【試合詳細】5・28 ベストボディ・ジャパンプロレス新宿FACE大会 【BBW無差別級】なべやかんvsライジングHAYATO with キューティエリー・ザ・エヒメ 【BBWタッグ】大鷲透&伊橋剛太vs諸橋晴也&鈴木悟 遠藤哲哉&吉田和彦vs男色ディーノ&松本都

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『ベストボディ・ジャパンプロレスリング~SATSUKI 2021~』
日程:2021年5月28日(金)
開始:19:00
会場:東京都・新宿FACE
観衆:186人

▼エキシビジョンマッチ
[ダンカンプロレス軍団]○大和ヒロシ(フリー)
3分28秒 逆エビ固め
●榎本高志(練習生)

▼タッグマッチ
遠藤哲哉(DDT)/●吉田和彦
8分57秒 男色ドライバー→体固め
○男色ディーノ(DDT)/松本都(崖女)

▼6人タッグマッチ
チェリー(フリー)/米山香織(YMZ)/○山中絵里奈
13分45秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド
水森由菜(我闘雲舞)/桐原季子(我闘雲舞)/●竹林早苗

▼6人タッグマッチ
○谷口智一/石井慧介(ガン☆プロ)/唐澤志陽
8分57秒 ラリアット→片エビ固め
政宗(フリー)/アントニオ小猪木(西口)/●バキュームけーすけ

▼BBWタッグ選手権試合
【王者組/ベストぽっちゃりジャパン】大鷲透(フリー)/●伊橋剛太(DDT)
17分50秒 芯喰う飛び膝蹴り→片エビ固め
【挑戦組/ダンカンプロレス軍団】諸橋晴也(フリー)/○鈴木悟(フリー)
※大鷲&伊橋が初防衛に失敗。諸橋&鈴木が第4代王者となる

▼BBW無差別級選手権試合
【王者】○なべやかん
14分43秒 ラ・マヒストラル
【挑戦者】●ライジングHAYATO(愛媛) with キューティエリー・ザ・エヒメ(愛媛)
※なべやかんが初防衛に成功

なべやかんがエリーの誘惑を断ってHAYATOに勝利し初防衛!タッグ王座は再びDPGの手に落ちるもぽっちゃり軍に男色ディーノが加入!初参戦の松本都がエリナ様との女子王座戦を要求!

エキシビジョンマッチ


 BBJの公式カメラマンとしてリングサイドで写真撮影を行ってきた榎本だが、2月大会で大石に因縁をつけられカメラを破壊された挙げ句ボディスラムで叩きつけられるという憂き目にあってしまう。その後、密かになべやかんを師に特訓を積んでいた榎本は、3月大会でも因縁をつけて再びカメラを破壊してきた大石へドロップキックで反撃。これに逆上した大石が榎本のプロレスデビューを強制決定し、リング上でプロレスラーとして堂々と榎本を制裁することを宣言。
 この日、榎本はデビューに向けての第一歩として大石と同じくDPGの一員である大和を相手にエキシビジョンマッチに臨んだ。

 ゴングが鳴ると大和がいきなり低空タックルで足を刈り倒し、リストを取りながら上から潰していく。榎本もリストロックを返していくが大和は余裕の表情ですぐさま返していき、榎本が着ていたTシャツを裏返して顔に被せ、顕になった胸板に逆水平チョップを連打し、倒れ込んだ榎本へエルボードロップ。さらにたっぷりとストンピングで痛めつけ、ファイヤーマンズキャリーから無造作に背後へ放り落とすかのようなバックフリップ。

 大和が退屈そうな表情を浮かべながら両手を広げて榎本が起きるのを待つと、榎本は逆水平チョップの連打からDDTを狙うが大和がハンマーパンチ一発でひれ伏させ、ロープに振っていくが榎本はドロップキックで反撃。

 榎本は大和のビンタに耐えながらもエルボーの連打で意地を見せてロープへと飛ぶも、大和が「これがお手本だ」と言わんばかりの美しいドロップキックでその胸板を撃ち抜く。さらに2発目のドロップキックを顔面にヒットさせ、カミカゼから逆エビ固め。目を閉じて鼻で笑いながら小さく首を横に振りながらしっかりと腰を落とす冷徹な攻めを見せると、榎本はたまらずタップ。

第1試合


 ディーノ&都というあまりにもデンジャラスなタッグがBBJに上陸。昨年11月デビューの吉田は都のことを知らず、やかんから「女子プロレスの教科書のような選手」と教えられて一安心してしまっており、荒れ模様となることが予想される試合の行方に注目が集まっていた。

