【試合結果】10・7 希月あおい引退興行 希月あおい&里歩&駿河メイvsさくらえみ&真琴&志田光
希月あおい引退興行『ファイナルハッピー』
日程:2018年10月7日(日)
開始:12:00
会場:新宿FACE
観衆:501人・超満員札止め
▼タッグマッチ20分1本勝負
○松本浩代(フリー)/中森華子(PURE-J)
8分46秒 リバーススプラッシュ式ダブルニードロップ→片エビ固め
沙紀(Beginning)/●トトロさつき(アイスリボン)
▼シングルマッチ 15分1本勝負
○尾崎魔弓(OZアカデミー)
8分29秒 オザキック→片エビ固め
●春日萌花(フリー)
▼タッグマッチ 20分1本勝負
高橋奈七永(SEAdLINNNG)/●水森由菜(我闘雲舞)
9分21秒 後方回転エビ固め
○米山香織(YMZ)/藤ヶ崎矢子(PURE-J)
▼10人タッグマッチ 30分1本勝負
藤本つかさ(アイスリボン)/松本都(アイスリボン)/柊くるみ(アイスリボン)/つくし(アイスリボン)/●朝陽(アイスリボン)
13分12秒 ハムロール
星ハム子(アイスリボン)/宮城もち(アイスリボン)/世羅りさ(アイスリボン)/雪妃真矢(アイスリボン)/○星いぶき(アイスリボン)
▼希月あおい引退試合 無制限1本勝負
●希月あおい/里歩(我闘雲舞)/駿河メイ(我闘雲舞)
17分30秒 2階からのニャンニャンプレス→片エビ固め
○さくらえみ(我闘雲舞)/真琴(フリー)/志田光(魔界)
希月あおいのプロレス生活ラストマッチは師匠・さくらえみが勝利!あおい「もう後悔はありません!プロレスをやりきったぞー!」
オープニング
かつての入場曲である『FUTURE STAR』にのせて、今までの軌跡をなぞったオープニング映像が流される。
続いてあおいが登場。
あおい「皆さんこんにちは!空の色は(あおい~)海の色は~(あおい~)私は希月(あおい~!)ありがとうございます、ハッピメイカー希月あおいです!今日は、こんなにたくさんのご来場を、本当にありがとうございます!絶対に、笑顔でリングを降りたいと思いますので、今日はもう泣かないぞー!でも、プロレスを、大好きなプロレスを今日引退するので、悔いないように最後にリングを降りることは約束させてください。今日は皆さん、皆さんが大好きなプロレス、私が大好きなプロレスを世界一楽しんでいってくださいね!それでは私がファイナルハッピーって言ったらみなさん一緒にスタートって言ってください。あおいの引退興行始まります!ファイナルハッピー、スタート!」
第1試合
アイスリボン初期に新人として参戦していた松本浩代が、あおいがアイスリボンのエースとして育ち始めていた若手時代にJWPのエース候補として育ち始めていた中森華子とタッグ。対するは、師匠であるさくらえみがアイスリボンを抜けて起ち上げた我闘雲舞で成長した沙紀と、あおいがアイスリボンを抜けたあとにアイスリボンでデビューしたトトロさつきのタッグ。
沙紀とトトロが握手から急襲し試合開始。それぞれコーナーでエルボーを連打するが、松本と中森が体勢を変えてエルボー連打。中森と沙紀が中央に振ってからサンドイッチボディアタックから中森へハッピートレイン。松本もなぜかこれに加わりポーズをきめる。
沙紀とトトロがロープに振るが、中森はまとめてドロップキックで蹴散らすとトトロの顔面をロープでこすり、首投げからサッカーボールキック。さらにPKを叩き込んでギロチンドロップを投下。フォールも2。
中森はロープにトトロの上半身を巻き込んで、エプロンからのミドルキック連発からのサッカーボールキック。中森は松本にタッチ。
松本はストンピング連打から逆水平チョップ。ロープに振っていくがトトロがショルダータックル。受けきった松本とショルダータックルの打ち合いもこれは松本が制してフォールも2。
松本は中森にタッチ。
中森は背中へのミドルキックからコーナーに叩き込みミドルキック連打。さらに串刺しミドルから逆コーナーに振るがトトロがショルダータックルで迎撃し沙紀にタッチ。
