【試合結果】10・8 新日本プロレス両国国技館大会 【IWGPヘビー】ケニー・オメガvs飯伏幸太vsCody 【IWGPジュニア】KUSHIDAvsマーティー・スカル 【IWGPジュニアタッグ】エル・デスペラード&金丸義信vs獣神サンダー・ライガー&タイガーマスク

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『九州三国志 presents KING OF PRO-WRESTLING』
日程:2018年10月8日(月)
開始:17:00
会場:東京・両国国技館
観衆:9,152人

▼IWGPジュニアタッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組/鈴木軍】○エル・デスペラード/金丸義信
9分51秒 ピンチェ・ロコ→片エビ固め
【挑戦者組】獣神サンダー・ライガー/●タイガーマスク
※王者組が4度目の防衛に成功

▼タッグマッチ 20分1本勝負
[G・B・H]○真壁刀義/本間朋晃
10分20秒 キングコング・ニードロップ→片エビ固め
ジュース・ロビンソン/●トーア・ヘナーレ

▼8人タッグマッチ 20分1本勝負
[BULLET CLUB ELITE]ニック・ジャクソン/マット・ジャクソン/ハングマン・ペイジ/●チェーズ・オーエンズ
12分6秒 キルショット→片エビ固め
[BULLET CLUB OG]バッドラック・ファレ/○タマ・トンガ/タンガ・ロア/石森太二

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
[CHAOS]石井智宏/後藤洋央紀/○ウィル・オスプレイ
12分10秒 ストームブレイカー→片エビ固め
[鈴木軍]鈴木みのる(パンクラスMISSION)/●タイチ/飯塚高史

▼8人タッグマッチ 30分1本勝負
[L.I.J]内藤哲也/SANADA/BUSHI/○鷹木信悟
9分30秒 ラスト・オブ・ザ・ドラゴン→片エビ固め
[CHAOS]オカダ・カズチカ/矢野通/●SHO/YOH

▼スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負
[L.I.J] “キング・オブ・ダークネス”EVIL
無効試合
[鈴木軍]ザック・セイバーJr.

▼IWGPジュニアヘビー級王座決定戦 60分1本勝負
○KUSHIDA
18分33秒 バックトゥザフューチャー→片エビ固め
[BULLET CLUB ELITE]●マーティー・スカル
※KUSHIDAが第82代王者へ

▼東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦 60分1本勝負
【権利証保持者】○棚橋弘至
20分40秒 首固め
【挑戦者】●ジェイ・ホワイト
※棚橋が権利証の防衛に成功

▼IWGPヘビー級選手権試合3WAYマッチ 60分1本勝負
【第66代王者/BULLET CLUB ELITE】○ケニー・オメガ
34分13秒 片翼の天使→片エビ固め
【挑戦者】●飯伏幸太(飯伏プロレス研究所)
※もう一人は【挑戦者/BULLET CLUB ELITE】Cody
※第66代王者が3度目の防衛に成功

ケニーが飯伏&Codyとの3WAY戦を制しIWGP防衛!ロスインゴの新たなパレハは鷹木信悟!クリス・ジェリコが乱入しEVILをKO!オスプレイがNEVER王者タイチから勝利!

第1試合

 ライガーとタイガーが入場するなり背後からデスペと金丸が急襲。リングに上げるとマスクに手をかけるが、ライガー&タイガーが耐えるとストンピングから場外乱闘へ。
 リングに金丸がタイガーを上げるとストンピングからデスペにタッチ。

 デスペはボディスラムからフォールも2。デスペは金丸にタッチ。
 金丸は首投げからストンピング。金丸はキャメルクラッチ。これを離すとデスペにタッチ。
 デスペはタイガーのマスクに手をかけ、レフェリーが注意するとタイガーはビンタからコンビネーションキックを叩き込みデスペのマスクに手をかける。これは金丸がタイガーのマスクに手をかけカットすると、デスペがガットショットからストンピング連打。デスペは金丸にタッチ。

 金丸が羽交い締めにするとデスペが走り込むが、タイガーは足を伸ばしてカットし金丸も蹴りつけ逃れるとライガーにタッチ。

 ライガーは次々掌底から金丸に串刺し掌底。コーナーに乗せて雪崩式フランケンから投げようとするが、耐えた金丸がロープに飛ぶもライガーは丸め込むが2。
 金丸がガットショットから投げようとするがライガーは脇固め。さらにアンドレもデスペがカット。
 ライガーはデスペに風車式バックブリーカーからタイガーにタッチ。

 ライガーは投げ捨てパワーボムからタイガーがダイビングボディプレスからフォールも2。
 タイガーはミドルキック連打からロープに飛ぶが、避けた金丸はキャッチし変形ネックブリーカー。金丸はデスペにタッチ。

 デスペは串刺しラリアットからブレーンバスター。ロープに飛ぶとスピアーからフォールもライガーがカット。
 ライガーは走り込むがデスペが抱えて金丸がドロップキック。その勢いでデスペがバックドロップで叩きつけ、タイガーを投げようとするがタイガーが捕らえるとサミングからロープに飛ぶが、タイガーが巻き込んでタイガードライバー。フォールも2。

 タイガーはコーナーに座らせると正面に登るが、デスペがマスクを掴むとタイガーはビンタからヘッドバッドを叩き込み雪崩式ダブルアームスープレックス。フォールも金丸がウィスキー瓶をレフェリーに投げつけカット。
 タイガーがレフェリーに抗議すると金丸がウィスキーを噴射し、デスペがピンチェロコを狙うがライガーが掌底でカット。金丸にも狙うがこれはレフェリーに誤爆。場外に降りた金丸にライガーがウルトラタイガーアタック。
 デスペがベルトを持ってタイガーに殴りかかるが避けたタイガーがハイキックからタイガースープレックスホールド。だがレフェリーが失神しておりカウントが叩かれない。
 金丸はライガーを瓶で殴りつけてタイガーに走り込むがタイガーはソバット。タイガーはロープに飛ぶがデスペがプッシュアップし急所攻撃からピンチェロコ。フォールし3カウント。

<試合後コメント>
エル・デスペラード&金丸義信
デスペ「なんか聞きてえことがあるのか?なんかあるか?」
金丸「当然の結果だ。やってることはどいつもこいつも一緒だ。でもな、やり方が違うんだよ、やり方が。使うとこ使ってねぇから。使うとこ使ってれば簡単なんだよ」
デスペ「はい、今日の試合何分で終わったか分かってる人~?・・・誰か見てない?見てない。それだけ注目もされない第一試合でございました。あー!ロートル相手にこんだけ汗かいたっていうのも、なんだか恥ずかしいな~」
金丸「美しくないねぇ」
デスペ「美しくないよ、今日の俺たちの試合は。もっとノブさんが言うように使うとこ使えばもっと楽できるぞ。がんばれがんばれがんばれ。若いヤツらもがんばればいいじゃないか。・・・いつまでも向こうで吠えてるのがいるなぁ」
金丸「しゃべれる元気があったらもうちょっと試合しろ」
デスペラード「ヒャハハハ!最後に3カウント聞いたヤツがあそこでがんばってしゃべってるぞ。向こうの話も聞いてやれよ」

