【試合詳細】11・7 新日本プロレス大阪大会 【IWGPヘビー級&IC】内藤哲也vsEVIL 【IWGP二冠挑戦権利証】飯伏幸太vsジェイ・ホワイト 【US王座挑戦権利証】KENTAvs棚橋弘至 【NEVER無差別級】鈴木みのるvs鷹木信悟 【KOPW】矢野通vsザック・セイバーJr. オカダ・カズチカvsグレート-O-カーン

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『POWER STRUGGLE』
日程:2020年11月7日(土)
開始:17:00
会場:大阪府・大阪府立体育館(エディオンアリーナ大阪)
観衆:2,834人

▼「KOPW 2020」争奪戦 ノーコーナーパッドマッチ 時間無制限1本勝負
【KOPW2020保持者/CHAOS】○矢野通
12分11秒 リングアウト
【挑戦者/鈴木軍】ザック・セイバーJr.

▼NEVER無差別級選手権試合 60分1本勝負
【王者/鈴木軍】●鈴木みのる(パンクラスMISSION)
18分56秒 ラスト・オブ・ザ・ドラゴン→片エビ固め
【挑戦者/L.I.J】○鷹木信悟
※鈴木みのるが初防衛に失敗。高木が第31代王者となる

▼スペシャルシングルマッチ 60分1本勝負
[CHAOS]○オカダ・カズチカ
12分58秒 レフリーストップ
[THE EMPIRE]●グレート-O-カーン

▼IWGP USヘビー級王座挑戦権利証争奪戦 60分1本勝負
【権利証保持者/BULLET CLUB】○KENTA
19分57秒 GAME OVER
【挑戦者】●棚橋弘至
※KENTAがIWGP US王座挑戦権利証の防衛に成功

▼東京ドーム・IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルダブル王座挑戦権利証争奪戦 60分1本勝負
【権利証保持者】●飯伏幸太
18分47秒 逆さ押さえ込み
【挑戦者/BULLET CLUB】○ジェイ・ホワイト
※ジェイ・ホワイトがIWGPダブル王座挑戦権利証を獲得

▼IWGPヘビー級・IWGPインターコンチネンタルダブル選手権試合 60分1本勝負
【IWGPヘビー級&IWGP IC王者/L.I.J】○内藤哲也
33分8秒 デスティーノ→片エビ固め
【挑戦者/BULLET CLUB】●“キング・オブ・ダークネス”EVIL
※内藤哲也がIWGPダブル王座の初防衛に成功

内藤がEVILとの混沌の二冠戦を制して王座防衛!飯伏がジェイに敗れ二冠挑戦権を喪失!KENTAが棚橋からUS王座挑戦権を守りプロレス半生を回顧!鷹木がみのるとの因縁戦を制してNEVER無差別級を奪還!オカダが-O-カーンを失神KO!

第1試合


 これまでの試合の中で、矢野が毎回試合中にコーナーパッドを外そうとすることに腹を立てていたザックが突っかかっていき因縁が勃発。両者の決着はKOPW戦にて行われることとなり、今月2日の後楽園ホール大会でタイチとともにIWGPタッグ王座を防衛したザックのもとへ矢野通が現れて要求したノーコーナーパッドマッチをザックが受諾する形で行われることとなった。

 両者の入場後にコーナーパッドが全て外されると、急に怖気づいた矢野が「(金具むき出しのコーナーは)私も使わないから使わないで!痛い!怖い!レスリング!レスリング!ノー・ユーズ!ミートゥー!アイ・プロミス!」とザックに正々堂々の勝負を宣言。
 ゴングが鳴ると、矢野は宣言通りアマレスの技術に裏打ちされたレスリングテクニックでザックに勝負を挑んでいくが、クリーンブレイクした瞬間にザックに組み付いて金具むき出しのコーナーへシュート。ザックがすんでのところで踏みとどまると、矢野は「チクショー!」と叫んで突撃も、ザックが身をかわしたため自爆。さらにザックは3回連続で金具むき出しのコーナーに矢野を叩きつけると、矢野は「ダメだ!痛い痛い痛い!」と場外に逃げ出し、リングの下にしまわれていたコーナーパッドを取り出し「戻したい!戻したいんだって!」とコーナーパッドを付け始めるが、ザックがこれを妨害しネックツイストからコブラツイスト。
 矢野がこれをブレイクすると、ザックの髪を掴んで引き倒しYTRポーズを決めようとするが、ザックがその途中でカニバサミでなぎ倒しアンクルロックも矢野は即座にロープへ。矢野は「やっぱりヤダ!」と場外に逃げ出し、追ってきたザックとエルボー合戦を展開した後にスプレーを噴射。あわやリングアウト負けかと思いきや、ザックはなんとか場外カウント19でリングイン。
 その間に矢野はコーナーパッドを1つテープでぐるぐる巻きにする形で戻し、追ってきたザックをそこへ叩きつけるもマットがあったためザックはノーダメージ。今度はザックが金具むき出しのコーナーに矢野を叩きつけ、両耳をひねり上げてからネックツイスト。さらにストンピング連打からトゥーホールドで痛めつけ、ロープに振っていくが矢野はターザンで耐えて挑発。ザックが突っ込んでくると矢野はフロントスープレックスで迎え撃ち、なおも突っ込んでくるザックを金具むき出しのコーナーに自爆させてスクールボーイ。これを返されるとNUからローブローを放つが、これをキャッチしたザックがそのままヨーロピアンクラッチから膝十字。矢野がこれをアンクルロックで取り返すも、ザックがヒールホールドに切り替えると矢野は息も絶え絶えになりつつもなんとかロープブレイク。
 矢野が場外に逃げ出すとザックは場外鉄柵を使ってのヒールホールドで痛めつけていくが、矢野は痛めつけられながらもザックの靴紐を解き、その紐でザックの両足首を鉄柵越しに縛り付けてから脱出して先にリングイン。ザックはここで初めて足が縛られていたことに気付き、あわてて脱出しようとするも時すでに遅く、場外カウント20を聞いた。
 矢野は試合後も身動きが取れないザックを指差して笑いながらトロフィーを掲げて得意げに引き上げ、ヤングライオンに靴紐をハサミで切ってもらって脱出したザックはそのハサミを片手に激怒しながら矢野を追いかけていった。