沙紀はケンカキックも松本がショルダータックルを叩き込み中森とダブル攻撃を狙う。沙紀はこれを避けると二人まとめてフェイスバスター。
沙紀は中森のラリアットを避けるとマンハッタンドロップからコーナーに叩きつけてアームホイップ。続けてリバーススプラッシュも、避けた中森がコンビネーションキックからケンカキック。コーナーに登るとミサイルキックからフォールも2。
中森はフィッシャーマンスープレックスホールドも2。中森は松本にタッチ。
松本はボディスプラッシュから走り込むが、前蹴りでカットした沙紀がエルボー。エルボー合戦から沙紀がロープに飛ぶが松本が追走ボディスプラッシュから投げようとするも、沙紀が逆にブレーンバスター。沙紀はトトロにタッチ。
トトロはランニングボディプレスからセントーンを投下。フォールも2。
トトロは担ぐとカミカゼから沙紀がリバーススプラッシュ。続けてトトロがコーナーに登ると沙紀がファンタスティックフリップで叩きつけフォールも中森がカット。
トトロは改めてコーナーに上るが、松本はデッドリードライブで落とすとバックドロップを狙う。耐えたトトロにエルボーからロープに飛ぶが、沙紀が追走ニー。そこへ中森がハイキックを叩き込み、トトロにもハイキックを叩き込むと松本が走り込むがトトロはクロスボディアタックで迎撃しフォールも2。
トトロはロープに飛ぶが、松本が追走ラリアットから中森がシャイニングウィザード。松本がスライディングラリアットを叩き込んでフォールも沙紀がカット。
松本はショートレンジラリアットからフォールも2。
松本はリバーススプラッシュ式ダブルニードロップを投下し3カウント。
第2試合
あおいはアイスリボンを抜けた時にフリー初戦としてOZアカデミーにあがり、いきなり尾崎魔弓とシングルマッチを行った。あおいがデビューした我闘姑娘の直の先輩であり、現在フリーになった春日萌花が尾崎とシングルマッチをおこなう。
尾崎が春日の握手をはじくと、これに怒った春日のドロップキックを避けて場外に投げ捨てると場外乱闘へ。
リングに戻るとブレーンバスターからフォールも2。
尾崎はチェーンを持ち出すとセコンドの紫雷美央がレフェリーの気を引き、そのすきにチェーンナックル連発。さらにチェーンでのチョーク攻撃から、チェーンへのフェイスバスター。春日の顔面を連続でチェーンに叩きつけるとチェーンを使ったキャメルクラッチ。尾崎は担ぐも着地した春日がバックを取るが、これはエルボーで抜けた尾崎がロープに飛ぶも春日は追走ニーから蹴り上げてランニングフットスタンプ5連発。フォールも2。
春日はコーナーに上るとミサイルキック。さらにノーザンライトスープレックスホールドも2。
春日は再度コーナーに登るとセカンドロープからのダイビングフットスタンプ。フォールも2。
春日はコーナーに登るが、美央が足を持って動きをとめて、尾崎が正面に登り雪崩式ブレーンバスター。フォールも2。
尾崎はチェーンを持つと、コーナーに振って串刺しチェーンナックル。逆コーナーに振って再度串刺しチェーンナックル。もう一発を狙うが、春日がチェーンを掴んで綱引き状態へ。これは尾崎が引っ張り近づいてきた春日にチェーンナックルから再度チェーンナックル連発。走り込んできた尾崎に春日は前蹴りからの逆さ押さえ込み。返されるとロコモーション式の逆さ押さえ込み。これも返されるとエビ固めも2。
尾崎は裏拳からフォールも2で髪を掴んで起こし、再度裏拳を叩き込んでフォール。これも2で髪を掴んで引き起こすと、美央がチェーンを尾崎に渡しチェーン裏拳。避けた春日へ再度チェーンナックルを狙うが春日はお嬢様クラッチも2。
春日がロープに飛んで走り込むが尾崎は裏拳で迎撃しフォールも2。
尾崎はオザキックを叩き込んで3カウント。
第3試合
若手時代のあおいの師匠の一人でもある高橋奈七永が、我闘雲舞にあおいが参戦するようになってからの後輩となる水森由菜とタッグ。対するは師匠であるさくらえみとリセットというタッグを組んでいた米山香織と、米山のJWP時代の後輩である藤ヶ崎矢子のタッグ。
