【試合詳細】4・22 TTT新木場大会 【インディー統一タッグ】政岡純&木下亨平vs藤原秀旺&塚本拓海 【インディー統一6人タッグ】バナナ千賀&雪妃真矢&竹田光珠vs瀧澤晃頼&中津良太&SAGAT ガッツ石島vs橋之介

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『CREATION 3』
日程:2023年4月22日(土)
開始:19:00
会場:東京都・新木場1stRING
観衆:153人

▼「新木場闘会始」 15分1本勝負
○政宗(フリー)
9分10秒 横入り式エビ固め
●木村太輔(アライヴアンドメジャーズ)

▼「スペシャル6人タッグマッチ」 30分1本勝負
ツトム・オースギ(フリー)/阿部史典(フリー)/●風戸大智(BASARA)
11分39秒 チョークスラム→片エビ固め
黒田哲広(フリー)/○マスクドミステリー/条柴拓真(フリー)

▼「れいわ鬼神組対決!」 45分1本勝負
○ガッツ石島
10分30秒 フェイスバスター→片エビ固め
●橋之介(フリー)

▼「TTT認定インディー統一6人タッグ選手権試合」 60分1本勝負
【王者組/ウルトラロビンジム】●バナナ千賀(フリー)/雪妃真矢(フリー)/竹田光珠(666)
15分1秒 ホルヘクラッチ
【挑戦者組/スパーキー】○瀧澤晃頼/中津良太(BASARA)/SAGAT(BASARA)
※第3代王者組が初防衛に失敗。スパーキーが新王者となる。

▼「TTT認定インディー統一タッグ選手権試合」 60分1本勝負
【王者組/REAL HIPSTAR】政岡純(フリー)/●木下亨平(ダブ)
17分43秒 ロマンチックを突き抜けろ!→エビ固め
【挑戦者組/渡鳥連合】○藤原秀旺(アライヴアンドメジャーズ)/塚本拓海(BASARA)
※第3代王者組が3度目の防衛に失敗。渡鳥連合が新王者となる。

秀旺&塚本が雀卓ともみじ饅頭が舞う死闘を制してREAL HIPSTARからタッグ王座奪取!瀧澤がユニオンMAX王者の千賀を撃破しスパーキーが6人タッグ王座戴冠!ミステリーがインディー統一王座へ挑戦表明!

大会開始前


 TTT会場前でダフ屋行為を繰り返す藤原秀旺ら“渡鳥連合”に業を煮やした石川会長は、【ダフ屋行為禁止】の看板を立て、「禁止したんだからもう現れないよ」と自信たっぷりに語っていたが、秀旺らは看板を無視して席が100列目まである謎のビッグマッチのチケットを販売開始。

 秀旺は「ダフ屋は日本の伝統文化」と主張し、「持ってるチケット10円で買うよ」と券売所の前で声がけを行っていくと、熱狂的なファンたちが秀旺を取り囲む。気を良くした秀旺が勝手に会場に椅子を並べ始めるが、怒り狂ったガッツがすっ飛んできて阻止。渡鳥連合は悪態をつきながら去っていった。

第1試合


 政宗が前回大会に引き続き第1試合に登場し、職人・木村と対戦。ベテラン同士の巧みな技術の応酬が見られるこのオープニングマッチはTTTの新名物となりつつある。

 試合前に両者慎重に右手を差し出すが、木村が直前で手を引っ込めて握手を拒否。
 ゴングが鳴ると、ロックアップからグラウンドでのバックの取り合いとなり、政宗がレッグロックに捕らえると木村がロープブレイク。続いて政宗が低空タックルから足を固めていくが、木村が下から三角絞め。政宗は決まり切る前に余裕を持ってロープを掴む。

 手4つからリストの取り合いとなり、政宗が優勢に進めるも木村はネックブリーカーで切り返し、フロントネックロックに捕らえながらグラウンドで胴絞式へ。政宗は必死に足を伸ばしてロープブレイク。