<試合後コメント>
矢野通
「おい!ザック・セイバーJrくん!このKOPWのトロフィーはそんなに甘かねえんだよ!お前が思ってるほどな、簡単には獲れねえんだ、バカ野郎、おい!バカだ、バカだって言ってたな?バカはーーーッ!お前だーーーッ!」

ザック・セイバーJr.
「(※ハサミを手にして引き揚げてくる。コメントスペースに座り込んで)オイ、靴紐代13ユーロ弁償しろよ! あの野郎、ヤノめ! こんなふざけた試合がオープニングマッチでいいのか!? それにまだあいつがKOPW保持者だと? どうせあのバカが初代KOPW王者になるんだろ。あんなトロフィー、真っ先にゴミ箱に捨ててやるつもりだったが、こうなったら本気でKOPW王者の座を狙ってやる! (※フロアに寝転んで)ヤノの相手ばっかりさせられて、気がおかしくなりそうだ! 姑息な野郎め! サブミッションマスターの俺が、何でヤノのふざけたお遊びに付き合わないといけないんだ? 俺は『G1』にも出場して、(今シリーズ)NEVER6人タッグ王座にも挑戦し、タッグベルトの防衛戦までやった。おかげでもうクタクタだ。(※上半身を起こして)お願いだからもうこれ以上、ヤノの相手をさせないでくれ。(※立ち上がって、控室に歩を進めながら)もう、俺の目はタッグリーグに向いている。それだけを睨んでる。タイチ、行くぞ」

第2試合


 両者ゴングとともに突っ込んでいき、ノーガードで打ち合うエルボー合戦。鷹木がコーナーラリアットを見舞えばみのるもリバースして串刺しエルボーを連打。両者リバースしながらみのるはヘッドバッド、鷹木はナックル+チョップ+ヘッドバッドをコーナーで打ち合っていく。
 みのるは鷹木のナックル、チョップを受けながらもニタニタ笑いながら一歩ずつ前に詰めていき、鷹木をフロントネックロックで捕らえてじっくり絞り上げる。鷹木はなんとかブレーンバスターで投げ捨て、みのるのぶら下がり式腕十字も寸前で振り払って回避。さらにコーナーでのデスバレーボムを狙っていくが、みのるはリング内に着地し、リング内へとぶら下がる腕十字。鷹木を場外に蹴落とすと場外鉄柵へ鷹木の負傷箇所である腰を叩きつけていき、リングの下から取り出したイスで腰を殴打してから場外での逆エビ固め。
 みのるは鷹木をリングに戻すと、サッカーボールキックから腕取り式の逆エビ固め。鷹木はエルボーやチョップで反撃していくが腰が入らないためかみのるはノーダメージをアピールし、逆にエルボー一発で鷹木を吹き飛ばす。さらに串刺しビッグブートからPKを放つが、鷹木がキャッチしてバックドロップ。
 鷹木は腰をかばいながらも串刺しラリアット、コーナーからのダイビングエルボードロップを見舞い、ステップキックで挑発的にみのるの頭を蹴り上げる。みのるはニタニタ笑いながら立ち上がるとエルボー合戦を誘い、両者再びノーガードでのエルボー合戦へ。みのるは後頭部への一本足頭突きからゴッチ式パイルドライバーを狙うが、鷹木がショルダースルーで切り返してスライディングラリアットを発射。これをかわしたみのるはスリーパーホールドで捕らえてからゴッチ式パイルドライバーの体勢も、鷹木がぶっこ抜いてデスバレーボム。みのるは即座に起き上がるとPK、ビッグブートと反撃に映るが、鷹木がカウンターのラリアット。これもみのるは即座に起き上がって雄叫びを上げるも、隠しきれないダメージからそのままバタリと倒れ込む。
 両者ふらふらと起き上がると、みのるは鷹木の腰にエルボーを集中。鷹木もスライディングラリアットでやり返し、MADE IN JAPANを狙うも腰の痛みから倒れ込んでしまう。みのるはジェットスタンプからの逆エビ固めも、鷹木はなんとかロープブレイク。
 みのるは掌底連打、鷹木は左右のエルボー連打で打ち合っていき、みのるがここ一番で繰り出すドロップキックをクリーンヒット。さらに“コ” の字になるまで反り上げる逆片エビ固めも鷹木はロープにすがりつくようにブレイク。
 みのるはスリーパーホールドからゴッチ式パイルドライバーを狙い、鷹木も再びショルダースルーで返そうとするが腰の痛みから倒れ込んでしまう。みのるは一本足頭突きを連打していくが、鷹木もノーモーションヘッドバッドでやり返し、パンピングボンバーを打ち込んでいくもみのるはこれえお3発倒れず耐え、鷹木がナックルから龍魂ラリアット。さらに延髄ラリアットからゼロ距離ラリアットを打ち込むと流石のみのるも大の字に倒れ込み、鷹木はみのるを引き起こしてラスト・オブ・ザ・ドラゴンで叩きつけて3カウント。鷹木が神宮で奪われたNEVER無差別級王座を奪還した。