米山「おいお前らよく聞け!ここにいる藤ヶ崎矢子は、自分のことを可愛いと思ってるやつを成敗するビジュアルハンターだ!女子プロレス界で1,2を争うほど自分のことを可愛く思っている希月あおいが引退する今、たいして可愛くもないのに、自分のことを可愛いと思ってるお前らを成敗してやる~!」と急襲。
だが水森と奈七永はエルボーから蹴りつけめった打ち。米山と矢子をコーナーに振ると水森が串刺しボディスプラッシュ。さらに奈七永も串刺しボディスプラッシュで潰し、矢子に首投げからサッカーボールキック。水森もドロップキックを叩き込んでストンピング連打。続けてヘアーホイップを狙うが、耐えた矢子がエルボーから髪を掴んでひねるとヘアーホイップ。ロープに振るとヒップアタックを叩き込んでフォールも2。矢子はフットスタンプからフォールも2。矢子は米山にタッチ。
米山はロープにくくって鼻フック攻撃。これを離すとフェイスバスターからフォールも2。米山は矢子にタッチ。
矢子はフェイスバスターからキャメルクラッチ。米山が矢子を引っ張って絞り上げると、水森に変顔をさせる。矢子はこれを離すと逆片エビ固め。水森はロープに這ってブレイク。
矢子はロープに振るが水森はドロップキックで迎撃し奈七永にタッチ。
奈七永はショルダータックルからエプロンの米山に走り込むも、米山は避けてモンゴリアンチョップ。矢子がロープに振るが奈七永はエルボーを避けてショルダータックルで倒しフォールも米山がセントーンでカット。
奈七永をコーナーに振り走り込むが、奈七永は米山と矢子をそれぞれラリアットで迎撃するとバックドロップ。フォールも2。
奈七永は矢子の顔面を蹴りつけると、矢子はエルボー連打。奈七永はビンタから延髄斬りを叩き込んでロープに飛ぶが矢子は追走ヒップアタックからノーザンライトスープレックスホールドも2。矢子は米山にタッチ。
米山は奈七永の背後から串刺しニーを叩き込むと投げようとするが、耐えた奈七永にモンゴリアンチョップ連発。ガードした奈七永にぐるぐるパンチからクロスチョップを叩き込むとロープに飛ぶが、奈七永は避けて投げ捨てジャーマン。
奈七永は投げようとするが、矢子がカットしダブルで投げようとする。耐えた奈七永がそれぞれにダブルチョップからロープに飛ぶが、米山が丸め込み、返した奈七永の顔面に矢子がヒップアタックから米山がフォールも、これも奈七永が返すと矢子が再度顔面にヒップアタックを叩き込み米山が丸め込むが2。米山と矢子はダブルのブレーンバスターを狙うが、奈七永は二人まとめてブレーンバスターから米山にバックドロップを叩き込みフォールも2。奈七永は水森にタッチ。
水森はショルダータックル連発からフォールも2。
水森は米山を担ぐが矢子がカットし、ダブル攻撃を狙うが奈七永が出てきて水森とそれぞれドロップキック。
水森は米山を奈七永は矢子を担ぐとトロピカルバスターからトロピカルボール。フォールも2。
水森は後ろ回し蹴りも避けた米山がロープに押し込むが、ヒップアタックで逃れた水森に米山がランニングクロスボディからフォールも2。米山はセントーンからフォールも2。
米山はコーナーに上るも奈七永がビンタから正面に登り雪崩式ブレーンバスター。そこへ水森がトロピカル☆ヤッホープレスからフォールも2。
水森はトロピカルスプラッシュからトロピカルバスター。これを米山は丸め込むが2。
水森のラリアットを米山が丸め込むが2。米山は走り込むが水森はラリアットでなぎ倒しフォールも矢子がカット。
水森は胴回し回転蹴りも、ガードした米山がぐるんちょで3カウント。
第4試合
さくらえみと希月あおいが抜けた今のアイスリボンを支えるメンバーたちによる10人タッグマッチ。
藤本側が急襲し試合開始。それぞれ串刺し攻撃からアジュレボとらぶっちゃが切り替えしておしりだー!これを返した藤本軍が青春ピラミッド。
都がいぶきにヘアーホイップを狙うが、いぶきが逆にヘアーホイップから世羅にタッチ。