 両者向き合い、木村がロックアップを狙ったところで政宗がヘッドロックに捕らえ、右側から、左側からと体勢を入れ替えながらヘッドロックで絞って木村に反撃の的を絞らせない。政宗が足払いからロープに飛ぶと木村がタックルをいなすが、政宗はアームドラッグからのドロップキック。さらに首へのエルボースタンプ連打からチンクラッシャー、河津掛けからゆりかもめのようなジャベに捕らえるが、木村が足を伸ばしてブレイク。


 政宗はエルボーを連打も、木村がチョップで突っ張っていき、政宗の串刺し攻撃をかわして自爆させ、コブラツイストからグラウンドコブラ。政宗がキックアウトすると木村が再びコブラツイストからグラウンドコブラ。再び政宗がキックアウトすると、木村がブレーンバスターで叩きつけ、コーナートップからダイビング・ボディプレス。

 木村はロープに飛んでランニングSTOを狙うが、政宗はこれをかわしてスクールボーイ。木村は政宗が差し込んできた腕を取って腕十字を狙うが、政宗が上から潰してエビ固め。キックアウトして身体を跳ね上げた木村をさらにスクールボーイで押さえ込んだ政宗が技アリの3カウントを奪った。

第2試合


 前回大会でバチバチの試合を展開したオースギ&阿部が同じコーナーに立ち、今年からフリーとなった条柴が初参戦を果たすなど、TTTの新しい風景が見えることが期待される6人タッグマッチ。

 黒田が阿部を見つめながらシュートサインを出すと、阿部が「なんだおめぇっ!」と飛び出してきてゴング。阿部は、突っ込んできた黒田にスクールボーイからのアンクルホールドを狙うが、黒田が素早く脱出し、丸め込みを狙う阿部を上から潰して腕へのボディプレス。もう一発を放ったところを阿部が脱出して自爆させ、両者タッチへ。

 オースギとミステリーの対面となると、真っ向からのエルボー合戦が展開されるも、パワーで勝るミステリーが優勢。ならばとオースギは高速ロープワークで翻弄してからのコルバタを狙うが、ミステリーが受け止めて放り捨て、起き上がり際にショルダータックル。両者タッチ。

 風戸と条柴の対面となると、元気よく飛び込んできた風戸がネックスプリングでリングを縦横無尽に跳ね回ってカンフーポーズ。条柴はドン引きして言葉を失いながらもショルダータックルでなぎ倒すが、風戸が首からマットに刺さってスケキヨ状態になってしまい、条柴が困惑。

 条柴が風戸をコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、風戸はこれをかわして腕を取りながらのロープ渡りへ。しかし、風戸は自ら手を離すと、ジャンプしてトップロープの上で後ろ受け身。バウンドして妙な角度でマットに突き刺さった風戸を見て、条柴は「どうしたらいいか分かんないヨォ~ッ!」と泣きそうになりながら叫ぶ。

 すると、風戸は自らコーナーにガンガン頭をぶつけ始め、もはやオロオロと見守ることしか出来ない条柴を尻目にコーナー上で三角倒立。そのままターンバックルへの倒立受け身を取り、奇声を上げながら場外へ落ちていく。一体なにがここまで風戸を駆り立てるのか。

 初参戦のリングですっかり呑まれてしまった条柴が黒田にタッチ。黒田は風戸の足をコーナーポストにくくりつけ、伝統芸能・哲っちゃん足殺し。「もういっちょ♪もういっちょ♪」と観衆を煽っていくと、風戸も「もういっちょ♪もういっちょ♪」と歌い始め、黒田は「いいの?」と確認しながらヒザへのエルボースタンプ。ミステリーにタッチ。

 ミステリーは顔面へのニードロップから、オースギを挑発しながらヒジで風戸の頭頂部をグリグリえぐる。条柴にタッチ。

 条柴は風戸をサイドバスターで叩きつけ、串刺し攻撃を狙うが、風戸がロープを掴んで逆上がりのような形で蹴りを放って防ぎ、さらに条柴のエルボーをガードした上でゼロ戦キック。オースギにタッチ。

