【試合結果】8・13 新日本プロレス両国国技館大会 内藤哲也vsケニー・オメガ 【IWGPタッグ】レイモンド・ロウ&ハンソンvsCody&ハングマン・ペイジ 【IWGPジュニアタッグ】ニック・ジャクソン&マット・ジャクソンvs田口隆祐&リコシェ

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『ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27』
日時:2017年8月13日(日)
開始:15:00
会場:東京・両国国技館
観衆:10,280人(札止め)

▼8人タッグマッチ 20分1本勝負
獣神サンダー・ライガー/タイガーマスク/KUSHIDA/●川人拓来
6分6秒 ハイボールW→片エビ固め
[鈴木軍]TAKAみちのく(K-DOJO)/タイチ/エル・デスペラード/○金丸義信(フリー)

▼タッグマッチ 20分1本勝負
永田裕志/●中西学
7分40秒 エイプシット→片エビ固め
[GUERRILLAS OF DESTINY]タマ・トンガ/○タンガ・ロア

▼タッグマッチ 20分1本勝負
真壁刀義/●デビッド・フィンレー
6分33秒 カルマ→片エビ固め
[CHAOS]後藤洋央紀/○YOSHI-HASHI

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
天山広吉/小島聡/○ジュース・ロビンソン
7分18秒 パルプフリクション→片エビ固め
[BULLET CLUB]バッドラック・ファレ/高橋裕二郎/●チェーズ・オーエンズ

▼IWGPジュニアタッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組/THE YOUNG BUCKS】ニック・ジャクソン/●マット・ジャクソン
15分13秒 シューティングスタープレス→片エビ固め
【挑戦者組/タグチジャパン】田口隆祐/○リコシェ
※第52代王者組が2度目の防衛に失敗。田口&リコシェ組が第53代王者組へ

▼IWGPタッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組/War MACHINE】○レイモンド・ロウ/ハンソン
16分19秒 フォールアウト→エビ固め
【挑戦者組/BULLET CLUB】Cody/●ハングマン・ペイジ
※第77代王者組が初防衛に成功

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
●棚橋弘至/マイケル・エルガン/飯伏幸太(飯伏プロレス研究所)
13分42秒 変形卍固め
[鈴木軍]鈴木みのる(パンクラスMISSION)/飯塚高史/○ザック・セイバーJr.(フリー)

▼8人タッグマッチ 30分1本勝負
[CHAOS]オカダ・カズチカ/矢野通/石井智宏/●外道
10分32秒 D
[Los Ingobernables de Japon]SANADA/“キング・オブ・ダークネス”EVIL/○高橋ヒロム/BUSHI

▼「G1 CLIMAX 27」優勝決定戦 時間無制限1本勝負
【Aブロック1位/Los Ingobernables de Japon】○内藤哲也
34分35秒 デスティーノ→片エビ固め
【Bブロック1位/BULLET CLUB】●ケニー・オメガ
※内藤哲也が4年ぶり2度目の優勝

内藤がケニーを倒しG1優勝!田口&リコシェがタッグ王者へ!王座を防衛したウォーマシンにK.E.SとG.O.Dが挑戦表明!

第1試合

 あべみほがライガーを色仕掛け。そのあべみほをライガーが担ぎ上げて尻を叩く。タイチが救出しライガーをストンピング連打。タイチがライガーをロープに振ろうとするも、ライガーが逆に振り掌底。
 タイガーが出てきてライガーが串刺し掌底からタイガーがソバットを叩き込みタイガードライバー。フォールもTAKAがカット。
 タイガーがTAKAにもタイガードライバーからタイチに走り込むが、タイチは延髄斬りで迎撃。タイガーはKUSHIDAにタッチ。タイチもデスペにタッチ。

 KUSHIDAがアームホイップを狙うが、金丸が出てきてカットに入るもKUSHIDAは二人まとめてハンドスプリングエルボー。KUSHIDAはデスペに飛びつきDDTから胴絞めV1アームロック。
 抜けたデスペがバックを取るも、バックエルボーで抜けたKUSHIDAがリープフロッグからアームホイップで叩きつけて腕ひしぎの体勢。デスペはマフラーホールドで切り返しKUSHIDAはロープへ。

 デスペはストンピング連打も、KUSHIDAはミドルキック。デスペはソバットを叩き込むとチョップ合戦へ。
 KUSHIDAのミドルキックをキャッチしたデスペがサミングからチョップも、避けたKUSHIDAがオーバーヘッドキックからデスペに走り込むがデスペは避けてKUSHIDAは場外に落下。そこへデスペがトペ・コンヒーロを発射し、リングに戻るとフォールも2。

 KUSHIDAはデスペの串刺し攻撃を避けて走り込んできた金丸の顔面をカニばさみでデスペの股間に叩き込む。KUSHIDAは川人にタッチ。デスペも金丸にタッチ。

 川人はエルボー連打から走り込んでジャンピングバックエルボー。金丸にトレイン攻撃からKUSHIDAが延髄斬り。さらにKUSHIDAが飛び込んで前方回転エビ固めも2。川人はミサイルキックからフォールもデスペとタイチがカット。

 川人がブレーンバスターを狙うが、耐えた金丸が投げようとするも着地した川人が走り込むが金丸はラリアットで迎撃しフォールも2。
 タイチがと金丸がハイボールWで3カウント。