世羅はストンピングから逆エビ固め。そのまま変形カンパーナから背中へのダブルニードロップ。フォールも2。世羅はもちにタッチ。
もちはボディスラムからフォールも2。もちはハム子にタッチ。
ハム子はコーナーに登り、もちがハム子の腹に都を叩き込むとそのまま正面に登りサンドイッチ腹ウォッシュ。ハム子がロープに振ろうとするが、都はカニバサミからロープに飛ぶがハム子が都側に転がり、都はこれにコケる。ハム子は息吹にタッチ。
いぶきは都の捻った足にストンピング連打。そのままフェイスバスターをフェイントにボディスラムで叩きつけて雪妃にタッチ。
雪妃は往復サッカーボールキックからランニングレッグラリアート。
雪妃はアンクルホールド。都はロープを掴みブレイク。
雪妃はボディスラムを狙うが、耐えた都がロープに飛んでスリングブレイドから藤本にタッチ。雪妃も世羅にタッチ。
藤本は次々ドロップキックも、もちがカットするが藤本は世羅にもちを振ってつくしとくるみが串刺し攻撃から藤本が二人を踏み台にしての串刺しドロップキック。
藤本はもちに卍固めから青春ピラミッドをアピールするが会場からは「お前の青春は終わってる」とブーイング。藤本はつくしにタッチ。もちも世羅にタッチ。
藤本は世羅をロープにくくるとつくしとともに背中にドロップキック。
つくしはラニングクロスボディアタックもキャッチした世羅がセラリズムバスター。
世羅は「あおいさん13年間お疲れ様でしたー!ということで今日は13周回すんで!」とジャイアントスイング。その横で都がくるくる周りはじめある。13周回った都を藤本が場外に叩き出し、つくしはくるみに、世羅はもちにタッチ。
くるみはショルダータックルから顔面にドロップキックを叩き込みフォールも2。
くるみは朝陽をもちに叩きつけてフォールもこれはカットが入る。
くるみは投げようとするが、耐えたもちにトラースキックからロープに飛ぶが、雪妃がトラースキックでカットしもちとダブルのブレーンバスター。もちはフォールも2。
もちはハム子にタッチ。
もちがシャイニング腹ザードからハム子もシャイニング腹ザード。フォールも2。
ハム子はつっぱり連発からロープに飛ぶが藤本が追走ドロップキック。くるみがとびだせ元気からくるみがキャノンボールを叩き込み、そのまま人でなしドライバー。フォールも2。
藤本、朝陽、つくしが場外へのプランチャを投下し、くるみがハム子にラリアットも避けたハム子が投げ捨てジャーマン。だがくるみもすぐさま投げ捨てジャーマン。すぐに立ち上がったハム子がラリアットでなぎ倒すが、くるみも走り込んでラリアット。両者ダウンしタッチ。
朝陽と息吹はエルボー合戦から息吹がエルボー連打。いぶきはボディスラムを狙うが、朝陽が逆にボディスラム。コーナーに振ると串刺しドロップキックからつくしが追走低空ドロップキック。藤本も低空串刺しドロップキックから朝陽がミサイルキックを叩き込んでフォールも2。
くるみが息吹を引きずりコーナー下にセットすると、くるみは藤本、都、朝陽、つくしを背負ってのボディプレス。フォールも世羅がカット。
朝陽は走り込んでソフトクリームを狙うが、雪妃がカットしコーナーに振ると串刺しニー。 さらに世羅が串刺しダブルニーかららぶっちゃがもちハムバーガー。最後にいぶきがライトニングスパイラルからフォールも都が踵落としでカット。
次々選手がスイッチしていくと、つくしが世羅にダイビングフットスタンプ、くるみが雪妃にダイビングボディプレスを投下。朝陽がいぶきをソフトクリームも丸め込み合戦。朝陽にもちがハムロール。続けてハム子といぶきがハムロールで続き3カウント。
第5試合
あおいの引退試合は、アイスリボン時代に9歳のエースだったが今は21歳のエースに成長した里歩と、その後輩として我闘雲舞に入団した新人の駿河メイ。
対するは師匠であるさくらえみ、一番近い後輩である真琴、アイスリボンのアイドルプロジェクトからデビューした後輩の志田光のタッグへ。
