【試合詳細】11・14 TTT新木場大会 佐山駿介vsマスクドミステリー ガッツ石島&忍&ツトム・オースギ&バナナ千賀vs藤原秀旺&塚本拓海&木村太輔&竹田誠志 黒田哲広vsGOEMON

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『SCRAMBLE 9』
日程:2020年11月14日(土)
開始:19:00
会場:東京都・新木場1stRING
観衆:140名(札止め)

▼「新木場闘会始」 30分1本勝負
○竹田光珠(666)
8分35秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド
●薄井鉄央(BASARA)

▼「FMWレジェンド対決!」 30分1本勝負
○黒田哲広(フリー)
10分14秒 ラリアット→片エビ固め
●GOEMON(フリー)

▼「インディージュニア世代闘争」 30分1本勝負
○PSYCHO(フリー)/CHANGO(フリー)
12分1秒 スウェ~ニョ
[REAL HIPSTAR]政岡純(紫焔)/●木下亨平(ダブ)

▼「FIGHT FOR PRIDE」 30分1本勝負
○阿部史典(BASARA)
9分55秒 お怨霊クラッチ
●瀧澤晃頼(フリー)

▼「同期軍vs渡鳥連合」 60分1本勝負
●ガッツ石島/忍(666)/ツトム・オースギ(フリー)/バナナ千賀(フリー)
11分33秒 秀旺がビデオ安売王のジャンパーを頭に被せる→木村の横入り式エビ固め
[渡鳥連合]藤原秀旺(アライヴ&メジャーズ)/塚本拓海(BASARA)/○木村太輔(アライヴ&メジャーズ)&X=竹田誠志(フリー)

▼「スペシャルシングルマッチ」 60分1本勝負
[真GUTS軍]○佐山駿介
13分59秒 ハイキック→片エビ固め
[真GUTS軍]●マスクドミステリー

佐山がミステリー超えを果たし年末にCIMAとの試練のシングルマッチが決定!秀旺ワールド全開の混沌対抗戦でガッツがまさかの2連敗!黒田哲広とGOEMONがFMWレジェンド対決で激闘!

第1試合


オープニングマッチは光珠と薄井の若手同士のシングルマッチ。
 ロックアップから薄井が押し込んで離れ際にチョップを見舞う気の強さを見せるが、光珠が押し込んだ際にはクリーンに離れて先輩の余裕を見せる。
 手4つからリストの取り合いになるが、薄井が片腕を取られながらもう片方の腕でエルボー弾を発射。光珠もこれに応じて両者エルボーを打ち合って行き、光珠がショルダータックルで倒せば薄井もヒップトスからのエルボー連打で反撃。薄井がボディスラムを狙うと光珠は腰を落として耐え、薄井がロープへ飛ぶと光珠がカウンターのバックエルボー。
 光珠はさらにサッカーボールキックから首へのエルボースタンプを見舞い、ボディスラムで叩きつけてみせるが、薄井が膝を付きながらもエルボーで反撃していくガッツを見せる。光珠はこれを両手を広げて真正面から受け止めた上でエルボーで反撃し、フットスタンプから逆エビ固め。薄井がブレイクすると光珠はロープに飛ぶが、薄井がカウンターのドロップキックをクリーンヒット。


 薄井は串刺しバックエルボーからボディスラム、逆エビ固めと続け、光珠がロープブレイクすると得意のノーザンライトスープレックスを狙っていくが、光珠が持ち上げられた反動を使ってのDDT。薄井は折れずにエルボー連打からランニングエルボーを叩き込み、ハイブリッジのノーザンライトスープレックス・ホールド。これをキックアウトされるとロープに飛ぶが、今度は光珠がカウンターのドロップキックをクリーンヒットさせ、ハリケーンドライバーからのジャーマン・スープレックス・ホールドでトドメを刺した。

