153cmと157cmの無差別級王座戦が決定!なべやかんが島谷常寛に「このリングが小さく見えるくらい大きい試合をやろう!」

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 19日、東京都・新宿FACEにて『ベストボディ・ジャパンプロレスリング〜2021年最終戦~』が開催され、なべやかんと島谷常寛によるBBW無差別級王座戦が行われることが決定した。

 ベストボディ・ジャパンプロレスリングとは、『トレーニングの文化、身体づくりの文化をもっと日本中に広めたい』という思いから発足し、47都道府県全てで開催するまでに成長した『ベストボディ・ジャパンコンテスト』を起点とし、元DDTプロレスの谷口智一ベストボディ・ジャパン協会代表が「プロレス界でも健康美や肉体美を活かして活躍する選手がベストボディ・ジャパンから出てきてもいいんじゃないか」という想いを持って2018年8月に旗揚げしたプロレス団体。

 なべやかんは、元たけし軍団の芸人としても知られているが、パワーリフティングやベンチプレスの大会で数々の優勝経験があり、その経歴を引っさげてBBJプロレス旗揚げとともにプロレスラーデビュー。現在は同団体のエースとして活躍し団体の至宝であるBBW無差別級王座およびBBW6人タッグ王座の二冠王として君臨している。

 この日のメインイベントでは、やかんの持つBBW無差別級王座への次期挑戦者決定戦として島谷常寛vs政宗vs唐澤志陽vs鈴木悟の4WAYマッチが実施。
 この試合では、やかんとともにBBWタッグ王座を戴冠したこともあり、現在やかんとともに6人タッグ王座を持つ島谷が発奮。約30cmの圧倒的な身長差のある鈴木をドロップキックで吹き飛ばし、政宗のコウモリ吊り落としや骨喰(※アンクルホールド)も耐えきって反撃。さらには元キックボクサーの唐澤のミドルキック猛連打を正面から受けきった上で必殺のフィッシャーマン・ドライバーで突き刺して激勝。

 試合後、やかんがベルトを持ってリングに上ってくると、島谷は「俺たち身体は小さいけど、プロレスラーは夢を見せられるっていうのをこの俺達の戦いで証明したいと思います!やかんさん!正々堂々と自分と熱い試合しましょう!」と熱い想いを叫ぶ。
 これを受けたやかんは「このリングが小さく見えるくらい大きい試合やろう!」と応えてガッチリ握手を交わした。

 やかんは153cm、島谷は157cmとプロレスラーとしては相当に小柄な部類に入る。
 しかし、やかんはルチャ仕込みの華麗な空中戦を、島谷は肉体を鍛え込んで体格差を覆すほどのパワーを身に着けるなどそれぞれのやり方でフィジカル・エリート渦巻くプロレス界で気炎を上げ続けている。
 かつての180cm以上の身長がなければ入門すら許されなかったという時代は終わり、現在は多種多様な体格の選手が活躍している。小柄な2人がどのような戦いを見せ、どのような夢を見せてくれるのか。その答えは1月21日に行われるベストボディ・ジャパンプロレス新春大会で確かめることができそうだ。

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