【試合結果】4・24 アイスリボン後楽園ホール大会 【リボンタッグ】つくし&柊くるみvs世羅りさ&雪妃真矢 サイプレス上野&葛西純&松本都a.k.a.DJ Miyacocovsノリ・ダ・ファンキーシビレサス&真琴&hy4_4yh

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『アイスリボンフェスタ2017』
日時:2017年4月24日(月)
開始:19:00
会場:東京・後楽園ホール
観衆:931人

▼タッグマッチ20分1本勝負
藤田あかね/○法DATE
9分13秒 ハイキック→片エビ固め
●トトロさつき/直DATE

▼6人タッグマッチ20分1本勝負
豊田真奈美(フリー)/○華DATE/華蓮DATE
13分31秒 変形式アームロック→レフリーストップ
●長崎まる子/テキーラ沙弥/松屋うの

▼松本都a.k.a DJ Miyacocoプロデューススペシャル6人タッグマッチ時間無制限1本勝負
サイプレス上野/葛西純/●松本都a.k.a.DJ Miyacoco
4分37秒 ブレイジングキック→エビ固め
ノリ・ダ・ファンキーシビレサス(今池)/○真琴(REINA)/hy4_4yh
※審査員:湯沢直哉(週刊プロレス編集長)、紫雷美央、成賀くるみ(プロコスプレイヤー)

▼タッグマッチ20分1本勝負
[ベストフレンズ]○藤本つかさ/中島安里紗(SEAdLINNNG)
12分43秒 ジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックス・ホールド
[らぶりーぶっちゃーず]●星ハム子/宮城もち

▼シングルマッチ20分1本勝負
○尾崎魔弓(OZアカデミー)
10分31秒 テキーラ・サンライズ
●弓李

▼インターナショナルリボンタッグ選手権試合20分1本勝負
【王者組/THIS IS ICERIBBON】○つくし/柊くるみ
17分29秒 ジャパニーズ・オーシャン・スープレックス・ホールド
【挑戦者組/アジュール・レボリューション】世羅りさ/●雪妃真矢
※第40代王者が初防衛に成功

つくし&くるみがリボンタッグ初防衛!デビュー戦のTeamDATEが勝利を重ねる快進撃!ラップバトルに敗北した都が再戦を誓う!

オープニング

 アイドルライブ中の写真撮影・リング周りでのモッシュが可能とアナウンスされ、オープニングショーが開幕。

 立正大学心理学部マスコットキャラクターのノン子がレスラーになった“ブルボン☆ノン子”と、大崎エリアマネージメントのジャケットを着た取り巻きが入場し、会話がスタート。

ノン子「新間くん、ありがと。綱嶋くん、ありがと。二人とも、プロテインと鶏ささみ、差し入れ、ありがと!あー、レスラーに生まれて、良かった……。あ、どうも、恋もプロレスも炎上上等、アイスリボンの新人レスラー、ノン子です!みんな、プロレス見に来たのに、なんで着ぐるみの茶番見せられてんだよって、思ってなあい?じゃあ、質問です。アントニオ猪木は対戦相手を選びますか?藤原喜明が戦ったのは人間だけですか?答えは、ノン!!柔道やクマとだって、戦ってるでしょ?つまりプロレスは異種格闘技戦……。今日のイベントも、みんなとノン子の異種格闘技戦てワケ……。Do you understand?」
(大崎駅西口商店会マスコットキャラクターの“大崎一番太郎”と内藤哲也のコスプレをしたプロコスプレイヤーの成賀くるみ、覆面をかぶった声優の山口勝平、中谷一博、林りんこの3人が登場)
一番太郎「ちょっと待ったあ!おい、ノン子ばっかり目立って、ずるいぞ!」
中谷「そうだ、そうだ!」
ノン子「ちょっと、いきなり、なんなの!?アイスリボンは女子の団体だから、今日はノン子が呼ばれたんだよ!なんでイッちゃんたちが来てるノン!!!しかも、うしろの覆面レスラー、怪しいノン……」
中谷「前回、両国でアイスリボンの試合を見て、猛烈に感動した我々は!プロレスの新団体を旗揚げしたのだ!」
ノン子「し、新団体!?」
成賀くるみ「ああ! 新団体さ! その名も『アイスズボン』ッ!」
ノン子「ア……アイスズボン!?」
一番太郎「どうだ、プライドをかなぐり捨てた、このネーミング!!」
ノン子「どうだって言われても、ただのパクリじゃん……。たしかにリボンとズボン、似てるけど……」
中谷「フッフッフ……ノンちゃん、悪いが、プロレスの聖地、後楽園ホールは、我々『アイスズボン』が乗っ取らせてもらうぜ!」
ノン子「はぁ???……っていうか、勝平さんも中谷さんも、りんこさんも何やってんの!そのふざけたマスク、なんなの!?声優のくせに声がこもって聞こえづらいノン!もう、こんなマスク!こうしてやるッ!!
(ノン子、強引にみんなのマスクを剥ぎ取る)
山口勝平「ちょっとノンちゃん、痛い!」
中谷「うわ、この牝熊、なんて狂暴なんだ!!」
りんこ「せっかく今日のために作ってもらったマスクなのに!いやー、やめてー!」
一番太郎「おい、ノン子!プロレスでは、マスクを剥いだら、反則負けなんだぞ!」
ノン子「ふんッ! 反則は5秒までOKなんだノン!」
成賀くるみ「大崎さん! ここは任せてください!あたいがプロレスでケリつけてやりますよ!」
一番太郎「おいおいおい、トランキーロ、あっせんなよ!まずは、ボクが相手だ!」
ノン子「のぞむところだノン!」
一番太郎「よし!リングインだ!」

(一番太郎、ノン子がリングイン。声優陣はエプロンサイドへ)

中谷「青コーナー、大崎在住ニート、大崎一番太郎ー!赤コーナー、肉食系女子大生、ブルボン・ノン子ー!!ファイッ!!!」(ゴングが鳴る)
一番太郎「よーし、先制攻撃だ!火中天津甘栗拳!おりゃおりゃおりゃおりゃー!!」
ノン子「無駄無駄無駄無駄、無駄ァーーーーーー!!!!」
一番太郎「クッ…くそ強えぇーーー!!」
ノン子「毎日の合コンで鍛えたこのビールっ腹!そんな、へなちょこパンチは通用しないノン!」
一番太郎「ちくしょー!!」
中谷「大崎のオジキ! こうなったら……アイスリボンとアイスズボンの全面戦争っすよ!ノン子のタマ、取ってやりやしょう……!」
一番太郎「よーし! みんなでノン子を総攻撃だ!!アイスリボンをブッ潰してやる!!」
中谷「おー! やってやるぜ!!!」

(アイスリボンのテーマが流れ、アイスリボン選手たちが入場。リング上の太郎、ノン子も一時休戦し、手拍子で選手たちを迎え入れる)

藤本「ノンちゃん! 大丈夫?みんなで 応援に来たよ!」
ノン子「あ、つっかさん! みんなも、ありがとう!!」
藤本「さあ、みんな! 一番太郎をボッコボコにしてやんな!」
一番太郎「ええッ!? ちょっと全員でかかって来るなんて、ズルいよ!!」
ノン子「それは、こっちのセリフだノン!」