 オースギは条柴にヒップトスを狙うが、条柴が力任せに振りほどく。そこへ阿部が突っ込んできて低空ドロップキックを見舞い、その隙にコーナーに駆け上ったオースギがダイビング・バックエルボー。オースギ&阿部がジャンプしながらヒップタッチを交わす仲睦まじさを見せる。

 阿部が条柴をコーナーに振って回転浄土宗を見舞うと、オースギ&風戸が互いを交互にパイルドライバーの形で持ち上げながらギッコンバッタンとコーナーに迫り、最終的にオースギが風戸を担ぎ上げながら条柴に回転浄土宗を見舞う形に。阿部が条柴を首投げで転がしてサッカーボールキックを放つと、オースギが風戸をスパインボムで叩きつけ、阿部が「なんでだよぉーッ?!」と絶叫。オースギが条柴にツキノイシを狙うが、条柴が振り払ってDDT。両者タッチ。

 黒田と風戸の対面となると、風戸が飛び蹴りから掌底を見舞って黒田をコーナーに詰め、胴回し回転蹴りを放つも黒田がアッサリ回避し、自爆した風戸が頭からマットに突き刺さる。黒田は、DDT、地団駄ラリアット、冬木スペシャルと畳み掛けるが風戸がギブアップしないと見るや解放してミステリーにタッチ。

 ミステリーが風戸をコーナーに振ると、黒田が串刺しラリアット。黒田のハンマースローからミステリーがパワースラムで叩きつけるが、阿部がカット。黒田が阿部を場外に放り出すが、阿部がアイル・ビー・バックで帰還して伊良部パンチ。阿部が黒田を場外に放り出すと、黒田もアイル・ビー・バックを狙うが、阿部が低空ドロップキックで場外に叩き落として阻止。

 オースギ&阿部がミステリーをロープに振ると、ミステリーがダブルラリアットを狙うが、オースギのみ回避に成功。オースギがコーナーに飛び乗ってダイビング・バックエルボーを発射も、ミステリーがこれをキャッチしてそのままバックドロップで叩きつける怪力を見せる。

 ミステリーが風戸にチョークスラムを狙うが、風戸が背面着地してアックスボンバーを発射。これをかわしたミステリーがラリアットで叩き伏せ、最後は伝家の宝刀・チョークスラムで沈めた。

ミステリー「チャンピオンのオースギさん!シングルチャンピオンのオースギさん!」

(※オースギがチャンピオンとしてミステリーと相対しようとするが、ベルトが見当たらない)

オースギ「ベルトはどこだあ?!持ってかれたあ!」
ミステリー「チャンピオンらしからぬ行為ですよ!」

(※なぜかハイになった阿部がベルトを持って駆け込んでくる)

阿部「ベルトあった!あったぞコラァーッ!あったぞ!あったぞコラアアア!」
オースギ「あったぞおおおおおお!!」
ミステリー「今、そのタイトル、まだ挑戦者決まってないですよね?今日、試合を決めたこの俺、マスクドミステリーがそのタイトルに挑戦したいです!」
オースギ「ミステリーさん、チャーハン好きっすか?」
ミステリー「チャーハンは大好きです!」
オースギ「チャーハンが好きなやつと、いい試合できる自信がある。このベルト、無差別級だから、チャーハンいっぱい食って、もっと増量して、ノロマになって向かってきてください。チャーハンはたくさん食うけど、アンタのチョークスラムは食らわない!俺が、勝ってやる」
ミステリー「チャンピオンの承諾は得ましたよ!石川会長!」
オースギ「まだ決定じゃないの?!」
ミステリー「石川会長が不在なところでチャンピオンと話が付いたんですが!チャーハンを食べて、タイトルマッチ!よろしいですか?!」

(※出入り口付近にいた石川会長が両腕で“マル”を作ると、2人がガッチリ握手)

オースギ「チャーハン食うぞ!(※と言いながら去っていく)」
ミステリー「……お2人を置き去りにしてしまいました。条柴選手、初参戦!まだ第2試合なんで、帰ります!次、5月ね、5月!」

第3試合


 かつてインディーマット界を席巻した故・ウォーリー山口さんを父に持つ橋之介がTTT本戦初参戦。“れいわ鬼神組”としてガッツと所属をともにしており、TTTでの初戦は同門対決に。