 吉田が入場すると、その絞られた身体に目をつけたディーノはボディチェックの際からねっとりとした視線を送り、先発を買って出る。
 ディーノの遠藤でゴングが鳴ると両者距離を詰めてリストを取り合っていくが、ディーノが遠藤の手をそのまま自らのパンツの中にしまおうとすると遠藤が飛び退いて逃げ出し、「吉田さん、行けますか?!」とこれ以上の接触を嫌がって吉田にタッチ。ディーノは舌をベロベロと動かして満面の笑みを浮かべる。

 吉田が出てくると、ディーノは早速カニバサミで倒してバックマウントを取り、タイツの隙間から手を入れて生尻を揉みつつもう片方の手で乳首を撫で、パンパンと音を立てながら吉田の尻に腰を打ち付ける。吉田が悲鳴を上げながら必死のロープブレイクを見せるも、ディーノは男色クローで吉田の股間を鷲掴みにしながら引き起こし、再び生尻をまさぐりながら自軍コーナーへ連れ帰り都にタッチ。

 都は吉田をリング中央に寝かせておてんばダッシュ。さらに都はディーノにもこれに参加させ、止めに来たデューク佐渡レフェリーも巻き込んで3人で吉田を踏みつけてからフットスタンプ。さらに都がサーフボードストレッチに捕らえ、ディーノが吉田の股間に顔を埋めようとすると見かねた遠藤がディーノの頭をひっぱたいてカット。怒った都は「ディーノさん、やっちゃってください!」とタッチ。

 ディーノは高速ブレーンバスターから男色ナイトメア。遠藤が再びひっぱたいてカットするも、倒れたディーノが吉田に顔面騎乗する形となって裏目に出てしまう。代わる都がランニングクロスボディを狙うが、吉田がこれをキャッチしてボディスラムで叩きつけ、なんとか遠藤にタッチ。

 遠藤は飛び出してきたディーノにエルボーを連打し、股間をそっと包み込むように触ってくるディーノをコードブレイカーで撃退。さらにヘアホイップ、串刺しバックエルボーからワンハンド・バックブリーカーと連撃し、都が「ナメんじゃねーぞ!」と叫んで放った急所蹴りをキャッチして行くが、都は飛びついてフランケンシュタイナーで遠藤を放り捨て、シャイニング崖ザード。さらに「レフェリー!たすけてたすけてたすけてたすけて!」と佐渡レフェリーの手を借りながらコーナートップでY字バランスを取ってからマンマミーアZを発射も、遠藤が剣山で迎撃。

 遠藤は吉田を呼び込んでダブルのバックエルボーで都を倒し、吉田のサイドポーズ式リバース・インディアン・デスロック&遠藤のキャメルクラッチの同時攻撃。反則カウント4で解放すると、ディーノがエプロンでタイツを次々と脱ぎ始め、全てがあわらになりそうになるとレフェリーが必死に止めに行く。その隙に都は吉田の股間を蹴り上げ、スタナー、Y字バランス式踵落としと反撃してからディーノにタッチ。

 ディーノは吉田に飛びかかってリップロックを狙うが、遠藤がカットし救出。ディーノがロープに飛ぶと吉田がカウンターの空中胴絞め落としを決めて見せるが、上から覆いかぶさる形になってしまった吉田にディーノが下から熱いキス。意識を失いかけながらもなんとか耐えきった吉田だったが、ディーノのファイト一発からの男色ドライバーが決まると3カウント。
 試合後、ディーノは両手を合わせて「いただきます」と吉田のコスチュームを引き下げて生尻を満喫しようとするが、遠藤がそのキレキレなボディを囮にすることで救出。ディーノは葛藤の末に遠藤を選び、猛ダッシュで追いかけながら退場していった。

第2試合


 谷口CEOは「BBJではこれから6人タッグマッチに力を入れていく」という指針を明かしており、この日は初参戦の我闘雲舞勢を迎えた女子選手のみの6人タッグマッチが実施。百戦錬磨の米山&チェリー、近年メキメキと力を付けている水森&桐原に混ざり、BBJ生え抜きの竹林とエリナ様がどこまで爪痕を残せるかに期待の目が注がれる試合。

 水森らが「トロピカル☆おねがいしまァ~す!」と握手を求めていくと、米山のみ「あしゃ~す!」とゴキゲンな様子でこれに応じていくが、相手が背を向けた瞬間に米山らが奇襲。そのまま3人で水森を固めて「ベストボディ・ジャパ~ン♪」とポーズを決める。さらに3人で水森をロープに振るが、水森はフライングクロスボディで3人まとめてなぎ倒し「77キローッ!」と叫びながらチェリーの上ででんぐり返しで押し潰してから桐原にタッチ。

