【会見全文】BBJプロレスが“美ぽっちゃり”発掘コンテストの開催を発表!ダブルブッキングで大会不参加の練習生になべやかんが激怒?!
- 2021-11-15
- コラム, ニュース
- ベストボディジャパン
15日、都内・ベストボディジャパンオフィスにて、今月19日に開催される『ベストボディ・ジャパンプロレスリング〜2021年最終戦~』についての記者会見が行われた。
ベストボディ・ジャパンプロレスリングとは、『トレーニングの文化、身体づくりの文化をもっと日本中に広めたい』という思いから発足し、47都道府県全てで開催するまでに成長した『ベストボディ・ジャパンコンテスト』を起点とし、元DDTプロレスの谷口智一ベストボディ・ジャパン協会代表が「プロレス界でも健康美や肉体美を活かして活躍する選手がベストボディ・ジャパンから出てきてもいいんじゃないか」という想いを持って2018年8月に旗揚げしたプロレス団体。
BBJは今11月大会が年内最終興行となるが、2022年の頭からスタートダッシュを決めるべく新企画の準備を水面下で進めているという。
まずは谷口智一CEOが大会の概要説明および挨拶を行った。
谷口智一CEO
「本日は週明けのお忙しい時間にお集まりいただきまして誠にありがとうございます。今大会は11月大会ではありますが、年内の最終興行になります。と言いますのも、我がBBJではさらなる大会活性化のために新たな角度の楽しみを加えるべく現在準備を進めておりまして、年内はそのための準備期間とさせていただこうと思っております。
来年の大会から、プロレスの大会の中にベストボディ・ジャパンコンテストの流れを汲むコンテストマッチを1試合導入していくことになりました。これはBBJの大会内で本来のコンテストとは違った角度での肉体美を審査する大会を行っていこうという目的でやっていくものでして、審査基準を別のものとすることで今まで見過ごしていた新たな才能を発掘していこうという試みです。詳細は後日発表する予定ですが、プロレスのリング上というシチュエーションに興味のある方、普段のコンテストとは違う魅せ方に自信のある方にご参加いただければと思っております。今大会で試験的に行うコンテストについては吉田審査委員から後ほどご説明させていただきます。
試合の方の話で言いますと、今回はメインイベントで島谷選手、唐澤選手、政宗選手、鈴木選手による4WAYマッチでやかん選手の持つBBW無差別級王座への次期挑戦者決定戦を行います。他にも田中稔選手と、飯伏幸太選手の弟子で元キックボクサーの前口太尊選手のシングルマッチ、レギュラー参戦してくださっているDDTや愛媛プロレスの選手たちによる豪華なカードをご用意いたしましたので、是非会場に起こしいただければと思います」
続いて、吉田和彦が審査委員を務める“ベストぽっちゃり・ジャパングランプリ決定戦”についての説明が行われた。
吉田「ベストボディ・ジャパンコンテストで審査委員長も務めております吉田和彦です。今回はですね、コンテストはコンテストでも“ベストボディ”ではなく“ぽっちゃりボディ”を審査していきます。BBJが誇るベストぽっちゃりジャパンの御三方には存分にその豊満なボディをアピールしていただき、見事初代グランプリの座を掴み取っていただければと思います」
――BBJはその名の通り“ベストボディ”な選手たちが集まる団体のはずでしたが、なぜ“ぽっちゃりボディ”の審査を?
吉田「えぇ、えぇ。仰るとおりです。ただね、私たちは知性と品格、そして健康美を併せ持つベストボディの魅力を追究するあまり、別の肉体美から目を逸らしていたのではないかと……。なにを以て“ベスト”とするのか。それを一から考え直し、新たな肉体美について考えるいい機会になると思います」
――吉田審査委員の考える“美しいぽっちゃり”とはどういうものなのでしょう
吉田「そうですね。その肉体に蓄えた脂肪の美しさと言いますか、筋肉のカットの美しさとは違った凹凸の無い局面的な美しさ……できるだけ球体に近いきれいな丸み、お肌のモチモチ感や柔らかさ、豊満さやふくよかさから発せられるぽっちゃり特有のオーラや安心感、不摂生から生じる背徳的な美しさ、背脂マシマシ感といったものを評価していきたいですね。審査方法につきましては、初回ということで最終調整中ではあるのですが基本的にはベストボディ・ジャパンコンテストに則りまして、規定ポーズを取ってからウォーキングで花道からリング内の4コーナーをまわっていただくものにする予定です」
――ベストボディ・ジャパンコンテストではその理念を誰よりも重んじ、厳格な審査で知られる吉田審査委員のお言葉とは思えないのですが
吉田「すべて私の本心からの言葉です」
――なにか最近つらいことでもあったのでしょうか
吉田「特にありません」
続けて、急遽本ぽっちゃりコンテストのMCを務めることになったなべやかんがその経緯と意気込みについて語った。
やかん「はい!ぽっちゃりコンテストでMCを務めることになりましたやかんです。いやね、本当は僕、練習生の榎本さんと第1試合でエキシビジョンマッチを行う予定で、団体からもそうカード発表しちゃってたんですけどね、榎本の野郎、仕事のダブルブッキングをやらかして試合に出られないって言うんですよ!(笑)アイツはね、別の仕事とBBJを天秤にかけて別の仕事を取った男ですよ。許せないですよ。デビューは遠のいたと言わざるを得ないですよ。ヤツが初めてのエキシビジョンやったのが5月でしょ?デビューは遠のいたし、1年くらいエキシビジョンやり続けるかも知れないですねえ……」
――急遽スケジュールが空いてしまったことでぽっちゃりコンテストのMCを?
