さくらえみが試合中のギックリ腰を乗り越え駿河メイから王座防衛!「海外で頑張ってるのは里歩と志田光だけじゃない」

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 31日、東京都・新木場1stRINGにて我闘雲舞『ガトーパンプキン 〜gtmv14〜』が行われ、さくらえみが駿河メイを破って3CW女子選手権王座を防衛した。

 昨年さくらがイギリスの3CW(3 COUNT WRESTLING)より持ち帰り、4度目の防衛戦となるこの試合、メイにとっては11月のイギリス遠征を前に王者として箔をつけて旅立ちたい試合であり、デビュー戦以来1年5ヶ月ぶりとなる師匠・さくらえみとのシングル戦であり、師匠超えがかかった大一番となっていた。

 試合は堅実なグラウンド戦に始まり、メイが得意のフルネルソンで攻め込んでいくが、さくらも熟練のテクニックで優位を取り返しロメロ・スペシャルを狙っていくが、これをメイが後ろに倒れ込んで切り返した際にさくらはギックリ腰を発症。
ベソをかき始めるさくらに対し、メイは笑顔で腰への一点集中攻撃を開始してさくらは窮地に陥るが、メイのプロペラクラッチ、メイプラモデルを必死に返したさくらは垂直落下式タイガードライバーや半回転ひねったリバーススプラッシュなどを投下して攻め立て、最後はメイのメイプラモデルを切り返してのスモールパッケージで勝利を収めた。
 意地の王座防衛を果たしたさくらは満身創痍で立ち上がることもままならず、寝転んだままベルトを受け取り勝ち名乗りを上げ、エンディングには傘を杖代わりにして立ちながら参加した。


 傘を杖にしながらヨロヨロとバックステージへ戻ったさくらは11月からイギリス遠征に旅立つメイに対し「私より動けるし、SEAdLINNNGさんとか仙女さんとか色んな団体さんに上がらせていただいて独自の進化を遂げて、私の知らないところで勝手に強くなって帰ってくる。来年2020年はイギリスだけでなく、アジア、もっと色んな国でチャンスを掴んで外に行ける選手だと思うし、メイの成長とともに我闘雲舞も大きくなっていかなきゃいけない。里歩がいて、メイがいて……あ、里歩はいないんだ、もう。メイちゃんがいれば我闘雲舞は安泰だと思います」とメイの将来性に太鼓判。

 そして自身のことについては、「忘れないでほしいのは、私も超頑張ってるよ!ホントに頑張ってる!月に2回はアメリカ行って、アメリカからイギリス行ってアイルランド行って、日本帰ってきて今日タイトルマッチやってまた3日後にアメリカ行くの!ホント里歩ちゃんと志田さん(志田光)だけじゃないっていうのを言いたいんですが、まだまだ皆さんに認めてもらえるのは時間がかかりそうなので、コツコツやるべきことをやって、我闘雲舞のみんなの誇りになれるよう頑張りたいと思います」と日本の女子プロレスを世界に広げる旗手としての意地を語った。

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