世志琥がスターダムに帰還し岩谷麻優と一期生対決!「ホントに辞めなくてよかった」

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 3日、東京都・日本武道館にて、『レック Presentsスターダム10周年記念 ひな祭り ALLSTAR DREAM CINDERELLA』が開催され、スターダム一期生の岩谷麻優と世志琥がシングルマッチを行った。

 世志琥(世IV虎)はスターダム1期生として旗揚げ戦から出場し、デビュー1年目から取り上げられた地上波番組で見せたコワモテな姿とAKBが大好きな姿のギャップ萌えで話題となり、一躍有名に。
 2015年に安川惡斗と世IV虎の確執が生まれ、新木場大会などで度々安川がつっかかっていくようになる。そして後楽園ホール大会で安川が世IV虎のプロレスに付き合わずにナックルを放ち、これで試合が荒れると世IV虎のマウントナックルにより安川が眼窩底骨折。この件に関してマスコミによる報道が過熱し、結果として世IV虎がこの試合を最後に引退することがスターダムから発表された。
 高橋奈苗(高橋奈七永)も同年スターダムを退団し、夏樹☆たいようとともにSEAdLINNNGを設立。世IV虎も同団体所属となり、世志琥として復帰戦を行い女子プロレス界を牽引。今年のコロナ禍において世志琥がTikTokで大ブレイクし、日本の女子プロレスラーの中でTwitterフォロワー数一位となると様々な地上波番組に出演。料理本を出版するなどプロレス業界外でも圧倒的な知名度を誇る女子プロレスラーとなった。

 2人の退団経緯もあってか、約5年半もの間両団体は接点を持たずにいたが、昨年12月のスターダム後楽園ホール大会に突如として奈七永&世志琥が乱入し「今日は喧嘩売りに来ました!」と宣戦布告。
 世志琥が同じくスターダム1期生の岩谷へ「オメーが女子プロレスのアイコン?笑わせんじゃねーよ。女子プロレスのアイコンだったら、久々にうちと、シングルでタイマン張れよ」と因縁を付けると、岩谷は「世志琥ちゃん、スターダムに出たいの?自分は10年間、ここのリングでスターダムを守ってきた。けど、あんたたち二人は、スターダムから居なくなった。ここのリングに上がること、そんな簡単なことじゃないんだよ」と一歩も譲らず。
 翌1月のSEAdLINNNG新木場大会では、お返しとばかりに岩谷率いるスターダム勢が乱入し、岩谷が世志琥との日本武道館での一騎打ちを要求。この大舞台中の大舞台の一戦を提示され、世志琥も満足げに応じる姿勢を見せていた。
 そして武道館大会前の記者会見では「お菓子作りしてるところしか見てない。TikTokの話題しかないから」と挑発する岩谷に対し、世志琥は「じゃあお前は世間に女子プロレスを広めた?“スターダムのアイコン”って言われているうちは女子プロレスを世間に届けるのは無理。自分は女子プロレスを背負ってる」とその覚悟を語っていた。

 試合前に岩谷が握手を求めるも、世志琥は中指を立てて返礼。
 世志琥は体格差を生かしたパワーファイトを展開し、ヒップドロップから中指を立ててのフォール、顔面ウォッシュと岩谷に屈辱を与えてから背中への一点集中攻撃を展開し、岩谷の身体がコの字になるほどの逆エビ固めで反り上げる。さらにダイビングセントーンで勝負を決めに行くが、岩谷は根性のキックアウト。
 両者は互いの歴史を確かめ合うような重いエルボー合戦を展開し、世志琥のアティテュード・アジャストメントをリバース・フランケンシュタイナーで切り返して反撃に転じた岩谷は、容赦なく顔面を撃ち抜くトラースキックやバズソーキックで猛攻をかけ、二段式ドラゴン・スープレックスからムーンサルト・プレスを投下して同期対決に終止符を打った。

 マイクを取った岩谷は「SEAdLINNNGの世志琥!6年ぶりに試合してくれてありがとう。『6年前と何も変わってない』って言おうと思ったけど、めちゃくちゃ、やっぱり強かった!何回も心折れそうになったけど、自分は、スターダムのリングで10年間やってきた。世志琥ちゃんもSEAdLINNNGのリングでずっと引っ張ってきた。今までは、別々の道だったかも知れないけど、これから、違う、一緒の未来っていうのを、自分は味わってみたいなって思いました。本日は、この、日本武道館という舞台で、世志琥ちゃんと、世志琥選手と闘えて良かったです」と世志琥への思いを語る。
 対する世志琥は「がんちゃん……がんちゃんじゃない、岩谷。おめー強くなってんじゃねーかよ。マジで悔しいけど、お前が“アイコン”て呼ばれるその理由が今日、この武道館で岩谷とシングルやって、わかった気がしました。でも、うちの同期は、スターダムにお前しかいないんだよ。うちが生まれたこのスターダムにお前しかいないんだよ。だから、うちは、これからも、お前とのその未来を、この先もずっと、繋げていきたい。今日は、負けたけど、このままで終わると思うなよ。そこんとこ夜露死苦」と返し、再び岩谷に差し出された右手を今度は笑顔で握り返し、そのまま2人でリングに転がりながら激しく抱き合った。

 試合を終えた世志琥は「今日は正直ホントに負けて悔しいけど、勝ち負けじゃない部分っていうのが結構デカくて。岩谷から試合後にああいうマイクを言ってくれて、自分も今日岩谷と試合して、『ホントに辞めなくてよかったな』って改めて思ったし、自分には最高の同期がまだまだ日本に、そしてスターダムにいるんだなって、改めて今日思い知らされました。今日の収穫は自分のこの10年間の中で、スゴい大きいものだったと思います。だからこそ、ここで終わらせたくないし、ここから繋がるものをね、作っていけばもっともっと明るい女子プロレスを見せられると思う。今日は岩谷とシングルマッチ出来て、嬉しかったけど、このままで済むと思うなよ。そこんとこ、夜露死苦!」と笑顔で中指を立て、女子プロ界の明るい未来に思いを馳せた。

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