 桐原はチェリーの打撃をキャッチして脇固めでコントロールしつつショルダーアームブリーカーを見舞って竹林にタッチ。
 竹林はチェリーにエルボーを連打していくが、チェリーは顔面を引っ掻いて怯ませ、さらに「ちょーし乗ってんじゃねーぞ!」とフロントネックロックで固めながら背中をガリガリと引っ掻きつつ巴投げ。マウントエルボー連打から髪を掴んで後頭部をゴンゴンとマットに打ち付けてからエリナ様にタッチ。

 エリナ様は竹林の顔面をロープにこすりつけてから艶やかに腰をくねらせてからエルボードロップ。さらにリバース・フィギュアエイトで固めていくと米山が入ってきて「ギバップ?!ギバップ?!」とレフェリーのようにチェックに入り、竹林がなんとかロープブレイクすると米山がタッチを受ける。

 米山は竹林の鼻を摘みながらリング中を引き回し、モンゴリアンチョップを連打。竹林がこれをキャッチするとぐるぐるパンチを見舞ってロープに飛ぶが、竹林がドロップキックで迎え撃ち水森にタッチ。

 水森は米山、チェリーをショルダータックルでなぎ倒し、米山を担ぎ上げながら振り回してチェリーをぶん殴る怪力を見せつつ「トロピカル☆ヤッホー!」と叫んで水車落とし。さらに米山へトロピカル☆ヤッホープレスからコーナーに顔面を打ち付けるモンキーフリップ。さらにロングホーンアタックを狙うが米山が飛び越えながら回転エビ固め。チェリーにタッチ。

 チェリーは水森に飛びついてビクトル式ヒザ十字も、すぐに桐原がカット。水森&桐原が2人でチェリーをロープに振ろうとするが、チェリーはうまくいなして無理やり桐原とのダブル攻撃を水森に叩き込み、2人を重ねてフットスタンプ。チェリーが水森を引き起こそうとすると、水森はボディへのヘッドバッドからロープに飛んでフライングショルダー。桐原にタッチ。

 桐原がチェリーをコブラツイストに捕らえ、カットに来たエリナ様を竹林が、米山を水森がスリーパーホールドに捕らえる絞め技の三重奏。桐原のグラウンドコブラを返したチェリーは怒りのボディブローから「どっこいしょ!」と大外刈。

 そして桐原をロープにくくりつけながら3人で取り囲み、チェリーが「歳の数だけ殴るぞ~っ!おい!季子!オメー今何歳だ?!」と問いかける。桐原が「46……」と小声で答えると、チェリーは「あぁ?聞こえねーなぁ。もっと大きい声で言ってみろよ!」と煽り、桐原が「46!」と大声で叫ぶと、チェリーが「46ぅ?!そんなに殴ってたら朝になるだろ!46回も殴ったら手が痛くなっちまうだろ!」と逆上して3人でストンピングの雨あられからトレイン攻撃。

 チェリーが桐原を引き起こそうとすると、下から組み付いて首投げからコマネチで絞め上げていくが、チェリーがその腕力で無理やり脱出すると「季子、バカヤロウ!」と世界的巨匠じみた罵倒とともに逆水平チョップを見舞いエリナ様にタッチ。

 季子のコマネチを見てなにかを刺激されたエリナ様は「なにがコマネチじゃ!よう見とけよ!これが大阪名物・パチパチパンチや!」と左右の張り手の乱れ打ちからXファクター。さらにボディスラムを狙っていくが、桐原が振り払ってミドルキックを叩き込み竹林にタッチ。

 竹林はエリナ様にドロップキックを見舞い、往復ビンタに耐えつつエリナ様をカニバサミでロープに倒して619を発射。これをエリナ様がキャッチすると、米山ががら空きになった竹林の腹部にジャンピングニー。そしてエリナ様は自慢のムチでの攻撃を狙うが、ムチがどこかに行ってしまっていたため、観衆が掲げていた自身への応援うちわを借りて竹林を殴打。さらにコーナーに上って行くが、水森がデッドリードライブで投げ捨て、桐原がロープに絡めたスタンディング式コマネチ。そこへ竹林が619を叩き込む。

 竹林はY字バランス式ギロチンドロップからゴリーボム。フォールに入るも米山が千豚♪でカットし、チェリーも水森を熟女でドーン!で撃退。桐原がチェリーを払い腰で排除すると、竹林がバックスライドもエリナ様は後転して脱出し、そのまま組み付いてM.D.M.A(リバースDDT)。これをカウント2で返されるとエリナ様は軟体を生かした美しいブリッジで魅せるジャーマン・スープレックス・ホールド。新技を見事に決めたエリナ様がこれで3カウントを奪った。

エリナ様「あたしさぁ、スーパーボディ級のベルト持ってんのね?でもあたしが一番欲しいのは女子のベルト。だから『進垣ともう一回やらせろ』って何回も何回も言ってるんだけど、チャンピオンのくせに欠場?ベルト返上?笑わせるねぇ~。やっぱり、あの女子のベルトが一番似合うのはこの私。進垣にはさっさと完全復帰してもらって、また女子チャンピオンに挑戦してきてもらおか?」