やかん「そうです!後楽園ホールダブルブッキング事件に次ぐダブルブッキング事件が起きてしまったので(笑)」
――先程吉田審査委員がぽっちゃりへの熱い熱い想いを語っていましたが、やかん選手はぽっちゃりボディについてどのような印象をお持ちですか
やかん「僕もベストぽっちゃりジャパンの選手とは何度も闘ったことがあるんですけど、ぽっちゃり軍と試合した写真をSNSに上げたらいいねやリツイートがスゴくて、『あぁ、こういうニーズがあるんだ』って分かったんですよ。お腹とお腹でサンドイッチされてる写真に海外のファンから『僕も挟まれたい!』って熱いメッセージが来たり(笑)そうした新たなファン層を開拓していくために、僕もぽっちゃりコンテストに全力投球ですよ!これはビジネスチャンスだ!(笑)」
最後に、メインイベントでのBBW無差別級王座次期挑戦者決定戦に出場する唐澤志陽、島谷常寛がその意気込みを語った。
島谷「今BBW無差別級王座を持っているやかんさんは僕のパートナーですが、同時にライバルでもあります。この試合に勝てばお互いの強いところも弱いところも知り尽くしたパートナー同士で正々堂々とした限界を超えた試合ができると思いますので絶対に勝ちたいと思います」
――政宗選手、唐澤選手、鈴木選手についてはいかがでしょう
島谷「政宗選手は、僕は確かこのBBJの新宿FACEのリングで負けたことがあるんです。あと、他団体さんの大会でも新宿FACEで政宗選手に負けているので、ちょっと勝手に苦手意識を持っている選手ではあるんですよね。ここらでつけられた土を返したいなという思いです。あと鈴木選手でもどっかの大会でショッパイ負け方してるんで土を返したいです。
唐澤選手については、同じBBJの正規軍として闘っていたのもあって実は僕初対戦なんですよね。噂に聞く命を刈り取ると言われているハイキックを上手いこと使わせてもらって政宗選手と鈴木選手をやっつけてもらおうかなと思います!(笑)4WAYは僕の専売特許だと思ってるので、他の選手を上手く使って最後は僕が勝って、挑戦権を掴みたいと思います!」
――唐澤選手、今の島谷選手の言葉を聞いてどう思いますか
唐澤「島谷さんとは、住んでる町内が一緒なんですよ。2人とも某高級住宅街に住んでいるので、この試合で負けちゃうと僕は町に居場所がなくなって家族と一緒に引っ越さないといけなくなるので絶対勝ちたいです。なんとか死守したいです」
――政宗選手についてはいかがでしょう
唐澤「私、政宗さんには結構怒ってまして。政宗さんの自主興行にやかんさんが出たんで、私はやかんさんのセコンドに行ったんですよ。私はやかんさんのセコンドに行ったのに、チケットのもぎりとか消毒とかの雑用をやらされたんですよね。しかもノーギャラだったんで。試合でちょっとその鬱憤晴らしたいですね。はい。鬱憤、晴らしたいですね……」
――鈴木選手についてはいかがでしょう
唐澤「鈴木さんは格闘技やってた時代に憧れていたんですけど、今はちょっと……ぽっちゃりになっちゃって……。ちょっと残念だなって思うので、倒したいですね。ダンカンプロレス軍団に寝返っちゃってもう正規軍の仲間でもなんでも無いので、あの頃の幻想と一緒に蹴り砕いてやろうかなと思います」
『ベストボディ・ジャパンプロレスリング〜2021年最終戦~』
日程:2021年11月19日(金)
開始:19:00
会場:東京都・新宿FACE
▼ベストぽっちゃり・ジャパングランプリ決定戦
男色ディーノ(DDT)
vs
大鷲透(フリー)
vs
伊橋剛太(DDT)
※審査委員:吉田和彦
※MC:なべやかん
▼6人タッグマッチ
チェリー(フリー)/赤井沙希(DDT)/しゃあ(愛媛)
vs
石井慧介(ガン☆プロ)/アントニオ小猪木(西口)/間取り太郎(愛媛)
▼シングルマッチ
田中稔(GLEAT)
vs
前口太尊(飯伏プロレス研究所)
▼タッグマッチ
谷口智一/高尾蒼馬(DDT)
vs
ライジングHAYATO(愛媛) with キューティエリー・ザ・エヒメ(愛媛)/イマバリタオル・マスカラス(愛媛)
▼タッグマッチ
ゴージャス松野(DDT)/遠藤哲哉(DDT)
vs
[ダンカンプロレス軍団]諸橋晴也(フリー)/大和ヒロシ(フリー)
▼BBW無差別級王座次期挑戦者決定戦 4WAYマッチ
島谷常寛(フリー)
vs
政宗(フリー)
vs
唐澤志陽
vs
[ダンカンプロレス軍団]鈴木悟(フリー)