その後、アイスリボン選手製が全員で大崎一番太郎を袋叩きにすると、太郎は早々にギブアップし、ブルボンノン子の勝利がアナウンスされた。

中谷「勝者! ブルボン・ノン子ーーーーー!!!」
林りんこ「はい、というわけで、皆さん茶番にお付き合いいただき、ありがとうございました!」
一番太郎「声の出演は、大崎一番太郎、山口勝平!」
林りんこ「ノン子、林りんこ!」
中谷「そして、中谷一博でお送りしました!」
一番太郎「いやー、それにしても、本日はお招きいただき、ありがとうございました!つっかさん、今日の調子は如何ですか?」
藤本「絶好調でございます♪」
中谷「いやー、それにしても会場の熱気、すごいですね!」
ノン子「選手のやる気と、お客さんの盛り上がり方、ハンパないノン!」
一番太郎「それにしても、この会場、暑すぎ……。こんなところで着ぐるみとか、着てらんないよねー。誰か温度計持ってない? 今、何度?……ええッ! 60度!?」
中谷「60度!?」
アイスリボン全選手「60度!?」
ノン子「なに、なに、なに? みんな急に、どうしちゃったノン?」
一番太郎「60度!?」
中谷「60度!?」
ノン子「もしかして、この前フリは……」
中谷「そう! この後、オープニングアクトをつとめるのは、人生を賭け、ライブに生きる超絶アイドル・ユニット!絶叫する60度!!!」

 中谷の掛け声とともにミュージックスタート。
 アイスリボン選手勢が退場し、絶叫する60度がリングインし、ライブ開始。『桜は二度散る、そして二度咲く』を熱唱し、ファンがリングサイドに詰めかけモッシュで大盛り上がりとなった。

「なんかさー、アイドルとプロレスラーって似てるなって思うですよね。リングとステージが違うだけで 愛とか希望とかが溢れてて、痛みや不安もあるんだけど、これって会場のファンが居るからまた立ち上がれるんだなって思います。今日の15分間は全力で楽しみ尽くしたいと思います!」

 と挨拶し、続いて『大惨事ぼっち戦争』、『三年days』、『Only Place We Can Cry』を熱唱すると、絶叫する60度はファンの大歓声の中退場していった。

<声優陣コメント>
林りんこ(ノン子・声優)コメント
『生で女子プロレスというものを今回初めて観戦して、感動で涙が溢れて止められませんでした!私自身は前回の両国大会に参加できなかったのですが、今回の大会で既にノン子がリング慣れしていて、、、ある種の風格さえ漂っていたのに驚きました。(笑)ノン子の声を担当する身として、ノン子自身に置いていかれないように頑張りたいと思いますのでご声援よろしくお願いします!』

山口勝平(大崎一番太郎・声優)コメント
『まさかプロレスや格闘技の聖地である『後楽園ホール』のリングに立てるとは、夢にも思ってなかったのでこの機会を設けて頂いたアイスリボンさんに感謝です。今回マスクも新調したので(笑)、これからもアイスリボンさんのリングに呼んで頂くためにもアイスリボンさんと大崎一番太郎ファミリーの盛り上げに貢献できるよう頑張ります!え?次はいつか?、、、おいおい、トランキーロ、焦っんなよ!!』

中谷一博(覆面マネージャー・声優)コメント
『今回、両国大会に続いて2回目のアイスリボン参戦となりましたが、とにかく血肉脇踊るアイスリボンさんのリングに改めて素晴らしいなと感動しました。2度あることは3度あると言いますので(笑)、次回こそは(今回も参加できなかった)私が声を担当している大崎ご当地キャラ「スパンキー」が、「黄色い悪魔」として参戦予定ですので、大崎一番太郎ファミリーとアイスリボンの展開にご期待下さい!』

第1試合

 トトロさつきが本日デビューの直DATEを引き連れ、「となりのトトロ」のアレンジバージョンで入場。続いて法DATEと藤田あかねが入場すると、クリーンに握手してからゴング。
 直DATE・法DATEのチームDATE同士のマッチアップから試合開始。お互いキックボクシングスタイルで間を詰めると、素早いミドルキックの応酬。回し蹴りから逆さ押さえ込みを狙う法だったが、これは直がかわす。回避で体制を崩した直を法がロープに振り、膝蹴りを見舞うがこれは直がかわす。続く回し蹴りもかわすと、睨み合いながら両者タッチ。
 あかね・トトロのマッチアップになると、両者ぶつかっていき、そのままタックル合戦へ。これは体格を生かしてトトロが優勢に進め、そのままブレーンバスターを狙うが、あかねはこれを耐え、法がカット。
 流れを掴んだあかね&法は、トトロをロープにくくりつけ、二人でロープを揺らして反則攻撃。カウント4で手を離し、二人はロープ上でハイタッチ。
 リングに戻って打撃で追撃を狙うが、トトロはこれを振り切ってロープに走るも、カウンターであかねのダブルチョップが入り、帰還ならず。
 代わる法はトトロをボディスラムで上げようとするが、これを耐えきったトトロが逆にスラムで投げ捨ててフォールに行くもこれはあかねがカット。あかねは「法しっかりしろ!」と檄を飛ばして自軍コーナーに戻り、法の戦いを見守る。
 トトロが直にタッチし、再びDATE同士の戦いになると、法が回し蹴り。これは直がかわし、丸め込み。起きた法が直を投げようとするがこれは逆に直がスラムの体勢に入り、そのままコーナーに逆さ吊りにすると、走り込んでボディアタック。さらに直は法をロープにくくりつけるが、これをかわした法がボディスラムで反撃し、あかねにタッチ。あかねはエルボードロップからフォールもトトロがカット。
 あかねはみかんでポンを狙おうとするが、これは直が耐える。直は回し蹴りを放つがあかねはこれをかわし、ダブルチョップ。直は食い下がりボディスラムからアームロックもロープブレイク。
 再びトトロ・あかねのマッチアップ。力で勝るトトロはタックルで押していくもあかねはカウント2で返していく。トトロはあかねをコーナーに振るが、あかねはカウンターのショルダータックルで吹き飛ばし、変形のキャメルクラッチ。これは直が強烈なキックでカット。
 あかね組がトトロをロープに振るも、トトロは二人まとめてタックルでなぎ倒す。トトロはスラムからコーナーに上がり、ボディプレスを狙うが、あかねはそれを許さず、デッドリードライブ。
 決めに行こうとするあかねだが、法がタッチを要求。あかねは後輩に見せ場を譲る。法は打撃を仕掛けようとするも、これはトトロが押す。エルボー合戦からトトロが足を取り、「直、押さえとけ!」と直をあかねにけしかけると、そのまま急角度の逆エビ固め。これはあかねカットに入る。
 トロロはボディスラムからフォールも、法はするりとブリッジで抜け出す。法は側転からのかかと落としを見舞う。続けて、あかね組がととろをコーナーに振り、あかねがラリアット、法が飛び膝蹴り、更にあかねがみかんでポンを放つも直がカット。
 法とトトロのマッチアップ。トトロの走り込んでのラリアットが決まるもこれはあかねがカット。トトロは再びロープに走ってラリアットを狙うが、ノリがカウンターのトラースキックで迎撃。カウントは2。ミドルキックからの後ろ回し蹴り、ハイキックのコンビネーションが決まると、トトロはこれを返せずカウント3。
 デビュー戦から勝利を飾った法DATEとあかねは肩を組んで記念撮影し、意気揚々と退場していった。

<試合後コメント>
藤田あかね&法DATE
――デビュー戦を勝利で飾りましたがいかがでしたか?
法「めちゃくちゃ大変でした。だけど勝てて超嬉しいです」

――最後の必殺技は名前はあるんですか?
法「あれはもう、カルーリカの動きのコンビネーションなので、必殺技はいくらでも作り出せるんですけど、これは、どうしましょう今日?あとで考えます(苦笑)」

――藤田選手は隣で見ていていかがでしたか?
藤田「いや自分のデビューの時と比べたら何十倍何百倍ですよ。すごいなって。自分は法が一番真面目だし、可愛いなと思って今日組めて本当に楽しかった」
法「あかねさんが最後決めさせてくれたんでホント感謝です」