タイガーマスク
「今のIWGPはこんなに反則していいのこれ?!机使ってみたりやりたい放題外人が!よくこれで会社がOKしてるなこれがタイトルマッチだって!なんなんだアイツらは!俺らにとってはものすごく大事な一戦だったよ。何年ぶりとか関係ない。何年待ってこのチャンスを掴んだと思ってんだ!アイツらに勝とうがチャンピオンに勝とうが誰に勝とうが、チャンスなんて一つも回ってこないんだよ!それが神戸で結果を出してチャンスを掴んで、この両国で第1試合とか関係ない!やっと試合を掴んだんだよこのタイトルマッチを!それなのにアレだぜ?!よく会社はアレで『流石あなた達チャンピオンですね』って言えたもんだよ!でもタイチが言ってたよな。最後にレフリーがベルトかけたらチャンピオンなんですよ。まあそういうことなんでしょう。しょうがない。会社が認めたんだから。ただ俺が知ってるIWGPってのはこんなもんじゃなかったよ。ヘビーなんかそうだよ。猪木さんから始まってホーガンとやって、今じゃ机しか使わねぇ!よくこれがタイトルマッチだっていつも見てて思うよ。でも俺はIWGPヘビーとか関係ないから。見てるだけだけど。必ず凶器、反則……タイトルマッチ出来ねぇんだったらアイツらにベルトなんてもたせる意味ねぇじゃねぇかよ!違うのか?!よっぽどSHOとかYOHの方がベルト似合ってるかもしれない。俺もIWGPジュニアのベルト持ってたしタッグも持ってた。だけどこんなに(ベルトの価値を)軽くした覚えは一つもない!一つもない!軽いと思いません?なんか!反則して、1つ2つ数えれば反則、何がスゴいのこれ?お客さんもそんなの望んでんのかな?俺は望んでないと思いますよ。まあ、いつもタイトルマッチがあった後、負けたやつってリマッチ権があるんでしょ?じゃ次自分たちが出来るんじゃないの?ま、そんなこと言ったって出来ねぇんだろうけど。まあ、気持ちを切り替えろと言われたらそれまでだけど、次のジュニアタッグリーグ、非常に楽しみですね。誰が出るか知らないけど。あとは、このIWGPの権威をもっとちゃんと戻すべきだと僕は思います」

第2試合

 先発は本間とヘナーレ。ロックアップから本間がヘッドロックで捕らえショルダータックル。ショルダータックルの打ち合いからヘナーレがガットショットを打ち込みヘッドロックからショルダータックルで倒す。
 ヘナーレはボディスラムからフォールも1。
 本間はコーナーに振って走り込むが、ヘナーレが足を伸ばすもキャッチした本間がチョップ連打からヘッドバッド。中央でチョップで倒すとボディスラム。本間はロープに飛んで小こけしも避けたヘナーレがフロントネックで捕らえジュースにタッチ。

 ジュースはダイビングハンマーを頭頂部に叩き込み、ブレーンバスターで叩きつけてフォールも2。ジュースはヘナーレにタッチ。

 本間がエルボー連打もヘナーレがエルボーからロープに飛んでラリアット。受けきった本間が走り込んできたヘナーレを巻きこんでブレーンバスター。本間は真壁にタッチ。ヘナーレもジュースにタッチ。

 真壁はジュースにショルダータックル。ジュースはエルボーからロープに振るが真壁はショルダータックルで倒す。真壁はコーナーに振って串刺しラリアットからナックル連打。
 続けてノーザンライトを狙うが、耐えたジュースが首へのエルボーからロープに飛ぶが真壁はラリアットで迎撃。フォールも2。
 ジュースがコーナーに振って串刺しラリアットから再度串刺しラリアット。さらにキャノンボールから変形サイドバスター。フォールも2。
 ジュースはナックルパートも、避けた真壁がラリアット。避けたジュースに反対の腕でラリアットから本間にタッチ。

 本間はチョップ連発から串刺しエルボー。さらにフェイスクラッシャー。続けて小こけしを投下すると、投げようとするがジュースがチョップからロープに飛ぶ。本間は追走エルボーからロープに飛んでラリアットで倒しフォールもヘナーレがカット。
 本間はボディスラムからコーナーに登りこけしを投下しようとするが、ジュースはデッドリードライブで落としヘナーレにタッチ。

 ヘナーレはエルボー連打からロープに飛ぶとラリアット。フォールも2。
 ヘナーレが担ぐが着地した本間をコーナーに振ると串刺し攻撃。本間が足を伸ばしてカットするとこけしロケットを発射。本間は真壁にタッチ。

 ヘナーレはエルボー連打も真壁がロープに振るがヘナーレはジャンピングショルダーアタックで倒す。ヘナーレはランサルセからフォールも本間がカット。
 ヘナーレがロープに飛びラリアットも、受けきった真壁に再度ロープに飛ぶが真壁はラリアットで迎撃しフォールも1。
 真壁と本間がサンドイッチラリアットから真壁がコーナー下にセットし本間が小こけし。そこへ真壁がキングコングニードロップを投下し3カウント。

<試合後コメント>
真壁刀義&本間朋晃
真壁「よぉし!ビッグマッチで復活だ!復活の狼煙だ!これが全てじゃねぇんだ。これがまだ始まりだ!相手もよ、ジュースとヘナーレ、いいじゃねぇかよ。心が通ってる奴らだよ、正規軍でよ。でもよ、本隊だろうが、お遊びじゃねぇんだよ。俺達は本気で倒しに行くからよ。だからこそおもしれぇんだよ。(本間がコメント会場に現れる)おっ!来たぜぇ!今日頑張った奴が来たぜオイ!(本間と握手)また次はてっぺん取ってやる!そんだけだよ!」
本間「真壁はてっぺん獲るっつった。その気持ちは、俺も変わりない。でも今現状、今の俺の力では到底獲れるもんじゃない。でも俺は闘い続ける!闘い続けて、絶対IWGPタッグ、俺と真壁の二人で獲ってやる!ブランク?クソくらえだよ!俺キャリア何年目だ?22年目、22年目だよ。22年目の新人がいたっていいじゃん。こんな俺みたいなどんくさい男がいたっていいよ。だから、てっぺん獲って、どんくさい奴らの希望となり、夢となる!絶対輝いてみせる!その第一歩として、11月17から始まるワールドタッグリーグ誰がなんと言おうと俺と真壁刀義、真壁本間で出場する!ヘナーレには悪いけど、ヘナーレと直接対決してないけど……ヘナーレ、譲ってくれ。ヘナーレにもそういう気持ちあったと思うんですよ、リング上で『俺が真壁のリアルパートナーだ』って言いたい気持ちが。でもヘナーレ、譲ってくれ!譲ってくんないって言うんだったら、実力行使だ!やってやるよ!あと、俺は誰がなんと言おうと、11月から開幕するタッグリーグには真壁本間で出場する!」

ジュース・ロビンソン&トーア・ヘナーレ
ジュース「いくつか言いたい事がある。ロスで負けたことで気弱な発言をしたけれど、『ジュース!お前はそんな男じゃないだろう!』と自分に言い聞かせた。2,015年から頑張ってきたことが実を結んで2018年にUS王座を獲ることができたんだ。あれは自分にとっての全てだったけれど、残念ながらそれをロスでCodyに獲られてしまった。Codyはプロレスが彼の血液に流れ込んでいるような血統の男なんだ。そういう男に負けたというのは、自分自身にとって仕方のない事だったのかなとも思うけれど、そうじゃないんだ!あの試合で俺は偉大な選手に対して急所攻撃だろうが、なんでもやって勝とうとおもったけれど、負けは負けなんだ。ここで泣いてる場合じゃない。あの時の発言は撤回するよ。今日は2試合目という捨て試合の扱いだったけれど、真壁、本間組という元王者チームと対戦できたということはすごくよかったね。今日のパートナーであるリトル・グリーンとは日々成長し続ける。あの時の弱気な発言はすべて撤回だ。ヘナーレ、何か言うことがあるだろう。来いよ」
ヘナーレ「俺たちは生まれた時からずっと戦士だったんだ。そこを日本のファンはわかってない。そして日本ではヤングライオンとして2年半謙虚に戦ってきたけれど、ジュースを見ていてわかったことがある。ただただ謙虚でいるだけではダメなんだ。ジュースは自分のキャラクターと勢いでベルトを獲ることができた。俺もそうしていかなければいけないのかもとも思った。今日はあの二人と試合ができて嬉しかった。真壁を尊敬していて、この団体では一番好きな選手だ。だからこそもう控えめではいられないんだ。ヤングライオンとはもう思って欲しくない。1試合1試合を自分のベストで戦っていくだけだ。だからもうリトル・グリーンなどと呼ぶな!」
ジュース「デビちゃん(フィンレー)はワールド・タッグリーグに出るのか?メキシコにいるのかどうかも知らないけれど、これはライブで配信されてるんだから、見てるなら何かしろ言ってこい!」