 試合後もKUSHIDAとデスペが客席に雪崩れ込む場外乱闘を行った。

<試合後コメント>
TAKAみちのく&エル・デスペラード&タイチ&金丸義信&あべみほ&獣神サンダー・ライガー
(鈴木軍と、鈴木軍を追って来たライガーが登場)
ライガー「オイ!リングの上でやれリングの上で!」
TAKA「なんだよこの野郎」
デスペラード「テメェが先だろ!」
TAKA「下がれ下がれ下がれ」
タイチ「テメェこのエロオヤジ!オイオイ、俺の女に手ェ出しやがって」
あべ「パンスト触ったでしょ!」
タイチ「エロオヤジこの野郎!」
あべ「おしり触ったでしょ!」
タイチ「家帰ってシコってろ!シコって寝ろ!」
(ライガーは退散)
デスペラード「あー、くだらねぇな。くだらない。なんだこの茶番は!KUSHIDAァ!!」
タイチ「落ち着けよ」
デスペラード「オイ、なんだアイツ。一回俺に負けてそのまんま王様気取りかこの野郎!チャンピオンってのはよ、負けねぇからチャンピオンなんだろ?お前俺に負けたままチャンピオンか?ふざけんなこの野郎。それにな、何だ今日のは。客席の中歩けるんだったらな、最初からそういう会場でやりゃあいいじゃねぇか。新日本で、両国でやることなのか?テメェの好きな、もっと小せえ、もっと汚ねぇ、もっと臭ぇ会場でいいんじゃねぇかオイ?!アメリカとかそんなとこばっかでやってたからそれに慣れちまったか?ここは新日本なんだよ!」
(デスペラードは憤慨しながら退席)
タイチ「……怒ってんなあ、オイ。俺も怒ってんだ。なんだあのエロオヤジ。俺の女に手ェ出しやがって」
あべ「おしり触られた……」
タイチ「若い女触ってねぇからだよ。とっととシコって寝ろ!シコってろ。何回も言うけどシコってろ。なあ、オイ。そんなことはどうでもいいんだよ。ジジイはどうでもいいんだよ。今までどこ行ってたんだよ!(笑)」
金丸「馬鹿かお前、キッチリ休んでたよ!(笑)試合ねぇから暇してたわ~。準備オッケーだなぁオイ」
タイチ「準備万端だな!これ(パチンコのハンドルを回す仕草)キメてたんじゃねぇだろうな」
金丸「馬鹿野郎、いろんなものキメてたよ。キマり過ぎちゃったよ(笑)」
タイチ「充電は完了したな」
金丸「見とけよオイ、よく見とけよ」
タイチ「今日なんかあんだろ?ジュニアタッグとかよ。一回獲られたからよ。ROPPONGI……ヒルズ?によ。もう一回決着つけようと思ったらよ、アイツまたパートナーに振られたらしいぜ(笑)だから違うやつになってんだろ?まあいいや。俺らがチャンピオンになるからどっちが勝ってもいいよ」
金丸「オイ、鈴木軍Jr忘れんなよ?」
タイチ「俺ら毎日飲んで飲んで絆深めてんだ」
金丸「休みすぎて準備万端だよ。見とけよ!」

獣神サンダー・ライガー
「今日はG1の決勝だぞ! あんなクソ野郎を上げるな! 」

KUSHIDA
「デスペラード、IWGPだぞ。お前にポリシーはないのか?試合後、出てきてギター。大いに結構。毒霧かけるのと何が違うんだ、バカ野郎。マイクスタンド使うのと何が違うんだ、バカ野郎。次の挑戦者がデスペラード、大いに結構。挑戦受けてやるよ。ただ、デスペラードが挑戦者たるゆえんをもうちょっと強く示しててほしい。俺がこのベルトに届かなかったころ、控え室に置いてあったとしても指一本触れられなかった。物質的には触れられる、そこにあるから。それでも触っちゃいけない、チャンピオンしか触っちゃいけないのがこのプロレスのチャンピオンベルトだ。しっかりデスペラード、叩き込んでやるよ。よく覚えておけ!」

第2試合

 先発は永田とタマ。ロアが永田の背後から殴りかかり、タマが中西をコーナーに押し込むも中西はコーナーに振り永田がビッグブーツ。中西はロアに野人ハンマーからダブルのショルダータックル。さらにタマにも永田のミドルキックと中西の野人ハンマーの同時攻撃。そのまま場外乱闘へ。

 タマがボディブロー連発からロアにタッチ。ロアがヘッドバッドからフォールも2。
 ロアはアバランシュホールドからフォールも2。ロアはスパインバスターでコーナーに叩きつける。ロアは投げようとするが永田はナガタロックで切り返すがタマがカット。ロアがヘッドバッドからタマにタッチ。

 タマが走り込むも永田がフロントスープレックスで迎撃しロアにもソバット。永田が中西にタッチ。

 中西がタマにエルボー連打からショートレンジラリアット。野人ダンスもロアがカット。ロアとタマがダブルブレーンバスターを狙うが、中西が二人まとめてブレーンバスター。
 中西と永田が二人で野人ダンスから永田がビッグブーツ、中西がラリアットをそれぞれ叩き込む。
 永田がロアにナガタロック、中西がアルゼンチンでタマを担ぐがタマは着地し永田をカット。タマはロアにタッチ。

 タマとロアはダブルドロップキックを叩き込み、交互にエルボー化r頭がボディブロー。ロアがミドルキックからタマがガンスタン、ロアがセントーンでフォールも永田がカット。
 ロアに中西がラリアットを狙うが、ロアがヘッドバッドからエイプシット。これで3カウント。

 タマとロアは永田に敬礼ポーズを行い一礼するとリングを後にした。

<試合後コメント>
タンガ・ロア&タマ・トンガ
タマ「尊敬の言葉以外あの二人には何もない。ナカニシ、ナガタ、彼らが長年やってきた功績は自分の心の中でしっかりと感じている(胸を拳で何度も叩きながら)。長年の功績と、そしてやって来たすべてのことに感謝したい」
タンガ「その通り。ありがとう。お前たちの時は流れ、そして過ぎていった。今はGODの時代が来た。そしてこれからタイトルマッチを行うWAR MACHINEへ一言。今日またタイトルマッチをするみたいだが、勝っても負けてもそんなものは関係ない。俺達がそのベルトを最終的には獲りに行くからな」

永田裕志
「バレット・クラブ、どいつもこいつも粋なことしやがって(苦笑)。・・・今日で本当に2017年、最後のG1クライマックスが終わったなって。試合前はともかく、試合後はどうしてもああいう風になってみる。結果は残念でしたけどそういう思いが強かった。ましてや彼らがああいう態度を取ってくれた。バレット・クラブはサムライ魂というか、日本人の心を持っているのでちょっとびっくりしました。僕のG1クライマックスはこれで終わって、来年からまた新たな夏をね、探さなきゃいけないなと。19年間ずっとG1クライマックスという夏を本当に自分の全精力をかけて戦ってきたんでね。来年からなくなってしまうのはすごいさびしいですけど、そこは自分でG1に負けない夏っていうのを、僕自身が自分で見つけないといけないなと思います。

