【会見全文】安川惡斗が2月に新団体『アクトリウム』を旗揚げ!所属は4人となり全員が戦乙女に!アクトレスガールズとは姉妹団体へ

19日、安川惡斗(結花)が記者会見を開催。新団体『ACTRIUM(アクトリウム)』旗揚げを発表した。
惡斗は女優として活動後に2011年にスターダム3期生としてデビューし、ワンダー・オブ・スターダム王者(白いベルト)や初代アーティスト・オブ・スターダム王者(パートナーは夏樹☆たいよう&鹿島沙希)を戴冠。しかし世IV虎(世志琥)との不穏試合を経て、2015年12月にプロレスラーを引退する。
その後も女優活動は行っていたが、2021年にアクトレスガールズ入り、2023年に海外でプロレスラーとして復帰。2024年にはAWGシングル王者にもなり、2025年5月にスターダムに9年半ぶりに凱旋。8月には茉莉とのタッグユニット“アマテラス”で初代タッグ王者にも輝き名実ともにアクトレスガールズを牽引する立場へ。
だが股関節および首の怪我が悪化したため、10月から治療と回復に専念するため欠場をしている。
会見では演出を務める秤谷建一郎さんがMCとなり、代表の安川惡斗(結花)、所属となる初江律香(はつえりつか)、真白恵茉(ましろえま)が登壇。
まずは代表となる惡斗より挨拶。
惡斗「アクトリウム代表の惡斗こと、安川結花です。本日はご来場いただきましてありがとうございます。今年の8月8日に自分でイベント会社、株式会社惡ACTという会社を立ち上げまして、それで今回この団体アクトリウムを旗揚げさせていただきました。アクトは演じる、リウムは空間という意味で造語なんですけれども、アクトリウムという名前を付けさせていただきました。よろしくお願いいたします。アクトリウムのコンセプトは戦乙女×アクション×ドラマという形にしまして、女優たちが自分の肉体を使って、アクションだけではなく殺陣だったり、歌、ダンス、そしてプロレス、そういうものを使って、自分たちでドラマを表現していくという意味を込めまして、このコンセプトでやっていきます。またあのキャラクター性をね、融合させていきたくて、ドラマの部分で。やっていこうと思っております。あと、所属するメンバーたちとか関わっていく女の子たちに、まあ戦う女性。かっこよく、美しく、気高くも含めて、人に憧れる存在になってほしい、信念を持ってほしいという意味も込めて、戦乙女(いくさおとめ)、ヴァルキリーとつけました。はい、よろしくお願いいたします」
続いて旗揚げメンバーの紹介へ。

惡斗「オフィス怪人社という事務所所属の女の子なんですけど、初江律香ちゃんと言います。はい、自己紹介お願いいたします」
初江「今回アクトリウムに所属することになりました、オフィス怪人社の初江律香と申します。よろしくお願い致します。群馬県出身の18歳です。もともと体を動かすことが好きで、アクションやってみたいなっていうふうに思っていたところ、惡斗さんから声をかけていただき、是非やりたいと所属することを決意いたしました。先日、アクトレスガールズさんの試合を見に行ったんですけれども、リングの上で戦う姿にとってもかっこいいなっていう風に思って、自分もそんなかっこよく動ける俳優さんになりたいなというふうに強く思いました。今後も精一杯頑張っていきますので、どうぞ応援よろしくお願い致します」
【初江律香】
誕生日:2007年1月26日
出身地:群馬県
身長:155cm
特技:水泳・クラリネット
趣味:歌唱・ミュージカル鑑賞
好きな色:青・白
好きな食べ物:キムチ鍋・からあげ
学歴:玉川大学芸術学部音楽学科ミュージカルコース1年

惡斗「もう一人が真白恵茉ちゃんというんですけど、演劇経験はないのですけれども、ダンスのね、ステージに立ったことあったりとか、モデルさんとか広告モデルとかいろいろやっているので、本人がすごいキラキラしているのでお声かけさせていただきました」
真白「皆さんはじめまして。真白恵茉です。東京都出身、23歳です。舞台経験はないんですけれども、先ほどもおっしゃってた通り、ダンスのステージに立たせていただいたことがありまして、人前ですごい表現する楽しさを覚えて、もっといろんな舞台に立ってみたいなって思っていたところ、惡斗さんからお声がけいただいたので、今回あの所属することに決めさせていただきました。初めての演劇の舞台で、すごく緊張しているんですけれども、一員として皆様と素敵な作品を作りたいという思いで一生懸命頑張ってまいります。よろしくお願い致します」
