【試合結果】4・14 アイスリボン道場マッチ 大御所アイスvsヤングアイス 松本都&星ハム子&トトロさつきvs弓李&星いぶき&朝陽
『アイスリボン878』
日時:2018年4月14日(土)
開始:18:00
会場:アイスリボン道場
観衆:89人
▼第1試合 タッグマッチ 15分1本勝負
○世羅りさ/華蓮 DATE
11分51秒 シュバイン・バスター→片エビ固め
雪妃真矢/●直 DATE
▼第2試合 タッグマッチ 15分1本勝負
○藤本つかさ/松屋うの
13分26秒 極楽固め→ギブアップ
尾﨑妹加(フリー)/●ジュリア
▼第3試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○藤田あかね
8分22秒 みかんでポン→エビ固め
●つくし
▼第4試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
松本都/星ハム子/●トトロさつき
14分08秒 いぶロール
弓李/○星いぶき/朝陽
<アイスリボン ミニ大運動会>
▼第1種目 借り物競争
●大御所アイス
2分52秒 リレー完走
○ヤングアイス
▼第2種目 玉入れ
●大御所アイス
40-54
○ヤングアイス
ミニ大運動会でヤング軍が大御所軍に完勝!あかねがつくしから初勝利をもぎ取り氷結相撲巴戦勝利に向け気合!ジュリアが藤本に一騎打ちを要求!
オープニング
右膝関節前十字靭帯断裂及び半月板損傷により欠場が発表された長崎まる子がリングに上り「皆様にはご心配をおかけしまして本当に申し訳ございません。今後は事務方だったり裏方だったりで道場にはいますので、気長に待っていただけると嬉しいです。今後ともよろしくお願いします」と欠場の挨拶を行った。
第1試合
1月6日横浜リボン以来のアジュレボ対決。両国大会で華 DATEにフォール負けを喫するなど、精神的にはまだ立ち直っていない雪妃だが、世羅との攻防はお互いの技の読み合い、そして相手に読まれない技の仕掛け合いと見応え十分の攻防を展開。また同じTeam DATEの直vs華蓮も同様に蹴りの仕掛け合いを見せるなどチーム同士ゆえの興味深い戦いが随所で見られた。
また雪妃と華蓮のフォームの異なる蹴りのぶつかり合いや世羅と直の大型対決など目の離せない一進一退の流れの中、最後は世羅が直を捉えエアーズロック、コーナーでロープを掴んでのダブルニーから、最後はシュバインバスターで叩きつけてのフォール勝ちを飾った。
第2試合
4月8日両国KFC大会で、ヤングアイス軍と大御所軍の対抗戦をぶち上げた藤本が、ヤングアイス勢に交じってのタッグマッチ。試合全体をリードしていたのは藤本。ジュリアへに的を絞っての攻撃を仕掛け、うのをうまくコントロール。うのの暴走を最小限に抑えながら試合を進めていった。パワーで勝る妹加が藤本を俵返しで投げ、更にはアルゼンチンバックブリーカーで絞め上げるシーンも見られたが、最後は藤本がジュリアにミサイルキックを放ち、PK、最後は極楽固めとつなぎギブアップ勝ちを収めた。
敗れたジュリアは「今日、藤本さんに負けました。もっと成長したい。もっと強くなりたい。だから藤本さん、自分とシングルして下さい」と藤本とのシングルを志願。藤本は「来週の土曜日やりましょう。今日と同じ技で勝ちます」と翌週の道場マッチで同じ極楽固めをフィニッシュ予告。「それはあり得ないです。自分が追い込んでみせます」と切り返したジュリアがどこまで意地をみせるかに注目。
第3試合
3月25日後楽園ホール大会でトライアングルリボン王座次期挑戦者決定戦に勝ち残ったものの、鈴木秀樹がタイトルマッチを氷結相撲巴戦に独断で名称変更。
