『PANCRASE 329』の前日計量は全員が初回パス!ライト級暫定KOP獲得に向け、松本とアキラが共に闘志を燃やす!
9月10日正午、都内新宿区のパンクラスにて、『PANCRASE 329』(11日、立川ステージガーデン)の前日計量が行われ、メインカード、プレリミナリーファイトに出場する26選手全てが初回パスした。
出場選手の体重とコメントは以下。
[メインカード]
▼第1試合 アトム級 5分3R
沙弥子(リバーサルジム横浜グランドスラム/47.5kg)
VS
原田よき(mma ranger gym/47.45kg)
沙弥子「久しぶりの試合ということで、すごく楽しみに今日まで調整をやって来られたと思います。第1試合から華やかに大会を盛り上げていきたいと思います」
原田「全力で頑張ります」
▼第2試合 フライ級 5分3R
荻窪祐輔(K-PLACE/57.1kg)
VS
萩原 幸太郎(パラエストラ八王子/56.7kg)
荻窪「しばらくぶりの試合なんですけど、怪我とかしていたわけではないです。仕事の関係で、資格を取ったり色々あって。練習は普通にしてましたし、体調的には試合はできる状態でした。ジムの後輩や先輩のサポートはしてたんですけど、思っていたよりも間隔が空いちゃって。それだけです。今まで、コンスタントにやっていたので、周り的にも自分的にも久しぶりだなっていう感じになっちゃうと思うんですけど。でも、自分自身はそんなに気にしてないです。久々だな、くらいで。
僕は昔、アマチュア修斗に出ていたんですけど、今回の相手も、同じ頃にアマ修斗に出ていた選手なんです。対戦したことはなかったんですけど、名前は知っていました。なので、ある程度、格闘技歴はあるし、地力はあるなと思っています。まあまあ強い選手だと思ってるんで、心してかからないとなっていう感じです。
対策ですか? 相手の映像を見て分析して、得意なパターンや傾向をインプットして、予習して対策して来たので、それが出せればいいなと思います。
久しぶりということで、見せたいと思っているのは“気持ち・技術・スタミナ”です。特に今回どこを強化して来たっていうのはなくて、もうほんと全部やってきて。総合ってそういう感じだと思うので。
僕も、(たくさん)試合もしてきたし、格闘技歴も長いので、特にどこっていうのはなくて。もちろん、部分部分で切り取ったらありますけど、1つ1つ集中して、打投極もそうだし、技術もスタミナも全部やって来たつもりです。試合で出せなかったら身についてないということだと思うので、やってきた自分のためにも、周りの人にわかってもらうためにも証明したいです。
明日は気持ち、技術、スタミナ、全部見せます。最後は気合いと根性で行きます!」
萩原「5年ぶりの試合、初めてのパンクラス、楽しみたいと思います」
▼第3試合 ウェルター級 5分3R
髙橋攻誠(RIGHT THING ACADEMY/kg)
VS
押忍マン洸太(DESTINY JIU-JITSU/kg)
髙橋「前回まだ見せられていない自分の得意なところとかあるので、この試合でしっかり見せたいと思います」
押忍マン「明日はランカーが相手なので、思い切りぶつかっていきます」
▼第4試合 ストロー級 5分3R
宮澤雄大(K-PLACE/52.55kg)
VS
若林耕平(総合格闘技道場コブラ会/52.4kg)
宮澤「前回の試合(※昨年12月、王者・北方大地に挑戦、TKO負け)のあと、すぐ練習を再開して、地道に積み重ねて、再度タイトルマッチで闘えるように常に先のことを考えるようにして、あの大会直後から次に切り替えることができました。
負けましたけど、基本的にもう次のことを考えていましたね。この負けを今後に活かせるかっていうことを考えていました。
あのあと、北方選手が負けてしまって。僕としては北方選手からベルトを獲りたかったなっていう僕のストーリーがあったので正直ガッカリしましたけど、でも、北方選手からでなくてもあのベルトが欲しいので、相手が誰でも関係ないと思っています。
明日はまず新しい第一歩です。いろいろタイトルマッチを見て、自分の中でもいろいろ変わってきて。パンクラスの中で、タイトルマッチが一番上なわけじゃないですか。と思ったら、けっこう気持ち的に楽になりましたね。
明日は勝つために全力を尽くします」
若林「前回、自分の体調不良で試合をなくしてしまって申し訳ないです。パンクラス初参戦で、宮澤選手という強い選手を当ててもらって、すごく楽しみです。しっかり勝ちたいと思います」
▼第5試合 ウェルター級 5分3R
中村勇太(T-Rex Jiu-Jitsu Academy/77.15kg)
VS
林 源平(和術慧舟會Iggy Hands Gym/77.4kg)
中村「T-Rex Jiu-Jitsu Academyの中村です。40代最初の試合なので、思い残すことなくやっていきたいと思います」
林「ぶっ飛ばします」
▼第6 試合 バンタム急 5分3R
TSUNE(リバーサルジム新宿Me,We/61.3kg)
VS
平岡将英(KRAZY BEE/61.6kg)
TSUNE「しっかり勝って、次のステージに向かいたいと思います」