【真白恵茉】
誕生日:2002年2月13日
出身地:東京都
身長:165cm
特技:ダンス・パペットやぬいぐるみを可愛く動かせる
趣味:パズル・散歩
芸歴:ダンス/広告モデル

本日欠席となったアクトレスガールズの西尾咲良がアクトリウムに移籍となった事も発表された。続いて今後の展開の発表へ。
【西尾咲良】
誕生日:1998年5月16日
出身地:兵庫県
身長:168.6cm
特技:歌唱、合気道(初段)
趣味:ゲーム、写真撮影(撮影/モデル)
特技:歌唱(声楽2年、ミュージカル2年、Pops等)
惡斗「今回、アクトリウムという団体で、まず最初に『VALKYRIE ACTRIUM-立花の章-(ヴァルキリーアクトリウム リッカノショウ)』というものをやっていきたいと思います。旗揚げ公演を皮切りにシリーズを展開していきたくて。今回の旗揚げって、あのヴァルキリーアクトリウムというものが、VRMMORPGゲームの世界を舞台にした、北欧神話をベースにした作品を作っていきたいなと思って、それで物語をやっていきたいんですけれども、今後の展開で月に1、2回やっていきたいという、まずはそのペースでやっていきまして、シーズンごとにストーリーを変えていって、あの各地、東京だけじゃなくて、大阪とか地方、各地、地方にも行きたいなと思っている次第であります。えっと、まずあの一作目、立花のショーの方では隣にいる初江律香ちゃんを主人公にして、デビューを含めてお披露目していきたいと思うんですけれども、私自身がアクトレスガールズ、女優×プロレスのアクトレスガールズという団体にも所属しておりまして、そちらのメンバーたちも交えて、アクトレスガールズの子たちと、ここにいる2人と西尾と、みんなであの上にあがっていきたいなって思っております。まだまだね、先のお話なんですけれども、ゆくゆくは夢としては、ソーシャルゲームとカードゲームにしたいとか、海外に行きたい、あとアニメ化したいと、本当にいろいろいっぱいあります。でもやっぱり夢は大きく持っていきたいなって思いまして、将来的に女の子たちにこうなりたい、このキャラクターになりたいっていう憧れる職業になっていきたいなと思って。上を目指して行きたいと思います。よろしくお願いいたします」
VRMMOは『ソード・アート・オンライン』や『.hack』などで題材にされてるような世界観になるとのことだ。
2月28日に新木場1stRINGで旗揚げ公演が昼夜にて決定しており、チケット発売は12月20日18時より開始となる。
ここからは質疑応答へ。
――初江さんと真白さんにお聞きしたいんですけれども、どのようなこの舞台を通じて、女優というか、戦乙女になっていきたいかというのを一言ずついただければと思います。
初江「はい。私はですね、アクションをすごく頑張りたいなというふうに思っていて、ええと、経験はあんまりないんですけれども、素早くかっこよく動けるようになりたいなというふうに思っております」
真白「そうですね、公演が月に1、2回あるので、その公演をモチベーションになっていただけるような作品を作っていきたいというふうに考えております。あの経験はないんですけれども、稽古の方も頑張っていきたいなと思っております」
――惡斗さんはお2人にかける言葉というか、どういうふうに成長していってもらいたいとか、どういうところを見てほしいっていうのを
惡斗「かける言葉ですか?(苦笑)そうですね、うん~正直、自分のやりたい方向性に進んでいってほしいと思って。こう、あまりにも道が外れるとか、そういうのがない限りはやりたいっていうものに、じゃあそれはどうやっていこう、やっていけばいいんだろうって一緒にね、ゼロだからね、あの旗揚げから同じ中で一緒に作っていくっていう部分で、やりたいものをレベル1からレベル10にして、20にして、30にしてって話し合って、やりたいことに導いてあげていきたいなと思っております」
――昼と夜は別内容ですか?