――G1の景色というのは特別な思いがあるかと思いますが?
「本当は今日のメインの舞台に出て、優勝を争いたいというのはあったんですけど、僕のG1の戦いは1勝8敗というとんでもなくぶざまな成績でしたけれど、その中でもファンになにかが伝わって、それがリングに立った時に返ってきたのかなって感じましたね」

――それが今日の対戦相手の2人にも伝わったということだったのでしょうか
「やっぱり彼らは僕の25年のキャリアの中で、アメリカでの試合ですとか日本に来てからも試合を見てるからですかね。そう思ってくれたのかもしれませんけど、敵としてさっきまで思い切り蹴っ飛ばしたり殴ったりした相手からああいうことをされると、ちょっと拍子抜けするというか(苦笑)、まぁぐっと来るものはありますし。何度も言いますけどこれでリタイアするわけじゃないんで。プロレスラー永田裕志はこれでG1は一度リセットしてまた新たな戦いに出て行けるようにしっかり備えたいと思います。レスラー永田裕志は今日でいったんリセットというか、次に向けてしばらく休みますけど。残念ながらプロモーター永田裕志とか、ブシロードの監督の永田裕志とかは早速明日から動かなきゃいけない。レスラー永田裕志はしばらくはわずかな休みですけどリラックスさせてもらいます。このG1、最終的にああいう歓声をもらえたっていうのは、最後とうたって出て行ったのは正解だったのかな。今回たくさんの人が『今回で卒業というのを撤回して、また来年出ても全然許されるんじゃない』って声も届いたのはうれしかったし、それだけのものを見せれたと思いますね。その状態をずっとキープして頂点を目指すのもいいかなって。まっさらな状態で頂点を目指す永田裕志というのをまた見せたいと思います。どうもありがとうございました」

第3試合

 先発はフィンレーとYOSHI-HASHI。リストの取り合いからYOSHI-HASHIがヘッドロックで捕らえショルダータックルも、避けたフィンレーがエルボーで倒す。フィンレーは串刺し攻撃を狙うが、YOSHI-HASHIはショルダスルーでエプロンに落としロープを使ったネックブリーカー。場外に落下したフィンレーをYOSHI-HASHIが鉄柵に叩きつけていく。
 リングに戻り、フィンレーをロープに掛けると背中へドロップキック。フォールも2。YOSHI-HASHIは後藤にタッチ。

 後藤はストンピングから首投げで倒しサッカーボールキック。フォールも2。後藤は頭頂部にエルボーからハンマーブロー。コーナーに振って串刺しラリアットから走り込むがフィンレーはドロップキックで迎撃し真壁にタッチ。

 真壁はショルダータックルで倒し、YOSHI-HASHIにもナックルで落とすと、走り込んできた後藤をパワースラムで叩きつけコーナーに押し込むとナックル連打。
 後藤は逆コーナーに振り村正からバックドロップで叩きつけてフォールも2。
 後藤がトーキックからラリアットも相打ち。再度ラリアットの相打ちから両者ダウン。両者タッチ。

 YOSHI-HASHIのラリアットを避けたフィンレーがジャンピングエルボースマッシュ。さらに串刺しエルボー2連発からダイビングエルボースマッシュ。フォールも2。
 フィンレーはエルボーもYOSHI-HASHIは首投げで倒しバタフライロック。これは真壁がカット。
 後藤が真壁にハンマーからYOSHI-HASHIとダブル攻撃を狙うが真壁はダブルラリアットで迎撃。フィンレーがバックを取るが、耐えたYOSHI-HASHIのラリアットを巻き込んでバックブリーカー。フィンレーはグランビーロールで丸め込むが2。フィンレーは走り込むがYOSHI-HASHIがラリアットで迎撃しカルマ。これで3カウント。

<試合後コメント>
後藤洋央紀&YOSHI-HASHI
後藤「今日のこの結果は、全然納得してない。それから、柴田が居ないのはやっぱ寂しいね。俺はここで待ってるから、また俺の対角線に立ってくれるのを、俺は待ってるから」
YOSHI-HASHI「G1は終わったけど、でも、また次のシリーズが始まるから、前から言ってるように必ずベルトを獲る。それには何も変わりはないから。とりあえず、今日で一区切り付けるけどまたすぐ狙いに行くから」

真壁刀義
「何を言ってるんだ、予選リーグでこの俺様に負けた2人だろう、この俺様に。いつでも束になってかかってこい。1対2だってやってやるぞ。これはフカシでもなんでもない。いつでもやってやる。それだけだ!」

デビッド・フィンレー
「新日本で戦う選手すべてに言ってやる。今日はジュニアヘビーと決勝に話題が集中してしまっている。自分がこのG1に出るためにはあと少しのところまで来ていたのに、今年は出ることができなかった。来年こそは必ずG1に出場して、そこで対戦相手を痛めつけてやる。それが俺の目標だ。来年こそはG1に出るぞ」

第4試合

 BULLET CLUBが急襲し場外乱闘。リングに戻りテンコジがファレにダブルのショルダータックルからチューズにジュースのナックル、テンコジのモンゴリアンチョップを順次叩き込みジュースがボディスラムから天山のヘッドバッドと小島の振り子式エルボードロップの同時投下。ジュースがセントーンから天山がフォールも2。
 天山はヘッドバッドからコーナーに押し込んでチョップ連打から串刺しボディスプラッシュ。
 天山はブレーンバスターからフォールも2。

 小島はストンピングからヘッドバッド。ロープに飛ぶも裕二郎が足を取って倒し場外乱闘へ。
 チューズが天山にナックルからモンゴリアンチョップ。さらに天山にトーキックから裕二郎にタッチ。
 裕二郎は首投げからギロチンドロップ。天山はボディにヘッドバッドからモンゴリアンチョップを狙うが、これをカットした裕二郎が走り込むも天山はショルダースルーで倒し小島にタッチ。