<試合後コメント>
鈴木みのる
「うあぁぁ………うあぁぁ……(と唸りながら、フラフラとした足取りで、控室へ直行)」

鷹木信悟
「(スタッフに肩を借りながらバックステージに現れて)ゆっくり、ゆっくり……おおッ(と、腰の痛みに顔を歪めて着席し)しんどかったよ。いろいろ試合前からしんどかった。こんな最悪なコンディションで迎えたタイトルマッチは、キャリアで初めてだ。できれば、今回やりたくないっていうぐらい腰がしんどかった。でも、レスラーは、やるしかねえだろう。どんな状況だろうと、五体満足じゃなかろうが、命ある限り、リングに上がるしかねえんだ。そして、そういう状況でも俺は奪還したぞ。奪い返したぞ。勝手に言わせてもらうが、これで再びNEVERの価値は上がったんじゃねえか? おい、新日本プロレス! どういうことだ? ビッグマッチ、第2試合だと? この後、スペシャルシングルマッチ、権利証マッチ。タイトルマッチが2試合目? それはNEVER王者として黙ってらんねえからな。俺がチャンピオンである限り再び、(囁くような声で)価値を上げてみせる。もちろん、俺の今の価値もな。(控室へ帰ろうと、再びスタッフを呼ぶが、自ら立ち上がり、再びしゃべり始める)鈴木に関して言えば、あいつの生き方はクソだと思うぞ。あいつの生き方なんか、何も真似したくねえ。だがよ、あのクソの生き様は大したもんだよな。大先輩の生き様、ちょっとは参考にさせてもらうよ。あいつがプロレス王を名乗るんだったら、俺はドラゴン・キング、竜王を名乗ってやるぜ(と言って、スタッフの肩を借りながら控室へ)」

第3試合


 オカダと-O-カーンの因縁決着戦。-O-カーンのセコンドにはスーツの正装に身を包んだオスプレイが前祝いのシャンパンを持ってセコンドに付く。
 オカダが入場し、コーナーに登って監修に向けてポーズを決めた瞬間に-O-カーンが背後から奇襲しゴング。オカダがエルボーで応戦すると-O-カーンは奇声を上げながらのモンゴリアンチョップ連打でオカダをなぎ倒すと、オカダを場外に放り出してエプロン、鉄柱を使ってオカダを暴行。
 -O-カーンはオカダをリングに戻して王統流二段蹴りで倒して肩固めもオカダはロープブレイク。-O-カーンはニーバッド連打からロープに飛ぶが、オカダはフラップジャックでカウンター。オカダはランニングバックエルボー、串刺しバックエルボーからのDDT。さらにオカダはリバースネックブリーカーを狙うが、-O-カーンはこれをCTBで切り返し、延髄ラリアットからコーナーに上げてのモンゴリアンチョップでオカダを宙吊りにすると顔面へのスライディングキック。さらに逆大外刈を狙うが、オカダがリバースネックブリーカー。
オカダはツームストンパイルドライバーを狙うが、-O-カーンは振り払って耳削ぎチョップ。さらにオカダのドロップキックをすかしてフェイスバスターから肩固め。-O-カーンはリバースブレーンバスターを狙うが、オカダが耐えると奇声を上げながらのモンゴリアンチョップを連打。-O-カーンはロープに飛ぶが、オカダがドロップキックで迎撃してツームストンパイルドライバー。さらにマネークリップも、-O-カーンはアイアンクローで脱出し、そのままエリミネーターで執行しようとするが、オカダはアームドラッグで切り返してロープに飛ぶ。-O-カーンは王統流二段蹴りでカウンターするとリバースブレーンバスターからエリミネーターの体勢も、オカダが-O-カーンの右腕を取ってマネークリップへ。-O-カーンはコーナーに叩きつけて脱出するも、オカダはショットガンドロップキックで追撃。-O-カーンはなおもアイアンクローでオカダの顔面を捉えるも、オカダは背面着地してローリングラリアット。さらにマネークリップで絞め上げると-O-カーンは身動きが取れなくなり、レフリーが試合を止めた。