 ここに松本都がリングイン。

都「やぁやぁやぁ!ちょっとまってください!初めまして!崖のふち女子プロレスの松本みやここです!エリナ様、おつかれさまでした!」
エリナ様「ありがと」
都「私、今日はじめてベストボディ・ジャパンプロレスさんに出させてもらったんですけどぉ、是非、今日で終わりじゃなくてこれからもレギュラー参戦したいです!なので、私がこれからもこの団体に出続けるために、女子のベルトほしいです!」
エリナ様「はぁ~?初参戦でいきなりあの女子のベルトに挑戦したいとおっしゃる?」
都「ハイ!正直、エリナ様が巻いてるより私が巻いてるほうがカワイイし、アイドルだし、お客さん連れてこられると思うので!ベストボディ・ジャパンさんのためになると思います!」
エリナ様「はぁ~、言うねえ」
都「ハイ!」
エリナ様「いいでしょう。このベストボディ・ジャパンプロレスのエリナ様が貴女の挑戦……都さんだっけ?」
都「ハイ!みやここです!」
エリナ様「受けて立とうじゃないですか」
都「ありがとうございます!」
エリナ様「じゃあ、次回6月28日、行っちゃいます?皆さん、都さんとエリナ様の試合を是非見届けに来てください」
都「ハイ!エリナ様を血まみれにします!」
エリナ様「髪の毛の色似てますね」
都「ハイ!よろしくお願いします!」
 

第3試合


 6人タッグマッチ強化プランの一環として組まれたBBJ所属&レギュラー参戦選手での試合だが、大会前の記者会見ではけーすけがBBJ正規軍から外された上に記者会見に呼ばれなかったことを逆恨みし、「この試合で俺が勝ったらBBJのCEOの座をよこせ!」と要求。谷口らに全く相手にされず黙殺される中でこの日の試合を迎えた。

 全員が入場すると、小猪木が先発を買って出て「代表出てこォ~い!」と谷口を挑発するが、けーすけが「ちょっと待ったァ!しゃくれ!待っとけ!」と小猪木を下がらせ「お前も下がれ!」と政宗に怒鳴るも、天と地ほどのキャリアの差を思い出したのか「下がっといてください」と丁寧に言い直す。
早速マイクを要求したけーすけは「オイ!谷口会長!アンタはよくも、記者会見の日を俺に教えずに!俺は今、なべやかんの家に居候している。『なべやかんが家を出てったなぁ~。なんで出てったんかなぁ~』と思ったら、しばらく経ってやかんの奥さんが『けーすけは記者会見行かなくていいの?』……どういうことや?!そこで俺は初めて知った!だから俺は寝間着で千代田線と銀座線を乗り継いで行ったのに記者会見でも俺を無視しやがって!ええか?!記者会見で言うた通り、俺がもし会長から3カウントを奪うかギブアップってそのオシャレなヒゲを蓄えた口から言わせたら俺がそのCEOTシャツをカッコよく着てやる!よーし、こうなったら3人まとめてかかってこい!」とたっぷり尺を取って挑発していくが、本当に3人まとめてかかって来てしまい、けーすけが虫の息となる中でゴング。

 石井がけーすけを羽交い絞めにする中、唐澤がミドルキック、谷口が逆水平チョップや串刺しラリアットが突き刺さる。
 代わる唐澤がサッカーボールキックを見舞い、谷口にタッチ。
 谷口がボディスラムからスリーパーホールドに捕らえ、タッチを受けた唐澤もスリーパーホールドを引き継いで絞め上げてから石井にタッチ。
 石井はストマックブロックを見舞って痛めつけると、けーすけは「あっ!見て見て!」と虚空を指差して石井の気をそらそうとするが石井は全く騙されること無くミドルキック。これには味方の小猪木からも「古い!それ古いんだよぉ~!」とダメ出しが飛ぶ。けーすけは懲りずに「あっ!靴紐が!」と石井の靴を指差すも石井は全く付き合わずにニーリフト。ならばとけーすけは「ドロップキック行くぞ~!」と宣言。石井は上半身のガードを固めるが、あまりにも低すぎるドロップキックが結果として低空ドロップキックのようにヒザにクリーンヒットし、けーすけがなんとか生還。