 小島はマシンガンチョップからチューズにもマシンガンチョップ。さらに裕二郎に行っちゃうぞバカ野郎エルボーもファレがカット。
 小島をコーナーに振ってトレイン攻撃から裕二郎がフォールも2。

 チューズが小島を羽交い締めにして裕二郎が走り込むも、小島は足を伸ばしてカットし、次々DDTで突き刺す。ファレがグラネードを狙うが、小島はこれを避けてラリアットも交わすとファレにラリアットを叩き込み場外に落とす。小島はジュースにタッチ。

 ジュースは裕二郎とチューズに交互に串刺しラリアットから串刺しキャノンボール。ジュースはチューズにダイビングクロスボディアタックからフォールも裕二郎がカット。
 テンコジが裕二郎にテンコジカッターからジュースがチューズにナックル。避けたチューズが延髄斬りから山折りも、ジュースは着地し左ストレート。ジュースはパルプフリクションを叩き込んで3カウント。

<試合後コメント>
天山広吉&小島聡&ジュース・ロビンソン
天山「長いG1クライマックスも今日で最後ってことでね。タッグとは言えコジと今絶好調のジュースとね。彼はすごいですよ。誰も止められないでしょう。その中で今日はしっかりとアピールしたつもりですけど、G1クライマックスではコジの応援について、しっかりテンコジ一心同体でバックアップしましたけど。また頑張ってほしいなと思いますし。自分もひょっとして何かあればわからないですけど、しっかりとこれからも試合をこなして頑張りたいと思います」
小島「2017年、G1クライマックス。成績はダメで全然弱かった小島聡は今日で終わります。そして明日からは2017年G1クライマックス後の!強い小島聡に戻っているでしょう。そういうことです。今日、あれだけのお客さんの前でいつも通り元気いっぱいの試合をしたら、またもとに戻ってしまいました。そういうプロレスラーです、わたしは。と言うことで明日からまたいつも通り、元気よく強い小島聡に戻っていると思います。ありがとうございました」
ジュース「今、俺の頭にあるのはケニー・オメガの名前だけだ。大阪でケニーに勝って、みんなからいい評価をもらって最高の気分だったけれど、自分の中ではこれからが本番だ。今日はG1クライマックスの決勝で、内藤とケニーが対戦する。そこで権利書が出てくるが、権利書のことは実はどうでもいいんだ。自分がほしいのはケニーが持っているIWGP US王座だ。俺はケニーにもエルガンにも勝った。ケニーはエルガンに勝っているかもしれないけれど、そこはもうどうでもいい。今、このUS王座の挑戦権がほしい。くれるか?」

第5試合

 先発は田口とニック。ニックがショルダータックルで倒すと田口が寝転がって「ソケット!」と挑発。ヒップアタックの同士討ちから両者タッチ。

 リコシェがハイキックを避けて走り込むとドロップキックで場外にふっ飛ばし、ヤングバックスにトペ・コンヒーロ。
 リコシェはコーナーに登るとダイビングバックエルボー。マットを投げようとするが、ニックがカットしマットが膝裏へのスライディングエルボー。マットはニックにタッチ。

 ニックはリコシェの足にストンピング連打。リコシェはボディブローからナックルを叩き込み、マットにもエルボーを叩き込みラリアット。リコシェは田口にタッチ。
 田口は次々ヒップアタックから走り込むが、ヤングバックスはロープを開けて田口は場外に落下。ヤングバックスは田口を担ぎエプロンに叩きつけると、マットがリングに戻しフォールも2。

 マットはハンマーブローからニックがダイビングハンマー。マットはニックにタッチ。
 ニックはストンピング連打からコーナーに叩きつけて串刺しニー。フォールも2。
 ニックはマンハッタンドロップからマットにタッチ。
 マットはマンハッタンドロップからニックにタッチ。
 ダブルのマンハッタンドロップを狙うが、着地した田口が二人まとめてDDT。田口はリコシェにタッチ。

 リコシェは次々エルボーからニックにエルボー、マットに前蹴りからドロップキック。ニックにソバットから担ぐが、着地したニックがスーパーキックもキャッチしたリコシェがエルボースマッシュからベナドリラーを狙うも、着地したニックがスーパーキックからシャープシューター。リコシェはロープを掴む。ニックはマットにタッチ。

 マットは足へのストンピング連打。リコシェは立ち上がるとエルボーから、ニックのスーパーキックもキャッチしエルボーを叩きこむ。リコシェは田口にタッチ。

 田口は次々ヒップアタックからロープ往復式のヒップアタック。さらに三角飛びプランチャからトペ・コンヒーロ。さらにダイビングヒップアタックからフォールも2。
 田口はスリーアミーゴスも、ニックが助けに入り田口のヒップアタックにカウンターのダブルアトミックドロップからダブルスーパーキック。ニックがランニングニーからマットがフォールも2。
 マットは担ぐも着地した田口に走り込むが、ヒップアタックを発射した田口をマットがキャッチも、田口は担ぎ上げられるがそのままリコシェにタッチ。インディーテイカーを狙いニックが飛び込むもリコシェがキャッチ。これを切り返しマットがスーパーキックでカットしヒッププレスのように潰すとマットがリコシェにシャープシューター。リコシェはロープを掴むも、ニックがそこへセントーンを投下。カットに来た田口にもニックがシャープシューター。田口が逃れてカット。

 マットがコーナーにパワーボムで投げ捨てエプロンからニックがスーパーキック。ヤングバックスがモア・バング・フォー・ユア・バックも、リコシェは剣山で迎撃。
 マットがリコシェにシャープシューターを狙うもリコシェは首固め。マットは足へのスーパーキックからインディーテイカーを狙うが、田口がスワンダイブヒップアタックで飛び込んだニックをカットしさらにマットにどどん。リコシェがシューティングスタープレスを投下し3カウント。

