元・オフィス北野のなべやかんが47歳でプロレスデビュー!試合後に森嶋猛が襲撃!

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 5日、品川プリンスホテル・ステラボールで『BBJ MUSCLE RING 2018~ベストボディ・ジャパンプロレス旗揚げ戦~』が開催された。

 『トレーニングの文化、身体づくりの文化をもっと日本中に広めたい』という思いから発足し、全国42の都道府県で開催するまでに成長した『ベストボディ・ジャパンコンテスト』。今回元DDTプロレスの谷口智一ベストボディ・ジャパン協会代表が「プロレス界でも健康美や肉体美を活かして活躍する選手がベストボディ・ジャパンから出てきてもいいんじゃないか」という思いを持ち、この日ベストボディ・ジャパンプロレスが旗揚げされる事となった。

 メインイベントでは、元オフィス北野のお笑いタレントなべやかんが、ベストボディジャパン出場者の澤木一貴with木下智愛さんと、BBJにも参加しているレスラー大和ヒロシとタッグを組み、DDTプロレスに参戦している大鷲透&伊橋剛太&飯野雄貴と対戦。
 これがデビュー戦となるなべやかんは、2001~2002年の全日本パワーリフティング選手権で優勝した肉体を持ち、今回のプロレスラーデビューについて「お笑いだったら真剣にバカをやるわけですから。真剣に何かをやらないと伝わらないものがあるので、くだらないことも真剣にやらないといけないし、プロレスもやっぱりハードル高いものを見せないとお客さんも納得しないですからね」と真剣な面持ちで語っていた。

 なべやかんは黒のショートタイツと編み上げブーツ、エルボーパッドといったザ・ロックを彷彿とさせるスタイルのコスチュームで登場。そのなべやかんを大鷲が「なにがベストボディジャパンだ!いま日本は空前の相撲ブームなんだよ!お前らみたいなガリガリのモヤシっ子より、俺達みたいにちょっとぽっちゃりしてるくらいの方がモテるんだよなぁ!オイ!」と挑発するが、なべやかんは「今みなさん聞きましたか?ぽっちゃり!ぽっちゃりだと!……今みなさんがここまで出かかってることを僕が言ってあげますよ。いいか!お前らただのデブなんだよ!」と挑発を返し、これに大鷲たちが急襲し場外乱闘から試合開始。

 なべやかんは飯野にエルボーやチョップで突っ張っていくが飯野はビクともせず、逆にショルダータックル一発でなぎ倒される。やかんもチョップで突っ張るが効果はなし。飯野はやかんをコーナーに振るが、やかんがクロスボディで反撃すると飯野はこれを軽々と受け止めるが、やかんはスイングDDTで突き刺しなんとかタッチ。
 大鷲はイスを持ち出し蹴散らしていくが、セコンドに付いていたベストボディクイーンの木下がリングに上がり大鷲の前に立ちはだかる。女性相手にも容赦なく攻撃しようとした大鷲だったが、本部席に座っていた谷口智一会長が飛び出してきて大鷲にラリアットから飯野にスピアー。木下が伊橋をハイキックで倒すと、この間に復活したやかんがエルボーパッドを外し軽妙なロープワークの後にピープルズ・エルボー。ここへさらに澤木がコーナートップからミサイルキックを投下し、トドメに大和が伊橋をフィッシャーマンズスープレックスホールドで叩きつけカウント3を奪った。

 試合後、なべやかんはマイクを持つと友人の森嶋猛を呼び込み「10月15日に復帰するので応援して欲しい」とエール。だが森嶋はなべやかんと握手するかに見せてボディスラムで叩きつけるとリングを後にした。
 改めてなべやかんは「一発目のショルダータックルで脳震盪起こしまして、その後は無我夢中で行ったんですけど、やっぱりプロレスラーってスゴイですね。今までいろんな格闘家……ほとんどの格闘技とかプロレスとかを番組でやってきましたけど、本物のリングに上がるっていうのはこんなにも違うのかって。仲良かった森嶋選手が上がってきて投げられたときはブルーになりましたね。でもこれから復帰するんで、応援していきたいと思います。今までDDTさんの道場でトレーニングしてきまして、大石さんをはじめとして基礎から徹底的に抑え込まれて、途中でやめたくなるくらいキツかったんですけど、こうやった無事デビュー戦を迎えることが出来てよかったと思います」とコメント。

 今後BBJプロレスは2ヶ月に一度のペースで開催を予定し、次回10月大会にもなべやかんの出場が内定しているとのことだ。

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