第2試合


 TTTの名物となっている黒田哲広とFMWレジェンズとのシングル戦。リッキー・フジ、南条隼人、戸井克成、ミス・モンゴルに続き、今回の相手はGOEMON。
 1年先輩であるGOEMONに対し、黒田は頭を下げながら握手を求め、両者しっかりとその手を握ってからゴング。
 両者リングを回りながらその場でくるりと一回転する不思議な間の取り合いからロックアップで組み合い、体格に勝る黒田があっという間に押し込むもGOEMONはロープをまたいでブレイクをアピールし、黒田の方から距離をとらせる。再び向き合って手4つからリストの取り合いとなり、黒田がカニバサミでグラウンドに引き込んでサーフボードストレッチから腕固めも、GOEMONは前転して体位を入れ替えるとダブルレッグロックで絞り上げ、黒田がロープブレイクすると足を持って膝へのエルボースタンプで追撃。さらにスピニング・トゥーホールドから両足を交差させてそのまま弓矢固めに持ち込む熟練の技術を見せ、黒田がコーナーに振って足払いで場外に引き込もうとするのをジャンプでかわすという機転も見せる。
 黒田がエプロンに上がりロープをまたいだ瞬間にロープを蹴り上げてローブローを見舞い、レフリーの視線を反らしてから股間へニードロップ。さらに顔面にフィストドロップを見舞ってからコーナーに振っていく。
 黒田はコーナーに飛び乗り、追ってきたGOEMONを引き込んでサイレント哲っちゃんカッター。さらに時勢に鑑みたサイレントな哲っちゃん足殺しからスピニング・トゥーホールドも、GOEMONが下から蹴り上げて脱出し、黒田のラリアットを引き込んで脇固め。黒田がロープブレイクするとマンハッタンドロップからダブルアームの体勢に捕らえていくが、黒田がショルダースルーで脱出。バックの取り合いから黒田がサムソンクラッチの体勢も、この技を熟知しているGOEMONは上から腰を落としてそのままフォール。黒田がキックアウトするとバックスライドを狙い、黒田が耐えると後ろ足で黒田の股間を蹴り上げてからスクールボーイ。
黒田がキックアウトするとGOEMONはロープに飛ぶが、黒田は引き込んでスリーパーホールドから冬木スペシャル。GOEMONがギブアップしないと見るや解放し、最後はラリアットで叩き伏せて3カウント。

 黒田は倒れ伏すGOEMONに握手を求めて敬意を表し、GOEMONもその手をしっかりと握り返す。そして黒田がロープを上げてGOEMONのリングアウトを促し、エプロンまで出たGOEMONもロープを上げて黒田を花道にいざなう。2人は花道で再び握手を交わしてから退場していった。

第3試合


 インディープロレス界でその実力を知らぬ者はいないであろうPSYCHO&CHANGOの名タッグに気鋭の“REAL HIPSTAR”政岡&木下が挑む一戦。
 PSYCHOと政岡でゴングが鳴ると、手4つからPSYCHOがカニバサミで倒してバックマウントを取り、後頭部に挑発的なナックル連打。さらに胴締めからひっくり返そうとしたところで政岡が脱出すると、PSYCHOは深追いせずにCHANGOにタッチ。
 CHANGOはスピーディな低空タックルでグラウンドに引き込むも、政岡は体勢を入れ替えながらネックロックで対応。CHANGOもクラッチを切ってリストロックに持ち込み、政岡が足払いを仕掛けた瞬間に座り込んで膝裏で政岡の手をロックしながら抑え込むというトリッキーな丸め込み。政岡もキックアウトしてアームドラッグでやり返し、両者距離をとってタッチへ。
 PSYCHOと木下のマッチアップとなると、PSYCHOが木下の足を刈ってロープに飛び、両者アームドラッグの攻防からPSYCHOの突進をリープフロッグでかわした木下がドロップキック。さらに木下がロープに飛ぶが、CHANGOがエプロンからキックを放ってアシスト。即座に政岡がCHANGOを場外に排除するも、木下がアシストで放ったスライディングキックが政岡に誤爆。その間にCHANGOは“ふんどし”と呼ばれるリング側面の垂れ幕を剥がし、PSYCHOとともに2人をぐるぐる巻きにして踏みつけていくという珍しいラフ攻撃を見せ、木下をリングに戻して3回転してタイミングを外してから叩きつけるスイングネックブリーカー。さらにキャメルクラッチで痛めつけてからPSYCHOにタッチ。