 両者両手でしっかり握手を交わしてからゴングが鳴ると、ロックアップで組み合うも、力比べはガッツの圧勝。橋之介が巧みなリストロックで対抗していくが、ガッツがショルダータックルで吹き飛ばし、「立てコラ!」と威嚇。

 ガッツがロープに飛ぶと、橋之介が十字ロープワークで翻弄してドロップキック。ロープを使ったセントーン・アトミコを見舞ってから「上げるぞ!」とボディスラムを狙うが、ガッツが腰を落として耐え、逆にボディスラムで叩きつける。

 ガッツは、ヘッドバッド、鬼神ナックル、エルボードロップを連打。さらにラリアットを狙ってロープに飛ぶと、橋之介がカウンターのドロップキックを狙うも、ガッツが先読みして回避して自爆させる。ガッツはボディスラムからスリーパーホールド。さらにロープに振るが、橋之介がハンドスプリングエルボーを見舞って反撃の狼煙を上げる。

 橋之介は串刺しバックエルボー、串刺しジャンピングニーからスワンダイブ式ミサイルキック。

 さらにロープに飛ぶが、ガッツがパワースラムでカウンター。さらに串刺しラリアットからブルドッギング・ヘッドロック、WARスペシャルと畳み掛け、ゴーストバスターを狙うが、橋之介が背面着地。ロープに飛んだガッツの顔面にカウンターのドロップキックを叩き込む。

 橋之介はエルボー連打も、ガッツがその場飛びのニールキックで反撃。ガッツが串刺しラリアットを狙うが、橋之介はこれをかわしてガッツの巨体をボディスラムで投げきり、コーナートップからスワントーンボム。


 再びコーナーに上がっていくが、ガッツが追いすがって雪崩式ブレーンバスター。エルボー連打で粘る橋之介をラリアットでふっとばして一回転させ、ゴーストバスターで突き刺すもまさかのカウント2。一瞬信じられないといった表情を浮かべたガッツだったが、最後は必殺のフェイスバスターで叩きつけて3カウント。

 ガッツは、大の字になった橋之介に手を差し伸べ、2人はガッチリ握手。ガッツが橋之介の手を掲げあげて健闘をたたえた。

第4試合


 昨年12月の合宿プロレスで誕生した“ウルトラロビンジム”の千賀&雪妃&光珠は、2月大会で初上陸&初挑戦にして6人タッグ王座を戴冠。円谷プロダクション公認覆面プロレスラーであるウルトラマンロビンに薫陶を受け、特徴的なロビンムーヴで令和の世に勝利の山を築いている。
 今回挑戦者に名乗りを上げたのは、BASARAで暴れまわる【スパーキー】の瀧澤晃頼&中津良太&SAGAT。唯一の所属選手である瀧澤は今年TTT認定インディー統一無差別級王座の戴冠を果たすなど覚醒を見せており、新たな王座戴冠にも期待が集まっていた。

 入場するやスクラムを組んで敵襲に備えるスパーキーに対し、URジムの面々はスペシウム光線で対抗。光珠は黄金のウルトラマンマスクを被って入場するも、試合前のレフェリーチェックで外されてしまう。

 千賀とSAGATで試合が始まると、千賀はスペシウム光線で、SAGATはスパーキーのポーズで威嚇しあいながら間合いを詰め、SAGATがヘッドロックでじっくり首を痛めつけるも、千賀がグラウンドでの足関節技に持ち込み、互角の形成でクリーンブレイク。

 光珠と中津の対面となると、ロックアップでの力比べは全くの互角。ならばと「クラウチ、バインド、セット」とラグビー式のスクラム。中津が押し込むも、光珠がロープに飛んでショルダータックル。倒れず耐えた中津がショルダータックルで吹き飛ばし、両者タッチ。