 代わる小猪木は弓引くナックルアロー連打からショルダーアームブリーカー。続けて小卍固めを狙うが、石井が腰投げで切り返してニードロップで追撃して唐澤にタッチ。

 唐澤はミドルキックの連打からハイキックを発射も、これをかわした小猪木がスリーパーホールドに捕らえて自軍コーナーへ持ち帰り政宗にタッチ。
 政宗はニークラッシャーから骨喰を狙うが、唐澤が残る片足で延髄斬りを叩き込み谷口にタッチ。
 谷口はラリアットを狙ってロープに飛ぶが、政宗はこれをかわしてカウンターのドロップキック。さらにスイングネックブリーカーで追撃しけーすけにタッチ。

 けーすけは政宗&小猪木とともに谷口にトレイン攻撃を見舞い、小猪木に谷口を羽交い絞めにさせてから「谷口会長!お前はちょっとカッコええから思て好き勝手やりやがって!怒ったゾウ!ゾウ?ゾウ?パオォ~ン!耳バッサー!バッサバッサバッサぁ~!」と気温20度超えが続き汗ばみがちな初夏の新宿の空気を冷やしてから脳天唐竹割りを発射もこれが小猪木に誤爆。もう一度同じ流れを今度は政宗に羽交い絞めにさせて再現しようとするが、「怒ったゾウ!ゾウ?ゾウ?」のくだりからやり直そうとしたため政宗に「長いよ!」と蹴飛ばされ拒否されてしまう。

 ならばとけーすけはセカンドコーナーに上って「行くぞ新宿!バッ!バッ!バキュ~ム!」とバキューム・イン・ザ・スカイを発射も当然のように自爆。ここに唐澤が飛び込んできてPK、続いて石井がジャンピング・ブレーンバスター、谷口がラリアットと畳み掛けて3カウントを奪った。

けーすけ「解説席の、ブル中野さん!」
中野「はい」
けーすけ「また負けちゃいました」
中野「知ってる。勝ったことないでしょ、まだ」
けーすけ「すんません……。こんなコロナ禍なのに見に来てくださってありがとうございます。バキュームけーすけ、今年の11月で57歳になります。分かりやすく言うと、フィフティーセブン。こんなご時世なんで、これをやらないと皆さんベストボディ・ジャパンプロレスに来た皆さんに申し訳有りません。心のなかで大きな声でご唱和ください。世界中の幸せをかき寄せる気持ちで!ご唱和お願いします!バッ!バッ!バキュ~ム!このあとも楽しんでってください!」

第4試合


 今年1月、DPGと抗争を続けてきた伊橋&大鷲が諸橋&大和を破り、ついにBBWタッグ王座を奪取。DPGはこの報復として、2月大会で伊橋がやかんの持つBBJ無差別級王座に挑戦した際に乱入して試合をぶち壊しノーコンテストに追い込んだ。これに激怒したぽっちゃりジャパンの2人はDPGの諸橋晴也&鈴木悟を挑戦者に指名し、この試合を因縁決着戦にすると意気込んでいた。

 大鷲と鈴木でゴングが鳴ると、大型選手同士の重厚なロックアップの押し合いが展開され、ロープに押し込んだ鈴木が離れ際に逆水平チョップ。大鷲も逆水平チョップで打ち返しチョップ合戦となるも、互角と見るやショルダータックルのぶつかり合いとなり、互いに1度ずつ倒して距離を取り両者タッチ。
 伊橋と諸橋の対面となると伊橋が軽快なステップを踏んでリストを取っていくが、諸橋は顔面へのナックル連打で脱出。さらにロープに振ってエルボーを放つも、伊橋はロンダートでかわしてアームドラッグで放り捨てドロップキックを叩き込むといった身軽なムーブを魅せる。

 伊橋は大鷲とともに諸橋をダブルのショルダータックルでなぎ倒すと、大鷲が「伊橋!今日は真面目にチャンピオンシップやろうと思ったけど、やっぱりコイツら許さねえ!挟むぞ!」と諸橋の顔面をその豊満なお腹でサンドイッチ。伊橋がロープに飛ぶと、DPGのセコンドに付いていた大和が場外から伊橋の足を刈り倒し、場外戦に引きずり込むとエリナ様がムチで伊橋をひっぱたく。一転して劣勢となってしまった伊橋にナックルを見舞いながら諸橋が鈴木にタッチ。

 鈴木は伊橋をコーナーに押し付けて顔面をかきむしり、その頭頂部へ踵落とし。さらに場外から大和がナックルを叩き込んでアシストしていく。
 代わる諸橋は伊橋の腕を固めながら大鷲を挑発。大鷲がリングに入ろうとするとレフェリーが止めに入り、その隙に大和が伊橋の顔面に低空ドロップキック。再び場外戦となり、エリナ様が伊橋にムチ攻撃、大和がレフェリーの気を引いている間に諸橋がイスを持ち出して大鷲を殴りつけるなどやりたい放題。諸橋は伊橋をリングに戻し連続体固めでスタミナを奪ってからナックルを連打してロープに飛ぶが、伊橋が追走して串刺しボディスプラッシュ。さらにロープに飛んでレッグラリアートを叩き込んで大鷲にタッチ。