 タグダンスを踊る田口とともにリコシェがポーズを決めた。

<試合後コメント>
田口隆祐&リコシェ
田口「サンキュー、リコ」
リコシェ「ヤッタ!」
田口「チャンピオンベルトが自然とどこに来たいのか?インターコンチネンタル、IWGPジュニア、IWGPジュニアタッグがタグチJAPANにベルトが集まってくる」
(ここであべみほが登場)
あべ「監督ぅ、おめでとうございます。わたし実は監督のことが大好きで、鈴木軍なんか辞めてタグチJAPANに入りたいんですけど、できますか?」
田口「・・・できます!」
あべ「やった!誓いを立てたいんですけど目をつぶってもらっていいですか?」
リコシェ「これはバッド・アイディアだよ。ダメ!」
田口「いやいや。タグチJAPAN入会の誓いのキスを・・・」
あべ「緊張する!。開けちゃだめよ。・・・そんなわけないじゃないのよ!(とビンタ)」
タイチ「こんなのウソに決まってるだろう!何が監督だ!お前なんてただのAVの監督だろう!」
あべ(踏まれた足を離さない田口に)「放してよ!」
タイチ「お前らみたいなふざけたチームがこんなの持っていたってしょうがないだろう。(下からあべみほをガン見する田口に)どこ見てるんだよ!変態だろう!」
金丸「そのベルトは返してもらうぞ」
タイチ「次行くからな、待ってろよ!」
(と言って立ち去るタイチと金丸)
リコシェ「あいつらはこれがほしいのか」
田口「これで挑戦が決まるんですか?まだまだ踏みつけられ足りないんだよ。こんなんじゃイケないんだよ。もっとイカしてくれ。もっと踏みつけられたいから、やってやるよ。もっと踏みつけてくれ。もっと踏みつけられたいから挑戦していいよ。昇天させてくれ。・・・ということで、この辺で笑点はお開きです」

柴田勝頼がリングに登場

 2018年1月4日の東京ドーム大会が発表された後、4月に硬膜下血腫で運ばれ欠場していた柴田がリングに登場。

柴田「(涙をこらえ笑顔を見せながら)生きてます!以上!」

<柴田コメント>
柴田勝頼
「大丈夫かと聞かれるとなんて答えていいか分からないんですけど、まあ、生きてます。春の両国で倒れてから、まだ控室に帰る途中に倒れてしまったので、今日はしっかりと自分の足で控室に帰ろうかなと。まずはそこから。前を向いて一歩一歩、時間はかかると思います。ただ、やれることを、最善を尽くして全力で戦っていきたいと思います。今言えることはこのくらいしかありませんが、またしっかりとした形で会えるように頑張ります。以上!ありがとうございました!」

第6試合

 Codyがロックアップからビッグブーツをスライディングキックで避けて、ペイジがそこへビッグブーツ。ロウにもダブルのボディブローからコーナーに振るが、ハンソンがエプロンからエルボーで迎撃し、Codyとペイジをボディスラムで二段重ねにするとロウがハンソンをボディスラムで叩きつける。

 ロウが串刺しニーを狙うが、避けたペイジがマウントナックル連打からCodyにタッチ。
 Codyはコーナーでストンピング連打から客席にアピール。Codyはストンピングからペイジにタッチ。
 ペイジはスピアーでコーナーに叩きこみCodyにタッチ。Codyはナックルから中央に引きずるも、ロウはナックルを叩き込んでハンソンにタッチ。

 ハンソンは次々ナックルからそれぞれにビッグブーツを叩き込んで往復式串刺しラリアット。
 ハンソンはペイジをCodyに振って二人まとめて串刺しボディスプラッシュ。だがペイジが避けてトーキックから場外に投げ捨てるも、エプロンからハンソンはショルダータックル。だがそこへCodyがDDTを叩き込んでフォールも2。
 Codyはナックル連打から、ペイジがナックルからCodyとともにロープに引っ掛けたハンソンのボディを蹴り上げる。
 ペイジはセントーンからフォールも2。ペイジはCodyにタッチ。

 Codyはダイビングナックルから顔面にナックルを叩き込み足首にストンピング。Codyはランニングニーからフォールも2。
 Codyはハンソンの顔面をロープで擦りペイジにタッチ。

 ペイジとCodyはダブルのブレーンバスターで叩きつけフォールも2。ペイジはナックルから顔面を踏みつけていく。ペイジはCodyにタッチ。
 Codyは顔面に掌底もハンソンはボディブロー。お互い側転して避け合うとラリアットの相打ち。両者タッチ。

 ロウがラリアットを迎撃し左右の膝蹴りからローリングエルボー。ロウがドロップキックでふっ飛ばしCodyにもヘッドバッドからペイジを四つん這いのCodyに叩きつける。
 ロウはバックブリーカーからストマックブロック。さらに投げようとするが、Codyがナックルでカットもハンソンがルーテーズプレス。ロウがCodyにナックルから膝蹴りも、Codyがロウにクロスローズ。Codyはハンソンにもナックルからペイジとダブル攻撃を狙うが、ハンソンは貫いてのハンドスプリングエルボー。
 ハンソンのラリアットを避けたCodyがラリアットで場外になぎ倒すと、ハンソンは場外に引きずり込みCodyを客席に叩き込む。

 リングに戻るとロウが担いでハンソンがセカンドロープからのラリアットの合体技。
 ロウのフラップジャックからハンソンがサイドバスター。さらにハンソンはトペ・スイシーダを発射し、ロウがフォールも2。
 ロウがアームホイップからランニングニーも、避けたペイジが投げ捨てジャーマン。すぐに立ち上がったロウがラリアットも避けたペイジが再度投げ捨てジャーマン。場外でCodyとペイジがハンソンを痛めつけ、ロウにはCodyがディザスターキックからペイジがジ・アダムス・アップル。フォールも2。
 ペイジが場外へトペ・レベルサからCodyがムーンサルト。ペイジもムーンサルトを投下しフォールもロウがカット。
 Codyとペイジのエルボーをロウがヘッドバッドで迎撃すると、Codyとペイジはダブルブレーンバスターを狙うがハンソンがカットし、ロウに二人を担がせると正面に落とす。そこへハンソンがムーンサルトを投下しロウがフォールもペイジの足をCodyがロープに掛けブレイク。
 ペイジがロウを羽交い締めにし、Codyがシャタード・ドリームもロウが避けてペイジに誤爆。ロウがトペ・スイシーダを発射も、ハンソンが追うようにウルトラタイガーアタック。