 オカダはオスプレイをリングに呼び込むと、2人はリング上で対峙。オスプレイがニヤつきながら拍手を送るとマイクを取る。

オスプレイ「おめでとうオカダ。お前は俺の課したテストに合格した。お前は俺に利用されたんだ。ウィル・オスプレイの名を世界に広めるためのな。そのために俺はレインメーカーの隣に居続けたが、隣に居ては俺が世界一にはなれないと気づいたんだ。オカダ、お前から離れた俺の姿を見ろ!3000ポンドのスーツ、2000ポンドのシャンパン、そして今手首にはめているのは10000ポンドの腕時計だ。(観衆の拍手に)ありがとう!俺はもっともっと金持ちになりたいんだ!俺の望みはお前のキャリアを完全に終わらせること!(スーツを脱ぎ捨てながら)こんなものはいらない!もっと高いスーツ、もっと高い時計!もっと高いシャンパンを手にするんだ!(腕時計を外して)おい、みんな!見ろ!10000ポンドの時計だ!(観客席に時計を放り投げて)サヨナラ!より良い時計、スーツ、そして最高のガールフレンド、ビー・プレストリーは俺に最高の幸せをもたらすだろう。俺がオカダを打ち倒すにふさわしい舞台はどこだと思う?……東京ドームだ。ウィル・オスプレイvsオカダ・カズチカ……レッスルキングダムで決戦だ」

オカダ「オスプレイ、長々と英語で喋ってくれましたねえ。ただ、俺が理解できたのは、東京ドーム、レッスルキングダム、カズチカ・オカダvsウィル・オスプレイ……それだけで十分なんだよ!今までみたいに、兄弟喧嘩なんていかねえからなこの野郎。今世界中で一番捻り潰したいのは、この俺だ!」

<試合後コメント>
グレート-O-カーン
「(辻の肩を借りながらバックステージに現れて、床に倒れ込み)ハアハア……タップアウトなんか……してねえぞ! クソ野郎!」

ウィル・オスプレイ
「テストは合格だ。まあ、カズチカ・オカダなら問題なくやってくれるだろうと思ってた。でも、俺にはもっと大きな計画があるのさ。リング上で言っただろ。俺たちTHE EMPIREがすべてを制覇する。ちょっとだけ秘密を教えてやろうか。もうすぐ新メンバーを紹介できそうだ。すぐにわかるだろう。オカダを裏切った俺を許せないのか。勝手に怒ってろ。レインメーカーを終わらせない限り、俺は満足できない」

オカダ・カズチカ
「オスプレイ、いくらだ? 3000ポンドのスーツだ? いくらだのシャンペンだ? いくらだの時計だ? 所詮スーツに着られてるんですよ。ああやって、いいじゃない。『レッスルキングダム』、東京ドーム、待ってましたよ、俺はこれを。オーカーンみたいに……そうだな、なんなら突き上げが始まってるよ。俺は上ばっかり見てた中で、こうやって下から育ってきて、突き上げを食らってる。それはそれでいいじゃない。だからってな、これで終わるオカダ・カズチカじゃねえんだよ。キャリアを終わらせる? 終わらせられるもんなら終わらせてみろ、この野郎! 俺はな、俺のキャリアをそんなに安売りしてないから。ただリング上で言ったように、本当にお前のことは今までのように戦うつもりはないよ。ここまでお預け食らってたけど、『よくテストを通過した』だ? お前なんかテストを通過しただけの価値があるのか? 俺はもう熱くなってるよ。前哨戦、いつでも、あってもなくても、どっちでもいいし、必ず東京ドームでお前を捻り潰してやる」

第4試合


 今年のアメリカ版NEW JAPAN CUPを制したKENTAは、現在ジョン・モクスリーが持つIWGP USヘビー級王座への挑戦権利証を獲得し、これが収められた真っ赤なアタッシュケースを手に日本へ凱旋帰国。
 そして棚橋弘至はそのKENTAを今年のG1 CLIMAX内で破っており、最近シングル戦線で振るわない自身の状況を打破すべくKENTAの持つ挑戦権利証にロックオン。これまでの前哨戦では両者がアタッシュケースをめぐる攻防を展開し、KENTAが棚橋の頭をぶん殴った際にアタッシュケースが壊れてしまうほどに因縁は過熱していた。