――直さんとバチバチぶつかりあう場面もありましたが
藤田「あのね!カウンターの蹴りが顎にボーンて入って、やばいと思ったけど嘘どうしようって思って。でもそんなの考えずにやってるんだなと思うと、自分もそっちに慣れへんといけんなと。まあ余裕でしたよ今日は」

――大変でしたと言ってましたが何が大変でした?
法「プロレスのデビュー戦ということでめちゃくちゃ緊張してしまって。でも試合前にあかね先輩が自分信じてついてこいと言ってくれたので、リングに上ってからは思いっきりプロレスを楽しめて、その前が大変でした(苦笑)」

――今後もプロレスを続けていく自信は
法「もうプロレスをやるって覚悟はもう入団当時からしっかり決めてるんで、これからドンドン参戦していきたいです」

トトロさつき&直DATE
――デビュー戦を終えられていかがですか?
直「いやー、楽しかったです。練習してるときよりも楽しめたかなと思います。あとそうですね、すごく、難しいというのはやってみて一番感じたことですし、これからデビューして試合をやっていくに連れて、色んな技が出せるようになったら良いなというのもありますし、あとトトロさつき先輩にもしっかり胸を貸してもらって頼れたので、いやもう良いデビュー戦になったと思います。ありがとうございました」

――トトロ選手はこうやって慕ってくれる後輩が出来た事に関しては
トトロ「後輩っていうか同期なので、やっぱりなんですかね?(涙を流しながら)DATEの子がデビューするまではもちろんやっぱり焦りとか、格闘技やってる子達がデビューして、自分なんかもプロレス初めて一年なので、練習とかでもできることすごいDATEの子達のほうが出来ること多くて焦ってたんですけど、もちろんまだ焦りとかモヤモヤした気持ちもあるんですけど、こうやって胸貸してくれてありがとうとか言ってくれたり、やっぱり同期が出来るっていのがこんなに良いことだと思ってなかったんで、すごい嬉しい」
直「ありがとうございます。これからもよろしくお願いします」
トトロ「デビューおめでとう」
直「ありがとうございます!」

第2試合

 豊田組はフェアに握手を求めるが、まる子がそれを無視し、うの&沙弥にも応じないようを促す。
先発はまる子・華蓮。まる子は咆哮とともに 華蓮はミドルキックで牽制、回し蹴りも見せるがまる子は悠々とかわす。
 華蓮は自ら倒れ込み、猪木アリ状態になり、まる子を挑発。まる子はストンピングも華蓮はその足をキャッチしてアンクルロックに持ち込むが、まる子は素早くロープブレイク。立ち上がったまるこは、メイヤーから連続フォール。華蓮はすべて2で返していく。まる子は華蓮を自軍コーナーに叩きつけ、コーナーで踏みつけ攻撃を放つと客からブーイング。
 沙弥にタッチ。沙弥はフェイスバスターから丸め込んでフォールも2。沙弥はロープへ走るも、華蓮がカウンターの後ろ回し蹴りを決めると華にタッチ。
 華は間を取りながらミドル、ハイと連続でキックを決めてからフォールも2。沙弥は華にキャメルクラッチ。カットに行こうとする豊田&華蓮をまる子&うのが阻止。
 沙弥は強烈なストンピングからロープを使っての踏みつけ。反則カウント4で離すと華をロープにくくりつけ、エプロンから客を煽ってからのマシンガンチョップ。
 華がリングインするとコーナーに上るうのだったが、セイバーチョップを白刃取りされ、そのまま脇固めへ。これをなんとかロープに逃れるが、豊田が登場し、ストンピング。これをカットしようと二人は飛び出すが、豊田はブーメラン・アタックで三人まとめてなぎ倒した。続けて豊田がヘアホイップで三人を次々に投げていく。なんとか豊田をコーナーに振るうのだったが、打撃でなぎ倒され、ダイビングエルボードロップの追撃を食らう。
 続けて豊田はうのをロープに振るが、うのはコーナーに駆け上がるとそのままセイバーチョップ。しかし豊田にはノーダメージのようで動揺するうのだったが、連続丸め込みで果敢にフォールを狙う。しかしこれはすべて返され、豊田の唐竹割りでダウン。連続打撃。咆哮して向かって連打しロープチャージするも、カウンターで豊田のビッグブートが決まる。さらに豊田はジャパニーズオーシャンを狙っていくが、回転エビ固めで切り返す。続けてラリアットを狙うが、これをキャッチした豊田がローリングクレイドル。
 そして豊田は華蓮にタッチ。華蓮は沙弥のバックドロップを回転してかわすと、丸め込みから腕十字へ。これは沙弥がロープブレイク。そしてさらにボディススラムを狙うが、これを耐えきった沙弥がメイヤーから豊田に見せつけるようにローリングクレイドル。これは2で返される。
 まる子にタッチ。コーナーで控える二人を蹴落とすと、華蓮にスタンディング式のリバース・フェイスロックからファイナルカットのようにエルボーを落とす。続けて華蓮をロープに振るも、華蓮は飛びつき丸め込みで切り返し、起き上がりのトラースキック。続けてグラウンドでのスリーパー。これは沙弥&うのがカットに入る。華蓮はボディスラムもカウントは2。そしてコーナー上からフライング・クロスボディ。これを2で返されると、「上げるぞ―!」という宣言とともに投技を狙うが、まる子が耐えてボディスラム。フォールも2。まる子はコーナーに上がってミサイルキックを投下するも、これは華蓮が回避。そしてその隙にコーナーに上っていた豊田が手本を見せるかのように美しいミサイルキックを見舞う。
 豊田組は三人で同時にまる子へかかと落とし。豊田のアシスト付きでDATEの二人が同じコーナー上へ登ると、豊田が二人を背負い、三人分の重さのボディプレスを狙うもまる子はこれを回避。それから逆に三人をコーナーに振ると、各々クロスボディ、ドロップキック、スパインバスターを見舞う。
 まる子と華のエルボー合戦、華は気迫で押すが、まる子は連打で競り勝つ。そしてまる子は猪突猛進を狙うも、華がカウンターのバイシクルキックで迎撃。さらにまる子を丸め込み、その体勢から変形アームロック。なんとか逃れようともがくまる子だったが、膠着状態が続くとレフリーストップで試合終了。華DATEがデビュー戦で勝利を飾った。
 悔しさを隠せないまる子はリング上で悔し泣き。心配して駆け寄る豊田や、お辞儀をする華&華蓮を振り切り、足早に退場していった。

<試合後コメント>
長崎まる子&テキーラ沙弥&松屋うの
――レフェリーストップ負けとなってしまいました
まる子「(涙目で)自分はギブアップしてないんですけど、なんでレフェリーに止められたのか悔しくて、まだまだ自分の力もっと見せれましたもっと試合できましたしもっと自分があれでレフェリーストップしなかったら勝ってましたから!悔しさでいっぱいですね。あれだけ自分が威張っといて、プロレス本気に見えないから絶対引きずり下ろすって言っといて、負けてすごい悔しいです。沙弥とうのにはすっごい申し訳ない」

――闘ってみていかがでした?
まる子「まだ全然プロレスの技とかしてこないんですけどやっぱ、そこに上手いこと格闘の動き入れてて、そこがほんとに少し相手のことナメてたかもしれない。自分のプロレス見直さないといけない」

――今回相手の本気は伝わってきましたか?
まる子「本気って言うよりも豊田さんが、豊田さんのちからが大きかったんですけど、その中でも二人がすごくグイグイ来てたなというのは、悔しいです」