 雪妃と瀧澤の対面となり、リストの取り合いから雪妃がヘッドロック。瀧澤がロープに振るも、雪妃はスライディングキックを見舞い光珠にタッチ。

 光珠は独特なフォームのエルボードロップから千賀にタッチ。
 千賀も独特なフォームでエルボードロップから雪妃にタッチ。
 雪妃は瀧澤にサッカーボールキックからニードロップを見舞い、光珠にタッチ。

 光珠は腕へのエルボースタンプ連打から、千賀と2人でロープに振ってダブルのバックエルボー。光珠がスペシウム光線ポーズを決めてからエルボーを連打していくが、振り切った瀧澤が顔面へのドロップキックを叩き込んでSAGATにタッチ。


 SAGATはURジムの3人を次々とショルダータックルでふっ飛ばし、バックブリーカーから背中へのスーパーマン風ボディプレス。さらにアルゼンチン・バックブリーカーも、光珠が着地してドロップキック。倒れず耐えたSAGATがラリアットでなぎ倒してロープに振るが、光珠がフランケンシュタイナーで放り捨て、雪妃にタッチ。

 雪妃はコーナートップからダイビング・クロスボディを発射するが、SAGATがガッチリ受け止める怪力を見せる。しかし、千賀&光珠がヒザ裏へのスライディングラリアットを同時に見舞ってSAGATを倒し、雪妃がサッカーボールキックの猛連打。しかし、SAGATがさしてダメージを受けた様子もなくムクリと起き上がると、雪妃が思わず後ずさり。

 しかし、雪妃はローキック連打からハイキック。ロープに走るも、SAGATがベイダーアタックで迎撃。中津にタッチ。

 中津は雪妃の髪をつかんで引き起こすが、雪妃も負けじと髪を引っ張り返す。中津はヘアホイップで放り捨てるが、雪妃はすぐに起き上がってヘッドバッド連打。ロープに飛ぶも、中津が「ゼロ戦ッ!」と叫んでのゼロ戦キックで迎撃。さらにバックドロップを狙うが、雪妃が着地してソバット、トラースキック、ハイキックと連撃。カサドーラで丸め込み、キックアウトしてロープを背にした中津へ貫通ランニングニー。千賀にタッチ。

 千賀はスクラムの掛け声を真似ながら中津に突っ込んでいくが、中津があっさり捕獲。スパーキーの面々が加勢に入ると、光珠も参加して5人でスクラム。数的不利のURジムが押し負けそうになるも、雪妃が加わった瞬間に大逆転し、スパーキーをコーナーに叩きつける。

 ここで、千賀が黄金のウルトラマンマスクを光珠に投げ渡し、光珠が変身。
 スパーキーの3人をコーナーの真下まで押し込み、敢えて浮遊感をなくして乗っかるかのようなウルトラデスティニー。さらに3人を場外に放り出し、トップロープを軽やかに飛び越えてから敢えて浮遊感をなくした場外へのウルトラデスティニー。

 光珠&千賀は中津をリングに放り込み、「デスティニーッ!」と叫んでダブルのフィッシャーマンズ・スープレックス。さらにURジムの3人でトリプルトラースキックを決めるが、SAGAT&瀧澤が全力でカットし、千賀をコーナーに押し込んだところにSAGATがキャノンボール。

 スパーキーの3人は、「ハッピ~セェ~ット!」と宣言し、光珠を背負ったSAGATの上に中津&瀧澤が乗っかって4人分のボディプレスを発射も、千賀が回避したため自爆。

 千賀が瀧澤へ前転からの延髄斬りを発射も、これをかわした瀧澤がローリングしながらのエビ固め。さらにホルヘクラッチで押さえ込んで3カウント。

 スパーキーがURジムを破って王座奪取を果たした。

第5試合


 REAL HIPSTARは結成以降約4年無冠であったが、昨年12月にTTT認定インディー統一タッグ王座を戴冠したことで初の栄冠を獲得。「最低でも4年は防衛する」と意気込みを語っていた。
 2月大会では秀旺が木下の持つDOVE世界ヘビー級王座に挑戦したが、秀旺が練乳をかけたイチゴを無理矢理レフェリーの口に突っ込んで失神させたことで無効試合となっており、2人の間の因縁は消化不良のままとなっていた。