 ゴングが鳴ると、手4つで組もうとする棚橋に対し、KENTAは棚橋の頭を撫でてヘアスタイルを乱してから一歩引くという挑発で対応。棚橋が強引に組み付くとKENTAはすぐにロープへ逃れつつ棚橋の髪型をメチャクチャにする。棚橋はブーメランアタックを決めてエアギターを奏でるが、その背後からKENTAがビッグブートで蹴飛ばし、エアベースを奏でて対抗。これに怒った棚橋はKENTAを場外に放り出してプランチャで追撃しエアギター。
 棚橋がKENTAをリングに戻してからリングインすると入れ違いにKENTAがリングアウトし、苛ついた棚橋が追っていくとKENTAはアタッシュケースで殴りつけ、さらにリング内でマウントナックルを連打し、ニードロップ連打からエアピアノを演奏。棚橋はエルボー連打で反撃していくが、KENTAはスイングネックブリーカー、首4の字固めと首にダメージを集中させ、さらに顔面を蹴りつけていくが、これで顔色が変わった棚橋は雄叫びを上げてエルボー連打。KENTAは再びスイングネックブリーカーからチンロック、さらにミドルキック連打からフロントハイキックも、棚橋がこれをキャッチしてドラゴンスクリュー。
 棚橋はエルボー、太陽ブローの連打からフライングフォアアーム。さらにサンセットフリップからテキサスクローバーホールドを狙うが、KENTAがひっくり返される前にロープブレイク。棚橋はスリングブレイドを狙うが、KENTAがブートで止めてスクールボーイ。さらにスイング式のロープスタンガンからダイビングラリアット。さらにGAME OVERを狙うが棚橋は決まり切る前に脱出。KENTAはパワースラムから連続フォールで棚橋のスタミナを奪い、コーナーでガットショットを連打してからDDT。棚橋がキックアウトすると、KENTAは偶然を装ってレフリーにぶつかるように飛んでいき、正面衝突したレフリーは場外で昏倒。
 リングが無法地帯となると、KENTAはアタッシュケースを持ち込み、棚橋を殴打しようとするも棚橋がキャッチして逆にKENTAの頭にブチ込む。しかしレフリーがこの場面だけ見ており、棚橋に厳重注意。そして棚橋のスリングブレイドとKENTAのランニングネックブリーカードロップが相打ちになり、両者倒れ込む。
 両者膝立ちでエルボーを打ち合っていき、棚橋は太陽ブロー、KENTAはバックブローで打ち合う。棚橋が突っ込んでいくとKENTAは引き込んでグリーンキラーで突き刺し、串刺しブートから串刺しドロップキック。さらにコーナーに上ってダイビングフットスタンプ。そしてgo 2 sleepを狙うが、棚橋が着地するとナックル連打からブサイクへの膝蹴り。さらにgo 2 sleepを狙うも棚橋がツイスト・アンド・シャウト3連発からスリングブレイド2連発。さらにコーナーに上ってハイフライアタックからテキサスクローバーホールド。KENTAは棚橋の腕にしがみついてクラッチを解くと、そのまま引き込んでGAME OVER。棚橋も力技で再びテキサスクローバーホールドに持ち込もうとするが、再びKENTAが腕をとって転がしながらGAME OVERに捕らえると、棚橋は万策尽きて無念のギブアップ。

<試合後コメント>
棚橋弘至
「(仰向けに倒れ込み)クソぉ……。悔しいね。負けたことも悔しいし、いい結果をみんなに伝えられなかったことも悔しいよ。さあ、どこに向かおうか? 東京ドームに行きてえなぁ。東京ドームで試合してえな。積み上げていかないと。時間ないけど、考えて、考えて。俺に暗い話題は似合わないでしょ」

KENTA
「(勝利者用に用意されたイスとテーブルをどけると、ZIMAを一本だけ手にとって、床に座り、権利証の入ったケースの破損部分を見せながら)これは約束通り、弁償していただきましょうかね、棚橋くん。で、今日、新たに裏も壊れたよ。どん頭してんだよ、お前の頭は。しっかり直して返してくださいよ。まあ、今シリーズ通して、楽しかったな、単純に。『G1』終わってからずっと続いてるような感じで。『G1』の感覚やテンションを忘れてないし、もちろん『ニュージャパンワールド』のカメラへの気持ちも忘れてないよ。そんな簡単に、そんな簡単に諦めろっていうほうが無理だよ。好きになっちまったんだからよ。まあ、でも、棚橋、今シリーズやって、今の歳の棚橋と今の歳の俺で、お互いこの歳でやって。もちろん、10年前、15年前、そこでやってたら……っていう人もいるかもしれないけど、でも、やっぱり今の棚橋と今の俺でやれたことに、おもしれえなって思うし。いつだったかな? 昔、俺がWWEっていう団体にいた時、台湾への遠征があって、その時になんかの撮影で棚橋も台湾に来てて、こっちもこっちで中邑真輔、ASUKAがいて、試合が終わって『食事でも行きましょうか』みたいな感じになって。棚橋弘至、中邑真輔、ASUKA、自分で輝いてる人たちを見て、なんかその中に入っていけない自分がいたんだよね、あん時。それが凄い悔しくて、情けなくて。もう一回、このままで終わってたまるかって、ずっと……まああれからじゃないけど、またあれでさらに気持ちを強くしてここまで来て、輝いてるかどうか、それは人が決めることだからわからないけど、少なくとも俺は今やれてることに充実感があるし、リングに上がるのが凄く楽しいし、それでいいんじゃないかなって。今、もう一回、あの会があったとしても、今の俺だったら胸を張って、そこに入って行ける。そういうこと。まあ、結局、今シリーズ通して、俺が何が言いたかったかって言うと、人生最後に笑えばそれでいいじゃんってこと」

第5試合


 飯伏は今年のG1 CLIMAXで優勝を果たし、蝶野正洋、天山広吉に続く史上3人目のG1連覇を達成。慣例通り飯伏には1・4東京ドーム大会でのIWGPヘビー級王座&IC王座への挑戦権利証が贈られたが、G1で飯伏に勝利していたジェイ・ホワイトは飯伏の持つ挑戦権利証にターゲットを定め、権利証をかけたリマッチを要求。飯伏も「いつでもいいよ。いつでも」と快諾したため、早速決戦から約1ヶ月後のこの日に両者の権利証戦が行われた。