リングアナは里歩の姉である聖菜が行う。
メイはあおいが入場で使っていたレインボーの羽を持って入場。あおいはこの日限定の光る羽で入場。
さくらはあおいの握手をはじく。先発はあおいと真琴。ロックアップから真琴がロープに押し込みクリーンブレイク。
手4つをフェイントに真琴がガットショットからヘアーホイップ。あおいは側転して切り返すとクロスボディも、真琴はキャッチして正面に落としてフォールも、あおいはブリッジして抜けると真琴が走り込むがあおいは翻弄してアームホイップ。メイと里歩が出てきてハッピーフェイントからあおいがセントーン。メイがかにばさみで真琴の上に、里歩がさくらをかにばさみで倒して青春ピラミッドを決める。
里歩とメイが裏切りあおいにガットショットからコーナーに振ると、ゆかりのある選手たちによるトレイン攻撃。最後に真琴が串刺しビッグブーツからフォールも2。真琴はさくらにタッチ。
さくらはフォールも2。モンゴリアンチョップの打ち合いからあおいがモンゴリアンチョップ連発。さくらが返してコーナーに振ってさくらえみ70kgを狙うがあおいはドロップキックで迎撃しメイにタッチ。
メイは手を握ってロープを往復してのアームホイップ。
メイは羽交い締めにするが、バックの取り合いからヘッドロックで捕らえてそのままコーナーに突撃。あおいが出てきてさくらにヘッドロックからコーナーに突撃。
志田がカットしようとするが、メイがガットショットからヘッドロックで捕らえ、あおいとともに中央に突撃し正面衝突。あおいが志田に、メイがさくらにローリングクレイドルから変形グラビア固め。フォールも2。
メイが投げようとするがさくらが逆にボディスラムで投げ捨て真琴にタッチ。
真琴がビッグブーツからフォールも2。真琴はコーナーに振るが、メイが真琴を飛び越えてスクールボーイも2。再度飛び込んでスクールボーイも2。メイはカニばさみクラッチも2。メイは里歩にタッチ。
里歩は串刺しニーからノーザンライトを狙うが、耐えた真琴が腕へのビッグブーツからロープに飛ぶが里歩は追走ニー。里歩はロープに飛ぶが真琴が追走ビッグブーツからネックハンギングボムを狙うが里歩は丸め込んでフットスタンプからダイビングフットスタンプ。避けた真琴へ走り込むが、真琴はショルダースルーでロープに横たわらせて蹴り上げるとWWニーからフォールも2。真琴は志田にタッチ。
志田は投げようとするが耐えた里歩がエルボー連打。ロープに飛ぶが志田がジャンピングニーも、避けた里歩がジャンピングニーを放つが志田はキャッチし。里歩は走り込むとコルバタから619。さらに後頭部にランニングニーを叩き込んでフォールも2。里歩はあおいにタッチ。
あおいはバックブリーカーからブレードランナー。さらに駆け上がり式のセントーンからフォールも2。
あおいはノーザンライトを狙うが、耐えた志田とエルボー合戦。あおいが「いままでありがとー!」とエルボー連打も志田は「うるせー!」と延髄斬り。ロープにとんだあおいが追走ラリアットからロープに飛ぶが、真琴がエプロンから抑えるとあおいはエルボーで蹴散らし志田が串刺しエルボーからダイビングエルボー。そこへ真琴が飛び込むも、里歩が真琴を迎撃し、里歩が真琴に、あおいが志田にノーザンライトスープレックスホールドも2。
あおいと里歩は志田をコーナーに振ると、あおいを志田がキャッチしコーナーに横たわらせ、里歩もキャッチするとブレーンバスターであおいに叩きつける。メイもあおいにブレーンバスターで叩きつけると、真琴が走り込んで来るが志田は真琴にガットショットからあおいにブレーンバスター。さくらが嫌がるが、志田が走り込んでガットショットからあおいにブレーンバスターで叩きつけるとあおいはそのままコーナー下に落下。
志田はあおいにブレーンバスターの体勢からのサイドバスターからフォールも2。志田はさくらにタッチ。