――負けたままじゃ終われないという気持ちですか
まる子「絶対に、すぐでもいいので、DATEともう一回試合組んでもらって、次こそぶっ潰します」

――お二人はいかがでした?
沙弥「まる子さんがどれだけ練習してきたかとか、一番近くで見てるので、まる子さんの根性とかもわかってるからレフェリーの判断は私としても不服です。まる子さんが言うように、すぐ再戦組んでもらえたらと思います。その時は必ずリベンジします」
うの「最後レフェリーストップという形で終わってしまって、彼女たちのデビュー戦は華やかな一勝という形で終わってしまいました。彼女たちは格闘技もあるし、今習っているプロレスもあって、ちょっと彼女たちのほうがこう優位なのかなと感じてしまう所はありましたけど、でも自分たちはプロレスが一本で、プロレスが好きで、プロレス一本で頑張っていこうと思ってるので、そのプロレスの底力というかそういうものを次のリングで見せつけて自分たちがもっとプライド持って戦えるようにプロレス力強く磨いてまた再戦したいです。リベンジしたい」

豊田真奈美&華DATE&華蓮DATE
――デビュー戦のパートナーを務められて、この二人はいかがでした?
豊田「正直、この二人の事全く知らなかったの。今日始めて会って、今日デビュー戦て聞いて、私もデビュー戦の子と組んだり当たったりするのほんと10年以上やってない気がするんだよね。まだどんなことをやるかもわからず今日試合見た感想は、今の若い子って物怖じしないんだなと思った。なんか、デビュー戦なのに堂々としてた二人がいて、それを見てこの子達絶対上手くなっていけばすごい良い選手になっていくんじゃないかなって。まだ若いし、13歳と19歳だっけ?」
華「20歳です」
豊田「大丈夫まだ。昔の全女は、私達は18歳でオバサンって言われたの。15から高校卒業までしか入る資格はないから。今は、まだ20歳は若い方だから平均から見たら。あのね、格闘技もやってるし、これからもっともっと可能性がある二人だなと思った」

――華さんは勝利でデビュー戦を終えて、豊田さんからもこういうお言葉がありましたが
華「チョット試合中も全然心の中も頭の中も落ち着いて無くて、ゴチャゴチャバーンってなってたんですけど、結果勝つことが出来ましたし、デビュー戦で豊田先輩と組ませていただいて、ホント私達でこのデビュー戦二人でやってたら今回の様な結果にはならなかったと思うし、お客さんたちにも盛り上がった事ができないで終わっちゃったんじゃないかなって思うので、ほんとに豊田さんに一緒にタッグ組んでいただいて、ほんとに感謝しております」
豊田「何にもしてないけどね(苦笑)」
華「いやいやいや」
豊田「私のほうが新しい気持ちを思い出させてくれて、引退まで残り少ないけど新鮮な気持ちだったよ」
華蓮「今回プロレスデビュー戦をして、ほんとに豊田さんと組めたことが本当に嬉しくて」
豊田「知らないでしょ~!ぶっちゃけ!ぶっちゃけ知らないでしょ!」
華蓮「すごい人というのは」
豊田「ネットで見て知ったんでしょ」
華蓮「ほんとにあの、豊田さんと組めたからお客さんもワ~ってなってくれたし、すごい盛り上がってほんと豊田さんがいなかったらこんなに盛り上がった試合にならなかったんじゃないかなと思うので、本当に豊田さんに感謝です。それと対戦してくれたまる子先輩、テキーラ沙弥先輩、うの先輩にも感謝です」

――華選手は会見ではプロレス一本で行きたいという思いも語っていましたが
華「はい、プロレス一本です」
豊田「プロレスって楽しいなと思ったでしょ?」
華「面白かったです」
豊田「そう思ってもらえたらどんどん伸びていくから、ほんとに、もうね、結構身長もあるもんね?」
華「160cmあります」
豊田「160cmある子ってなかなか今いないから、これでどんどんプロレスを覚えていってくれて、顔もかわいいし、ね?(華蓮の肌は)もう赤ちゃんみたいだよほらー!こんな赤ちゃんみたいな肌して、羨ましい」

――改めて今後の意気込みを
華「次の大会、プロレスのアイスリボンの大会に出ます!ここで勝ちを獲ってしまったので、もうここから全勝でいかないと私の武術家としても恥になってしまいますし、ずっと全勝で先輩であろうと負けない、そう決意します」
華蓮「今後、アイスリボンの試合に出させていただくと思うんですけど、どんどんマハラージャ・カルーリカ&ヨーガを使った新しい技をドンドン作って、それを試合にドンドン出して勝ち続けていきたいと思います」

第3試合

 この試合は、松本都a.k.a DJ Miyacocoの強い希望により、「最近流行っているから自分もやりたい」という理由でフリースタイル・ラップバトルによる勝負となったことがアナウンスされる。

 赤コーナー側はサイプレス上野のフリースタイルラップに乗せて入場。都らの「Say HO!!」の呼びかけに観客も温かく声援で返す。続いて、hy4_4yhの二人が別入場。
 そして、審査員として、週刊プロレス編集長・湯沢直哉、紫雷美央、成賀くるみの三名が呼びこまれる。この審査員三名の心に響くラップを刻んだ側の勝利というルールが発表された。

 試合開始(ミュージックスタート)とともに都が軽快なビートを刻み、「おい真琴!あなた、映画出てるんですよね?!ならよっぽど素晴らしいラップできるんですよね?!」と真琴を挑発しマイクを渡す。突然の無茶振りに困惑する真琴だったが、「ここで、一句。『若作り フリフリワンピ いとをかし』」という型に囚われないアンサーで都を逆に挑発。
 続けて葛西がレスラーを志したきっかけから今日に至るまでのレスラー半生を振り返るリリックで会場を温めると、返すhy4_4yhは「葛西さんとは今までニアミス でも今日会えたからみすみす このチャンス逃したら痛恨のミス お願いがあります、あとでサイン下さい!」と想いをビートに乗せて憧れの葛西純との交流を深める。
 その後、リング上はビートに乗せて互いが互いを罵りあう空間と化し、うんざりした上野が「全然バトルになってねーよ!やめだやめだ!」と宣言するとフリースタイル・ラップバトル終了のゴングが鳴り、ミュージックストップ。

 その後、審査員による裁定が始まり、美央は赤コーナー側、成賀は青コーナー側のパネルを掲げ、残る湯沢編集長の採点結果のみとなり、会場から大・湯沢コールが起きるが、湯沢編集長は「審査員を引き受けておいてアレなんですけど、プロレスの雑誌しか作ってないんでラップとか分かんないんですけど……」と告白。
 すると都は「テメェ、ヌルいこと言ってんじゃねーぞ!お前何のために今日呼んだと思ってんだよ湯沢ァ!」と暴言を吐くが、湯沢編集長は「ラップとか分かんないからプロレスで決着着けて貰えますか」とあっさり返答。
 すると葛西は「今のお客さんはな、俺らのプロレス見飽きてるんだよ!オイオイオイ、どう落とし前付けてくれるんだ?!」と湯沢編集長に食って掛かると乱闘が始まり、プロレスの試合開始を知らせるゴングが鳴る。

 リング上は葛西・真琴。葛西のメイヤーから低空ドロップキック。続けて葛西は真琴をコーナーに振ってナックル連打。さらに真琴に向かって「整形野郎!」と罵声を浴びせながら突進するが、激怒した真琴はトラースキックで葛西を撃退。
 ノリと葛西のマッチアップ。ノリが葛西をチョップで倒し、乱入した都もあっさり撃退。さらにノリが葛西にボディスラムからギロチンドロップ。これは葛西が2で返す。ノリがブレーンを狙うも葛西は耐えてロープに振ってラリアット。葛西は「ウィー!」と叫んで人差し指と小指を突き上げると都にタッチ。都はコルバタから「上げるぞ!」の宣言とともにボディスラムを狙うが、ノリはスラムを耐え、逆にスラム。真琴にタッチ。
 真琴はフットスタンプからフォールも2。走り込んでラリアットも都は腹パンからスリングブレイド。起きるのを待ち、都がシャイニング・ウィザードを決める。トドメを狙ってコーナーに上がり、葛西からゴーグルを受け取った都はパールハーバー・スプラッシュを狙うが、これはノリがカット。コーナー上から都を雪崩式ブレーンバスターで投げ捨てる。続けて真琴はダブルアーム・スープレックスホールドもカウントは2。
 都はロープに走るが、真琴がカウンターのブレイジング・キックを決めると都はこれを返せずカウント3。