平岡「明日は自分のベストを尽くして、思い切り楽しみたいと思います」
▼第7試合 バンタム級 5分3R
井村 塁(Nexusense/61.4kg)
VS
平田丈二(総合格闘技道場暗愚羅/61.3kg)
井村「いろいろ考えてやってきたので、それが出せればいいなと。今、2連敗していて後がないので、こんなすぐに試合を組んでくれるとは思っていませんでした。試合を組んでくれただけでありがたいですよ。
だんだん試合が近づくにつれて、ちょっとずつ憂鬱になって来てるのはありますね。憂鬱ですね。でも、勝たなきゃいけない相手なんで、明日は勝ちます。
相手に関しては、またストライカーか、っていう感じだったんですよ、正直。でも、ポジティブに考えれば、練習したことが試せる相手だなと。やりづらいとか関係なしに、やってきたことを明日そのまま出すだけですね。
石渡さんからは、ただ勝つだけじゃなくて、魅せる試合をしなくちゃならないと言われました。
価値の落ちた自分の試合を組んでくれたパンクラスさんと、受けてくれた平田選手に感謝を込めて、明日は自分が勝ちます」
平田「強い選手と闘えるので、すごくワクワクしています。明日は楽しみたいと思います」
▼第8試合 ライト級 5分3R
雑賀ヤン坊達也(DOBUITA/70.05kg)
VS
松岡嵩志(パンクラスイズム横浜/70.55kg)
雑賀「明日は真剣の斬り合いのような、ヒリヒリ、ドキドキする試合を皆さまにお届けできると思います。強い松岡選手に勝って、しっかり証明したいと思います」
松岡「明日は危ない相手なので、危ない試合をしようと思います」
▼第9試合 5分3R
KAREN(PRAVAJRA/51.7kg)
VS
宝珠山 桃花(赤崎道場A-SPIRIT/51.8kg)
KAREN「チャンピオンになってから今回が最初の試合ですが、しっかりKO、一本で血まみれにして連勝記録を更新します」
宝珠山「赤崎道場所属の宝珠山桃花と申します。今回、初パンクラス出陣ということで、とても楽しみにしております。最終的には自分との戦いなので、出し切りたいと思います」
▼第10試合 コーメイン フライ級 5分3R
上田将竜(G-face TEAM緒方道場/57.1kg)
VS
鶴屋 怜(パラエストラ松戸/56.85kg)
上田「体調は順調です。いつも通りです。
今度は若くて有望な選手が相手ですけど、時代を感じるという感じですね。気づけば、パンクラスに上がるようになって10年です。いつまでも気持ちだけは若いんですけどね。なかなかやっぱりそうはいかないんで。
鶴屋選手は、試合数は少ないですけど、しっかり実力があって強いんで、自分の持っているもの全部を使って倒しに行きます。ここで勝てれば、ちょっと言いたいこともあるんで、勝って言いたいことを言います。全力でポイズンかまします!」
鶴屋「(上田に向かって)上田選手、明日は良い試合をしましょう」
▼第11試合 メインイベント ライト級暫定キング・オブ・パンクラシスト決定戦 5分5R
松本光史(M PLATIC/69.8kg)
VS
アキラ(武蔵村山さいとうクリニック/69.9kg)
松本「良いプロセスを経て、明日試合に臨めるのを嬉しく思います。勝って(正王者との対決へ)王手をかけさせていただきます」
アキラ「体調バッチリです。調整もしっかりできていい感じなので、明日は5分5ラウンド、しっかりぶつけたいと思います。
(同じ相手と)3回っていうのはなかなかないですし、しかも1回目はもう10年以上前ですからね。なんかちょっと、いろんな・・・親しみとかじゃないですけど、何か感慨がありますね、松本選手に対しては。
皆さんも体調が良さそうなので、明日はみんなで良い大会にできるかなと思います。でも、明日は、僕の“漬け地獄”を見せて、僕の日にしたいと思います」
[プレリミナリーファイト]
▼第1 試合 フライ級 5分3R
水戸邉 荘大(TRIBE TOKYO M.M.A/56.9kg)
VS
山﨑聖哉(BRAVE GYM/56.3kg)
水戸邉「前回、試合を飛ばしてしまったことは本当に申し訳なくて、今回しっかり倒していこうと思っています」
山﨑「初めまして、山﨑です。7月に出場予定だったんですけど、無くなっちゃって、明日やっと試合ができるということで、メチャクチャ楽しみです。しっかり勝って次の試合につなげようと思っています」
▼第2試合 フェザー級 5分3R
工藤修久(禅道会 小金井道場/65.45kg)
VS
立成洋太(パラエストラ千葉/66.15kg)
工藤「もう自分も歳で47歳になりました。でも、まだまだ自分は成長できると信じてやっております。明日はそれを見せたいと思います
立成「明日は勝ちたいと思います」
なお、この大会で行われる予定だった藤野恵実(トライフォース赤坂)VSソン・ヘユン(KOREAN TOP TEAM)の対戦はビザに関してトラブルが発生したため、10月10日に行われる品川インターシティホール大会へスライドすることとなった。
藤野恵実は、今大会では初の解説を務めることに。和術慧舟會で切磋琢磨した大沢ケンジとのやり取りも見どころだ。
(写真・文/佐佐木 澪)