 ロウとハンソンがフォールアウトを叩き込み3カウント。

 試合を終えたウォーマシンの前に、ゲリラズ・オブ・デスティニーが登場。
リマッチを要求し、ウォーマシンが受けようとするもそこへK.E.Sが乱入し4人を蹴散らす。K.E.Sはベルトを掲げベルト奪還をアピールした。

<試合後コメント>
ハンソン&レイモンド・ロウ
ハンソン「GOD、ついに初めて真正面から戦いを挑んできたな。このリマッチは真の男として受けてやろうじゃないか」
ロウ「この挑戦、喜んでで受けてやる。だがKESが奇襲を仕掛けてきやがった。KESもGODもウォー・マシンがぶっ潰してやる」
ハンソン、ロウ「ウォー・マシンが世界を破壊し尽くす!」

第7試合

 鈴木軍が急襲し場外乱闘から試合開始。リングに飯塚と飯伏が戻り、飯塚がストンピング連打。さらにコーナーに叩きつけトーキック連打からコーナーに振って串刺し攻撃。避けた飯伏がハイキックから走り込むが、鈴木がガットショットからザックとダブル攻撃を狙うが飯伏はオーバーエッドキックで二人まとめて迎撃。飯塚にミドルキック連打からその場飛びムーンサルトを投下しフォールも2。
 飯伏はコンビネーションキックからソバットを叩き込んでロープに飛ぶも、鈴木がエプロンから蹴りつけ飯伏のエルボーを巻き込みぶら下がり腕ひしぎ。そのまま場外乱闘へ。

 鈴木とザックが飯伏にエルボーを交互に叩き込みリングに入れると、飯塚がストンピング連打。さらにチョーク攻撃。レフェリーが注意するも、そのすきに鈴木がストンピング連打。鈴木が飯塚にタッチロープを投げ、飯塚はそれを使いスリーパー。これは棚橋がカット。飯塚はザックにタッチ。

 ザックは首投げからネックスクリュー。そのまま踏みつけフォールもレフェリーはカウントを叩かない。ザックは鈴木にタッチ。

 鈴木は顔面を踏みつけ顔面を張っていきミドルキック。鈴木のエルボーで飯伏の雰囲気が変わりエルボー合戦。さらにローキックの打ち合いも鈴木が打ち勝ち膝蹴りから走り込むが飯伏がドロップキックで迎撃。飯伏はエルガンにタッチ。

 エルガンに鈴木軍総出でトレイン攻撃を狙うが、エルガンはデスペとタイチをまとめてバックフリップからTAKAにターンバックルパワーボム。飯塚も場外に投げ飛ばすと、鈴木をコーナーに押し込みエルボー連打から串刺し攻撃を狙うが、鈴木が前蹴りから走り込むもエルガンはローリングラリアットから串刺しラリアット2連発。エルガンは投げようとするが鈴木は逃れて走り込むがエルガンはパワースラムで叩きつけてフォールも2。
 エルガンはブレーンバスターの体勢も、鈴木はスリーパーで切り返すがエルガンはアームホイップからエルボー。ロープに飛ぶも、鈴木は追走しスリーパーからゴッチ式パイルドライバーの体勢。エルガンはこれをリバースし、ロープに飛ぶが鈴木はニーリフト。エルガンは棚橋に、鈴木はザックにタッチ。

 棚橋はジャンピングエルボーからボディスラムでセットしジャンピングエルボードロップもザックが腕ひしぎで捕らえる。これは飯伏がカット。
 棚橋に鈴木がトレイン攻撃から鈴木がビッグブーツ。飯塚がタッチロープでチョーク攻撃からザックがPK。フォールも飯伏がカット。
 棚橋がエルボースマッシュもザックは飛びつき胴絞めフロントネックロック。棚橋はツイスト・アンド・シャウトで切り返し、コーナーに登るとエルガンが担ぎ、ハイフライフローフロムエルガン。これをザックが三角絞めで捕らえる。そのまま棚橋が丸め込むが2。ザックはエルボースマッシュに棚橋もエルボーで返すと走り込むが、ザックは卍固めで捕らえギブアップを奪った。

 試合後エルガンと鈴木は場外乱闘を繰り広げた。

<試合後コメント>
ザック・セイバーJr
「疑いの余地なく、100%、次のインターコンチネンタル・チャンピオンシップに挑戦するのはこの俺だ。タナハシを二回タップアウトしてみせた。鈴木軍は最強になる。KESも戻ってきて、この『鈴木軍イチバン』という言葉はただのキャッチフレーズではなく、真実だということが分かるだろう」

鈴木軍
(激怒しながら登場。エルガンがコメントする反対側のコメントブースへ歩きながら)
鈴木「オイ!かかってこいよ豚野郎。オイ、かかってこいよエルガンこの野郎!」
タイチ「オラ、来いデブ!」
TAKA「デブ呼んでこいデブ」
鈴木「自称:過去の逸材も、自称:過去の天才も、俺には用はねぇんだよ。俺が用があるのはな、テメェだそこの白い豚野郎!デブ!テメェだよ来いよエルガン!カモ~ン!来てみろよ!やんのか白豚?やってやるよ来いよ!来いよ、来いよ!!」
(エルガンも鈴木の挑発に応え鈴木に詰め寄ってお互い張り手を見舞い、ヒートアップ。各セコンド陣が引き離す)
鈴木「……テメェ、ぶち殺されたいみたいだな?」
(エルガンを睨みつけながら退場)

飯伏幸太
飯伏「いやぁこれが本当に今年のG1の最後の、本当に最後だったんですけど。いやでもこのG1クライマックス、出れて幸せです。昨日も言ったんですけど自分の方向性、今日はそれ以上何も言うことはありません。本当に楽しかったです。ありがとうございました」

棚橋弘至
――今日で今年のG1クライマックスが終わり、これからはインターコンチネンタル王者としての戦いがまた始まるのですが?
「・・・あ~苦手だなぁ。苦手!ああいうタイプ、スゲー苦手。G1決勝出られなかった時点で切り替えて。ただ今の新日本プロレスはベルトを巻いているだけでは中心に戻れない。プラスアルファ、そこで何を見せていくか。これからが超大事。何度も言うけど・・・オーバー・アンド・オーバー・アゲイン!(何度でも何度でも)」