都「いてぇ~~ 負けちゃいましたごめんなさい~~!」
上野「……葛西さん、お願いします」
葛西「ちょっと待って……俺っちにマイクもたされてもよ……。オイ、キ●ガイ女!お前がこのリング、このメンツ用意したんだろ?」
都「そうだった……上野さん、今日負けちゃったんだけど、私達ラッパーとしての腕ありますよね?」
上野「……ポテンシャルは高いね」
都「だから今日で解散とか言わずにアイスのリングで私達と組んでくれますよね?!」
上野「……どうですかお客さん?!」
(半分くらいの拍手)
上野「いやぁ、賛否両論って感じですね!(笑)あとは任せるしか無いね。俺もアイスリボン好きなんで、都っちのDVDも持ってるわけだからさぁ。まあ任せますんで。俺としては葛西選手と組めるのは夢の様なんで、葛西選手、よろしくお願いします!」
都「じゃあ、満場一致で決まったということで!上野さん、中締めの方をお願いします!」
上野「盛り上げた聖地のリング!プロレスとラップが見事にスイング!凶器てないアイツも言ってやれ!イチバン、アイスリボン!でも、俺もオーケンさんみたいに普通のファンに戻りてぇんだ!でも今日はここに立ててラッキー!ありがとMiyacocco!プロレスでハッピー、アイスリボン!」

<試合後コメント>
ノリ・ダ・ファンキーシビレサス&真琴
ノリ「なんとか無事、えげつない試合を終えることが出来ましたね」
真琴「そうですねもう、ダメージが。試合には勝ったんですけど、何をしたんだろう私」
ノリ「俺ら二人の黒歴史が出来ましたね」
真琴「生まれてしまいました」
ノリ「二度とこういうことのないように」
真琴「はい、ほんと都さんNG」
ノリ「あの人に絡みたくないですね」
真琴「NGで」
ノリ「NGです。二度とフリースタイルはやりません。サイ上ありがとう」

――今回初後楽園ということでしたが
ノリ「後楽園初進出で、こういう形っていうのは、できればちゃんとレスラーとして上がりたかったですね。複雑な気持ちです。勝ったは勝ったのでいいんですけど」

――普段とは違う立場でサイプレス上野さんとこういう形で対峙するというのは
ノリ「そうなんですよね。だからどこに気持ちを持っていけばいいのかわかんなくて、ラッパーなのか、レスラーなのか、そうっすねぇ。普段フリースタイルやってないんで、5,6年ぶりにやったんで、だから相当錆びてましたね(苦笑)人に見せるもんじゃねーなという感じでしたね。現役のモンスターと戦えるのは名誉なことですけど、今度ちゃんとしたライブハウスとかでやりたいですね」
真琴「あと、実は、5・7・5を言ったんですけどほんとは5・7・5・7・7を言いたかったんですけど途中で入られちゃったんで、言えなかったのでここで言っておきます。若作り、フリフリワンピいとおかし、浮世離れの勘違いブスです。言えなかった。悔しいそれも、悔しみの一つです」

サイプレス上野&葛西純&松本都a.k.a.DJ Miyacoco
都「あー負けちゃいましたけど~」
葛西「負けたじゃねーよ!おい、俺らプロレスラーだから、ラップで歓声集めてもプロレスラーなんだからプロレス勝たないと!ただよ、みやこっち今回、あれだけのメンバー集めて、サイ上氏にも来てもらって、これ点で終わらせたらダメだぞ!」
都「はい!」
葛西「今日こうやってやったからには、プロレス界にもムーブメント起こしてくれ」
都「はい!」
葛西「なぁこの三人でやってこうぜ」
都「やってこうじゃねーか!」
葛西「ねぇサイ上氏」
上野「やりますよ。やってやりますよ」
都「やってやりますよ。やってやるってですよね」
上野「やってやるって。葛西さんが言うなら」
葛西「OK、じゃあ最後シメてくれ」
都「はい!それでは、しめたいと思います」
上野「ラップでね」
都「ラップで!イェイ、アイスリボン!後楽園ホール、サイ上と葛西とそれから都!これから始まる伝説の始まり、今度こそ!勝つぞ!後楽園ホール!イェェェェェイ!」
葛西「ダYO!」
都「チェケラ!(帰ろうとした葛西に)葛西さん!帰らないでください!」
葛西「もう終わったんじゃないの?」
都「リング上で行われることすべてプロレスなんで、今日を機にラップ一緒に頑張りましょう?」
葛西「わかりました。カンペ見たんで」
上野「これからは葛西さんだろうがみやこっちだろうが、ビシビシいくんで」
都「お願いします師匠!」
上野「やりましょう!」
都「よろしくお願いします!」
上野「ぶっかます」
都「ぶっかます!」
葛西「ぶっかます!」

第4試合

 らぶりーぶっちゃーずは、いつものように試合前に握手を求める。ベストフレンズがこれに応えようとすると、らぶっちゃが奇襲し、ゴングが鳴る。
 ベストフレンズは直ちに体制を立て直し、らぶっちゃをロープに振り、ラリアットを狙うが、らぶっちゃはこれをくぐってからのセクシーポーズ。「お前らやってみろ!」と挑発するハム子だったが、ベストフレンズの二人はそれに応じることなくさらに追撃を狙ってらぶっちゃをコーナーへ振ろうとするが、らぶっちゃはこれを振り返し、二人同時にお・し・り・だー!!を見舞う。
 リング上はハム子・中島。中島は容赦ないエルボー、サッカーボールキックを叩き込むが、ハム子は「ハァ~イ♪」と余裕顔。これにキレた中島が容赦ないニーリフトを浴びせコーナーへ押し付け、ミサイルキック。
 続けて中島はジャーマンを狙うが、ハム子が耐えてラリアット放つもこれをキャッチし、中島がリバースタイガードライバー。ハム子はこれを2で返す。
 さらに中島はジャーマンを狙うが、ハム子は耐えて突っ張り。これは効かず、中島が強烈なエルボーを叩き込み、ジャーマンスープレックスもカウントは2。続けて中島がコーナーへ上がり、ダイビング・フットスタンプを投下するもハム子はこれをかわし、リングに乱入したもちが追撃。
 らぶっちゃがWのシャイニング腹ザードを狙うが、ベストフレンズはダブルのドロップキックでこれを撃退。さらに中島はハム子の腹に全力のフットスタンプ。これを跳ね返したハム子は「なめんじゃねー!」と腹ザード。
 もちにタッチ。ロープに括りつけてからの腹攻撃。もちはブレーンを狙うも、中島はスリングブレイドで切り返す。続けて中島はアンクル・ロック。これをもちは前転でかわすも、リングインした藤本がキックして回避を許さない。なんとか抜け出したもちは走り込むが、中島はカウンターの高速ブレーン、続けて藤本がミサイルキックで追撃。さらにベストフレンズはコーナーに押し込んでからのWの串刺しドロップキック。
 藤本はスラムからサッカーボールキック連打。続けて放ったPKをかわされるも、隙を与えずマンマつっか。これはカウント2。
 追撃する藤本を、もちはフェイスクラッシャーで切り返し、コーナーへ上ってスプラッシュ。もちは続けて攻めるが、藤本はウラカンでカウンター。藤本はロープへ走るが、もちはキャッチし吹き飛ばす。ここでハム子が乱入し、ツープラトンを狙うが、藤本がドロップキックで二人まとめて吹き飛ばす。続けてコーナーへ上がり、飛びつき式のネックブリーカー。ハム子にフォールを返されると、そのままキャメルクラッチへ。
 カットしたもちの急角度バックドロップが決まると、続けてメタボリックサンドを見舞う。続けてハム子はコーナー上からダイビング・ボディプレスを狙うも、藤本はこれを回避。その隙をついて中島が横から前蹴りを放つと、ベストフレンズがロープに振ってWのドロップキック。続けて中島がジャーマンを狙うが、ハム子は堪える。すると藤本がスライディングキックでアシストし、ハム子の体制が崩れジャーマンが決まる。ベストフレンズが同時にキックを見舞い、続けて藤本のPKが決まるもカウントは2。
 さらに藤本はビーナスシュートを放つが、ハム子はこれを回避し、ハムロールを連発。さらにもちがもっちりバディシザースを放って藤本をなぎ倒す。続けてハム子はバックフリップからフォールも2。その隙にコーナーに上っていたもちが棚からぼた餅を投下。ハム子もそれに続いてダイビング・ボディプレスを投下もカウントは2。
 乱入した中島がジャーマン、もちもバックドロップ、ハム子は藤本にラリアットを狙うがツカドーラでカウンターもカウントは2。
 更に藤本は打撃を連打し、直伝たいようちゃん☆ボムを狙うが、ハム子はこれを回避。藤本は延髄斬りからもう一度直伝たいようちゃん☆ボムを放つが、もちがこれをカット。
 藤本がジャパニーズオーシャンを狙うが、これは形が崩れて上がらず。その隙にハム子がブレイクを狙ってロープを掴むが、それによって重心が定まってしまい、ハム子が結果的にアシストしてしまう形でジャパニーズ・オーシャン・スープレックスホールドが決まり、そのままカウント3。