さらに4月8日両国KFCホール大会にチケット販売に来ていた鈴木は、つくしが弓李にフォール負けしたことに難色を示し物言い。急遽4月21日のアイスリボン879で改めて『氷結相撲巴戦 真・挑戦者決定戦』を行う事を希望。これを会社側が真に受けて、もち、あかね、つくしでの決定戦を決めてしまった。
この日はその前哨戦でもあるあかねとつくしのシングル戦。「柔よく剛を制す」の言葉を否定するあかねは“剛”で勝負。一方のつくしは真っ向からパワーにぶち当たるのは圧倒的に不利なだけに、開始と同時にカウンターのドロップキックをヒットさせるなど、あかねの動きの裏を読む動きで対戦。途中、あかねからの相撲対決の申し出を受けたつくしはあかねに豪快に投げ飛ばされるも、2本目では外掛けで逆にあかねを転がすなどパワーに苦しみつつもイーブンに。しかし、あかねは、つくしがウラカン・ラナを狙って前方から飛びついてきたところをがっちりと捕まえると、つくしを逆さ吊りにしテキサスクローバーを決めていった。最後はつくしのでんでんむしをもパワーで逃れたあかねが変形ブロックバスターからみかんでポンを決め、つくしから初のカウント3を奪った。
試合後あかねは「今日は初めてつくしさんに勝ちまして、考えたら同期の弓李、後輩のユキはベルト獲った事ありますよ。わしだけ無いんですよ。だからこんなチャンス、無駄にするわけいかないんで。挑戦者決定戦、絶対勝ちたいと思います」と必勝を宣言。つくしは「今日、相撲対決で1回勝っているので、それを自信にして」と語った。
第4試合
4月21日にICE×∞王座戦を行う都といぶきの前哨戦。いぶきは弓李、朝陽との学生タッグで登場。この日も「都政権反対!」を訴えながら、開始早々3人がかりで都を捉え、アイストレインを決めるなど気合は十分。
都vsいぶきの直接対決は中盤に1度見られたが、いぶきがエルボー、タックル、ダイビングプレスを決め、一方の都は卍固めからグランド卍固めでいぶきを揺さぶる互角の展開だった。最後はいぶきがトトロをグラウンドに引き込むと、エビ固め、そしてイブロールを決め、トトロからカウント3を奪取。都からもフォールを奪っているイブロールは確実にスピードを増しており、この技がタイトル戦ではひとつの焦点になっていきそうだ。
ミニ大運動会
2-0でヤングアイスチームの勝利。
この日、センダイ女子プロレス主催で行われた女子プロレス大運動会に出られなかったアイスリボン勢。“運動会大好き!”藤本が急遽発案し、ボーナストラックとして大御所アイスチームとヤングアイスチームに分かれてのミニ大運動会が開催された。両チームの入場から、チーム代表の都、いぶきの選手宣誓。まずは7対7のリレー形式による借り物競争。リング上でくじを引き、そこに書かれているモノを観客から借りてリングに戻ってくる形で行わた。結果はヤングチームが数秒の差で勝利。
続いて玉入れ。ハム子、いぶきがそれぞれの玉入れの箱を頭の上で持ち、選手そして観客がそこに玉を入れていくが、途中、相手チームの持ち手を邪魔し合い、リング上は大混乱となる中、3分間の玉入れが終了この競技も大御所チームが40球に対しヤングチームが54球圧勝。ヤングチームの2-0のストレート勝ちに終わった。
マイクを持ったいぶきは「ヤングアイスが勝ちましたーっ!ヤングアイスが強いってところを大御所さんにもお客さんにも見せられたんじゃないかなと思います。これからのヤングアイスの成長を見届けて下さい」と笑顔で締めると、都が「お前、今ので勝ったとか思うなよ。来週はこんな茶番はやりませんから。タイトルマッチですから。手加減すんなよ」と難癖をつけるが「手加減しねえよ」といぶきが切り返し、最後の円陣も大御所、ヤング2チームに分かれて行うなど5月の横浜2連戦での大御所vsヤング対抗戦に向け、両チームのバチバチムードは激しくなっていきそうだ。