 PSYCHOはエプロンからハイフライバム。さらにCHANGOの手を取ってトップロープに飛び乗り、オールドスクールでロープ上を歩いてからトップロープをジャンプ台にダイビングフットスタンプ。この攻撃にCHANGOがスライディングキックを合わせる連携を見せる。そしてPSYCHOはニードロップから木下の腰に膝を押し付けながらのキャメルクラッチかからスリーパーホールド。そしてCHANGOが待ち受ける自軍コーナーにシーソーホイップで叩きつけ、CHANGOがぶら下がり式首4の字固め。
 タッチを受けたCHANGOは木下の顔面をロープにこすりつけてからコーナーに振り、木下のダイビング攻撃も阻止してロープに飛ぶが、木下はカウンターのドロップキックを叩き込んで政岡にタッチ。
 政岡は即座にコーナーに飛び乗ってダイビングクロスボディを浴びせ、加勢に飛び込んできたPSYCHOとCHANGOのダブルチョップをスライディングでかわし、2人まとめてフランケンシュタイナーで放り捨てる。さらにダブルフットスタンプを見舞ってロープに飛ぶが、CHANGOは熾烈なロープワークの攻防を制してカニバサミで政岡をなぎ倒し、拳を握って「よーし!行くぞ!」と叫ぶも、何もせずにPSYCHOにタッチ。

 PSYCHOはストロークからローリングネックブリーカー。コーナーでの串刺し攻撃を狙う政岡をいなし、トップロープを踏み台にした宙返りで大きく距離を取って行くが、バックの取り合いを制した政岡がフランケンシュタイナー。木下にタッチ。

 木下と政岡は2人でPSYCHOへダブルの串刺しバックエルボーを叩き込み、木下のバッククラッカー+政岡のダイビングフットスタンプの合体技を叩き込む。木下はフィッシャーマンズスープレックスの体勢も、PSYCHOが着地してソバットからレシーボを放つ。木下はこれを回避して延髄斬りを叩き込むとフィッシャーマンズスープレックス・ホールド。これを返されるとフィニッシャーのジャーマン・スープレックスを狙っていくが、PSYCHOがクラッチを切って引き倒し、ナガタロックII。カットに来た政岡の足を取ってナガタロックIに捕らえていき、CHANGOが「ナガタロックIとIIを同時に決めているぞ!」と解説しながら政岡にセントーンを見舞って排除。最後はPSYCHOが木下をスウェ~ニョで捕らえると、木下は無念のギブアップ。

第4試合


 若手の中でもここ数年でグングン伸びている瀧澤と阿部のシングルマッチ。BASARAで接点はある2人だが、シングルマッチは初めてだという。
 両者握手を交わしてゴングが鳴ると、阿部が組み付いて背負投からグラウンドに引き込んでいき、両者首の取り合い、腕の取り合いと流れるようなチェーンレスリングを展開して互いのコンディションを確かめ合う。
 一旦距離を取ってから手4つで組み合い、瀧澤がグラウンドに引き込んで行くも、阿部は腕を取ってローリングアームブリーカー。続けてフロントネックロックの体勢も、瀧澤もクラッチを切ってフロントネックロックで切り返していき、もみ合いながらロープブレイクへ。

 再び向き合って手4つも、今度は互いにロープへ飛んでいき、瀧澤がアームドラッグで阿部を叩きつけると、阿部はテーピングで固めた左肩を押さえて険しい表情に。これを勝機と見た瀧澤はエルボー連打で攻め立てていくが、阿部も思い切り振り抜くビンタで応戦。瀧澤は阿部をコーナーに叩きつけると、振り子式のブロンコバスターからロープの反動を使って串刺しドロップキック。さらに阿部の首筋にエルボースタンプを連打してからフェイスロック、首4の字固めからのスカルファックと攻め立ててロープへ飛ぶが、阿部はカウンターの低空ドロップキックで瀧澤の膝を打ち抜き、即座にドラゴンスクリューで追撃。
 阿部は回転浄土宗を叩き込み、ビクトル式膝十字からもう片方の足も足でロックしていくが、瀧澤はなんとかロープブレイク。阿部は瀧澤をコーナーに振って詰めていくが、瀧澤はするりとエプロンに出て身をかわし、スワンダイブ式のダイビングクロスチョップ。さらにココナツクラッシュからの二段式チンクラッシャーを見舞うと阿部は場外へ吹っ飛んで行くが、「アイル・ビー・バック!」と叫びながらアイル・ビー・バックで帰還してドロップキック。
 阿部はPKを発射するも瀧澤はこれをかわしてスクールボーイ。阿部の起き上がりにシャイニング・ウィザードを発射するが、なんと阿部はこれをキャッチしてアンクルホールドへと持ち込む。そのまま立ち上がってクラッチしてバックドロップで叩きつけるという石川雄規を彷彿とさせる攻撃を繰り出す阿部だったが、瀧澤もドロップキックからのシャイニング・ウィザードと意地の反撃。さらに担ぎ上げようとするが、阿部は背面着地し、お卍固めから入るお怨霊クラッチで電光石火の3カウント。
 試合後には両者握手を交わし、健闘を称え合った。

