第100代IWGPタッグ王者はエル・ファンタズモ&ヒクレオ!毘沙門の2024年はシングルベルトに照準
1月4日、東京ドームにて新日本プロレス『ベルク Presents WRESTLE KINGDOM 18 in 東京ドーム』が開催。第6試合では[毘沙門]後藤洋央紀&YOSHI-HASHIが持つIWGPタッグ王座と、[G.o.D]エル・ファンタズモ&ヒクレオが持つSTRONG無差別級タッグ王座のダブルタイトルマッチが行われた。
2023年プロレス大賞最優秀タッグ賞を受賞した毘沙門に、昨年10月の両国国技館でSTRONG無差別級タッグ王者組となったファンタズモ&ヒクレオが挑戦。
前日会見でファンタズモが「お前らの過去の試合がまとめられていたが、どの試合もつまんない。タッグ結成4回目でお前らを倒している。100%の自信にみなぎっている」と挑発。
IWGPタッグ王者のままワールドタッグリーグ3連覇を成し遂げた毘沙門は、後藤が「2つのベルトがあるが、本当に強いチームは1チーム」と正面から受けて立つ構えを見せた。
試合はヒクレオがパワーファイトで毘沙門を圧倒していくが、毘沙門は隠し狭間から激烈消灯と連携攻撃で返していく。だがヒクレオ&ファンタズモも合体サンダーキス'86からファンタズモがCRIIで突き刺し、スーパーサンダーキス(=ヒクレオが飛ぶ合体サンダーキス)を投下し3カウント。
パワーだけではなく連携でも上回ったヒクレオ&ファンタズモは「二冠だな。さらに大事なことは、俺たちの名を100代目IWGPタッグ王者として歴史に刻めたってことだ!俺たちはヤキニクを食べるんだ!ジャドーのおごりだ。今日は払ってくれるから飲みまくれる。ノミホーダイ、レモンサワーだ。このぬるいビールは飲まないぞ」と喜びをあらわに。
YOSHI-HASHIは「2024年はシングルのベルトをガッチリ照準に入れて、俺もそうだし、後藤さんもIWGP世界ヘビーを巻けばもうグランドスラムを達成するんで。その姿を見たいし、俺がベルト獲るのももちろんそうだし。タッグだけどなれ合うだけじゃなくてお互い切磋琢磨して、次のステージにシングルでも行けるように戦っていきたいと思いました」と、タッグベルトから開放されシングルでの戦いに照準をあわせた。