第3試合

 先発はチューズとロア。ロアがガットショットからヘッドロック。ロープに飛ぶがチューズがアームホイップを狙うが耐えたロアを丸め込みケンカキック。
 着地したロアがパイルドライバーを狙うがチューズが丸め込むも2。チューズは再度丸め込もうとするがこれを避けたロアが石森にタッチ。チューズもニックにタッチ。

 石森がガットショットもニックがコーナーに振っていくが、エプロンに逃れた石森が飛び込むも避けたニックがお互い足を刈っての攻防からドロップキックの相打ち。
 全選手出てきて口論になると乱闘へ。OGがラリアットも避けたELITEがそれぞれドロップキック。さらに耐えたファレをクアッドドロップキックで場外に叩き出し、ニックが石森をリングに入れるとマットにタッチ。

 ヤングバックスがダブルのバックエルボーからマットが掲げてニックがスーパーキックから合体スタナー。場外に降りた石森たちにニックがコーナーからの場外スワントーンボム。マットもロープに飛ぶが、ロアが場外から足を引っ張り倒し引きずり出すと場外乱闘へ。リングにマットを投げ入れると石森がフォールも2。
 石森はタマにタッチ。

 タマはボディスラムからマットの腰のベルトを外して場外に投げ捨てる。背中にハンマーブローからエルボードロップ。タマはファレにタッチ。

 ファレはナックルから腰にエルボー。さらに腰にエルボーからテーピングを外して背中に乗る。ファレはロアにタッチ。

 ロアはコーナーに叩きつけるとタマが背中にボディスプラッシュ。ロアはタマにタッチ。

 タマは背中にエルボーから顔面にエルボー。コーナーに振るとタマが串刺しボディスプラッシュも避けたマットがロアにスーパーキック。タマがナックルからロープに振るがマットはスピアーを突き刺しペイジにタッチ。

 ペイジは石森にラリアット連発。石森はロープに振るが、ペイジはビッグブーツからロアはコーナーに突き飛ばし石森に串刺しエルボーからロアに串刺しドロップキック。ロアを投げようとするが、カットに来た石森を担いで背後に投げ捨てるとロアをドロップキックで踏み台にして石森にムーンサルトを投下。ファレが走り込んでくると避けたチューズとともにダブルラリアットでファレを場外に叩き出す。そこへペイジがコーナーからのケブラーダを発射。
 リングに戻るとペイジはチューズにタッチ。

 コーナーの石森へニックとマットが走り込むが、それぞれショルダースルーでエプロンに出すがペイジが走り込みヤングバックスと串刺しサンドイッチキック。さらにオーエンズとヤングバックスがサンドイッチ串刺しキックからチューズがロープの反動を付けたバックブリーカー。フォールも2。
 チューズはロープに振るが石森はハンドスプリングエルボーで迎撃しタマにタッチ。

 タマはフロントネックもチューズが抜けてペイジがジ・アダムス・アップル。だがロアがペイジをジャーマンで投げ捨て走り込むが、チューズがバックブリーカーで迎撃。ファレがショルダータックルで蹴散らすとマットが飛び込むが、ファレがチョークでキャッチするがニックがマットを回転させてカットするとダブルスーパーキック。石森にもダブルスーパーキックも石森は避けて二人まとめてフランケンで場外に投げ捨てる。石森はそこへトルニージョを投下。
 タマはガンスタンを狙うがチューズは丸め込むが2。
 チューズは左右のナックルからエルボー。さらに投げようとするがロアがカット。チューズはロアにコンビネーションパンチから前蹴り。続けてランニングニーからパッケージパイルドライバーを狙うが、耐えたロアが担ぐとタマが合体ガンスタン。これで3カウント。

<試合後コメント>
BULLET CLUB OG
タマ「もう二番手に甘んじるのは終わりだ。お前らが何を欲しがろうと、俺たちが何を奪おうと、そうして最強のものたちが生き残っていくんだ。俺たちがこれからはトップに君臨するぞ。石森もこれから大事な仕事があるからな。お前から話があるだろう?」
石森「ジュニアタッグリーグでの俺のパートナーをここで発表する。俺が可能性があると思って見出した、新たな逸材。”スナイパー・イン・ザ・スカイ”、ロビー・イーグルスだ」
タマ「え、マジで?お前ほんとにもう選んだの?」
ファレ「聞いたかお前ら。ロビー・イーグルスだぞ!」

――石森選手、改めてパートナーについて聞かせてください。
石森「ロビー・イーグルスだよ、ロビー・イーグルス。以前俺がフリーの時にPWGに上がって、その時に知り合ったんだけど、すごい可能性を秘めてて、いい逸材だ。俺とタッグを組むことによってまたそれがさらにいいプロレスラーに育て上げられると思ってるんで。そいつを信じます。(ロビーは)ほんとうに俺に似ている。悪くなる前の俺にそっくりだよ」

ハングマン・ペイジ&ニック・ジャクソン&マット・ジャクソン
ニック「なーんかコメントする気にならないんだよね」
ペイジ「もういいんじゃない?今日はさ」
ニック「じゃ、ノーコメントで」

第4試合

 鈴木軍が急襲し試合開始。場外乱闘から、リングに後藤と飯塚が戻り飯塚がストンピングからコーナーに振る。だが後藤がガットショットで迎撃し、タイチをブレーンバスターで飯塚に叩きつけてロープに飛ぶも、鈴木が場外から足を引っ張りコケさせるとリングへ。
 だがオスプレイが鈴木に前蹴りから石井がバックドロップ。オスプレイが石井のサポートつきのムーンサルトを投下し蹴散らす。
 カットに来たタイチにオスプレイがソバットからが石井がショルダータックル。後藤がサッカーボールキックからオスプレイがその場飛びシューティングスタープレスで迎撃。
 飯塚が後藤をロープに振り、鈴木がエプロンから蹴りつけぶら下がり腕ひしぎ。これを離すと再度場外乱闘へ。
 カウント19でリングに戻った後藤を飯塚がストンピングからコーナーに叩きつけてタイチにタッチ。

 タイチはチョークから場外投げ捨て飯塚が噛みつき攻撃。タイチは飯塚にタッチ。

 飯塚はリングに戻り噛みつき攻撃から石井にも噛みつき、カットに来たオスプレイにも噛み付くと、その間に鈴木が後藤にヒールホールド。飯塚が後藤に噛みつき、レフェリーが引き剥がすとレフェリーを追いかけた後鈴木にタッチ。

 鈴木は腕を蹴りつけストンピング。膝立ちの後藤にミドルキック連発からストンピング。立ち上がった後藤がチョップ連発も、鈴木がスリーパーで捕らえるが後藤がバックドロップを狙うも鈴木はフロントネックロック。これを強引にブレーンバスターで叩きつけた後藤が石井にタッチ。

 石井は串刺しラリアット。鈴木がコーナーに振ってエルボーからビッグブーツ。だが石井は受けきってエルボー合戦へ、打ち勝った石井がビンタからつばを吐いて顔面を蹴りつけると、鈴木が額をこすりつけると強烈なエルボー。再度強烈なエルボーから石井がエルボーで返しブレーンバスターを狙うも、鈴木はフロントネックからゴッチ式パイルドライバーの体勢。石井はリバースしロープに飛ぶが、鈴木はビッグブーツで倒すもすぐに立ち上がった石井がジャンピングショルダーアタック。両者ダウンしタッチ。