 勝利したベストフレンズは倒れたままのらぶりーぶっちゃーずに握手を求め、らぶっちゃもこれに応じる。敗れたらぶりーぶっちゃーずにも観衆から大声援が飛び、らぶっちゃは一礼してから退場していった。

<試合後コメント>
ベストフレンズ
藤本「足腰中心に鍛えていたのに、今日星ハム子を持ち上げることができなかった。ホントは豊田さんの前で、ハム子を軽々持ち上げる所をアピールしたかったんですけどそれができなくてすっごい悔しいです。ベストフレンズ再始動っていう今日、個人的なもう一つの目標、一つしか達成できなくてすごく悔しいです」
中島「自分はつっかが再始動っていうのとプラスα自分の目標を持ってリングに上っていたというのを聞いて、自分の中でもベストフレンズ再始動であってプラスやっぱり自分の、試合数が減ってる中で一試合一試合を大事になってくると思ってるんで、そこで自分の、どれぐらい自分が前に進めているのかという確認もあると思うし、そういった意味では勝つのは当然だと思うので、プラスα自分の中であったのは良かったと思います」

――相手に関しては
中島「自分の中のイメージはすごく下に見ていた部分があったので、面白かったですけどやっぱりあたしは面白いとかいうレベルじゃなくて、もっともっと潰されて潰されて、そっから這い上がっていくようなものは、やっぱり自分の中ではプロレスだと思っているので、もっともっと、もっともっと動けなくなるまでやりたいなというのはありますよね」

――改めて組んでいかがでした
藤本「組んだのが四ヶ月ぶりぐらい?」
中島「もっと?」
藤本「もっとか、12月最初の仙台以来。5ヶ月ぶりぐらいだね。やっぱり一回シングルであたっててよかったなと思いました。安里紗そういえばこういう技あったというのを、もう確認しなくても阿吽の呼吸っていうんですかね?それが出来ていたので、ベストフレンズってタッグに関しては私は胸を張って継続してよかったと思いました」
中島「次、次だよね」
藤本「そうね」
中島「どうなの?やっぱり前回高橋奈七永って名前を出してますけど、まあ自分は全然いつでも準備はできてるんで、うちらもそういう、高橋奈七永倒したいってそういう思いを汲んでくれる団体だとは思ってるんで」
藤本「なんなら今ここで、言っちゃったほうがいいんじゃない?」
中島「専務…(南月たいようを見つめる)」
藤本「今日ぶっちゃけセコンドもしくは売店とかに立っているのかと思ったんですけど、いなかったので、この場を借りて」
中島「高橋奈七永、出てこい!…これで伝わるのかな?まあでもね、私は今すぐでもできるんで」
藤本「私は高橋奈七永をサイクロンで持ち上げて勝ちますよ」
中島「そうだね、また一つ次にもプラスαの目標を作って、ベストフレンズ上に上に行きたいと思います」

――動員が不安と言っていましたが今日満員ですね
藤本「入ってますよね!昨日のね、座席表の空席分がほんとに私は不安で不安でしょうがなくて、なんでこうプロレスファンてドSなんでしょう?だったら前売りで買ってくださって私を安心させてほしいです。ただ、オープニング、7時からですよ今日平日の月曜日。サラリーマンがもっとも嫌う曜日ですよ。その月曜日にこんなに沢山のお客さんがオープニングから見に来てくれて、ほんとに感謝したいしアイスリボンの力っていうのが、なんか、出てきた証拠。出てきた証だと思いました。ほんとに感謝ですね。でもこれはもう今日だけにして、私はほんとに北側を開放したいんですよ後楽園ホール。もうチケット完売目指してます!強気に行きます!」

らぶりーぶっちゃーず
二人「はーい!らぶりーぶっちゃーず!」
もち「完敗ですね!今日は。完敗ですけどすごい楽しかったし、私はやっぱベストフレンズ、ベストフレンズって、やっぱなんか試運転だとか適当なこと言ってるんじゃないかなと思ったけど、蓋開けてみれば真っ向からぶつかってきてくれて、私は今日は残念な結果だったけど、悔い無し!」
ハム子「えー、あたし悔いだらけ~ちきしょー」
もち「いや悔しいですよそりゃ!」
ハム子「今日は、いつもと違う勝ち方でベストフレンズから取ろうと思ったんですけど、あー負けちゃった~」
もち「でも、負けたって事はまた這い上がれるってことだし、追われる立場にまたなると、あっちは多分あれがね、大変だと思うので、うちらはまた闘って勝てばいいんですよ。それだけじゃないですか」
ハム子「今日負けたからって終わりじゃないし、リングの上は何があるかわからないし、私達はいつも負けてばっかりかもしれないけど、でもここぞというときに、かっこいい姿を、今度こそ絶対見せつけたいと思います。痛い顔が~美しい顔が~」
もち「痛いわ~」

アリス十番ライブ

 場内を赤い証明が照らし出すと、客席のアリス十番ファンが大移動を開始し、リングサイドをジャック。『全開☆ヒーロー』『仮面大陸~ペルソニア~』『大冒険☆』の三曲を歌い、「試合盛り上がってますね~!実は私達仮面女子、5年前にアイスリボンさんのイベントに出させていただいたんです。それぶりに今回リングでライブをさせていただいているのですが、あれから5年が経ちまして、5年間を乗り越えて毎日毎日365日ライブを続けてきました。そして今日は熱い試合を見せていただいて、こうやって5年以上続けてこられたのもファンの方の熱い応援があったからです。なので、凶器てくださっている皆さんの声というのは、選手に熱い気持ちが届いていると思いますので、皆さん熱い声援をよろしくお願いします!」と挨拶した。