 大鷲は諸橋&大和をまとめてショルダータックルで吹き飛ばし、諸橋を逆水平チョップの連打で圧倒。さらにロープに振っていくが諸橋がクォーラルボンバーで大鷲をなぎ倒す。しかし大鷲もすぐに起き上がって延髄斬りからブレーンバスター。諸橋も即座に起き上がって再びクォーラルボンバーを発射し、両者のラリアットがバチンバチンと音を立ててぶつかり合う。永遠に続くかと思われたラリアット合戦だが、相打ちとなり両者同時に大の字にバタリと倒れ込みパートナーへタッチを求めていく。
 
 先にタッチを受けた伊橋は鈴木を場外に蹴り出すと「あんちゃぁ~ん!あんちゃぁ~ん!連携行くよ!」とダブル攻撃を求めるものの、ダメージの深い大鷲は「断る……」と大の字に寝たまま一度は拒否。しかし伊橋が「あんちゃん!チャンス!連携!今!」と必死に叫ぶと仕方なく起き上がり、大鷲の延髄斬り→伊橋のレッグラリアート→大鷲のボディプレス→伊橋のボディプレスと流れるような連携が決まっていき、伊橋がコーナーに上ってムーンサルト・プレスを狙うものの、大和が介入して伊橋をコーナーから突き落とす。その隙に諸橋は鈴木にタッチ。

 鈴木は伊橋をエルボー連打で倒してからサッカーボールキック。さらにPKを発射も伊橋が回避してエルボー連打からボディスラム。もう一度コーナーに上がろうとするが鈴木が阻止してPKを叩き込み、大和&諸橋が伊橋を押さえつける中でビッグブート。鈴木は伊橋を羽交い締めにして諸橋に攻撃を求めるが、伊橋がギリギリ回避したため諸橋のクォーラルボンバーが鈴木に誤爆。このチャンスを見逃さず大鷲が飛び込んできて諸橋にビッグブートを見舞うと、諸橋&大和をダブルのヘッドシザースホイップで場外まで放り捨てて伊橋に勝負を託す。

 伊橋はコーナーに上ってムーンサルト・プレスを発射も、鈴木がギリギリで回避して自爆させ、伊橋の起き上がり際にランニングニー。エルボー連打で粘る伊橋だったが、鈴木はSSCを乱れ撃って伊橋をグロッキー状態に追い込んだ上でハイキック。さらにスリーパーホールドでの決着を狙うが伊橋も腰投げで返す最後の抵抗。しかし鈴木は慌てること無く起き上がり、走り込んで芯喰う飛び膝蹴りを顔面に突き刺して3カウントを奪った。

 試合後、新王者となった諸橋&鈴木はベルトを手に伊橋を踏みつけて勝ち名乗りを上げる。大鷲が伊橋に覆いかぶさって身を挺して守っていくも、大和、エリナ様も加わって2人へ全員でストンピング。

 しかしここに突如ディーノが飛び込んできて諸橋、鈴木をリップロックで落とすと、大和を捕まえてその鍛え上げられた尻に腰をパンパンと打ち付ける。この光景をしばらく見つめていた大鷲がマイクを取る。

大鷲「あのぉ、お取り込み中すみません。あの……なにしに来られたんでしょうか……」
ディーノ「馬鹿野郎!見て分からないのか!助けに来たんだよ!(※大和の尻に腰を打ち付けながら)」
大鷲「あっ、そうですかぁ……」
ディーノ「じゃ、私はこれからお持ち帰りさせていただきます(※大和を担いでそのまま新宿二丁目へ消えようとする)」
大鷲「いや、そのままじゃあなた帰れないですよね?ちょっとリングに上ってきてください。(※大和へ)あなたは多分もう用無いから帰ってもらっていいですか?(※大和が尻を押さえながら退場)助けてくれてありがとう。……薄々感じてると思うけど、ここのお客さん、あなたに興味がないみたいです」
ディーノ「薄々は当然感じてるよ……」
大鷲「ただ、俺には今、ここに仲間の原石が転がっているようにしか見えない!このベストボディ・ジャパンの中で、我々2人でベストぽっちゃりジャパンというのを結成しました。ただ、まだまだ俺たちにはぽっちゃりが足りないんです!まだ2ぽっちゃりしか無いんです!そんな俺たちの元へ、新たなぽっちゃりの新星が現れた。男色ディーノ!ベストぽっちゃりゅぎゅむ……ちょっといいところで噛んじゃったけどォ!ベストぽっちゃり軍に入ってください!」
ディーノ「この世界って、ぽっちゃりでもいいの?ぽっちゃりでもそんなに喜んでくれるの?(※観衆が拍手で支持)みんな!そんなにぽっちゃりが好きなの?!(※観衆が拍手で支持)意外とベストボディ・ジャパンプロレスは我々がいても良い世界だったのね。分かった。私のこれ(※腹をぺちり)でよかったらいつでも力を貸すわ」
大鷲「ありがとう!(※3人で握手ならぬ互いの腹をつまみ合う“握腹”を交わす)一発かましてください!」
ディーノ「我々、ベストぽっちゃり軍が、ぽっちゃりとはなにか。この夢と希望が詰まった袋でみんなにその名の通り夢と希望を差し上げます。是非このぽっちゃりをご堪能ください」