ゴングが鳴るなりジェイは場外にエスケープして飯伏を焦らし、本部席に置かれていたアタッシュケースをそのまま持ち去ろうとすると飯伏は慌てて追っていく。ジェイは飯伏にアタッシュケースを投げ渡し、飯伏が思わずキャッチしたところに殴りかかって先手を取る。
 ジェイはエルボー連打から飯伏をロープに振るが、飯伏はレッグラリアートでなぎ倒しサッカーボールキックを連打。飯伏がエプロンからの攻撃を狙うが、外道が場外から足を掴んで妨害し、ジェイが飯伏の髪を掴んで後頭部からエプロンに叩きつけ、さらにエプロンへの前落としで追撃。飯伏がリングに戻るとジェイは挑発的にサッカーボールキックを見舞っていき、飯伏をコーナーに叩きつけて串刺しショルダータックルを連打。さらに顔面を踏みつけて挑発し、飯伏が向かってくるとサミングで怯ませ場外鉄柵に叩きつけていく。その後リングに戻してフォールも反則からのフォールであったためレフリーがカウントを認めず。
 ならばとジェイは飯伏を場外に放り出して外道に攻撃をさせるが、飯伏は外道を場外鉄柵に叩きつけ、追ってきたジェイも場外鉄柵に叩きつける。そして飯伏は場外へのプランチャでジェイを押しつぶし、リングに戻してコンビネーションキックからその場飛びムーンサルトプレス。さらにジャーマンを狙うが、ジェイが脱出するとパワースラムで叩きつけてからセカンドロープからのムーンサルトプレス。これを回避して飯伏を自爆させたジェイはストマックブロック、前落とし、ブレードバスターと体の前面への攻撃を集中。さらに裏投げを狙うが、飯伏が振り払ってエルボーで突き放してからのフランケンシュタイナー。さらにやり投げを狙うが、ジェイが抵抗すると高速ジャーマン。さらにラリアットを狙うがジェイがキャッチしてコンプリートショットで叩きつけ、ぶっこ抜きジャーマンから裏投げ。さらにSSSを狙うが、飯伏が抵抗するとボディへのエルボーやニーリフトを連打して飯伏に膝をつかせて担ぎ上げようとするが、飯伏がリバースして人でなしドライバー。そして飯伏がボマイェを発射。これをかわされると即座に組み付いてハーフネルソンスープレックスからバズソーキック。そしてカミゴェの体勢に入るが、ジェイがボディへの蹴りで飯伏を吹き飛ばす。飯伏は即座に距離を詰めてランニングニーを叩き込み、シットダウン式ラストライド。さらにジェイのブレードライナーを読み切り、さらにSSSを着地カミゴェを狙うがここで外道がリングに入ろうとしたため飯伏はビッグブートで外道を排除。その背後から忍び寄っていたジェイにもジャンピングニーを叩き込み、カミゴェの体勢も、これをかわしたジェイがトップロープに足をかけながらのバックスライド。レフリーがこれを見落としていたためこれで3カウントが入り、ジェイが史上初の権利証奪取を果たした。

 挑戦権利証の入ったアタッシュケースを手に狂喜乱舞するジェイに対し、飯伏は何が起こったのかわからないといった様子で呆然自失のまま退場していくジェイの背中を見送った。

<試合後コメント>
ジェイ・ホワイト
「(※外道とともに自らも拍手しながら)オイ、勝者に拍手はないのか? 何度同じことを言えば、お前らはわかるんだ? だから言っただろ! それが俺からの言葉だ! 飯伏は真の『G1』優勝者でもなければ、あいつが権利証を防衛することもないし、トーキョードームでダブル王座に挑戦することもないと言っただろ! 宣言通り、これで権利証は、真の勝者である俺のものだ。俺がトーキョードームのメインで、ダブル王座戦に挑戦するんだ! そしてもちろん、この俺が勝つ。どっちと闘うことになるのか? その答えはもうすぐわかる。EVIL、お前は有言実行できるのか? それともナイトーとが勝つのか? 今に答えは出る。それまで辛抱強く待とう」

飯伏幸太
「(うつむきながら歩いてやって来て)こんな現実があるんですか……? 本当にこれからだったのに……。こういう現実があるんですか……。でも、レフェリーが3カウント叩いたわけだから……。こんなところで終わっていいのか……? 本当にあり得ない。この現実が……受け入れられない……」