第5試合

 弓李は先程も流れていた仮面女子の『仮面大陸〜ペルソニア〜』に載って入場し、真剣な表情で尾崎を待ち受ける。 尾崎は握手を求める弓李の手を払いのけると、毒霧を噴射する奇襲を仕掛け、試合開始。
 そのまま尾崎はフォールに入るも反則フォールが認められず、激怒した尾崎は弓李を場外へ引きずり出す。客席にハンマースルーし、客席の「東」プレートへ強かに弓李の頭を幾度も打ち付ける。さらに記者席のテーブルに頭を打ち付け、セコンドに付いていた紫雷美央が張り手を見舞う。
 コーナーに振ってチェーンナックル。ダウンしてコーナーへもたれかかる弓李へさらにチェーンパンチ。レフリーに鎖を没収されるとコーナーからラウンディングボディプレスを投下するもカウントは2。髪を掴みながらの脇固めでギブアップを迫るも、レフリーに反則カウントを取られると不服そうに手を離す。するとリング上に鎖を置き、鎖の上に幾度もフェイスクラッシャー。さらに倒れた弓李の髪を掴んで鎖に打ち付けていく。そこからフォールに入るも、これも反則フォールとみなされてレフリーはフォールを認めず。
 続けて尾崎は弓李の首に鎖をくくりつけ、ロープ越しに絞首刑。自力でリング上に這い上がった弓李だったが、ロープにくくりつけられ、顔を踏みつけられてしまう。
 尾崎は弓李をリングに戻すとチェーンナックル。首の鎖で引き寄せて幾度もチェーンナックルを見舞う。
ロープに走った尾崎だったが、弓李はこれを払腰でカウンター。その隙に首の鎖を外し、ロープへもたれかかった尾崎に619もカウントは2。
 弓李は続けてフィッシャーマンを狙うが、尾崎は耐える。弓李がエルボーを打っていくも、尾崎の強烈なエルボーで弓李はふらつく。全く聞いていない様子の尾崎は、「なにこれなにこれ。笑っちゃうね」と弓李を挑発し、弓李に好きに打撃を打たせる。弓李はネックブリーカーからネ・コヒストラル、続けて腕十字の形へ。これをロープへ逃れる尾崎だったが、弓李はストンピングで追撃。さらにコーナーに振り、鈴木みのる式のロープを使っての三角絞め。そのままコーナー上からフライングボディアタックを狙うも、尾崎はこれを回避。打撃を放つ弓李だったが、これは難なくいなされ、尾崎のブレーンバスター。カウントは2。
 勝負を決めに行きたい尾崎はチェーンを手に取り、チェーンラリアットを狙うが、弓李はこれをキャッチしてブロックバスター。続けて腕4の字固めで締め上げていく。尾崎はロープに逃れるが、弓李は攻撃の手を緩めず、さらにストンピングを連打。
 追撃を狙ってロープチャージするも、尾崎のローリングダブルチョップがカウンターで決まる。続けて尾崎がテキーラ・サンライズを放つと、弓李はこれを返すことが出来ず、カウント3。

 試合後も弓李を挑発する尾崎に、セコンドに付いていた藤本つかさがリングに上がり掴みかかるが、これは尾崎が難なく撃退。尾崎は舌を出しながら不遜な態度で退場していった。
 弓李は立ち上がることが出来ず、なんとか自力でリングからは降りたものの、藤本におぶられながら退場していった。

<試合後コメント>
弓李
――尾崎選手と闘っていかがでした
「尾崎さん悪い人ってイメージだったんですけど、ほんとに悪かったんですけど、実力的にもすごくて、こんなに悪い人なのに、悪い人なのに?すごい人なのになんでこんなことやってるのだろうと思いました。今度はもっと強くなって闘いたいなって思いました」

――こんなに凶器攻撃をくらうこともないと思うんですけど
「初めてでびっくりしました。痛くて、なんか、なんていうんでしょう?今までに食らったことのない痛みで、外の世界ってこんなに広いんだなと思いました」

――外の世界にもっと行きたいという思いは強くなりましたか?
「はい!アイスリボンだけじゃなくて、もっと自分を強めるためにもっともっと外の世界の人と闘いたいと思いましたね」

――今日新コスチュームでしたが何かモチーフが?
「モチーフは、自分アイドルがすごい好きなんですね。去年の上野の夏祭りの時に、アイドルのライブ見てたらアイドルのファンの方にすごい人気をもらいまして、そっから美央さんにアイドルみたいなコスチュームにしたらどうだって言われて、アイドルみたいな新コスチュームにしました」

――自ら可愛い感じを選んだと
「自分はアイドルの方に申し訳ない気持ちだったので、こういう可愛いのはすごく申し訳ない気持ちとありがたい気持ちと半分半分です」

――自分では似合ってるという思いでしょうか?照れがありますか?
「全然そんな、ありがたい気持ちだけです」

第6試合

 両者ともクリーンに握手から試合開始。
 まずはつくし・雪妃のマッチアップ。お互い静かに睨み合うが、雪妃の強烈なビンタで戦いの火蓋が切って落とされた。これに激高したつくしは掴みかかるが、雪妃はそれをいなしてさらにビンタ、ヘアホイップから場外へ蹴り落とすと、場外戦へ。客席へハンマースルー、客席の「東」プレートに叩きつけるなど、アジュレボが場外戦を優勢に進める。
 はつくしを花道に上げると、「後楽園のみなさ~ん!10回回すので数えて下さ~い!」と叫んでから花道上でジャイアント・スイング。宣言通り10回回す。
 世羅はつくしをリングに戻すと、雪妃がバックブリーカーから逆エビ固め、これはロープに逃げる。再び世羅にタッチ。世羅はさらに逆エビ固め、そこから腕を取ってリバース・カンパーナの形へ。そしてダイビングダブルニードロップ。カウントは2。
 雪妃にタッチ。雪妃はストンピングからつくしの背中を爪でひっかいて攻撃。つくしはエルボー連打でやり返し、どうにかくるみにタッチ。力を温存していたくるみは、突進し、ショルダータックルで二人をなぎ倒す。くるみのさらなる追撃をカットしたアジュレボはくるみをロープに振るが、跳ね返ってきたくるみはWラリアットで二人まとめてなぎ倒した。
 しかし、攻めの隙を突かれ世羅がバックブリーカー。続けてコーナー上からのダイビングダブルニードロップを投下し、逆片エビ固め。くるみはこれをロープに逃れるが、世羅は続けてくるみをコーナーに押し付けて執拗に顔面踏みつけ、更にコーナーに串刺しのランニングダブルニー。
 さらに追撃を狙って世羅はコーナーに走り込むが、追いかけたくるみが世羅の振り向きざまに串刺しスプラッシュ、続けて大暴走、ダメ押しの低空ドロップキックを放ってフォールへ行くも、カウントは2。
 エルボー合戦へ。世羅の鋭いエルボーと、くるみのぶん殴るかのようなエルボーがぶつかり合う。この打撃合戦はくるみが制し、マットに突き刺すもカウント2。
 代わったくるみは世羅をロープにくくりつけ、元気が飛び出すドロップキックで顔面を吹き飛ばす。リング上に戻し飛びつき式のスタナー、続けて中腰の上体からコルバタからフォールするが、雪妃がカットに入り、そのままアジュレボがWでセラリズムバスター。続けて世羅はエアーズロックもカウントは2。続けて世羅はくるみに容赦ない膝蹴り、ロープを使っての顔面踏みつけ。くるみはこれを耐えきってラリアットでつくしにタッチ。
 つくしは雪妃をコーナー上からフランケン、続けてくるみのミサイルキック。更につくしが続けてミサイルキックを放ち、フォールに入るがこれは世羅がカット。つくし&くるみは二人同時にコーナーに上るが、これはアジュレボがカット。そしてアジュレボがコーナー上からつくしをダブルのチョークスラム。フォールするもくるみがカット。
 雪妃がバッドラックフォールに似た技で投げ捨てるも、くるみがカット。世羅がくるみを場外に蹴落とし、リング上はエルボーの同士の殴り合いへ。つくしが劣勢も、意地でマウントを取り、上から倍返しのエルボーで殴打。
抜け出した雪妃の回し蹴りをかわしてつくしが丸め込むがこれはカウント2。つくしはコーナーに上るがこれをカットされ、世羅がエアーズロック。続けて雪妃がコーナー上から スノウトーンボムを投下する。
 雪妃のトラースキック、つくしがフォールを返す。更に雪妃がトラースキックを放つも、つくしは2で返していく。何発目かのトラースキックをつくしが丸め込むも世羅がカット。 くるみがリングに入り、世羅をボディスラム。つくし&くるみは同時にコーナーへ上がり、それぞれダイビング・フットスタンプ、ダイビング・ボディプレスを放つもカウントは2。更につくしはダメ押しでジャパニーズ・オーシャン・スープレックスホールドを放つとこれが決まり、カウント3。