第5試合


 藤原秀旺が料理研究家に転向してリングから離れたことで一度は宙に浮いたガッツ石島と藤原秀旺の因縁だったが、秀旺が料理研究家としてリング復帰するという不思議な状態で再燃。
 渡鳥連合はTTTとの対抗戦を前に新メンバー“X”の投入を宣言していたが、秀旺から事前にTTT事務所へFAX「Xは竹田誠志に決定した」と一方的な発表があり、XがXの意味を成さぬ状態で試合当日を迎えた。


 いつもは入場時に雀卓を持ち込んでリング上で賭博を行う渡鳥連合だったが、今回は今は懐かしきトミー製の年季が入った『黒ひげ危機一発』を持ち込んで木村&塚本&竹田が楽しそうに剣を刺していく。その脇ではなぜか秀旺が自身のアロハシャツ等のコレクションをハンガーラックごと持ち込んで着替え始める。

 入場するなりこのフリーダムな光景を目にしたガッツは激怒して雀卓を蹴り上げ、そのまま全員入り乱れた場外戦へ。

 リングに戻ったガッツと竹田がショルダータックルでぶつかり合い、これを制したガッツが秀旺へ向かっていくが、秀旺は場外へ逃れて再び着替える。その間に塚本が年代物と思われるゴレンジャーのフィギュアをリング上で5体丁寧に並べ始め、その上に千賀を投げ落とそうと試みるが、千賀が足踏みするとゴレンジャーたちはバタバタと倒れてしまい、その度に塚本が並べ直す。しびれを切らした両軍が入り乱れ、再びリング上は無人となる。

 ようやくツトムと秀旺がリングへ戻り、ツトムがスピーディなロープワークで秀旺を翻弄してフランケンシュタイナーで放り捨てるも、場外まで吹き飛んだ秀旺は再びお色直し。

 すると今後は木村がアロハシャツの1着を持ってリングに上がり、忍にこれを切るように指示してジャケットマッチの様相を呈する。しかし柔道家にとって襟と袖の着いた服を着た相手は格好の獲物であり、木村は忍へ背負投げ、払い腰、巴投げと猛攻。たまらずガッツが救出に入るが、またも全員入り乱れて場外へ。

 渡鳥連合は全員で忍を袋叩きにしてリングに上げると、忍のタイツを下げて生尻を顕にし、全員でハエたたきを使ってスパンキング。さらに忍の秘所へ黒ひげ危機一発の黒ひげを頭から挿入して短剣を刺していき、黒ひげが発射されたことで忍は甚大なダメージを負ってしまう。
 この惨状を見かねたSOSの2人がリングに飛び込んでくるとそれぞれの相手をドロップキックで排除し、塚本には2人同時のダブルドロップキック。場外へ吹き飛んだ渡鳥連合へ忍がケブラーダで飛んでいって追撃していくが、これを逃れた竹田がSOSの2人を同時にフロントスープレックスで叩きつけて排除。
 リング上ではガッツと秀旺が対峙。両者正面からチョップ合戦を展開し、次第に過熱してラリアットの打ち合いに。互角と見るや秀旺はサミングを見舞うが、怒りのガッツがラリアットで叩き伏せる。さらにガッツが串刺しラリアットを狙うも、秀旺はカウンターのニールキックを見舞い木村にタッチ。

 木村はガッツにSTO、さらに塚本のトラースキック+竹田のロッキンポをサンドイッチ式で叩き込み、木村がダイビングボディプレスもSOSがカット。ガッツは木村をラリアットでなぎ倒すと、SOSが同時のダブルトラースキックでアシスト。ガッツはゴーストバスターで突き刺し、トドメのラリアットを狙ってロープに飛ぶが、秀旺がエプロンからガッツの顔面に『ビデオ安売王』のジャケットを被せると、視界を失ったガッツを木村がスクールボーイで押さえ込んで3カウント。

 この勝敗に納得がいかないガッツは秀旺を組み伏せてマウントナックルを見舞うも、渡鳥連合の面々がこれを排除。

秀旺「どーもこんばんは!僕たちが渡・鳥・連・合です!えー……」
(秀旺が話し出そうとしたところで塚本がマイクを奪い取る)
塚本「お前はホントにここに何しに来てんだ?お前はいつから闘いを忘れたんだ?でもまあ、休むことも確かに闘いかもしれないなあ。お前よお、竹田誠志呼んどいて『安売り王』はねーだろ(笑)」