さくらは腰を抑えながらあおいにチョップ連発でコーナーに押し込み、さくらえみ75kg。続けて投げようとするが、あおいがショートレンジラリアット連発からジャンピングラリアット。さくらはこれを巻き込んでバックブリーカーからブレードランナー。ロープに振ってラリアットも、避けたあおいとメイが腕を組んでコサックダンスからさくらにダブルのジャンピングラリアット。あおいとメイはSTOから里歩がダイビングフットスタンプ。あおいがスノーブロウからフォールも2。
あおいはクロスアームスープレックスを狙うが、さくらが切り替えしてヘッドバッドからチョップ。さらにラリアットを狙うが、あおいは巻き込んで回転しフォールも2。
あおいがロープに飛ぶがさくらはカニばさみからラ・マヒストラルもあおいが潰してフォールも2。
あおいはジャンピングラリアットから投げようとするが、さくらはスマッシュマウスで迎撃し、コーナーに登ると真琴と志田が補助に走るが、真琴は里歩を、志田がメイをガットショットで迎撃し手を繋ぎ、扇状になってさくらはスワントーンボム。だが腰を痛めてフォールできない。
さくらとあおいは膝立ちでチョップとビンタの打ち合い。立ち上がるとエルボーの打ち合いから、さくらが「そらのいろはー」と叫びエルボー。あおいは「みんなが嫌いなのは~?」と返し、会場がさくらコールで包まれると笑いが起きる。困惑しながらさくらは「海の色はー?」とエルボー。あおいは「やっぱり大好きなのはー?」とエルボー。
さくらがエルボーで吹っ飛ばすが、メイが走り込んでドロップキックからボディスラム。
あおいがエルボー連打から走りこむがエルボーは相打ち。さくらのエルボーを巻き込んであおいが逆打ち。返したさくらに里歩が蒼魔刀からあおいが丸め込むが2。
あおいはムーンホーププレッシャーからフォールも真琴がカット。
志田が里歩にジャンピングニー。さらにメイにもバックブリーカーからラリアットも、避けたあおいがダブルチョップで迎撃し、さくらにラリアットを狙うが、さくらは逆さ押さえ込みからこれを離してラ・マヒストラルも里歩がカット。
あおいはコーナーに登るが、真琴がエルボーで突き落とし、志田がぶっこ抜き雪崩式ブレーンバスター。さくらがダブルチョップからフォールも里歩がカット。
志田がメイに、真琴が里歩に、さくらがあおいにアイスドライバーからフォールも2。
さくらは二階からのニャンニャンプレスを投下し3カウント。
希月あおい引退セレモニー
椎名由香から電報が届き、続いて花束贈呈。
バイト仲間、週刊プロレス、松本浩代、沙紀&関口翔、米山香織、春山香代子&倉垣翼、元気美佐恵&タニー・マウス、高橋奈七永&南月たいよう&中島安里紗、AKINO&加藤園子&小林香萌&伊東幸子レフェリー、朱里、しもうま和美、ジェニー・ローズ、アイスリボンメンバーが出てきてあおいと藤本が青春ピラミッド、プロレスリングWAVEメンバーが出てきて会場に来られなかった宮崎からということで恥ずかし固め、PURE-Jメンバー、真琴、志田光、尾崎魔弓、我闘雲舞メンバー、コマンド・ボリショイ&ライディーン鋼&勝愛実、あおいの実兄と母がリングへ。
あおい「プロレスが大好きでした。ここまでやってこれたのは、皆さんに出会えたからです。ツライことも苦しいこともたくさんたくさんあったんですけど、今振り返れば楽しいことしか無くて、プロレスがもっと大好きになりました!負けそうになった時、背中を押してくれてみんなどうもありがとう。感謝してもしきれない気持ちでいっぱいです。私がこうしてハッピーメイカーでいられるのも、皆が私のハッピーメイカーだから!ここまで頑張ってこれたんだと思っています。怪我なくリングを降りれること、引退ロード正直きつかったところもありました。でも、こんなに頑丈な体に生んでくれてお母さんありがとー!後悔、悔しくて泣いて這い上がった希月あおいですけど、もう後悔はありません!プロレスをやりきったぞ―!14年間、本当に、本当に、ありがとうございました!」
10カウントゴングから集合写真を撮ると、真琴&志田&メイによる騎馬にあおいが乗り、ガトームーブが『青色の地図』を歌いあおいをプロレス界から見送った。
