6ヶ月王座戦を焦らされたKENTAがジョン・モクスリーに挑戦も14分で敗戦!棚橋弘至が「僕は赤いベルトも似合いますよ」と挑戦表明!
27日、アメリカにて新日本プロレス『NEW BEGINNING USA 2021』が開催。王座挑戦権利証の長期防衛を続けてきたKENTAがジョン・モクスリーの持つIWGP USヘビー級王座に挑戦した。
KENTAは昨年8月にアメリカにて開催された『NEW JAPAN CUP 2020 in the USA』にてトーナメントを勝ち抜きIWGP USヘビー級王座挑戦権利証を獲得。しかしコロナ禍においてモクスリーの来日が叶わず、デビッド・フィンレー、ジェフ・コブ、棚橋弘至、ブロディ・キングを相手に4度の防衛に成功。さらに1・4東京ドームでは小島聡を相手に5度目の防衛に成功し、モクスリーとの王座戦が正式に決定したことがVTRで流されると『普通にやっと挑戦できてうれしいってこと』とコメントを残していた。
試合が始まると荒々しい場外戦から権利証のアタッシュケースを使った攻撃をモクスリーが繰り広げていく。だがリングに戻るとKENTAが側頭部への蹴りを叩き込み、エルボー連打からgo2sleepを狙うがこらえたモクスリーが場外戦に持ち込み入場ゲートからの飛び膝蹴り。机をセットしたモクスリーをベルトで殴りつけたKENTAがコーナーからのダイビングエルボードロップでモクスリーもろとも机を真っ二つに。場外カウント19でギリギリリングに戻ってきたモクスリーに、串刺し式のドロップキックからダイビングフットスタンプを投下したKENTAがgo2sleepを狙うが、切り返したモクスリーへGAME OVERを狙う。だがこれを抜けたモクスリーがスリーパーで絞め上げ、中指を立てて挑発するKENTAをDDTからデスライダーで叩き伏せ3カウントを奪った。
この結果を解説席で見ていた棚橋が「これは俺が行くかなUSヘビー。来日した時に棚橋弘至vs鈴木みのる戦にえらい感銘受けたと言ってくれてたんで、僕が名乗りをあげたら結構『よし棚橋さんか』って受けてくれそうな気がするんですよね。僕は赤いベルトも似合いますよ。棚橋対モクスリーを僕が見たいだけでもあるんですけどね」と挑戦に意欲を見せた。