 普段は陽気に踊りながら入場してくるREAL HIPSTARだが、奇襲を警戒してかこの日は緊迫感溢れる入場。

 木下と塚本の対面でゴングが鳴ると、リストの取り合いから木下が自軍コーナーに引っ張り込んで政岡にタッチ。
 政岡はリングを広く使いながらリストを取っていくが、塚本が足を踏んで縫い止め、ハンマーロックからグラウンドに引き込んでフロントネックロック。マウントを取りながら首を絞め、反則カウントを聞きながら秀旺にタッチ。

 秀旺がU系レスラーのように掌底を刻みながら距離を詰めてくると、政岡はするりと逃げて木下にタッチ。

 木下は掌底の合間を縫って組み付いてヘッドロック。秀旺も体格差を生かしてグラウンドでヘッドロックを取り返していくが、木下がネックブリーカーのように体重をかけて倒れ込むヘッドロックで食らいついて離さず、そのまま政岡にタッチ。
 政岡はフェイスロックからフロントネックロックに捕らえるも、秀旺が自軍コーナーに押し込んで塚本にタッチ。

 塚本は、政岡の両足を腕でロックしながらブリッジするジャベからダブルレッグロック。機動力を削いだ上でロープに振るが、政岡の足は健在。スピード感溢れるロープワークで翻弄した政岡がアームドラッグで放り捨て、指へのフットスタンプから指の間をロープにこすりつける攻撃から木下にタッチ。

 木下も指を踏みつけていくが、塚本が下からグワリと持ち上げて放り捨てるかのようなボディスラム。ささに指を裂きながら秀旺にタッチ。

 秀旺は、法改正によって今年4月から装着が努力義務化された自転車用ヘルメットを装着し、木下にヘッドバッドを連打。ヘルメットを外して塚本にかぶせてから木下に好きなようにエルボーを打たせ、後ろに倒れる際に足を振り上げて急所蹴り。スクワットからのタップダンスで余裕をアピールし、ボディスラムから塚本にタッチ。

 塚本&秀旺は、ダブルショルダータックルで木下を吹き飛ばし、塚本がチンロックからシュミット式バックブリーカー。秀旺にタッチしつつ、リング中央に雀卓をセット。

 塚本は、「座って話そうじゃないか」と木下を無理矢理着席させ、3人でボーイズトークに花を咲かせようとするが、木下が雀卓返しで怯ませ、塚本に延髄斬りを見舞って政岡にタッチ。

 政岡は塚本をコーナーに叩きつけて串刺し低空ドロップキック、低空トラースキックで頭を下げさせてから頭頂部への踵落とし。さらにカーブストンプからトラースキックを発射も、塚本がキャッチし、投げっぱなしボディスラム、アトミック・ドロップ、ブレーンバスター・ホイップ、逆片エビ固めと猛攻。さらに秀旺とクラッシュギャルズばりのダブル正拳突きを決め、サンドイッチラリアットを発射も、政岡が回避したため誤爆。即座に2人の間に不和が生じて殴り合いを始め、秀旺のビッグブートが塚本にクリーンヒット。政岡はそんな2人を訝しげに眺めながら木下にタッチ。

 木下&政岡は秀旺の攻撃を軽やかにかわしながら木下の延髄斬り→政岡のジャンピング・ネックブリーカーの連撃を決め、ダブルの串刺しバックエルボーから、木下のバッククラッカー+政岡のダイビング・フットスタンプの合体技。これで決まったかと思われたが、塚本がリングに雀卓を放り込んでカット。


 塚本は再びリングに雀卓を立て、「いいから座れよ。もみじ饅頭でも食えよ」とどんぶりに入ったもみじ饅頭を政岡&木下に差し出す。4人で席につき、政岡&木下はもみじ饅頭で乾杯して一口かじってから雀卓返し。4人でもみじ饅頭の破片を片付けてから試合再開。


 REAL HIPSTARがダブルのドロップキックで渡鳥連合を場外に落とし、プランチャの編隊飛行。
 秀旺をリングに放り込み、木下のドロップキック、政岡のトラースキック、木下のジャーマン・スープレックス・ホールド、2人のサンドイッチトラースキック、政岡のAmbitionsが立て続けに決まる。

