【会見】12・24PANCRASE横浜武道館大会でウェルター級KOPを争う林源平と住村竜一朗が調印式に出席!住村は林を怖がるもベルトに対する想いで分かり合い正々堂々のクリスマス決戦へ!

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 12月18日夕、都内新宿区のパンクラスにて、ウェルター級キング・オブ・パンクラス チャンピオンシップの調印式が行われた。会場には第15代王者・林源平(和術慧舟會IGGY HANDS GYM)と挑戦者・住村竜一朗(TEAM ONE)が揃って出席。廣瀬隆司・パンクラス評議委員長の立ち会いのもと、出場誓約書にサインした。
 なお、この試合は『PANCRASE 340』(12月24日、横浜武道館)のメインイベントとして行われる。

――出場の両選手に一言ずついただきたいと思います。まずは元DEEPウェルター級王者・ランキング2位、住村竜一朗選手からお願いいたします。
住村「住村竜一朗です。なんでしたっけ。普通にまず一言ですか、はい。12月24日、今年最後ですかね、パンクラスさん30周年記念大会のメイベントを任せられたんですけども。あのー、クリスマスイブはちょっと違う形で過ごしたかったんですけども、チャンピオンと闘えるということで、女性と過ごすよりもね、男性と過ごすクリスマスイブもいいんじゃないかなと。はい、思いました。一生懸命頑張ります。押忍」

――ありがとうございます。続きまして、第15代ウェルター級キングオブパンクラシスト林源平選手、お願いいたします。
林「パンクラス第15代ウェルター級キング・オブ・パンクラシスト、和術慧舟會IGGY HANDS GYM林源平です。もう本当にやっと試合ができるなって感じで、そうですね、昨日ぐらいからもうずっとワクワク、ワクワクしてて。楽しみだなって感じです」

――では、質疑応答に移ります。よろしくお願いします。両選手にお聞きします。この試合が決まった時の気持ちを教えてください。
住村「そうですね。林選手怖いので。自分ね、スポンサーの社長が静岡にいてはるんですよ、御殿場の方に。その社長も林選手のことを知ってて。(林の方を見て)林選手、確か静岡出身ですよね。(林は無言)はい、あの、フル無視ということで、怖いです、はい。試合が決まった時はね、やっとパングラスのベルトに王手がかかったなと思ったんですけども。でも(林選手は)ちゃんと強いので。怖さもあるんですけど、でも怖いからこそしっかり試合に向けて追い込めました。試合当日は100パーセントで倒しにいけるかなと思います」

――ありがとうございます。林選手、お願いします。
林「そうですね。試合が決まって嬉しいなっていうのと、やっぱり初防衛戦でDEEPの元チャンピオンの住村選手とできるということが、やっぱりすごく嬉しかったですね。というのは、強い選手に勝って自分が強い選手になれるっていうことが、僕のファイターとしての一番の喜びなので。とにかく嬉しかったですね」

――ありがとうございます。住村選手、今日もヘルメットをかぶっていらっしゃいますが、今日のは何のヘルメットですか。
住村「聞いてくれてありがとうございます。実は自分、格闘技界で多分初めてだと思うんですけど、ヘルメットスポンサーっていうのを募ったんですよ。カード発表会見の時にヘルメットをかぶってたんですけど、あれは野球チームのヘルメットで。それは阪神が優勝したんでかぶらせていただいたんですけども。せっかくヘルメットをかぶったんだから、これを機に何かちょっと形にしたいなと思いまして。それで、ヘルメットスポンサーを募ったんですよ。そしたら思わぬ反響で、めちゃくちゃ沢山ヘルメットの会社がスポンサーについてくれたんですよ。今かぶっているこのヘルメットは、一番高額の協賛金を出してくれた会社のなんですけど、小さい金額の会社も沢山ついてくれて、何百万という金額がついたんです。それで、ヘルメットをかぶらないと失礼だなと思って、今日かぶりました」

――すごいですね。では次に、両選手に、ベルトにかける気持ちっていうのをおうかがいしたいと思います。まず、住村選手はパンクラスという団体のベルトをどのように思っているんでしょうか。前回の会見では『ベルトが欲しい』とおっしゃっていましたが、ベルトハンターみたいな感じなんでしょうか。
住村「そうですね、前回の会見でも言わせてもらったんですけども、 自分は目標がないとダメなタイプなんです。DEEPのベルトを獲ったのはもう 5年前、6年前かな。その、ベルトを獲った時の気持ちをもう一度奮い立たせたくてパンクラスさんにお願いして参戦させてもらったんですよね。やっぱり目標があると練習も追い込みますし、気持ち的にも違います。今回、(ベルトに向けて)やっと王手がかかったので、目指すところは1つなんで」

――ありがとうございます。王者である林選手は今回ベルトを守るっていう立場です。前回の会見では『守るより攻める』と話されていましたが、どんな感じで臨まれるんでしょうか。
林「そうですね。やっぱり僕は、攻めることが最大の防御というか、守りに繋がると思っています。僕はとにかく攻めて、チャンピオンだからっていうよりも、林源平らしい試合をしたいと思っています」

――ありがとうございます。今回の試合に勝ってベルトを巻いたその先のこと、見据えていることを言える範囲でお聞かせください。
住村「ベルトを獲ったらですか。あんまりその先のことは考えてなくて。今はとりあえず、このベルトが欲しいという気持ちだけですね。歴史あるパンクラスのベルトを欲しいっていう、今はそれだけですね。林選手はストライカーなので、自分のことをぶん殴りに来ると思います。僕は今はグラップラーみたいになってるので。ま、昔のPRIDEじゃないですけど、わかりやすくて打撃VSグラップリングみたいないい試合ができれば、僕はもうそれで満足なんで。まあ、今はそれしか考えてないですね」