惡斗「同じ内容です。ただ、ダブルキャストにさせていただいて、昼と夜でキャストが、シングルの子もいますけど、ダブルキャストの子がいます」
――プロレスの要素も含むということなんですが、キャストの方にはプロレスの基本的な練習みたいなことをやるんでしょうか?
惡斗「えっと、まず、戦うメンバーと演技をするメンバーを、演技はもちろん全員あるんですけれども、主に戦う場所、アクトレスガールズの子たちをメインに、あの現実世界と電脳世界って分かれるんですけど、あの、まあえっと、役者さんの技術をお借りしつつ、戦う技術の部分はアクトレスガールズの子たちと一緒にやっていくんですけども、アクトレスガールズ自体が週4の練習を道場練習をしておりまして、そこに交えて今一緒に練習させていただいているので、技術はこれからやっていきます。はい」
――旗揚げ公演の配信の予定などはございますか?
惡斗「配信ですか?データ配信はゆくゆく考えていきたいなとは思っております」
――団体という言葉があったんですけど、こちらは演劇としての団体なのか、プロレスとしての団体なのかでいうと、どういう団体になるんでしょうか?
惡斗「そうですね、団体、あの、エンターテインメント団体ですね。もう全部ひっくるめて、その何々何々ってキュッと決めたくはないなと。体を、肉体を使って、本当にいろんな分野に挑戦していきたいなと思っております」
――所属の方々は、アクトレスガールズだと、アクトレスガールズがプロレスをやっている、アクトレスガールズがアクトリングをやっている、演劇をやっているという形なんですけど、こちらのアクトリウムではヴァルキリーがやっているという、プロレスラーみたいな総称としてはヴァルキリーになるんですか?
惡斗「アクトレスラーとアクトレスガールズは名乗っていますけど、私たちも女優なので、アクトレスラーと同じ分野になると思うので、その分野があるので、アクトレスガールズと一緒にあの、共同していける部分はあるのかなと思っております」
――アクトリウムにいる人たちは一応ヴァルキリーと呼ぶんですか?戦乙女たちと呼ぶんですか?
惡斗「戦乙女、そっちの方がかっこよいですよね(笑)」
――ではアクトレスラーでもアクトレスガールズでもプロレスラーでもなく、戦乙女と今後は表記する
惡斗「はい。そうしていきます!」
――西尾さんは移籍ということですけど、今後アクトレスガールズでは花月夜とかありますけど、そちらの出演等々はどうなるんでしょう
惡斗「所属が変わるだけで、出演はそのままさせていただきます」
――資料の方には今後のスケジュールも軽く書いてあるんですけれど、先ほど毎月やっていきたいということで、毎月違うものをやっていく予定なのか、同じものを東京大阪とかでやっていく予定なのか
惡斗「後者ですね。大阪にもチャレンジで行かせていただくんですけど、同じ公演、全4公演と思っていただければ。旗揚げが2月28日と書いてますけど、全4公演でやりまして、次5月の4日に新宿フェイスをとらせていただいているので、そこでシーズン2と考えております」
――惡斗さんはこちらの旗揚げもあると思うんですけど、ご自身欠場中ですが体調等々は今どのような状況なんでしょうか?