 タイチにオスプレイがスワンダイブエルボーからエルボーコンビネーション。さらにハンドスプリングオーバーヘッドキックからフォールも2。
 オスプレイは串刺しエルボーも避けたタイチが延髄斬り。
 オスプレイをコーナに振って鈴木軍のトレイン攻撃から飯塚が中央に振って鈴木がビッグブーツからナックルを狙う。だが飯塚がロープでチョーク攻撃からタイチがアックスボンバー。フォールも後藤がカット。
 タイチはパンタロンを脱ぎ捨て天翔十字鳳。キャッチしたオスプレイにソバットからタイチ式ラストライドを狙うが、着地したオスプレイにタイチが延髄斬り。鈴木と飯塚がストンピングから鈴木がフェイスロック。飯塚がアイアンフィンガーを装着するが、レフェリーが止めるとタイチがNEVERのベルトで殴ろうとするがオスプレイはその場飛びスパニッシュフライ。後藤が飯塚に牛殺しからオスプレイがタイチにトラースキックを叩き込んでストームブレイカーで3カウント。

<試合後コメント>
石井智宏&後藤洋央紀&ウィル・オスプレイ
石井「鈴木、イギリスで待ってるぞ」
後藤「NEVERのベルトはオスプレイに任す」
オスプレイ「見たか。俺は今、NEVER王者からピンフォールを獲ったんだ。まだジュニアの体格の俺がNEVERのベルトに挑戦したらどうなると思う?みんな気付いていない人も多いかも知れないけど、この新日本プロレスという団体を愛しているんだ。それは新しい血、新しい世代という意味だと思う。自分はこれまでやってきたことをしっかり理解しているつもりだ。いま世界中で新日本プロレスは知名度を上げてきている。日本だけではなくアメリカ、UK,オーストラリアの各団体から試合のオファーがある。それは新日本プロレスが最高峰の団体だからだ。その最高峰の団体で、俺はジュニアの体格だけれども、NEVERのベルトを獲りたいと思う。今日もストーム・ブレイカーでピンフォールを獲ることができた。91キロでジュニアの体格かもしれないけれど、進歩、進化を繰り返すことで俺はあのベルトがほしい」

鈴木みのる
「ガタガタ騒ぐんじゃねぇよこの野郎……。石井、今週土曜日だ。イギリス、ロンドン……ロンドンに行ったらテメェを墓標を立てて頭からぶっ刺してやる。俺には向かうなんざ一億年早いんだよ。テメェら頭が高いんだよ。お前の前にいるのは、プロレス界の王だ」

タイチ
「待てど暮らせど誰も来ねぇと思ってたけどよ、なんだアイツ調子乗ったこと言ってたな。ついに欲しくなったか?『ジュニアの奴とやってやるよ』って俺はたしかに言ったよ。アイツはジュニアだ。ちょっと油断しちまったなぁ。俺もヘビー行って以来ジュニアのやつはちょっと見下してたな。ちょっと油断してたな。アイツはもうガン中になかったから。『ジュニアの奴とやる』っつったけど、ディスプレイ……なんとかディスプレイは、俺に2回もシングルマッチで負けてんだよ。覚えてるかな?去年のスーパージュニア、テメェの母国・イギリス……2回も俺に負けてんだ。『ジュニアの奴とやる』とは言ったけど、テメェは最初から数に入ってねぇんだよ。俺が一言でもアイツの名前言ったか?言ったか?覚えてるか?アイツじゃねぇんだよ。2回も負けてんだ。決着着いてんだ。やる必要はない。今日はたまたま油断してただけ。調子に乗るな。お前は数に入ってない」

第5試合

 新たなパレハを発表すると言っていた内藤。入場すると新メンバーは現れない。
内藤「ブエナスノーチェス両国!我々、ロスインゴベルナブレス・デ・ハポンの応戦してくださる両国のお客様、そして新日本プロレスワールドを通して日本中のお客様、世界中のお客様、ついに皆様に新たなるパレハを紹介する時が来ました。その彼、実はもう、リングサイドまで来てるかもしれませんよ。いよいよ、復帰を決意するかい、ミラノコレクションAT選手。・・・そんなわけないでしょう。勘弁してくれよ。では皆様、大変ながらくおまたせしました。ロスインゴベルナブレス・デ・ハポンの新たなるパレハの入場です」

 そして入場してきたのはDRAGON GATEを退団したばかりの鷹木信悟。
 先発は鷹木とYOH。ロックアップから鷹木が振りほどく。YOHがチョップ連発も鷹木がチョップ。YOHはガットショットからショルダータックルも、受けきった鷹木がショルダータックルで倒し、走り込むとYOHをキャッチし投げようとするが、YOHは着地しガットショットから走り込むも、鷹木はエルボースマッシュから走り込むがYOHがカニバサミからSHOが出てきて低空ドロップキック。
 カットに来たBUSHIをコーナーに振るとSHOが走り込むが、BUSHIはショルダースルーで場外に落とし、YOHもキックで迎撃すると内藤とSANADAがドロップキックを叩き込み、SANADAは矢野をロープにパラダイスロック。
 鷹木はYOHにエルボーからコーナーに押し込み顔面を踏み潰すと、ブレーンバスターからフォールも2。鷹木はSANADAにタッチ。

 SANADAは腕を蹴りつると、YOHはエルボー連発。SANADAはロープに振ってキックをキャッチするとパラダイスロック。矢野ごとドロップキックで蹴散らすとフォールも2。SANADAはBUSHIにタッチ。

 BUSHIは首投げからサミング。BUSHIは内藤にタッチ。
 内藤がYOHの髪を掴みBUSHIがミサイルキック。内藤がロープに振ってビッグブーツも、YOHはドラゴンスクリューで迎撃。だがBUSHIがライトニングスパイラルを狙うもYOHはドラゴンスクリューで迎撃。YOHはオカダにタッチ。

 オカダは次々エルボーで倒すも内藤は足を伸ばしてカット。だがオカダはガットショットからDDT。
 内藤はエルボーからロープに飛ぶがオカダはフラップジャックで迎撃しフォールも2。
 オカダはリバースネックブリーカーを狙うが、内藤はリバースしアトミックドロップから串刺しドロップキック。さらに振り子式串刺しドロップキックから後頭部にエルボー。ロープに振ってガットショットからBUSHIは前方回転エビ固め。そこへ内藤が低空ドロップキックを叩き込みフォールも2。
 内藤は投げようとするが耐えたオカダはエルボーからアームホイップ。さらにラリアットも内藤は避けて延髄斬りからロープに飛ぶもオカダはドロップキックで迎撃。
 オカダはレインメーカーも避けた内藤がデスティーノを狙うが、耐えたオカダがエルボースマッシュからロープに振るが内藤はジャンピングエルボー。
 オカダはSHOに、内藤はBUSHIにタッチ。

 BUSHIのラリアットを避けたSHOがバックを取るが、エルボーで逃れたBUSHIにSHOがスピアー。SHOはバッククラッカーからYOHがドロップキック。3Kを狙うが、BUSHIが耐えてSHOにSANADAが低空ドロップキックからBUSHIがDDT。BUSHIは鷹木にタッチ。

 鷹木は串刺しパンピングボンバーからロープに飛ぶが、SHOはジャンピングニーから丸め込もうとするが鷹木は巻き込んで熨斗紙。フォールも2。
 鷹木はラストファルコンリーを狙うが矢野がカット。SANADAが矢野をドロップキックで蹴散らすが、オカダがSANADAをロープに振ってドロップキックを狙うも、避けたSANADAが内藤とサンドイッチドロップキック。BUSHIが延髄斬りから鷹木がパンピングボンバー。BUSHIが場外へトペ・スイシーダから、鷹木がSHOにラストオブ・ザ・ドラゴンを叩き込んで3カウント。

<試合後コメント>
内藤哲也&鷹木信悟
内藤「皆様のパレハの予想は当たりましたか?まあ当たった方も、外れた方も、みんないろいろな予想をして楽しんだわけでしょ?プロレスファンにとって一番贅沢な時間だよ。その時間を提供したのは、一体誰ですか?我々ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンでしょう?皆様、彼の声を聞きたいでしょう?彼の考えを、この場で、彼の声で聞きたいでしょう?……しょーがないな。ちょっとだけだよ?ポッキートだよ?彼の声を、じっくり聞いてくださいよ」
(内藤が鷹木を呼び込み、入れ替わりに退席)
鷹木「これが、鷹木信悟の出した答えだ!まあ俺も内藤のおかげで一歩踏み出す勇気をもらったよ。面白くなるなぁ!オイ!これからのプロレス界!内藤が言うように、たしかに俺は環境を変えるというリスクがあるかもしれんが、ハイリスク・ハイリターンだよ!リスクがなければ大きな成功はない。そういった利害が一致したということだ。ま、俺はこれからも変わらず我が道を突き進むだけだから、目ェ離すなよ」