<試合後コメント>
希月あおい
「今日、ファイナルハッピー、ありがとうございました!もう本当にやりきって悔いはありません!自分がハッピーメーカーでいられたのも皆さんが応援してくださったからですし、本当に負けそうになったときに背中を押してくれたときの応援は忘れないし、一生モノだと思っています。自分の青春時代はプロレスでした。中々今思うと寂しいこともあるんですけど、みんなに想いは繋げられたかなって思ってるし、今こうして終えて、安心感っていうのと、今までやってきて本当に良かったってことしか今は出てこないです。プロレスラーになれてよかったです!本当にそういうところでは(さくら)えみさんに感謝していますし、最後えみさんと戦えて本当に嬉しかったです。このカードを受けてくださって本当に嬉しかったです。ありがとうございます!メイちゃんも里歩も最後の最後まで頑張ってくれていたし、試合も思い残すことなく自分も頑張れたし、最後まで出来たので、本当に悔いはないです。悔いもないし、やり残したこともないし、私は新たな“青色の地図”を埋めにハッピーな道を行きたいと思います。プロレスは辞めたけど、ハッピーメーカーは絶対に卒業しませんので!皆さんもどこかで元気にハッピーに過ごしてくれていたら私はうれしいと思っています!ありがとうございました!」
――最後、さくらえみ選手にフォールを獲られましたが、どのようなお気持ちでしょうか
「『終わってしまった』っていう気持ちがすごくあって、やっぱりえみさんでえみさんで終わったんだなって、(涙ぐみながら)そういう部分があって……なんか……ゴング聞きたくなかったけど、聞きたくなかったけど、最後、えみさんで良かったなって本当に思っています」
――今日は駿河メイ選手との連携や、最後の騎馬もメイ選手が先頭でしたが、メイ選手に何かを託したという想いはあるのでしょうか
「メイちゃんはデビューして4ヶ月なんですけど、すごく頑張っていて、昔の自分を見ているような気がしていて。でも、すごく自由なところもあって、結構『ハッピー!』みたいなところもメイちゃんの中にあって、そういうところも似ているなって。昔の自分と本当に重なりました。メイちゃんがプロレスを続けていってくれたら、自分が残したハッピーはメイちゃんが続けてくれてるかなって思っています」
――今後についてなにか決まっていることはありますか
「今日ここまで本当にくじけそうで、引退ロードが正直キツかったというところもあるんですけど、怪我なく、こんな頑丈な体に生んでくれた母に感謝をして、父も中学校二年生のときに亡くなっていて、そこからずっと育ててくれたので、お母さん孝行したいなって思ってます」
――聖菜さんはリングアナとして現在もプロレスに関わっていますが、そういった形で関わっていきたいというお気持ちは
「もちろんあります!なにかプロレスに携われるものがあるのであれば、バンバンやらせていただきたいと思っています!」
――こんなに泣くと思っていましたか?
「思ってないです!(笑)どこからこの涙が出てるんだろうってくらい本当に止まらなくて、引退ロードで『最後のこの団体』って思って上がらせていただいたときも涙を絞り出してて、今日はもう泣かないんじゃないかって思ってたくらいなんですけど、今日はもう入場前から感極まってしまっていて『これが最後なんだな』っていう想いしかなくて。今は逆に、売店も終わって皆さんから元気をもらったので、ちょっと元気になってます!(笑)でも、寂しいです!寂しいです!リングでやり残したことはないんですけど、皆さんと会えなくなるっていうのもすごくあるんだろうなって思います」
(突如コメント会場にさくらが乱入してあおいを抱擁し「もう二度と会わない!」と笑顔で手を振りながら去っていく)
「エェ~ッ?!えみさーん!えみさ~ん!!えっ!ひどい!(笑)もうこうなったら我闘雲舞に侵入するしか無いと思います!流石です!くそぅ!(笑)いやぁ、楽しい。楽しかった!ありがとうございました!」