 今度こそ決着かと思われたが、渡鳥連合のセコンドに付いていた木村がレフェリーを場外に引きずり落としてカウントを妨害。
 政岡が木村と塚本に気を取られた隙を付き、秀旺がニールキックで政岡を排除。木下に100%メロ~ンジュースを狙うが、木下がウラカン・ラナで切り返す。続けて木下がジャーマン・スープレックス・ホールドを狙うが、バックを取り返した秀旺がロマンチックを突き抜けろ!で叩きつけて3カウント。渡鳥連合がタッグ王座を奪取した。 

塚本「えー、ここで、皆様に藤原秀旺より、大切なお知らせがございます」

(※Rockon Social Clubの『パズル』が流れ始める)

秀旺「どうも皆さん、おばんでございます。藤原秀旺です。えー、ベルトを獲ってなんなんですけど、このTTT、3年くらい?出てきました。しかし、今日をもちまして、藤原秀旺……というか、渡鳥連合、正規のチケット販売者としてTTTで我々が、今まではいわゆる偽造的なことをやってきたんだけども、今日からは正規のチケットということで、次回から皆さんが普段買っているチケット、これは無効となります!これはね……(※怒り狂ったガッツが橋之介を伴って登場)うるさいよ。黙れ、ばか!これはやっぱり、貧困格差であるとか、世界の経済について、色々考えていたことで。格差をなくそうじゃないかっていう運動でやっています。みんな、わかるだろう?拍手!ということなんで、次回からは俺から、または塚本選手からチケットを買って……」

ガッツ「オイッ!オーイッ!なにくだらねーことばっかりガタガタ言ってんだお前!勝手にチケットのこと決めんじゃねえ!お前ベルトは持ってるかも知れねーけどな、チケットは関係ねーだろ?!お前この試合にチケットの権利なんてかかってねーからな?!」
秀旺「うるさいんだよこの小汚いやつ」
ガッツ「うるせーコノヤローお前!コノヤローお前!」
秀旺「誰だ?後ろの。わかんねーよ俺」
ガッツ「橋之介だよ!」
秀旺「来いよ来いよ。入ってみろコラ」
ガッツ「入るよ!入ってやるよコラ!」

(※ガッツ&橋之介がリングイン)

秀旺「なにがやりたいんですか?」
ガッツ「うるせーコノヤローお前!お前、単刀直入に言わせてもらうよ。そのベルト、俺と橋之介で挑戦させてもらうよお前!お客さん!俺と橋之介で挑戦して問題ないですよね?!」
秀旺「ああ、分かった分かった。やってもいいよ」
ガッツ「OKだな?!」
秀旺「やってもいいけど、帰る」
ガッツ「帰んのぉ?!」
秀旺「やってもいいよ」
塚本「そこ(雀卓)座ってもいいよ」

(※秀旺&塚本が去っていき、ガッツと橋之介が雀卓に着席)

ガッツ「えー、皆さん、本日のご来場、誠にありがとうございます。来月の新木場大会で、ミステリーとオースギの無差別級選手権試合と、私と橋之介が組んで渡鳥連合に挑戦するというタッグの選手権も決まりました。来月は二大選手権で行きます!ハシと組んで、このリングに新しい風を吹かせていきますんで、皆さん今後とも応援の程、よろしくお願いします!えー、ちょっとプロレスで座りながら締めるってのも中々ないですけど、一応こういう感じになってるから、座って締めようか、今日は。皆さん、お忙しい中、本日もご来場ありがとうございます!来月は5月20日に新木場大会がありますので、皆さん応援の程、よろしくお願いします!……チケットはですね、我々のが正規なんで!あんなのは完全に偽物なんで!(※観衆から「えぇ~っ?!」の声が上がる)『えぇ~っ?!』じゃねーよコノヤロー!(笑)買ってもいいけど入れないよ?!2枚買ってもらうからね?!ということでね、皆さん、チケットの方はこの後売店で売ってますんで、TTTの売店をご利用ください!5月20日もよろしくお願いします!本日はありがとうございました!」