第6試合


 因縁の内藤とEVILの再々戦であり、これに勝てば1・4のメインイベンターとなることが決定する両者の決着戦とも言えるこの試合。
 内藤がロックアップで組み合おうとするとEVILは身をかわして間を取り、ガットショットからヘッドロック。内藤もグラウンドに持ち込みながらヘッドロックを取り返していき、EVILがショルダータックルでなぎ倒すと内藤はアームドラッグからバックエルボー、低空ドロップキックとコンビネーション攻撃。そして内藤がじっくりとヘッドシザースで絞り上げていき、再びじっくりとヘッドロック、ネックロックと絞り上げる。
 EVILが場外にエスケープすると内藤が追っていき、セコンドのディック東郷に気を取られた隙にEVILが内藤を場外鉄柵に叩きつけ、場外ブレーンバスター。その間に東郷がこっそりとコーナーマットを外す。
 内藤がリングに戻ると、EVILはブレーンバスターから金具むき出しのコーナーに叩きつけ、再び場外に放り出して場外鉄柵攻撃。激怒したレフリーがこれを注意に向かうとすぐに東郷がイスを持ってリングに上がり内藤に振り下ろすアシスト。内藤は背中に大ダメージを負い、EVILは腰に狙いを定めて逆片エビ固め。さらにフィッシャーマンバスターを狙うが、内藤が耐えるとラリアット狙い。これをかわした内藤が組み付いてスイングネックブリーカーで反撃の狼煙を上げる。
 内藤はロープに飛ぶとEVILのラリアットをかわして場外の東郷へスライディングキック。さらに突っ込んできたEVILをヘッドシザースホイップでいなし、振り子式ドロップキック。さらにプルマ・ブランカで絞り上げていくが、東郷が介入の素振りを見せると内藤はそちらに向かっていき、EVILが背後からのラリアットで内藤を場外に叩き出す。
 EVILはリングの下からイスを取り出すと内藤の首に引っ掛け、もう一脚のイスでフルスイング。内藤がリングに戻ると串刺しラリアットからフィッシャーマンバスター。さらにダークネスフォールズを狙うも、内藤はスイングDDTで切り返す。内藤はEVILをコーナーに上げて雪崩式フランケンシュタイナーを狙っていくが、EVILが着地して足を引き、内藤を背中から金具むき出しのコーナーに叩きつけてからワンハンドバックブリーカー。さらにEVILはトップロープからの雪崩式ブレーンバスターからScorpion Deathlock。内藤は苦戦しつつもなんとかロープブレイク。
 EVILはダークネスフォールズで叩きつけ、首を掻っ切ってからEVIL狙いも、内藤はバックを取ってジャーマンスープレックスで叩きつけ、さらに突っ込んでくるEVILへスパインバスター。そして内藤が雪崩式フランケンシュタイナーからグロリア、続けてデスティーノを狙うが着地したEVILが投げっぱなしジャーマン。内藤は即座に起き上がって延髄斬りからジャンピングフォアアームで反撃し、リングに上ってきた東郷を蹴散らしてからコリエンド式デスティーノ。さらに正調デスティーノを完璧に決めてみせるも、場外から東郷がレフリーの足を引いて場外に叩き出すとレフリーが昏倒。
 無法地帯となったリング上で東郷がスポイラーズチョーカーで内藤の首を絞め上げ、ここにさらに高橋裕二郎が上がってきてステッキで内藤を殴打し、さらにピンプジュース。しかしここでSANADAが救援に駆けつけ、2人まとめてドロップキックで吹き飛ばし、場外プランチャで追撃。そして2人まとめて場外に連行して完全に排除。
 リング上は完全な1vs1となり、レフリーも復帰し秩序が回復。内藤とEVILは膝立ちになりながらのエルボー合戦を展開し、内藤が気迫の連打から延髄斬りを狙うも、EVILがキャッチした内藤の足をレフリーにぶつけて再び昏倒させ、またも無法地帯となったリングで内藤にローブロー。さらにEVILがラリアットを狙うが、内藤はマンハッタンドロップのように跳ね上げてから股間を思い切り下から蹴り上げる意趣返し。
 両者股間を押さえてリング上を転がる中、突如ジェイ・ホワイトがリングに現れ、内藤にSSS。ジェイがEVILに何かを語りかけていると、ここに飯伏が猛ダッシュでリングインし、EVILにハイキック。ジェイが逃げ出すと飯伏はこれを追っていき、またリング上は1vs1に戻る。
 内藤は首筋へのバックエルボー連打も、EVILは力を振り絞って内藤を金具むき出しのコーナーに叩きつける。しかし内藤も即座に同じ場所へ叩きつけ返し、さらにバックエルボー連打からバレンティアを狙うも、着地したEVILがローブローからラリアット。さらにEVILがEVILを狙うも、内藤が振り払って強烈なビンタ。EVILが怯んだのを見逃さず、内藤はバレンティアからデスティーノで突き刺して3カウント。

 レフリーが大ダメージを受けていたため勝者の手を掲げる人間がおらず、これにイラつきながら内藤がマイクを取ると、挑戦権利証を持ったジェイが外道を伴ってリングイン。
 ジェイは「アイムソーリー」と先程の介入を謝罪して内藤の手を掲げ上げる。

ジェイ「ナイトー、大丈夫~?さっきは邪魔してごめんな?これで俺とお前の対戦が決まった。飯伏は敗れた。EVILも俺が助けてやったにも関わらず敗れた。もう一度俺とお前の決戦だ。舞台は東京ドーム。教えてやろう。俺は1・4には休みを取らせてもらう。お前は好きにしろ。ヤングライオン相手でもなんでも試合をすればいい。1・5にお前に挑戦させてもらうからな。権利証は俺が持っている。2本のベルトをお前から奪い、俺がIWGPヘビー級&IC王者となるんだ。それが俺の“デスティーノ”であり、お前の“デスティーノ”。俺とお前の“デスティーノ”が混じり合うんだ」

 そこへ飯伏がゆっくりと花道から登場。

ジェイ「ノー、ノー、ノー。お前は負けたんだ。挑戦権利証はもう俺のものなんだ。お前が出てくる必要はない。お前は3カウントを獲られただろ?もう俺と内藤の試合だと決まったんだよ。お前はもう何も持っていない。ベルトは内藤が持っているし、権利証を持っているのは俺だ。お前は何も持っていないじゃないか!」