BUSHI
「今日の結果、そして会場の反応が全てだったんじゃないの。この先、新日本のスケジュールにある、スーパージュニアタッグリーグ、そこにロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン、BUSHI&鷹木信悟でエントリーさせてもらおうか。言っておくけど、ヒロムの代わりじゃないから。ヒロムとは違う新しい刺激を与えてやるよ。ま、そのタッグリーグで俺らと当たるの楽しみにしとけよ。エンセリオ!マ・ジ・で!」

オカダ・カズチカ&YOH
オカダ「まぁいいんじゃない、ロス・インゴベルナブレス。相変わらず強いし、勢いもあるね。ただねぇ、たくさんロス・インゴベルナブレスは味わったからね。俺が求めてる刺激じゃない。正直、俺が求めている刺激が何かわからない。何も持っていない状況で10月の両国に来るのは初めてだからね。その中でもしっかり新たな刺激を求めてやっていきたいと思います。」
YOH「ここね。この両国で俺たちは帰ってきたんですよ。ここ両国で3Kを世界一のチームにするって誓ったんですよ。このまま負けて終わるわけにはいかないです。あるでしょ、ジュニアタッグリーグ。いい風吹かせますよ」

第6試合

TAKA「ウェルカムトゥ、ザックセイバーターイム。スペシャルシングルマッチ、ザック・セイバー・ジュニア対EVIL、勝つのは、誰ですかー!?誰ですか~!?この試合勝つのは、いつ何時どんな態勢でも関節技、サブミッションンホールドを極められるこの男、一撃必殺、ザックドライバーを持つこの男、ザックの技が極まれば、誰が相手でも!ジャスト!タップ!アウト!ザックの勝利あるのみ。ヒーイズ!プロレスリングマスター。ヒーイズ、ZSJ。ヒーイズ、ザック!セイバ~~~~ジュニア~~~!ディスイズ、ノットEVIL、エブリシングノットEVIL。カモン、オーバーヒア!」

 EVILがリングに上がろうとするが一緒に入場して来た仮面の選手がEVILを叩き落とし、ストンピングからマイクケーブルでチョーク攻撃。
 リングに投げ入れると、ナックル連打からコーナーに振って串刺しラリアット。さらにコードブレイカーを叩き込み仮面を外すと、その選手はクリス・ジェリコ!

 ジェリコはインターコンチのベルトを掲げると、そのベルトでEVILの顔面を殴りつけ踏みつけフォール。だが試合は始まらず、ジェリコはリングを後にする。

 ザックはリングに上がると、倒れたままのEVILに進むがレフェリーとトレーナーがザックを止める。レフェリーが試合を中止だと宣言しノーコンテストへ。だがザックはレフェリーに腕固め。止めに入ったヤングライオンにフロントネック。
 ザックはEVILを蹴りつけていくが、EVILは起き上がれず。ザックはEVILにジム・ブレイクス・アーム・バーを極めていくが、これは内藤がリングにあがりカットすると内藤とザックでエルボー合戦。
 内藤はザックにスイングDDTからトペ・スイシーダをフェイントにして中央に戻り寝転がると腕を掲げる。
 ザックは怒り狂いながらリングを後にし、内藤はEVILに肩を貸し会場を後にした。

<試合後コメント>
クリス・ジェリコ
「クリス・ジェリコのお戻りだ!俺が戻ってきたんだ。EVIL、お前は俺に対戦表明をするだなんて生意気なことをしやがったな。この世界を制圧する、ワールドワイドなチャンピオンである俺に喧嘩を売るようなことをすれば、このようなことになるのは分かっていただろう?(会場からけたたましくゴングが鳴る音を聞いて)……おっと、あの試合はノー・コンテストになるのか?気の毒なことだな。EVIL、お前はこのベルトを賭けて俺と大阪エディオンアリーナで対戦、どうだ?EVILvsジェリコ。お前はビッグネームと闘いたいんだろう?有名になりたいんだろう?だとしたら、この試合を通り抜けていかないといけないじゃないか?お前がまだ見たことのないものを見せてやろう。ケニー・オメガ、棚橋、内藤……誰とも違う。俺こそがこのプロレス界で史上最強の男だ。11月3日、このベルトが欲しいんだったらそれを見せてやるよ。(ベルトを掲げて)血も付いてこんなにカッコよくなったこのベルト、お前はもうすでにこのベルトのタイトル戦線の一員になっているんだ。それを覚えておけ。11月3日、お前は死ぬことになる」

ザック・セイバー・ジュニア&TAKAみちのく
ザック「腹ただしい!ジェリコの手を借りなくたって俺はEVILを倒すことはできる。12時間飛行機に乗ってノーコンテストだなんて最低の結果になった。ジェリコ、お前はひとりでボートに乗って大海への航海に出ればいい。内藤もEVILを助けに来たみたいだけれど、遅すぎるだろう。あれじゃ意味ないぞ。友達ならもっと早く助けに来るべきじゃないのかな。そんな意味のない友人関係なんて、本当に無意味なものだね」
TAKA「なんだよ今のは?なんだよ!なんだかわかんねぇけど、内藤哲也、助けに来たつもりか?次はテメェでもいいんだ。二回よぉ、ザックとやって負けてるよな?何回やっても結果は一緒なんだよ。誰もザックには勝てないんだよ。ザックが相手してやるよ。わざわざ12時間かけてやって来てこれか?次来た時はザックはもっと凶暴になってるからな」
ザック「内藤とまたやるなら三回目になるけれど、今度も勝ってみせるし、そうなったらロス・インゴベルナブレスのリーダーを辞めるべきだね」

第7試合

 リストの取り合いから一度距離を取りにらみ合う。再度リストの取り合いからスカルがヘッドロック。KUSHIDAは巻き込んでグラウンドでポジションをとるとフロントネック。スカルは切り返すとショルダータックルの打ち合いからKUSHIDAがアームホイップもスカルが腕ひしぎ。KUSHIDAが抜けるとスカルの腕を巻き込んだ後の前方回転エビ固め。切り替えしあいからKUSHIDAが丸め込むも2。

 KUSHIDAがチョップからロープに飛ぶが、スカルはエルボースマッシュからランニングエルボースマッシュ。場外に降りたKUSHIDAの顔面へエプロンからのスーパーキック。場外乱闘からリングへ戻るとKUSHIDAが延髄斬りも、避けたスカルがロメロ・スペシャル。KUSHIDAはロープを掴みブレイク。

 スカルはエルボースマッシュから再度エルボースマッシュも巻き込んだKUSHIDAがDDT。KUSHIDAはランニングエルボー連発からロープに振ってアームホイップから低空ドロップキック。
 KUSHIDAはショルダーアームブリーカーから走り込むが、担いだスカルがエプロンにおろすもKUSHIDAは延髄斬り。KUSHIDAはコーナーに上るがスカルはエルボースマッシュから正面に登ると雪崩式ブレーンバスター。KUSHIDAが丸め込むも2。
 スカルがスーパーキックを叩き込み両者ダウン。

 チョップの打ち合いからKUSHIDAがロープに飛ぶもスカルはエルボーで迎撃しローリングエルボーからロープにつき飛ばし、帰ってきたところを丸め込むが切り返し合戦。返したKUSHIDAが腕へのミドルキック連打からハンドスプリングもスカルが逆さ押さえ込みからのスーパーキック。
 スカルは顔面に膝蹴り連発もお互い切り替えして膝蹴り連発。打ち勝ったKUSHIDAが走り込むもエルボーの相打ち。再度相打ちからKUSHIDAがオーバーヘッドキック。スカルもラリアットを打ち込むと、再度走り込むがラリアットの相打ち。両者膝立ちになりナックルの相打ちで両者ダウン。