第5試合


 BBJのエースとして旗揚げ時から団体を支えてきた無差別級王者・なべやかんに挑戦するのは、同じく愛媛プロレスの旗揚げ時からエースとして団体を支えてきたライジングHAYATO。
 デビュー直後から看板を背負う重圧とともに闘ってきたという共通点を持つ2人だが、HAYATOは177cm85kgの 22歳、やかんは156cm54kgの50歳。身長差にして21cm、体重差にして31kg、年齢差にして28歳と身体的なスペックでは大きな差がある。
 これに対してやかんは「僕はもうロッキーになった気持ちで闘っていきますよ。『ロッキー4』で言う、ドラゴ戦のようなもの。気持ちの若さで負けるつもりは全然ないですよ。どんなに強く打たれてもずっと前に進み続けますよ!」と気迫を見せていた。

 両者しっかりと両手で握手を交わし正々堂々の闘いを誓い合ってからゴング。
 ロックアップで組んで押し合っていくが、体格で勝るHAYATOが悠々とロープに押し込んでいき、リストの取り合いでも圧倒。さらにヘッドロックに捕らえ、やかんがロープに振ろうとしてもこれを許さず腰を落としじっくりと絞り上げていく。やっとの思いでやかんがロープに振ってもHAYATOはショルダータックルでなぎ倒してダブルバイセップスを決める余裕を見せつける。

 しかし、やかんは下から組み付いてアームドラッグで投げ捨て、ドロップキックで追撃。場外に逃れたHAYATOへプランチャを見舞って雄叫び。たまらずリングに上ってセクシーポーズで誘惑するエリーも振り払う。

 やかんはHAYATOへブレーンバスターを狙うが、HAYATOが逆に持ち上げ、リングを半周してからジャンピング・ブレーンバスターで叩きつける。やかんのエルボー、逆水平チョップをさしてダメージもない様子で受けきったHAYATOはボディスラムで叩きつけてから変形キャメルクラッチ。やかんがロープブレイクして再びチョップを見舞うもHAYATOは受けきってボディスラム。続けて連続エビ固めでやかんのスタミナを奪っていく。さらにHAYATOはやかんをコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、やかんがコーナーに飛び乗ってティヘラ。さらに顔面への低空ドロップキックを突き刺して反撃の狼煙を上げる。

 やかんは得意のアルゼンチン・バックブリーカーを狙うが、HAYATOが腰を落として絶えるとやかんは延髄斬りからバックドロップ。改めてアルゼンチン・バックブリーカーで担いで絞り上げるとそのままバックフリップで放り捨て、エルボーパッドを投げ捨てて瞬間沸騰(※ピープルズ・エルボー)を狙うも、溜めの間にHAYATOが起き上がってランニングエルボーでカウンター。HAYATOがファルコンアローを狙うとやかんは背面着地してスクールボーイ。さらに必殺のラ・マヒストラルもカウントは2。やかんはロープに飛ぶが、HAYATOが顔面へカウンターのトラースキックをクリーンヒット。やかんの顔面にはくっきりと靴の痕が赤く浮かび上がる。

 HAYATOはやかんをスリーパーホールドで絞め上げていき、やかんが力なく座り込むと自ら解放して側頭部に深く突き刺すトラースキック。さらにファルコンアローで叩きつけてから必殺のスワントーンボムを狙ってコーナーに上るが、やかんは追いすがってエルボーを連打し、雪崩式ブレーンバスターで反撃。


 HAYATOのピンチに、エリーがたまらずリングに上ってきて胸元を強調しながら唇を突き出す誘惑に出るも、やかんは鬼の形相でエリーのうさみみを掴んで場外に放り出す。HAYATOが場外へと身を乗り出していとしのエリーに心配の声を上げるが、やかんはその隙を見逃さず飛びつき、最上級技のミスティカ式ラ・マヒストラルで丸め込んで3カウントを奪った。