 飯伏が無言で詰め寄っていくとジェイは逃亡。飯伏はゆっくりとジェイを追いかけてリングから去っていった。

内藤「……皆様、お騒がせしました。もーしわけありません。ではでは……ブエナスノーチェス!大阪~!EVILとの今年4度目のシングルマッチ。ここ大阪でもEVILとは今年2度目のシングルマッチだったわけで、『見たくなければセミファイナル終了後に帰宅してください』と言いましたが、これだけたくさんのお客様が残っていただいたこと、心から感謝いたします。グラシアス!アミーゴ!年内にもう1回だけ大阪大会があるんですが、BEST OF THE SUPER Jr.が開催されるため、内藤哲也は欠場。つまり、ここ大阪で内藤哲也のプロレスをお見せできるのは今日が年内最後ということになりますが、また来年、皆様と会場でお会いできるその日を楽しみにしてますよ。ちなみに、俺。来年の大阪大会のスケジュール、実は知ってるんですよねえ?いつだと思いますか?いつ、どこでやると思いますか?実は……と言いたいですが、まだ正式発表されてないんで、そこはも・ち・ろ・ん、トランキーロ!焦らずに発表をお待ち下さい。ではでは、最後はいつものアレ、ここ大阪では今年最後の大合唱。今回も皆様と一緒に叫ぶことは出来ませんが、ぜひぜひ心のなかで一緒に叫んでください。新日本プロレス、POWER STRUGGLE、最後の締めはもちろん!BUSHI!SANADA!ヒロム!鷹木!イ・内藤!ノスオトロス!ロス・インゴベルナブレ~ス!デ!ハ!ポン!」

<試合後コメント>
内藤哲也
「(バックステージにやってくるなり)おっと、俺はカンサードじゃないから、テーブルとイスは必要ないかな(と言って、テーブルを足でどけて、イスを蹴飛ばし、床に2本のベルトを並べて片膝立ちで)これで東京ドーム大会のメインイベントに出場することが決定したね。う~ん、ジェイ・ホワイトはなんて言ってたのかな? ちょっとさあ、俺、英語よくわかんないんだよね。俺の出た高校ではさ、あんまり英語を習わなかったんだよね。むしろスペイン語を習ってたからさ。あんまりよくわかんなかったけど、シンコ・デ・エネロ(cinco de enero、スペイン語で1月5日)って言ってたのかな? シンコ・デ・エネロ?」

──1月5日っていうふうに言っていました。
「シンコ・デ・エネロ?」

──「January 5th」と言ってました。
「いや、ちょっと英語わかんない。スペイン語ではなんですか?」

──スペイン語は私がわからない……。
「アナウンサーでしょ? 勉強しないの、そういうとこ? これからは英語も大事かもしれない。でも、スペイン語も勉強することを、テレビ朝日様におすすめ致しますよ。というわけでさ、俺、ジェイのマイク、聞き取れてないよ。あんなの聞き取れないよ。あとでモバイルサイトでチェックするわ。とりあえず、東京ドームのメインイベント、一番最後に入場することが決定したわけでさ、ちょっとワクワクしちゃうよね。メインイベントに出たことはあるよ? でも、挑戦者として出たから、一番最後の入場ではなかった。それが今回は一番最後に入場できるわけでさ、想像しただけでワクワクしちゃうよ。こういうプロレスファン気質が抜けないあたり、俺らしいでしょ? だってワクワクしちゃうんだもん。皆様、想像してみてよ。プロレスファンの皆様、想像してみてよ。東京ドーム大会の一番最後に花道を歩くんだよ? ワクワクしないわけないじゃん。まあ、東京ドーム大会のメインイベント、ワクワクします。それ以外のこと、う~ん、今は残念ながらちょっと話せないな。なぜなら、ちょっと疲れちゃったからさ。座らなくても結構だけど、頭で考えることに関しては、今日はちょっとカンサードですわ。疲れちまいましたよ。まあ、俺、内藤だからね。オカダ、棚橋じゃないからさ。どうかわからないけど、おそらく、おそらく、明日か明後日か明々後日ぐらいには、会見があるでしょう。さすがにあるでしょ? じゃあさ、その時に話しますよ。その時にもうこれでもかっていうぐらい質問をお受けしますよ。今日はさ、ちょっと横にならせてよ。疲れちまったよ。カンサードだよ。じゃあ、明日か明後日か明々後日かその次か来週か来月か、いつか知らないけど、きっと開かれるであろう会見で、またお会いしましょう。アスタ・ルエゴ! アディオス!」

※EVILはノーコメント

ジェイ・ホワイト&外道
ジェイ「(※権利証の入ったブリーフケースを抱え、飯伏が追ってきているか後ろを気にしながら足早に引き揚げてくる。外道に向かって)まだイブシは俺を追ってきてるか?」
外道「大丈夫だ。俺が見張ってる」
ジェイ「権利証が動いたのはこれが初めてだろ。よく覚えておくんだな。もっとお前ら記者の相手をしてやりたいところだが、今はやタイミングが悪い。(※祝杯用に用意されいたZIMAを奪い取るようにつかんで)ナイトー、カンパイ。だがイブシ、権利証はもう俺の物だ。(※飯伏がいるだろうと思われる方向にの向かって叫ぶ)イブシ、ZIMAが飲みたいか? お前が『G1』を優勝した時のように、もう一度祝杯を上げてもいいぞ!」
外道「さ、もう行け、行け」

飯伏幸太
「いやあ、残念だと思ったけど、反則じゃねえか。負けてないよ。全然負けてないよ。(手を叩きながら)3カウント、ロープ、なんでレフェリーは見てないの? 俺はチェックしたから。ちゃんとチェックしてから、3カウント叩いて。俺はまだ諦めてないから」

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