 スカルがエルボースマッシュからロープに飛ぶもKUSHIDAが追走浴びせ蹴り。場外に落ちたスカルへKUSHIDAがコーナーへ登るも、スカルはエプロンに駆け上がりナックルからコーナーに上る。KUSHIDAは正面から腕を極めると雪崩式引き込み腕ひしぎ。スカルはそのままロープ際に押し込みロープへ叩きつけるシーソーホイップ。

 走り込んできたスカルへKUSHIDAがシェルショック。そのまま丸め込もうとするがスカルが引き込み式のチキンウィングスリーパー。KUSHIDAが回転して逃れるとチキンウィングでとらえようとするがスカルが切り返しホバーボードロックの体勢。耐えたKUSHIDAがアームホイップから飛びつこうとするが、逃れたスカルがハーフネルソンスープレックス。
 スカルは投げようとするが、耐えたKUSHIDAがオートマティック・ミッドナイト。
 KUSHIDAは走り込むがスカルは腕をとって指を踏みつけるとロープに飛ぶが、KUSHIDAは前蹴りからホバーボードロックを狙うが、指が痛くて極められない。
 KUSHIDAは腕へのサッカーボールキックからバックトゥーザ―フューチャーを狙うがスカルが丸め込むが2。
 スカルはパワーボムからフォールも2。スカルはスカルドライバーからフォールも2。
 スカルはロープに飛んでラリアット。引き起こしてグラディエーションを狙うが、耐えたKUSHIDAにチキンウィングを狙うも、KUSHIDAは担いでバックトゥーザーフューチャー2連発で3カウント。

<試合後コメント>
KUSHIDA
「獲ったぜ!2018年を生きてた証!ベルトが俺を必要としていたのか、俺がベルトを必要としていたのか、どっちでもいいですよ。どっちでもいい。一年ぶりに巻いてみて、重いっすね。前チャンピオンだけじゃねーぞ。歴代の王者全員の、ジュニアヘビー級全員の反骨心、戦ってる奴ら、みんな持ってんだろ?それ全部背負って、さぁ行こうぜ!アイルランド!さぁ行こうぜ!イギリス!さぁ行こうぜ!タッグリーグ!さぁ行こうぜ!レッスルキングダム!」

マーティー・スカル
「みんなは俺のスケジュールを知らないかもしれないけれど、実は昨日オーランドから飛んできたばかりだ。サンフランシスコから6時間。そこから11時間かけて東京までやってきた。文字通りの時差ぼけ中だよ。昨日来日して夜の12時にはベッドに入ったものの、3時半には目覚めてしまい、そこから今の今までまったく眠れずにいるんだ。疲労もマックスで、さらに時差ぼけもしているんだ。それに比べてKUSHIDAはどうだ?ここから20分もしないところに住んで、どうせ自転車で会場まで来たんだろう。その2人が試合をするのはフェアって言えるかな?なんでタイトルマッチをアメリカでやってくれないんだよ。あいつがアメリカまで来て試合をすればいいだろう。こんなの本当にBSだ。俺にとっては悲劇以外のなにものでもない。今日は自分の勝利を確信し、最近飼い始めた愛犬のウィンストンに勝利を捧げるつもりだった。それについては #WINFORWINSTON というハッシュタグも作ったし、Tシャツも作ったのにそれらすべてが無駄になってしまった。・・・ではビールでも飲んでこよう」

第8試合

 ジェイはすぐに場外に降りて挑発。リングに戻り、ロックアップからジェイがロープに押し込みブレイクから、外道が場外から棚橋の足を掴み、ジェイがエルボーから場外に落とし乱闘へ。
 外道が棚橋にナックルも、棚橋は外道をリングに投げ入れていくが、ジェイが背後から膝へのタックル。ジェイは足へのストンピング連打からニードロップ。棚橋の足を使ってエアギターから捻り上げていくと、場外に降りて棚橋の足をエプロンや鉄柱に叩きつけていく。外道が権利書ボックスで棚橋の足を殴ると、動けなくなった棚橋をジェイが引きずりフォールするがレフェリーがカウントを拒否。

 ジェイは逆片エビ固めを狙うが、蹴り上げた棚橋が走り込むがジェイが場外に投げ捨てると外道が棚橋の足を掴むが、棚橋は蹴りつけてアイルビーバックもジェイが足をキャッチし足へのエルボーからショルダーレッグブリーカー。足を踏みつけてからロープにくくると背中へのエルボー。続けて髪を掴んでのチョーク攻撃から足へのストンピング連打。
 ジェイは首投げから頭をはたくと、なんとか立ち上がった棚橋がエルボー連打。ジェイはスネを蹴り上げると棚橋へランニングエルボー。だが棚橋は避けてジェイの蹴りをキャッチするとドラゴンスクリュー。
 棚橋はエルボー連打からボディスラムで叩きつけてサンセットフリップ。フォールも2。

 棚橋はリバースドラゴンスクリューからテキサスクローバーホールドもジェイはロープを掴みブレイク。
 ジェイは棚橋の足を下から蹴りつけ、ロープ際で場外へのバックドロップ。場外乱闘からリングに投げ入れ、ジェイはイスを持ち出すもレフェリーがリングに入るのを阻止。棚橋が走り込んでジェイにドラゴンスクリューからコーナーに登り場外へのスタンディング・ハイフライフロー。

 リングに戻り、ロープに飛ぶがジェイがチョップで迎撃。再度ロープに飛んだ棚橋をチョップで迎撃すると、コンプリートショットから投げ捨てジャーマン。両者ダウン。

 エルボーの打ち合いから棚橋がエルボー連打。ジェイがガットショットも棚橋がコンビネーションエルボー。走り込むがジェイもコンビネーションナックル。棚橋がビンタ2連発も、ジェイが髪を掴むが棚橋は3発目のビンタ。棚橋はロープに飛ぶが、ジェイが切り替えしてバックエルボーからブレードランナーを狙うが、棚橋も切り替えしてエルボーの相打ち。
 ジェイがエルボー連打も棚橋はツイスト・アンド・シャウト2連発。3発目をジェイがツイスト・アンド・シャウトで返すが、棚橋は再度ツイスト・アンド・シャウト。ロープに飛ぶとスリングブレイドから外道を蹴散らしジェイへドラゴンスープレックスホールドも2。棚橋はコーナーに登るとスタンディング・ハイフライフロー。再度コーナーに登りハイフライフローを投下するも、カウント2で外道がレフェリーの足を掴んで場外に引きずり落としカット。

 外道はメリケンナックルを装着してのナックルも、棚橋はナックルで迎撃。だがジェイが背後から急所攻撃。
 ジェイはイスを掴むと振りかぶるが、棚橋は急所攻撃で迎撃し両者ダウン。

 棚橋はイスをセットするとそこへのボディスラム。コーナーに上るとハイフライフローを投下するが、ジェイが避けてイスへ自爆。
 ジェイはイスを棚橋の顔面に投げつけ、レフェリーが復活するとジェイがブレードランナーの体勢も棚橋は電光石火で3カウント。

 納得いかないジェイが棚橋の足を痛めつけてブレードランナーを狙うが、オカダが救出。しかしジェイがリングに上がりオカダの背後からエルボーも、オカダはジェイにエルボーで場外へ叩き出す。外道が背後からエルボーも、オカダは外道にもエルボー連打からエルボースマッシュ。
 邪道がオカダを制止するとオカダが困惑するが、そこへBULLET CLUB OGがリングへ。BULLET CLUBが邪道と外道を羽交い締めにすると、オカダが困惑しながらロープに飛ぶが、タマがオカダへガンスタン。邪道と外道を含めてOGがストンピング連打。ジェイが困惑しながらリングに上がると、オカダへブレードランナー。邪道、外道、ジェイ・ホワイトがBULLET CLUB OGのポーズを決めリングを後にした。

