全日本プロレス参戦中のライジングHAYATOがあすなろ戦士たちとの王座戦を熱望!「全日本さんに愛媛プロレスのベルトの価値を認めてもらいたい」

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 24日、東京都・新宿FACEにて『ベストボディ・ジャパンプロレスリング 令和2年開幕戦』が行われ、ライジングHAYATO&カーベル伊藤が四国統一タッグ王座の防衛に成功した。

 愛媛プロレスとは、2016年に”愛媛発のご当地団体”として旗揚げされたご当地プロレス団体。キューティエリー・ザ・エヒメ代表のもとで『プロレスで愛媛を元気に!』をスローガンに掲げて活地域に根ざした社会人プロレス団体として成長を続けている。
 愛媛プロレスは2018年の西日本豪雨で被災した愛媛県のために、被災翌日から地元企業である三福グループやネクスポイント、味元サービスの支援のもと1週間毎日被災地へ物資を届け、浸水した家屋の清掃及び撤去作業に従事するなどのボランティア活動を行った。これらの活動が評価され、エリーが愛媛の情報発信や観光イメージ向上を担う70人目の「伊予観光大使(愛称・いよかん大使)」に就任するなど地元住民たちにも愛されている。
 そして、 同団体のエースであるライジングHAYATOは現在全日本プロレスに武者修行へ出ており、ゼウス、石川修司、崔領二といった旧三冠ヘビー級王者、新旧世界タッグ王者の強豪たちとのシングルマッチが組まれた『ライジングHAYATO試練の3番勝負』が行われるなど今後の飛躍に期待を持たれている選手だ。

 この日、HAYATOは昨年9月にカーベル伊藤とともに戴冠した四国統一タッグ王座の防衛戦を行い、ベストボディ・ジャパンプロレスのエースである元オフィス北野のなべやかん&圧倒的なキャリアを誇るアントニオ小猪木の肉体派芸能人タッグを迎え撃った。

 試合はなべやかん&小猪木の奇襲に始まるが、小柄な両者の攻撃が王者組に届かず出鼻をくじかれてしまう。
 しかし、なべやかんはかつてパワーリフティングの日本代表として世界で戦ったほどの筋力を秘めており、強烈なチョップでHAYATOを追い込んでいくと、小猪木とともに合体弓矢固めを決めて見せ、小猪木が得意のコブラツイストでギブアップを迫る。
 しかしHAYATOが渾身のトラースキックを放って生還すると、力を溜めていたカーベル伊藤が小猪木にロメロ・スペシャルやジャイアントスイングなどの得意技を決めていき、セコンドとして付いていたキューティーエリーが色仕掛けでなべやかんを翻弄。
 この隙にHAYATOが必殺のしまなみドライバーで突き刺し、カーベル伊藤がコーナー上からカーベルスプラッシュを投下して3カウントを奪った。

 試合後、王座を防衛したカーベル伊藤&HAYATOは、互いが全日本プロレスへ出場していることから、愛媛プロレスの王座である四国統一タッグの防衛戦を全日本で行いたいという野望を吐露。
 カーベル伊藤が「愛媛のベルトを全日本プロレスのリングで賭けて戦うに相応しいレベルまで高めていきたいです。全日本の若手相手に王座戦を組んでいただきたい!」と語れば、HAYATOも「もし全日本さんで防衛戦を組んで頂けたらベルトも価値も上がりますし、全日本さんに愛媛のベルトの価値を認めてもらえたら最高に嬉しいです」と呼応した。

 現在、全日本プロレスでは、大物選手たちとの3番勝負を用意されるなどの厚遇を受けるHAYATOに対してあすなろ戦士の青柳亮生が対抗心をむき出しにして突っかかっており、これに触発された他の新人たちも王座戦線やユニット抗争とは違った熱をリング上で発している。
 全日本の未来を担う若手選手たちの抗争にベルトが関わればさらなる戦意高揚につながると見られ、この四国統一タッグ王座がアジアタッグ王座に次ぐ若手選手の登竜門的王座となるのかどうかに期待が持たれる。

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