竹田「おい!藤原秀旺!」
秀旺「なんだオラ」
竹田「なんで俺を呼んだ?!なにをさせてぇんだこの野郎?!会場来て、これ(渡鳥連合のジャージ)渡されて……渡鳥連合ってなんだよお前?!……でも、なんとなく、楽しかったよ。今日は。あなたの世界観、まだまだ分かんないけど、なんかあったら呼んでください」
塚本「『なんかあったら』って、特になにもないスよ」
竹田「……まあ、また必要なときに竹田誠志を呼んでもらいたいと思います。ありがとうございました!」
塚本「そして藤原秀旺、竹田誠志がこんなにたくさんエールを贈ってくれたんだよ。今日は皆さんのためじゃなく、竹田誠志のために歌を歌ってくれ!……俺は帰ります。(木村と塚本がリングを降りていき、状況が飲み込めない竹田へ)あ、戻ってだいじょぶです」

 一人リングに残された秀旺にスポットライトが当たり、秀旺は玉置浩二の『メロディー』を熱唱。その後、なぜか北朝鮮国旗をあしらったデザインの『社民党』と書かれたTシャツに着替えてから去っていった。

第6試合

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 前回大会のメインで行われたタッグマッチで佐山を制し、「俺はまだまだお前よりも前に立って、お前より高い壁でいるからな!」と先輩の意地を叫んだミステリー。佐山は「その壁をぶち破ってCCW王座を狙う」と応じ、両者のシングルマッチが行われることに。
 
 佐山はこの日の大一番を迎えるに当たり、オリジナルの新入場曲で登場。
 握手は無しでゴングが鳴ると、ゴングとともに佐山が突っ込んでいってショルダータックル。ミステリーが倒れず耐えるとガムシャラなエルボー連打からのショルダータックルでなぎ倒し、ミドルキック連打からのサッカーボールキックと猛攻をかけて先手を取る。
 佐山はじっくりとしたスリーパーホールドで捕らえていくが、パワーで勝るミステリーはこれを振り払ってチョップを連打し、クロスチョップでなぎ倒して顔面へニードロップ。さらにお返しのスリーパーホールドで佐山のスタミナを奪っていくと、首筋へのエルボースタンプからスイングネックブリーカー。さらに腰に膝を押し当てながらのチンロック、スリーパーホールドと首にダメージを集中させる。佐山がなんとかこれをブレイクすると、ミステリーはトップロープ越しのローリングセントーンからダブルアーム・スープレックス。さらに佐山の延髄斬りを見切って自爆させてから首筋へのエルボースタンプを連打。ロープへ飛んでいくが、佐山がカウンターのミドルキックを腹部に突き刺して反撃開始。
 佐山は串刺しバックエルボーからランニングエルボー、ミドルキック連打からのブレーンバスター。さらにミステリーに回復の猶予も与えずミドルキックのラッシュをかけ、ミステリーが倒れ込むと脇固めへ。ミステリーがブレイクすると佐山はロープに飛ぶが、ミステリーは滅多に見せないドロップキックを佐山の顔面に突き刺し、パワースラム。さらにストマックブロックからクラッチを切らずにサイドスープレックスで投げ捨てる怪力を見せ、ボディプレスから必殺のチョークスラムを狙う。

 佐山は巻き投げでこれを切り返すと稲妻レッグラリアート。さらに掌底連打からのソバットを突き刺し、顔面へ右ストレート。さらにハイキックを放つが、両腕でガードしたミステリーがラリアット2連発からダイビングラリアット。さらにミステリーはチョークスラムを狙うが、佐山は持ち上げられた勢いを使ってゼロ距離ジャンピングニーを叩き込んで脱出すると延髄斬りからバックドロップ。ハーフダウンのミステリーにミドルキックの速射砲を撃ち込み、さらにバックドロップからバズソーキック、ダメ押しのハイキックをクリーンヒットさせるとミステリーも肩を上げられず、佐山が先輩超えの勝利を果たした。

