエプロンに叩きつける意趣返し。続けてミサイルキックを2連発と攻め立てていく。
関口が安納を起こすと、安納はエルボー。関口もこれに付き合って足を止めてのエルボー合戦へ。これを優勢に進めた安納が張り手からの延髄斬りと逆転の狼煙を上げるが、関口は倒れること無く安納を睨みつけ、さらに左右のエルボー連射、お返しの張り手、ドロップキックと畳み掛けてからロープに走ってSTOを狙うが、安納はバックを取ってジャーマンスープレックス。しかし関口もすぐに起き上がってSTO。
両者倒れるも、先に起きたのは安納。安納が走り込んでブートを放つと、これをかわした関口がスクールボーイ、カサドーラと丸め込みを連発し、再びのスリーパーホールド。グラウンドで仕掛けてから立ち上がり左右に激しく揺らしてダメージを与えていき、安納が弱るとフォールもカウントは2。ならばと関口はナカユビで安納を突き刺してからそのままグラウンドで胴絞めフロントネックロック。これで安納が動かなくなりダウンカウントを取られるが安納は蘇生しレフリーストップを免れる。しかし関口は安納の髪を掴んで画面を何度もマットに叩きつけると、再びナカユビからの胴絞めフロントネックロック。安納は関口を持ち上げながら立ち上がり、力技のぶっこ抜きブレーンバスターで切り返そうとするも関口は離さず再びグラウンドで胴絞めフロントネックロック。安納はどうにかロープへ逃れる。
関口はロープに走ってランニングSTOも2。ならばともう一発狙ってロープに走るが、安納はウラカン・ラナでカウンター。これを返した関口が飛びついてナカユビを狙うが、3度めは安納が見切って決まり切る前にボム気味に前に叩きつけロープに走る。関口は安納を待ち受けて逆さ押さえ込み、横入り回転エビ固めと続けて安納の三半規管を揺らし、ロープに走って渾身のランニングSTOもカウントは2。もう一発狙ってロープに走るが、安納はバックを取り、カサドーラで切り返そうとする関口を離さずぶっこ抜きジャーマンスープレックス。関口はこれを気合で返して吼えるが、安納は延髄斬りからドラゴンスープレックスホールドと畳み掛け、そのままカウント3を奪った。
エンディング
安納「今日は皆さんに、3つ言いたいことがあります!1つ目!心配とご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした!大丈夫です!ほら、今日勝ったでしょ?大丈夫ですけど、それでも皆さんに迷惑かけたなと思って。すみません……。でもね、忘れてないんで。私にも考えがあるんで。なのでこれからも皆さん、私を見逃さないでください。2つ目!みゆき、ひめか……(リングには)上がらない?今度20日、SEAdLINNNGでタイトルマッチがあるんだよね?絶対獲れよ」
高瀬「獲ります。3月20日、SEAdLINNNGさん後楽園ホール、私と有田ひめか。SEAdLINNNGさんのタッグベルトに挑戦させていただきます。私が不甲斐ないから、アクトレスガールズが『アイドル崩れ』と言われました。私が不甲斐ないからです。その目、絶対に晴らしてきます。そのためには……アウェイです。どうか皆さん、応援に来てください!よろしくお願いします!お願いします!必ずここにベルトを持って帰ってきますので、よろしくお願いします!アクトレスガールズも一致団結して応援に来てください。サオリさん?」
安納「……楽しみにしといて(笑)3つ目!皆さんに質問です。4月30日はなんの日でしょう!(観衆が「後楽園!」と応える)そう。あと1ヶ月半。半!……SAKIさん、SAKIさん?」
SAKI「ここです」