<大会後コメント>

スパーキー
瀧澤「よしゃぁ~♪」
3人「ウォゥッ!(※揃ってポーズ)」
中津「スパーキーに久しぶりにベルトが来たぞ!ウチのタッキーが、ユニオンMAXチャンピオンのバナナさんから獲りましたよ。スゴいことをしている」
SAGAT「チャンピオンからねえ」
中津「どうだい、今の気分は」
瀧澤「さいこーです」
中津「今の気持ちをラップで言って?」
瀧澤「……ィェァ」
中津「よく聞いとけよ!ウチの瀧澤が最高のラップを今からするぞ!よく見とけよ!」

(※中津&SAGATが手拍子を始めて瀧澤に圧をかけ、瀧澤が覚悟を決めた諦めの笑みを浮かべながらビートを刻む)

瀧澤「獲ったぜ♪相手はロビンジム♪そしてピンフォール勝ちだバナナ千賀♪まるめこみだろーがなんだろーが勝ちは勝ち♪俺らチャンピオン♪これから歩むぜ防衛ロード♪何十回そして何千回ィ~♪」
中津&SAGAT「Yeah!!」
3人「せーの!スパーキースパーキースパーキー♪うぅ~っ……スパーキー!!」

藤原秀旺&塚本拓海
――タッグ王座戴冠おめでとうございます
秀旺「そうですね、まあ、なんだろ。今このTTTに於ける本物はどちらなんだという闘い、それがやはり我々渡鳥連合じゃないかと思います。我々の世代……塚本選手は若いんですけど、藤原秀旺46歳ということで、今40代50代が頑張っている中で、中高年を元気にしていく、そういったことをやっていきたいと思ってる。ある意味、藤原秀旺から発せられる言葉はその場その場で変わりますから。そういう意味では、どう受け止めるかはお前ら次第というところはあります。今日、いわゆる、ガッツが挑戦するとかなんとかっていうのはね、なにやってんだと。そういう古臭いプロレスっていうのは無くなっていくんじゃないかと思うし、我々のようないわゆる近未来のプロレスをやっていきます。今年は、“藤原秀旺1988”というプロジェクトをね、夏にもやりますし、これからもこういう1988、いわゆる、藤原秀旺が小学生時代に夢見たプロレスや音楽を現実化していくということでやっていきたいと思います。(塚本へ)なんかあります?」
塚本「いや、私が言いたいことは全部代弁してくれたんで」
秀旺「近々ね。夏頃に発表したいと思ってますけど、頑張っていきたいと思ってます」

――最近行っているダフ屋行為にはどういった意味が込められているのでしょう
秀旺「そうですね、やはり、伝統文化であるダフ屋行為というのをなくしてはいけない。見世物小屋というのは、大寅興行社さんという方々が1つの時代とともに無くなっていった中で、昭和の文化、無くしてはいけないものの1つにダフ屋というものがあるんじゃないかと考えています。それが良いか悪いかという話は、法的な部分でやってもらえばいいだけで、我々はとことんやらせてもらいます。ダフ屋行為に関しましても、こないだ我々が声明を出しましたけども、我々からすると(正規のチケットを販売している)彼らが迷惑行為をしていると、そういう定義付けを行っています。なので、次回もやりたいと思いますので。やりたいというか、本当の意味で我々がチケットのプレイガイドになります」

――自転車の旅のための募金もしている……?
秀旺「藤原秀旺、自転車愛好家として、どこまで走れるんだという。ロックオンしていくという流れの中で、北海道・東北・東京ということで、自転車を買う購入資金を皆さんからクラウドファンディング、募金してもらおうと思ってる。(※最後の発言から死んだ目で遠くを見つめている塚本に気付いて)暇そうにしてんねぇ~!(笑)」
塚本「『なに言ってんだろこの人』って……。さっきから聞いてるけど何1つ意味わかんねーぞ……」
秀旺「自転車を私の力では知らせるために皆さんにご協力いただきたい。まずは100円から受け付けています。さよなら」
塚本「さよなら~」

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