 佐山は倒れ伏すミステリーに歩み寄ると、深々と座礼。ミステリーは佐山の頭を撫でて後輩の成長を讃え、2人はグータッチを交わした。

佐山「先輩から大金星挙げたぞ!ミステリーさん、前回あんな『壁になってやるよ』って言うから、こっちもすみません、めちゃめちゃ感情的になっちゃいましたけど、めちゃめちゃ楽しかったです!ありがとうございました!これからもTTTのリングを一緒に盛り上げましょう!よろしくお願いします!……それと、ガッツサンいますか?ガッツさん!(※ガッツが花道から登場)俺、多分、前の試合でも言ったと思うんですけど、『先輩を1人1人超えていく』って言いましたよね?皆さん覚えてますか?ガッツさん、1人、TTTの先輩破ったんで、次の12月大会、今ガッツさんの腰には無いですけど、CCWのベルトかけて俺とやってくださいよ」
ガッツ「オイ!お前の挑戦!受けてやりたいとこだがな!俺は現状、2ヶ月、渡鳥に負けてんだよお前!」
佐山「知らないですよ……」
ガッツ「12月は渡鳥連合とやるから、お前の挑戦は受けらんない!そこで!お前の挑戦は受けられない代わりに、ちゃんとお前にはスペシャルな相手を用意した!12月5日、TTT新木場大会!佐山駿介vs“#STRONGHEARTS”CIMA!決定!俺は藤原秀旺を倒すから、お前は!な!CIMA超えて!それでガッチリ、1月の1周年でタイトルマッチやろうじゃないか!12月は俺ちょっと出来ないけど、年を越したらリングで会おう。じゃあな!」
(ガッツが去っていく)
佐山「……なんか、CIMAさんよりガッツさんがすごい上みたいなマイクでしたね。でも、自分にとったら2人共偉大な先輩なんでね、12月は#STRONGHEARTSのCIMA選手とやって、超えて!そしてあのガッツさんのベルト持ってる、1月の1周年記念でタイトルかけてやるんで、皆さんこれからもTTTに注目してください!今日はありがとうございました!」

<試合後コメント>

佐山駿介
「やっとですよ、やっと。TTT、中々自分はこのリングで結果を残せてないですけど、今日はやっと団体の先輩の1人、マスクドミステリーさんから1勝を飾ることが出来たんで、とりあえず、ホントは12月にガッツさんとタイトルかけてやりたかったんですけど、すごい貴重な対戦相手、CIMA選手と対戦させていただくことが決まったんで、この1戦を糧に1月にガッツさんの持ってるベルト、それを自分の腰に巻いてみせますよ。よっしゃあ!」

渡鳥連合
(大会終了後に藤原秀旺が報道陣を渡鳥連合の物販スペースへ招集し声明を発表)
秀旺「今このプロレスっていうものの幅を狭くしてる連中、例えば世の中のネットの書き込みであったりとか、そういうものに一切屈しない。俺たちはこのプロレスというジャンルを広めようと活動してる。だからこそ、俺たち渡鳥……パスポートのない世界への旅立ちってことで、今日は竹田誠志が助っ人なんだけど、完全に正式加入でやってくから。ハッキリ言って。俺は正直、マスコミの皆さんもこれは書いてほしいんだけど、料理研究家としてのね?おせち料理だとか、クリスマスケーキの仕込みだとか、そういうのがすごい多忙なためにね、竹田誠志と塚本拓海を中心にやってもらうこともあるかもしれない。そういう彼らに託すという部分、渡鳥ってのは一緒にやらなくても最終的には1人ボッチになって死んでいくのかもしれない。そういうことでやってくから」

――竹田選手、「渡鳥連合に正式加入」という言葉がありましたが、本当ですか?
竹田「今聞いたよ……今聞いたよ!でも、いいんじゃない?藤原秀旺の考え、パスポートのない世界。そのとおりだよ。誰がここに入るかわからない。俺が連れて来たっていいし、誰が来たって、パスポートのない世界ですから、なんでもアリですよなんでもアリ!デスマッチに通ずるものがある。反則はなしだからね、デスマッチは!」
秀旺「これからの渡鳥連合はストロングスタイルを追究していくから。超ストロングスタイル。これしかやらない。なんかね、今までやってたワチャワチャした、ガッツとか小汚い面ぶら下げてるの、ああいうの止めてほしいんだよね。これからはとにかくストロングスタイル。身体と身体のぶつかり合いのプロレスやってくから。一切凶器とかは無いからな。今日で最後だ。撮っとけよちゃんと!分かったら出てけ!帰れ帰れ!帰っていいんだよこんなもん!」

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