第8試合

 先発に出てきたオカダをロスインゴがトレイン攻撃を狙うが、全て避けたオカダがEVILにバックエルボー。オカダは串刺しエルボーからスライディングエルボーを叩き込んでいく。
 オカダは投げようとするが、耐えたEVILがミドルキックをキャッチしボディにソバット。EVILはネックブリーカードロップからオカダのテーピングを外しそこを踏みつける。EVILはヒロムにタッチ。

 ヒロムはオカダにエルボーから後頭部にキック。さらにドロップキックを叩き込んでSANADAにタッチ。
 SANADAはダイビングハンマーを首に落とし、走り込むがオカダはフラップジャック。オカダは矢野にタッチ。

 矢野はコーナーを外そうとするが、SANADAがトーキックからロープに振るが矢野はロープを掴んでブレイクコール。場外からBUSHIが殴ろうとするが、避けてリングに戻った矢野をSANADAが蹴りつけパラダイスロック。矢野を放置して場外乱闘から、SANADAはEVILにタッチ。EVILは踏みつけていくが、オカダがカットに入るもEVILはオカダを場外に連れ出し場外乱闘。やっとSANADAがスライディングキックを叩き込み矢野が解放される。EVILはBUSHIにタッチ。

 BUSHIがミサイルキックからTシャツを使ったチョーク攻撃。矢野はBUSHIのマスクを掴むが、BUSHIがサミングからロープに振ろうとするが、矢野はマスクを掴んで倒すと石井にタッチ。

 BUSHIのドロップキックを受けきった石井がBUSHIにボディスプラッシュからSANADAにパワースラム。ヒロムも投げ捨てEVILもジャーマンで投げ捨てる。
 石井はBUSHIにナックルとチョップを交互に叩き込むと、コーナーに振られると走り込むがBUSHIは延髄斬りからライトニングスパイラル。
 石井のラリアットを巻き込んでエルボーから走り込むが、石井はラリアットで迎撃しフォールもヒロムがカット。
 石井はヒロムにナックルからBUSHIにブレーンバスターを狙うが、着地したBUSHIが付き飛ばしてSANADAがドロップキック。BUSHIがバッククラッカーからヒロムにタッチ。

 ヒロムのラリアット3連発を受けきった石井がショートレンジラリアットでなぎ倒し外道にタッチ。
 外道はナックルパートからスーパーキック。キャッチしたヒロムがドラゴンスクリューから低空ドロップキック。さらにファルコンアロー。フォールもオカダがカット。
 次々選手がスイッチしEVILにオカダがドロップキック。オカダはEVILにレインメーカーもEVILが避けてヒロムがトラースキックからEVILがEVIL。ヒロムは外道を担ぐが着地した外道がスーパーキックから外道クラッチも、SANADAがSkullEndの体勢で担ぎ突き飛ばしBUSHIがコードブレイカー。ヒロムが飛びつきフランケンからD。これでレフェリーストップ。

 EVILがイスをリングに投げ入れ、オカダにサミングからイスへのダークネスフォールズを叩き込んだ。

<試合後コメント>
高橋ヒロム
「……へへへへ、この!冷めやらぬ感情!そして!この!こぉ~~~~ふん!!痛み……アイツの痛みはもっとすげぇんだろうなぁ?そうだろ?俺の、人生の物語を崩してくれた……そう、ウィル・オスプレイ!!貴様、貴様とだ。もう一度やらせろ。オスプレイ、お前のこと考えてるとさぁ、この数ヶ月間、夜も眠れねぇんだよォ!アーッハッハッハ!!なあ、お願いだ。オスプレイ、どこ?オスプレイ、どこ?オスプレイ、どこ?オスプレイ、どこ?俺の頭!俺の頭の中にいる!ウィル!オスプレイ!俺の前に出てきて、もっと!もっと!!もっと!!!もっと!!!!楽しもうぜぇ~!!」

BUSHI
「久しぶりにこのNEVER無差別級6人タッグのベルト、巻いたよ。次のシリーズ、どうせ組まれるんだろ?このNEVER無差別級6人タッグのベルト、確か3つあったよな、ビッグマッチが。なんてったってこのベルト、最多防衛記録、3がかかってんだよ。次の挑戦者がどんなやつが来るのか今から楽しみにしてるぜ!エンセリオ!マ・ジ・で!」

EVIL
「今日も超人・オカダを地獄に葬り去ってやった。どうすんだ、チャンピオン?この俺様のIWGPおよび新日本の支配は始まってるぜ?改めてもう一度行ってやるよ。オカダ、俺のほうがお前よりつえーんだよ。よーく覚えとけ。This is EVIL. Everything is EVIL...全ては……EVILだ!!」

オカダ・カズチカ
「前も言ったでしょう?プロレスラーは超人だってね。どんな技を食らっても立ち上がるし、最後まであきらめないのがプロレスラーだってな。まだまだ立ち上がるぞ。何もあきらめてないぞ。俺がリング上で言ったことを俺がやらないでどうするんだ、この野郎。EVIL、こんなんで超人超え?ふざけんるんじゃないぞ。しっかりおまえには借りを返すから覚悟しておけ、この野郎!」

第9試合

 ケニーが組もうとするも内藤はスカす。再度スカし、今度はケニーがスカすと内藤のポーズで挑発。お互いスカそうとして、内藤が先に動きトーキックからロープに飛ぶと、ケニーのタイミングをスカしてツバを吐く。ケニーがチョップ連打も内藤が場外に投げ捨てロープの反動を使ってリングに寝転がる。

 場外戦となり、ケニーが鉄柵に叩き込むとリングに戻しコタロークラッシャー。フォールも2。
 ケニーはコーナーに押し込み背中にエルボーから正面を向けてチョップ。逆コーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、内藤はショルダースルーからエプロンのケニーを水面蹴りで倒しネックブリーカードロップ。さらにそこから場外へのネックブリーカードロップ。
 内藤は場外で鉄柵にケニーを叩き込むと、リングに戻してストンピング連打。ケニーはエルボー連打も、内藤はエルボーで返し走り込むとネックブリーカーから低空ドロップキック。さらにトペ・スイシーダを発射。
 内藤は放送席に寝転がるケニーを机の上に立たせてパイルドライバー。