 棚橋は倒れたオカダのもとへ近づき見下ろすが、助けること無く先に控室へと帰っていった。

<試合後コメント>
棚橋弘至
「(権利者証の入ったアタッシュケースを抱きしめて)ここにあるよ。未来への切符が。過去の産物?お前の時代はローング・タイム・アゴーだ?言っとくけどな、誰にだって未来はあるよ。何歳だって、どんな仕事だって、みんな平等に未来があるよ。俺はあの頃に戻りたいと思って、戻ってきたわけじゃないから。俺は、前に進むために戻ってきたんだ。そこんとこよろしく。ちょっくら、東京ドームまで、付き合えよ」

――最後、オカダ選手にはなにか言葉をかけたんでしょうか
(棚橋は無言で唇に人差し指を当て、ニヤリと笑って退席)

BULLET CLUB OG
タマ「なんか地球が傾いているような気がする、俺たちのいる方向に傾いていないか?・・・紳士淑女の皆さん、ご老人からお子さん、ワンちゃんからネコちゃんまでに紹介しよう。バレット・クラブOGの新メンバーだ」
ジェイ「これは避けることのできない事実だった。ファレとロンドンで2012年に会った時からもうこのストーリーは始まっていた。避けられないものだったんだ」
タマ「ここにいるメンバーがバレット・クラブOGだ。エリートなんてクソなんだ。バレット・クラブOGがリセットした上で再スタートする。俺たちがすべてを制圧するんだ。スイッチブレイドだけじゃない。邪道、外道も加わってバレット・クラブOGだ」
外道「誰が勝者だ?言ってみろ、この野郎!誰が勝者だ?あのリングで転がってる負け犬か?そうは思わねぇな。ここにいる俺たちが勝者だ、この野郎。おい全員に2つ、ワードを送ってやる!ファック・エム(お前らクソだ!)!」

第9試合

 Codyがそれぞれと手を繋ぐと、ケニーにガットショットから飯伏を場外に投げ捨てケニーにヘッドロックからショルダータックル。さらにケニーのハイキックを寝転がって避けると下からの掌底。これでケニーは場外へ。
 飯伏が上がってきてロックアップからCodyがヘッドロックで捕らえショルダータックル。飯伏はすぐに起き上がるとロープに飛んだCodyをドロップキックで場外に叩き出すと対角線を走るが、ケニーがリングへ上がりこれを阻止。Codyがケニーの背後から殴りかかり飯伏へナックル。
 飯伏はCodyをロープに振り、飯伏がミドルキックからケニーがコタロークラッシャー。飯伏がフォールもケニーが足を引っ張り阻止してフォールも今度は飯伏がケニーの足を引っ張り阻止してフォールも2。

 Codyが飯伏を突き飛ばしケニーに叩きつけると、ケニーに投げ捨てブレーンバスターからフォールも2。
 Codyは場外の飯伏に前落としからリングに戻るとケニーがエルボー連打からロープに飛ぶもCodyは追走ニーリフト。フォールも1。
 Codyは場外の飯伏を投げようとするが、飯伏は着地しエルボー連打から鉄柵に叩きつける。そこへ走り込むがCodyはショルダースルーで客席へ叩きつける。

 リングに戻ったCodyへケニーはガットショットからナックル連打。さらにエルボーからチョップを叩き込むもCodyがコーナーへモンキーフリップ。フォールも2。

 Codyはスワンダイブも避けたケニーがフランケンで場外へ投げ捨てノータッチ・トペコンヒーロ。
 リングに戻るとケニーがカミカゼから飯伏がその場飛びシューティングスター。ケニーがムーンサルトもCodyが避けて飯伏のムーンサルトをケニーが肩車で阻止し片翼の天使を狙うが飯伏が着地しケニーを睨みつける。
 Codyが飯伏に走り込むが飯伏はバックエルボーで迎撃。ケニーが飯伏にエルボーから飯伏がコーナーに振って走り込むが、避けたケニーがCodyに走り込むがCodyはパワースラム。Codyは飯伏に走り込むが飯伏はパワースラムからコーナーに飛び乗りセカンドロープからのムーンサルトからフォールも2。

 Codyは飯伏にサミングからケニーのエルボーをガードしガットショットから飯伏へのダブル攻撃を指示。Codyとケニーはダブルブレーンバスターを狙うが、Codyはその手を離すとケニーにスクールボーイも2。

 ケニーとCodyはエルボー合戦からCodyがスーパーキック。ケニーはチョップから高速ドラゴンを狙うがCodyは足を刈って倒し足4の字。そのままナックルの打ち合いも、飯伏はケニーにストンピング連打。ケニーは飯伏の足をキャッチしアンクルホールド。Codyはケニーを絞り上げるが、飯伏がCodyにサッカーボールキックからケニーへその場飛びムーンサルトを投下しフォールもCodyが足を離しカット。

 飯伏はCodyをコーナーに振るが、Codyは飯伏を丸め込んでからラリアット。避けた飯伏がサッカーボールキック。これを避けたCodyにその場飛びムーンサルトもCodyは剣山で迎撃。そのCodyをケニーが高速ドラゴンで投げ捨て飯伏に蒼い衝動式牛殺し。Codyがケニーにディザスターキックも避けたケニーが高速ドラゴンスープレックス。
 ケニーはCodyにVトリガーを狙うが、飯伏がスワンダイブミサイルキックでカット。Codyは飯伏にスワンダイブミサイルキックからシルバースプーンDDT。フォールも2。

 Codyは腕立て伏せから飯伏の腕にナックル。飯伏はロープに振ってラリアットも、避けたCodyは場外のケニーへトペスイシーダ。飯伏はバミューダトライアングルを狙うが、Codyはナックルで動きを止めエプロンでクロスローズを狙うも、ケニーが足を掴んでガード。Codyはケニーを蹴りつけると飯伏にクロスローズを狙うが、飯伏がオーバーヘッドニーからケニーがCodyを担いで実況席へのパワーボム。飯伏はそのケニーへ場外バルキリースプラッシュ。

 飯伏はリングに投げ入れたケニーへスワンダイブを狙うが、リングに入りケニーに正々堂々と正面からの勝負を要求。
 ロックアップ合戦からエルボー合戦。ビッグブーツの打ち合いから飯伏がコンビネーションキック。ケニーがキャッチしチョップを打ち込むと、高速ドラゴンスープレックスからVトリガーを狙うも、避けた飯伏のラリアットをビッグブーツで迎撃するが飯伏は投げ捨てジャーマンも着地したケニーが飛び膝。再度飛び膝からリバースフランケンも、着地した飯伏がショートレンジラリアット。
 飯伏はコーナーに登るが、Codyが突き飛ばしてカット。
 Codyはコーナに登るとカットに来たケニーを蹴りつけてカナディアンデストロイヤー。フォールも2。
 CodyはDIN’S FIREを狙うが着地したケニーがゼロ戦キック。ケニーは串刺しVトリガーを背中に突き刺し、コーナーに座らせると雪崩式ドラゴンスープレックスの体勢も、Codyが耐えるがそのすきに飯伏がリングに戻り、ケニーが落下するとCodyのバックを取る。ケニーが飯伏を引きずりおとしてCodyのバックをとるが、飯伏は背中への延髄斬りからケニーを担ぐとやり投げを狙うも、ケニーは着地し飯伏へガットショットからCodyへ叩きつけるパワーボム。さらにケニーが飯伏にデスバレーボムからフォールも2。
 ケニーは飯伏にVトリガーから片翼の天使を狙うが、飯伏は着地しケニーをCodyへ叩きつける槍投げ。

