『PANCRASE 325』でライト級KOP統一戦を行う久米鷹介と雑賀ヤン坊達也が調印式に出席!雑賀は「倒すMMAをする」と正王者狩りに自信!

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 10月26日午後、都内新宿区のパンクラスにて、『PANCRASE 325』(12月12日、USEN STUDIO COAST)のメインイベント、ライト級キング・オブ・パンクラス統一戦の調印式が行われ、正王者・久米鷹介(ALIVE)、暫定王者・雑賀ヤン坊達也(DOBUITA)が出席。廣瀬隆司・パンクラス コミッショナーの立ち会いのもと、出場誓約書にサインした。
 現在、パンクラスでは、正王者がONEなど他団体に参戦しているためタイトルマッチを行うことができず、暫定王者を設定している。そしてついに、初の統一戦が行われる。
 久米は2016年9月、徳留一樹(パラエストラ八王子)を破り、第7代KOPに。2017年、リベンジを誓った徳留とベルトを懸けた再戦を行い、1ラウンドTKO勝ちで防衛。2019年4月にはトム・サントスを破り、2度目の防衛を果たしている。
 その後、ONE Championship日本大会で松本光史に勝利。さらに2020年9月にはRIZINで北岡悟を撃破。今年3月には同じくRIZINで武田光司に判定負けを喫した。
 パンクラスには2年8ヶ月ぶりの参戦となる。

 一方の雑賀は2019年から参戦している新鋭。小林裕を1ラウンドKO、トム・サントスを1ラウンドTKOで破り、昨年9月には、林源平との暫定王座戦でも1ラウンドKO勝利で暫定王者のベルトを巻いた。
 Fighting Nexus時代から数えると7戦全勝、しかも全てがKO勝ちという記録を誇る雑賀。新型コロナウィルスの影響もあり、なかなか試合ができなかったが、他団体に上がることなく、1年3ヶ月、この機会を待ち続けてきた。

 両選手との一問一答の模様は以下。

雑賀「DOVUITA道場の雑賀ヤン坊達也です。ずっと日本のトップで闘ってきた久米選手と闘えることをすごく光栄に思っています。そして、最後のSTUDIO COASTでのパンクラスのメインを締めるということも、とても感謝しています。皆さんの記憶に焼きつくような熱い闘いをし、いつものようにKOして最後のCOASTを締めたいと思っています」

久米「名古屋のALIVEから来ました久米鷹介です。今回は、素晴らしい暫定王者・雑賀選手とできることを大変光栄に思っております。ずっと2年半くらい違う団体に参戦させていただいていたのですが、その中でも、統一戦というのは絶対にやりたいというのが自分の中にありましたし、パンクラスファンの前で闘えることをすごく嬉しく思っていますし、また、素晴らしい相手を用意していただけたので、皆さんに、この2年半でも強くなって来たというところを見せられるように、全力で闘います」

――お互い、相手選手の印象をお聞かせください。
雑賀「そうですね、打撃、グラウンドともに全部がトップの選手レベルだと思っています。徳留選手との試合も2試合とも見させていただいたんですけど、その時からすごい人だなと思っていました。強敵という印象です」

久米「そうですね、やはり一撃の破壊力があると思いますし、しっかり勝ち上がって暫定チャンピオンになっているというところですね。でも、まだ底を見せていない強さがあると思っていますので、強敵だなと思いながら自分のモチベーションを上げてもらえていますので、雑賀選手にはとても感謝しています」

――どんな試合を見せたいですか。
雑賀「僕の試合は、いつも見ていただけていると思うんですけど、僕は僕のMMAを、『倒すMMA』をしたいと思っています」

久米「自分は『戦いの本質』ですね。一本、KO。確実にダメージを与えてフィニッシュするのを身上にしていますので、そういうところを見てもらいたいなと思っています」

――雑賀選手、他の団体に上がるチャンスもオファーもおそらくあったと思いますが、受けずにこの統一戦を待ち続けたのは?
雑賀「そうですね。いろいろありましたけど、この試合のためにずっと準備をして来たので当日、楽しんでいただけると思います」

