鈴木みのるが鷹木信悟との壮絶ケンカマッチを制して3年4ヶ月ぶりのNEVER無差別級王座戴冠!「ロスインゴにもちゃんとケンカ出来る奴いるじゃねーか」

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 29日、東京都・明治神宮野球場で行われた新日本プロレス『D4DJ Groovy Mix Presents SUMMER STRUGGLE in JINGU』にて、鈴木みのるが鷹木信悟を破ってNEVER無差別級王座戴冠を果たした。

 今年2月にNEVER無差別級王座初戴冠を果たし、NEVER無差別級6人タッグ王座と合わせて二冠王となっていた鷹木だったが、EVILがBULLET CLUBへ寝返ったことで王者タッグ(鷹木&BUSHI&EVIL)の結成が事実上不可能となり、7月31日付で王座を返上。
 6人タッグ王座の新王者決定トーナメントは準決勝で敗退してしまったが、この最中で鈴木みのるがNEVER無差別級王座に興味を示す。鷹木とみのるはトーナメント後も連日試合の中で因縁を深めていき、両者神宮球場大会での決着を熱望。
 鷹木が「どっちかがぶっ倒れるまで!いや!どっちかが失神して病院送りになるまでトコトン殴り合おうじゃねえか!」と煽るとみのるも「『どちらかが倒れるまで』?何、甘いこと言ってんだ!『どちらかが動けなくなるまで』だ。ぶちのめしてやる」と返すなど両者気炎を上げていた。

 そしてついに実現した両者の決戦は、ゴングを待たずに始まったメンチの切り合いに始まり、ゴングとともに突っ込んでの殴り合いを展開。
 リング内外を問わずに両者は殴り合い、みのるが「どうした鷹木!ケンカしに来たんだろ?!」と挑発してサッカーボールキックを見舞えば、鷹木も「来い!コラ!」と正面からPKを受け止めて意地を張り合い、鷹木がMADE IN JAPANからラスト・オブ・ザ・ドラゴンの体勢も、背面着地したみのるが鷹木の襟足を掴んで後頭部への一本足頭突き。鷹木もパンピングボンバーを狙うが、みのるがここ一番で見せるドロップキックで鷹木の顔面を撃ち抜き、激しいエルボーの乱打戦を制したみのるがスリーパーホールドから天を指差してからのゴッチ式パイルドライバーで3カウント。
みのるが3年4ヶ月ぶり2度目のNEVER無差別級王座戴冠を果たした。

 試合後、みのるは「おい鷹木。ロスインゴなんてチャラチャラしたやつしかいねーのかと思ったら、ちゃんと喧嘩できるじゃねーか。でもな!まだまだクソガキだ。お前の力じゃ俺の首は獲れねえ。俺とお前じゃ歩いている場所も違う、道も違う。位置も違ければ高さも違う!そう、お前は俺の足元歩いてんだ。ただの平民……いやいやいやいや、ただのナメクジ、蛆虫と同じところしかテメーは歩いてねーんだよ」と鷹木に一定の評価を下しつつも最後はみのる節でこき下ろす。

 対する鷹木は負けた悔しさを顕にしながらも「鈴木みのる! 俺たちの喧嘩、こんなもんじゃねーだろ。どっちかが病院送りするまで、どっちかが動けなくなるまでやるんじゃねーのかオイ! 確かに俺は3カウント奪われて負けた!だが俺はこうして動けるぞ!俺がこの後行くのは病院じゃねえ。病院なんて行くか!こんな悔しい思いしたら寝れねーからよ。俺はこれから“エニタイムフィットネス”に行って朝までがっちりトレーニングしてやるからな!このままじゃ終わんねーぞ!」と鷹木らしく早くも前を向いた。

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