エンディング


つくし「勝ったから、言います!つくしは、雪妃に嫉妬してた部分があって、いつか、いつか後輩の雪妃に負けるんじゃないかって、怖くて……対戦を避けてました! でも、こうして雪妃が感情を自分にぶつけてくれて、つくしも雪妃だから、隠れてた言葉が、感情が出せました!めっっっっっちゃ痛かった!!!……雪妃、こっち向いて? 対戦出来て、このベルトに挑戦したいって言ってくれて本当にありがとう! そして、ホールの初メイン、おめでとう!」
雪妃「10代からプロレスに出会ってプロレスを始めて、10代で既にキャリアが5年を超えてて、ただただ羨ましいですよ。私はプロレスに合うのも遅かったし。だけど、10代の選手と比べて、未来がないって言われたら、銀行辞めてプロレス始めた甲斐がないじゃない。ものすごく尊敬しています。キャリアの長さはどんなに頑張っても追いつくことはないけど、いつかそのベルトに届く刻があると信じて、私なりの未来を見せて行きたいと思います」
つくし「今日はhy4_4yhのライブとともにアイスリボン選手が握手周りにいくので、ぎゅっとぎゅっとぎゅう~~っと握って下さい!ミュージックスタート!!」

 つくしの掛け声とともにリング上ではhy4_4yhのライブが開始され、『ぉめでとぉ!毎日が記念Be→』に乗せて選手たちが客席へ握手回り。その後、アイスリボン全選手がリングに上がり、エンディングの挨拶。

藤本「ありがとうございます!コラボ、大成功で~す!よし、悔しくて喋れなかった人、締めて!」

 とまる子にマイクを渡すと、会場からは大きなまる子コールが起きる。

まる子「負けた自分が、何も語る資格無いと思うんですけど……自分が大好きな団体の合言葉! プロレスでハッピー! 悔しい気持ちでも叫んでいいんですよね?!叫びます!!プロレスでハッピー!!アイスリボンッ!!」

<試合後コメント>
アジュール・レボリューション
世羅「なんか、やっぱそういう所見れたらこっち側って嬉しいって気持ちになるんだなって。今日は負けたけど、ゆきちゃんかなり成長したと思う今日で。後楽園ホールのメインをこうやってね、無事に務めて、ベルトはとれなかったけどまだまだ終わりじゃないし、アジュール・レボリューションには沢山の未来が待ってるんで、これからが楽しみです。私たちは諦めてないので、ベルトを取るまで、そしてベルトをとったその先まで考えて、これから二人で精進していきたいと思います」
雪妃「いやー…なんでしょうか、一番、難しいのが私にとって感情を出すっていうのが一番難しいことで、ずっと家族にもホント無感動な人間だねって言われてたし、それで許されて育ってしまったので、今まで感情を出して泣き叫んで必死になって欲しいものを手に入れるってしたことがないんで、それは別に何もかもが手に入るとかじゃなくて、手に入るものしか欲しがらなかっただけなんで、でも、無理かもしれないと思いながらも、ベルトに向けて努力したりだとか、感情を無理やり、どんなに嫌でも感情を見せたりとか、することが、することで成長を感じてもらえたりとか沢山の人が応援してくれたり共感してくれたりするってことがわかったので、多分また無感動な人間に戻ると思うけど、でもきっとまた、いつか、いつかというかもしかしたら頻繁に、感情を出して結果にする自分が出るようになるかもしれないと思うと自分でもすごく楽しみです」

――負けたけど出し切った、やりきったという気持ちですか
雪妃「もう、全部先に出し切ったので、もう最後は私に出すものはもう何も残ってない状態まで闘ったので、また、新しい力を、また努力を積んで挑戦したいなと思います」

――負けを経験したことでこの二人はまた一回り強くなれたなという思いですが
世羅「そうですね。負けたということは先がありますからね!その勝利をもぎ取るまで、どうしようか?10代には出来ないことあるから」
雪妃「はい」
世羅「勝って、祝杯をあげよう」
雪妃「はあ」
世羅「それを楽しみにね、頑張るっていうのも一つの手だと思う」
雪妃「はい」
世羅「10代飲めないですから、私達飲めるんで」
雪妃「自分にご褒美を」
世羅「そう。与えよう。祝杯あげるまで、勝った時は皆さんの前で祝杯あげよう」
雪妃「あーいいですね」
世羅「今後タイトルマッチの時には常にお酒持ってるけど、飲めるかわからないっていう生殺し状態で闘います」

THIS IS ICERIBBON
つくし「アビリバからこのベルトをとって初防衛、無事に成功することが出来ました。マイクでも言ったんですけど、ほんとに勝ったから、負けたら言えなかったんですよね。勝ったから言えたことが、ほんとに、雪妃の成長が最近どんどんどんどん上がってきて、道場マッチで藤本さんからスリーをとったり、色々活躍していて、勝利をあげているので、正直なんだろう?このタイトル戦になる前からビビってた所があって、雪妃ともしシングルマッチ、タイトル戦タッグでしたら負けてしまうんじゃないか?っていう怖さがあったから、対戦を避けてきました。雪妃を、雪妃を怒らせたら怖いんだなって、今日試合してみて思いました。でも、スタートの張り手で自分も気持ちが入って、絶対コイツに負けてられないなと思ったので、感情が全部出たんだと思ってます。それは雪妃だから、世羅だったらまた違う感情が出るんじゃないかなって今日対戦してみて思いました」
くるみ「なんか、自分は前哨戦に出れなかったので、正直どうなってるかTwitterとか週モバとかSNSでしかわからなくて、でも、雪妃はなんかうちに秘めてるものがあるんだなと思って、今日当たってみないとわかんなかった状況なので、なんかでも前試合した時よりも全然成長してると思うし、雪妃は雪妃なりのやり方で、プロレスをなんだろうな?続けていけばいいんじゃないかなと思いました。でもね、二人でベルトが防衛できたので、これからもまだまだ自分たちは防衛し続けたいなと思います」
つくし「多分アイスリボンのみんなも、ああいう雪妃を見たことがなかったと思うんで、すっげぇビビってたと思います。怖い先輩になったなって、雪妃ね。ああいう先輩いたらヤだなって思っちゃったね」
くるみ「つくしもだからね!(笑)」
つくし「つくしもか!(笑)前回このインタビューで100回以上防衛するって誓ったので、これからのアイスリボン、まだ未来を実現できてないので、自分たちの考えがあるので、それを形に、実現したいなと思います。100回以上の防衛頑張るぞ!」
二人「おー!」

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