やかん「勝ったぞォーッ!HAYATO!正々堂々と試合してくれてありがとう!前回の初防衛戦はダンカン軍団に邪魔させて初防衛が水の泡になったけど、今回はコロナ禍の緊急事態宣言中に愛媛からわざわざ来てくれて本当にありがとう!皆さん、この2人に拍手を贈ってあげてください!今回、エリーさんも愛媛から来てくれました。次は我々ベストボディ軍が愛媛に乗り込みます!いいですか?やりましょうよ!愛媛プロレスには石鎚山太郎という練習を休んでコンビニで居眠りしてるやつがいたり、凡人パルプという、頭にティッシュを乗っけてるやつがいて、そのティッシュを取ると命がなくなるんです。俺が抜き取ってやる!ベストボディ軍が全部ティッシュを抜き取ってやる!楽しい試合をやりましょう!今大会、緊急事態宣言が発令されている中で皆さん来ていただいてありがとうございました!ベストボディ正規軍、みんな上がってきてくれ。あ、けーすけはいいや。榎本さん!榎本さんも上がってきてください。皆さん、榎本さんはベストボディのカメラマンでした。それが、貰い事故でプロレスラーになることになりました。次の6月がデビュー戦になります!というわけで、今日はその意気込みと一言言って、榎本さんに締めてもらいましょう。無茶振りに強い男です」

榎本「榎本です。今日はもうやられっぱなしで全然ダメでしたけど、1ヶ月後、ちゃんと試合になるようにがんばります。宜しくお願いします!じゃあ皆さん、いつものBBJで締めましょう!行きましょう!B!B!J!ありがとうございました!」

<試合後コメント>

なべやかん
――見事初防衛に成功しました。試合を終えていかがですか
「22歳と50歳じゃないですか。だから『若さでは負けない!』っていうのがテーマだったんですけど、キツかったぁ~!次から次と攻めてくるんで。トラースキックもほら、顔にクッキリ痕が付いてますよ」

――今日は懸念事項だったキューティエリー・ザ・エヒメさんのセクシー攻撃にもゆるぎませんでした
「いやぁ、キツいっすね。我慢するのつらいですよ。この日のために色んなものを我慢してきたんですよ。緊急事態宣言中ってことだけじゃなくて、とにかく全部我慢してきたんで、イきそうでしたね。危なかった。でも行く前にアリコンの記事を見たり、スキャンダルとか不倫の記事を見て気を引き締めました」

――試合後には愛媛プロレスとの対抗戦もぶち上げましたが、次なるターゲットは愛媛にいるのでしょうか
「HAYATOくんが来てくれたんで、お礼にこっちからも行って、そして勉強させてもらおうかなと。愛媛でもベストボディジャパンの名を広めてこようかなと。あと、9月にもしかしたら四国で舞台、お芝居で四国を回るかも知れないんで、そのときのためにもなべやかんの名を広めていこうと思います」

<大会総括>

谷口智一CEO
「今日の大会では、DDTの男色ディーノ選手とか、多くの女性選手に初参戦していただきました。ダンカンプロレス軍団に対抗していく正規軍、ぽっちゃり軍だけではまだまだ力不足なので、そこにDDTのトップレスラー・男色ディーノ選手がぽっちゃり軍に入ってくれました。正規軍とぽっちゃり軍は今の所良好な関係なので、正規軍の戦力もアップしたという意味では今後につながる良い大会だったと思っています」

――今大会では我闘雲舞から2選手が初参戦しました。今後も参戦選手の幅を広げていくということでしょうか
「固定メンバーではなくて、常に新しい刺激を入れていきたいですよね。ベストボディジャパンプロレスもやっと3年経って、まもなく3周年を迎えます。知名度も上がってきて『ベストボディジャパンプロレスに出たい』という方の声も多く聞こえるようになってきたので、どんどん他団体の選手も参戦していただきたいですし、こちらからもオファーしていきたいと思っています」

――メインイベント後にはやかん選手が愛媛プロレスとの対抗戦を口にしましたが、地方大会の開催については代表としてどうお考えでしょう
「私自身、地方の高知出身なので、一度実は高知で地方大会をやってるんですけど、東京に比べたらまだまだの盛り上がりだったので。コロナ禍がもう少し続くと思うのでしばらく難しいとは思うんですけど、来年にコロナが落ち着いたら地方でも大会をやっていきたいと思っています」

――今大会でエキシビジョンマッチを行った榎本選手についてはいかがですか
「根性もあってナイスファイトだったと思います。ただ、いきなりカメラマンの素人さんがリングに上って、少し練習は積んだんでしょうけども、いきなり上がったので見事返り討ちにされたような状態なので、試合後もすごくダメージを負っている状態を見ましたので、正式なデビュー戦の6月28日までまだ1ヶ月ありますので、もう一回りパワーアップしてレベルアップして正式なデビュー戦を迎えてもらいたいと思います」

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