 リングに戻ると内藤はジャーマンスープレックスホールドも2。再度バックをとるが、バックエルボーで逃れたケニーをコーナーに押し込み串刺しドロップキックから振り子式ドロップキックを狙うがケニーは足を伸ばしてカット。
 
 ケニーはチョップを叩き込んでいき、ランニングバックブリーカーからフォールも2。
 ケニーはキャメルクラッチも内藤はロープへ。ケニーはコーナーに内藤を叩きつけると、内藤はリングに転がる。ケニーは引き起こし再度コーナーに叩きつけるとバックドロップ。
 内藤はエルボー連打もケニーは担いでカミカゼ。ケニーはコーナーに登るが、内藤が背中にエルボーからセカンドロープに飛び乗って雪崩式ネックブリーカードロップ。

 内藤はバックエルボーからロープに振ってアームホイップから顔面へのドロップキック。内藤は走り込むが、ケニーはエルボーで迎撃し走り込むも、内藤はマンハッタンドロップから串刺しドロップキックを叩き込み足を刈って倒すと振り子式串刺しドロップキック。

 内藤はネックブリーカー・ドロップを狙うが、耐えたケニーにガットショットから走り込むが、ケニーはフランケンで叩きつけ内藤は場外へ。ケニーはノータッチトペ・コンヒーロを発射。
 ケニーはコーナーに登り、後頭部にミサイルキックからフォールも2。ケニーはドラゴンの体勢も、耐えた内藤の背中にチョップから高速ドラゴンを狙うが、内藤も張り手から延髄斬り。避けたケニーがジャーマンで叩きつける。ケニーは牛殺し式の蒼い衝動。

 ケニーはVトリガーを発射も、避けた内藤がジャーマンも着地したケニーが走り込むが内藤はスイングDDTで突き刺す。
 内藤はコーナーにケニーを座らせるが、ケニーがリングに滑り降りて内藤の顔面をターンバックルに叩き込むと高速ドラゴンスープレックス。さらにVトリガーを発射しフォールも2。
 
 ケニーは投げようとするが、耐えた内藤の背中にチョップから担ぐも内藤はDDTで切り返す。
 内藤は走り込むが、ケニーが足を伸ばしてカットするがキャッチした内藤が膝へのDDT。内藤は担ごうとするも耐えたケニーに延髄斬りからフライングエルボー。内藤はグロリアからフォールも2。
 内藤はデスティーノの体勢も、ケニーは力づくで止めてリバースインプラント。
 ケニーはコーナーに登るが、内藤は正面からエルボー。そのまま正面に登るが、ケニーは鉄柱へのDDT。ケニーは雪崩式パワーボムを狙うが内藤は雪崩式フランケンで切り返す。
 内藤はケニーをコーナーに乗せると雪崩式リバースフランケン。フォールも2。
 内藤はボディスラムからスターダストプレス。だがケニーが避けて自爆。

 ケニーは内藤を起こすとダブルアームパイルドライバー。フォールも2。ケニーはVトリガー。さらに引き起こして再度Vトリガー。再々度Vトリガーも、内藤が当たる前に前のめりに倒れる。
 ケニーは引き起こして再度放つが、キャッチした内藤にショートレンジVトリガーからドクターボムで叩き込みフォールも2。

 ケニーは側頭部にVトリガーから片翼の天使を狙うが、内藤はリバースフランケンで切り返す。内藤はデスティーノからフォールも2。
 再度デスティーノを狙うが、ケニーは担いで受け止めるとクロイツ・ラス。これも2。ケニーはレインメーカー式のVトリガーから側頭部にVトリガー。ふらつく内藤に片翼の天使を狙うが内藤はデスティーノで切り返す。両者ダウン。

 内藤のエルボーとケニーのチョップの打ち合い。お互い顔面を張り合うと、内藤が走り込むがケニーは膝蹴り。さらにジャンピングニーから走り込むも内藤は浴びせ蹴りで迎撃しドラゴンスープレックスホールドも2。
 内藤のデスティーノをケニーが止めて、逆水平チョップも、避けた内藤がスイング式デスティーノ。フォールも2。内藤が正調デスティーノで突き刺し3カウント。

内藤「ブエノスノーチェス両国! 我々、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを応援してくださる全国のお客様、世界のお客様、そして今日足を運んでくれた両国の皆様、今年の夏も、例年並に、例年以上にG1 CLIMAX、プロレスを楽しんでいただけましたでしょうか?優勝したのは、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン、内藤ですが、この最高の空間を作ってくださった会場のお客様に御礼を言いたいと思います。グラシアス、アミーゴス。俺はこのG1CLIMAX頂点に立ったんですが、あの時は背伸びをしていて、正直なこと言えませんでした。ただし!今の俺なら自信を持って言える。この新日本プロレスの主役は、俺だ。最後に、我々、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを応援してくださる両国のお客様、2017年夏のファイナル、思う存分、叫んでください。EVIL、BUSHI、SANADA、ヒロム、イ、内藤、ノスオトロス! ロス、インゴベルナブレ~~~ス!デ!ハ!ポン!!」

<試合後コメント>
内藤哲也
「ロス・インゴベルナブレスに出会ってから二年。あの出会いが俺のすべてを変えました。まさにデスティーノ。運命ってことでしょう。思ってることはさ、声に出して言わないと誰にも伝わらないから、皆様を楽しませたければ周りの目を気にせずまずは自分自身が楽しむこと。それを、メキシコに行って、ロス・インゴベルナブレスの仲間たちに教えてもらったよ。彼らには感謝しか無いですね。グラシアス、アミーゴス!って感じですね。まあ、明日一夜明け会見的なものが有るんでしょう?言いたいことは明日言いますよ。俺さあ、もう疲れたんだよ。カンサードなんだよ。早く休ませてくれよ。じゃあ皆様、またお会いしましょう!アスタレーゴ!アディオス!」

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