安納「よかったらリングに。(SAKIがリングイン)……なんか久しぶりですね(笑)SAKIさんと去年、後楽園ホールでこのベルトかけてトーナメント決勝しましたけど、それ以来私ちょっと、SAKIさん距離遠いと思うんですよ。やっぱColor’sもBeginningも別れてしまったし、私も距離おいてるとこあるんですけど、正直のところ!でもそれじゃダメだと思うんです!後楽園!あと1ヶ月半!ここに向けて、Color’s、Beginning……一致団結しろとは言いませんけど、でも一緒に盛り上げていきたいんです。お願いします!」
SAKI「私達実はColor’sとして初めて後楽園ホールを迎えますね。迎えるよねー?みんな~?みんなー!Color’s、一致団結するぞー!(Color’s全員で)オーッ!」
安納「……おい!Beginning!みんな!一致団結するぞ!……っおー!(タイミングが全く揃わない)……まあでもね。みんなアクトレスガールズなんで。Color’sもBeginningも!みんなでアクトレスガールズなんで!だから今日は、4月30日、皆さんも1ヶ月半ですけど、1ヶ月半、アクトレスガールズ全員に、アクトレスガールズ全員から目を離さないほうが良いと思うので、みなさんよくよく見ておいてください!ということで今日は全員で締めたいと思います!みんなリングに上ってきてくださーい!」
BeginningとColor’sの両陣営の選手たちとともに堀田が上がってくると、堀田はマイクを取り「3つって言ったけど4つだろ?」と安納にボソリ。少し考え込んだ安納はすぐにコトを思い出し、慌てて4月14日の暴走興行を告知。
堀田の口から、同興行には安納サオリ、高瀬みゆき、関口翔、有田ひめかがBeginningから参戦することが発表された。
そして最後は全員で「強く!優しく!あなたに一生懸命!アクトレスガールズ!」の掛け声で大会を締めた。
<試合後コメント>
安納サオリ
「4つ、リングで言ったとおりです。まあちょっと1つ目はちょっと濁しちゃったんですけど、でもやっぱ今回みゆきとかひめかとかにもエールを贈ったんですけど、あの二人に支えてもらったのもすごくありますし、あの日堀田さんの前に出てしまった自分にも悪いところはあります。でもやっぱあのときに言われた言葉だったりとかは忘れてないんで、そこは……私の考えている勝手なことなんですけど、後楽園ホール、このベルトをかけてSEAdLINNNGの世志琥とやりたいですね。勝手に言ってることです。これは。これかけてメインイベントでやりたいって思ってます。以上です」
――関口選手とは前哨戦でタッグマッチとはいえ1本獲られています。今日も追い込まれるシーンが有りましたが関口選手の印象は
「確実にパワーアップしてますよ。やっぱ5番勝負を乗り越えてきて、すごい先輩たちと戦ってきて、私とも最近毎回のように戦ってる中お互い手の内は分かってるからこそ、中々決められなかったと思いますし、ピンチのところもたくさんありましたし。やっぱ最後はここ(頭を指して)ですかね」
――フィニッシュは奥の手のドラゴンスープレックスでした
「ウラカン・ラナで前に翔から獲ったんですけど、返された。ジャーマンでも返された。じゃあもう、それしか無いなって。このベルトを初めて巻いたとき、みゆきとやったときもだし、全部これだと思うんで、ドラゴンスープレックスで。この技は大切にしていきたいですね。まあとにかく4月30日、あと1ヶ月半なんで、そこに向けてもっともっと盛り上げていきたいと思うんで。久々にね、アクトレスガールズみんなの顔を見たかな、ちゃんと。ちょびっとだけね、ちょびっとだけ嬉しかったかな。それだけです」
――4月末の後楽園ホール大会での王座戦の話が出ましたが、それまでの1ヶ月半では王座戦は行わない?
「えっ、来るならば全然いいですよ。でも皆それぞれ目指すところがあるんじゃないですか。あんま話さないからわからないけど」
――世志琥選手に対してはこれからアクションを起こしていく?
「でもチャンスがあればいくらでも行きたいなと。自分から行くかもしれないですし、そこはさっきも言ったとおり、『私から目を離すな』ってことです」