――ありがとうございます。林選手、お願いします。
林「僕も、この目の前の試合、これが一番大切ですね、僕は誰よりも強くなりたいっていう気持ちで格闘技を始めたので、このベルトを取り戻して、さらなる場所に行くのか、それともこのベルトを何回も防衛するのか、僕が一番強くなれる選択をしたいなと思っています。ただ、いずれにしても、なんとしてもこのベルトを巻いてなきゃいけないんで、必ず勝ちたいと思っています」

――ありがとうございます。また両選手に質問です。対戦が決まってから今日まで。相手選手を想定して作り上げてきたと思うんですけれども、ファイターとしての相手の印象を改めてお伺いできますでしょうか。住村選手からお願いします。
住村「そうですね。本当に打撃が強くて、華のある試合をする選手だなとすごく思います。僕が持ってないものを林選手は持っていますし、自分より華もあると思ってます。何よりも試合が面白い。だから、自分は今年4試合目なんですけど、一番ビビってますし、一番練習して来られました」

――ありがとうございます。林選手お願いします。
林「住村選手、ファイターとして自分で“組み”とは言ってるんですけど、打撃もちゃんと効くボクシングベースでしっかりできますし、レスリンンも壁際の攻防もそうですし、グラップリングももちろん、1つ1つがすごく完成度が高い選手だと思っています。そういう選手と闘えることは、僕の中では本当にすごく嬉しいです。住村選手をしっかり倒して、自分は強いぞと思えるようにしたいなと思っています」

――ありがとうございます。もう1点、両選手におうかがいします。前回のカード発表記者会見では、ピリピリするような、ちょっと緊張感のあるやりとりも見られました。今現在、相手選手に対してどういう感情を抱いているでしょうか。住村選手、お願いします。
住村「感情ですか。正直な話、日曜日に試合があるのに、まさか今日会うとは思ってなかったので、ちょっと戸惑ってますけども。前回は、阪神が優勝したから仕方ないんじゃないかなと思って、それでヘルメットをかぶっていったっていうのもあるんですけれども、(そのせいか)林選手はちょっと怖いなと思いましたけど、今日会って、すごくいい人だなと思いました」

――ありがとうございます。続いて林選手お願いします。
林「そうですね、なんかこう、ピリピリしてたっていうのは……まあ、僕はいつでも闘いたいっていう気持ちがあるんで、対戦相手が目の前にいて、まあ、ああいう感じになったのかな。僕が一番、ピリピリしてたのは、(住村選手が)このベルトに対して、どういう思いがあるのかとか、どんな気持ちで格闘技をやってるんだろ、この人っていう気持ちがあったんで、すごくイライラしてたんですけど。でも(今回の)住村選手の発言から、相当追い込んできたと思うんですよね。先ほど『ビビってた』っていう風におっしゃってたんですけど、そういうのも乗り越えて、練習して、当日、試合を迎えると思いますし。もともと、試合では僕なりにリスペクトをもって闘おうとは思っていましたけど、なんていうか、今日は、このベルトにかける思いっていうのがしっかりあるんだなっていうのが分かったので。まあどうせ、当日は思いっきり殴るんで、今からピリピリする必要ないなっていうふうに思っています」
住村「林選手怖いです。すごくその発言が怖いです」
林「試合はもっと怖いと思ってください(笑)」
住村「お手やわらかにお願いします(笑)」

――最後の質問です。2023年を締めくくる最後の大会のメインイベントになるんですが、その辺りは試合へのモチベーションや意気込みに影響するのでしょうか。住村選手からお願いします。
住村「とにかくもう悔いのないように闘いたいですね。今年はしっかり闘ってきましたし、やっとたどり着けた舞台なんで。2023年の最後、しっかり2人でいい作品を作り上げて、最後は自分がベルトを巻くという意志で闘います」

――ありがとうございます。それでは林選手、お願いします。
林「はい。今、住村選手は『2人でいい作品を』っていうことだったんですけど、僕はそうじゃなくて、試合っていうのは会場にいるお客さん、目の前で見てくれてるお客さんもそうだし、テレビで見てくださるお客さんも全部含めて、みんなで、皆さんで作り上げる作品だと思ってるんです。なので、そういう僕の熱い熱量と、皆さんと一緒に作品を作り上げたいですね。最後に派手なJKOでパンクラスの2023年の最後を締めたいと思います」

――ありがとうございます。ではですね、改めまして両選手に、カメラの前のファンの皆様に向かって、この試合への意気込みを改めてお聞かせください。

住村「はい。パンクラスさんに来た意味を。しっかり皆さんに お見せします。応援よろしくお願いします」

林「自分らしくしっかり闘って、最後はド派手なKOで 締めたいと思います。皆さん楽しみにお待ちください」

――ありがとうございました。

 カード発表会見の際は、王者のプライドから、奔放な住村の態度にイラつきを隠せなかった林。しかしこの会見で住村の心情が伝わり、わだかまりもなくなったようだ。
 パンクラスでのし上がってきた生え抜きの林と、さまざまな団体を渡り歩いてきた住村。掛け値なしに実力者同士の一騎打ち。2023年ラスト試合で、最後に相手を見下ろしているのはどちらなのか。

(写真・文/佐佐木 澪)

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