惡斗「そうですね、まだ受け身の方は控えながらという形なんですけれども、アクトレスガールズの方は来年の春ぐらいを目指しているという形でおります」
――所属のメンバーが4名ということになりますけれども、将来的にはアクトレスガールズの方を借りずに、ご自身のメンバーのみで公演をしたいという希望はありますか?
惡斗「そうですね、ええと、できればアクトレス、もともと会社を立ち上げたのがアクトレスガールズの子たちをもっと外に広めていきたいという気持ちもあって。もともとがアクトリング、アクトレスリングという2つに分かれてるんですけど、アクトレスガールズというものが。そのアクトリングというアクション舞台をやりたい子が多いのですけれども、そちらがやっぱ現状なかなかやれていない状態なので、アクトレスリングというものをやっている、ちょっとちょっとわちゃわちゃしますね(苦笑)なので、そのアクトリング、アクション舞台をやりたいっていう彼女たちのやりたいものを、私自身もやりたいので、じゃあアクトレスガールズでそんな公演ができないのであれば、私のところでまずやりたいと思って、そっちをやっていこうと思ってやってるんですけれども、まず技術というものがまだゼロな状態でして。私自身がリングを購入しまして、これからあの道場を構えようと思ってるんですけど、そちらであの、まずはあのミニ公演とも違うけど、このうちに入りたいという子たちを育てていきつつ、アクトレスガールズの子たちのみのはまずどうなんでしょうね?私はアクトレスガールズの子も含めて上にあがりたい気持ちがあります。向こうがあのほかの仕事で出れないってなった時は、うちの子たちだけでいろいろ考えていくかもしれないですね。はい、そんな感じです」
――現状アクトリングの公演が少なくなっているわけですけれども、アクトリウムではアクトリングとのやはり差別化というのは強調はされていかれるんでしょうか?
惡斗「差別化ですか、はい、差別化・・・まあ内容はまず全然違うものなので、あの、むしろアクトリングのキャラクターたちもこっちに取り入れてもいいんじゃないかと思って動いています。あのガチガチに、これはこう、ここはこうだから、ここはダメみたいな決めないで、その中で、じゃあどうやったら融合して面白いものができていくんだろうと、頭を柔軟にしていこうと思っております。はい。せっかくリングを購入したので、自分たちの特有な使い方をできないかなと思って、今模索しながらやっていっております」
<日程>
立花の章(全4公演予定)
2026年2月28日/新木場1stRING/昼14:00・夜18:30
2026年3月14日/大阪176BOX/夜
2026年3月15日/新木場1stRING/夜
2026年5月4日新宿FACEにて『シーズン2』昼夜公演予定
【VALKYRIE ACTRIUM-立花の章-あらすじ】
挫折し踊れなくなった少女リッカは、シュガーと名乗る女性から英霊カードを手渡され、VRMMORPG「VALKYRIE ACTRIUM」の世界にダイブする。そこはヴァルハラ、北欧神話を中心とした神々の国で、英雄としてラグナロクを止めることも、冒険家・農場主・アイドルとして生きることもできる理想の世界。しかし突如ノイズが走り、ロキが「ゲームをしよう」と告げる。不穏なデスゲームへと空気は一変し、真っ白なカードを手にしたリッカは翻弄されていく。夢か破滅か。彼女の運命が動き出す――。
【脚本】
溝口優(劇団fool)
【演出】
秤谷建一郎(劇団CreativeCompanyColors)
【出演】
リッカ(初江律香)、マコト(若尾柱子)、フレイヤ(阿川祐未)、ロキ♂(安藤啓介)、ロキ♀(日菜といろ/みあ朝子)、オーディン(安川結花)、ヴェルダンディ(新井みずか)、スクルド(真白恵茉)、テュール(西尾咲良)、ウルド(声:天翔ゆい)、ユグドラシル(声:青葉ちい)
他