――統一戦が決まって、この試合に懸ける気持ちは?
雑賀「ついにこの日が来たんだなと思うのと、あと、僕の実力は、さっき久米選手にまだ底が知れないと言っていただいたんですけど、そういうものも全部出して勝ちに行きたいと思っています」

――久米選手、統一戦を迎えた今の心境は?
久米「自分も、ここ数年は強い相手を求めていくということで、パンクラスさんも他の団体で挑戦することを許してくれていたので、そこについてはすごく感謝しています。
 その中で、しっかり勝ち上がって暫定チャンピオンにたどり着いた雑賀選手と今回こうやって闘えるチャンスが巡ってきたことは、自分にとって、こちらもずっと胸に秘めていた闘いの一つですし、素晴らしい相手だと思います。
 常に、素晴らしい相手と闘いたいということは、ファイター人生の中でずっと考えてきたことなので、この先、ここから何十戦というキャリアはないと思う中で、残りのファイター人生の中で闘う相手として、雑賀選手というのは素晴らしいと思っていますので、雑賀選手にも感謝していますし、パンクラスさん、関係者、応援してくれる人たちに感謝を持ちながら、それをぶつけたいと思います」

――5分5ラウンド、どこがキーになるでしょうか。
雑賀「難しい質問ですね(笑)。うーん……。気持ちが強い方が勝つということでよろしいでしょうか」

久米「全てですね。自分は今まで培ってきたものを全力で出すために仕上げに入っていますし、それをやり切って、自分がその場その場でやること、その一瞬一瞬を大切にして闘っていけば良い方向に進むということを信じながら作っていますし、当日もそれを信じてやり切りたいと思っています」

――どんな形でフィニッシュしたいですか。
雑賀「もちろん、いつも通りKO で勝つつもりでいます」

久米「自分もフィニッシュですね。自分については、一本、KO、とりあえず格闘技の本質である『相手を仕留める』ということを求めて闘っていますので、そこにたどり着きたいと思います」

――雑賀選手、しばらくぶりの試合ですが、1年3ヶ月前と大きく変わったところ、手応えを感じているところは?
雑賀「そうですね、トータル的にレベルアップしているかなと思っています。筋力等ももちろんレベルアップしてきています。当日は僕の実力を証明できると思います」

――暫定王者決定戦は、無観客試合でした。今回は観客が入る中で試合ができますね。
雑賀「そうですね。応援してくれている方がたくさんいるので、そういった方たちの前で試合ができるということを本当に嬉しく思いますし、パンクラスのファンの方々にも素晴らしい試合を見せることができると思うと、本当に楽しみです」

――久米選手、統一戦前に参戦してきた試合について、どのように考えていますか?
久米「そうですね、前回のRIZIN(※今年3月、武田光司戦)は負けてしまったんですけども、そこに続く過程でも、前々回(※昨年9月)の北岡選手も、素晴らしい選手と闘うことができているので、そこで自分が築き上げてきたものがあると思います。
 勝つことができた試合も負けた試合もありますけども、必ずそれは身になっていると思います。そこで、まだまだ自分は成長しているという実感がありますので、今回の闘いにおいてもプラスになると思います」

――先ほど「一瞬一瞬」「残りの闘い」という言葉も出ました。それは、ご自身の集大成に向かっているということでしょうか。
久米「そうですね。そこについては、自分の中でラストスパートになる部分だと思いますので、そのためにも、一戦一戦(大切にしたい)。そこで、今回も雑賀選手との統一戦ということで、最高のモチベーションで臨めると思い、受けさせていただきました」

――ベルトに対する思いとは?
雑賀「格闘技をやっている以上は、何か一つは形に残るものが欲しくてやっています。離したくないですね。このベルトを正規にして、ずっと持っていたいという気持ちもあります」

久米「いろんな闘いもですけど、このベルトに向かって闘った日々だったり、ベルトを獲ったあとも、これを保持するために闘った日々っていうのは、本当に自分を成長させてくれました。そういう大切なベルトですので、必ず自分の手元に残るように全力を尽くしたいと思います」

 百戦錬磨のキャリアを誇る久米が3度目の防衛を果たすか、新鋭がKOで正王者となるのか。
真のキングは1人だけだ。

(写真・文/佐佐木 三桜)

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