 飯伏はエプロンに転がったCodyへぶっこ抜きジャーマンを狙うが、ケニーが飛びこんで二人まとめてパワーボム。
 ケニーは飯伏にVトリガーからCodyにもVトリガー。ケニーはCodyに片翼の天使を狙うがCodyは着地するとパワーボムの体勢も、飯伏がケニーをキャッチしジャーマンで叩きつけてフォールもCodyがカット。
 Codyは飯伏にマウントナックルを打ち込んでいき、エプロンのケニーにディザスターキック。Codyは場外に降りて机をセットするが、ケニーがカットしにくるとCodyはナックルで迎撃しケニーは机に突っ伏す。飯伏は背中にエルボーから担ぐが、ケニーはカットしようとスワンダイブを狙うがCodyは突き飛ばしケニーは場外の机に落下。

 Codyはコーナーに上るが、飯伏はナックルから正面に登ると雪崩式ブレーンバスター。Codyが丸め込むも2。
 飯伏はラリアットも避けたCodyがブーメランアタックを狙うが飯伏はハイキックで迎撃。
 飯伏はライガーボムからフォールも2。
 飯伏はカミゴェもCodyは避けてラリアット。飯伏は巻き込んでクロスアームジャーマンスープレックスも1で切り返したCodyへカミゴェを叩き込んでフォールもケニーがレフェリーの手を掴んでカット。

 ケニーは飯伏の肩を掴んで謝るが、飯伏はケニーに掌底連打。ケニーも掌底で返していくが、飯伏はCodyに向き合うと掌底。Codyは場外へ転がる。
 ケニーは飯伏にエルボー連打も飯伏はビンタ。ビンタ合戦から飯伏がコンビネーションキック。ケニーは片足タックルも飯伏はマウントを取り掌底を叩き込んでいく。さらにナックル連打もこれはレフェリーが止め、飯伏はケニーにランニングニーも2。

 飯伏はカミゴェを狙うがCodyが場外から足を引っ張り引きずり落とすと、リングに走り込みケニーにクロスローズ。フォールも2で飯伏がダイビングフットスタンプでカットに入るがCodyは避けてケニーにヒット。Codyは飯伏を場外に投げ捨てるとケニーにクロスローズ。フォールも2。
 
 Codyは飯伏にパントキックからDIN’S FIRE。フォールもケニーがカット。
 Codyはイスをとるが投げ捨て、USヘビーのベルトを持つがこれはニックに投げ捨て、椅子を持ってリングに入るもケニーが飯伏の上に覆いかぶさり阻止。Codyはケニーにストンピングからイスを振りかぶるが、飯伏がイスを奪って投げ捨てるとCodyにハイキック。
 ケニーは飯伏にリバースフランケンからリバースタイガードライバー。フォールも2。
 ケニーは飯伏にVトリガーから片翼の天使を叩き込み3カウント。

 ケニーとCodyは飯伏に手を貸し引き起こす。
ケニー「イブさんが立てるまで待つよ。Codyも戻ってきて。みなさんが一緒に立てるまで、最後のマイクパフォーマンスはやらないです。OKていったらイブさん立ちますよ。しめますよ。立てるって。立つって。みんな、一緒にBULLET CLUBじゃなくて、ELITE、ELITEで、最後でそのリングに立ちましょう。もしかしたらこの会場の中の皆さんが3WAYマッチ初めて見たところですか?始めてですか?一人ずつ聞けないですけど、皆が同じ声同じタイミングでそれはどう思ってましたか?面白かったですか?実現、できてこの試合ができて、それはファンのみなさんのおかげですよ。この団体のおかげですよ。もちろん、他の団体もできるかもしれないですが、ブシさんっぽく、ケニーっぽく、Codyっぽく、ELITEっぽくできない。もう一回感謝したいと思います。だからさ、もう、最後で、東京ドームのメインが決まったんじゃないですか?まあ確かに、そろそろ会見ですから、もう何も言わ無くても良いんじゃない?だからさ、しめましょう。アイマストスピーチロングユー。飯伏、アイラブユーサンキュー。Cody。ラブトゥメン。バックス。アイラブユー。BULLET CLUB、ラブ。グッドバイ、アンド」
(棚橋がリングへ)
ケニー「棚橋、ふたりとも疲れてるんだよ。ですから、もしなにか言いたいなら今のうちだぜ」
棚橋「ケニーくん、俺は怒ってるよ。皆拍手してたけど、ここは、新日本だから。まあ俺があえて言ってやるよ。ケニー、お前、賞味期限切れだ。東京ドームで決着つけようぜ」
ケニー「東京ドームだったら、ゴーエースってなるかもしれないんですけど、両国は、すいませんですから、両国はですね、グッドバイ、アンド、グッドナイト!バーン!」

<試合後コメント>
棚橋弘至
「ベストバウトマシーンなんでしょ?お客さん置いてけぼりじゃん。是非ね、棚橋相手にベストバウトしてくださいよ」

ケニー・オメガ
「今もやはり複雑な気持ちだよ。もちろん歴史を作ったという事実は変わりないが、自分の親友を倒したということに対してやはり悲しい気持ちもある。でも、どうすればいいのかと言えば勝つ以外何もなかった。だから、勝てたことは何者にも変えられないものだ。でも自分の一生やプロレスラーとしてのキャリアの成功以外にも大切なことはあるんだ。それは分かっている。ただ私達はプロレスを変えるため、プロレスを見ている世界を変えるためにも、この3WAYをやってみたかったんだ。今日3WAYを始めて見た人もいるかも知れないし、様々な意見があるかもしれないが、それをやってみて、ファンにそれを味わわせてやることが出来るのは俺達だけだったと思う。だからこそ、新しいことをやることに恐れはないし、それを一人ではなくこのメンバーで出来たことをとても嬉しく思っている。東京ドームまでにまだまだ試合があるし、フィンレーについても片付けなきゃいけないことがあるね。それが終わったら棚橋と俺の二人きりだ。この最大の称号をかけての1vs1の闘いだ。タナはこれからも記者会見や自分のポッドキャストとかで好きなことを好きなように言うんだろうけど、それはただの言葉でしか無い。そうやってファンを洗脳して自分の味方にするのはいいかもしれないけど、東京ドームのリングの上では、そんなものは俺には通用しない。色々な歴史、そしてストーリーというものを何も考えずに後に置くことを考えていない。私はインターコンチネンタルのチャンピオンとして、そしてUSヘビー級王者として色々なことを成し遂げてきた。特にUS王者のときにはクリス・ジェリコと戦って新しいストーリーを作り上げてきた。そして今、IWGPのヘビー級で3WAYというまた新たなことをやってみせた。ここにいる人達みんな……自分だけじゃない。みんなでこの歴史を作っているんだ。そういった新しいこと、そして未来に向けて私はプロレスを進めていっている。もちろん棚橋のことはリスペクトしているが、もう彼の過ごしてきた時間、過去をしっかりと封印すべきときが来ているんじゃないかと思う。そこに置いてある古く大きなショットガンで弾丸を打ち込んで、それを終わらせようと思う。ただ、ここにはまだもう一つだけ闘いをするスペースが残っているだろう?自分自身を終わらせるそのショットは私が打ち込んでやろう。我々は歴史を描いているんだ。これは身体的にも精神的にも摩耗するものだし、今も疲労でいっぱいだ。怪我を押しての試合になっている。今は気分も良くないんだ。また明日会いましょう」

Cody&飯伏幸太
Cody「昨年の今頃を思い返せば、俺たちはレッスルキングダムで戦うためにいろいろと汚い手を使ったよね。なのに1年経ってこれだけ関係性が変わるんだから不思議なものだね。負けるのは誰でも避けたいものだけど、今回は特に友人と試合をしたこともあってまだほろ苦い気持ちでいっぱいだけれど、今はこのような新しいファミリーができあがったと思っているので、とてもエキサイティングだ。(飯伏に対して)今日はすごく良かったよ」
飯伏「サンキュー」
Cody「ケニーはこれで東京ドームのメインのリングに立つ事になった。あのリングに最後に足を踏み入れる男になったんだ。俺たちはそれを全力でサポートすることで2019年を始めることにしよう。それ以降についてはまだ何も言えないけれど、俺たちは俺たちのままやっていくぞ」

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